JPH06245255A - 個人情報に基づく移動体通信方法及び通信システム - Google Patents

個人情報に基づく移動体通信方法及び通信システム

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JPH06245255A
JPH06245255A JP5025010A JP2501093A JPH06245255A JP H06245255 A JPH06245255 A JP H06245255A JP 5025010 A JP5025010 A JP 5025010A JP 2501093 A JP2501093 A JP 2501093A JP H06245255 A JPH06245255 A JP H06245255A
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mobile
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JP5025010A
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Inventor
Junko Yamagishi
純子 山岸
Noboru Mizuhara
登 水原
Tsuneo Furuya
恒夫 古屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】事業所内において、外部者が交換機の基地局か
らの電波を利用して、交換機の回線を不法に使用するこ
とを防止すると共に、交換機における移動端末の接続サ
ービスを向上する。 【構成】交換機PBX200に接続したコンピュータ2
10内に保持された個人情報(個人情報管理テーブル3
00,400及び位置管理テーブル500)に基づい
て、交換機200の加入者以外の移動端末101から交
換機200への位置登録要求や発信要求を受付ける。ま
た、課金や移動端末10の発信規制クラス、基地局の使
用チャネルの優先順位等に基づいた交換機の接続サービ
スも個人情報300〜500に基づいて行なう。 【効果】外部者による交換機回線の不法使用を防止でき
る。また、交換機所有者と移動端末所有者との関係に応
じてサービスを提供すると共に、前記関係に変更があっ
た場合にはサービスの内容も柔軟に変更することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線移動端末が交換機
を介して通信を行なう移動体通信方法及び通信システム
に関し、特に交換機とコンピュータとを接続し、交換機
のソフトウエアとコンピュータのソフトウェアが連携し
てサービスを実行する交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPBXにおける無線通信方式で
は、PBXと同一のシステムIDを持つ移動端末だけが
PBXを介して発着信を行うことができ、端末(有線端
末、移動端末)がPBXを介して公衆網へ発信した場
合、公衆網からPBXに対して課金され、端末対応に課
金する場合は、PBXが独自に通信料を算出し、端末対
応に集計する方法がとられている。
【0003】また、従来のPBXでは、内線を甲、乙等
にクラス分けし、各クラスからダイヤルできる市外番号
を規制するという発信規制方式が行なわれている。これ
に対し、PBXに接続する任意の無線基地局から移動端
末が発着信を行うことができる無線PBXシステムにお
いても、特定の無線基地局の通話チャネルを使用できる
移動端末を制限することが行なわれている。
【0004】さらに、特開平3−107218は交換機
の加入者データベースに無線基地局の優先移動端末を記
憶し、空通話回線がない輻輳無線基地局で優先移動端末
の発着信要求を受けた場合、交換機は使用中の一般移動
端末を近隣の無線基地局へ強制的にハンドオフして、前
記輻輳無線基地局に空通話回線を設け、前記優先移動端
末の通話を割り当てる方式を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、各
PBXに固有のシステムIDと同一のシステムIDを持
つ移動端末しか発着信を行なうことができないという制
約がある。一方、PBXでは、端末(有線端末、移動端
末)がPBXを介して公衆網へ発信した場合、公衆網か
らPBXに対して課金されるため、PBXのシステムI
Dと異なるシステムIDを持つ任意の移動端末が前記P
BXを介して発着信を行うことができるようにすると、
外部者がPBXに接続された無線基地局の電波を利用
し、PBXの回線を不当に使用するという問題がある。
【0006】また上記従来技術では、PBXで端末対応
に発信規制サービスや無線基地局の通話チャネルの使用
を制限するサービスは行っているが、端末使用者の状況
に応じて前記サービスの変更を自動的に行うということ
は考えられていない。さらに、前記特開平3−1072
18では交換機の加入者データベースに無線基地局の優
先移動端末を記憶するようにしているが、優先する移動
端末を決める手段については記載されていない。
【0007】本発明の目的は、PBXと異なるシステム
IDを持つ移動端末のうち、特定の移動端末の所有者に
は、所有者による特別の操作なしにPBXの回線を利用
した発着信を可能とする通信方法及びシステムを提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、PBXと異なるシス
テムIDを持つ移動端末の所有者とPBXの所有者との
関係に応じて、柔軟な課金方法を実現する通信方法及び
システムを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、移動端末の所有者と
PBXの所有者との関係の変化に応じて、移動端末の発
信規制クラス、内線発信時の許容する接続先範囲、基地
局の使用チャネルの優先順位等、提供サービスの内容を
柔軟に制御する方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、交換機
システムにより前記交換機の加入者に対する発着信のサ
ービスを実行する移動体通信方法において、交換機の加
入者以外の移動端末に対応して該交換機内での前記移動
端末の発着信を許可するか否かの情報を含む個人情報を
保持し、前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換
機を介して発着信の要求があったとき、前記個人情報に
基づいて、該交換機内での前記移動端末の発着信を許可
するか否かを決定し、該決定に基づいて発着信の処理を
する移動体通信方法にある。
【0011】また、前記交換機システムにより前記交換
機の加入者に対する発着信のサービスを実行する移動体
通信システムにおいて、交換機の加入者以外の移動端末
に対応して該交換機内での前記移動端末の発着信を許可
するか否かの情報を含む個人情報を生成し、保持する手
段と、前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換機
を介して発着信の要求があったとき、前記個人情報に基
づいて、該交換機内での前記移動端末の発着信を許可す
るか否かを決定する手段と、該決定に基づいて前記移動
端末に体する発着信の処理をする手段とを備えた移動体
通信システムに特徴がある。
【0012】本発明の他の特徴によれば、上記個人情報
に基づいて、課金方法、発信規制クラス、内線発信時の
許容する接続先範囲、基地局の使用チャネルの優先順位
等、PBX交換機における提供サービスの内容を決定
し、前記移動端末対応の提供サービスの内容に基づいて
接続処理を行なう。
【0013】本発明の他の特徴によれば、上記個人情報
の変更に従って、上記提供サービスの内容も自動的に変
更する。
【0014】
【作用】本発明では、PBXを含む交換機とコンピュー
タが連携してサービスを実行する交換システムにおい
て、PBX側に、移動端末番号対応に移動端末を所有す
る人の個人情報(氏名、取引額、顧客ランク等)を生
成、管理する。そして、前記移動端末対応の個人情報に
基づいて、移動端末が交換機を介して発着信を行なう際
の移動端末の使用許可や提供サービスを制御する手段を
設ける。
【0015】本発明によれば、例えば、事業所内のPB
XとシステムIDが異なる移動端末利用者に対する個人
情報を予め作成/登録しておき、前記外部の利用者が発
信要求をした場合に、前記個人情報を参照して接続の可
/否を判断するので、許可された移動端末のみが事業所
内のPBXを利用できるようになる。従って、個人情報
が登録されていない移動端末が、PBXに接続された無
線基地局の電波を利用し、PBXの回線を不法に使用さ
れるのを防止できる。
【0016】さらにPBXを介して公衆網との発着信を
行なった際に、公衆網から前記PBXに課金された通話
料金を相応する移動端末の所有者に請求する場合、該当
する移動端末の個人情報に基づいて提供サービスの内容
を決定することができる。例えば、デパートにおいて、
移動端末を所有する顧客のデパート内での購入額等に応
じて、請求する通話料金の割合を決定、通話料金の一部
あるいは全部をデパート側で負担するといった顧客サー
ビスが提供できる。
【0017】また、移動端末が交換機を介して発着信を
行う場合、登録された移動端末を所有する人の個人情報
に基づいて、発信規制クラス、内線発信時の許容する接
続先範囲、基地局の使用チャネルの優先順位等の交換機
における接続サービスを決定することができる。さら
に、前記移動端末対応の個人情報の内容をコンピュータ
側で変更することにより(例えば前記デパートの例では
買物の度に購入額を更新する)、前記接続サービスの内
容をPBX内の制御用ソフトウエアやデータを変えるこ
となく変更することができ、移動端末の所有者とPBX
の所有者との関係に応じた柔軟なサービスを提供でき
る。
【0018】
【実施例】図1は、本発明を適用する移動体電話通信シ
ステムの全体構成を示す図である。システムは大きく
は、移動端末(PS)101、基地局(CS)103〜
106及び交換機からなる。交換機には、公衆網100
内の公衆交換機110と、事業所内のPBX200とが
ある。公衆交換機110は、LS(Local Switch)11
3、TS(Toll Switch)114とを備えている。各移
動端末と各基地局との間は無線通信インタフェース10
2で結ばれ、各基地局と交換機110,200との間は
電気通信回線インタフェース107、108で結ばれ
る。各移動端末と各基地局との間に適用する無線通信イ
ンタフェース102としては、例えば財団法人電波シス
テム開発センターによる第2世代コードレス電話システ
ム標準規格がある。また電気通信回線インタフェース1
07、108に適用するインタフェースとしては、例え
ばCCITTによるISDNインタフェース標準規格あ
るいは従来のアナログ加入者線インタフェースを適用す
る。基地局には、自営の基地局(CS)103〜105
と公衆用基地局(CS)106とがあり、さらに自営の
基地局は家庭内に設置されて公衆交換機に接続される家
庭用基地局(CS)105と、家庭用基地局105を事
業所内内線に接続した事業所内内線基地局(CS)10
4及び事業所内で任意の移動端末(PS)101を接続
できる事業所基地局(CS)103があり、各移動端末
と各基地局との間にはいずれも上記の無線通信インタフ
ェース102を統一的に適用するものとする。
【0019】公衆網100内のデータベース117ある
いはPBXのデータベース216,217は、移動端末
の位置情報や課金情報を管理するために使用し、その設
置場所はネットワークの規模や構成に応じて定めれば良
く、特定する必要はない。また、データベース117間
を接続するインタフェース120には、例えばNo.7
共通線信号方式あるいはX.25パケット通信プロトコ
ルを適用する。なお、図1では公衆網内のみに中継交換
機TS114を設けた例を示しているが、事業所内網で
も複数のPBXを設けて専用線で中継することにより、
同様な構成がとりえる。無線通信インタフェース102
で使用するプロトコルは、例えば、財団法人電波システ
ム開発センター発行(平成3年9月)の第二世代コード
レス電話システム標準規格(案)のように、通信チャネ
ルと独立の制御チャネルを有するインタフェースを適用
することが望ましいが、通信チャネルと制御チャネルの
区別がないインタフェースを適用することも可能であ
る。また、コンピュータ116は、交換機114に接続
され、ソフトウエアと連携動作して高機能な交換サービ
スを実行制御するためのものである。
【0020】図2は、本発明を適用した交換システムの
一例を示した図である。交換機200は、スイッチ(S
W)201、無線インタフェース回路(RIF)20
2、加入者インタフェース回路(LIF)203、出/
入回線トランク(OGT/ICT)204、トーキート
ランク(TKT)205、CPU206、メモリ(ME
M)207、通信制御装置(IOC)208,共通線信
号装置(CSP)209からなる。RIF202には基
地局(CS)210、無線通信インタフェース102を
介して移動端末(PS)101が接続される。また交換
機200は通信制御装置(IOC)208、通信回線を
介してコンピュータ210と接続されている。コンピュ
ータ210は、通信制御装置(IOC)212、CPU
213、メモリ(MEM)214及び入出力装置218
からなり、メモリ(MEM)214にはコンピュータで
提供するアプリケーション部(AP)215、各アプリ
ケーションに必要なデータを記憶するデータベース(D
B)216がある。データベース216には、個人情報
を保持するための個人情報管理テーブル300(40
0)や位置管理テーブル500が格納されている。
【0021】またLIF203には、例えば電話機22
1が接続される。OGT/ICT204は公衆網100
を介して交換機間にまたがる通信を行なうためのトラン
クである。TKT205は、各種音声案内を流すための
トランクである。CPU206は、交換機200の制御
を行なうプロセッサである。MEM207はプログラム
やデータを格納する記憶装置で、半導体メモリや磁気デ
ィスクメモリを使用する。また、必要に応じて、データ
ベース217を設ける。CSP209は、交換機200
のCPU206が他の交換機200のCPU206との
間で制御情報等を通信するための共通線信号装置であ
る。
【0022】なお、公衆交換機110の交換機(LS)
113やコンピュータ116も、交換機200やコンピ
ュータ210と同様な構成を備えている。
【0023】図3、図4は、交換機200の加入者以外
の移動端末PSを所有する人の個人情報を管理するため
に、コンピュータ210内のMEM214のDB216
内に設けた個人情報管理テーブル300、400の構成
例であり、図3は一般オフィスやホテルで本発明を適用
する場合の構成例を、図4はデパートの場合の構成例で
ある。移動端末番号(以下PS番号と称す)302は、
発信PSから着信PSを呼び出すためのダイヤル番号で
ある。通話料金303はPS101が交換機200を介
して他網と通話を行った際の課金情報を示し、請求方法
304は、通話料金303をPS101の所有者から請
求する場合の付加情報で、例えば割引き率を示す。PS
番号対応の個人情報305はPSを所有する人の個人情
報であり、図3では、例えばPSの所有者の氏名30
6、所属する会社名307、職級308、当該事業所を
訪問した回数309などがある。また図4では、PSN
対応の個人情報305として例えばPSの所有者の氏名
402、デパート等に登録される会員番号403、買物
状況404などがある。在/不在フラグ310はPSが
交換機200内に移動し、位置登録しているかどうかを
示すフラグである。PS番号の登録はPBX200の管
理者によってなされ、また、個人情報305のデータは
入出力装置218や公衆網を介して与えられる情報に基
づいて、逐次更新される。
【0024】図5は、交換機200内のMEM207ま
たはコンピュータ210内のMEM214に格納するP
Sの位置管理テーブル500の一構成例を示す。位置管
理テーブル500は、移動端末番号302、位置情報5
02、PSの閉塞状況503からなる。位置情報502
はPS101が交換機200内で位置登録されているエ
リアを示す。本情報は、交換機200がPS101を呼
び出す際に使用し、本例では基地局(以下CSと称す)
の番号を用いている。
【0025】図6は、交換機200の加入者以外のPS
101が交換機200内で位置登録した場合、コンピュ
ータ210においてPS101の使用許可を決定する場
合のシーケンス例を示す。本実施例では、図5に示すP
Sの位置管理テーブル500を交換機200内に設けて
いる。PS101が交換機200内に移動して位置登録
を行う場合、まず、PS101は交換機200内のCS
103を経由して交換機200に、PS番号を含む位置
登録要求メッセージ601を送信する。交換機200
は、受信した位置登録要求メッセージの送信元PS10
1が交換機200の加入者のPSかどうかを、位置登録
要求メッセージに登録されたPS番号が交換機の持つP
S番号と一致するか否かによって判定し(ステップ60
2)、加入者のPSの場合は通常の接続処理を行う(ス
テップ603)。加入者でないPSの場合、交換機20
0は、コンピュータ210に対してPS番号を含む使用
許可問合せメッセージ(図9の900)を送信し、PS
101を交換機200で使用許可するかの問合せを行な
う(ステップ604)。
【0026】交換機200から使用許可問合せのメッセ
ージを受信したコンピュータ210は、PS番号をもと
にPS対応の個人情報テーブル300(図3)または4
00(図4)を検索し(ステップ606)、PS番号が
登録されているか否か等の所定の要件の有無によってP
S101の使用許可の判定を行う(ステップ607)。
判定の結果使用可であれば、交換機200に対し使用許
可通知メッセージ(図10の1000)を送信し(ステ
ップ608)、使用不可であれば交換機200に対し使
用不可通知メッセージを送信する(ステップ609)。
【0027】使用許可通知メッセージを受信した交換機
200は、PSの接続処理を行うために、位置管理テー
ブル500にPS101のPS番号と位置情報を登録し
(ステップ610)、PS101に対しCS103を経
由して位置登録受付メッセージを送信する(ステップ6
11)。コンピュータ210から使用不可通知メッセー
ジを受信した交換機200は、PS101に対しCS1
03を経由して位置登録拒否メッセージを送信する(ス
テップ612)。
【0028】図6の例は、PSの位置管理テーブル50
0を交換機200内に設けた場合のシーケンスである
が、PSの位置管理テーブル500をコンピュータ21
0内のMEM214に設けてもよい。図7はその場合の
シーケンスであり、ステップ607までは図6と同様で
ある。ステップ607の判定の結果、使用可であれば、
ステップ701において位置管理テーブル500にPS
101のPS移動端末番号と位置情報を登録するととも
に、交換機200に対し使用許可通知メッセージを送信
する。使用許可、使用不許可の通知方法は図6と同様で
ある。
【0029】次に図8に、交換機200内でのPS10
1の使用許可の決定を行なう場合の他のシーケンス例を
示す。この例では、交換機200がコンピュータ210
にPS101に関する個人情報を問合せ、コンピュータ
210から受信した個人情報により、PS101の使用
許可を決定する。図8において、ステップ603までは
図6、図7と同様である。ステップ602の判定の結
果、PS101が交換機200の加入者以外のPSの場
合は、コンピュータ210に対しPS101の個人情報
要求メッセージを送信する(ステップ801)。
【0030】交換機200から個人情報要求メッセージ
を受信したコンピュータ210はステップ802におい
て、コンピュータ210内に持つPS対応の個人情報管
理テーブル300または400を検索し、該当する個人
情報をPS個人情報通知メッセージによって交換機20
0に通知する(ステップ803)。該当する個人情報が
無い場合も、PS個人情報通知メッセージで通知する。
交換機200は、受信したPS101の個人情報を参照
してPS101の使用許可の判定を行う(ステップ80
4)。判定の結果使用可(すなわち個人情報あり)であ
れば、図6と同様にステップ610の処理を行い、PS
101に対しCS103を経由して位置登録受付メッセ
ージを送信する(ステップ611)。判定の結果使用不
可(すなわち個人情報無し)であれば、PS101に対
しCS103を経由して位置登録拒否メッセージを送信
する(ステップ612)。
【0031】図9、図10は、以上の説明において交換
機200−コンピュータ210間で使用するメッセージ
の形式例を示している。本例は交換機200がコンピュ
ータ210に対し必要なデータを問合せするメッセージ
900とその応答メッセージ1000であり、特に図
6、図7で使用している使用許可問合せメッセージ90
0、使用許可/不許可通知メッセージ1000を示して
いる。図9、図10において、メッセージ種別902、
1002は転送するメッセージの機能を識別するための
もので、902がデータ問合せ、1002が応答データ
を示す。端末識別903はデータ問合せの対象とするP
S番号で、データ904がコンピュータに問合せする具
体的な問合せ内容で、例えば図6、図7における使用許
可問合せ、図8におけるPS個人情報要求を示す。デー
タ1005は、問合せに対する応答データの内容で、例
えば図6、図7における使用許可/不許可、図8におけ
るPSの個人情報を示す。
【0032】図11は、図5のPSの位置管理テーブル
500に、課金方法1102、発信規制クラス110
3、接続先範囲1105を追加した位置管理テーブル1
100の構成例である。課金方法1102は、PS10
1が交換機200(PBX)を介して公衆網100と通
話を行った際の課金方法を示し、具体的例としては、交
換機(PBX)200が全額負担する方法(課金無
し)、通話料金をPS101の所有者に請求しかつその
際、全額請求する方法(クレジット課金/全額)や一部
を請求する方法(クレジット課金/5割)、交換機20
0(PBX)が公衆網100に送信する呼設定メッセー
ジにPS番号を指定して、公衆網に対して前記PSの課
金を要求する、該PSが公衆網の加入者であることを前
提とした方法(発番号課金指示)、等が考えられる。発
信規制クラス1103、接続先範囲1105については
図17の説明の項で示す。
【0033】図12は、図6、図7、図8の方法によ
り、通話許可された交換機200(PBX)の加入者以
外のPS101が交換機200を介して公衆網100へ
発信する際のシーケンス例を示しており、上記の図11
の課金方法で交換機200(PBX)が課金先をPS1
01に指定して公衆網へ発信を行う場合である。PSの
位置管理テーブル1100は交換機200内に設けるも
のとする。
【0034】図12において、PS101よりCS10
3を経由して図14に示す呼設定メッセージ1401を
送信する(ステップ1201)。これを受信した交換機
200は、送信元PS101のPS番号が位置管理テー
ブル1100に登録されているか否かによりPS101
が交換機200内で使用可能なPSか否かをチェックす
る(ステップ1202)。使用可能なPSである場合に
はPS101に対し呼設定受付メッセージを送信すると
ともに(ステップ1203)、さらに、PS番号をもと
に位置管理テーブル1100のPS101の課金方法1
102を検索する(ステップ1204)。検索の結果、
公衆網100が交換機に課金する方法の場合には通常の
発呼処理を行い(ステップ1205)、公衆網がPS1
01に課金する方法の場合には課金先をPS101に指
定して公衆網へ発信を行う(ステップ1206〜120
8)。ステップ1202で使用不可のPSの場合にはP
S101に対しCS103を経由して解放メッセージを
送信する(ステップ1209)。
【0035】次に、図13は、図11に示すPSの位置
管理テーブル1100をコンピュータ210に設け、こ
のコンピュータ210において、PS101が交換機2
00内で使用可能なPSか否かを判定し、さらに使用可
能なPSの場合には課金方法を決定する場合のシーケン
ス例である。図13において、PS101よりCS10
3を経由して呼設定メッセージ1401を受信した交換
機200は、ステップ602において、受信した呼設定
メッセージの送信元PS101が交換機200の加入者
のPSか否かをシステムIDによって判定する。そし
て、加入者のPSの場合は通常の接続処理を行い(ステ
ップ603)、加入者でないPSの場合は、コンピュー
タ210に対しPS101の発信を許可するかの問合せ
を行う(ステップ1301)。
【0036】交換機200から発信問合せメッセージを
受信したコンピュータ210は、ステップ1302にお
いて、PS番号をもとにPS対応の位置管理テーブル1
100を検索し、ステップ1303で位置管理テーブル
1100にPS101が登録されているかによって、P
S101が使用可能なPSかをチェックし、使用可能P
Sである場合には、さらに位置管理テーブル1100に
登録されているPS101の課金方法1102を検索し
て交換機200に対し課金方法通知メッセージで通知す
る(ステップ1304)。交換機200は、受信した課
金方法通知のメッセージ内の課金方法の判定を行い(ス
テップ1305)、以下図12と同様の処理を行う。ス
テップ1303の結果使用不可であれば、交換機200
に対し使用不可通知メッセージを送信し、交換機200
はCS103を経由してPS101に対し解放メッセー
ジを送信する。
【0037】図14は交換機(PBX)200と公衆網
100間で使用するメッセージ形式例を示している。交
換機と公衆網間での各種信号固有の情報(例えば呼設定
メッセージ1402)はメッセージ1401の情報フィ
ールド1403に指定する。図12、図13において、
交換機200が課金先をPS101に指定して公衆網へ
発信を行う場合、呼設定メッセージ1402の移動機番
号エリア1404に課金先移動機番号(PS101のP
SN)を書込み、さらに端末対応の課金有/無フィール
ド1405を“有”に設定して呼設定メッセージを公衆
網に送信する。
【0038】図15は、図6、図7、図8の方法によ
り、通話許可された交換機(PBX)200の加入者外
のPS101が交換機200を介して公衆網100へ発
信し、通話を行った際の課金管理を行う場合のシーケン
ス例を示している。図15において、交換機200はP
S101から切断要求メッセージを受信し、解放処理を
行った後、ステップ1501において、図11に示すP
Sの位置管理テーブル1100のPS101の課金方法
1102を検索する。検索の結果、PS対応に課金管理
が必要でない方法の場合には通常の課金処理を行い(ス
テップ1502)、PS対応に課金管理が必要な方法の
場合には、図11で示した課金方法1102の内容にし
たがった料金計算を行ない、コンピュータ210に対し
課金情報通知メッセージで料金を通知する(ステップ1
503)。交換機603より料金を受信したコンピュー
タ210はPSの個人情報テーブル300または400
におけるPS101の課金情報303を更新する(ステ
ップ1504)。
【0039】以上の説明では、通信計算を交換機(PB
X)200で行なう方法を示したが、別の方法として、
交換機200は正味の通信料金をコンピュータ210に
通知し、コンピュータ210で図11の課金方法110
2をもとに料金計算する方法も考えられる。
【0040】図16は、交換機200の加入者PSの所
有者の個人情報を管理するために、コンピュータ210
内のMEM214のDB215内に設けた個人情報管理
テーブル1600の構成例で、一般オフィス等の事業所
内の所員に関する個人情報を想定した構成例である。テ
ーブル1600は、移動端末番号1602、PSN対応
の個人情報1603から構成され、さらに個人情報16
03には、例えばPSの所有者の氏名1604、所属す
る部署名1605、職級1606、取引先等の事業所名
1607などがある。
【0041】図17は、交換機200の加入者のPSの
位置情報を管理するために、交換機200内のMEM2
07またはコンピュータ210内のMEM214に設け
た位置管理テーブル1700の構成例で、図5に示す位
置管理テーブル500に、発信規制クラス1103、接
続先範囲1105を追加した構成例である。図11の位
置管理テーブル1100から課金方法1102を削除し
た構成をとっている。図11、図17における発信規制
クラス1103は、交換機200がPSの発信規制を行
う場合に、規制する範囲を示し、種別1104が具体的
に許容される発信種別を示す。種別1104は、図17
において例えば、内線は内線発信のみ使用可、外線は規
制無、指定外線1は図16の個人管理テーブル1600
における取引先等の事業所名1607への外線発信のみ
使用可、指定外線2は発信規制クラス1103の地域情
報により示された地域への外線発信のみ使用可であるこ
とを示す。許容接続範囲1105はPSが交換機内のC
Sに位置登録されている他のPSに発信する際、接続を
許容する基地局の番号を示しており、着信PSの移動先
に応じて接続を制限する。なお、許容接続範囲1105
の代わりに接続を許容しない基地局の番号を示して、着
信PSの移動先に応じて接続を禁止する構成も考えられ
る。
【0042】図18は、交換機内のCSの通話チャネル
の使用をPS対応の個人情報に基づいて規制するための
基地局管理テーブル1800である。PSが内線発信に
より交換機内の他のPSに発信する際に着信PSの移動
先に応じて接続を制限する方法のための、図17のPS
の位置管理テーブル1700の許容接続範囲1105の
別の手段である。
【0043】図19は、PSの位置管理テーブル170
0を交換機200内に持つ場合、コンピュータ210内
の個人情報管理テーブル1600に登録したPSの個人
情報に基づいて、位置管理テーブル1700に該当する
PSの発信規制クラス1103、許容接続範囲1105
を登録するシーケンス例である。図19において、まず
コンピュータ210の個人情報管理テーブル1600に
PSの所有者の個人情報を登録する(ステップ190
1)。次のステップ1902において、登録された個人
情報内の所属部署や職種、関連部署に基づいて位置管理
テーブル1700内のPSの発信規制クラス1103、
許容接続範囲1105に登録すべき情報を決定し、交換
機200に対して、図21に示す形式でデータ登録の指
示メッセージを送信する(ステップ1903)。データ
登録指示メッセージを受信した交換機200はステップ
1904において、受信したメッセージに基づいて位置
管理テーブル1700に登録する。
【0044】図20は、図6において交換機200の加
入者以外のPS101が交換機200に位置登録した
際、さらに該当するPSの個人情報に基づいて交換機2
00に持つ位置管理テーブル1100の課金方法110
2、発信規制クラス1103、許容接続範囲1105を
決定し、登録するシーケンス例である。図20におい
て、ステップ612までは図6と同様である。コンピュ
ータ210はステップ2001において、使用許可した
PS101の個人情報(図3の所属会社名や職種あるい
は図4の会員番号や買物状況)に基づいて位置管理テー
ブル1100内のPSの課金方法1102、発信規制ク
ラス1103、許容接続範囲1105を決定し、図19
と同様に交換機200に対し、データ登録の指示メッセ
ージを送信する(ステップ2002)。データ登録指示
メッセージを受信した交換機200は、受信したメッセ
ージに基づいて位置管理テーブル1100に登録する
(ステップ2003)。
【0045】なお、ステップ607で使用可能なPSと
判定した場合、コンピュータ210が交換機200に対
し使用許可通知メッセージを送信した後、ステップ20
01を実行するかわりに、他の方法として、ステップ6
07で使用可能なPSと判定した場合、まずステップ2
001を行なった後、ステップ2001で決定した位置
管理テーブル1100内のPSの課金方法1102、発
信規制クラス1103、許容接続範囲1105の内容も
含めて使用許可通知メッセージを送信し、さらに交換機
200では、受信したメッセージの内容に基づいて、ス
テップ610において、ステップ2003の処理も行う
方法もある。そのためのメッセージとして具体的には、
図10のメッセージ形式1000において、データ10
05に、使用可通知とともに課金方法、発信規制クラ
ス、許容接続範囲のデータも含める。
【0046】図21は、図19、図20の説明において
交換機200−コンピュータ210間で使用したデータ
登録の指示を行うメッセージの形式例を示している。本
例は交換機200またはコンピュータ210が持ってい
るデータの変更するメッセージ2100で、メッセージ
種別2102がデータ変更を示し、データ2103が端
末識別904に示されたPSの課金方法、発信規制クラ
ス、内線発信時の許容接続範囲等の具体的データを示
す。
【0047】図22は、PSの位置管理テーブル110
0、1700を交換機1901内に持つ場合、コンピュ
ータ210内の個人情報管理テーブル300または40
0、1600の個人情報に変更があった場合に、変更さ
れた個人情報に基づいて位置管理テーブル1100、1
700の該当するPSの課金方法1102、発信規制ク
ラス1103、許容接続範囲1105を変更するシーケ
ンス例である。
【0048】図22において、まずコンピュータ210
のPS個人情報管理テーブル300または400、16
00を変更する(ステップ2203)。次に、ステップ
2202において、変更された個人情報を持つPSが交
換機200の加入者PSか否かを判定し、加入者PSの
場合ステップ2203で、変更された個人情報に基づい
て位置管理テーブル1700内のPSの発信規制クラス
1103、許容接続範囲1105を決定し、交換機20
0に対し、データ変更の指示メッセージを送信する(ス
テップ2206)。ステップ2202の判定の結果、交
換機200の加入者PSでない場合、さらにステップ2
204において、個人情報管理テーブル300または4
00の在/不在フラグ310により、該当するPSが交
換機200内に位置登録されているかを検索し、位置登
録されていない場合には処理を終了する。位置登録され
ている場合にはステップ2205において、変更された
個人情報に基づいて位置管理テーブル1100内のPS
の課金方法1102、発信規制クラス1103、許容接
続範囲1105を決定し、同様に交換機200に対し、
データ変更の指示メッセージを送信する。データ変更指
示メッセージを受信した交換機200はステップ220
7において、受信したメッセージに基づいて位置管理テ
ーブル1100または1700に登録する。
【0049】なお、図22の例では、図3、図4の個人
情報管理テーブル300または400に在/不在フラグ
310を設け、コンピュータ210でステップ2206
を行っているが、個人情報管理テーブル300または4
00に在/不在フラグを設けずに、交換機200におい
て、コンピュータ210からデータ変更指示メッセージ
受信後に、位置管理テーブル1100に該当するPSが
登録されているかに基づいて、ステップ2204の検索
を行う方法もある。
【0050】図19では、コンピュータ210内の個人
情報管理テーブル1600に登録したPSの所有者の個
人情報に基づいて、コンピュータの処理ステップ190
2で位置管理テーブル1700に該当するPSの発信規
制クラス1103、許容接続範囲1105を決定して交
換機200に通知するシーケンスを示したが、図23に
示す別の方法として、交換機200が、コンピュータ2
10から受信したPSの個人情報通知メッセージ230
1に基づいてステップ1904の処理を行なう場合のシ
ーケンスである。
【0051】図19、図20、図22、図23は、交換
機200にPSの位置管理テーブル1100、1700
を持つ場合であるが、コンピュータ210にPSの位置
管理テーブル1100、1700を持つ場合には、PS
の個人情報管理テーブル300または400、1600
の登録、変更を行った際、位置管理テーブル1100、
1700への登録も同時に行えばよい。
【0052】図24は、交換機200に位置登録してい
るPS101が交換機200(PBX)に対し発信要求
した場合のシーケンスを示している。図24において、
PS101よりCS103を経由して呼設定メッセージ
を受信した交換機200は、ステップ2404において
送信元PS101が交換機200の加入者PSか否かを
チェックし、加入者PSの場合はステップ2406へ進
み、加入者でないPSの場合はステップ2406を行
う。ステップ2406では、さらにPS101のPS番
号が位置管理テーブル1100に登録されているかによ
り、PS101が交換機200内で使用可能なPSかを
判定する。使用可能なPSである場合にはステップ24
06の処理を行い、使用不可のPSである場合にはCS
103を介してPS101に解放メッセージを送信する
(ステップ2412)。
【0053】ステップ2406では、PS101からの
発信要求が内線発信か外線発信かチェックし、内線発信
の場合はステップ2407において、着信端末が位置管
理テーブル1100または1700の許容接続範囲11
05の範囲内かどうかをチェックする。ステップ240
7のチェックの結果、範囲内であればCS103を介し
PS101に対し呼設定受付メッセージを送信し、内線
接続処理を続行し、範囲外であればCS103を介して
PS101に解放メッセージを送信する。ステップ24
06において外線発信の場合は、ステップ2408で位
置管理テーブル1100または1700の発信規制クラ
スで発信規制1103されていないかをチェックし、規
制されていなければCS103を介してPS101に対
し呼設定受付メッセージを送信するとともに(241
1)、外線接続処理を行い、規制されている場合はCS
103を介してPS101に解放メッセージを送信する
(2412)。
【0054】図25は、交換機に接続している基地局C
Sの通話チャネルの使用状況等の管理を行う基地局管理
テーブル2500で、図18の基地局管理テーブル18
00に、基地局で使用可能な通話チャネルの使用状況2
402、さらに前記通話チャネルの使用を優先するPS
がある場合に書き込む優先PS2503を追加した構成
例である。通話チャネル状況2502は通話チャネル2
504ごとに使用状況を書き込み、使用している場合に
は使用しているPSの移動端末番号を書き込む。さらに
1台のPSに専用の通話チャネルを保持する場合には専
用フラグと該当するPSのPS番号を書き込む。優先P
S2503は優先順位の高いPSから順番に第一エリア
2505から書き込む。図19、図20、図23におい
てコンピュータ内の個人情報管理テーブルに登録した個
人情報に基づいて、位置管理テーブルに課金方法、発信
規制クラス、許容接続範囲を登録する際、さらに個人情
報により判定して必要な場合には、基地局管理テーブル
への登録を行う。また、図22において、個人情報の変
更を行う場合も同様に行う。
【0055】図26は、交換機200(PBX)に位置
登録しているPS101が交換機200に対し発信要求
した場合、交換機200が基地局管理テーブル2500
に基づいて接続処理を行う場合のシーケンスを示してい
る。図26において、PS101AよりCS103Aを
経由して呼設定メッセージを受信した交換機200は、
ステップ2608において、基地局管理テーブル250
0の通話チャネル状況2502から発信PS101Aが
使用するCS103Aの通話チャネルの使用状況の検索
を行い、空きの通話チャネルがある場合には、ステップ
2609でさらに空きの通話チャネルが専用のPSのた
めのチャネルかを検索する。
【0056】ステップ2609の結果専用チャネルの場
合、ステップ2610において発信PS101Aが専用
チェネル使用可能なPSであるかを検索し、使用可能な
PSである場合、CS103Aを介しPS101Aに対
し呼設定受付メッセージを送信し、ステップ2612を
行う。ステップ2609の結果が専用チャネルでない場
合はステップ2610を行わずにステップ2612へ進
む。ステップ2608の結果、通話チャネルが塞がって
いる場合には、ステップ2611において、基地局管理
テーブル2500の優先PS2503から発信PSが通
話チャネルの使用を優先するPSかどうかを検索し、優
先PSである場合には、基地局管理テーブル2500の
使用チャネル状況2502からCS103Aの通話チャ
ネルを使用しているPS101Bに対し、通話終了の指
示メッセージを送信するとともに(2616)、発信P
S101Aに対して、チャネル空き待ちの通知を行う
(2617)。この際、交換機200はある一定時間経
過してもチャネル使用PS101Bから切断要求がない
場合には強制的に、発信PSへ通話チャネルの接続切替
を行うことも可能である。
【0057】ステップ2610の結果が使用不可能なP
Sの場合、さらにステップ2611の結果が優先PSで
ない場合には、CS103Aを介してPS101Aに解
放メッセージを送信する(2619)。ステップ261
2、2613、2614、2615は、内線接続の場
合、着信PS101Cが使用するCS103Cの通話チ
ャネルについて、基地局管理テーブル2500によりス
テップ2608、2609、2610、2611と同様
に行う。ただしステップ2614の結果が使用不可能な
PSの場合、さらにステップ2615の結果が優先PS
でない場合には、交換機200はCS103Aを介して
PS101Aに切断メッセージを送信する(261
8)。
【0058】なお、図24において、図26に示すよう
な基地局管理テーブル2500に基づいた接続処理を交
換機200が行う場合には、ステップ2404からステ
ップ2408の処理を行った後の内線接続処理240
9、外線接続処理2410において、さらに図26に示
すステップ2608から2615までの処理を行なう。
【0059】図27は、交換機200(PBX)に位置
登録されているPS101Aに対し、公衆網100から
発信する場合のシーケンス例である。なおこの場合、発
信者が、PS101Aは交換機200に位置登録されて
いることを把握していることを前提としている。図27
において、発信者は発信時に端末101Cから、交換機
(PBX)200の電話番号に加え、PSの呼び出しを
指定するサービス番号、さらに呼び出すPSのPS番号
を入力する(2701)。発信端末101Cから呼設定
メッセージを受信した公衆網100では、入力された交
換機番号に対応する交換機200へ発信要求する(27
04)。呼設定メッセージを受信した交換機200は、
受信したサービス番号からPSへの自動接続を行なうた
めに、ステップ2706においてPS番号をもとにPS
の位置管理テーブル1100、1700の検索を行う。
ステップ2707において、該当する着信先PS101
Aが交換機200の加入者PSの場合、位置管理テーブ
ル1700の位置情報502から交換機内に位置登録さ
れているかを検索し、また該当する着信先PS101A
が交換機200の加入者でないPSの場合には位置管理
テーブル1100に着信先PSのPS番号が登録されて
いるかを検索する。ステップ2707の検索の結果、着
信PSが交換機200に位置登録されている場合には、
着信PS101Aに呼設定メッセージを送信し接続処理
を続行する(2708〜2709)。ステップ2707
の検索の結果、着信PS101Aが交換機200に位置
登録されていない場合には、公衆網100を介し発信P
S101Cに不在通知を行なう(2710)。
【0060】図28は、図27において発信端末101
Cが発信時に入力するPS番号のかわりに、着信PSの
所有者が持っている個人識別番号(個人ID)により発
信する接続サービスを行う場合に必要な個人ID変換テ
ーブル2800であり、移動機番号2802、個人ID
2803から構成される。個人ID変換テーブル280
0は、図3、図4、図16に示すPSの個人情報管理テ
ーブル300、400、1600上で持ってもよい。
【0061】図29は、図27において、発信端末10
1Cが発信時に入力するPS番号のかわりに、着信PS
101Aの所有者が持っている個人IDにより発信する
場合のシーケンス例を示す。図28に示す個人ID変換
テーブルは交換機(PBX)200に接続するコンピュ
ータ210内に設けるものとする。図29において、発
信者は端末101Cから、発信時に公衆網に登録されて
いる交換機(PBX)200の電話番号に加え、PSの
個人番号呼び出しを指定するサービス番号、さらに着信
者の個人IDを入力する(2901)。発信端末101
Cから呼設定メッセージを受信した公衆網100では、
図27と同様に入力された交換機番号に対応する交換機
200へ発信要求する(2902)。呼設定メッセージ
を受信した交換機200は、受信したサービス番号から
PSへの自動接続を行なうために、受信した個人IDを
PS番号に変換する要求メッセージをコンピュータ21
0に送信する(2903)。コンピュータ210では、
PSのID変換テーブル2800の検索を行い(290
4)、該当する個人IDに対応するPS番号があるかチ
ェックし(2905)、ある場合には交換機200に変
換したPS番号を通知する(2906)。コンピュータ
210からPS番号を受信した交換機200は、ステッ
プ2706、2707を図27と同様に行う。ステップ
2905の結果、該当するPS番号が無い場合には、交
換機200に対しID不可通知メッセージを送信し、受
信した交換機200は、公衆網100を介し発信PS1
01CにID不可通知を行う(ステップ2907)。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、交換機と異なるシステ
ムIDを持つ外部の移動端末のうち特定の移動端末に対
しては、その移動端末所有者の特別な操作なしに、交換
機を利用した発着信を可能にする。
【0063】また、移動端末の所有者と交換機の所有者
との関係に応じて、課金方法その他各種の接続サービス
の内容を柔軟に決定し、変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するコードレス電話システムのシ
ステム全体構成図である。
【図2】本発明を適用する交換機の構成図である。
【図3】本発明に使用する交換機の加入者外の移動端末
の個人情報管理テーブルの構成図である。
【図4】本発明に使用する交換機の加入者外の移動端末
の個人情報管理テーブルの構成図である。
【図5】本発明に使用する交換機の加入者外の移動端末
の位置管理テーブルの構成図である。
【図6】交換機の加入者外の移動端末が交換機内で位置
登録を行う場合のシーケンス図である。
【図7】交換機の加入者外の移動端末が交換機内で位置
登録を行う場合のシーケンス図である。
【図8】交換機の加入者外の移動端末が交換機内で位置
登録を行う場合のシーケンス図である。
【図9】交換機−コンピュータ間で交信するデータ問合
せ用のメッセージの形式を示す図である。
【図10】交換機−コンピュータ間で交信するデータ通
知用のメッセージの形式を示す図である。
【図11】本発明に使用する交換機の加入者外の移動端
末の位置管理テーブルの構成図である。
【図12】移動端末が交換機を介して公衆網へ発信する
場合のシーケンス図である。
【図13】移動端末が交換機を介して公衆網へ発信する
場合のシーケンス図である。
【図14】交換機と公衆網間で交信で交信するメッセー
ジの形式を示す図である。
【図15】移動端末が通話終了時に交換機で課金処理を
行う場合のシーケンス図である。
【図16】本発明に使用する交換機に収容する移動端末
の個人情報管理テーブルの構成図である。
【図17】本発明に使用する交換機に収容する移動端末
の位置管理テーブルの構成図である。
【図18】本発明に使用する基地局管理テーブルの構成
図である。
【図19】個人情報管理テーブルへの移動端末の個人情
報登録に伴い、位置管理テーブルの登録を行う場合のシ
ーケンス図である。
【図20】交換機の加入者外の移動端末が交換機内で位
置登録を行う場合のシーケンス図である。
【図21】交換機−コンピュータ間で交信するデータ登
録用のメッセージの形式を示す図である。
【図22】個人情報管理テーブルでの移動端末の個人情
報の変更に伴い、位置管理テーブルの変更を行う場合の
シーケンス図である。
【図23】個人情報管理テーブルへの移動端末の個人情
報の変更に伴い、位置管理テーブルの変更を行う場合の
シーケンス図である。
【図24】移動端末から発信要求を受けた交換機が、位
置管理テーブルに登録された接続サービス内容に従い接
続処理を行う場合のシーケンス図である。
【図25】本発明に使用する基地局管理テーブルの構成
図である。
【図26】移動端末から発信要求を受けた交換機が、基
地局管理テーブルの通話チャネルの使用状況に従い接続
処理を行う場合のシーケンス図である。
【図27】公衆網から交換機内で位置登録している移動
端末に発信した呼を交換機で自動接続する場合のシーケ
ンス図である。
【図28】本発明に使用する個人ID変換テーブルの構
成図である。
【図29】公衆網から交換機内で位置登録している移動
端末に発信した呼を交換機で自動接続する場合のシーケ
ンス図である。
【符号の説明】
101…移動端末、103…基地局、112…PBX、
211…コンピュータ、301…個人情報管理テーブ
ル、501…位置管理テーブル、1801…基地局管理
テーブル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれた移動体通信システムにおいて、
    前記交換機システムにより前記交換機の加入者に対する
    発着信のサービスを実行する移動体通信方法であって、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応して該交換機
    内での前記移動端末の発着信を許可するか否かの情報を
    含む個人情報を保持し、 前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換機を介し
    て発着信の要求があったとき、前記個人情報に基づい
    て、該交換機内での前記移動端末の発着信を許可するか
    否かを決定し、該決定に基づいて発着信の処理をするこ
    とを特徴とする移動体通信方法。
  2. 【請求項2】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれた移動体通信システムにおいて、
    前記交換機システムにより前記交換機の加入者に対する
    発着信のサービスを実行する移動体通信方法であって、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応して該交換機
    内での前記移動端末の発着信を許可するか否かの情報、
    該移動端末の所有者と該交換機所有者との関係について
    の情報、及び前記両所有者間の関係に基づく提供サービ
    スの情報を含む個人情報を保持し、 該移動端末対応の個人情報に基づき前記交換機内での前
    記移動端末の発着信の許可及びサービスの内容を決定す
    ることを特徴とする移動体通信方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の移動体通信方法
    において、前記個人情報及び前記移動端末の位置情報を
    個人情報テーブル及び位置管理テーブルに保持し、 前記交換機の加入者以外の移動端末が前記交換機を介し
    て発着信を行なう場合、前記個人情報テーブル及び位置
    管理テーブルの個人情報に基づいて、前記交換機内での
    前記移動端末の発着信のサービスを実行することを特徴
    とする移動体通信方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の移動体通信方法
    において、前記移動端末対応の個人情報が、発信規制ク
    ラスを決定するための情報を含み、 前記個人情報に基づいて、前記移動端末が交換機を介し
    て発信を行なう際の発信規制クラスを決定し、 前記移動端末から発信要求があった際、前記発信規制ク
    ラスに従って前記移動端末の発着信の処理を行なうこと
    を特徴とする移動体通信方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の移動体通信方法におい
    て、前記移動端末の使用者の状況に変更があった場合に
    前記個人情報を変更し、該変更された個人情報に基づい
    て、当該移動端末の発信規制クラスを変更し、前記移動
    端末の発着信の処理を行なうことを特徴とする移動体通
    信方法。
  6. 【請求項6】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれた移動体通信システムにおいて、
    前記交換機システムにより前記交換機の加入者に対する
    発着信のサービスを実行し、前記交換機が接続された他
    網へ発信する際、移動端末へ課金することを前記他網へ
    要求する移動体通信方法であって、 前記交換機システムが、前記交換機の加入者以外の移動
    端末に対応して該交換機内での前記移動端末の発着信を
    許可するか否か、及び前記移動端末の通話時の課金を他
    網へ要求するか否かの情報を含む個人情報を保持し、 前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換機を介し
    て発着信を行なう要求があったとき、前記個人情報に基
    づいて、該交換機内での発着信を許可するか否か、及び
    通話時の課金を他網へ要求するか否かを決定し、 前記他網に対し、前記移動端末への課金を要求した発信
    を行なうことを特徴とする移動体通信方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の移動体通信方法において、 前記コンピュータ内で、前記個人情報を生成・保持し、
    該個人情報に基づいて、前記移動端末の通話時の課金を
    他網へ要求するか否かを決定し、 前記移動端末の前記交換機を介しての発信の許可を前記
    交換機へ通知する際、同時に他網への前記移動端末課金
    の要求有/無も通知することを特徴とする移動体通信方
    法。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の移動体通信方法におい
    て、前記コンピュータ内で、前記個人情報を生成・保持
    し、 前記交換機の加入者以外の移動端末が前記交換機を介し
    て発着信を行なう場合、前記交換機が、前記コンピュー
    タに前記移動端末に対応する個人情報を問合せると共
    に、該コンピュータから通知された前記移動端末対応の
    個人情報に基づき前記交換機内での発着信を許可するか
    否か、及び通話時の課金を前記移動端末へ指定した発信
    を行なうか否かを決定することを特徴とする移動体通信
    方法。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の移動体通信方法におい
    て、前記コンピュータ内で、前記個人情報を生成・保持
    し、前記交換機を介し発着信の許可された移動端末が前
    記交換機を介して他網の端末と通話を行なった場合、 前記交換機が、通話終了時に前記コンピュータに対し、
    課金情報を含むメッセージを送信し、 前記コンピュータは、前記コンピュータ内の移動端末所
    有者の個人情報に通話時の課金比率を決定する情報を生
    成・保持し、前記交換機から課金情報を含むメッセージ
    を受信したとき、該当する移動端末の前記個人情報に基
    づいて、前記移動端末の所有者に請求する前記通話料金
    の割合を決定し、前記移動端末の課金管理を行なうこと
    を特徴とする移動体通信方法。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の移動体通信方法におい
    て、前記移動端末対応の個人情報が内線発信時の許容す
    る接続先範囲を決定するための個人情報を含み、 該個人情報に基づいて、交換機内での内線発信時の許容
    する接続先範囲を決定し、 前記個人情報に変更があった場合には、変更された個人
    情報に基づいて、前記交換機内での内線発信時の許容す
    る接続先範囲を変更することを特徴とする移動体通信方
    法。
  11. 【請求項11】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれた移動体通信システムにおいて、
    前記交換機システムにより前記交換機の加入者に対する
    発着信のサービスを実行する移動体通信方法であって、 前記交換機システムが、前記交換機の加入者以外の移動
    端末に対応して、該交換機内での前記移動端末の発着信
    を許可するか否か、及び該交換機内の通話チャネルの使
    用を優先して与えるか否かの個人情報を保持し、 前記交換機の加入者以外の移動端末から発着信の要求が
    あったとき、前記個人情報に基づいて、該交換機内の通
    話チャネルの使用優先順位に従って接続処理を行なうこ
    とを特徴とする移動体通信方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の移動体通信方法にお
    いて、前記通話チャネルの使用優先順位の高い移動端末
    からの発着の信要求があった時に、他の移動端末の使用
    により当該通話チャネルが塞がっている場合、使用中の
    該移動端末に対して警告し、 前記警告を受けた移動端末が通信を終了しない場合、該
    移動端末対応の個人情報に基づいて強制切替を行なうこ
    とを特徴とする移動体通信方法。
  13. 【請求項13】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれ、前記交換機システムにより前記
    交換機の加入者に対する発着信のサービスを実行する移
    動体通信システムにおいて、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応して該交換機
    内での前記移動端末の発着信を許可するか否かの情報を
    含む個人情報を生成し、保持する手段と、 前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換機を介し
    て発着信の要求があったとき、前記個人情報に基づい
    て、該交換機内での前記移動端末の発着信を許可するか
    否かを決定する手段と、 該決定に基づいて前記移動端末に対する発着信の処理を
    する手段とを備えていることを特徴とする移動体通信シ
    ステム。
  14. 【請求項14】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれ、前記交換機システムにより前記
    交換機の加入者に対する発着信のサービスを実行する移
    動体通信システムにおいて、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応して、該交換
    機内での前記移動端末の発着信を許可するか否かの個人
    情報を生成・保持する手段と、 前記交換機の加入者以外の移動端末から発着信の要求が
    あったとき、前記個人情報に基づいて、該交換機内での
    発着信を許可し、位置登録する手段と、 前記他網の端末から前記交換機の識別番号と前記移動端
    末の移動端末番号を伴う発信要求を受けたとき、受信し
    た該移動端末番号に対応する移動端末が位置登録されて
    いるか検索する手段と、 前記移動端末が位置登録されている場合に呼出し処理を
    行なう手段とを備えていることを特徴とする移動体通信
    システム。
  15. 【請求項15】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれ、前記交換機システムにより前記
    交換機の加入者に対する発着信の処理を実行すると共
    に、接続された他網へ発信する際前記移動端末へ課金す
    ることを該他網へ要求する移動体通信システムにおい
    て、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応する個人情報
    を生成し、保持する手段と、 前記交換機の加入者以外の移動端末から該交換機を介し
    て発着信を行なう要求があったとき、前記個人情報に基
    づいて、該交換機内での前記移動端末の発着信を許可す
    るか否か、及び前記移動端末の通話時の課金を他網へ要
    求するか否かを決定する手段と、 前記他網に対し、前記移動端末への課金を要求した発信
    を行なう手段とを備えていることを特徴とする移動体通
    信システム。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の移動体通信システム
    において、前記移動端末所有者対応のの個人情報が、通
    話時の課金比率を決定する個人情報部を含み、 前記交換機は、前記交換機を介して発着信を行なうこと
    が許可された移動端末が前記交換機を介して他網の端末
    と通話を行った場合、通話終了時に該当する移動端末の
    前記個人情報に基づいて、前記移動端末の所有者に請求
    する前記通話料金の割合を決定し前記移動端末の課金管
    理を行なう手段を備えていることを特徴とする移動体通
    信システム。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の移動通信システムに
    おいて、前記移動端末所有者対応の個人情報が、発信規
    制クラスを決定するための情報部を含み、 該個人情報に基づいて、前記移動端末が交換機を介して
    発信を行なう際の発信規制クラスを決定する手段と、 前記個人情報に変更があった場合に、変更された該個人
    情報に基づいて当該移動端末の発信規制クラスを変更す
    る手段とを備えていることを特徴とする移動体通信シス
    テム。
  18. 【請求項18】請求項15に記載の移動体通信システム
    において、前記移動端末対応の個人情報が、内線発信時
    の許容する接続先範囲を決定するための情報を含み、 該個人情報に基づいて、交換機内での内線発信時の許容
    する接続先範囲を決定する手段と、 前記個人情報に変更があった場合に、変更された個人情
    報に基づいて、前記交換機内での内線発信時の許容する
    接続先範囲を変更する手段とを備えていることを特徴と
    する移動体通信システム。
  19. 【請求項19】送受信手段を有する移動端末と、基地局
    と、交換機及びコンピュータを含む交換機システムとか
    ら構成され、前記移動端末、基地局及び交換機システム
    間が通信回線で結ばれ、前記交換機システムにより前記
    交換機の加入者に対する発着信のサービスを実行する移
    動体通信システムにおいて、 前記交換機システムが、 前記交換機の加入者以外の移動端末に対応して、該交換
    機内での前記移動端末の発着信を許可するか否か、及び
    該交換機内の通話チャネルの使用を優先するか否かの個
    人情報を生成・保持する手段と、 前記交換機の加入者以外の移動端末から発着信の要求が
    あったとき、前記個人情報に基づいて、該交換機内の通
    話チャネルの使用優先順位に従って接続処理を行なう手
    段とを備えていることを特徴とする移動体通信システ
    ム。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の移動体通信システム
    において、前記接続処理を行なう手段は、 前記通話チャネルの使用優先順位の高い移動端末からの
    発着の信要求があった時に、他の移動端末の使用により
    当該通話チャネルが塞がっている場合、使用中の該移動
    端末に対して警告する手段と、 前記警告を受けた前記移動端末が通信を終了しない場
    合、該移動端末対応の個人情報に基づいて強制切替を行
    なう手段とを含むことを特徴とする移動体通信システ
    ム。
  21. 【請求項21】請求項19に記載の移動体通信システム
    において、前記個人情報を生成・保持する手段は、前記
    基地局の通話チャネルの使用を優先する移動端末を決定
    するための情報を含む各移動端末対応の個人情報を生成
    する手段と、該個人情報を保持する記憶装置と、前記個
    人情報に基づいて前記基地局の通話チャネルの使用を優
    先する移動端末を決定し、前記交換機に対し前記移動端
    末の優先順位をメモリに登録する手段と、前記移動端末
    対応の個人情報の変更があった場合に、前記メモリの内
    容を変更する手段とを含むことを特徴とする移動体通信
    システム。
  22. 【請求項22】請求項15または19に記載の移動体通
    信システムにおいて、 前記交換機システムが、 各移動端末に対応して該移動端末の所有者の個人識別番
    号を記憶する手段と、 他網の端末から前記交換機の識別番号と前記移動端末を
    所有する人の個人識別番号を伴う発信要求があったと
    き、受信した個人識別番号に対応する移動端末が前記交
    換機に位置登録されているかを検索する手段と、 前記移動端末が位置登録されている場合に呼出し処理を
    行なう手段とを備えていることを特徴とする移動体通信
    システム。
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