JPH0624557U - 上下調節式ランバーサポート - Google Patents

上下調節式ランバーサポート

Info

Publication number
JPH0624557U
JPH0624557U JP6677292U JP6677292U JPH0624557U JP H0624557 U JPH0624557 U JP H0624557U JP 6677292 U JP6677292 U JP 6677292U JP 6677292 U JP6677292 U JP 6677292U JP H0624557 U JPH0624557 U JP H0624557U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lumbar support
support plate
link member
seat back
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6677292U
Other languages
English (en)
Inventor
秋夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Industries Ltd filed Critical Koito Industries Ltd
Priority to JP6677292U priority Critical patent/JPH0624557U/ja
Publication of JPH0624557U publication Critical patent/JPH0624557U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機や自動車のシートに内蔵され着座者の
腰椎部を支持するランバーサポートにおいて、この支持
を行うランバーサポート板の上下位置を調節可能とす
る。 【構成】 ランバーサポート板4を平行リンク機構3に
よりシートバックフレーム2に取付ける。平行リンク機
構3の一部のリンク部材には作動軸9が固定され、この
作動軸9を操作部となるレバー15等で回動させること
により、前記ランバーサポート板4は上下動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、航空機、自動車、鉄道車両または船舶などの各種乗物用椅子のシー トバックに内蔵するランバーサポートの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、航空機、自動車、鉄道車両又は船舶等の各種乗物用椅子のシートバ ックにおいて、該シートバックの腰椎支持部を前後方向に変位させて着座者の腰 椎部支持面の位置を調整するランバーサポートが使用されている。このようなラ ンバーサポートとしては、従来から歯車機構によりランバーサポート板を進退さ せる構造のものや、バネによりランバーサポート板を前方へ押し出す構造のもの 、更にはレバーによって回動されるアームの先端に設けられたコロがランバーサ ポート板の背面を押し前方へ押し出す構造のもの(特開平1−139757号参 照)が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のランバーサポートは、前後方向の進退を行うランバーサポ ート板を上下方向に対してはその位置を調節することができず、このため着座者 の身長が高い場合、あるいは低い場合には、着座者に対してランバーサポート板 の位置が低すぎたり、あるいは高すぎたりするばかりでなく、着座者が深く座る か浅く座るかによってもランバーサポート板が支持する着座者の腰椎部の位置が 変わってしまい、快適性が削がれてしまうという問題があった。
【0004】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、着座者の身長の高低、あ るいは深く座るか浅く座るか等の着座条件に対応してランバーサポート板の上下 位置を調節することができる上下調節式ランバーサポートを提供することを目的 とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る上下調節式ランバーサポートは、ラ ンバーサポート板をシートバックフレームに対して略平行に上下動移動可能に取 り付けるための平行リンク機構と、この平行リンク機構を構成する一部のリンク 部材に対して回動軸と同軸に固定して成る作動軸と、この作動軸の端部に設けら れ、該作動軸及び前記リンク部材を軸回りに回動させることによって前記ランバ ーサポート板を上下移動させるレバー等の操作部とを備えたことを要旨とするも のである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、着座者がハンドル部を回動させると作動軸及びリンク部材 が回動し、このリンク部材がその一部を構成している平行リンク機構全体が作動 し、ランバーサポート板を上下移動させる。これによりランバーサポート板はシ ートバックフレームに対して上下位置を変位させる
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る上下調節式ランバーサポートの実施例を図面に従って説明 する。
【0008】 図1は、乗物用椅子のシートバック1を示すものであり、このシートバック1 を支持するシートバックフレーム2に対して、後述する平行リンク機構3により ランバーサポート板4上下移動可能に取り付けられている。即ち、図2及び図3 に示すように、シートバックフレーム2の左右両側に一対のブラケット5を溶接 その他の方法により固着すると共に、該ブラケット5に対して上リンク部材6と 下リンク部材7を所定間隔をおいて上下方向へ回動自在に固定してある。これら 上リンク部材6と下リンク部材7の内、本実施例においては、左右配置になる上 リンク部材6,6を回動連結する回動軸8を横架設し、該回動軸8の一端側に対 して作動軸9をシートバックフレーム2の側方へ突出するように一体化固定して ある。また、本実施例においては、上記上リンク部材6及び下リンク部材7の上 下回動角度を規制するために、シートバックフレーム2の内側端面にストッパー 機能を有する2個の突起10a,10bが所定間隔をおいて上下に位置するよう に形成し、かつ該突起10a,10b間に下リンク部材7の後端側7aを回動自 在に介装する構造になっている。したがって、この下リンク部材7はその後端側 7aが上下に回動して上側の突起10aに当接する位置で前端側の下降が停止さ れ、また下側の突起10bに当接する位置で該前端側の上昇が停止される。
【0009】 上リンク部材6及び下リンク部材7の前端側には上記ランバーサポート板4を 回動自在に取り付けてある。即ち、ランバーサポート板4の背面には上記上リン ク部材6及び下リンク部材7の前端側を支持するランバーブラケット11,12 を溶着等の方法により固定し、該ランバーブラケット11,12に対して上リン ク部材6と下リンク部材7の各前端部をピン軸13、14により結合したもので ある。このようにして、ランバーサポート板4は、シートバックフレーム2の左 右両内側に位置して構成した2個の平行リンク機構3を介してシートバックフレ ーム2に取り付けられている。
【0010】 尚、前記作動軸9の端部には、ランバーサポート板4の操作用レバー15を取 り付ける構造になっている。
【0011】 以下、本実施例に係る上下調節式ランバーサポートの作用について説明する。 着座者の身長が低い場合、あるいは浅く腰かけるような場合には、ランバーサ ポート板4の上下位置は低い方が好まれる。このような場合には、着座者がレバ ー15を下方に押して作動軸9を回動させると(矢印A範囲)、該作動軸9及び 上下のリンク部材6,7が回動する。そしてリンク機構3の全体が作動してラン バーサポート板4を下方へ略平行に移動させ、その上下位置を低くする。このと き上及び下リンク部材6又は7の後端側が上側の突起10aに当接し、それ以上 の回動が規制される。これにより、ランバーサポート板4は前方に突出した状態 で、上下位置の低い位置を維持できる。
【0012】 逆に、着座者の背が高い場合や深く腰かける場合などには、レバー15を上方 に上げて回動させ、作動軸9及び上下のリンク部材6,7が回動し、ランバーサ ポート板4が上方に略平行に移動する。そしてこの上又は下リンク部材6,7の 後端側が下側の突起10bに当接してランバーサポート板4を前方に突出した状 態で高い位置に維持することができる。
【0013】 上述のように、着座者はレバー15を回動させることでランバーサポート板4 の上下位置を調節することができるので、自分の身長、あるいは深く座るか浅く 座るか、更には好みに応じて上記のような調節を行い、椅子のランバーサポート による快適性を最適なものに維持することができる。
【0014】 尚、上記実施例の説明においては回動軸8及び作動軸9が上リンク部材6に固 定されるものを示しているが、他の実施例においては下リンク部材7に固定する ものであってもよい。また、操作手段としてレバー15を採用した例を示してい るが、該レバー15に代えて短円筒状等のハンドルを構成してもよい。更に、ラ ンバーサポート板4の上下位置を規制する手段して上又は下側の突起10a,1 0bに上又は下リンク部材6,7の後端側が当接することによって支持高さを維 持する構造を示しているが、他の実施例においては平行リンク機構3やハンドル 部などの摩擦により、任意の上下位置に維持することができるように構成するこ とも可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係る上下調整式ランバーサポートは、以上のように構成したから、着 座者がハンドル部を回動させることでランバーサポート板をシートバックフレー ムに対して上下動することができる。従って、ハンドル部の回動量を調節するこ とでランバーサポート板の上下動量を調節でき、着座者の身長の高低に合わせて 、あるいは深く座るか浅く座るか等に合わせて、好みの上下位置にランバーサポ ート板を位置させ、快適性を保つことができる等の特徴を有するものであり、本 考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る上下調整式ランバーサポートの一
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部を示す正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【符号の説明】
1 シートバック 2 シートバックフレーム 3 平行リンク機構 4 ランバーサポート板 5 ブラケット 6 上リンク部材 7 下リンク部材 8 回動軸 9 作動軸 11,12 ランバーブラケット 10a 上側の突起 10b 下側の突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランバーサポート板をシートバックフレー
    ムに対して略平行に上下動移動可能に取り付けるための
    平行リンク機構と、この平行リンク機構を構成する一部
    のリンク部材に対して回動軸と同軸に固定して成る作動
    軸と、この作動軸の端部に設けられ、該作動軸及び前記
    リンク部材を軸回りに回動させることによって前記ラン
    バーサポート板を上下移動させる操作部とを備えたこと
    を特徴とする上下調節式ランバーサポート。
JP6677292U 1992-08-31 1992-08-31 上下調節式ランバーサポート Pending JPH0624557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6677292U JPH0624557U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 上下調節式ランバーサポート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6677292U JPH0624557U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 上下調節式ランバーサポート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624557U true JPH0624557U (ja) 1994-04-05

Family

ID=13325498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6677292U Pending JPH0624557U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 上下調節式ランバーサポート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0624557U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2627240B2 (ja) 車両用シート
US4469374A (en) Automotive seat
JPS62227830A (ja) 自動車座席の高さ調整装置
JP2001509755A (ja) 車輌用座席の調整装置および車輌用座席のベースフレーム
JPH0624557U (ja) 上下調節式ランバーサポート
JPH115479A (ja) 車両用シート
JP2903398B1 (ja) 座席用脇の下支持装置
JPH0517957Y2 (ja)
KR100302419B1 (ko) 이동가능한차량용시트쿠션장치
KR0138699Y1 (ko) 자동차 시트의 접힘구조
JPH0451633Y2 (ja)
KR100444673B1 (ko) 자동차용 시트의 틸팅장치
EP0422526B1 (en) A vehicle seat, particularly for motor cars
JPS625392Y2 (ja)
JPH0658758U (ja) 手動式ランバーサポート機構
JPH0535457U (ja) 後部座席装置
JPH0624899B2 (ja) 車両用座席等におけるサイサポート装置
KR960007779Y1 (ko) 자동차 시트의 헤드레스트 각도 조절장치
JPH0228978Y2 (ja)
JPH08132942A (ja) 車両用多目的シート
JPH067971Y2 (ja) シート上下調整装置
JPH0548747U (ja) 車両用腰掛のリクライニング機構
KR960007631Y1 (ko) 자동차용 시트백의 각도조절장치
JPH0690836A (ja) シート装置
JP2503322Y2 (ja) 車両用リヤシ―ト