JPH0430953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430953Y2 JPH0430953Y2 JP1987016035U JP1603587U JPH0430953Y2 JP H0430953 Y2 JPH0430953 Y2 JP H0430953Y2 JP 1987016035 U JP1987016035 U JP 1987016035U JP 1603587 U JP1603587 U JP 1603587U JP H0430953 Y2 JPH0430953 Y2 JP H0430953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- supply pipe
- shower room
- shower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 131
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 2
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000006903 response to temperature Effects 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
(産業上の利用分野)
本考案は、シヤワー室ユニツトにおいて、温水
供給設備に改良を加えたものに関する。
供給設備に改良を加えたものに関する。
(従来技術とその問題点)
昨今では、入浴の目的を、心のやすらぎやくつ
ろぎを得又は疲れを取る取るためと、身体の清潔
化又はエチケツト上のたしなみとするためとに区
別して考えるような傾向があり、このような考え
方は特に若者を中心として広がつている。そし
て、単に汗等を流すだけでよいようなエチケツト
のための入浴なら、シヤワーでも充分であるとい
う考え方が定着しつつある。これに伴つて、浴室
を備えないような住宅は勿論、浴室を備えている
住宅においても、そのプライベートルームや寝室
等(二階以上である場合が多い)にシヤワー室を
設置したいという新たなニーズが生まれてきた。
このようなニーズに応えるためには、設置が簡単
であり、安全性に優れ、更に価格及びランニング
コストが安価である等、多くの厳しい条件を総て
充足させるものでなければならない。ところが従
来のシヤワー室ユニツトは、スポーツクラブやビ
ジネスホテル等への設置に主眼をおいて設計製作
されたものであるから、機能面から見た設備の技
術レベルは、一般住宅用浴室ユニツト等と対等な
地位に位置付けられていた。その機能とは、シヤ
ワー使用にあたつての温水化への即応性、温水温
度の調節幅拡大及び温度変化に対する即応性、温
水使用量の増大化及び連続使用の可能化等であ
る。すなわち、これらは結局湯沸かし能力の向上
にウエイトが置かれるものであり、温水供給設備
の大型化を伴い、また必然的に、付設される安全
装置の大型化をも招来する。従つて、従来のシヤ
ワー室ユニツトをその全体として見ると、前記の
如き厳しい条件事項のいずれをも満足させること
ができず、昨今のニーズには対応できなかつた。
ろぎを得又は疲れを取る取るためと、身体の清潔
化又はエチケツト上のたしなみとするためとに区
別して考えるような傾向があり、このような考え
方は特に若者を中心として広がつている。そし
て、単に汗等を流すだけでよいようなエチケツト
のための入浴なら、シヤワーでも充分であるとい
う考え方が定着しつつある。これに伴つて、浴室
を備えないような住宅は勿論、浴室を備えている
住宅においても、そのプライベートルームや寝室
等(二階以上である場合が多い)にシヤワー室を
設置したいという新たなニーズが生まれてきた。
このようなニーズに応えるためには、設置が簡単
であり、安全性に優れ、更に価格及びランニング
コストが安価である等、多くの厳しい条件を総て
充足させるものでなければならない。ところが従
来のシヤワー室ユニツトは、スポーツクラブやビ
ジネスホテル等への設置に主眼をおいて設計製作
されたものであるから、機能面から見た設備の技
術レベルは、一般住宅用浴室ユニツト等と対等な
地位に位置付けられていた。その機能とは、シヤ
ワー使用にあたつての温水化への即応性、温水温
度の調節幅拡大及び温度変化に対する即応性、温
水使用量の増大化及び連続使用の可能化等であ
る。すなわち、これらは結局湯沸かし能力の向上
にウエイトが置かれるものであり、温水供給設備
の大型化を伴い、また必然的に、付設される安全
装置の大型化をも招来する。従つて、従来のシヤ
ワー室ユニツトをその全体として見ると、前記の
如き厳しい条件事項のいずれをも満足させること
ができず、昨今のニーズには対応できなかつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて。シヤワーに必要にして充分な機能は
具備させておいて、徹底した構成の簡素化を図
り、もつて新たに生まれてきたニーズに対応する
ことができる、新規な温水供給設備(以下、本案
設備という)を備えたシヤワー室ユニツトを提供
することを目的とする。
のであつて。シヤワーに必要にして充分な機能は
具備させておいて、徹底した構成の簡素化を図
り、もつて新たに生まれてきたニーズに対応する
ことができる、新規な温水供給設備(以下、本案
設備という)を備えたシヤワー室ユニツトを提供
することを目的とする。
「考案の構成」
(問題点を解決するための手段)
本考案の要旨とするところは、温水をシヤワー
ヘツドへ送給する温水供給設備が一体的に組み込
まれたシヤワー室ユニツトであつて、前記温水供
給設備は、電気ヒーターを内蔵した閉鎖型の湯タ
ンクと、該湯タンクに水を供給する給水管と、該
給水管の途中に設けられた流量調節用の元止め弁
と、前記湯タンクとシヤワーヘツドとを連絡する
温水送給管とから成り、前記給水管の途中に分岐
部が設けられこの分岐させた給水管は注水量調節
栓を介して前記温水送給管の途中に接続され、前
記湯タンクは、シヤワー室の床面直下又は側壁裏
面にシヤワー室内とは区画されて設置されている
と共に前記シヤワーヘツド及び温水送給管を通し
て大気開放されていることである。
ヘツドへ送給する温水供給設備が一体的に組み込
まれたシヤワー室ユニツトであつて、前記温水供
給設備は、電気ヒーターを内蔵した閉鎖型の湯タ
ンクと、該湯タンクに水を供給する給水管と、該
給水管の途中に設けられた流量調節用の元止め弁
と、前記湯タンクとシヤワーヘツドとを連絡する
温水送給管とから成り、前記給水管の途中に分岐
部が設けられこの分岐させた給水管は注水量調節
栓を介して前記温水送給管の途中に接続され、前
記湯タンクは、シヤワー室の床面直下又は側壁裏
面にシヤワー室内とは区画されて設置されている
と共に前記シヤワーヘツド及び温水送給管を通し
て大気開放されていることである。
(作用)
本案設備の構成は、元止め弁、湯タンク、注水
量調節栓の三つの技術的事項を柱として成る、極
めて簡素なものである。前記湯タンクは、それ自
体は閉鎖型であるが、シヤワーヘツド及び温水送
給管を経て大気に通ずるように配管される。従つ
て、貯水の加熱によりタンク内圧が上昇しようと
しても、その上昇圧は大気に逃がされる。このよ
うに、前記湯タンクは実質的には開放型のタンク
と同様であつて、その耐圧構造は満水時の貯水圧
に耐え得る程度の簡素なものでよく、且つ逃がし
弁や逆止弁等の安全装置は不要である。また、貯
水の加熱旬には電気ヒーターを採用しているた
め、構造が簡単であり、また安全性も高い。この
ように、従来の温水供給設備に比して、構成及び
構造を徹底して簡素化してあるばかりでなく、安
全性については微塵も損なわれていない。従つ
て、昨今の新たなニーズに対応できる。
量調節栓の三つの技術的事項を柱として成る、極
めて簡素なものである。前記湯タンクは、それ自
体は閉鎖型であるが、シヤワーヘツド及び温水送
給管を経て大気に通ずるように配管される。従つ
て、貯水の加熱によりタンク内圧が上昇しようと
しても、その上昇圧は大気に逃がされる。このよ
うに、前記湯タンクは実質的には開放型のタンク
と同様であつて、その耐圧構造は満水時の貯水圧
に耐え得る程度の簡素なものでよく、且つ逃がし
弁や逆止弁等の安全装置は不要である。また、貯
水の加熱旬には電気ヒーターを採用しているた
め、構造が簡単であり、また安全性も高い。この
ように、従来の温水供給設備に比して、構成及び
構造を徹底して簡素化してあるばかりでなく、安
全性については微塵も損なわれていない。従つ
て、昨今の新たなニーズに対応できる。
(実施例)
以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
て説明すると次の通りである。
第1図は本案設備を備えたシヤワー室ユニツト
を概略して示す断面図である、本案設備は、湯タ
ンク1と元止め弁5と、注水量調節栓6とから成
る。
を概略して示す断面図である、本案設備は、湯タ
ンク1と元止め弁5と、注水量調節栓6とから成
る。
湯タンク1は、シヤワー室8の床下に収納され
ている。該湯タンク1は閉鎖型のものであつて、
薄箱状に形成されている。また、該湯タンク1内
には電気ヒーター4が内臓されており、貯水を加
熱して湯とする。なお、後述するが、前記湯タン
ク1はシヤワーヘツド7及び温水送給管3を経て
大気に通じており、その使用状況においては、開
放型のタンク(図示省略)と同じ条件下に置かれ
る。すなわち、貯水の加熱等によつてタンク内圧
が異常に上昇することはない。従つて、その周
壁、底壁等に採られる強度対策としての構造は、
満水時の貯水圧に耐え得る程度に留まり、圧力容
器の如き堅牢な耐圧構造は必要としない。なお、
湯タンク1をシヤワー室8の床下に収納するよう
にしているため、該シヤワー室8の室内が、湯タ
ンク1内の湯により加熱された床壁8aを通じて
暖まり、冬季や寒冷地等におけるシヤワー室8へ
の入室時の不快感を防止することができる。この
ようにして成る湯タンク1には、その側面壁に給
水口部1aが穿設され、上面壁に出湯口部1bが
穿設されている。
ている。該湯タンク1は閉鎖型のものであつて、
薄箱状に形成されている。また、該湯タンク1内
には電気ヒーター4が内臓されており、貯水を加
熱して湯とする。なお、後述するが、前記湯タン
ク1はシヤワーヘツド7及び温水送給管3を経て
大気に通じており、その使用状況においては、開
放型のタンク(図示省略)と同じ条件下に置かれ
る。すなわち、貯水の加熱等によつてタンク内圧
が異常に上昇することはない。従つて、その周
壁、底壁等に採られる強度対策としての構造は、
満水時の貯水圧に耐え得る程度に留まり、圧力容
器の如き堅牢な耐圧構造は必要としない。なお、
湯タンク1をシヤワー室8の床下に収納するよう
にしているため、該シヤワー室8の室内が、湯タ
ンク1内の湯により加熱された床壁8aを通じて
暖まり、冬季や寒冷地等におけるシヤワー室8へ
の入室時の不快感を防止することができる。この
ようにして成る湯タンク1には、その側面壁に給
水口部1aが穿設され、上面壁に出湯口部1bが
穿設されている。
前記湯タンク1の給水口部1aには、水道管等
から成る給水管2が接続されている。該給水管2
は、シヤワー室8の立壁8b裏面において二叉状
分岐部2aが形成されており、分岐した一方管が
元止め弁5を経由して前記湯タンク1に接続する
ようになつている。また前記分岐管部2aの他方
管は、注水量調節栓6に接続されている。これら
元止め弁5及び冷却水注入器6は、いずれもシヤ
ワー室8における立壁8bの室内側に突設されて
おり、操作ハンドルの回動により、給水管2にお
ける供給水について、その止栓、開栓及び流量調
節が可能な構造となつている。
から成る給水管2が接続されている。該給水管2
は、シヤワー室8の立壁8b裏面において二叉状
分岐部2aが形成されており、分岐した一方管が
元止め弁5を経由して前記湯タンク1に接続する
ようになつている。また前記分岐管部2aの他方
管は、注水量調節栓6に接続されている。これら
元止め弁5及び冷却水注入器6は、いずれもシヤ
ワー室8における立壁8bの室内側に突設されて
おり、操作ハンドルの回動により、給水管2にお
ける供給水について、その止栓、開栓及び流量調
節が可能な構造となつている。
前記湯タンク1の出湯口部1bには、温水送給
管3の流入部9が挿着され、該温水送給管3はシ
ヤワー室立壁8bの裏面に沿つて立ち上がり、そ
の先端がシヤワー室8内へ引き出されてシヤワー
ヘツド7が装着されている。また、該温水送給管
3には、途中の合流部6aにおいて、途中から分
岐させた前記給水管2の一方が、前記注水量調節
栓6を介して接続されている。なお、図示は省略
するが、シヤワーノズル7の中にはハンデイタイ
プのものがあり、シヤワー室の室内壁面等から可
撓性ホースを介してシヤワーノズル7が接続され
たようなものがある。このような場合、温水送給
管3とはシヤワーホースも含めて言う。
管3の流入部9が挿着され、該温水送給管3はシ
ヤワー室立壁8bの裏面に沿つて立ち上がり、そ
の先端がシヤワー室8内へ引き出されてシヤワー
ヘツド7が装着されている。また、該温水送給管
3には、途中の合流部6aにおいて、途中から分
岐させた前記給水管2の一方が、前記注水量調節
栓6を介して接続されている。なお、図示は省略
するが、シヤワーノズル7の中にはハンデイタイ
プのものがあり、シヤワー室の室内壁面等から可
撓性ホースを介してシヤワーノズル7が接続され
たようなものがある。このような場合、温水送給
管3とはシヤワーホースも含めて言う。
このようにして成る本案設備の使用状況を説明
する。給水管2には、常に水道圧、ポンプ圧等が
作用しているから、元止め弁5を開栓させること
で、湯タンク1内に水が供給される。湯タンク1
内では電気ヒーター4により貯水が加熱されて湯
となる。該湯は、前記水受給管2による給水圧に
より出湯口部1bからシヤワーノズル7へと揚流
され、一気にシヤワー室8内へ噴き出す。ところ
で、湯の温度を下げたいときは、注水量調節栓6
を開栓させる。前記給水管2から分岐部2a、注
水量調節栓6を経た水は、当該注水量調節栓6の
開栓度合に応じた量に絞られて三叉状合流部6a
に至り、湯タンク1から揚流される湯と混合され
る。従つて、シヤワーノズル7からは、所望温度
の温水が噴き出す。
する。給水管2には、常に水道圧、ポンプ圧等が
作用しているから、元止め弁5を開栓させること
で、湯タンク1内に水が供給される。湯タンク1
内では電気ヒーター4により貯水が加熱されて湯
となる。該湯は、前記水受給管2による給水圧に
より出湯口部1bからシヤワーノズル7へと揚流
され、一気にシヤワー室8内へ噴き出す。ところ
で、湯の温度を下げたいときは、注水量調節栓6
を開栓させる。前記給水管2から分岐部2a、注
水量調節栓6を経た水は、当該注水量調節栓6の
開栓度合に応じた量に絞られて三叉状合流部6a
に至り、湯タンク1から揚流される湯と混合され
る。従つて、シヤワーノズル7からは、所望温度
の温水が噴き出す。
(別態様の検討)
湯タンクは閉鎖型ではあるものの、出湯口部が
シヤワーノズルを通じて大気に開放された状態と
なつている。従つて、圧力分布が変位する場合の
対応策に腐心する必要はなく、タンク形状は設計
上の制約を受けずに自由に変更可能なものであ
る。また、第2図に示す如く、シヤワー室におけ
る壁面相互間の隅角部に三角柱状に形成させるこ
とも可能である。更には立壁面に沿つた薄型箱状
に形成させることも可能となる。このように縦方
向に長いものとしておくことにより、貯水水面の
面積及び湯層と水層との境界部の体積を小さくす
ることができ、湯の温度低下を妨げるという利点
がある。また、温水送給管を更に分岐させ、岐管
の管端部をシヤワー室内に臨ませて適宜吐出管を
取り付けると共に、該吐出管の近傍に洗面器等を
付設させておけば、簡易な洗面室、化粧室等とし
ても使用できるようになる。このように、本案設
備の構成及び形状は、実施の態様に応じて適宜変
更可能である。
シヤワーノズルを通じて大気に開放された状態と
なつている。従つて、圧力分布が変位する場合の
対応策に腐心する必要はなく、タンク形状は設計
上の制約を受けずに自由に変更可能なものであ
る。また、第2図に示す如く、シヤワー室におけ
る壁面相互間の隅角部に三角柱状に形成させるこ
とも可能である。更には立壁面に沿つた薄型箱状
に形成させることも可能となる。このように縦方
向に長いものとしておくことにより、貯水水面の
面積及び湯層と水層との境界部の体積を小さくす
ることができ、湯の温度低下を妨げるという利点
がある。また、温水送給管を更に分岐させ、岐管
の管端部をシヤワー室内に臨ませて適宜吐出管を
取り付けると共に、該吐出管の近傍に洗面器等を
付設させておけば、簡易な洗面室、化粧室等とし
ても使用できるようになる。このように、本案設
備の構成及び形状は、実施の態様に応じて適宜変
更可能である。
「考案の効果」
以上の説明で明らかなように、上記の如く構成
された本考案に係るシヤワー室ユニツトは、その
温水供給設備が、簡単な構成であるので、設置作
業が簡単であるうえコストが安くて済む。また、
シヤワーヘツド及び温水送給管を通じて湯タンク
を大気開放したことにより、加熱時に水が熱膨張
してもタンク内の圧力が上昇することがないの
で、高い安全性が得られる。そして、湯タンクの
安全性が優れるので、これをシヤワー室の床面直
下又は側壁裏面へ設置することが可能である。つ
まり、本願考案は湯タンクが大気開放されている
め、温水供給源をシヤワー室ユニツト内へ安全に
組み込んで一体化することが出来るようになつた
ものと言える。その結果、本考案に係るシヤワー
室ユニツトは、その設置面積が小さくて済み、且
つそれ自体に温水供給源を備えているため、シヤ
ワー室を所望箇所へ容易に設置することができる
という効果を発揮する。従来のシヤワー室ユニツ
トは、外部のボイラーやガス湯沸器から温水を供
給する構成を採つていたため、シヤワー室の設置
箇所が限定され、所望の箇所へ設置するのは大変
困難であつた。しかるに本考案を適用したシヤワ
ー室ユニツトは、それ自体に温水供給源を備えて
おり且つ安全性が高く、その上、給水管の配管作
業の他には電気配線作業のみで足りるので、シヤ
ワー室を所望の箇所へ容易に設置することが可能
なのである。従つて、本考案に係るシヤワー室ユ
ニツトによれば、給水、排水設備及び電気配線さ
え整つた場所であればどこにでもシヤワー室を設
置することができ、その設置場所は二階以上の部
屋であるとマンシヨンの室内であるとを問わな
い。また屋内であると屋外であるとをも問わな
い。そのうえ、湯タンクを開放状に配管してある
から安全性については何等問題がなく、また火を
使用しない電気加熱式としている点等も含めて。
安心した入浴ができる。更に、構成及び構造が極
めて簡素化されているため、メンテナンスが容易
となるばかりでなく、価格が大幅に低廉化され、
ランニングコストも低廉化される。特に、このよ
うに価格及びランニングコストの低廉化が実現さ
れていることは、ニーズの強い若年層にとつて、
正に当を得たものであると言える。さらに、本考
案では、温水送給管の途中で水を所望量注入でき
る構成を採つたので、温水温度の調節ができる
等、幾多の優れた利点を有している。
された本考案に係るシヤワー室ユニツトは、その
温水供給設備が、簡単な構成であるので、設置作
業が簡単であるうえコストが安くて済む。また、
シヤワーヘツド及び温水送給管を通じて湯タンク
を大気開放したことにより、加熱時に水が熱膨張
してもタンク内の圧力が上昇することがないの
で、高い安全性が得られる。そして、湯タンクの
安全性が優れるので、これをシヤワー室の床面直
下又は側壁裏面へ設置することが可能である。つ
まり、本願考案は湯タンクが大気開放されている
め、温水供給源をシヤワー室ユニツト内へ安全に
組み込んで一体化することが出来るようになつた
ものと言える。その結果、本考案に係るシヤワー
室ユニツトは、その設置面積が小さくて済み、且
つそれ自体に温水供給源を備えているため、シヤ
ワー室を所望箇所へ容易に設置することができる
という効果を発揮する。従来のシヤワー室ユニツ
トは、外部のボイラーやガス湯沸器から温水を供
給する構成を採つていたため、シヤワー室の設置
箇所が限定され、所望の箇所へ設置するのは大変
困難であつた。しかるに本考案を適用したシヤワ
ー室ユニツトは、それ自体に温水供給源を備えて
おり且つ安全性が高く、その上、給水管の配管作
業の他には電気配線作業のみで足りるので、シヤ
ワー室を所望の箇所へ容易に設置することが可能
なのである。従つて、本考案に係るシヤワー室ユ
ニツトによれば、給水、排水設備及び電気配線さ
え整つた場所であればどこにでもシヤワー室を設
置することができ、その設置場所は二階以上の部
屋であるとマンシヨンの室内であるとを問わな
い。また屋内であると屋外であるとをも問わな
い。そのうえ、湯タンクを開放状に配管してある
から安全性については何等問題がなく、また火を
使用しない電気加熱式としている点等も含めて。
安心した入浴ができる。更に、構成及び構造が極
めて簡素化されているため、メンテナンスが容易
となるばかりでなく、価格が大幅に低廉化され、
ランニングコストも低廉化される。特に、このよ
うに価格及びランニングコストの低廉化が実現さ
れていることは、ニーズの強い若年層にとつて、
正に当を得たものであると言える。さらに、本考
案では、温水送給管の途中で水を所望量注入でき
る構成を採つたので、温水温度の調節ができる
等、幾多の優れた利点を有している。
第1図は本考案に係るシヤワー室ユニツトを概
略して示す断面図、第2図は湯タンクにおける別
態様の実施例を示す斜視図である。 1……湯タンク、2……給水管、3……温水送
給管、4……電気ヒーター、5……元止め弁、6
……注水量調節栓、8……シヤワー室。
略して示す断面図、第2図は湯タンクにおける別
態様の実施例を示す斜視図である。 1……湯タンク、2……給水管、3……温水送
給管、4……電気ヒーター、5……元止め弁、6
……注水量調節栓、8……シヤワー室。
Claims (1)
- 温水をシヤワーヘツドへ送給する温水供給設備
が一体的に組み込まれたシヤワー室ユニツトであ
つて、前記温水供給設備は、電気ヒーターを内蔵
した閉鎖型の湯タンクと、該湯タンクに水を供給
する給水管と、該給水管の途中に設けられた流量
調節用の元止め弁と、前記湯タンクとシヤワーヘ
ツドとを連絡する温水送給管とから成り、前記給
水管の途中に分岐部が設けられこの分岐させた給
水管は注水量調節栓を介して前記温水送給管の途
中に接続され、前記湯タンクは、シヤワー室の床
面直下又は側壁裏面にシヤワー室内とは区画され
て設置されていると共に前記シヤワーヘツド及び
温水送給管を介して大気開放されていることを特
徴とする温水供給設備を備えたシヤワー室ユニツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016035U JPH0430953Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016035U JPH0430953Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123190U JPS63123190U (ja) | 1988-08-10 |
JPH0430953Y2 true JPH0430953Y2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=30807527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987016035U Expired JPH0430953Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430953Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140745A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯回収装置を備えたシヤワ−装置 |
JPS61170422A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | 松下電工株式会社 | シヤワ−装置 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP1987016035U patent/JPH0430953Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140745A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯回収装置を備えたシヤワ−装置 |
JPS61170422A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | 松下電工株式会社 | シヤワ−装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63123190U (ja) | 1988-08-10 |
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