JPH06249456A - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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Publication number
JPH06249456A
JPH06249456A JP5061112A JP6111293A JPH06249456A JP H06249456 A JPH06249456 A JP H06249456A JP 5061112 A JP5061112 A JP 5061112A JP 6111293 A JP6111293 A JP 6111293A JP H06249456 A JPH06249456 A JP H06249456A
Authority
JP
Japan
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filter
air
dust collecting
filter element
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP5061112A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumasa Hashimoto
益征 橋本
Toshio Nakayama
敏男 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5061112A priority Critical patent/JPH06249456A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵及び脱臭機能を持ちながら小型のエアフ
ィルタを提供する。 【構成】 空気中の塵を除去する集塵フィルタ素子29
aの片面または両面に脱臭剤29bを固着した、集塵フ
ィルタ素子29aが空気中の塵等を除去し、脱臭剤が空
気中の匂いを脱臭する。脱臭剤29bは、集塵フィルタ
素子29aの片面又は両面に塗布等により固着されてい
るから、ほとんど厚みを有さず、エアフィルタ12の小
型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアフィルタに関し、
特に家庭用の空気調和機等に用いられるエアフィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用の空気調和機(小型エア
コン)には、取り込む空気を清浄するエアフィルタが組
み込まれており、空気調和機では吸引む室内空気の塵や
埃を除去しつつ熱交換した空気を送風するようになって
いる。
【0003】このような空気調和機等に用いられる従来
のエアフィルタとして、例えばハニカム状に構成した集
塵フィルタが公知であるが、集塵機能に加えて、脱臭機
能を持たせるため、ウレタン材料に粒状活性炭を固着さ
せた脱臭フィルタを別に設け、集塵フィルタにこの脱臭
フィルタを重ねて配置する構成が知られている(例え
ば、特開平3−5635号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集塵、脱臭機能を持つエアフィルタは、集塵フィルタと
脱臭フィルタとを別体に構成し、これらを接着し重ねて
配置しているため、エアフィルタ全体としての厚みが厚
くなると共に作業工程が増加するという問題があった。
【0005】特に、空気調和機等においてはその小型化
のために、集塵及び脱臭機能を持ちながら厚みの薄いエ
アフィルタが要求されている。
【0006】従って、本発明の目的は、集塵及び脱臭機
能を持ちながら小型のエアフィルタを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のエアフィルタは、空気中の塵を除去する集
塵フィルタ素子の片面または両面に脱臭剤を固着したも
のである。
【0008】更に、本発明は、空気中の塵を除去する集
塵フィルタ素子の片面または両面に導電性を有する脱臭
剤を固着すると共に、この集塵フィルタ素子間に電圧を
印加ものである。
【0009】
【作用】本発明のエアフィルタは、集塵フィルタ素子が
空気中の埃等を除去し、脱臭剤が空気中の匂いを脱臭す
る。脱臭剤は、集塵フィルタ素子の片面又は両面に塗布
等により固着されており、実質的に集塵フィルタ素子に
一体に配置されているから、ほとんど厚みを有さず、エ
アフィルタの小型化を図ることができる。
【0010】また、導電性を有する脱臭剤を固着した集
塵フィルタ素子に電圧を印加して電気的に塵等を集塵す
ることにより、集塵機能を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図6を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0012】図6に示すように、本発明の実施例による
エアフィルタ12が配置された家庭用の空気調和機1
は、分離型の空気調和機であって、金属製の据付板2に
より室内壁に据え付られている。据付板2には、その上
部に引掛片3が形成されており、ここに、空気調和機1
の背板4の上部に設けられた引掛具5が上方から引掛け
られている。据付板2の下部には固定片6が形成されて
おり、この固定片6には、背板4の下部に設けられた合
成樹脂製の固定具7が上方から引掛けられている。
【0013】空気調和機1は本体9と、この本体9にア
ーム8で開閉自在に枢支された吸入パネル10とから構
成されており、この吸入パネル10と本体9との間に
は、湾曲したプレフィルタ11が取り付けられている。
プレフィルタ11は、比較的大きな埃等を除去するもの
であり、プレフィルタ11を通過して比較的大きな埃等
を除去した後、本体9内に配置されたエアフィルタ12
で比較的微細な埃(塵)と臭気を除去するようになって
いる。尚、エアフィルタ12は熱交換器13の前面に着
脱自在に設けられている。
【0014】本体9内には、熱交換器13、ドレンパン
14、クロスフローファン15、縦羽根16、横羽根1
7が収納されており、吸入パネル10に形成された吸入
口20及び吸込口21から吸入された空気が、本体9内
で熱交換された後、吹出口19から吹き出されるように
なっている。また、本体9の背面下部には、収納部22
に冷媒配管23が収納されている。
【0015】熱交換器13には、そのプレフィルタ11
側に本発明にかかるエアフィルタ12が取り付けられて
おり、このエアフィルタ12により、プレフィルタ11
を通過した空気を、熱交換器13の手前で除塵及び脱臭
するようになっている。
【0016】エアフィルタ12は、図3に示すように、
把手25が形成された主枠27を備え、この主枠27内
には、集塵・脱臭フィルタ素子29、絶縁カバー31、
金網電極33、補助枠35が重ねて収納されており、集
塵・脱臭フィルタ素子29を挟持している。
【0017】主枠27には、その一部に負極用の接点3
7が設けられており、アースされている。
【0018】集塵・脱臭フィルタ素子29は、図1及び
図2にも示すように、多数のハニカム孔36が形成され
たハニカムフィルタ(集塵フィルタ素子)29aは、帯
電化されたポロプロピレン繊維をヒートエンボス加工し
て得られる不織布を原反とし、この原反に波形成形を施
した部材とこの原反自信を交互に積層してえられるもの
であり、このフィルタ29aは、空気が多数のハニカム
孔37を通過する際に、微細な塵等を除去するものであ
る。ハニカムフィルタ素子29aにおいて、主枠27側
には、活性炭(導電性を有する脱臭剤)29bが固着さ
れている。活性炭29aの固着は、粉末活性炭をエマル
ジョン化した非極性溶媒中にハニカムフィルタ素子29
aの一側面(通風面)を接触させて付着させるものであ
るが、エマルジョン化した粉末活性炭をはけ、へら等に
より一側面に塗りまたはエマルジョン化した粉末活性炭
を柔軟性のある多孔質体に染込ませた後、これをハニカ
ムフィルタ素子29aの一側面に押しあてて付着させ
る。
【0019】このように、活性炭29bをハニカムフィ
ルタ素子29aの一側面部に直接固着させる構成である
から、集塵・脱臭フィルタ素子29は、集塵及び脱臭機
能を有しながら、厚みが薄く、軽量になるので、取付部
材となるウレタン等を必要とせず、エアフィルタ12の
小型化を図ることができる。尚、ハニカムフィルタ素子
29aに電圧を印加する場合、本実施例では活性炭29
bを負極として利用しており、負極用の電極が省略され
ている。
【0020】絶縁カバー31は、帯電された集塵・脱臭
フィルタ素子29を金網電極33の接続部33aから絶
縁するように、集塵・脱臭フィルタ素子29を覆ってい
る。特に、この絶縁カバー31は、フィルタ素子29が
湿気を多く含んだ場合に金網電極と帯電フィルタとのシ
ョートを防止するのに有効である。
【0021】金網電極33には正の電極が付与される
が、金網自体は絶縁被覆されており、その一部である接
続部33aのみが被覆されていないで、補助枠35の接
点39に電気的に接触するようになっており、補助枠3
5の接点は電極に接続されて正の電圧が印加されるよう
になっている。
【0022】尚、図1及び図2において、符号40は空
気の流れ方向を示す。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】図6において、クロスフローファン15が
駆動されると、吸入口20、21から取り込まれた空気
は、プレフィルタ11、エアフィルタ12、熱交換器5
を通過して、熱交換された後、吹出し口19から吹き出
される。
【0025】吸入口12から取り込まれた空気は、プレ
フィルタ11によりまず、ここで比較的大きなごみや埃
が捕捉されて除去される。続いて、空気はエアフィルタ
12を通過するが、集塵・脱臭フィルタ素子29では、
ハニカムフィルタ素子29aにより微細なごみや埃
(塵)りが除去されるとともに、活性炭29bにより、
匂いが除去される。尚、本実施例では集塵・脱臭フィル
タ素子29を帯電させているので、微細な塵等を効果的
に除去することができる。
【0026】本実施例によれば、脱臭用の活性炭29b
をハニカムフィルタ素子29aに直接固着させているか
ら、従来のように脱臭用のフィルタを別個に設ける必要
がないので、集塵及び脱臭機能を持ちながら厚みの薄く
軽いエアフィルタにすることができ、これによりエアフ
ィルタ12の小型化を図ることができる。
【0027】更に、脱臭用のフィルタが不用であるか
ら、集塵フィルタと脱臭フィルタとの貼り合わせて工程
が必要なくなるとともに空気の圧力損失を小さくするこ
とができる。
【0028】また、ハニカムフィルタ素子29aに活性
炭29bを含むエマルジョンを塗布または含浸すること
によりハニカム構造体が強固な構造になり、取扱いが容
易になる。
【0029】更に、活性炭29bを電極として利用でき
るから、集塵・脱臭フィルタ29を帯電させる場合には
負極用の電極が不用になる。
【0030】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0031】例えば、図4及び図5に示すように、ハニ
カムフィルタ素子29aにおける通風方向の両面に活性
炭29b、29cを固着させた構成を示すものであり、
この場合には、ハニカムフィルタ素子29aの両面に固
着された活性炭を電極として利用できるから、上述した
実施例の効果に加えて更に、正の電極も省略することが
できる。
【0032】また、脱臭剤は活性炭に限らず、フラボノ
イド等、脱臭効果を有するものであればよいが、電極の
代用として用いる場合は、導電性を有するものを用いる
必要がある。
【0033】更に、集塵フィルタ素子はハニカムフィル
タ素子29aに限らず、不織布等からなる他のフィルタ
素子等であっても同様な効果を得ることができる。
【0034】更にまた、正極をフィルタの2次側(風下
側)、即ち使用者の手の触れにくい熱交換器13側に配
置しているので、使用者に電流が流れるおそれがすくな
くなっている。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、空気中の塵を除去する
集塵フィルタ素子の片面または両面に脱臭剤を固着して
いるから、エアフィルタの小型化を図ることができる。
【0036】更に、本発明では、脱臭用のフィルタが不
用であるから、集塵フィルタと脱臭フィルタとの貼り合
わせて工程が必要なくなるとともに空気の圧力損失を小
さくすることができる。
【0037】また、導電性を有する脱臭剤を固着した集
塵フィルタに電圧を印加して電気的に塵等を集塵するこ
とにより、更に集塵機能を高めることができるととも
に、脱臭剤を電極として利用することにより電極部材を
省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエアフィルタの集塵・
脱臭フィルタ素子の概略的構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例にかかるエアフィルタの概略的
構成を示す側面図である。
【図3】他の実施例によるエアフィルタの分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例によるエアフィルタの集塵
・脱臭フィルタ素子の概略的構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例によるエアフィルタの概略
的構成を示す側面図である。
【図6】本発明のエアフィルタが用いられた空気調和機
の断面図である。
【符号の説明】
12 エアフィルタ 29 集塵・脱臭フィルタ素子 29a ハニカムフィルタ素子(集塵フィルタ素子) 29b 活性炭(導電性を有する脱臭剤)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の塵を除去する集塵フィルタ素子
    の片面または両面に脱臭剤を固着したことを特徴とする
    エアフィルタ。
  2. 【請求項2】 空気中の塵を除去する集塵フィルタ素子
    の片面または両面に導電性を有する脱臭剤を固着すると
    共に、この集塵フィルタ素子間に電圧を印加したことを
    特徴とするエアフィルタ。
JP5061112A 1993-02-25 1993-02-25 エアフィルタ Pending JPH06249456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5061112A JPH06249456A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 エアフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5061112A JPH06249456A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 エアフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06249456A true JPH06249456A (ja) 1994-09-06

Family

ID=13161679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5061112A Pending JPH06249456A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 エアフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06249456A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065593A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPWO2009028634A1 (ja) * 2007-08-28 2010-12-02 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003065593A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
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