JPH09187355A - 鏡板の防曇装置 - Google Patents
鏡板の防曇装置Info
- Publication number
- JPH09187355A JPH09187355A JP1700196A JP1700196A JPH09187355A JP H09187355 A JPH09187355 A JP H09187355A JP 1700196 A JP1700196 A JP 1700196A JP 1700196 A JP1700196 A JP 1700196A JP H09187355 A JPH09187355 A JP H09187355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- main body
- water supply
- mirror plate
- end plate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価でかつ簡単な配管設備で高い防曇能力を
得る。 【解決手段】 鏡板本体10の裏面10bに給湯設備か
らの湯H・Wが給湯される給湯管8を接触状態で配管し
て、鏡板本体表面10aを間接的に加温する。
得る。 【解決手段】 鏡板本体10の裏面10bに給湯設備か
らの湯H・Wが給湯される給湯管8を接触状態で配管し
て、鏡板本体表面10aを間接的に加温する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば浴室など
に設置される鏡板の防曇装置に関し、特に、入浴時の湯
気による鏡板表面の曇りの防止あるいは除去が容易に行
なえるようにしたものである。
に設置される鏡板の防曇装置に関し、特に、入浴時の湯
気による鏡板表面の曇りの防止あるいは除去が容易に行
なえるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鏡板の表面を曇らないようにす
るためには、鏡板の表面温度を周囲温度より常に高くす
れば良く、また、曇った鏡板表面の曇りを除去するに
は、鏡板の表面温度を周囲温度より6℃以上高くすれば
充分である。
るためには、鏡板の表面温度を周囲温度より常に高くす
れば良く、また、曇った鏡板表面の曇りを除去するに
は、鏡板の表面温度を周囲温度より6℃以上高くすれば
充分である。
【0003】従来、このような防曇装置としては、鏡板
本体の裏面に電気ヒータを直接蛇行状に添設して貼付け
たり、あるいは、本出願人が先に出願し公開された実開
平6−24568号公報に開示したように、鏡板本体の
裏面側上部に給湯設備からの噴出湯管を配置し、この噴
出湯管から湯を鏡板本体裏面に向け噴出させることによ
り、鏡板表面を間接的に加温してなる構成を有するもの
がある。
本体の裏面に電気ヒータを直接蛇行状に添設して貼付け
たり、あるいは、本出願人が先に出願し公開された実開
平6−24568号公報に開示したように、鏡板本体の
裏面側上部に給湯設備からの噴出湯管を配置し、この噴
出湯管から湯を鏡板本体裏面に向け噴出させることによ
り、鏡板表面を間接的に加温してなる構成を有するもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の鏡板本体の裏面に電気ヒータを直接貼付
けてなる防曇装置にあっては、電気ヒータの防湿性能が
劣るために、電気ヒータを電圧が100ボルトの電源に
接続すると感電の恐れがあることから、電圧を低くして
使用しているものであるが、そのためには、低圧電源装
置を用いる必要があり、防曇能力に劣り、鏡板の曇除去
処理に時間を要するばかりでなく、電源装置の他にスイ
ッチ類や作動表示器等が必要となり、コスト高になる。
うな従来構造の鏡板本体の裏面に電気ヒータを直接貼付
けてなる防曇装置にあっては、電気ヒータの防湿性能が
劣るために、電気ヒータを電圧が100ボルトの電源に
接続すると感電の恐れがあることから、電圧を低くして
使用しているものであるが、そのためには、低圧電源装
置を用いる必要があり、防曇能力に劣り、鏡板の曇除去
処理に時間を要するばかりでなく、電源装置の他にスイ
ッチ類や作動表示器等が必要となり、コスト高になる。
【0005】一方、給湯設備からの噴出湯管から噴出す
る湯を鏡板本体裏面に噴出させてなる防曇装置にあって
は、噴出湯管を開閉する電磁弁または手動弁等を設ける
必要があり、しかも、このような弁装置を作動させるた
めのスイッチ類や作動表示器、あるいはレバー等も必要
になる。
る湯を鏡板本体裏面に噴出させてなる防曇装置にあって
は、噴出湯管を開閉する電磁弁または手動弁等を設ける
必要があり、しかも、このような弁装置を作動させるた
めのスイッチ類や作動表示器、あるいはレバー等も必要
になる。
【0006】しかも、使用中に噴出湯管から噴出する湯
を外部に排水するしかないために、湯が無駄使いにな
り、また、使用後の湯を排水するための排水設備が必要
になるために、排水配管工事に多大な労力を要するばか
りでなく、装置内の水洩れや噴出湯管の目詰まり等に対
する保守・点検作業が面倒で、維持費も掛かる。
を外部に排水するしかないために、湯が無駄使いにな
り、また、使用後の湯を排水するための排水設備が必要
になるために、排水配管工事に多大な労力を要するばか
りでなく、装置内の水洩れや噴出湯管の目詰まり等に対
する保守・点検作業が面倒で、維持費も掛かる。
【0007】
【発明の目的】この発明の目的は、安価でかつ簡単な配
管設備で高い防曇能力を得ることができるようにした鏡
板の防曇装置を提供することにある。
管設備で高い防曇能力を得ることができるようにした鏡
板の防曇装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、鏡板本体の裏面に給湯設備からの
給湯管を接触状態で配管して、前記鏡板本体の表面を間
接的に加温してなる構成としたもので、この場合、前記
鏡板本体の裏面側全面に熱良導体を設け、この熱良導体
を介して給湯管を接触状態で配管することが好ましい。
ために、この発明は、鏡板本体の裏面に給湯設備からの
給湯管を接触状態で配管して、前記鏡板本体の表面を間
接的に加温してなる構成としたもので、この場合、前記
鏡板本体の裏面側全面に熱良導体を設け、この熱良導体
を介して給湯管を接触状態で配管することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら詳細に説明すると、図1から図3はこ
の発明に係る防曇装置の第1の実施の形態を示すもので
ある。
面を参照しながら詳細に説明すると、図1から図3はこ
の発明に係る防曇装置の第1の実施の形態を示すもので
ある。
【0010】図1に示すように、図中1は例えばマンシ
ョン等の集合住宅などに設置された浴室内を形成するユ
ニットバスルームで、このバスルーム1には、浴槽本体
2と洗い場本体3とが組合せ設置され、それらの周面を
天井板4及び側壁面5にて囲繞形成してなるとともに、
前記洗い場本体3に段付き形成されたカウンタ部6の上
部の側壁面5には、鏡板本体10が組込み設置されてい
る。
ョン等の集合住宅などに設置された浴室内を形成するユ
ニットバスルームで、このバスルーム1には、浴槽本体
2と洗い場本体3とが組合せ設置され、それらの周面を
天井板4及び側壁面5にて囲繞形成してなるとともに、
前記洗い場本体3に段付き形成されたカウンタ部6の上
部の側壁面5には、鏡板本体10が組込み設置されてい
る。
【0011】そして、図2及び図3に示すように、前記
鏡板本体10の裏面10aには、前記浴槽本体2及び洗
い場本体3側あるいは図示しないシャワー設備の給水・
給湯用蛇口7A,7Bに向け配管される給湯設備(図示
せず)からの湯H・Wが給湯される給湯管8が蛇行状に
直接接触状態で配管されている。
鏡板本体10の裏面10aには、前記浴槽本体2及び洗
い場本体3側あるいは図示しないシャワー設備の給水・
給湯用蛇口7A,7Bに向け配管される給湯設備(図示
せず)からの湯H・Wが給湯される給湯管8が蛇行状に
直接接触状態で配管されている。
【0012】また、図4はこの発明に係る防曇装置の第
2の実施の形態を示すもので、前記鏡板本体10の裏面
10a側全面に、例えばアルミニウムあるいは銅等の熱
伝導性に優れた金属板からなる熱良導体11を貼り付
け、この熱良導体11を前記鏡板本体10の裏面10a
と蛇行状に配管された給湯管8との間に密着状態で介在
するように配置してなる構成を有するものである。
2の実施の形態を示すもので、前記鏡板本体10の裏面
10a側全面に、例えばアルミニウムあるいは銅等の熱
伝導性に優れた金属板からなる熱良導体11を貼り付
け、この熱良導体11を前記鏡板本体10の裏面10a
と蛇行状に配管された給湯管8との間に密着状態で介在
するように配置してなる構成を有するものである。
【0013】なお、図中9は前記浴槽本体2及び洗い場
本体3側あるいは図示しないシャワー設備の給水・給湯
用蛇口7A,7Bに向け配管される水道管(図示せず)
からの水C・Wを給水する給水管である。
本体3側あるいは図示しないシャワー設備の給水・給湯
用蛇口7A,7Bに向け配管される水道管(図示せず)
からの水C・Wを給水する給水管である。
【0014】すなわち、この発明は、上記の構成を採用
することにより、鏡板本体10の裏面10aに給湯設備
からの湯H・Wが給湯される給湯管8を蛇行状に接触状
態で配管させてなるために、入浴時に、浴槽本体2側あ
るいは洗い場本体3側、またはシャワー設備の給水・給
湯用蛇口7A,7Bの湯弁が開弁されると、給湯管8が
給湯設備からの湯H・Wによって加熱され、前記鏡板本
体10の裏面10aを加温し、これによって、鏡板本体
10の表面10bが間接的に加温されて、鏡板本体表面
10bの曇りが確実に防止され、しかも、配管工事も簡
単に行なえるとともに、従前のような面倒な保守・点検
作業も不要になる。
することにより、鏡板本体10の裏面10aに給湯設備
からの湯H・Wが給湯される給湯管8を蛇行状に接触状
態で配管させてなるために、入浴時に、浴槽本体2側あ
るいは洗い場本体3側、またはシャワー設備の給水・給
湯用蛇口7A,7Bの湯弁が開弁されると、給湯管8が
給湯設備からの湯H・Wによって加熱され、前記鏡板本
体10の裏面10aを加温し、これによって、鏡板本体
10の表面10bが間接的に加温されて、鏡板本体表面
10bの曇りが確実に防止され、しかも、配管工事も簡
単に行なえるとともに、従前のような面倒な保守・点検
作業も不要になる。
【0015】また、浴槽本体2側あるいは洗い場本体3
側、またはシャワー設備の給水・給湯用蛇口7A,7B
の湯弁が開弁される度に、鏡板本体10が自動的に加温
されるために、従前のような電源装置やスイッチ類、作
動表示器あるいは弁装置やレバー等が不要になり、設備
コストの低減化が図れる。
側、またはシャワー設備の給水・給湯用蛇口7A,7B
の湯弁が開弁される度に、鏡板本体10が自動的に加温
されるために、従前のような電源装置やスイッチ類、作
動表示器あるいは弁装置やレバー等が不要になり、設備
コストの低減化が図れる。
【0016】鏡板本体の裏面側全面に熱良導体を設け、
この熱良導体を介して給湯管を接触状態で配管すること
により、鏡板本体全面に亘って均一な温度分布にて加温
することが可能になり、良好な防曇能力が得られるとと
もに、不均一な温度分布による鏡板の割れが防止される
ばかりでなく、従前のような電気ヒータによるものと比
較して鏡板の曇除去処理が短時間で行なえる。
この熱良導体を介して給湯管を接触状態で配管すること
により、鏡板本体全面に亘って均一な温度分布にて加温
することが可能になり、良好な防曇能力が得られるとと
もに、不均一な温度分布による鏡板の割れが防止される
ばかりでなく、従前のような電気ヒータによるものと比
較して鏡板の曇除去処理が短時間で行なえる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、鏡板本体の裏面に給湯設備からの湯が給湯される
給湯管を接触状態で配管して、鏡板本体表面を間接的に
加温してなることから、配管工事を安価で簡単に行なう
ことができるとともに、従前のような面倒な保守・点検
作業も不要になる。
明は、鏡板本体の裏面に給湯設備からの湯が給湯される
給湯管を接触状態で配管して、鏡板本体表面を間接的に
加温してなることから、配管工事を安価で簡単に行なう
ことができるとともに、従前のような面倒な保守・点検
作業も不要になる。
【0018】また、浴槽本体側あるいは洗い場本体側、
またはシャワー設備などの給水・給湯用蛇口の湯弁が開
弁される度に、鏡板本体を自動的に加温することができ
るために、従前のような電源装置やスイッチ類、作動表
示器あるいは弁装置やレバー等が不要になり、設備コス
トの低減化を図ることができる。
またはシャワー設備などの給水・給湯用蛇口の湯弁が開
弁される度に、鏡板本体を自動的に加温することができ
るために、従前のような電源装置やスイッチ類、作動表
示器あるいは弁装置やレバー等が不要になり、設備コス
トの低減化を図ることができる。
【0019】さらに、請求項2において、鏡板本体の裏
面側全面に熱良導体を設け、この熱良導体を介して給湯
管を接触状態で配管することにより、鏡板本体全面に亘
って均一な温度分布にて加温することができ、これによ
って、良好な防曇能力を得ることができるとともに、不
均一な温度分布による鏡板の割れが防止されるばかりで
なく、従前のような電気ヒータによるものと比較して鏡
板の曇除去処理を短時間で行なうことができる。
面側全面に熱良導体を設け、この熱良導体を介して給湯
管を接触状態で配管することにより、鏡板本体全面に亘
って均一な温度分布にて加温することができ、これによ
って、良好な防曇能力を得ることができるとともに、不
均一な温度分布による鏡板の割れが防止されるばかりで
なく、従前のような電気ヒータによるものと比較して鏡
板の曇除去処理を短時間で行なうことができる。
【図1】 この発明に係る鏡板の防曇装置が設置される
ユニットバスルームの説明図。
ユニットバスルームの説明図。
【図2】 この発明に係る鏡板の防曇装置の第1の実施
の形態を示す図1のA−A線における拡大縦断側面図。
の形態を示す図1のA−A線における拡大縦断側面図。
【図3】 同じく防曇装置付き鏡板の背面図。
【図4】 この発明に係る鏡板の防曇装置の第2の実施
の形態を示す拡大縦断側面図。
の形態を示す拡大縦断側面図。
8……給湯管、10……鏡板本体、10a……裏面、1
0b……表面(鏡面)、11……熱良導体、H・W……
湯。
0b……表面(鏡面)、11……熱良導体、H・W……
湯。
Claims (2)
- 【請求項1】 鏡板本体の裏面に給湯設備からの給湯管
を接触状態で配管して、前記鏡板本体の表面を間接的に
加温したことを特徴とする鏡板の防曇装置。 - 【請求項2】 鏡板本体の裏面側全面に熱良導体を設
け、この熱良導体を介して給湯管を接触状態で配管した
ことを特徴とする請求項1に記載の鏡板の防曇装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1700196A JPH09187355A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 鏡板の防曇装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1700196A JPH09187355A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 鏡板の防曇装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187355A true JPH09187355A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11931780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1700196A Pending JPH09187355A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 鏡板の防曇装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09187355A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG154360A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-08-28 | Applied Science Venture Sgp Pt | Mirror heater |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP1700196A patent/JPH09187355A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG154360A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-08-28 | Applied Science Venture Sgp Pt | Mirror heater |
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