JPH06248788A - 二重床用床板 - Google Patents

二重床用床板

Info

Publication number
JPH06248788A
JPH06248788A JP6096693A JP6096693A JPH06248788A JP H06248788 A JPH06248788 A JP H06248788A JP 6096693 A JP6096693 A JP 6096693A JP 6096693 A JP6096693 A JP 6096693A JP H06248788 A JPH06248788 A JP H06248788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
support
floor
surface plate
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6096693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
山本  清
Takeshi Yamamoto
毅 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
Original Assignee
OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OYO KIKAKU KK, Oyo Kikaku KK filed Critical OYO KIKAKU KK
Priority to JP6096693A priority Critical patent/JPH06248788A/ja
Publication of JPH06248788A publication Critical patent/JPH06248788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 薄板を表面板に用いて、軽量にして安価な二
重床用床板を提供する。 【構成】 薄板からなる表面板1の周辺を下方に屈折し
て補強縁11を形成する。下面の両端に支持脚21を付
設した帯状の板二本を十文字に組み合わせて支持体を形
成し、支持体の平らな上面を表面板1の裏面に密着した
状態で、表面板1と支持体を接合して床板を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重床用床板に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来は、それ自体で剛性の
ある表面板を用いている。剛性を保つために厚い板を用
いたり、裏面全体にリブを付設したりするために、重量
が大きくなったり、コストが嵩んだりする問題があっ
た。
【0003】
【発明の目的】この発明はこのような問題点を解決し、
軽量で、且つ、コストの安いものを提供することを目的
とする。
【0004】
【発明の構成】この目的のため、この発明は各周辺に下
方に屈折した補強縁を付設した形状の薄板からなる表面
板と、上記表面板の中心部と各隅を結ぶ放射状の補強リ
ブの少なくとも隅部に、下方に突出した脚を付設した支
持体とを、補強リブの上面が表面板の裏面を支持する状
態で接合するものである。
【0005】
【作用】このこのように構成すると、表面板は薄板単体
でもよく、薄板が周囲の屈折した縁と、支持体の補強リ
ブで補強されている。表面板はコストも安く、軽量であ
る。
【0006】
【実施例1】この発明の実施例を図面に就いて詳しく説
明する。図2に示すのは、表面板1である。厚さ2ミリ
メートルの亜鉛メッキ鋼板の周囲四辺を下方に直角に折
り曲げて2センチメートルの補強縁11を付設したもの
で、表面は一辺30センチメートルの正方形である。
【0007】図3に示すのは、三点支持板2Aである。
厚さ3ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなり、全体は
長さが表面板の対角線と略同じ42センチメートル、巾
2センチメートルで上面が平らなリブ20で、両端と中
央に下方に突出した支持脚21を一体に形成する。リブ
20の上面中央には上下方向の切込溝22を付設する。
切込溝の巾は3ミリメートル深さは15ミリメートルで
ある。支持脚の大きさは巾が約3センチメートル・高さ
は2センチメートルである。
【0008】図4に示すのは、二点支持板2Bである。
前図と略同一材料・同一サイズで、支持脚21はリブ2
0の両端のみに付設し、切込溝22はリブ20の下面中
央に設ける。その深さは5ミリメートルである。
【0009】図5に示すのは、支持体2である。三点支
持板2Aと二点支持板2Bとを切込溝22を上下から噛
み合わせて十文字に組み合わせて形成する。二点支持板
2Bの中央下面に支持脚を付設してもよい。
【0010】図1に示すのは、床板3である。表面板1
の裏面に支持体2を付設して形成する。支持体2の上面
が表面板の裏面に密着した状態で両者の重なる箇所とこ
ろどころをスポット溶接を用いて溶着して形成する。床
板3はスラブ4の上に敷き並べて用いる。表面板の周囲
の補強縁11とスラブ4の間、支持体のリブ20とスラ
ブ4の間・支持脚21と支持脚21の間が配線空間5と
なる。
【0011】表面板の大きく、支持板による撓み防止が
不足する場合には、例えば、図6に示すように、一方の
支持板2Aと直交する短く、両端に支持脚を付設した補
助支持板2C二枚を付け加えることにより、魚骨型の支
持体2を形成して支持箇所を増加し、表面板が大きくて
も充分の強度を持たすことが可能となる。
【0012】
【実施例2】表面板が直角の挟辺25センチメートルの
直角二等辺三角形である床板の例を示す。図7に示すよ
うに、厚さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなり、
三周辺に巾2センチメートルの補強縁11を下向きに付
設した表面板1を形成する。
【0013】厚さ3ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板から
なる、前例と略同様にリブと端部の支持脚を有する支持
板とを用いる。本実施例では、角度の等しい二隅を連結
し、略中心点で屈折する屈折支持板2Dと、この屈折支
持板を弓の弦として、これに直交する矢のように、片側
にのみ支持脚を持つ一点支持板2Eとを、中心点で交わ
らして三脚支持の支持体2を形成する。
【0014】上記のような表面板1の裏面に支持体2を
密着した状態で、両者を接合して床板3を得る。このよ
うにして形成した床板は三脚支持であるから、スラブに
不陸のある場合には、スラブに馴染むことができ都合が
よい。
【0015】
【実施例3】支持体は必ずしも一体に形成されていない
でもよい。図8に示すのは独立支持板2Fである。剛性
の大きいプラスチックからなり、断面形状が略T型で、
上面は厚さ2ミリメートル・巾3センチメートルの天板
23の中央下方に厚さ5ミリメートル・高さ4センチメ
ートルのリブ20が付設され、リブ20は両端の支持脚
21を残してアーチ状にえぐられている。図9に示すよ
うに、薄鋼板の周辺を屈折して補強縁11を付設した表
面板1の裏面に、中央点から少し離れた箇所から、四隅
に向けて放射状に四個の独立支持板2Fを付設する。付
設は表面板の表側からビス止めする方法によればよい。
【0016】尚、この発明の二重床用床板におい、表面
板などの耐荷重強度を高めるために、適宜補強溝(ビー
ド)を付設しても差し支えない。支持板は鋼板を屈折し
て補強してもよい。表面板と支持体の接合方法は溶接に
依らず、接着、機械的かしめ、ビス止めなどに依っても
良い。又、鋼板は亜鉛メッキ鋼板に限定する必要はな
く、耐久性が得られるなら他のメッキ製品でもよいし、
塗装を施すなどで耐蝕性を持たせてもよい。表面板は一
般的には鋼板が最も適しているが、支持体は鋼材でな
く、アルミニウムのダイカスト製品とか、高強度のプラ
スチックの射出成形品などによる一体成形によってもよ
い。更に又、支持板はリブと支持脚を一体に形成するの
がコストの観点からは望ましいが、必要条件ではない。
支持脚を別の材料で形成し、リブに取り付ける方法など
に依っても良い。
【0017】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、次のような特長がある。表面板の周囲は補強縁で補
強されており、中央部は放射状の支持板によって支えら
れるなど、肝心な箇所が有効に補強されているので、薄
板で形成しても上部からの荷重に対抗できる。表面板を
薄鋼板で形成できると、型抜きや曲げなどが簡単なプレ
ス加工でできるので、材料・加工とも非常に安く、安価
な床板を提供することができる。加工が簡単であるか
ら、長方形の床板に限らず、三角形の床板を提供するこ
とができる。三脚支持の床板は不陸に馴染み易いので便
利でる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 床板の一例を示す斜視図である。
【図2】 表面板の一例を示す斜視図である。
【図3】 支持板の一種を示す斜視図である。
【図4】 支持板の他の一種を示す斜視図である。
【図5】 支持体の一例を示す斜視図である。
【図6】 支持体の他の一例を示す平面図である。
【図7】 床板の他の一例を示す裏面図でる。
【図8】 支持板の他の一種を示す斜視図である。
【図9】 床板の他の一例を示す裏面図である。
【符号の説明】
1 表面板 11 補強縁 2 支持体 2A 三点支持板 2B 二点支持板 2C 補助支持板 2D 屈折支持板 2E 一点支持板 2F 独立支持板 20 リブ 21 支持脚 22 切込溝 23 天板 3 床板 4 スラブ 5 配線空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各周辺に下方に屈折した補強縁を付設し
    た形状の薄板からなる、長方形ないし三角形の表面板
    と、上記表面板の中心部と各隅を結ぶ放射状の補強リブ
    の少なくとも隅部それぞれに、下方に突出した脚を付設
    した支持体とを、補強リブの上面が表面板の裏面を支持
    する状態で接合してなる、二重床用床板。
  2. 【請求項2】 支持体の中心部には、下方に突出した脚
    を付設したことを特徴とした、請求項1記載の、二重床
    用床板。
  3. 【請求項3】 脚は補強リブと一体に形成されたことを
    特徴とした、請求項1ないし請求項2記載の、二重床用
    床板。
  4. 【請求項4】 支持体は長方形の表面板の対角線と略同
    じ長さで、中央に上下方向の嵌合切込を設けた帯状材二
    本を、切込箇所で上下から噛み合わせて成形したもので
    あることを特徴とした、請求項1ないし請求項3記載
    の、二重床用床板。
JP6096693A 1993-02-25 1993-02-25 二重床用床板 Pending JPH06248788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096693A JPH06248788A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 二重床用床板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096693A JPH06248788A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 二重床用床板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06248788A true JPH06248788A (ja) 1994-09-06

Family

ID=13157673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6096693A Pending JPH06248788A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 二重床用床板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06248788A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154172A (ja) * 2012-05-21 2012-08-16 Kumagai Gumi Co Ltd 補強床パネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154172A (ja) * 2012-05-21 2012-08-16 Kumagai Gumi Co Ltd 補強床パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06248788A (ja) 二重床用床板
US5720227A (en) Method of construction for a pallet
JPH07173922A (ja) 二重床用床板
JP2562404C (ja)
JPH0334457Y2 (ja)
JPH0225323Y2 (ja)
JPH10219981A (ja) 二重床の架設床板
JPS5912297Y2 (ja) 組立て水槽
JP2001046155A (ja) スチール棚
JPH0617760Y2 (ja) 組立式貯液槽
JP2605598Y2 (ja) バルコニーの取付構造
JP3038565U (ja) デッキプレート受材
JP3285517B2 (ja) フリーアクセスフロア用パネル
JP2004222910A (ja) 天板の補強構造
JPH06248789A (ja) 二重床の配線溝形成用材
JPH0520673Y2 (ja)
JPH073102B2 (ja) 建築物の面構造体及びその下地材
JPS6370763A (ja) フリ−アクセス床板
JP2601910Y2 (ja) リブ付きパネル
JPS60419Y2 (ja) 床板
JP4117962B2 (ja) 横壁パネルの取付構造
JPH0411997Y2 (ja)
JPH0732683Y2 (ja) 壁面等の補強構造
JPH0649731Y2 (ja) フリーアクセスフロア用金属製床パネル
JPH0723447Y2 (ja) デッキプレートの支持構造