JP3033556U - 燃料用タンクの蓋体 - Google Patents
燃料用タンクの蓋体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房装置の燃料供給用タンクの蓋開けがで
き、収納場所が不要で、取扱が容易な燃料供給タンクの
蓋開け具を提供する。 【解決手段】 断面略コの字状を有する燃料用タンクの
蓋体において、凹部側内底面に暖房装置の燃料供給用タ
ンクの蓋開閉用部材を形成する。また、断面略コの字状
を有する燃料用タンクの蓋体において、凸部側頂面に暖
房装置の燃料供給用タンクの蓋開閉用部材を形成する。
さらに断面略H状を有する燃料用タンクの蓋体であっ
て、少なくとも一方の凹部内の側面部に燃料用タンク本
体と螺合すべく設けられた溝部と、少なくとも一方の凹
部側内底面に暖房装置の燃料供給用タンクの蓋開閉用部
材を形成する。
き、収納場所が不要で、取扱が容易な燃料供給タンクの
蓋開け具を提供する。 【解決手段】 断面略コの字状を有する燃料用タンクの
蓋体において、凹部側内底面に暖房装置の燃料供給用タ
ンクの蓋開閉用部材を形成する。また、断面略コの字状
を有する燃料用タンクの蓋体において、凸部側頂面に暖
房装置の燃料供給用タンクの蓋開閉用部材を形成する。
さらに断面略H状を有する燃料用タンクの蓋体であっ
て、少なくとも一方の凹部内の側面部に燃料用タンク本
体と螺合すべく設けられた溝部と、少なくとも一方の凹
部側内底面に暖房装置の燃料供給用タンクの蓋開閉用部
材を形成する。
Description
【0001】
本考案は燃料用タンクの蓋体に係り、特に石油ストーブ、石油ファンヒータ等 の暖房装置の燃料である灯油を保存するためのポリエチレンタンク等の燃料用タ ンクの蓋体に関するものである。
【0002】
従来の石油ストーブ、石油ファンヒータ等の暖房装置には、当該暖房装置内に 着脱可能に設けられるカートリッジ方式の装置専用タンクが設けられているもの がある。
【0003】 この装置専用タンクには、灯油を注入し、あるいは暖房装置本体側に燃料を供 給するための燃料注入兼供給口が設けられている。この装置専用タンクに燃料を 補給するため、この燃料注入兼供給口の蓋を開閉する場合には、燃料が手に付着 するのを防止するために布切れや紙等を用いたり、当該装置専用タンク専用の蓋 開閉具を用いて行うのが一般的であった。
【0004】
上記従来の装置専用タンクの蓋開閉作業においては、布切れや紙、蓋開閉具等 を用意する手間があり、また使用しない場合にはそれらを収納する場所を確保す る必要があった。
【0005】 さらに暖房装置本体と燃料用タンクとが離れた位置にある場合等には、燃料用 タンクの保管場所まで、布切れ、紙、蓋開閉具等を持ち運ぶ必要があり、手間が かかるという問題点があった。
【0006】 本考案は前記課題を解消するためになされたもので、燃料用タンクの蓋体のみ で暖房装置の装置専用タンクの蓋開けができ、収納場所が不要で、取扱が容易な 燃料供給タンクの蓋体を提供することを目的とする。
【0007】
本考案に係る燃料供給タンクの蓋体は、断面略コ字状の凹部を有する燃料用タ ンクの蓋体において、凹部側内底面に暖房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又 は装着する蓋体係合部を突出して形成する構成である。このように本考案におい ては、燃料用タンクの蓋体には、断面コ字状の凹部の内側底面に暖房装置の装置 専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成するようにして いるので、燃料用タンクから給油時に取り外し、この取り外した蓋体を装置専用 タンクの蓋体に蓋体係合部を係合させることにより、装置専用タンクの蓋を開閉 することができる。
【0008】 また、本考案に係る燃料供給タンクの蓋体は必要の応じて、断面略コ字状の凹 部を有する燃料用タンクの蓋体において、この凹部の背側面に暖房装置の装置専 用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成する構成である。 このように本考案によれば、燃料用タンクの蓋体には、凹部の背面側に暖房装置 の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成している ので、燃料用タンクから給油時に取り外し、この取り外した蓋体を装置専用タン クの蓋体に蓋体係合部を係合させることにより、装置専用タンクの蓋を開閉する ことができる。
【0009】 また、本考案に係る燃料供給タンクの蓋体は必要に応じて、断面略H状の凹部 を両側に有する燃料用タンクの蓋体であって、少なくとも一方の凹部内の側面部 に燃料用タンク本体と螺合すべく設けられた溝部と、少なくとも一方の凹部側内 底面に突出して形成され、暖房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する 蓋体係合部とを備える構成である。このように本考案によれば、断面略H状の両 側に凹部を有する燃料用タンクの蓋体には、少なくとも一方の凹部内の側面部に 燃料用タンク本体と螺合すべく設けられた溝部と、少なくとも一方の凹部側内底 面に暖房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部とを形成し ているので、容易に燃料用タンク本体に取り付けて保管できるとともに、燃料用 タンクから給油時に取り外すだけで、装置専用タンクの蓋を開閉することができ る。
【0010】 さらに、本考案に係る燃料供給タンクの蓋体は必要に応じて、蓋体係合部の内 側面を基部から端部に向かって拡開状に傾斜するテーパ状に形成する構成である 。このように本考案によれば、蓋体係合部の内側面を基部から端部に向かって拡 開状に傾斜するテーパ状に形成したことから、暖房装置の装置専用タンクの蓋体 について各種大きさが異なる場合であっても、いずれに対しても確実に適合して 蓋の開閉が可能となる。
【0011】
(本考案の第1の実施形態) 本考案の第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。この図1は灯油 を燃料用タンクの外観図、図2は第1蓋体の部分断面図を示す。 同図において燃料用タンク1は、持ち運びに便利なように取手部2Aが設けら れた燃料用タンク本体2を有しており、燃料用タンク本体2の上部の傾斜面には 、比較的径の大きな第1蓋体3が設けられ、燃料用タンク本体2の上面には、比 較的径の小さな第2蓋体4が設けられている。
【0012】 この第1蓋体3は、断面略コ字状の凹部を有し、この凹部の内側面に燃料用タ ンク本体2と螺合する螺子溝10が設けられた蓋体本体11と、前記凹部の凹部 底面部12に基部から端部に向かって拡開状に傾斜する内側の突起体で形成され 、当該突起体の内面を凹凸状の蓋係合面13とする装置専用タンクの蓋体を開放 又は装着する蓋体係合部14と、前記凹部底面12に設けられたリング状のパッ キング部15とを備えて構成されている。
【0013】 前記蓋体係合部14の蓋係合面には滑り止めのための凹凸状の溝16が複数設 けられている。これら各々の詳細を図4に第1蓋体の正面図、側面図、背面図と して示す。 次にこの第1蓋体を装置専用タンクの蓋開閉用具として用いる場合の実際の動 作手順について図3及び図5を参照して説明する。 まず、図3に示すように、第1蓋体3の蓋体本体11における外周辺部を持ち 、蓋体本体11を回動させることにより燃料用タンク本体2の螺子部2Bから取 り外す。
【0014】 また、図5に示すように、カートリッジ方式の装置専用タンク(以下、装置専 用タンクという。)20の燃料注入兼供給口の蓋(以下、装置専用タンク蓋とい う。)21に蓋体係合部14の開口部17をはめ込むように押込み、固定させる 。ここで、蓋体係合部14の蓋係合面13を各々平行な内側面とする構成とする こともできる。この内側面は合成樹脂、合成ゴム等の弾性材を貼着することもで きる。また蓋体係合部材14自体を弾性材で形成することもできる。
【0015】 つづいて第1蓋体3を装置専用タンク蓋21とともに回転させて装置専用タン ク蓋21を開ける。給油中は装置専用タンク蓋21はめ込んだまま、装置専用タ ンク蓋21を上側にして第1蓋体3を置いておけば、装置専用タンク蓋21に付 着した灯油が周りにたれたりすることもない。 給油終了後は、再び第1蓋体3の外周辺部を持って装置専用タンク蓋21を装 置専用タンク20に取り付けてねじこみ、装置専用タンク蓋21が閉ったら、第 1蓋体3を取り外し、再び、燃料用タンク本体2の螺子部2Bに螺着する。
【0016】 以上の説明のように本第1実施形態によれば、蓋体係合部14は燃料用タンク 1の第1蓋体3に一体的に形成されているので、その収納場所に困ることも無い 。また、常に燃料用タンク1と共にあるので、蓋開閉用具を探す手間も無くなり 、カートリッジ方式の装置専用タンク20を給油場所に運ぶだけで給油が可能と なり、給油時の手間が簡略化される。
【0017】 (本考案の第2の実施形態) 図6は第2実施形態の第1蓋体30の部分断面図を示す。 同図において本第2実施形態は、上記第1実施形態が第1蓋体3のパッキング 部15を設けた凹部底面部側に装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係 合部14を突出してを形成しているのに対して、第1蓋体3に代えて第1蓋体3 0を用い、蓋体を開放又は装着する蓋体係合部38をパッキング部34を設けた 側とは逆側に設けた場合の実施形態である。
【0018】 第1蓋体30は、断面略H字状の凹部が両側に形成され、この一方の凹部であ る第1凹部31の内側面に燃料用タンク本体2と螺合する螺子溝32が設けられ た蓋体本体33と、第1凹部31の底面に設けられたリング状のパッキング部3 4と、第2凹部35の底面部36に基部から端部に向かって拡開状に傾斜する内 側の突起体で形成され、当該突起体の内側面を蓋係合面37とする装置専用タン クの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部38とを備えて構成されている。
【0019】 第1実施形態の場合と同様に、前記蓋体係合部38の蓋係合面37には滑り止 めのために凹凸状の溝39が複数設けられている。 この第2実施形態の第1蓋体30の使用方法については、第1実施形態と同様 であるので、その詳細な説明を省略する。
【0020】 本第2実施形態によっても、蓋体係合部38は、燃料用タンク1の第1蓋体3 0に一体的に形成されているので、その収納場所に困ることも無い。また常に燃 料用タンク1と共にあるので、蓋開閉用具を探す手間も無くなり、カートリッジ 方式の装置専用タンクを給油場所に運ぶだけで給油が可能となり、給油時の手間 が簡略化される。
【0021】 (本考案の第3の実施形態) 図7に第3実施形態の第1蓋体40の部分断面図を示す。 同図において本第3実施形態は、上記第1実施形態及び第2実施形態が一の蓋 体に一の蓋体を開放又は装着する蓋体係合部14を突出して形成しているのに対 して、第1蓋体3あるいは第1蓋体30に代えて第1蓋体40を用い、この第1 蓋体40に開閉対象の装置専用タンク蓋の径が異なる各種の蓋体を開放又は装着 する二つの蓋体係合部47、51を突出してを形成した実施形態である。
【0022】 第1蓋体40は、断面略H字状の凹部が両側に形成され、この一方の凹部であ る第1凹部41の内側面に燃料用タンク本体2と螺合する螺子溝42が設けられ た蓋体本体43と、第1凹部41の底面に設けられたリング状のパッキング部4 4と、第1凹部41の底面部45に第1の内径を有し、この内径を基部から端部 に向かって拡開状に傾斜する内側の突起体で形成され、当該突起体の内面部を蓋 係合面46とする装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する第1蓋体係合部47 と、第2凹部48の底面部49に第1の内径よりも大きい第2の内径を有し、こ の内径を基部から端部に向かって拡開状に傾斜する内側の突起体で形成され、当 該突起体の内面部を第2蓋係合面50とする装置専用タンクの蓋体を開放又は装 着する第2蓋体係合部51とを備えて構成されている。
【0023】 第1及び第2実施形態の場合と同様に、第1蓋体係合部47の蓋係合面46に は滑り止めのための溝52が複数設けられ、第2蓋体係合部51の蓋係合面50 には滑り止めのための溝53が複数設けられている。 次に、この第1蓋体40を装置専用タンクの蓋開閉用具として用いる場合の実 際の動作手順について図8及び図9を参照して説明する。
【0024】 まず、図3に示したように、第1蓋体40の蓋体本体43における外周辺部( 図7参照)を持ち、蓋体本体43を回動させることにより燃料用タンク本体2の 螺子部2Bより取り外す。 この装置専用タンク蓋21Aの径が比較的小さい場合については、図7に示す ように、装置専用タンク20の装置専用タンク蓋21Aに第1蓋体係合部47の 蓋係合面46の開口部をはめ込むように押込み、固定させる。
【0025】 つづいて第1蓋体40を装置専用タンク蓋21Aとともに回転させて装置専用 タンク蓋21Aを開ける。 また、装置専用タンク蓋21Bの径が比較的大きい場合には、図9に示すよう に、装置専用タンク20の装置専用タンク蓋21Bに第2蓋体係合部51の蓋係 合面50の開口部をはめ込むように押込み、固定させる。
【0026】 つづいて第1蓋体40を装置専用タンク蓋21Bと共に回転させて装置専用タ ンク蓋21Bを開ける。 いずれの場合においても、給油中は装置専用タンク蓋21A、21Bはめ込ん だまま、装置専用タンク蓋21A、21Bを上側にして第1蓋体40を置いてお けば、装置専用タンク蓋21A、Bに付着した灯油が周りにたれたりすることも ない。
【0027】 給油終了後は、再び第1蓋体40の外周辺部を持って装置専用タンク蓋21A 、21Bを装置専用タンク20に取り付けてねじこみ、装置専用タンク蓋21A 、21Bが閉ったら、第1蓋体40を取り外し、再び、燃料用タンク本体2の螺 子部2に取り付ける。
【0028】 以上の説明のように本第3実施形態によれば、第1蓋体係合部47及び第2蓋 体係合部51は、燃料用タンク1の第1蓋体40に一体的に形成されているので 、その収納場所に困ることも無い。また常に燃料用タンク1とともにあるので、 蓋開閉用具を探す手間も無くなり、カートリッジ方式の装置専用タンク20を給 油場所に運ぶだけで給油が可能となり、給油時の手間が簡略化される。さらに、 第1蓋体係合部47及び第2蓋体係合部51を併用することにより、一つの蓋体 係合部を形成されている場合より広範な径寸法にわたって蓋開閉動作を行うこと ができる。
【0029】 (本考案の第4の実施形態) 図10は第4実施形態の蓋体の部分断面図を示す。 同図において本第4実施形態は、上記第3実施形態が螺子溝及びパッキング部 を第1蓋体係合部の形成部側の一方側にのみ設けられるのに対して、第1蓋体係 合部70の形成部側及び第2蓋蓋体係合部73の形成部側の双方に螺子溝62、 64及びパッキング部66、67を設けた実施形態である。
【0030】 第1蓋体60は、断面略H字状の凹部が両側に形成され、この一方の凹部であ る第1凹部61の内側面部に燃料用タンク本体2と螺合する第1螺子溝62が設 けられ、第2凹部63の内側面部に燃料用タンク本体2と螺合する第2螺子溝6 4が設けられた蓋体本体65と、第1凹部61の底面に設けられたリング状の第 1パッキング部66と、第2凹部63の底面に設けられたリング状の第2パッキ ング部67と、第1凹部61の底面部68に第1の内径を有し、この内径が基部 から端部に向かって拡開状に傾斜する内側の突起体で形成され、当該突起体の内 面部を蓋係合面69とする第1蓋体係合部70と、第2凹部63の底面部71に 第1の内径よりも大きい第2の内径を有し、この内径が基部から端部に向かって 拡開状に傾斜する内側の突起体で形成され、当該突起体の内面部を第2蓋係合面 72とする第2蓋体係合部73とを備えて構成されている。
【0031】 第1乃至第3実施形態の場合と同様に、第1蓋体係合部70の蓋係合面69に は滑り止めのための溝74が複数設けられ、第2蓋体係合部73の蓋係合面72 には滑り止めのための溝75が複数設けられている。
【0032】 前記第2蓋体係合部73は、第2凹部63の深さより低い突出高さの突起体で 形成され、油が付着した部分に接触することなく取り扱うことができることとな る。 また、前記第1の蓋体60の詳細を図10に正面図、背面図、側面図として示 す。
【0033】 本第4実施形態によれば、第3実施形態の使用方法及び効果とほぼ同様である が、さらに第1蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して70あるいは第2 蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して73を用いて装置専用タンク蓋を 再び装置専用タンク20に取り付けてねじこんだ後は、持ち替えること無く燃料 用タンクに取り付けることが可能となる。
【0034】 (本考案の第5の実施形態) 前記各実施形態においては、第1蓋体にのみ、蓋体を開放又は装着する蓋体係 合部を突出してを形成していたが、さらに第2蓋体4(図1参照)側にも同様に 蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出してを形成するようにしてもよい。
【0035】 また、前記各実施形態においては、蓋体係合部を蓋体における凹部の底面から 上端部以上に突出するように構成したが、蓋体係合部を蓋体の上端部より低く突 出する突起体で形成することもできる。
【0036】 (本考案の第6の実施形態) 前記各実施形態においては、蓋体本体と蓋体係合部とを一体にして形成したが 、蓋体本体と蓋体係合部とを別体で形成することもできる。この各々別体として 形成された蓋体本体と蓋体係合部とは螺子止め、接着止め、嵌合止め等で一体化 することもできる。このように別体として形成することにより各々の材質を異な らせて構成することができる。
【0037】
以上のように本考案によれば、燃料用タンクの蓋体には、凹部の内側底面に暖 房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成す るようにしているので、燃料用タンクから給油時に取り外し、この取り外した蓋 体を装置専用タンクの蓋体に蓋体係合部を係合させることにより、装置専用タン クの蓋を開閉することができる効果を奏する。 また、他の考案によれば、燃料用タンクの蓋体には、凹部の背面側に暖房装置 の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成している ので、燃料用タンクから給油時に取り外し、この取り外した蓋体を装置専用タン クの蓋体に蓋体係合部を係合させることにより、装置専用タンクの蓋を開閉する ことができる効果を有する。 また、他の考案によれば、両側に凹部を有する燃料用タンクの蓋体には、少な くとも一方の凹部内の側面部に燃料用タンク本体と螺合すべく設けられた溝部と 、少なくとも一方の凹部側内底面に暖房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又は 装着する蓋体係合部とを形成しているので、容易に燃料用タンク本体に取り付け て保管できるとともに、燃料用タンクから給油時に取り外すだけで、装置専用タ ンクの蓋を開閉することができる効果を有する。 さらに、他の考案によれば、蓋体係合部の内側面を基部から端部に向かって拡 開状に傾斜するテーパ状に形成したことから、暖房装置の装置専用タンクの蓋体 について各種大きさが異なる場合であっても、いずれに対しても確実に適合して 蓋の開閉が可能となる効果を有する。
【図1】本考案の第1の実施例の灯油の燃料用タンクの
外観図である。
外観図である。
【図2】図1に記載の実施例における第1蓋体の部分断
面図である。
面図である。
【図3】図1に記載の実施例における燃料用タンクの蓋
体を開放する動作説明図である。
体を開放する動作説明図である。
【図4】図2に記載の実施例における第1蓋体の正面
図、背面図、側面図である。
図、背面図、側面図である。
【図5】図1に記載の実施例における装置専用タンクの
蓋開閉用具として用いる場合の動作説明図である。
蓋開閉用具として用いる場合の動作説明図である。
【図6】本考案の第2実施例における第1蓋体の部分断
面図である。
面図である。
【図7】本考案の第3実施例における第1蓋体の部分断
面図である。
面図である。
【図8】図7に記載の実施例における装置専用タンクの
蓋開閉用具として用いる場合の動作説明図である。
蓋開閉用具として用いる場合の動作説明図である。
【図9】図7に記載の実施例における装置専用タンクの
蓋開閉用具として用いる場合の他の動作説明図である。
蓋開閉用具として用いる場合の他の動作説明図である。
【図10】本考案の第4実施例の蓋体の部分断面図であ
る。
る。
【図11】図10に記載の第1蓋体の正面図、背面図、
側面図である。
側面図である。
1…燃料用タンク 2…燃料用タンク本体 2A…取手部 3,30,40,60…第1蓋体 4…第2蓋体 10,32,42…螺子溝 11,33,43,65…蓋体本体 12…凹部底面部 13,37,46,69…蓋係合面 14…蓋体係合部 15,34,44…パッキング部 16,39,52,53,74,75…溝 31,41,61…第1凹部 35,48,63…第2凹部 36,45,49,68,71…底面部 38…蓋体係合部 47…第1蓋体係合部 50…第2蓋係合面 51…第2蓋体係合部 62…第1螺子溝 64…第2螺子溝 66…第1パッキング部 67…第2パッキング部 70…第1蓋体係合部 72…第2蓋係合面 73…第2蓋体係合部
Claims (4)
- 【請求項1】 断面略コ字状の凹部を有する燃料用タン
クの蓋体において、 前記凹部の内側底面に暖房装置の装置専用タンクの蓋体
を開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成したこと
を特徴とする燃料用タンクの蓋体。 - 【請求項2】 断面略コ字状の凹部を有する燃料用タン
クの蓋体において、 前記凹部の背面側に暖房装置の装置専用タンクの蓋体を
開放又は装着する蓋体係合部を突出して形成したことを
特徴とする燃料用タンクの蓋体。 - 【請求項3】 断面略H状の凹部を両側に有する燃料用
タンクの蓋体において、 少なくとも一方の凹部内の側面部に燃料用タンク本体と
螺合すべく設けられた螺子部と、 少なくとも一方の凹部側内底面に突出して形成され、暖
房装置の装置専用タンクの蓋体を開放又は装着する蓋体
係合部とを備え特徴とする燃料用タンクの蓋体。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
の燃料用タンクの蓋体において、 前記蓋体係合部の内側面を基部から端部に向かって拡開
状に傾斜するテーパ状に形成したことを特徴とする燃料
用タンクの蓋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007586U JP3033556U (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 燃料用タンクの蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007586U JP3033556U (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 燃料用タンクの蓋体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033556U true JP3033556U (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=43168435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007586U Expired - Lifetime JP3033556U (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 燃料用タンクの蓋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033556U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624568U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-04-05 | ヤマハリビングテック株式会社 | 鏡板の防曇装置 |
JP2020070623A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社八木熊 | プラスチック製バリケード |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP1996007586U patent/JP3033556U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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JP7104413B2 (ja) | 2018-10-31 | 2022-07-21 | 株式会社八木熊 | プラスチック製バリケード |
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