JPH0624568U - 鏡板の防曇装置 - Google Patents

鏡板の防曇装置

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JPH0624568U
JPH0624568U JP6676692U JP6676692U JPH0624568U JP H0624568 U JPH0624568 U JP H0624568U JP 6676692 U JP6676692 U JP 6676692U JP 6676692 U JP6676692 U JP 6676692U JP H0624568 U JPH0624568 U JP H0624568U
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hot water
end plate
water supply
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清市 山本
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鏡板の防曇処理を短時間で行なえ、かつ、鏡板
全体の温度分布を均一に制御する。 【構成】鏡板本体10の裏面10bに給湯機構20を設
け、この給湯機構20に給湯される温水H・Wにて鏡板
本体10の表面10aを加温可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば浴室などに設置される鏡板の防曇装置に関し、特に、入浴 時の湯気による鏡板表面の曇りの防止あるいは除去が容易に行なえるようにした ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鏡板の表面を曇らないようにするためには、鏡板の表面温度を周囲温 度より常に高くすれば良く、また、曇った鏡板表面の曇りを除去するには、鏡板 の表面温度を周囲温度より6℃以上高くすれば充分である。
【0003】 従来、このような鏡板の防曇装置としては、鏡板の裏面に電気ヒータを貼付て いるのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構造の防曇装置付鏡板を浴室内に設置した場合、 電気ヒータの防湿性能が劣るために、電気ヒータを電圧が100ボルトの電源に 接続すると感電の恐れがある。
【0005】 このような感電を防止するには、電圧を低圧にして使用しているものであるが 、そのためには、低圧電源装置を用いる必要がある。
【0006】 また、安全性を確保するためにヒータ容量を小さくしており電気ヒータに連続 通電した場合でも、ヒータ温度が周囲温度よりも20〜25℃しか高くならない ように設定されているために、防曇処理を行なうのに20〜30分の時間を要す る。
【0007】 しかも、ヒータ容量を大きくしたとしても、鏡板全体の温度分布が均一になる ように制御することが困難であるという問題があった。
【0008】
【考案の目的】
この考案の目的は、鏡板の防曇処理を短時間で行なえ、かつ、鏡板全体の温度 分布を均一に制御することができるようにした鏡板の防曇装置を提供することに ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この考案は、鏡板本体の裏面に給湯機構を設 け、この給湯機構に給湯される温水にて前記鏡板本体の表面を加温可能にしてな る構成としたものである。
【0010】
【作用】
すなわち、この考案は、上記の構成を採用することにより、鏡板本体の裏面に 給湯機構を設け、この給湯機構に給湯される温水にて前記鏡板本体の表面を加温 可能にしてなるために、鏡板の全体が温まり、これによって、鏡板表面の温度分 布の均一制御が容易に行なえるとともに、従前のような電気ヒータによるものと 比較して、鏡板の防曇処理を短時間で行なえる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明すると、図2に示 すように、図中1は例えばマンション等の集合住宅などに設置された浴室内を形 成するユニットバスルームである。
【0012】 このバスルーム1には、浴槽本体2と洗い場本体3とが組合せ設置され、それ らの周面を天井板4及び側壁面5にて囲繞形成してなるとともに、前記洗い場本 体3に段付き形成されたカウンタ部6の上部の側壁面5には、鏡板10が設置さ れ、この鏡板本体10の表面10a側は鏡面となっている。
【0013】 そして、前記鏡板本体10は、図1及び図3に示すように、複数個の固定金具 11を介して化粧パネル12に保持されているとともに、その裏面10b側には 、給湯機構からなる防曇装置20が設けられている。
【0014】 この防曇装置20は、図4に示すように、熱交換ボックス21を備え、この熱 交換ボックス21の底部には、給湯口22と排水口23が設けられているととも に、前記給湯口22には、図示しない給湯装置から湯H・Wを給湯する給湯配管 系が接続されている。
【0015】 また、前記熱交換ボックス21内の上部には、前記給湯口22に電磁弁24を 介して接続された噴出湯管25が設けられ、この噴出湯管25には、複数の湯噴 出口26が開口形成されている。
【0016】 すなわち、前記噴出湯管25は、給湯配管系から給湯される湯H・Wを各々の 湯噴出口26から放散させ、前記鏡板本体10が密着される熱交換ボックス21 内の前面21aに流下させることにより、前記鏡板本体10をその裏面10b側 から加温し、これによって、前記鏡板本体10の表面10aを全面に亘って均一 な温度分布にて加温し得るようになっている。
【0017】 なお、図中31,32は前記熱交換ボックス21の裏面21bと前記バスルー ム1の側壁面5にそれぞれ設けた取付金具で、これらの取付金具31,32にて 前記防曇装置20付きの鏡板本体10をバスルーム1の側壁面5に取付け可能に なっている。
【0018】 しかして、上記の構成によれば、浴室内の湯気にて鏡板本体10の表面10a が曇らないようにするためには、入浴前に、予め電磁弁24を開弁して、熱交換 ボックス21内に給湯配管系からの湯H・Wを供給し、熱交換ボックス21内の 上部に設けた噴出湯管25の湯噴出口26から湯H・Wを放散させる。
【0019】 これによって、噴出湯管25の湯噴出口26から放散する湯H・Wは、熱交換 ボックス21内の前面21aに流下し、鏡板本体10の裏面10b側を加温する とともに、鏡板本体10の表面10aを全面に亘って均一な温度分布にて加温す るため、鏡板本体10の表面温度が周囲温度より常に高くすることが可能になり 、鏡板本体10の表面10aの曇りを防止する。
【0020】 また、曇った鏡板本体10表面10aの曇りを除去するには、電磁弁24を開 弁すると、熱交換ボックス21内に給湯配管系からの湯H・Wが供給され、熱交 換ボックス21内の上部に設けた噴出湯管25の湯噴出口26から湯H・Wが放 散される。
【0021】 このとき、噴出湯管25の湯噴出口26から放散する湯H・Wは、熱交換ボッ クス21内の前面21aに流下し、鏡板本体10の裏面10b側を加温するとと もに、鏡板本体10の表面10aを全面に亘って均一な温度分布にて加温し、こ れによって、鏡板本体10の表面温度を周囲温度より高くすることができ、短時 間(2〜3分)で鏡板本体10の表面10aの曇りが除去される。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案は、鏡板本体の裏面に給湯機構を設 け、この給湯機構に給湯される温水にて鏡板本体の表面を加温可能にしてなるこ とから、鏡板表面の温度分布を均一に制御することができ、従前のような電気ヒ ータによるものと比較して、鏡板の防曇処理を短時間で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る鏡板の防曇装置の一実施例を示
す拡大断面図。
【図2】ユニットバスルームの説明図。
【図3】防曇装置付き鏡板の正面図。
【図4】防曇装置である給湯機構の説明図。
【符号の説明】
10……鏡板本体、10a……表面(鏡面)、10b…
…裏面、20……防曇装置(給湯機構)、21……熱交
換ボックス、22……給湯口、23……排水口、25…
…噴出湯管、26……湯噴出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡板本体の裏面に給湯機構を設け、この給
    湯機構に給湯される温水にて前記鏡板本体の表面を加温
    可能にしたことを特徴とする鏡板の防曇装置。
JP1992066766U 1992-08-31 1992-08-31 鏡板の防曇装置 Expired - Fee Related JP2570494Y2 (ja)

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Citations (6)

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JPS6347762U (ja) * 1986-09-18 1988-03-31
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JP3033556U (ja) * 1996-07-12 1997-01-28 孝男 山下 燃料用タンクの蓋体
JP3122759U (ja) * 2006-04-13 2006-06-29 理想科学工業株式会社 インクジェット記録装置

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