JP3016277U - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3016277U
JP3016277U JP1995002456U JP245695U JP3016277U JP 3016277 U JP3016277 U JP 3016277U JP 1995002456 U JP1995002456 U JP 1995002456U JP 245695 U JP245695 U JP 245695U JP 3016277 U JP3016277 U JP 3016277U
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JP1995002456U
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章 西影
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章 西影
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気中に浮遊している汚染物質を捕捉するとと
もに様々な化学物質まで除去することができる空気清浄
機に提供することにある。 【構成】左右・前後の四面に空気吸込み口5を有し、天
板3の一部に空気吹出し口14を有した直方体形状の本
体1と、この本体1の内部に設けられ前記空気吸込み口
5から空気を吸込んで前記空気吹出し口14から吹出す
送風機と、前記本体1の四面に空気吸込み口5に本体1
の外部から着脱可能に装着されたフィルタユニット23
とからなり、このフィルタユニット23は、エレクトレ
ットフィルタ24、ボロシルフィルタ25、ポリエステ
ルフィルタ26およびオドースタットフィルタ27また
はメタルトレーフィルタ30の4枚重ねであることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、室内の空気中に浮遊する汚染物質を捕捉し、清浄な空気を室内 に吹出す空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内の空気中に浮遊する汚染物質は例えばハウスダスト、花粉、ペットの毛 、煙草の煙、排気ガスあるいは様々な臭気を発生する化学物質等様々であり、知 らず知らずに人間がこれらの汚染物質を吸込み、健康を害する原因にもなってい る。そこで、これらの汚染物質が発生する場所においては汚染物質をフィルタに よって捕捉して清浄な空気を吹出す空気清浄機を設置しているが、最近では家庭 、オフィス、保育室、病院等においても空気清浄機を設置し、室内空気の清浄化 を図っている。
【0003】 空気清浄機には機械的フィルタによって塵粒子を濾過するタイプと、電気的に 塵粒子を除去するタイプとがあるが、機械的フィルタタイプは、幾層にも重ねた フィルタに空気を通過させて空気を浄化するものであり、用途、目的によってフ ィルタの種類を選択している。
【0004】 例えば、主として塵を捕捉するためには不織布、紙、発泡樹脂、ガラス繊維等 のフィルタを重ね合わせ、臭気を除去することが主目的の場合には前記フィルタ に活性炭フィルタを付加し、塵の捕捉とともに脱臭させている。また、電気式の ものは、機械的フィルタに代って放電電極および平板電極を備え、放電電極に高 電圧を印加して放電させ、塵に帯電させて平板電極に吸着させる方式であるが、 集塵効率は電気式よりも機械的フィルタのタイプが優れていることから普及して いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の機械的フィルタを用いた空気清浄機は、ハウスダスト 、花粉、ペットの毛、煙草の煙等を捕捉するとともに脱臭する機能を持っている が、0.3ミクロン前後の超微粒子は捕捉できないとともに、空気中に浮遊して いる様々な化学物質までは除去できない。
【0006】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 工場等の汚染度が激しい場所あるいは新建材を使用した家屋から発生するホルム アルデヒド等の汚染物質を効率的に清浄化でき、またハウスダスト、花粉、ペッ トの毛、煙草の煙等を捕捉するとともに脱臭する機能は勿論のこと、0.3ミク ロン前後の超微粒子および空気中に浮遊している様々な化学物質までは除去する ことができる空気清浄機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前述した目的を達成するために、請求項1は、左右・前後の四 面に空気吸込み口を有し、天板の一部に空気吹出し口を有した直方体形状の本体 と、この本体の内部に設けられ前記空気吸込み口から空気を吸込んで前記空気吹 出し口から吹出す送風機と、前記本体の四面に空気吸込み口に本体の外部から着 脱可能に装着されたフィルタユニットとからなり、前記フィルタユニットは、エ レクトレットフィルタ、ボロシルフィルタ、ポリエステルフィルタおよび活性炭 粒子、過マンガン酸カリウムを充填した網状のメタルトレーフィルタの4枚重ね であることを特徴とする。
【0008】 請求項2は、前記4個の空気吸込み口のうち少なくとも1個の空気吸込み口に 装着されるフィルタユニットは、エレクトレットフィルタ、ボロシルフィルタ、 ポリエステルフィルタおよび活性炭粒子、過マンガン酸カリウムを充填した網状 のメタルトレーフィルタの4枚重ねであり、他の空気吸込み口に装着されるフィ ルタユニットは、エレクトレットフィルタ、ボロシルフィルタ、ポリエステルフ ィルタおよびオドースタットフィルタの4枚重ねであることを特徴とする。
【0009】
【作用】
送風機を駆動すると、室内の空気は本体の4面の空気吸込み口に装着された フィルタユニットを通過する際に、その空気中に浮遊していた汚染物質が捕捉さ れ、清浄化された空気が空気吹出し口から室内に吹出され、室内空気の清浄化が 図れる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は空気清浄機の分解斜視図、図2は同縦断正面図である。空気清浄機の本 体1は、底板2、天板3および底板2と天板3との四隅部を連結するコーナ支柱 4によって直方体形状に構成されている。本体1の前後・左右の4面には略全面 を開口した空気吸込み口5が設けられている。
【0011】 本体1の内部には天板3と離間して取付け板6が設けられており、この取付け 板6には送風機7が固定されている。この送風機7はコード8aを介して電源に 接続されるモータ8とこのモータ8の回転軸に装着されたシロッコファン9およ びこのシロッコファン9を囲繞するファンケーシング10から構成されている。 送風機7には吸込み部11と吹出し部12を有しており、吸込み部11は本体1 の内部に開口し、吹出し部12はダクト13を介して天板3に設けられた空気吹 出し口14に接続されている。
【0012】 空気吹出し口14は、その吹出し口体15が矩形状をなしており、天板3より 上方に突出して設けられている。この吹出し口体15の内部には複数枚のルーバ 16が回動自在に設けられ、手指の操作により風向きを任意に変更できるように なっている。さらに、天板3にはスイッチと風量調節つまみを兼ねた操作部17 と持ち運び用の取手18が設けられている。
【0013】 前記本体1の4面に設けられた空気吸込み口5は基本的に同一構造であるため 、その1つについて説明すると、空気吸込み口5の内側には格子状の仕切り網1 9が設けられ、この仕切り網19の外側に凹陥部からなるフィルタ収納部20が 設けられている。フィルタ収納部20の上部には天板3を下方へ折曲して形成し た上部凹溝21が設けられ、下部には底板2を上方へ折曲して形成した下部凹溝 22が設けられている。
【0014】 前記フィルタ収納部20にはフィルタユニット23が着脱自在に装着されてい る。このフィルタユニット23は、内側から外側に向ってエレクトレットフィル タ24、ボロシルフィルタ25、ポリエステルフィルタ26およびオドースタッ トフィルタ27の順序に4枚重ねである。また、予備として工場等のように汚染 度が激しい場所や新建材を使用した家屋から発生するホルムアルデヒド、硫化水 素、エチレン等の汚染物質が発生する場所に好適する活性炭粒子、過マンガン酸 カリウムを充填した網状のメタルトレーフィルタ30が設けられている。このメ タルトレーフィルタ30はポリエステルフィルタ26の代りにフィルタ収納部2 0に装着できる。
【0015】 エレクトレットフィルタ24は、大気中の埃、花粉、カビ、その他の0.3ミ クロン前後の微粒子を捕捉するのに効果的な静電気を帯びさせたポリプロピレン ファイバーの圧縮マットによって形成され、白色であり、裏面が変色したら新し いものと交換するようになっている。ボロシルフィルタ25は、前記エレクトレ ットフィルタ24を通過する前に大気中の埃、花粉、カビ、塵等の0.3ミクロ ンまでの微粒子を95%まで捕捉できるもので、黄色の細密粒子フィルタである 。ポリエステルフィルタ26は、大気中の埃、花粉、カビを捕捉する白色のフィ ルダであり、水洗いが可能である。オドースタットフィルタ27は、活性炭素の 細粒子を溶け込ませた黒色のフィルタで、臭気や排気ガスおよび空気中の塵埃等 の浮遊物質を除去できる。さらに、オドースタットフィルタ27の外側には保護 網28が設けられ、この保護網28はオドースタットフィルタ27を保護すると ともにフィルタユニット23をフィルタ収納部20の仕切り網19に押し付ける 役目をしている。
【0016】 また、メタルトレーフィルタ30は金属枠31によって固定された2枚の金属 網32の間に多数の活性炭粒子、過マンガン酸カリウムを充填することにより構 成されている。そして、工場等から発生する汚染度の激しい場所や新建材を使用 した家屋から発生するホルムアルデヒド、硫化水素、エチレン等の汚染物質が発 生する場所において前記ポリエステルフィルタ26に代ってフィルタ収納部20 に装着できるようになっている。すなわち、本体1の4面に設けられたフィルタ 収納部20のうち1面にメタルトレーフィルタ30を含むフィルタユニット22 を装着し、残りの3面にオドースタットフィルタ27を含むフィルタユニット2 2を装着してもよく、2面にメタルトレーフィルタ30を含むフィルタユニット 22を装着し、残りの2面にオドースタットフィルタ27を含むフィルタユニッ ト22を装着してもよく、さらにメタルトレーフィルタ30を含むフィルタユニ ット22を3面または4面に装着してもよい。また、オドースタットフィルタ2 7を2枚重ねて装着してもよい。
【0017】 このように構成されたフィルタユニット23は、スイッチをオンして送風機7 を駆動した状態で、フィルタ収納部20にエレクトレットフィルタ24、ボロシ ルフィルタ25、ポリエステルフィルタ26およびオドースタットフィルタ27 またはメタルトレーフィルタ30の順序に4枚重ねて収納し、さらにオドースタ ットフィルタ27の外側には保護網28を重ねる(ただしメタルトレーフィルタ 30を使用した場合には保護網28は不要である。そして、保護網28の上縁部 を上部凹溝21に挿入した後、保護網28を下方へ僅かにずらすことにより、下 縁部が下部凹溝22に挿入され、保護網28が固定されると同時にフィルタユニ ット23がフィルタ収納部20に装着される。また、フィルタユニット23を取 り外す場合には、前述した装着の手順と逆にすることにより取り外すことができ る。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、次のような効果がある。 本体の前後・左右の4面に空気吸込み口が設けられているため、室内に設置す る際に、設置場所、向きに制約を受けることがなく、室内空気を効率よく吸引し て空気を清浄化できる。また、本体を横に倒して空気吸込み口を上向きにするこ ともできる。
【0019】 空気中に浮遊しているハウスダスト、花粉、ペットの毛、煙草の煙等を捕捉す るとともに脱臭する機能は勿論のこと、0.3ミクロン前後の超微粒子および空 気中に浮遊している様々な化学物質までは除去することができる。
【0020】 フィルタユニットの着脱が容易であり、各種フィルタの交換、清掃が容易であ る。また、少なくとも1面にメタルトレーフィルタを装着することにより、工場 等のように汚染度が激しい場所や新建材を使用した家屋から発生するホルムアル デヒド、硫化水素、エチレン等の汚染物質を効率よく清浄化でき、環境の向上を 図ることができる。
【0021】 4種類のフィルタをエレクトレットフィルタ、ボロシルフィルタ、ポリエステ ルフィルタおよびオドースタットフィルタの順に重ねることにより、空気中に浮 遊する大きな粒子状のものから除去できるとともに、活性炭等の粒子を空気中に 放散されるのを防止できる。さらにエレクトレットフィルタ、ボロシルフィルタ の寿命を長持ちでき、また内側のエレクトレットフィルタ、ボロシルフィルタに よってある種の空気抵抗を生み出し、オドースタットフィルタを通過する空気の 流速を減少させることができるため接触時間を増加させて吸着効果を上げること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す空気清浄機の分解斜
視図。
【図2】同実施例の空気清浄機の縦断正面図。
【符号の説明】
1…本体、2…底板、3…天板、5…空気吸込み口、7
…送風機、14…空気吹出し口、23…フィルタユニッ
ト、24…エレクトレットフィルタ、25…ボロシルフ
ィルタ、26…ポリエステルフィルタ、27…オドース
タットフィルタ、30…メタルトレーフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 46/10 Z 7446−4D 53/34 53/81 53/38 B03C 3/02 C F24F 7/00 A A

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右・前後の四面に空気吸込み口を有
    し、天板の一部に空気吹出し口を有した直方体形状の本
    体と、この本体の内部に設けられ前記空気吸込み口から
    空気を吸込んで前記空気吹出し口から吹出す送風機と、
    前記本体の四面に空気吸込み口に本体の外部から着脱可
    能に装着されたフィルタユニットとからなり、前記フィ
    ルタユニットは、エレクトレットフィルタ、ボロシルフ
    ィルタ、ポリエステルフィルタおよび活性炭粒子、過マ
    ンガン酸カリウムを充填した網状のメタルトレーフィル
    タの4枚重ねであることを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 左右・前後の四面に空気吸込み口を有
    し、天板の一部に空気吹出し口を有した直方体形状の本
    体と、この本体の内部に設けられ前記空気吸込み口から
    空気を吸込んで前記空気吹出し口から吹出す送風機と、
    前記本体の四面に空気吸込み口に本体の外部から着脱可
    能に装着されたフィルタユニットとからなり、前記4個
    の空気吸込み口のうち少なくとも1個の空気吸込み口に
    装着されるフィルタユニットは、エレクトレットフィル
    タ、ボロシルフィルタ、ポリエステルフィルタおよび活
    性炭粒子、過マンガン酸カリウムを充填した網状のメタ
    ルトレーフィルタの4枚重ねであり、他の空気吸込み口
    に装着されるフィルタユニットは、エレクトレットフィ
    ルタ、ボロシルフィルタ、ポリエステルフィルタおよび
    オドースタットフィルタの4枚重ねであることを特徴と
    する空気清浄機。
JP1995002456U 1995-03-28 1995-03-28 空気清浄機 Expired - Lifetime JP3016277U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233621A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Gendai Plant:Kk 脱臭フィルタおよび脱臭装置

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