JPH06246985A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH06246985A
JPH06246985A JP4005993A JP4005993A JPH06246985A JP H06246985 A JPH06246985 A JP H06246985A JP 4005993 A JP4005993 A JP 4005993A JP 4005993 A JP4005993 A JP 4005993A JP H06246985 A JPH06246985 A JP H06246985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
side frames
printing
attaching
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP4005993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Uchiyama
行宏 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4005993A priority Critical patent/JPH06246985A/ja
Publication of JPH06246985A publication Critical patent/JPH06246985A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字装置において印字品質を確保するととも
にプラテン1の交換を容易にする。 【構成】 サイドフレーム9に対して回動可能に支持さ
れたプラテン取付板6を介してプラテン1をサイドフレ
ーム9に固定する。 【効果】 印字濃淡が生ずることなく鮮明な印字ができ
るとともにプラテン1の交換作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関するもの
であり、さらに詳しくはプラテンの支持固定構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に印字装置においては、印字ヘッド
面とプラテンの印字面とは印字範囲で平行であることが
要求される。印字ヘッド面とプラテンの印字面とが平行
でないときは印字濃淡等の印字品質の劣化が顕著であ
る。このため、従来、印字面の傾きを調整できるプラテ
ンが提案されていた。
【0003】この分野における従来の技術として、特開
昭61−20775号公報にて開示されている可動式プ
ラテンが知られている。ここで開示されている内容は図
3に示すように、プラテン1の両端に設けられた取付部
に回動軸であるピン5を設けて、印字装置本体に取り付
ける。また、ピン5のまわりにプラテン1を回転させる
力を与えるバネと、このバネの力を受けると同時にバネ
の力によるプラテン1の回転変位を拘束するネジを設
け、このネジによりプラテン1の回動角度を調整してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成では、プラ
テン1の印字を行う面と印字ヘッドのプラテン1に対向
する面の平行度を調整し、プラテン1の印字を行う面と
印字ヘッドのプラテン1に対向する面の間隔(以後、プ
ラテンギャップと称する)を調整することができ印字濃
淡等の印字品質劣化を防げるが、プラテン1の交換に困
難が残る。というのは、プラテン1の構造として、プラ
テン本体と印字装置本体への取付部が一体となっている
ので、プラテン1を交換するときに印字装置本体を分解
しなければ、プラテン1を取り外すことができない。例
えば、ワイヤドット式の印字装置の場合、ワイヤの硬度
が高いので(ビッカース硬度で800〜1400程
度)、何らかのまちがいで、用紙をプラテン1の印字を
行う面と印字ヘッドの間に置かず、直接プラテンにワイ
ヤを打ち出し印字動作すると、プラテン表面(ビッカー
ス硬度で約650)が荒れてしまい印字品質を維持でき
なくなる。そのため、プラテン交換を容易にできる構造
が必要になる。
【0005】そこで、本発明は従来のこのような問題を
解決し、プラテンの交換が容易で、しかも、プラテン面
のヘッドに対する角度を調整し得る印字装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の印字装置は、相対向するサイドフレームに
相対向してプラテン取付部材を回動可能に支持する手段
と固定する手段とを備え、プラテン取付部材間にプラテ
ンを固定したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例である印字装置の
プラテン周辺部分解斜視図である。図2は本発明の一実
施例である印字装置のプラテンおよびキャリッジ周辺断
面図である。以後同一番号は同一部品を示す。
【0009】図1に示すように、印字装置本体の両側に
相対向して立設したサイドフレーム9に相対向して内側
へ突出するようにピン5がカシメ固定されている。ま
た、プラテン取付板6は前述のサイドフレーム9に突設
されているピン5と回動可能に軸穴係合されている。プ
ラテン取付板6はL字型の形状を成し、各々のプラテン
取付板6の水平な上面にプラテン1が橋渡されネジ止め
などの固定手段で取り付けられている。また、各々のプ
ラテン取付板6の垂直な面は穴10がピン5に係合する
とともに前述のサイドフレーム9に穴10を曲中心とし
た曲長穴11を介しネジ止めなどの手段で固定されるよ
うに構成される。また、サイドフレーム9間に渡って、
図2に断面を示すキャリッジガイド軸4がプラテン1の
印字面と平行となるように設定されている。このキャリ
ッジガイド軸4にキャリッジ3が図2の紙面垂直方向へ
摺動自在に係合し、このキャリッジ3上に印字ヘッド2
が取り付けられている。このキャリッジガイド軸4は偏
心軸となっており、このキャリッジガイド軸4が回転す
ることにより印字ヘッド2はプラテン1に対して前後動
しプラテンギャップを変え、あらかじめ決められたプラ
テンギャップに設定することができる。
【0010】ここで、プラテン1の印字面1aと印字ヘ
ッド2のプラテン1に対向する面2aとの平行度の調整
の仕方について説明する。図2に示すように、キャリッ
ジ3に搭載する印字ヘッド2の代わりにプラテンギャッ
プ調整治具8をキャリッジ3に取り付ける。このプラテ
ンギャップ調整治具8は印字ヘッド2と同様の外形形状
を有し、磁気吸引力を発生する磁極をプラテン1に対向
する面2aに備えている。キャリッジガイド軸4を回転
すると、プラテンギャップが狭くなり、磁性材料である
軟鋼板よりなるプラテン1とプラテンギャップ調整治具
8の先端面が、磁気吸引力によりプラテン1が微少に回
転して、密着する。このプラテン1の回転位置はプラテ
ン1の印字面1aと印字ヘッド2のプラテン1に対向す
る面2aが平行となりプラテンギャップの差が生じない
という条件を満たす最適な位置である。
【0011】このように、プラテン1とプラテンギャッ
プ調整治具8との平行度を調整した状態でプラテン取付
板6をサイドフレーム9にネジなどの固定手段で取り付
ける。
【0012】上述のように、プラテン1はプラテン取付
板6にネジ止めなどの固定手段で取り付けられているの
で、補修の目的などによるプラテン1の交換が容易であ
る。また、プラテンギャップの不均一にともなう印字濃
淡が発生せず、品質の高い印字をすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、印字装
置本体を分解することなくプラテンを脱着することがで
きるので、プラテンの交換を容易にすることができると
いう効果を有する。また、プラテンの印字面を印字ヘッ
ドのプラテンに対向する面と平行に調整することによっ
て、プラテンギャップの不均一にともなう印字濃淡が発
生せず、品質の高い印字をすることができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印字装置のプラテン周
辺部分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す印字装置のプラテンお
よびキャリッジ周辺断面図である。
【図3】従来の技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 印字ヘッド 3 キャリッジ 4 キャリッジガイド軸 5 ピン 6 プラテン取付板 8 プラテンギャップ調整治具 9 サイドフレーム 10 穴 11 曲長穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向するサイドフレームに相対向して
    プラテン取付部材を回動可能に支持する手段と固定する
    手段とを備え、前記プラテン取付部材間にプラテンを固
    定したことを特徴とする印字装置。
JP4005993A 1993-03-01 1993-03-01 印字装置 Pending JPH06246985A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4005993A JPH06246985A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005993A JPH06246985A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06246985A true JPH06246985A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12570356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4005993A Pending JPH06246985A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 印字装置

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JP (1) JPH06246985A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110238030A1 (en) * 2008-12-03 2011-09-29 Terumo Kabushiki Kaisha Blood bag system and blood treating method
JP2015136917A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110238030A1 (en) * 2008-12-03 2011-09-29 Terumo Kabushiki Kaisha Blood bag system and blood treating method
US8439889B2 (en) * 2008-12-03 2013-05-14 Terumo Kabushiki Kaisha Blood bag system and blood treating method
JP2015136917A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 ブラザー工業株式会社 印刷装置

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