JPH06248494A - Ti合金の陽極酸化皮膜形成方法 - Google Patents
Ti合金の陽極酸化皮膜形成方法Info
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- JPH06248494A JPH06248494A JP5946993A JP5946993A JPH06248494A JP H06248494 A JPH06248494 A JP H06248494A JP 5946993 A JP5946993 A JP 5946993A JP 5946993 A JP5946993 A JP 5946993A JP H06248494 A JPH06248494 A JP H06248494A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ti合金表面に均一な陽極酸化皮膜を形成し
て、Ti合金の耐食性を均一且つ充分に向上させること
ができるTi合金の陽極酸化皮膜形成方法を提供するこ
とである。 【構成】 Ti合金を、熱処理した後に、陽極酸化処理
するものであり、熱処理を、X線回折パターンにおいて
ルチル型構造及びアナターゼ型構造の少なくとも一方を
示すピークを有する熱酸化皮膜を形成する条件で行な
い、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以上の電圧で行な
うことを特徴とするものである。
て、Ti合金の耐食性を均一且つ充分に向上させること
ができるTi合金の陽極酸化皮膜形成方法を提供するこ
とである。 【構成】 Ti合金を、熱処理した後に、陽極酸化処理
するものであり、熱処理を、X線回折パターンにおいて
ルチル型構造及びアナターゼ型構造の少なくとも一方を
示すピークを有する熱酸化皮膜を形成する条件で行な
い、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以上の電圧で行な
うことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Ti合金の表面に均一
な陽極酸化皮膜を形成して、Ti合金の耐食性を向上さ
せる方法に関するものである。
な陽極酸化皮膜を形成して、Ti合金の耐食性を向上さ
せる方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】Ti合金の耐食性を向上さ
せることを目的として、Ti合金の表面に厚膜の陽極酸
化皮膜を形成するために、Ti合金を直接に陽極酸化処
理すると、次のような理由によって陽極酸化皮膜が不均
一になるという問題があった。即ち、Ti合金中のTi
以外の金属元素が陽極酸化処理中に選択的に溶解されて
いき、その溶解部分には孔ができるために陽極酸化皮膜
ができなくなる。従って、Ti合金を直接に陽極酸化処
理したのでは、陽極酸化皮膜にむらが生じ、耐食性を均
一且つ充分に向上させることができなかった。
せることを目的として、Ti合金の表面に厚膜の陽極酸
化皮膜を形成するために、Ti合金を直接に陽極酸化処
理すると、次のような理由によって陽極酸化皮膜が不均
一になるという問題があった。即ち、Ti合金中のTi
以外の金属元素が陽極酸化処理中に選択的に溶解されて
いき、その溶解部分には孔ができるために陽極酸化皮膜
ができなくなる。従って、Ti合金を直接に陽極酸化処
理したのでは、陽極酸化皮膜にむらが生じ、耐食性を均
一且つ充分に向上させることができなかった。
【0003】図7はフッ酸でエッチングされたTi合金
表面を示すSEM写真、図8はTi合金を250Vで直
接に陽極酸化処理して形成した陽極酸化皮膜の表面を示
すSEM写真である。なお、陽極酸化処理の電解浴組成
は、25g/lリン酸−35g/l硫酸−10g/l過
酸化水素水とした。図9は純Tiを250Vで直接に陽
極酸化処理して形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSE
M写真である。図8と図9とを比較してみるとわかるよ
うに、図8では、陽極酸化皮膜表面は溝状の孔がある非
常に凹凸のある不均一なものとなっている。これは、図
7からわかるように、Ti合金表面には、Ti以外の金
属元素が不均一に分布しているからである。
表面を示すSEM写真、図8はTi合金を250Vで直
接に陽極酸化処理して形成した陽極酸化皮膜の表面を示
すSEM写真である。なお、陽極酸化処理の電解浴組成
は、25g/lリン酸−35g/l硫酸−10g/l過
酸化水素水とした。図9は純Tiを250Vで直接に陽
極酸化処理して形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSE
M写真である。図8と図9とを比較してみるとわかるよ
うに、図8では、陽極酸化皮膜表面は溝状の孔がある非
常に凹凸のある不均一なものとなっている。これは、図
7からわかるように、Ti合金表面には、Ti以外の金
属元素が不均一に分布しているからである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、Ti合金表面に均一な陽極酸
化皮膜を形成して、Ti合金の耐食性を均一且つ充分に
向上させることができるTi合金の陽極酸化皮膜形成方
法を提供することを目的とする。
化皮膜を形成して、Ti合金の耐食性を均一且つ充分に
向上させることができるTi合金の陽極酸化皮膜形成方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】本発明のTi合金の陽極
酸化皮膜形成方法は、Ti合金を、熱処理した後に、陽
極酸化処理するものであり、熱処理を、X線回折パター
ンにおいてルチル型構造及びアナターゼ型構造の少なく
とも一方を示すピークを有する熱酸化皮膜を形成する条
件で行ない、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以上の電
圧で行なうことを特徴とするものである。
酸化皮膜形成方法は、Ti合金を、熱処理した後に、陽
極酸化処理するものであり、熱処理を、X線回折パター
ンにおいてルチル型構造及びアナターゼ型構造の少なく
とも一方を示すピークを有する熱酸化皮膜を形成する条
件で行ない、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以上の電
圧で行なうことを特徴とするものである。
【0006】Ti合金としては、例えばTi−6Al−
4V、Ti−8Mnなどが挙げられる。
4V、Ti−8Mnなどが挙げられる。
【0007】陽極酸化処理は、例えば次のような組成の
電解浴を用いて行なう。即ち、(1)1〜300g/lリ
ン酸と0.1〜200g/l硫酸との混合浴に、0.0
1〜200g/l過酸化水素水を添加したもの、(2) 1
種又は複数種のカルボン酸のみ。
電解浴を用いて行なう。即ち、(1)1〜300g/lリ
ン酸と0.1〜200g/l硫酸との混合浴に、0.0
1〜200g/l過酸化水素水を添加したもの、(2) 1
種又は複数種のカルボン酸のみ。
【0008】熱処理の条件としては、例えば、大気下、
700℃の温度で1時間放置する条件が採用されるが、
これに限るものではなく、上記のようなピークを有する
熱酸化皮膜を形成できる条件であればよい。
700℃の温度で1時間放置する条件が採用されるが、
これに限るものではなく、上記のようなピークを有する
熱酸化皮膜を形成できる条件であればよい。
【0009】
【作用】上記のようなピークを有する熱酸化皮膜は、結
晶性を有するTiO2である。なお、Ti以外の元素と
して例えばAl、Vを含んでいる場合には、Al2O3、
V2O5なども含まれるが、これらは非晶質であってもよ
い。陽極酸化皮膜は、火花放電発生電圧以上の電圧を印
加することによって上記のような熱酸化皮膜上に形成さ
れるので、その際にTi以外の金属元素が選択的に溶解
されることはない。従って、陽極酸化皮膜は均一に形成
される。
晶性を有するTiO2である。なお、Ti以外の元素と
して例えばAl、Vを含んでいる場合には、Al2O3、
V2O5なども含まれるが、これらは非晶質であってもよ
い。陽極酸化皮膜は、火花放電発生電圧以上の電圧を印
加することによって上記のような熱酸化皮膜上に形成さ
れるので、その際にTi以外の金属元素が選択的に溶解
されることはない。従って、陽極酸化皮膜は均一に形成
される。
【0010】しかも、上記のような熱酸化皮膜は、膜厚
が1μm程度のものであり、その上に陽極酸化皮膜が形
成されるので、Ti合金表面には1μm以上の厚膜が形
成されることとなる。従って、Ti合金の耐食性は向上
し、陽極酸化皮膜が均一に形成されることと相俟って、
Ti合金の耐食性は均一且つ充分なものとなる。
が1μm程度のものであり、その上に陽極酸化皮膜が形
成されるので、Ti合金表面には1μm以上の厚膜が形
成されることとなる。従って、Ti合金の耐食性は向上
し、陽極酸化皮膜が均一に形成されることと相俟って、
Ti合金の耐食性は均一且つ充分なものとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、Ti合金を、熱処理した後
に、陽極酸化処理するものであり、熱処理を、X線回折
パターンにおいてルチル型構造及びアナターゼ型構造の
少なくとも一方を示すピークを有する熱酸化皮膜を形成
する条件で行ない、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以
上の電圧で行なうので、熱酸化皮膜と均一な陽極酸化皮
膜を形成でき、即ち、Ti合金表面に熱酸化皮膜及び均
一な陽極酸化皮膜からなる厚い皮膜を形成でき、Ti合
金の耐食性を均一且つ充分に向上させることができる。
に、陽極酸化処理するものであり、熱処理を、X線回折
パターンにおいてルチル型構造及びアナターゼ型構造の
少なくとも一方を示すピークを有する熱酸化皮膜を形成
する条件で行ない、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以
上の電圧で行なうので、熱酸化皮膜と均一な陽極酸化皮
膜を形成でき、即ち、Ti合金表面に熱酸化皮膜及び均
一な陽極酸化皮膜からなる厚い皮膜を形成でき、Ti合
金の耐食性を均一且つ充分に向上させることができる。
【0012】
【実施例】Ti合金としてTi−6Al−4V材(大き
さ:20×50×1mm)を用い、これを、バフ研磨
し、トリクロロエチレンで脱脂した後、熱処理、次いで
陽極酸化処理した。
さ:20×50×1mm)を用い、これを、バフ研磨
し、トリクロロエチレンで脱脂した後、熱処理、次いで
陽極酸化処理した。
【0013】熱処理は、大気下、700℃の温度で1時
間放置することにより行なった。陽極酸化処理は、25
g/lリン酸−35g/l硫酸−10g/l過酸化水素
水からなる電解浴中にて、3A/dm2の電流密度で、
150V、250Vまで昇圧させて行なった。なお、こ
れらの電圧は火花放電発生電圧以上である。
間放置することにより行なった。陽極酸化処理は、25
g/lリン酸−35g/l硫酸−10g/l過酸化水素
水からなる電解浴中にて、3A/dm2の電流密度で、
150V、250Vまで昇圧させて行なった。なお、こ
れらの電圧は火花放電発生電圧以上である。
【0014】図1は、熱処理によりTi合金表面に形成
された熱酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。図1
からわかるように、Ti合金表面には、粒状物が密状態
で存在してなる熱酸化皮膜が形成されている。図2は、
図1の熱酸化皮膜のX線回折パターンを示し、図2にお
いて、ピークMはTiを示し、ピークAはアナターゼ型
酸化チタンを示し、ピークRはルチル型酸化チタンを示
す。図2からわかるように、上記熱酸化皮膜は、結晶性
のものである。
された熱酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。図1
からわかるように、Ti合金表面には、粒状物が密状態
で存在してなる熱酸化皮膜が形成されている。図2は、
図1の熱酸化皮膜のX線回折パターンを示し、図2にお
いて、ピークMはTiを示し、ピークAはアナターゼ型
酸化チタンを示し、ピークRはルチル型酸化チタンを示
す。図2からわかるように、上記熱酸化皮膜は、結晶性
のものである。
【0015】図3及び図4は、Ti合金を、熱処理後
に、それぞれ150V、250Vで陽極酸化処理して形
成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。こ
れらの図からわかるように、Ti合金表面に形成された
陽極酸化皮膜は、純Tiを直接に陽極酸化処理した図9
の場合と同様に、円形の孔が均一に分散してなる多孔質
のものとなっている。即ち、純Tiの場合と同様に、均
一なものとなっている。図5は、図4の陽極酸化皮膜の
X線回折パターンを示す。図5からわかるように、図4
の陽極酸化皮膜では、ルチル型構造を示すピークはな
く、アナターゼ型構造を示すピークのみとなっている。
これは、火花放電発生電圧以上の電圧を印加することに
よって、熱酸化皮膜上に陽極酸化皮膜が形成されたため
と考えられる。
に、それぞれ150V、250Vで陽極酸化処理して形
成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。こ
れらの図からわかるように、Ti合金表面に形成された
陽極酸化皮膜は、純Tiを直接に陽極酸化処理した図9
の場合と同様に、円形の孔が均一に分散してなる多孔質
のものとなっている。即ち、純Tiの場合と同様に、均
一なものとなっている。図5は、図4の陽極酸化皮膜の
X線回折パターンを示す。図5からわかるように、図4
の陽極酸化皮膜では、ルチル型構造を示すピークはな
く、アナターゼ型構造を示すピークのみとなっている。
これは、火花放電発生電圧以上の電圧を印加することに
よって、熱酸化皮膜上に陽極酸化皮膜が形成されたため
と考えられる。
【0016】図6は、図3及び図4の場合と同様に、T
i合金を、熱処理後に電圧を種々変えて陽極酸化処理し
た場合に得られた熱酸化皮膜及び陽極酸化皮膜の膜厚を
示す。図6からわかるように、火花放電発生電圧以上の
電圧で陽極酸化処理した場合には、両皮膜は、合わせて
1μm以上の厚膜となっている。なお、熱処理だけで1
μm程度の熱酸化皮膜が生成していた。
i合金を、熱処理後に電圧を種々変えて陽極酸化処理し
た場合に得られた熱酸化皮膜及び陽極酸化皮膜の膜厚を
示す。図6からわかるように、火花放電発生電圧以上の
電圧で陽極酸化処理した場合には、両皮膜は、合わせて
1μm以上の厚膜となっている。なお、熱処理だけで1
μm程度の熱酸化皮膜が生成していた。
【0017】以上のように、本実施例の方法によれば、
熱酸化皮膜及び陽極酸化皮膜を合わせて1μm以上の厚
膜として得ることができ、しかも、均一な陽極酸化皮膜
を得ることができる。従って、Ti合金の耐食性を均一
且つ充分に向上させることができる。
熱酸化皮膜及び陽極酸化皮膜を合わせて1μm以上の厚
膜として得ることができ、しかも、均一な陽極酸化皮膜
を得ることができる。従って、Ti合金の耐食性を均一
且つ充分に向上させることができる。
【0018】なお、陽極酸化処理で用いる電解浴として
は、1種又は複数種のカルボン酸のみを含むものを用い
てもよい。カルボン酸としては、例えば、酢酸、酒石
酸、クエン酸、コハク酸、イタコン酸、マロン酸、アジ
ピン酸等が挙げられる。
は、1種又は複数種のカルボン酸のみを含むものを用い
てもよい。カルボン酸としては、例えば、酢酸、酒石
酸、クエン酸、コハク酸、イタコン酸、マロン酸、アジ
ピン酸等が挙げられる。
【0019】また、熱処理の条件は、上記の場合に限る
ものではなく、X線回折パターンにおいてルチル型構造
及びアナターゼ型構造の少なくとも一方を示すピークを
有する熱酸化皮膜が得られる条件であればよい。
ものではなく、X線回折パターンにおいてルチル型構造
及びアナターゼ型構造の少なくとも一方を示すピークを
有する熱酸化皮膜が得られる条件であればよい。
【図1】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、熱処理によりTi合金表面に形成された熱酸化皮膜
の表面を示すSEM写真である。
て、熱処理によりTi合金表面に形成された熱酸化皮膜
の表面を示すSEM写真である。
【図2】 図1の熱酸化皮膜のX線回折パターンを示す
図である。
図である。
【図3】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、Ti合金を熱処理後に150Vで陽極酸化処理して
形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
て、Ti合金を熱処理後に150Vで陽極酸化処理して
形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
【図4】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、Ti合金を熱処理後に250Vで陽極酸化処理して
形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
て、Ti合金を熱処理後に250Vで陽極酸化処理して
形成した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
【図5】 図4の陽極酸化皮膜のX線回折パターンを示
す図である。
す図である。
【図6】 Ti合金を、熱処理後に電圧を種々変えて陽
極酸化処理した場合に得られた熱酸化皮膜及び陽極酸化
皮膜の膜厚を示す図である。
極酸化処理した場合に得られた熱酸化皮膜及び陽極酸化
皮膜の膜厚を示す図である。
【図7】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、フッ酸でエッチングされたTi合金表面を示すSE
M写真である。
て、フッ酸でエッチングされたTi合金表面を示すSE
M写真である。
【図8】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、Ti合金を250Vで直接に陽極酸化処理して形成
した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
て、Ti合金を250Vで直接に陽極酸化処理して形成
した陽極酸化皮膜の表面を示すSEM写真である。
【図9】 結晶の構造を示す図面に代わる写真であっ
て、純Tiを直接に陽極酸化処理して形成した陽極酸化
皮膜の表面を示すSEM写真である。
て、純Tiを直接に陽極酸化処理して形成した陽極酸化
皮膜の表面を示すSEM写真である。
Claims (1)
- 【請求項1】 Ti合金を、熱処理した後に、陽極酸化
処理するものであり、熱処理を、X線回折パターンにお
いてルチル型構造及びアナターゼ型構造の少なくとも一
方を示すピークを有する熱酸化皮膜を形成する条件で行
ない、陽極酸化処理を火花放電発生電圧以上の電圧で行
なうことを特徴とするTi合金の陽極酸化皮膜形成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5946993A JPH06248494A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Ti合金の陽極酸化皮膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5946993A JPH06248494A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Ti合金の陽極酸化皮膜形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248494A true JPH06248494A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13114202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5946993A Pending JPH06248494A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Ti合金の陽極酸化皮膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06248494A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002049965A1 (fr) * | 2000-12-19 | 2002-06-27 | Toho Titanium Co., Ltd. | Procede de formation d'une couche d'oxyde de titane et d'un condensateur electrolytique au titane |
JP2002194591A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-10 | Nippon Steel Corp | チタン薄板とその製造方法 |
WO2007029602A1 (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-15 | Kinki University | 骨代替材料、該骨代替材料を含む医療用材料、及び該骨代替材料の製造方法 |
JP2009215621A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Tohoku Univ | 陽極酸化法により製造した二酸化チタン |
US20110313539A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-12-22 | Prostec Co., Ltd. | Medical supplies and method of producing the same |
CN106637349A (zh) * | 2016-11-08 | 2017-05-10 | 北京星航机电装备有限公司 | 一种钛合金表面涂层涂覆前的处理方法 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5946993A patent/JPH06248494A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002049965A1 (fr) * | 2000-12-19 | 2002-06-27 | Toho Titanium Co., Ltd. | Procede de formation d'une couche d'oxyde de titane et d'un condensateur electrolytique au titane |
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WO2007029602A1 (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-15 | Kinki University | 骨代替材料、該骨代替材料を含む医療用材料、及び該骨代替材料の製造方法 |
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US20110313539A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-12-22 | Prostec Co., Ltd. | Medical supplies and method of producing the same |
US10668187B2 (en) | 2009-08-25 | 2020-06-02 | Prostec Co., Ltd. | Medical supplies and method of producing the same |
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