JPH0624929B2 - 車両用幌の自動連結、解放装置 - Google Patents
車両用幌の自動連結、解放装置Info
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- JPH0624929B2 JPH0624929B2 JP1014928A JP1492889A JPH0624929B2 JP H0624929 B2 JPH0624929 B2 JP H0624929B2 JP 1014928 A JP1014928 A JP 1014928A JP 1492889 A JP1492889 A JP 1492889A JP H0624929 B2 JPH0624929 B2 JP H0624929B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用幌の自動連結、解放装置に関する。
従来、車両用幌の自動連結装置において、連結すべき対
向する車両の妻面に幌構成体を分割的に設け、これらを
相互に押し付けて施錠連結する場合、対向妻面が上下に
相対的に偏位した状態においても良好に施錠連結できる
ようにしたものはなかった。
向する車両の妻面に幌構成体を分割的に設け、これらを
相互に押し付けて施錠連結する場合、対向妻面が上下に
相対的に偏位した状態においても良好に施錠連結できる
ようにしたものはなかった。
本発明は前記に鑑み、前記のような偏位状態においても
良好に施錠連結することができると共にその連結部の気
密性が高く、かつ、その機構も簡単な車両用幌の自動連
結、解放装置を提案することを目的とするものである。
良好に施錠連結することができると共にその連結部の気
密性が高く、かつ、その機構も簡単な車両用幌の自動連
結、解放装置を提案することを目的とするものである。
本発明は前記の課題を解決するために、連結すべき一方
の車体の妻面に固設した固定側幌座(1)と、該固定側幌
座の前面に固設した固定側金枠(3)と、該固定側金枠の
(3)の前面に固設した幌布(4)と、該幌布の前面に固設し
た解放側金枠(5)と、該解放側金枠を他方の車体の妻面
に固設した解放側幌座(2)に対向して進退させる進退手
段と、前記解放側金枠(5)の前面上下部に突設した状
断面形をなし、その内面が対向するように反対向きに上
下に配置された掛金(31)、(32)と、前記解放側幌座(2)
の前面において前記両掛金が進入するように両掛金
(3)、(32)と対向し、かつ上下方向の長孔に形成した上
下の錠溝と、解放側幌座内において、前記上下の錠溝に
沿って昇降し、かつ前記錠溝から進入した上下の掛金に
対して解放側幌座内において、前記上下の掛金に対して
解放側幌座の中心側から係合するように配設した上下の
錠と、該上下の錠を同時に相反する方向に昇降させる錠
駆動装置(36)とよりなることを特徴とするものである。
の車体の妻面に固設した固定側幌座(1)と、該固定側幌
座の前面に固設した固定側金枠(3)と、該固定側金枠の
(3)の前面に固設した幌布(4)と、該幌布の前面に固設し
た解放側金枠(5)と、該解放側金枠を他方の車体の妻面
に固設した解放側幌座(2)に対向して進退させる進退手
段と、前記解放側金枠(5)の前面上下部に突設した状
断面形をなし、その内面が対向するように反対向きに上
下に配置された掛金(31)、(32)と、前記解放側幌座(2)
の前面において前記両掛金が進入するように両掛金
(3)、(32)と対向し、かつ上下方向の長孔に形成した上
下の錠溝と、解放側幌座内において、前記上下の錠溝に
沿って昇降し、かつ前記錠溝から進入した上下の掛金に
対して解放側幌座内において、前記上下の掛金に対して
解放側幌座の中心側から係合するように配設した上下の
錠と、該上下の錠を同時に相反する方向に昇降させる錠
駆動装置(36)とよりなることを特徴とするものである。
解放側金枠5が解放側幌座2より離間した解放状態から
の連結動作は、先ず進退手段を構成する腕駆動装置11を
作動して腕装置6の主腕8を前傾させて解放側金枠5を
解放側幌座2の前面に押し付ける。これにより、上下の
掛金31,32が錠溝56,57を通じて解放側幌座2内に進入
する。その後昇降手段を構成する錠駆動装置36を作動し
て上部の錠46を上動し、下部の錠48を下動させる。これ
により前記進入した上下の掛金31,32に上下の錠46,48
が係止して施錠される。このような押し付けとその状態
での施錠によりその連結部のシール性が良くなり、雨水
等の浸入を防止し、かつ断熱性も高くなる。またこの連
結時において、解放側金枠5と解放側幌座2が相互に上
下に偏位していても、錠溝56,57が上下方向の長溝に形
成されているため、掛金31,32が確実に錠溝56,57内に
挿入され、かつ上錠46及び下錠48が同量分上動及び下動
されるので、上下に偏位して挿入した両掛金31,32が正
規な位置に移動され、解放側金枠5と解放側幌座2の上
下方向の位置が合致した良好な施錠が行なわれる。
の連結動作は、先ず進退手段を構成する腕駆動装置11を
作動して腕装置6の主腕8を前傾させて解放側金枠5を
解放側幌座2の前面に押し付ける。これにより、上下の
掛金31,32が錠溝56,57を通じて解放側幌座2内に進入
する。その後昇降手段を構成する錠駆動装置36を作動し
て上部の錠46を上動し、下部の錠48を下動させる。これ
により前記進入した上下の掛金31,32に上下の錠46,48
が係止して施錠される。このような押し付けとその状態
での施錠によりその連結部のシール性が良くなり、雨水
等の浸入を防止し、かつ断熱性も高くなる。またこの連
結時において、解放側金枠5と解放側幌座2が相互に上
下に偏位していても、錠溝56,57が上下方向の長溝に形
成されているため、掛金31,32が確実に錠溝56,57内に
挿入され、かつ上錠46及び下錠48が同量分上動及び下動
されるので、上下に偏位して挿入した両掛金31,32が正
規な位置に移動され、解放側金枠5と解放側幌座2の上
下方向の位置が合致した良好な施錠が行なわれる。
これを要するに、本発明は、錠溝56,57が上下に長孔で
あることと錠46、48が相反する上下方向に昇降すること
によって、幌相互に上下に大きな偏位があっても、上下
方向を合致させて施錠が出来る。このことは公知の特公
昭57-53224号公報に示されるように幌の上下の偏位を防
止している案内レール20とローラ23を必要とせず、構造
が簡単な利点がある。
あることと錠46、48が相反する上下方向に昇降すること
によって、幌相互に上下に大きな偏位があっても、上下
方向を合致させて施錠が出来る。このことは公知の特公
昭57-53224号公報に示されるように幌の上下の偏位を防
止している案内レール20とローラ23を必要とせず、構造
が簡単な利点がある。
次に図面に示す本発明の実施例について説明する。
1は固定側幌座で、連結すべき一方の車体の妻面に固定
されている。2は解放側幌座で、連結すべき他方の車体
の妻面に固定されている。
されている。2は解放側幌座で、連結すべき他方の車体
の妻面に固定されている。
固定側幌座1の前面には固定側金枠3が固設されてお
り、その前面には幌布4が固着され、更に該幌布4の前
面には解放側金枠5が固着されている。前記幌布4にお
ける側壁の内側に沿って腕装置6が配設されており、該
腕装置6は、下端が支軸7により前後方向に回動可能に
支持されていると共に上部が前方へ傾斜した主腕8と、
下端が主腕8の中間部に支軸9により前後方向に回動可
能に支持されていると共に上部が後方へ傾斜した副腕10
とからY型に構成されている。そして、主腕8における
下端の支軸7は、エアーシリンダよりなる腕駆動装置11
により上下動するロッド12の下端に支持されている。
尚、腕駆動装置11は油圧シリンダ或いは電動モータ等で
もよい。副腕10の上端は、固定側幌座1に固設したブラ
ケット13に支軸14によって前後方向に回動可能に支持さ
れている。15は腕装置6の保持レバーで、前記主腕8が
後退起立した状態の幌の解放時において、シリンダ16を
作動して保持レバー15の先端爪17を主腕8のピン18に係
止して、その主腕8の後退状態を保持するようになって
いる。
り、その前面には幌布4が固着され、更に該幌布4の前
面には解放側金枠5が固着されている。前記幌布4にお
ける側壁の内側に沿って腕装置6が配設されており、該
腕装置6は、下端が支軸7により前後方向に回動可能に
支持されていると共に上部が前方へ傾斜した主腕8と、
下端が主腕8の中間部に支軸9により前後方向に回動可
能に支持されていると共に上部が後方へ傾斜した副腕10
とからY型に構成されている。そして、主腕8における
下端の支軸7は、エアーシリンダよりなる腕駆動装置11
により上下動するロッド12の下端に支持されている。
尚、腕駆動装置11は油圧シリンダ或いは電動モータ等で
もよい。副腕10の上端は、固定側幌座1に固設したブラ
ケット13に支軸14によって前後方向に回動可能に支持さ
れている。15は腕装置6の保持レバーで、前記主腕8が
後退起立した状態の幌の解放時において、シリンダ16を
作動して保持レバー15の先端爪17を主腕8のピン18に係
止して、その主腕8の後退状態を保持するようになって
いる。
前記解放側金枠5の内面には、第2図に示すような支持
装置19が具備され、次のように構成されている。
装置19が具備され、次のように構成されている。
解放側金枠5内面にはベース5aが固設され、その内側に
ガイド20が固設されている。該両ガイド20間には昇降板
21が昇降可能に具備されており、その下端には逆L型の
腕金受22が固設されている。ベース5aの上部にはガイド
板23が固設され、これに形成した上下方向の長孔 23aに
ピン24が昇降可能に嵌合しており、該ピン24にガススプ
リング25が垂設されている。該ガススプリング25のロッ
ド26の下端は、前記腕金受22に連結されている。27は前
記ピン24と、ベース5aに固設したピン28間に架設したス
プリングで、ピン24を常時下方へ付勢している。
ガイド20が固設されている。該両ガイド20間には昇降板
21が昇降可能に具備されており、その下端には逆L型の
腕金受22が固設されている。ベース5aの上部にはガイド
板23が固設され、これに形成した上下方向の長孔 23aに
ピン24が昇降可能に嵌合しており、該ピン24にガススプ
リング25が垂設されている。該ガススプリング25のロッ
ド26の下端は、前記腕金受22に連結されている。27は前
記ピン24と、ベース5aに固設したピン28間に架設したス
プリングで、ピン24を常時下方へ付勢している。
前記ベース5a及び該部における解放側金枠5には上下方
向の長孔29が形成され、該長孔29を通じて、昇降板21に
固設した爪30が解放側金枠5の前面に突出している。解
放側金枠5における前面の上下にはL型の掛金31,32が
突設している。
向の長孔29が形成され、該長孔29を通じて、昇降板21に
固設した爪30が解放側金枠5の前面に突出している。解
放側金枠5における前面の上下にはL型の掛金31,32が
突設している。
解放側幌座2内には、前記掛金31,32を施錠する錠装置
33が具備されている。該錠装置33は次のように構成され
ている。
33が具備されている。該錠装置33は次のように構成され
ている。
34は解放側幌座2に固設した案内金具35に昇降可能に具
備された昇降杆で、エアシリンダ等よりなる錠駆動装置
36により昇降するようになっている。該昇降杆34には一
対の押付板37,38が所定の間隔を存して大下に固定さ
れ、かつ、前記支持装置19側の爪30の下面に係合する受
金39が突設されている。尚、解放側幌座2には、前記爪
30が受金39に係合するように、爪30が挿通する長孔40が
形成されている。41は解放側金枠2に支軸42によって回
動可能に具備した回転レバーである。43は前記回転レバ
ー41に偏心して具備した係合ローラで、前記一対の押付
板37,38間に突出している。回転レバー41におけるその
支軸42を挟んだ両端には一対の錠レバー44,45が回動可
能に支持され、その一方の錠レバー44は上方に、他方の
錠レバー45は下方に向かっている。上方の錠レバー44の
上端には上錠46がピン47により回動可能に具備され、下
方の錠レバー45の下端には下錠48がピン49により回動可
能に具備されている。該上下の錠46,48は、夫々ガイド
50,51により同一鉛直線上を昇降するように配置されて
いる。上側のガイド50の上部には掛金当り面52が、前記
掛金31が嵌合する錠穴53分だけ離間して固設されてい
る。また、下側のガイド51の下部には掛金当り面54が、
前記掛金32が嵌合する錠穴55分だけ離間して固設されて
いる。56,57は前記掛金31,32が挿通する錠溝で、解放
側幌座2の前面において前記錠46と掛金当り面52間及び
錠48と掛金当り面54間に亘る長尺に形成されている。58
は前記回動レバー41と解放側幌座2間に架設した回り止
めシリンダで、回動レバー41の始端と終端位置を保持す
るものである。59は案内金で、第1図及び第6図に示す
ように、解放側幌座2の前面に突設され、連結時におい
て解放側金枠5の掛金31,32が錠溝56,57に誘導される
ように解放側金枠5を案内するものである。
備された昇降杆で、エアシリンダ等よりなる錠駆動装置
36により昇降するようになっている。該昇降杆34には一
対の押付板37,38が所定の間隔を存して大下に固定さ
れ、かつ、前記支持装置19側の爪30の下面に係合する受
金39が突設されている。尚、解放側幌座2には、前記爪
30が受金39に係合するように、爪30が挿通する長孔40が
形成されている。41は解放側金枠2に支軸42によって回
動可能に具備した回転レバーである。43は前記回転レバ
ー41に偏心して具備した係合ローラで、前記一対の押付
板37,38間に突出している。回転レバー41におけるその
支軸42を挟んだ両端には一対の錠レバー44,45が回動可
能に支持され、その一方の錠レバー44は上方に、他方の
錠レバー45は下方に向かっている。上方の錠レバー44の
上端には上錠46がピン47により回動可能に具備され、下
方の錠レバー45の下端には下錠48がピン49により回動可
能に具備されている。該上下の錠46,48は、夫々ガイド
50,51により同一鉛直線上を昇降するように配置されて
いる。上側のガイド50の上部には掛金当り面52が、前記
掛金31が嵌合する錠穴53分だけ離間して固設されてい
る。また、下側のガイド51の下部には掛金当り面54が、
前記掛金32が嵌合する錠穴55分だけ離間して固設されて
いる。56,57は前記掛金31,32が挿通する錠溝で、解放
側幌座2の前面において前記錠46と掛金当り面52間及び
錠48と掛金当り面54間に亘る長尺に形成されている。58
は前記回動レバー41と解放側幌座2間に架設した回り止
めシリンダで、回動レバー41の始端と終端位置を保持す
るものである。59は案内金で、第1図及び第6図に示す
ように、解放側幌座2の前面に突設され、連結時におい
て解放側金枠5の掛金31,32が錠溝56,57に誘導される
ように解放側金枠5を案内するものである。
尚、前記腕装置6、支持装置19及び錠装置33は幌の両側
に夫々設けられている。
に夫々設けられている。
次に動作について説明する。
連結すべき車体における対向妻面の相対位置は、勾配軌
道及び曲線軌道により、相互に上下に偏位したり、車体
と直交する方向に対して非並行状態になる場合があるた
め、幌の自動連結及び解放は、水平直線軌道上のみなら
ず前記のような勾配及び曲線軌道上においても行なえる
ようにする必要がある。勾配を有する軌道上において、
第3図(A)に示す如く、解放側幌座2に対し固定側幌
座1が+H分だけ上方に偏位した状態での連結動作につ
いて第3図により説明する。尚、動作を分かりやすくす
るために、錠装置33は解放側幌座2から離して書かれて
おり、また、他の部品も分かりやすく簡略して書かれて
いる。
道及び曲線軌道により、相互に上下に偏位したり、車体
と直交する方向に対して非並行状態になる場合があるた
め、幌の自動連結及び解放は、水平直線軌道上のみなら
ず前記のような勾配及び曲線軌道上においても行なえる
ようにする必要がある。勾配を有する軌道上において、
第3図(A)に示す如く、解放側幌座2に対し固定側幌
座1が+H分だけ上方に偏位した状態での連結動作につ
いて第3図により説明する。尚、動作を分かりやすくす
るために、錠装置33は解放側幌座2から離して書かれて
おり、また、他の部品も分かりやすく簡略して書かれて
いる。
先ず第3図(A)の連結始動前の状態は、錠装置33にお
ける錠駆動装置36の走行杆34が上動し、その下部押付板
38が係合ローラ43を押し上げ、上錠46と下錠48が施錠位
置に進出している。また、腕装置6は、その腕駆動装置
11のロッド12が下降して折り畳まれ、かつ腕金受22が主
腕8の先端に係合して、解放側金枠5が固定側幌座2よ
り離間している。この状態で、作業者が起動スイッチを
オン操作すると、錠駆動装置36が昇降杆34を(B)図の
如く下動し、その上部押付板37が係合ローラ43を押し下
げる。これにより回動レバー41はその支軸42を中心とし
て時計方向に回動し、上錠46及び下錠48を相互に同量だ
け下動及び上動させる。この両錠46,48の移動が終了す
ると、腕駆動装置11が作動し、そのロッド12を第3図
(C)の如く上動する。この上動により、主腕8の下端
が上動され、副腕10の協動によって主腕8の先端が第3
図(C)の如く前方へ移動する。この移動により、解放
側金枠5がその主腕8の先端で前方へ押し移動され、案
内金59に案内されて解放側幌座2の前面に押し付けられ
ると共にその爪30が長孔29より、また上下の掛金31,32
が錠溝56,57より夫々解放側幌座2内に、第3図(C)
の如く進入する。このとき、上下の掛金31,32は、前記
+H分だけ上部に位置するため、夫々錠穴53,53より上
部に進入する。次で錠駆動装置36が作動してその昇降杆
34が第3図(D)の如く上動し、その下部押付板38によ
って係合ローラ43を上動する。これにより、回動レバー
41が反時計方向に回動して、その上錠46及び下錠48を相
互に同量だけ上動及び下動させる。このとき、上下の掛
金31,32が前記の如く上方に偏位しているため、前記下
錠48が下部の掛金32の上端に当り、その掛金32を第3図
(C)から(D)の如く押し下げ、両掛金31,32を上下
の錠穴53,55に合致させる。このように合致すると、解
放側金枠5が前記如く主腕8によって前方へ押されてい
ることにより、その両掛金31,32は第3図(D)の如く
錠穴53,55内に移動して嵌入し、その後に両錠46,48が
同図(D)の如く掛金31,32の内側面に進入係合して施
錠が行なわれる。そして、回り止めシリンダ58により回
動レバー41がロックされる。また、前記の如く昇降杆34
の上動により受金39が上動し、これに係合する爪30をガ
ススプリング25に抗して上動し、腕受金22を上動する。
そして、腕駆動装置11が作動してそのロッド12を下動
し、腕装置6の主腕8及び副腕10を第3図(E)の如く
折り畳って復帰させ、連結作業が完了する。尚、これら
一連の動作はマイクロスイッチ及びタイマー等を用いて
自動的に行なわれる。
ける錠駆動装置36の走行杆34が上動し、その下部押付板
38が係合ローラ43を押し上げ、上錠46と下錠48が施錠位
置に進出している。また、腕装置6は、その腕駆動装置
11のロッド12が下降して折り畳まれ、かつ腕金受22が主
腕8の先端に係合して、解放側金枠5が固定側幌座2よ
り離間している。この状態で、作業者が起動スイッチを
オン操作すると、錠駆動装置36が昇降杆34を(B)図の
如く下動し、その上部押付板37が係合ローラ43を押し下
げる。これにより回動レバー41はその支軸42を中心とし
て時計方向に回動し、上錠46及び下錠48を相互に同量だ
け下動及び上動させる。この両錠46,48の移動が終了す
ると、腕駆動装置11が作動し、そのロッド12を第3図
(C)の如く上動する。この上動により、主腕8の下端
が上動され、副腕10の協動によって主腕8の先端が第3
図(C)の如く前方へ移動する。この移動により、解放
側金枠5がその主腕8の先端で前方へ押し移動され、案
内金59に案内されて解放側幌座2の前面に押し付けられ
ると共にその爪30が長孔29より、また上下の掛金31,32
が錠溝56,57より夫々解放側幌座2内に、第3図(C)
の如く進入する。このとき、上下の掛金31,32は、前記
+H分だけ上部に位置するため、夫々錠穴53,53より上
部に進入する。次で錠駆動装置36が作動してその昇降杆
34が第3図(D)の如く上動し、その下部押付板38によ
って係合ローラ43を上動する。これにより、回動レバー
41が反時計方向に回動して、その上錠46及び下錠48を相
互に同量だけ上動及び下動させる。このとき、上下の掛
金31,32が前記の如く上方に偏位しているため、前記下
錠48が下部の掛金32の上端に当り、その掛金32を第3図
(C)から(D)の如く押し下げ、両掛金31,32を上下
の錠穴53,55に合致させる。このように合致すると、解
放側金枠5が前記如く主腕8によって前方へ押されてい
ることにより、その両掛金31,32は第3図(D)の如く
錠穴53,55内に移動して嵌入し、その後に両錠46,48が
同図(D)の如く掛金31,32の内側面に進入係合して施
錠が行なわれる。そして、回り止めシリンダ58により回
動レバー41がロックされる。また、前記の如く昇降杆34
の上動により受金39が上動し、これに係合する爪30をガ
ススプリング25に抗して上動し、腕受金22を上動する。
そして、腕駆動装置11が作動してそのロッド12を下動
し、腕装置6の主腕8及び副腕10を第3図(E)の如く
折り畳って復帰させ、連結作業が完了する。尚、これら
一連の動作はマイクロスイッチ及びタイマー等を用いて
自動的に行なわれる。
また、前記連結状態からの解放動作は、前記解放状態か
らの連結動作と逆の動作で行なう。
らの連結動作と逆の動作で行なう。
次に第4図(A)の如く解放側幌座2に対し固定側幌座
1が−H分だけ下方に偏位した状態での連結動作につい
て説明する。
1が−H分だけ下方に偏位した状態での連結動作につい
て説明する。
この連結操作における腕装置6支持装置19及び錠装置33
は前記第3図と同様な順序で動作するが、前記の如く−
H分の偏位を有することにより、前記第3図(C)での
状態は、第4図(B)の如く、上下の掛金31,32が錠穴
53,55より下部に進入する。この状態で前記第3図
(D)と同様に錠駆動装置36が作動して第4図(C)の
如く上下の錠46,48が進出すると、上錠46が上部の掛金
31に当り、その掛金31を第4図(B)から第4図(C)
の如く押し上げ、両掛金31,32を上下の錠穴53,55に合
致させる。このように合致すると、その両掛金31,32が
第4図(C)の如く錠穴53,55内に押し移動され、両錠
46,48が両掛金31,32の内側面に進入係合して施錠が行
なわれる。そして腕装置6が前記第3図(E)の如く復
帰して連結が完了する。
は前記第3図と同様な順序で動作するが、前記の如く−
H分の偏位を有することにより、前記第3図(C)での
状態は、第4図(B)の如く、上下の掛金31,32が錠穴
53,55より下部に進入する。この状態で前記第3図
(D)と同様に錠駆動装置36が作動して第4図(C)の
如く上下の錠46,48が進出すると、上錠46が上部の掛金
31に当り、その掛金31を第4図(B)から第4図(C)
の如く押し上げ、両掛金31,32を上下の錠穴53,55に合
致させる。このように合致すると、その両掛金31,32が
第4図(C)の如く錠穴53,55内に押し移動され、両錠
46,48が両掛金31,32の内側面に進入係合して施錠が行
なわれる。そして腕装置6が前記第3図(E)の如く復
帰して連結が完了する。
また、この連結状態からの解放動作は、前記解放状態か
らの連結動作と逆の動作で行なう。
らの連結動作と逆の動作で行なう。
次に曲線軌道上において、第5図に示す如く、対向妻面
が、車体の軸心と直交する方向に対して非並行状態での
連結及び解放について説明する。この場合も前記腕装置
6、支持装置19及び錠装置33は前記と同様の動作を行な
う。このとき、前記各装置は幌の左右に夫々独立して設
置されているため、対向妻面間隔の短い側L1における主
腕8の進出長l1は短く、対向妻面間隔の長い側L1におけ
る主腕8の進出長l2は長くなって、いずれの側における
主腕8も腕金受22に係合させることができ、幌の自動連
結、解放が可能になる。
が、車体の軸心と直交する方向に対して非並行状態での
連結及び解放について説明する。この場合も前記腕装置
6、支持装置19及び錠装置33は前記と同様の動作を行な
う。このとき、前記各装置は幌の左右に夫々独立して設
置されているため、対向妻面間隔の短い側L1における主
腕8の進出長l1は短く、対向妻面間隔の長い側L1におけ
る主腕8の進出長l2は長くなって、いずれの側における
主腕8も腕金受22に係合させることができ、幌の自動連
結、解放が可能になる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は要部の斜
視図、第2図は支持装置部を裏面より見た斜視図、第3
図は固定側幌座が解放側幌座よりも高位置にある場合で
の連結作動順序を示す略側断面図、第4図は固定側幌座
が解放側幌座よりも低位置にある場合での連結作動順序
を示す略側断面図、第5図は曲線軌道上での連結状態を
示す略平面図である。第6図は案内金部を示す略平断面
図である。 1……固定側幌座、2……解放側幌座、3……固定側金
枠、4……幌布、5……解放側金枠、6……腕装置、11
……腕駆動装置、31,32……掛金、36……錠駆動装置、
46,48……錠、56,57……錠溝
視図、第2図は支持装置部を裏面より見た斜視図、第3
図は固定側幌座が解放側幌座よりも高位置にある場合で
の連結作動順序を示す略側断面図、第4図は固定側幌座
が解放側幌座よりも低位置にある場合での連結作動順序
を示す略側断面図、第5図は曲線軌道上での連結状態を
示す略平面図である。第6図は案内金部を示す略平断面
図である。 1……固定側幌座、2……解放側幌座、3……固定側金
枠、4……幌布、5……解放側金枠、6……腕装置、11
……腕駆動装置、31,32……掛金、36……錠駆動装置、
46,48……錠、56,57……錠溝
Claims (1)
- 【請求項1】連結すべき一方の車体の妻面に固設した固
定側幌座(1)と、該固定側幌座の前面に固設した固定側
金枠(3)と、該固定側金枠(3)の前面に固設した幌布(4)
と、該幌布の前面に固設した解放側金枠(5)と、該解放
側金枠を他方の車体の妻面に固設した解放側幌座(2)に
対向して進退させる進退手段と、前記解放側金枠(5)の
前面上下部に突設した状断面形をなし、その内面が対
向するように反対向きに上下に配置された掛金(31)、(3
2)と、前記解放側幌座(2)の前面において前記両掛金が
進入するように両掛金(31)、(32)と対向し、かつ上下方
向の長孔に形成した上下の錠溝(56)、(57)と、解放側幌
座内において、前記上下の錠溝に沿って昇降し、かつ前
記錠溝から進入した上下の掛金(31)、(32)に対して解放
側幌座(2)内において、解放側幌座の中心側から夫々反
対方向に進退して係合するように配設した上下の錠(4
6)、(48)と、該上下の錠を同時に相反する方向に昇降さ
せる錠駆動装置(36)とよりなることを特徴とする車両用
幌の自動連結、解放装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014928A JPH0624929B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 車両用幌の自動連結、解放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014928A JPH0624929B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 車両用幌の自動連結、解放装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193761A JPH02193761A (ja) | 1990-07-31 |
JPH0624929B2 true JPH0624929B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=11874629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1014928A Expired - Lifetime JPH0624929B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 車両用幌の自動連結、解放装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624929B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1927338A1 (de) | 2006-11-21 | 2008-06-04 | Heraeus Kulzer GmbH | Mittel zum Schutz von Zahnflächen im Anschluss an konventionelle Bleichverfahren durch biomimetische Abscheidung von Fluorapatit |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813644B2 (ja) * | 1991-08-23 | 1996-02-14 | 株式会社成田製作所 | 車両用幌における施錠装置 |
JPH0757600B2 (ja) * | 1991-08-23 | 1995-06-21 | 株式会社成田製作所 | 車両用幌における幌枠の進退装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753224A (en) * | 1980-09-17 | 1982-03-30 | Electric Power Dev Co Ltd | Treatment of coal ash |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP1014928A patent/JPH0624929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1927338A1 (de) | 2006-11-21 | 2008-06-04 | Heraeus Kulzer GmbH | Mittel zum Schutz von Zahnflächen im Anschluss an konventionelle Bleichverfahren durch biomimetische Abscheidung von Fluorapatit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02193761A (ja) | 1990-07-31 |
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