JP2557197Y2 - 印鑑付筆記具 - Google Patents
印鑑付筆記具Info
- Publication number
- JP2557197Y2 JP2557197Y2 JP4530693U JP4530693U JP2557197Y2 JP 2557197 Y2 JP2557197 Y2 JP 2557197Y2 JP 4530693 U JP4530693 U JP 4530693U JP 4530693 U JP4530693 U JP 4530693U JP 2557197 Y2 JP2557197 Y2 JP 2557197Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- tip
- seal
- stamp
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記具としても印鑑と
しても使用できる印鑑付筆記具に関するものである。
しても使用できる印鑑付筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】書類に記名して押印するように、筆記具
と印鑑は同じ場面で使用することが多いので、筆記具に
印鑑を付加して筆記具としても印鑑としても使用できる
ようにした印鑑付筆記具が種々提案され、また実用化さ
れている。
と印鑑は同じ場面で使用することが多いので、筆記具に
印鑑を付加して筆記具としても印鑑としても使用できる
ようにした印鑑付筆記具が種々提案され、また実用化さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の印鑑付筆記具
は、いずれにしても筆記具のキャップや軸筒の端部に印
鑑を単に取り付けたものであり、筆記機能と押印機能の
間に直接的な関連はない。ところで、筆記具に付加され
た印鑑は、印肉を使用するのではなく、多孔性体からな
り、インキ含有能力を有する印判にインキを含ませて押
印するが、1回の押印に要するインキ量は少ないもの
の、印版は小さくてインキ含有能力が小さいので、印鑑
の使用頻度が高い場合は、しばしばインキを補充する必
要がある。つまり、印判に含まれたインキが無くなる
と、印鑑を筆記具から取り外し、インキ瓶からインキを
スポイドなどで取り出して補充する必要がある。従っ
て、このインキ補充操作が煩雑である問題点がある。
は、いずれにしても筆記具のキャップや軸筒の端部に印
鑑を単に取り付けたものであり、筆記機能と押印機能の
間に直接的な関連はない。ところで、筆記具に付加され
た印鑑は、印肉を使用するのではなく、多孔性体からな
り、インキ含有能力を有する印判にインキを含ませて押
印するが、1回の押印に要するインキ量は少ないもの
の、印版は小さくてインキ含有能力が小さいので、印鑑
の使用頻度が高い場合は、しばしばインキを補充する必
要がある。つまり、印判に含まれたインキが無くなる
と、印鑑を筆記具から取り外し、インキ瓶からインキを
スポイドなどで取り出して補充する必要がある。従っ
て、このインキ補充操作が煩雑である問題点がある。
【0004】そこで本考案は、印判へのインキ補充操作
が不要で使い勝手のよい印鑑付筆記具を提供することを
目的とする。
が不要で使い勝手のよい印鑑付筆記具を提供することを
目的とする。
【0005】かかる目的を達成するために、本考案の印
鑑付筆記具は、ボールがスプリングで前方に弾発された
状態で回転自由に抱持されたチップが、軸筒内に配置さ
れたインキ筒の先端開口に固定されたボールペンと、印
判及びインキ中継芯を保持したホルダーが、軸筒に着脱
自由に接続される先軸に前後動可能に配置された印鑑か
らなり、押印時に印判を押圧するとホルダーが後退して
中継芯がチップの先端に当接し、インキ筒内のインキが
チップおよび中継芯を介して印判に供給されるようにす
る。
鑑付筆記具は、ボールがスプリングで前方に弾発された
状態で回転自由に抱持されたチップが、軸筒内に配置さ
れたインキ筒の先端開口に固定されたボールペンと、印
判及びインキ中継芯を保持したホルダーが、軸筒に着脱
自由に接続される先軸に前後動可能に配置された印鑑か
らなり、押印時に印判を押圧するとホルダーが後退して
中継芯がチップの先端に当接し、インキ筒内のインキが
チップおよび中継芯を介して印判に供給されるようにす
る。
【0006】
【作用】すなわち、先軸を軸筒から取り外すとボールペ
ンとして使用できるが、印鑑を使用するときは、印判及
びインキ中継芯を保持したホルダーが後退して中継芯が
チップの先端に当接し、インキ筒内のインキがチップお
よび中継芯を介して印判に供給されるので、つまり、ボ
ールペンが自動的にインキ補充の機能を果たすので、印
判へのインキ補充操作が不要である。
ンとして使用できるが、印鑑を使用するときは、印判及
びインキ中継芯を保持したホルダーが後退して中継芯が
チップの先端に当接し、インキ筒内のインキがチップお
よび中継芯を介して印判に供給されるので、つまり、ボ
ールペンが自動的にインキ補充の機能を果たすので、印
判へのインキ補充操作が不要である。
【0007】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具
体的に説明する。図1において、軸筒1の尾端内部に突
起 11 が形成されるとともに、突起 11 の中心部に空気
孔12 が穿設されている。そして、軸筒1内に配置され
たインキ筒2は、その尾端部が突起 11 に嵌合して固定
され、インキ筒2の先端開口にチップ3が取り付けられ
ている。インキ筒2内には、逆流防止剤 21 が配置さ
れ、チップ3と逆流防止剤 21 の間にインキが充填され
ている。そして、インキが消費されるとそれにつれて逆
流防止剤 21 が前進する。
体的に説明する。図1において、軸筒1の尾端内部に突
起 11 が形成されるとともに、突起 11 の中心部に空気
孔12 が穿設されている。そして、軸筒1内に配置され
たインキ筒2は、その尾端部が突起 11 に嵌合して固定
され、インキ筒2の先端開口にチップ3が取り付けられ
ている。インキ筒2内には、逆流防止剤 21 が配置さ
れ、チップ3と逆流防止剤 21 の間にインキが充填され
ている。そして、インキが消費されるとそれにつれて逆
流防止剤 21 が前進する。
【0008】チップ3は、ステンレスにて砲弾型に形成
されており、チップ3先端のボールハウスに、例えば直
径が1.0mmφの超硬合金のボール 31 がその一部がチ
ップ3の先端から臨出した状態で回転自由に抱持されて
いる。チップ3内には、バネ力の小さなスプリング 32
が配置されており、このスプリング 32 がボール 31を
弾発してチップ3の内向きの先端縁 33 に圧接させ、ボ
ール 31 とチップ3の先端縁 33 で弁機構を構成してい
る。従って、不使用時には、弁機構が閉じてインキがチ
ップ3先端から流出しないようになっている。このよう
に、軸筒1、インキが充填されたインキ筒2およびボー
ル 31 を回転自由に抱持したチップ3などでボールペン
を構成している。
されており、チップ3先端のボールハウスに、例えば直
径が1.0mmφの超硬合金のボール 31 がその一部がチ
ップ3の先端から臨出した状態で回転自由に抱持されて
いる。チップ3内には、バネ力の小さなスプリング 32
が配置されており、このスプリング 32 がボール 31を
弾発してチップ3の内向きの先端縁 33 に圧接させ、ボ
ール 31 とチップ3の先端縁 33 で弁機構を構成してい
る。従って、不使用時には、弁機構が閉じてインキがチ
ップ3先端から流出しないようになっている。このよう
に、軸筒1、インキが充填されたインキ筒2およびボー
ル 31 を回転自由に抱持したチップ3などでボールペン
を構成している。
【0009】軸筒1には先軸4が螺着され、軸筒1と先
軸4は着脱自由に接続されている。ホルダー5は先軸4
内に前後動可能に配置されているが、ホルダー5と先軸
4の間にバネ 51 が配置され、ホルダー5は前方に弾発
されている。
軸4は着脱自由に接続されている。ホルダー5は先軸4
内に前後動可能に配置されているが、ホルダー5と先軸
4の間にバネ 51 が配置され、ホルダー5は前方に弾発
されている。
【0010】多孔性体からなり、前面に氏名などが印字
された印判6は固定管 52 によってホルダー5に固定さ
れており、印判6の背後にインキ中継芯 61 が配置さ
れ、インキ中継芯 61 はスポンジ 62 で覆われている。
そして、インキ中継芯 61 の尾端面とチップ3の先端と
は2〜3mm程度の間隔があいている。また、先軸4の先
端には、印鑑用キャップ 41 が嵌着されている。このよ
うに、印判6およびインキ中継芯 61 を保持したホルダ
ー5および先軸4などで印鑑を構成し、これが前記のボ
ールペンに着脱自由に取り付けられている。
された印判6は固定管 52 によってホルダー5に固定さ
れており、印判6の背後にインキ中継芯 61 が配置さ
れ、インキ中継芯 61 はスポンジ 62 で覆われている。
そして、インキ中継芯 61 の尾端面とチップ3の先端と
は2〜3mm程度の間隔があいている。また、先軸4の先
端には、印鑑用キャップ 41 が嵌着されている。このよ
うに、印判6およびインキ中継芯 61 を保持したホルダ
ー5および先軸4などで印鑑を構成し、これが前記のボ
ールペンに着脱自由に取り付けられている。
【0011】しかして、印鑑を使用するときは、図2に
示すように、印鑑用キャップ 41 を取り外して印判6を
紙面に押せばよいが、このとき、その押圧力によってホ
ルダー5がバネ 51 の弾発力に抗して後退し、インキ中
継芯 61 の尾端面がチップ3の先端に当接する。従っ
て、チップ3から突出したボール 31 が後退して先端縁
33 から離れるのでボール 31 と先端縁 33 からなる弁
機構か開き、インキ筒2内のインキがチップ3および中
継芯 61 を介して印判6に供給される。つまり、押印に
よってインキを消費するたびに印判6にインキが自動的
に補給されるので、印判6へのインキ補充操作が不要と
なり、使い勝手がきわめてよい印鑑となる。そして、筆
記具として使用するときは、先軸4を軸筒1から取り外
せばよく、通常のボールペンとして使用できる。
示すように、印鑑用キャップ 41 を取り外して印判6を
紙面に押せばよいが、このとき、その押圧力によってホ
ルダー5がバネ 51 の弾発力に抗して後退し、インキ中
継芯 61 の尾端面がチップ3の先端に当接する。従っ
て、チップ3から突出したボール 31 が後退して先端縁
33 から離れるのでボール 31 と先端縁 33 からなる弁
機構か開き、インキ筒2内のインキがチップ3および中
継芯 61 を介して印判6に供給される。つまり、押印に
よってインキを消費するたびに印判6にインキが自動的
に補給されるので、印判6へのインキ補充操作が不要と
なり、使い勝手がきわめてよい印鑑となる。そして、筆
記具として使用するときは、先軸4を軸筒1から取り外
せばよく、通常のボールペンとして使用できる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の印鑑付筆
記具は、先軸を軸筒から取り外すとボールペンとして使
用できるが、印鑑を使用するときは、印判及びインキ中
継芯を保持したホルダーが後退して中継芯がチップの先
端に当接し、インキ筒内のインキがチップおよび中継芯
を介して印判に自動的に供給されるようにしたので、印
判へのインキ補充操作が不要であり、使い勝手のよい印
鑑付筆記具とすることができる。
記具は、先軸を軸筒から取り外すとボールペンとして使
用できるが、印鑑を使用するときは、印判及びインキ中
継芯を保持したホルダーが後退して中継芯がチップの先
端に当接し、インキ筒内のインキがチップおよび中継芯
を介して印判に自動的に供給されるようにしたので、印
判へのインキ補充操作が不要であり、使い勝手のよい印
鑑付筆記具とすることができる。
【図1】本考案実施例の説明図である。
【図2】印鑑の使用状態の説明図である。
1 軸筒 2 インキ筒 3 チップ 31 ボール 4 先軸 5 ホルダー 6 印判 61 インキ中継芯
Claims (1)
- 【請求項1】 ボールがスプリングで前方に弾発された
状態で回転自由に抱持されたチップが、軸筒内に配置さ
れたインキ筒の先端開口に固定されたボールペンと、 印判及びインキ中継芯を保持したホルダーが、該軸筒に
着脱自由に接続される先軸に前後動可能に配置された印
鑑からなり、 前記印判を押圧するとホルダーが後退して該中継芯がチ
ップの先端に当接し、インキ筒内のインキがチップおよ
び中継芯を介して印判に供給されることを特徴とする印
鑑付筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4530693U JP2557197Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 印鑑付筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4530693U JP2557197Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 印鑑付筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711386U JPH0711386U (ja) | 1995-02-21 |
JP2557197Y2 true JP2557197Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12715636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4530693U Expired - Lifetime JP2557197Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 印鑑付筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557197Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200447480Y1 (ko) * | 2008-04-18 | 2010-02-10 | 이해동 | 스탬프 |
JP7106071B2 (ja) * | 2018-07-02 | 2022-07-26 | シヤチハタ株式会社 | 直液式印判 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP4530693U patent/JP2557197Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711386U (ja) | 1995-02-21 |
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