JPH0654743A - 曇り止め鏡 - Google Patents
曇り止め鏡Info
- Publication number
- JPH0654743A JPH0654743A JP23148692A JP23148692A JPH0654743A JP H0654743 A JPH0654743 A JP H0654743A JP 23148692 A JP23148692 A JP 23148692A JP 23148692 A JP23148692 A JP 23148692A JP H0654743 A JPH0654743 A JP H0654743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirrors
- mirror
- hot
- mirror body
- bathtub
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源や化学薬品を使用することなく、液体の
使用により、簡単かつ長時間にわたり曇りが防止できる
曇り止め鏡の提供。 【構成】 表面を鏡面にした熱伝導体からなる鏡本体4
の少なくとも一部に加熱用液体を熱交換可能に設ける。
使用により、簡単かつ長時間にわたり曇りが防止できる
曇り止め鏡の提供。 【構成】 表面を鏡面にした熱伝導体からなる鏡本体4
の少なくとも一部に加熱用液体を熱交換可能に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雲り止め鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に風呂場等の高温多湿の場所に置か
れる鏡は、曇っているのが当り前になっている。これに
対処するために、鏡の加熱用に鏡に電気ヒーターを着け
たものが知られている。しかし、このものは電気ヒータ
ーのための電源に家庭用商用電源の100ボルトを使用
するため、感電の危険があり、一般にほとんど使用され
ておらず、また、100ボルト配電のために高額な費用
がかかる。また、鏡の表面に化学処理を施して曇りを防
止することが試みられている。しかし、この方法も実際
には、鏡の表面が曇ってしまう。
れる鏡は、曇っているのが当り前になっている。これに
対処するために、鏡の加熱用に鏡に電気ヒーターを着け
たものが知られている。しかし、このものは電気ヒータ
ーのための電源に家庭用商用電源の100ボルトを使用
するため、感電の危険があり、一般にほとんど使用され
ておらず、また、100ボルト配電のために高額な費用
がかかる。また、鏡の表面に化学処理を施して曇りを防
止することが試みられている。しかし、この方法も実際
には、鏡の表面が曇ってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
点に対処し、電源や化学薬品を使用することなく、加熱
用液体の使用により、簡単かつ長時間にわたり曇りが防
止できる曇り止め鏡を提供することを目的とするもので
ある。
点に対処し、電源や化学薬品を使用することなく、加熱
用液体の使用により、簡単かつ長時間にわたり曇りが防
止できる曇り止め鏡を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の曇り止め鏡は、
表面を鏡面にした熱伝導体からなる鏡本体の少なくとも
一部に、加熱用液体が熱交換可能に設けられる。
表面を鏡面にした熱伝導体からなる鏡本体の少なくとも
一部に、加熱用液体が熱交換可能に設けられる。
【0005】鏡本体には、風呂の浴槽からの流路の湯を
接触させたり、風呂の上り湯湯栓の供給管を接触させ
る。
接触させたり、風呂の上り湯湯栓の供給管を接触させ
る。
【0006】また、鏡本体を容器にして中に湯を入れる
ようにし、これに掛架装置を設けて壁面等に着脱自在に
掛架する。
ようにし、これに掛架装置を設けて壁面等に着脱自在に
掛架する。
【0007】
【作用】加熱用液体の熱が鏡本体を加熱し、鏡本体にそ
の熱伝導性により、全体が加熱されて温度が上昇し、湿
気による曇りが防止される。
の熱伝導性により、全体が加熱されて温度が上昇し、湿
気による曇りが防止される。
【0008】風呂の浴槽からの湯または風呂の上り湯湯
栓への湯が加熱用液体として鏡本体を加熱する。
栓への湯が加熱用液体として鏡本体を加熱する。
【0009】鏡本体を掛架装置によって壁面から取外
し、風呂の浴槽に漬けて内部に湯を入れて加熱した状態
で壁面に掛架して使用し、使用後は壁面から取外して内
部の湯を廃棄する。
し、風呂の浴槽に漬けて内部に湯を入れて加熱した状態
で壁面に掛架して使用し、使用後は壁面から取外して内
部の湯を廃棄する。
【0010】
【実施例】図1は浴室1を示すもので、その一部に風呂
の浴槽2が設けられており、浴槽2に隣接して上り湯供
給部3が配置されている。上り湯供給部3はその上部に
鏡本体4が並設されると共に、その下部に水の供給カラ
ン5及び湯の供給カラン6が設けられている。
の浴槽2が設けられており、浴槽2に隣接して上り湯供
給部3が配置されている。上り湯供給部3はその上部に
鏡本体4が並設されると共に、その下部に水の供給カラ
ン5及び湯の供給カラン6が設けられている。
【0011】鏡本体4はステンレス鋼,真鍮,青銅等の
熱伝導体からなり、その表面が鏡面とされていて、風呂
の浴槽2からオーバーフローされる流路7内にその一部
があり、流路7を流れる湯からなる加熱用液体と接触す
るようになっている。
熱伝導体からなり、その表面が鏡面とされていて、風呂
の浴槽2からオーバーフローされる流路7内にその一部
があり、流路7を流れる湯からなる加熱用液体と接触す
るようになっている。
【0012】したがって、流路7内を流れる浴槽2内の
湯は鏡本体4と接触することにより、熱交換されて鏡本
体4の一部を加熱して温度を上昇し、鏡本体4はその熱
伝導性によって全体の温度が上昇して曇りが防止され
る。
湯は鏡本体4と接触することにより、熱交換されて鏡本
体4の一部を加熱して温度を上昇し、鏡本体4はその熱
伝導性によって全体の温度が上昇して曇りが防止され
る。
【0013】図2は本発明の別のものの実施例を示すも
ので、図1の実施例における流路7を欠如し、その代り
に湯の供給カラン6への風呂の上り湯の供給管8を鏡本
体4の裏面に熱接触させたものである。
ので、図1の実施例における流路7を欠如し、その代り
に湯の供給カラン6への風呂の上り湯の供給管8を鏡本
体4の裏面に熱接触させたものである。
【0014】その他の構成は図1と同様であるので、図
中に符号のみを付して説明を省略する。
中に符号のみを付して説明を省略する。
【0015】この実施例においては、風呂の上り湯の供
給管8内を流れる上り湯は、供給管8を介して鏡本体4
と熱接触することにより熱交換され、鏡本体4はその一
部が加熱されて温度が上昇し、さらに鏡本体4はその熱
伝導性により全体の温度が上昇して曇りが防止される。
給管8内を流れる上り湯は、供給管8を介して鏡本体4
と熱接触することにより熱交換され、鏡本体4はその一
部が加熱されて温度が上昇し、さらに鏡本体4はその熱
伝導性により全体の温度が上昇して曇りが防止される。
【0016】図3の本発明のさらに別のものの実施例
は、曇り止め鏡における鏡本体4が上方を開口した容器
とされ、その裏面上部には突出部9が形成され、突出部
7の下面10は外方に行くにしたがって下方に傾斜して
掛架部とされる。
は、曇り止め鏡における鏡本体4が上方を開口した容器
とされ、その裏面上部には突出部9が形成され、突出部
7の下面10は外方に行くにしたがって下方に傾斜して
掛架部とされる。
【0017】この実施例による曇り止め鏡は、掛架体と
して鏡本体4と別体の同一厚さの棧11,12を2本用
意してこれを壁面に水平に並設し、上方の棧11の上面
には鏡本体の突出部9の下面10の傾斜に合致した傾斜
を設け、鏡本体4の掛架部を上方の棧11に着脱自在に
掛架すると共に、その裏面を下方の棧12の表面に当接
させる。
して鏡本体4と別体の同一厚さの棧11,12を2本用
意してこれを壁面に水平に並設し、上方の棧11の上面
には鏡本体の突出部9の下面10の傾斜に合致した傾斜
を設け、鏡本体4の掛架部を上方の棧11に着脱自在に
掛架すると共に、その裏面を下方の棧12の表面に当接
させる。
【0018】そして、鏡本体4を棧11,12から取外
し、これを浴槽に漬ける等してその上方開口部から内部
に湯を入れ、再び鏡本体4を棧11,12に掛架する。
あるいは、洗面器等によって風呂の湯を開口からそそぎ
込み容器を湯で満たし、鏡を温める。
し、これを浴槽に漬ける等してその上方開口部から内部
に湯を入れ、再び鏡本体4を棧11,12に掛架する。
あるいは、洗面器等によって風呂の湯を開口からそそぎ
込み容器を湯で満たし、鏡を温める。
【0019】この場合、鏡本体4の突出部9はその下面
の傾斜によって棧11からの脱出が防止される。
の傾斜によって棧11からの脱出が防止される。
【0020】以上の実施例においては加熱用液体として
湯を用いたが、油その他適当なものを用いてもよい。
湯を用いたが、油その他適当なものを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、電源や化
学薬品を使用することなく、加熱用液体の熱交換と鏡本
体の熱伝導性とにより鏡本体の曇りが長時間に亘って防
止される。
学薬品を使用することなく、加熱用液体の熱交換と鏡本
体の熱伝導性とにより鏡本体の曇りが長時間に亘って防
止される。
【0022】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、風呂の浴槽から流出する湯を利用し
てさらに長時間の曇り止め防止が可能になる。
発明の効果に加え、風呂の浴槽から流出する湯を利用し
てさらに長時間の曇り止め防止が可能になる。
【0023】請求項3記載の発明においては、請求項1
記載の発明の効果に加えて風呂の上り湯への給湯を利用
できる。
記載の発明の効果に加えて風呂の上り湯への給湯を利用
できる。
【0024】請求項4記載の発明によると、請求項1記
載の発明の効果に加え、鏡本体をその着脱自在の掛架部
によって掛架体より取外し、これを浴槽に漬けてその内
部に湯を入れ、再びこれを掛架体に掛架することにより
取付場所を選ばず、容易にこれを設置できる。あるい
は、洗面器等によって容易に開口から湯をそそぎ込め
る。
載の発明の効果に加え、鏡本体をその着脱自在の掛架部
によって掛架体より取外し、これを浴槽に漬けてその内
部に湯を入れ、再びこれを掛架体に掛架することにより
取付場所を選ばず、容易にこれを設置できる。あるい
は、洗面器等によって容易に開口から湯をそそぎ込め
る。
【図1】本発明の第1番目のものの概略正面図
【図2】本発明の第2番目のものの概略正面図
【図3】本発明の第3番目のものの斜面図
1 浴室 2 浴槽 3 上り湯供給部 4 鏡本体 5 水の供給カラン 6 湯の供給カラン 7 流路 8 上り湯の供給管 9 突出部 10 下面 11,12 棧
Claims (4)
- 【請求項1】 表面を鏡面にした熱伝導体からなる鏡本
体の少なくとも一部に、加熱用液体が熱交換可能に設け
られた曇り止め鏡。 - 【請求項2】 鏡本体に、風呂の浴槽からの流路の湯を
接触させた請求項1記載の曇り止め鏡。 - 【請求項3】 鏡本体に、風呂の上り湯湯栓の供給管を
接触させた請求項1記載の曇り止め鏡。 - 【請求項4】 鏡本体が加熱用液体容器からなると共
に、着脱自在の掛架部を有する請求項1記載の曇り止め
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23148692A JPH0654743A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 曇り止め鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23148692A JPH0654743A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 曇り止め鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654743A true JPH0654743A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16924249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23148692A Pending JPH0654743A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 曇り止め鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654743A (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP23148692A patent/JPH0654743A/ja active Pending
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