JPH06247930A - ピロール類の脱臭素的塩素化 - Google Patents
ピロール類の脱臭素的塩素化Info
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- JPH06247930A JPH06247930A JP5317494A JP31749493A JPH06247930A JP H06247930 A JPH06247930 A JP H06247930A JP 5317494 A JP5317494 A JP 5317494A JP 31749493 A JP31749493 A JP 31749493A JP H06247930 A JPH06247930 A JP H06247930A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D207/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D207/30—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D207/34—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D207/36—Oxygen or sulfur atoms
- C07D207/40—2,5-Pyrrolidine-diones
- C07D207/416—2,5-Pyrrolidine-diones with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to other ring carbon atoms
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 少なくとも1個の電子吸引性置換基と少なく
とも1個の水素もしくは臭素置換基を有するピロール化
合物を、溶剤の存在下に、また少なくとも1個の電子吸
引性置換基を有するピロール化合物がピロール環に臭素
置換基を有しない場合には、触媒量の臭素の存在下に塩
素化剤と反応させることからなる塩素化ピロール化合物
の製造方法。 【効果】 電子吸引性基を有するピロール化合物の塩素
化が好収率で達成される。
とも1個の水素もしくは臭素置換基を有するピロール化
合物を、溶剤の存在下に、また少なくとも1個の電子吸
引性置換基を有するピロール化合物がピロール環に臭素
置換基を有しない場合には、触媒量の臭素の存在下に塩
素化剤と反応させることからなる塩素化ピロール化合物
の製造方法。 【効果】 電子吸引性基を有するピロール化合物の塩素
化が好収率で達成される。
Description
【0001】
【従来の技術】ピロール環上1ないし3個の塩素原子で
置換された種々のピロール化合物類は殺菌剤、殺虫剤、
軟体動物駆除剤、殺ダニ剤および殺セン虫剤として非常
に有用である。
置換された種々のピロール化合物類は殺菌剤、殺虫剤、
軟体動物駆除剤、殺ダニ剤および殺セン虫剤として非常
に有用である。
【0002】しかしながらこれらピロール化合物類の塩
素化はしばしば困難である。例えば水素の置換を介する
ピロール環の直接塩素化では目的物の収率は低く、また
過剰塩素化と環の酸化により好ましくない副生物を生ず
ることがよくある。
素化はしばしば困難である。例えば水素の置換を介する
ピロール環の直接塩素化では目的物の収率は低く、また
過剰塩素化と環の酸化により好ましくない副生物を生ず
ることがよくある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子吸引基を有するピ
ロール化合物類に塩素置換基を導入する簡単な定量的方
法を提供するのが本発明の目的である。
ロール化合物類に塩素置換基を導入する簡単な定量的方
法を提供するのが本発明の目的である。
【0004】塩素含有殺虫性ピロール化合物の好都合に
してかつ得られ易い原料を供給することが本発明のもう
1つの目的である。
してかつ得られ易い原料を供給することが本発明のもう
1つの目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】脱臭素的塩素化反応、す
なわちピロール環上の1つもしくはそれ以上の臭素の塩
素による置換反応は簡単な定量的態様で進行するので、
温和な反応条件のもとで電子欠損ピロール類の塩素化を
促進し目的物を高純度、高収率で与えることが今や見出
されたのである。
なわちピロール環上の1つもしくはそれ以上の臭素の塩
素による置換反応は簡単な定量的態様で進行するので、
温和な反応条件のもとで電子欠損ピロール類の塩素化を
促進し目的物を高純度、高収率で与えることが今や見出
されたのである。
【0006】本発明は適当な臭素化ピロール前駆体に置
換反応を施し、ピロール環に塩素を導入する簡単な方法
を提供する。
換反応を施し、ピロール環に塩素を導入する簡単な方法
を提供する。
【0007】特に本発明は少なくとも1個の電子吸引性
置換基と少なくとも1個の水素または臭素を含有するピ
ロール化合物を、溶媒の存在下に、そして少なくとも1
個の電子吸引性置換基を含有するピロール化合物がピロ
ール環に臭素置換基をもたぬ場合には触媒量の臭素の存
在下に、塩素化剤と反応させることからなる塩素化ピロ
ール化合物の製造方法に関する。
置換基と少なくとも1個の水素または臭素を含有するピ
ロール化合物を、溶媒の存在下に、そして少なくとも1
個の電子吸引性置換基を含有するピロール化合物がピロ
ール環に臭素置換基をもたぬ場合には触媒量の臭素の存
在下に、塩素化剤と反応させることからなる塩素化ピロ
ール化合物の製造方法に関する。
【0008】特に本発明は下記式Iの塩素化ピロール化
合物の製造方法に関する。
合物の製造方法に関する。
【0009】
【化1】
【0010】[上式中、Wはニトリル、ニトロ、CO2
R1、CONR2R3、CSNR4R5もしくはS(O)nC
F2R6であり;Xは塩素または場合によって1ないし3
個のC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4
アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜
C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、
ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、
R8COもしくはNR9R10基で置換されていてもよいフ
ェニルであり;Yはトリフルオロメチル、塩素または場
合によって1ないし3個のC1〜C4アルキル、C1〜C4
アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキル
スルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、弗素、塩
素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメ
チル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換
されていてもよいフェニルであり;Zは塩素もしくはト
リフルオロメチルであるが、但し少なくともX、Yまた
はZのうちの1個は塩素でなければならぬものとし;A
は水素もしくはC1〜C6アルキルであり;R1はC1〜C
6アルキル、C3〜C6シクロアルキルもしくはフェニル
であり;R2、R3、R4およびR5は、相互に独立して水
素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたは、
場合によって1あるいはそれ以上の塩素、臭素、ヨウ
素、弗素、ニトロ、ニトリル、C1〜C4アルキル、C1
〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、もしくはC1
〜C4ハロアルコキシ基で置換されていもよいフェニル
であり;R6は水素、弗素、塩素、臭素、ジフルオロメ
チル、ジクロロメチル、トリフルオロメチルもしくはト
リクロロメチルであり;R7は水素、弗素、ジフルオロ
メチル、フルオロ・クロロメチルもしくはトリフルオロ
メチルであり;R8は水素もしくはC1〜C4アルキル;
R9は水素もしくはC1〜C4アルキルであり;R10は水
素、C1〜C4アルキルもしくはR11COであり;R11は
水素もしくはC1〜C4アルキルであり;BはS(O)mも
しくは酸素であり、そしてmとnは相互に独立して整数
0、1または2である]この方法は、式II
R1、CONR2R3、CSNR4R5もしくはS(O)nC
F2R6であり;Xは塩素または場合によって1ないし3
個のC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4
アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜
C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、
ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、
R8COもしくはNR9R10基で置換されていてもよいフ
ェニルであり;Yはトリフルオロメチル、塩素または場
合によって1ないし3個のC1〜C4アルキル、C1〜C4
アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキル
スルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、弗素、塩
素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメ
チル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換
されていてもよいフェニルであり;Zは塩素もしくはト
リフルオロメチルであるが、但し少なくともX、Yまた
はZのうちの1個は塩素でなければならぬものとし;A
は水素もしくはC1〜C6アルキルであり;R1はC1〜C
6アルキル、C3〜C6シクロアルキルもしくはフェニル
であり;R2、R3、R4およびR5は、相互に独立して水
素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたは、
場合によって1あるいはそれ以上の塩素、臭素、ヨウ
素、弗素、ニトロ、ニトリル、C1〜C4アルキル、C1
〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、もしくはC1
〜C4ハロアルコキシ基で置換されていもよいフェニル
であり;R6は水素、弗素、塩素、臭素、ジフルオロメ
チル、ジクロロメチル、トリフルオロメチルもしくはト
リクロロメチルであり;R7は水素、弗素、ジフルオロ
メチル、フルオロ・クロロメチルもしくはトリフルオロ
メチルであり;R8は水素もしくはC1〜C4アルキル;
R9は水素もしくはC1〜C4アルキルであり;R10は水
素、C1〜C4アルキルもしくはR11COであり;R11は
水素もしくはC1〜C4アルキルであり;BはS(O)mも
しくは酸素であり、そしてmとnは相互に独立して整数
0、1または2である]この方法は、式II
【0011】
【化2】
【0012】[式中、Lは水素、臭素または、場合によ
って1ないし3個のC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコ
キシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフ
ィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭
素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、
R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換されて
いてもよいフェニルであり;Mは水素、臭素、トリフル
オロメチルまたは、場合により1ないし3個のC1−C4
アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキルチ
オ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキル
スルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニ
トロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、R8COもし
くはNR9R10基で置換されていてもよいフェニルであ
り;Rは水素、臭素もしくはトリフルオロメチルである
が、但し少なくともL、MまたはRのうち1つは水素ま
たは臭素であるものとし、そしてW、A、R7、R8、R
9およびR10は式Iに対し上記したとおりである]で示
される化合物を溶媒の存在下に、そしてL、MおよびR
が臭素以外の場合には触媒量の臭素の存在下に塩素化剤
と反応させる工程を含んでなる。
って1ないし3個のC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコ
キシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフ
ィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭
素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、
R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換されて
いてもよいフェニルであり;Mは水素、臭素、トリフル
オロメチルまたは、場合により1ないし3個のC1−C4
アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキルチ
オ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキル
スルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニ
トロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、R8COもし
くはNR9R10基で置換されていてもよいフェニルであ
り;Rは水素、臭素もしくはトリフルオロメチルである
が、但し少なくともL、MまたはRのうち1つは水素ま
たは臭素であるものとし、そしてW、A、R7、R8、R
9およびR10は式Iに対し上記したとおりである]で示
される化合物を溶媒の存在下に、そしてL、MおよびR
が臭素以外の場合には触媒量の臭素の存在下に塩素化剤
と反応させる工程を含んでなる。
【0013】式Iのピロール化合物類は殺虫剤、軟体動
物駆除剤、殺ダニ剤、殺セン虫剤および殺菌剤として有
用である。
物駆除剤、殺ダニ剤、殺セン虫剤および殺菌剤として有
用である。
【0014】本発明の方法によると適当な臭化ピロール
前駆体はピロール環に臭素置換基をもたぬピロール化合
物を触媒量の臭素の存在下に塩素化することによりワン
ポット(insitu)で作ることができる。
前駆体はピロール環に臭素置換基をもたぬピロール化合
物を触媒量の臭素の存在下に塩素化することによりワン
ポット(insitu)で作ることができる。
【0015】一般に触媒量の臭素は約0.01から1モ
ル%の間にあつて、例えば具体的反応条件によるが、約
0.1モル%である。1例をフロー図に示す。ここでA
とWは上記したとおりである。
ル%の間にあつて、例えば具体的反応条件によるが、約
0.1モル%である。1例をフロー図に示す。ここでA
とWは上記したとおりである。
【0016】
【化3】
【0017】あるいは、本発明の方法は予め形成され、
そして単離された臭素化ピロール前駆体の塩素化による
目的のクロロピロール製品の製造に用いられる。1例を
フロー図IIに示す。
そして単離された臭素化ピロール前駆体の塩素化による
目的のクロロピロール製品の製造に用いられる。1例を
フロー図IIに示す。
【0018】
【化4】
【0019】本発明の方法で反応試剤として有用な式I
Iの化合物、それらの製造法[一般的に有用な試薬も含
め]は出版物のなかでも特に米国特許第5,010,09
8号、同5,008,403号および同5,162,308
号明細書に記述されている。一般に臭素触媒の利用は式
IIにおいてAが水素、L、MおよびRが臭素以外のピ
ロール化合物に好適である。その他直接塩素化はピロー
ル化合物に少なくとも1個の水素または臭素が存在する
とき行なわれる。
Iの化合物、それらの製造法[一般的に有用な試薬も含
め]は出版物のなかでも特に米国特許第5,010,09
8号、同5,008,403号および同5,162,308
号明細書に記述されている。一般に臭素触媒の利用は式
IIにおいてAが水素、L、MおよびRが臭素以外のピ
ロール化合物に好適である。その他直接塩素化はピロー
ル化合物に少なくとも1個の水素または臭素が存在する
とき行なわれる。
【0020】塩素ガス、N−クロロコハク酸イミド、塩
化スルフリル、t−ブチルハイポクロライトなど当該技
術分野で知られている塩素化剤は本発明の方法での利用
に好適である。
化スルフリル、t−ブチルハイポクロライトなど当該技
術分野で知られている塩素化剤は本発明の方法での利用
に好適である。
【0021】塩素化剤に対して非反応性の溶剤は本発明
の方法で利用できる、四塩化炭素、酢酸およびクロロベ
ンゼンのようなハロ芳香族類などの塩素化反応に適する
ことの知られている溶剤が好ましい。
の方法で利用できる、四塩化炭素、酢酸およびクロロベ
ンゼンのようなハロ芳香族類などの塩素化反応に適する
ことの知られている溶剤が好ましい。
【0022】本明細書で開示される電子吸引性置換基を
有するピロール環に塩素原子を導入する簡便かつ定量的
方法は室温などの温和な反応条件のもとでおきる。しか
し反応速度は反応温度に比例するので、反応温度を上げ
ると反応速度を高め、反応時間を短縮する。しかし反応
温度を急激に高めると好ましくない副反応と分解によ
り、目的物の収率低下につながる可能性がある。
有するピロール環に塩素原子を導入する簡便かつ定量的
方法は室温などの温和な反応条件のもとでおきる。しか
し反応速度は反応温度に比例するので、反応温度を上げ
ると反応速度を高め、反応時間を短縮する。しかし反応
温度を急激に高めると好ましくない副反応と分解によ
り、目的物の収率低下につながる可能性がある。
【0023】
【実施例】上記フロー図IおよびIIは本発明の方法に
より製造される式Iの典型的なピロール化合物類を具体
的に説明するものである。本発明の理解を更に容易なら
しめるために以下に例を提示し発明を具体的に説明す
る。本発明は付随請求項に明示されていることを除いて
実施例により制限されるものではない。
より製造される式Iの典型的なピロール化合物類を具体
的に説明するものである。本発明の理解を更に容易なら
しめるために以下に例を提示し発明を具体的に説明す
る。本発明は付随請求項に明示されていることを除いて
実施例により制限されるものではない。
【0024】実施例1 4−クロロ−2−(p−クロロフェニル)−5−(トリ
フルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリルの製造
フルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリルの製造
【0025】
【化5】
【0026】2−(p−クロロフェニル)−5−(トリ
フルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル(8.
12g、0.03モル)と酢酸ナトリウム(0.25g、
0.003モル)を酢酸に入れた混合物を70℃に保
ち、臭素(0.48g、0.003モル)を滴下させた。
色が消失しおわると反応混合物に塩化スルフリルを1時
間かけて滴下し、1時間70℃に保持し、減圧下に濃縮
したのち水でうすめた。
フルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル(8.
12g、0.03モル)と酢酸ナトリウム(0.25g、
0.003モル)を酢酸に入れた混合物を70℃に保
ち、臭素(0.48g、0.003モル)を滴下させた。
色が消失しおわると反応混合物に塩化スルフリルを1時
間かけて滴下し、1時間70℃に保持し、減圧下に濃縮
したのち水でうすめた。
【0027】反応混合物を濾過し、ケーキ(残し)を水
洗、乾燥させて表題の生成物を白色固体として7.7g
(収率84%)得た。融点242°−243℃。
洗、乾燥させて表題の生成物を白色固体として7.7g
(収率84%)得た。融点242°−243℃。
【0028】実施例2 4−クロロ−2−(3,4−ジクロロフェニル)−5−
(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル
の製造
(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル
の製造
【0029】
【化6】
【0030】実施例1に記載したのと本質的に同じ操作
を用いるが、出発物質として2−(3,4−ジクロロフ
ェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−
カルボニトリルを用い、表題生成物を白色固体、融点2
39°−241℃、として収率69%で得た。
を用いるが、出発物質として2−(3,4−ジクロロフ
ェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−
カルボニトリルを用い、表題生成物を白色固体、融点2
39°−241℃、として収率69%で得た。
【0031】実施例3 4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)−1−メチル
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルの製造法
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルの製造法
【0032】
【化7】
【0033】2−(p−クロロフェニル)−1−メチル
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリル(5.0g、0.0176モル)の四塩化炭素溶液
を臭素(56g、0.0351モル)で処理し、8時間
加熱還流する、冷後、水、メタ重亜硫酸ナトリウム水溶
液、水の順に洗浄し、硫酸ナトリウム上乾燥し、減圧濃
縮して固体残渣を得た。残渣をヘプタンから再結晶して
表題生成物を白色固体6.0g(収率94%)、融点1
26°−129℃、として得た。
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリル(5.0g、0.0176モル)の四塩化炭素溶液
を臭素(56g、0.0351モル)で処理し、8時間
加熱還流する、冷後、水、メタ重亜硫酸ナトリウム水溶
液、水の順に洗浄し、硫酸ナトリウム上乾燥し、減圧濃
縮して固体残渣を得た。残渣をヘプタンから再結晶して
表題生成物を白色固体6.0g(収率94%)、融点1
26°−129℃、として得た。
【0034】実施例4 4−クロロ−2−(p−クロロフェニル)−1−メチル
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルの製造法
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルの製造法
【0035】
【化8】
【0036】4−ブロモ−2−(p−クロロフェニル)
−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピロール−
3−カルボニトリル(20.0g、0.055モル)のク
ロロベンゼン溶液を60℃に保持し、この温度で塩素ガ
スを1/2時間にわたって通じる。その後室温にまで冷却
し、反応物を水、メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液、水の
順に洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。その後減圧
濃縮して残渣を得た。残渣をヘプタンから再結晶して表
題生成物を淡黄色結晶17.6g(収率定量的)、融点
109.5°−110.5℃、として得た。
−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピロール−
3−カルボニトリル(20.0g、0.055モル)のク
ロロベンゼン溶液を60℃に保持し、この温度で塩素ガ
スを1/2時間にわたって通じる。その後室温にまで冷却
し、反応物を水、メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液、水の
順に洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。その後減圧
濃縮して残渣を得た。残渣をヘプタンから再結晶して表
題生成物を淡黄色結晶17.6g(収率定量的)、融点
109.5°−110.5℃、として得た。
【0037】実施例5 1−メチル−2,4,5−トリクロロピロール−3−カル
ボニトリルの製造法
ボニトリルの製造法
【0038】
【化9】
【0039】1−メチル−2,4,5−トリブロモピロー
ル−3−カルボニトリル(40.0g、0.117モル)
をクロロベンゼンに加えた混合物を40℃に加熱し、反
応温度を氷浴を用いて35℃以下に保持できる速さで塩
素ガスを通じた。
ル−3−カルボニトリル(40.0g、0.117モル)
をクロロベンゼンに加えた混合物を40℃に加熱し、反
応温度を氷浴を用いて35℃以下に保持できる速さで塩
素ガスを通じた。
【0040】塩素化終了後、反応混合物を室温にまで冷
却し、水、メタ重亜硫酸ナトリウム、水の順で洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥、ついで減圧濃縮して残渣を得
た。残渣をヘプタン中結晶化させ、表題生成物を白色固
体22.8g(収率93%)、融点113°−114℃
として得た。
却し、水、メタ重亜硫酸ナトリウム、水の順で洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥、ついで減圧濃縮して残渣を得
た。残渣をヘプタン中結晶化させ、表題生成物を白色固
体22.8g(収率93%)、融点113°−114℃
として得た。
【0041】本発明の主な特徴および態様は以下のとお
りである。
りである。
【0042】1.少なくとも1個の電子吸引性置換基と
少なくとも1個の水素もしくは臭素置換基を有するピロ
ール化合物を、溶剤の存在下に、また少なくとも1個の
電子吸引性置換基を有するピロール化合物がピロール環
に臭素置換基を有しない場合には、触媒量の臭素の存在
下に塩素化剤と反応させることからなる塩素化ピロール
化合物の製造方法。
少なくとも1個の水素もしくは臭素置換基を有するピロ
ール化合物を、溶剤の存在下に、また少なくとも1個の
電子吸引性置換基を有するピロール化合物がピロール環
に臭素置換基を有しない場合には、触媒量の臭素の存在
下に塩素化剤と反応させることからなる塩素化ピロール
化合物の製造方法。
【0043】2.前記塩素化ピロール化合物が式I
【0044】
【化10】
【0045】[上式中、Wはニトリル、ニトロ、CO2
R1、CONR2R3、CSNR4R5もしくはS(O)nC
F2R6であり;Xは塩素または、場合によって1ないし
3個のC1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−
C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1
−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ
素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2
B、R8COもしくはNR9R10基で置換されていてもよ
いフェニルであり;Yはトリフルオロメチル、塩素また
は、場合によって1ないし3個C1−C4アルキル、C1
−C4アルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ア
ルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗
素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフル
オロメチル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基
で置換されていてもよいフェニルであり;Zは塩素トリ
フェニルメチルであるが、但し、X、YもしくはZのう
ちの1つは塩素でなければならぬものとし;Aは水素も
しくはC1−C6アルキルであり;R1はC1−C6アルキ
ル、C3−C6シクロアルキルもしくはフェニルであり;
R2、R3、R4およびR5は、相互に独立して水素、C1
−C4アルキル、C1−C4ハロアルキルまたは、場合に
よって1もしくはそれ以上の塩素、臭素、ヨウ素、弗
素、ニトロ、ニトリル、C1−C4アルキル、C1−C4ハ
ロアルキル、C1−C4アルコキシもしくはC1−C4ハロ
アルコキシ基で置換されていてもよいフェニルであり;
R6は水素、弗素、塩素、臭素、ジフルオロメチル、ジ
クロロメチル、トリフルオロメチル、もしくはトリクロ
ロメチルであり;R7は水素、弗素、ジフルオロメチ
ル、フルオロ・クロロメチルもしくはトリフルオロメチ
ルであり;R8は水素もしくはC1−C4アルキルであ
り;R9は水素もしくはC1−C4アルキルであり;R10
は水素、C1−C4アルキルもしくはR11COであり;R
11は水素もしくはC1−C4アルキルであり;BはS(O)
mもしくは酸素であり;そしてmとnは、相互に独立し
て整数0、1または2であり]で示され、式II
R1、CONR2R3、CSNR4R5もしくはS(O)nC
F2R6であり;Xは塩素または、場合によって1ないし
3個のC1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−
C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1
−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ
素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2
B、R8COもしくはNR9R10基で置換されていてもよ
いフェニルであり;Yはトリフルオロメチル、塩素また
は、場合によって1ないし3個C1−C4アルキル、C1
−C4アルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ア
ルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗
素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフル
オロメチル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基
で置換されていてもよいフェニルであり;Zは塩素トリ
フェニルメチルであるが、但し、X、YもしくはZのう
ちの1つは塩素でなければならぬものとし;Aは水素も
しくはC1−C6アルキルであり;R1はC1−C6アルキ
ル、C3−C6シクロアルキルもしくはフェニルであり;
R2、R3、R4およびR5は、相互に独立して水素、C1
−C4アルキル、C1−C4ハロアルキルまたは、場合に
よって1もしくはそれ以上の塩素、臭素、ヨウ素、弗
素、ニトロ、ニトリル、C1−C4アルキル、C1−C4ハ
ロアルキル、C1−C4アルコキシもしくはC1−C4ハロ
アルコキシ基で置換されていてもよいフェニルであり;
R6は水素、弗素、塩素、臭素、ジフルオロメチル、ジ
クロロメチル、トリフルオロメチル、もしくはトリクロ
ロメチルであり;R7は水素、弗素、ジフルオロメチ
ル、フルオロ・クロロメチルもしくはトリフルオロメチ
ルであり;R8は水素もしくはC1−C4アルキルであ
り;R9は水素もしくはC1−C4アルキルであり;R10
は水素、C1−C4アルキルもしくはR11COであり;R
11は水素もしくはC1−C4アルキルであり;BはS(O)
mもしくは酸素であり;そしてmとnは、相互に独立し
て整数0、1または2であり]で示され、式II
【0046】
【化11】
【0047】[上式中、Lは水素、臭素または、場合に
よって1ないし3個のC1−C4アルキル、C1−C4アル
コキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスル
フィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、
臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換さ
れていてもよいフェニルであり;Mは水素、臭素、トリ
フルオロメチルまたは、場合によって1ないし3個のC
1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキ
ルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アル
キルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリ
ル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、R8C
OもしくはNR9R10基で置換されていてもよいフェニ
ルであり;Rは水素、臭素もしくはトリフルオロメチル
であるが、但しもしくは少なくともL、M、もしくはR
のうち1つが水素もしくは臭素でなくてはならぬものと
し、そしてW、A、R7、R8、R9およびR10は上述の
とおりである]を、溶媒の存在下に、かつL、MとRが
臭素以外の場合には触媒量の臭素の存在下に、塩素化剤
とを反応させることからなる上記1の製造方法。
よって1ないし3個のC1−C4アルキル、C1−C4アル
コキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスル
フィニル、C1−C4アルキルスルホニル、弗素、塩素、
臭素、ヨウ素、ニトリル、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、R7CF2B、R8COもしくはNR9R10基で置換さ
れていてもよいフェニルであり;Mは水素、臭素、トリ
フルオロメチルまたは、場合によって1ないし3個のC
1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキ
ルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アル
キルスルホニル、弗素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトリ
ル、ニトロ、トリフルオロメチル、R7CF2B、R8C
OもしくはNR9R10基で置換されていてもよいフェニ
ルであり;Rは水素、臭素もしくはトリフルオロメチル
であるが、但しもしくは少なくともL、M、もしくはR
のうち1つが水素もしくは臭素でなくてはならぬものと
し、そしてW、A、R7、R8、R9およびR10は上述の
とおりである]を、溶媒の存在下に、かつL、MとRが
臭素以外の場合には触媒量の臭素の存在下に、塩素化剤
とを反応させることからなる上記1の製造方法。
【0048】3.少なくともL、MもしくはRのうちの
1つが臭素で、溶媒が四塩化炭素である上記2の製造方
法。
1つが臭素で、溶媒が四塩化炭素である上記2の製造方
法。
【0049】4.L、MとRが臭素以外で、前記溶媒が
クロロベンゼンである上記2の製造方法。
クロロベンゼンである上記2の製造方法。
【0050】5.AがC1−C6アルキルである上記3の
製造方法。
製造方法。
【0051】6.Aが水素である上記4の製造方法。
【0052】7.塩素化剤が塩素ガス、塩化スルフリ
ル、N−クロロコハク酸イミド、およびt−ブチルハイ
ポクロライトからなる群から選択される上記2の製造方
法。
ル、N−クロロコハク酸イミド、およびt−ブチルハイ
ポクロライトからなる群から選択される上記2の製造方
法。
【0053】8.式I[式中、Wはニトリル、Xは塩素
もしくは臭素、Yは塩素もしくは随時1ないし3個の塩
素、臭素、ヨウ素もしくはトリフルオロメチル基で置換
されたフェニルおよびZはトリフルオロメチルもしくは
塩素である]の化合物を製造するための上記2の製造方
法。
もしくは臭素、Yは塩素もしくは随時1ないし3個の塩
素、臭素、ヨウ素もしくはトリフルオロメチル基で置換
されたフェニルおよびZはトリフルオロメチルもしくは
塩素である]の化合物を製造するための上記2の製造方
法。
【0054】9.Aがメチルである上記8の製造方法。
【0055】10.Aが水素である上記8の製造方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも1個の電子吸引性置換基と少
なくとも1個の水素もしくは臭素置換基を有するピロー
ル化合物を、溶剤の存在下に、また少なくとも1個の電
子吸引性置換基を有するピロール化合物がピロール環に
臭素置換基を有しない場合には、触媒量の臭素の存在下
に塩素化剤と反応させることからなる塩素化ピロール化
合物の製造方法。
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