JPS5922642Y2 - 灯器等の支持具 - Google Patents

灯器等の支持具

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Publication number
JPS5922642Y2
JPS5922642Y2 JP1975080006U JP8000675U JPS5922642Y2 JP S5922642 Y2 JPS5922642 Y2 JP S5922642Y2 JP 1975080006 U JP1975080006 U JP 1975080006U JP 8000675 U JP8000675 U JP 8000675U JP S5922642 Y2 JPS5922642 Y2 JP S5922642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic bushing
lamp
support
insertion hole
screw insertion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975080006U
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English (en)
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JPS527175U (ja
Inventor
捷一 深沢
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
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Publication of JPS527175U publication Critical patent/JPS527175U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、新規な灯器等の支持具に関し、特に振動吸収
性に優れた支持具を提供しようとするものである。
例えば、自動車に装備される灯器等は、自動車の走行に
伴って起る振動によって悪影響を及ぼされやすいため、
車体と灯器等との間に弾性ブッシングを介在せしめて車
体の振動が灯器等に直に伝達されないようにしている。
即ち、従来の灯器等の支持具は、例えば第1図に示す如
く、灯器のハウジングaに穿設した取付孔すに該孔すと
嵌合する嵌合溝Cを有する略円筒形の弾性ブッシングd
にハウジングaの内側よりスペーサーeを嵌合したもの
であり、該支持具のスペーサーeに取付ポル)fを通し
該ポル)fを車体gに形成された螺孔(車体gにネット
が溶着されている場合はそのナツト)hに螺合すること
によって灯器2に取付けられる。
そして、灯器には支持具の弾性ブッシングdの緩衝作用
によって車体gの振動が直に伝達されないようになされ
ている。
しかしながら、従来のこの種支持具に用いられている弾
性ブッシングdは、ゴム等の有する弾性をそのま・利用
して車体gの振動が灯器等に伝わりにくく、即ち車体g
の振動と灯器等に伝達される振動との共振点を下げるよ
うにしたものであるから、その共振点を下げるためには
比較的軟質の弾性部材を用い、又その弾性部材を厚くし
てバネ定数を小さくしなければならず、従って材料費を
多く必要とするという欠点があった。
又、自動車の車体に取付ける灯器等の支持具には、上下
、左右、前後の3方向からの振動のうち特に問題となる
上下振動の緩衝作用が要求されているが、従来のこの種
の弾性部材では上下振動に対して圧縮応力をもって反発
するように作用するため、灯器等の被振動物の質量が比
較的小さなものについては共振振動数が高くなる欠点が
あった。
1そこで本考案は、振動吸収性力″(良好
でしかも材料を節約することができる新規な灯器等の支
持具を提供しようとするもので、車輌用灯器等を車体に
対して弾性的に支持する支持具において、該支持具はゴ
ム、柔軟な合成樹脂等の弾性体にて形成された弾性ブッ
シングと金属、合戊樹脂等比較的剛性のある材料にて形
成されたスペーサーとから威り、弾性ブッシングは底面
部とフランジとが側部によって一体に連結された略鉢形
状に形成され、前記底面部中央にネジ挿通孔が形成され
更に前記フランジ部分に灯器等の被支持部材に穿設され
た取付孔の縁に嵌合する環状の嵌合溝が形成されて戊り
、スペーサーは前記弾性ブッシングのネジ挿通孔に嵌挿
することができるように形成された円筒部と該円筒部の
一端縁から弾性ブッシングの底面部をその内側から押持
するための押え部が一体に折曲形成されて戊ることを特
徴とし、以下にその詳細について添附図面に示す実施例
に従って説明する。
図中1は2輪車の灯器2のハウジングで、該ハウジング
1には本考案支持具3が設けられている。
支持具3はゴム又は柔軟な合成樹脂等の弾性体にて形成
された弾性ブッシング4と金属又は合成樹脂にて形成さ
れたスペーサー5とから或っている。
弾性ブッシング4は第3図に示す如く、略鉢形状に形成
され、且つその底面部6中夫にネジ挿通孔7が、また開
口縁には外方に向って突出するフランジ8が形成された
ものであり、更に前記フランジ8の背面に沿うようにし
て前記灯器2のハウジング1に穿設された取付孔9の縁
に嵌合する環状の嵌合溝10が形成されている。
また弾性ブッシング4の・底面部6内面はネジ挿通孔7
の周囲が膨隆せしめられ、該膨隆部11が形成されるこ
とによってその周りには環状の凹溝12が形成される。
そして、該弾性ブッシング4の側部13、即ち第3図に
示す如く、前記底面部6とフランジ8とを連結する部分
の長さiは、大きい程共振点を下げることができるが、
余り大きくすると復元力に乏しくなるため、上下振動に
伴って2点鎖線で示した部位jに加わる剪断力に対して
反発力を蓄え得る程度の長さに限定される。
また前記嵌合溝10の深さ即ちフランジ8外周面と嵌合
溝10の底面との距離k及びフランジ8正面から嵌合溝
10までの距離1は当該支持具3に振動が加わった場合
に灯器2が弾性ブッシング4から外れない程度に形成さ
れる。
スペーサー5は前記弾性ブッシング4のネジ挿通孔7に
嵌挿することができる外径及び長さに形成された円筒部
14と該円筒部14の一端縁から前記膨隆部11の表面
及び凹溝12表面に略沿って丸く折曲形成された押え部
15とが一体に形成されて戒り、該押え部15の外周縁
は弾性ブッシング4の開口方向に向って丸く折り返され
弾性ブッシング4の内面が損傷されることが防止されて
いる。
そして、該スペーサー5はその円筒部14が弾性ブッシ
ング4の内側よりそのネジ挿通(L7に嵌挿されること
によって該スペーサー5の押え部15が膨隆部11及び
凹溝12に嵌合結合される。
本考案灯器等の支持具は上述の通りの構成であり、灯器
2のハウジング1に穿設された取付孔9の縁が弾性ブッ
シング4に形成された嵌合溝10に嵌め込まれることに
よって支持具3は灯器2に装着される。
そして、スペーサー5の円筒部14内にその内側よりネ
ジ16を通し、該ネジ16を車体17に形成された螺孔
(車体17にナツトが溶着されている場合はそのナツト
)18に締結することによって、灯器2は支持具3を介
して車体17に取付けられる。
しかして、車体17にその走行に伴う振動が伝わってき
た場合に、その振動、特に上下振動は弾性ブッシング4
の側部13に剪断力として働くため、従来の支持具(第
1図参照)に比べて振動吸収性が遥かに良好となる。
又、本考案支持具の弾性ブッシング4は略鉢形状に形成
されているので、材料を節約することができ省資源化に
寄与する。
第4図は本考案支持具の別の実施例を示し、第3図に示
した実施例のスペーサー5を変形したものである。
5′はスペーサーであり、該スペーサー5′は前記スペ
ーサー5の円筒部14と同形の円筒部19と該円筒部1
9の一端縁から弾性ブッシング4の膨隆部11表面及び
凹溝12表面に沿って折曲形成された押え部20と該押
え部20の外周縁から弾性ブッシング4の開口方向へ延
設され且つ弾性ブッシング4の側部13の内面から適宜
間隔離された胴部21と更に該胴部21の端縁から弾性
ブッシング4のフランジ8正面に沿って且つそれと一定
間隔を離間する如くに新曲形成された鍔部22とが一体
に形成されて戊る。
そして、該スペーサー5′はその円筒部19が弾性ブッ
シング4の内側よりそのネジ挿通孔7に嵌挿されること
によって該スペーサー5′の押え部20が膨隆部11及
び凹溝12に嵌合結合される。
しかして、この実施例の支持具にあっても、車体17に
その走行に伴う振動が伝わってきた場合に、振動吸収性
が良好であり、しかも弾性ブッシング4の材料を節約す
ることができる点は前記実施例におけると同様である。
又、この実施例においては、弾性ブッシング4の内部に
側部13と離れて且つ同じ方向に延びるスペーサー5′
が設けられているので、当該支持具に過大な振動が加わ
った場合に弾性ブッシング4がスペーサー5′に支えら
れてその破損が防止されると共にハウジング1の弾性ブ
ッシング4の嵌合溝10からの脱落が防止される。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の支持具の一例を示す縦断面図、第2図は
本考案支持具が用いられた2輪自動車の後尾灯の縦断面
図、第3図は第2図に示した支持具を分解して示す縦断
面図、第4図は本考案支持具の別の実施例を示す縦断面
図である。 符号の説明、1・・・・・・被支持部材(ハウジング)
、2・・・・・・車輛用灯器等、3・・・・・・支持具
、4・・・・・・弾性ブッシング、5,5′・・・・・
・スペーサー、6・・・・・・底面部、7・・・・・・
ネジ挿通孔、8・・・・・・フランジ、9・・・・・・
取付孔、10・・・・・・嵌合溝、13・・・・・・側
部、14.19・・・・・・円筒部、14.19.21
.22・・・・・・押え部、17・・・・・・車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌用灯器等を車体に対して弾性的に支持する支持具に
    おいて、該支持具はゴム、柔軟な合成樹脂等の弾性体に
    て形成された弾性ブッシングと金属、合成樹脂等比較的
    剛性のある材料にて形成されたスペーサーとから戊り、
    弾性ブッシングは底面部とフランジとが側部によって一
    体に連結された略鉢形状に形成され、前記底面部中央に
    ネジ挿通孔が形成され更に前記フランジ部分に灯器等の
    被支持部材に穿設された取付孔の縁に嵌合する環状の嵌
    合溝が形成されて成り、スペーサーは前記弾性ブッシン
    グのネジ挿通孔に嵌挿することができるように形成され
    た円筒部と該円筒部の一端縁から弾性ブッシングの底面
    部をその内側から押持するための押え部が一体に折曲形
    成されて戊ることを特徴とする灯器等の支持具。
JP1975080006U 1975-06-11 1975-06-11 灯器等の支持具 Expired JPS5922642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975080006U JPS5922642Y2 (ja) 1975-06-11 1975-06-11 灯器等の支持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975080006U JPS5922642Y2 (ja) 1975-06-11 1975-06-11 灯器等の支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS527175U JPS527175U (ja) 1977-01-19
JPS5922642Y2 true JPS5922642Y2 (ja) 1984-07-06

Family

ID=28558379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975080006U Expired JPS5922642Y2 (ja) 1975-06-11 1975-06-11 灯器等の支持具

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