JPH06249288A - 振動体の支持構造 - Google Patents

振動体の支持構造

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JPH06249288A
JPH06249288A JP5077199A JP7719993A JPH06249288A JP H06249288 A JPH06249288 A JP H06249288A JP 5077199 A JP5077199 A JP 5077199A JP 7719993 A JP7719993 A JP 7719993A JP H06249288 A JPH06249288 A JP H06249288A
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JP
Japan
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wall
supporting
hole
holes
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Application number
JP5077199A
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English (en)
Inventor
Souichi Ogawa
創市 小川
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Suiken KK
Original Assignee
Suiken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース外面に複数の弾性支持脚を突設させた
振動体を、それら支持脚に対応した貫通孔を有する支持
壁に支持させるようにした、振動体の支持構造におい
て、該弾性支持脚の先部外周を、支持脚に座屈変形を起
こさせることなく支持壁の貫通孔にそれぞれ簡単迅速に
嵌着できるようにする。 【構成】 振動体Pのケース1外面に突設した複数の支
持脚5の各先端面には、支持壁Wの貫通孔7よりも長く
形成されて該貫通孔7に挿通し得る摘み片8が一体に形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁式エアポンプ等の
振動体の支持構造、特に振動体のケース外面に複数の防
振ゴム等よりなる弾性支持脚を互いに間隔をおいて突設
し、これら支持脚の先部外周にそれぞれ設けた環状溝等
の係止部を、該支持脚に対応して支持壁に穿設した複数
の貫通孔にそれぞれ嵌合係止させるようにした構造のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる振動体の支持構造は、例えば観賞
魚の飼育等に使用される電磁式エアポンプや小型電動モ
ータに対する支持構造として従来より知られている。こ
の従来のものにおいて、振動体を支持壁に取付ける際に
は、その振動体の各弾性支持脚の先部を支持壁の対応す
る貫通孔開口縁にそれぞれ当てがった状態で振動体のケ
ース全体を支持壁側に強く押し込むことにより、各支持
脚の先部外周の係止部を対応する貫通孔にそれぞれ嵌合
係止させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記支持脚は
ゴム等の弾性材より成形されていて座屈変形を比較的起
こし易い上、複数の支持脚全部を各々正しい姿勢で支持
壁の対応する貫通孔に同時に押し込み操作するようなこ
とは実際上困難であるため、その押し込み過程で一部の
支持脚が座屈変形を起こす等して支持壁の貫通孔にうま
く入らないことがあり、これが振動体の取付作業能率を
低下させる原因となっていた。
【0004】本発明は上記に鑑み提案されたもので、従
来構造の上記問題を解決して振動体を支持壁に簡単且つ
迅速に装着し得る、振動体の支持構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、振動体のケース外面に複数の弾性支
持脚を互いに間隔をおいて突設し、これら支持脚の先部
外周にそれぞれ設けた係止部を、該支持脚に対応して支
持壁に穿設した複数の貫通孔にそれぞれ嵌合係止させる
ようにした、振動体の支持構造において、前記各支持脚
の先端面には、前記貫通孔よりも長く形成されて該貫通
孔に挿通し得る摘み片を一体に形成したことを特徴とし
ている。
【0006】
【作 用】振動体を支持壁に取付けるに際しては、該振
動体のケース外面を支持壁の表面に近接対面させると共
に、各支持脚先端の摘み片を支持壁の対応する貫通孔に
それぞれ挿通させて同支持壁の裏面より突出させ、その
突出端部を手で摘んで引っ張るようにする。これによ
り、該摘み片と一体の支持脚も同方向、即ち貫通孔への
嵌入方向に強く引っ張ることができるため、その支持脚
の先部外周の係止部を貫通孔にそれぞれ的確に嵌合係止
させることができ、その際に該支持脚が座屈変形を起こ
すような虞れは全くない。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を電磁式エアポ
ンプの支持構造に適用した一実施例について説明する。
図1は本発明を実施した電磁式エアポンプの支持構造を
示す一部破断側面図、図2は図1の2−2線矢視図、図
3は図1の3矢視部を拡大して示す一部縦断側面図であ
る。
【0008】図1,2において、振動体としての電磁式
エアポンプPは観賞魚の飼育等に使用されるものであっ
て、所定位置に固定される平板状の支持壁W(例えば飼
育水槽の上部に設置される電装品収納ケースの底壁)上
に複数の弾性支持脚5を介して支持される。
【0009】エアポンプPのポンプケース1内には、従
来公知の電磁石と、これによって作動されるポンプユニ
ット(何れも図示せず)が収容される。ポンプケース1
の前端にはエア吐出管2が突設され、またその後端に
は、前記電磁石に通電するための電気コード3が接続さ
れる。エア吐出管2には、図示しない水槽内底部に先端
を配したエアパイプapの基端が接続される。
【0010】ポンプケース1の底壁1bの四隅にはそれ
ぞれ取付孔4が穿設され、それらの取付孔4には、先部
側を該底壁1bの外面より下方に突出させた支持脚5の
基部が着脱自在に取付けられている。その各支持脚5
は、図3に明瞭に示すように防振ゴム等の弾性材より有
底の中空体状に一体成形され、その基部51 及び先部5
2 は、それぞれ外周に環状溝5g1 ,5g2 を有する略
円筒状に形成され、またその中間脚部53 は、周壁が蛇
腹状に形成された逆円錐形状をなしている。而して各支
持脚5は、その基部51 を弾性変形させることにより、
該基部51 外周の環状溝5g1 が前記底壁1bの取付孔
4にそれぞれ着脱自在に嵌合係止される。
【0011】前記支持壁Wは、ポンプケース底壁1bに
取付けられた前記支持脚5に対応して上方へ膨出する4
つの台座部6を一体に有しており、その各台座部6の頂
壁には、それを上下に貫通する貫通孔としての支持孔7
が穿設されている。而して各支持脚5は、その先部52
を弾性変形させることにより、該先部52 外周の係止部
としての環状溝5g2 が前記支持壁Wの支持孔7にそれ
ぞれ着脱自在に嵌合係止される。
【0012】また各支持脚5の先部52 には、これを前
記支持孔7へ嵌挿させる際の案内面となる面取り5t2
が形成されており、また同先部52 の先端面には、前記
支持孔7よりも十分長く形成されて該支持孔7に挿通し
得る紐状の摘み片8が一体に形成されている。この摘み
片8は支持脚5と一体成形してもよいし、また支持脚5
に接着その他の適当な固定手段で固着してもよい。この
摘み片8の特設により、後述するようにエアポンプPの
取付作業能率が向上する。
【0013】次に前記実施例の作用を述べる。前記支持
脚5は防振ゴム等の弾性材より有底の中空体状に形成さ
れ、しかもその中間脚部53 の周壁が蛇腹状に形成され
ることにより、上下方向および横方向の柔軟性に富んで
いるから、図1,2に示すようにこの支持脚5を介して
支持壁Wに支持された電磁式エアポンプPを運転した際
に発生する運転振動は、該支持脚5、特にその蛇腹状の
中間脚部53 によって効果的に緩衝吸収され、前記振動
の支持壁Wへの伝播を可及的に低減し得る。
【0014】ところでエアポンプPを支持壁Wに取付け
るに際しては、各支持脚5の基部5 1 をポンプケース1
の底壁1bの取付孔4にそれぞれ予め嵌着しておく。そ
して、エアポンプPのポンプケース1底面を支持壁Wの
表面に近接対面させると共に、各支持脚5先端の摘み片
8を支持壁Wの対応する支持孔7に上方よりそれぞれ挿
通させてその自由端側を同支持壁Wの裏面より突出させ
るようにするが、特に摘み片8が十分長く且つ可撓性を
有していることから、上記のように各摘み片8を支持孔
7に通す作業は頗る容易である。
【0015】次にその摘み片8の、支持壁W裏面より突
出した自由端部を作業者が手で摘んで引っ張ると、該摘
み片8と一体の支持脚5も同方向、即ち支持孔7への嵌
入方向に強く引っ張ることができるため、その支持脚5
の先部52 外周の係止部としての環状溝5g2 を支持孔
7にそれぞれ簡単且つ迅速に嵌合係止させられるように
なり、その際に支持脚5が座屈変形を起こすような虞れ
は全くない。かくして、エアポンプPの支持壁Wへの取
付作業、特に各支持脚5の先部52 外周を支持壁Wの支
持孔7に嵌着させる作業の能率が大幅に向上する。
【0016】尚、前記実施例では振動体として電磁式エ
アポンプを示したが、本発明は他の振動体、たとえば電
動モータ等の支持構造にも適用することができる。また
支持脚5の中間脚部53 は逆円錐形に形成したものを説
明したが該脚部53 は他の形状、例えば逆角錐状や円柱
状に形成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、振動体の
ケース外面に突設した複数の支持脚の各先端面に、支持
壁の貫通孔よりも長く形成されて該貫通孔に挿通し得る
摘み片を一体に形成したので、振動体を支持壁に取付け
るに際しては、各支持脚先端の摘み片を支持壁の対応す
る貫通孔にそれぞれ挿通させて同支持壁の裏面より突出
させ、その突出端部を手で摘んで単に引っ張るだけで、
該摘み片と一体の支持脚も同方向に引っ張ることができ
てその先部外周の係止部を貫通孔にそれぞれ的確に嵌合
係止させることができ、従って支持脚が複数あってもそ
れらの各先部外周を、該支持脚に座屈変形を起こさせる
ことなく支持壁の貫通孔にそれぞれ簡単迅速に嵌着させ
ることができるから、振動体の取付作業能率の向上に大
いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁式エアポンプの支持構造を示す一部破断側
面図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図1の3矢視部を拡大して示す一部縦断側面図
【符号の説明】
P‥‥‥‥振動体としての電磁式エアポンプ W‥‥‥‥支持壁 1‥‥‥‥ケースとしてのポンプケース 5‥‥‥‥支持脚 52 ‥‥‥先部 5g2 ‥‥係止部としての環状溝 7‥‥‥‥貫通孔としての支持孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体(P)のケース(1)外面に複数
    の弾性支持脚(5)を互いに間隔をおいて突設し、これ
    ら支持脚(5)の先部(52 )外周にそれぞれ設けた係
    止部(5g2 )を、該支持脚(5)に対応して支持壁
    (W)に穿設した複数の貫通孔(7)にそれぞれ嵌合係
    止させるようにした、振動体の支持構造において、前記
    各支持脚(5)の先端面には、前記貫通孔(7)よりも
    長く形成されて該貫通孔(7)に挿通し得る摘み片
    (8)を一体に形成したことを特徴とする、振動体の支
    持構造。
JP5077199A 1993-04-02 1993-04-02 振動体の支持構造 Pending JPH06249288A (ja)

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JP5077199A JPH06249288A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 振動体の支持構造

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JP5077199A JPH06249288A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 振動体の支持構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151922A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Ricoh Co Ltd 画像読取り装置
JP2018040343A (ja) * 2016-08-31 2018-03-15 豊興工業株式会社 電動機直結形液圧ポンプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151922A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Ricoh Co Ltd 画像読取り装置
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