JPH0624562A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH0624562A
JPH0624562A JP20444592A JP20444592A JPH0624562A JP H0624562 A JPH0624562 A JP H0624562A JP 20444592 A JP20444592 A JP 20444592A JP 20444592 A JP20444592 A JP 20444592A JP H0624562 A JPH0624562 A JP H0624562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lim
stators
carrier
linear induction
parallel
Prior art date
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Pending
Application number
JP20444592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Eguchi
真人 江口
Satoshi Mori
敏 森
Fumio Kondo
文雄 近藤
Hiroyuki Shinozaki
弘行 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH0624562A publication Critical patent/JPH0624562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送路の軌道中央部付近に、搬送路を構成す
る部品等を配置することを可能ならしめ、且つ搬送台の
走行安定性を向上させることのできるリニアインダクシ
ョンモータを備えた搬送装置を提供する。 【構成】 リニアインダクションモータを備えた搬送装
置において、搬送方向にリニアインダクションモータの
ステータ6,7,8,9を複数個並列に備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアインダクション
モータを備えた搬送装置に係り、特に電磁石の発生する
磁気吸引力を利用し、位置センサの出力値を基にした制
御を行うことにより、または電磁石の発生する反発力に
より、搬送台を浮上させ、リニアインダクションモータ
(以下LIMという)のステータ励磁により搬送台を搬
送路に対し非接触で移動させる磁気浮上搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のLIMを備えた磁気浮上
搬送装置の説明図である。搬送台1は浮上用ターゲット
2を備え、浮上用電磁石3の作動により発生する磁気吸
引力により、搬送路の軌道より非接触浮上支持される。
浮上用電磁石3のそれぞれには、位置センサ4が備えら
れ、搬送台1の走行面に対し鉛直方向位置を検出するこ
とにより、浮上用電磁石3の励磁電流を制御することに
より、浮上用電磁石3の磁極と浮上用ターゲット2との
間隔、即ち、搬送台1の浮上位置が制御される。
【0003】磁気吸引力により浮上支持された搬送台1
は、従来、軌道中央部の単列のLIMステータ5によっ
て形成される移動磁界により発生する推進力によって搬
送(移動)される。搬送台1の下面にはアルミ板等の良
導体が配備され、LIMステータ5の磁極によってその
上部空間に形成される移動磁界によって、リニアインダ
クションモータの原理に従って、LIMステータ5の励
磁により搬送台は搬送路の軌道に沿って非接触で移動す
る。従って、図3に示すLIMを用いた磁気浮上搬送装
置にあっては、鉛直方向の浮上支持動作、搬送路方向の
移動動作のいずれも非接触で行われるので、塵埃発生の
恐れが無く、特に高清浄度の要求される半導体製造工程
等に用いられる搬送装置として好適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LIMを備えた搬送装置においては、LIMステータ5
は搬送路の軌道中央に単列に設けられていた。このため
搬送台の搬送路上の軌道中央部付近に搬送動作を補助す
る、例えばセンサヘッド等の装置構成部品を配置しなけ
ればならない場合にはスペースの取り合いの問題が生じ
る。その際に、軌道中央部付近に装置構成部品を配置す
れば、LIMステータが配置できないこととなり、搬送
台の推進力が失われてしまう。軌道中央部付近にLIM
ステータを配置すれば、LIMステータが邪魔になり前
述の軌道中央部付近に配置せねばならない構成部品を配
置することが不可能であり、装置構成部品の配置が制約
されることになる。
【0005】更に、図1に示す従来の搬送装置の構造で
は、LIMステータ5が単列であるので、例えば搬送台
の荷重が搬送方向の走行面の中心線に対してバランスが
とれていない場合などに、搬送台が鉛直軸に対して回転
モーメントを生じる等の動作が不安定となるという問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、LIMを備え
た搬送装置において、並列に置かれたリニアインダクシ
ョンモータのステータを搬送方向に複数組配設されたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】係る本発明の構成の様にLIMステータを走行
面に複数個並列配置する事により、搬送路の軌道の中央
部付近に搬送動作を補助する周辺構成部品、例えばセン
サヘッド等を配置することが可能となる。そして、搬送
方向に並列配置されたそれぞれのLIMステータの発生
する推進力(逆推力)を均一にすることにより搬送台の
推進力が単列の場合の結線方法により、2倍以上になる
ケースもある。又、軌道巾が広がることから安定走行に
寄与する。また、LIMステータの発生する推進力をそ
れぞれのステータにおいて任意に調整できるようにする
ことにより、搬送台にかかる加速度を可変とすることに
より搬送状態を柔軟に変化させることが可能となる。こ
のようにLIMステータを複数個並列配置し、かつ並列
に配置されたLIMコイルの結線を工夫することによ
り、搬送台の駆動力を強化し、且つ走行安定性を強化す
ることができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のLIMを備えた
搬送装置の説明図である。搬送台1、浮上用ターゲット
2、浮上用電磁石3、位置センサ4の構成は、図3に示
す従来の技術と同様であるので、その説明を省略する。
図1に示す搬送装置の特徴は、搬送台の搬送方向に並列
配置されたLIMのステータ6,7及びLIMのステー
タ8,9を備えた点である。
【0009】このようなLIMのステータを2個並列に
置かれた組を搬送方向に備えた構成により、LIMステ
ータ6,7間の搬送路上の中央部付近に搬送台の動作検
出用センサ10、停止位置決め電磁石11,12等の搬
送動作を補助する装置構成部品が配置されることが可能
となる。尚、動作検出用センサ10は、搬送台の通過を
検出して、搬送台の搬送路上の位置、移動速度、加速度
(減速度)等を、図示しない制御装置により算出するも
のである。停止位置決め電磁石11,12は、搬送台の
搭載物を積込み又は積降ろし等のための搬送台の停止位
置を位置決めするためのものである。
【0010】このような搬送台の搬送動作を補助する装
置構成部品は、搬送路上の軌道の中央部付近に配置され
ることが、装置全体の構成の面から好ましいので、LI
Mのステータを搬送路の中央部分以外の端部に配置する
ことによって、LIMの推進力を落とすことなくその設
置が実現される。このように搬送路の軌道の中央部分に
は、搬送台の移動制御に関連した部品を配置する必要が
多いので、LIMステータを並列に配置することによ
り、搬送路の配置に関する設計の自由度が増大して、結
果として装置全体を小型に、コンパクトに効率的に設計
することを可能にする。
【0011】図2は、本発明の一実施例の搬送装置の動
作の説明図である。(A)は搬送方向に並列配置された
2組のLIMステータ6,7,8,9の発生する推進力
を等しくするように構成した場合である。係る場合は、
並列配置されたLIMステータ6,7及びLIMステー
タ8,9に同一の大きさ、同一の位相の励磁電流を印加
することによって実現される。従来技術の中央部上の単
列のLIMステータの構成と比較して、同一規格の従来
技術のLIMステータを2個用いるならば駆動力が従来
技術と比較して結線方法により2倍以上になるケースも
あり、搬送台のLIMに対するターゲット材に自由度が
よりもたせられることから、例えば裏打ち鉄板等が不要
となり搬送台の軽量化を達成できる。又、軌道の幅が広
がることから、走行安定性が向上する。
【0012】(B)は搬送方向に並列配置された2個の
LIMステータ6,7及びLIMステータ8,9の発生
する推進力を任意に調整が行えるように構成した場合で
ある。かかる場合は、2個のLIMステータに異なる大
きさ、異なる位相の励磁電流を制御装置により印加する
ことによって実現される。この場合には、例えば搬送台
1の荷重が中心線に対してアンバランスな場合などに、
搬送台の重心付近の鉛直軸を中心とした回転モーメント
を生じる等の問題点があるが、左右の駆動力を調整する
ことが可能であり、走行安定性が更に向上する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、LIMを備えた搬送装置にお
いて、並列に置かれたリニアインダクションモータのス
テータを搬送方向に複数組備えたものである。このた
め、搬送方向の軌道中央部付近にLIMステータを配置
する必要がなくなるため、搬送制御に必要な装置構成部
品を搬送路の軌道中央部付近に配置することが可能とな
る。即ち、装置の設計自由度が向上することにより、最
適な搬送装置の全体的構成、即ち、搬送装置の小型、コ
ンパクト化が実現される。
【0014】更に、2個のLIMステータを並列配置す
ることにより、駆動力を結線方法により2倍以上に向上
させることができる。又、軌道が広がること、それぞれ
のLIMステータの駆動力が調整可能となるので、走行
安定性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のLIMを備えた搬送装置の
説明図。
【図2】本発明の一実施例の搬送装置の動作の説明図。
【図3】従来のLIMを備えた搬送装置の説明図。
【符号の説明】
1 搬送台 2 浮上用ターゲット 3 浮上用電磁石 4 センサ 5,6,7,8,9 LIMステータ 10 動作検出用センサ 11,12 停止位置決め電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 弘行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアインダクションモータを備えた搬
    送装置において、並列に置かれたリニアインダクション
    モータのステータを搬送方向に複数組配設されたことを
    特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 案内方向に並列に配置された組をなして
    いるリニアインダクションモータのステータの発生する
    推進力を互いに等しくするように構成した事を特徴とす
    る請求項1のリニアインダクションモータを備えた搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 案内方向に並列に配置された組をなして
    いるリニアインダクションモータのステータの発生する
    推進力を任意に調整が行えるように構成したことを特徴
    とする請求項1のリニアインダクションモータを備えた
    搬送装置。
JP20444592A 1992-07-08 1992-07-08 搬送装置 Pending JPH0624562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20444592A JPH0624562A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20444592A JPH0624562A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624562A true JPH0624562A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16490650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20444592A Pending JPH0624562A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 搬送装置

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JP (1) JPH0624562A (ja)

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