JPH062449Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JPH062449Y2
JPH062449Y2 JP4874183U JP4874183U JPH062449Y2 JP H062449 Y2 JPH062449 Y2 JP H062449Y2 JP 4874183 U JP4874183 U JP 4874183U JP 4874183 U JP4874183 U JP 4874183U JP H062449 Y2 JPH062449 Y2 JP H062449Y2
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JP
Japan
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coil
commutator
brush
rotary shaft
rotation
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JP4874183U
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JPS59155867U (ja
Inventor
信行 星野
Original Assignee
ジエコ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアクチュエータに係り、ストッパにより回転軸
の回転を規制し、これによって回転軸が停止したときコ
イルの電流をダイオードにより遮断することにより、回
転軸の回転が停止した後コイルに過電流が流れてコイル
が焼き切れることなく、電源の無駄な消費を防止するア
クチュエータを提供することを目的とする。
従来よりドアロック等にはモータを用いたアクチュエー
タが用いられている。この従来のモータを用いたアクチ
ュエータは施錠釦と解錠釦とを有し、施錠釦を押すとモ
ータに例えば時計方向回転を行なわしめる駆動電流が流
れ、これによってレバーが下降して施錠が行なわれ、ま
た解錠釦を押すとモータに反時計方向回転を行なわしめ
る駆動電流が流れ、レバーが上昇して解錠が行なわれる
ものである。しかし、施錠又は解錠が完了してレバーの
移動つまりモータの回転が不可能となった後も上記施錠
釦又は解錠釦を押し続けた場合モータに過電流が流れモ
ータのコイルが焼き切れたり、電源を無駄に消費すると
いう欠点があった。
また、施錠、解錠夫々が完了したときレバーに押されて
閉成するマイクロスイッチを設け、これらのマイクロス
イッチよりの信号でモータの駆動電流を遮断するものが
あるがこの場合マイクロスイッチが2つ必要で高価にな
るという欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、以下図面と
共にその一実施例につき説明する。
第1図は本考案になるモータを適用したアクチュエータ
の一実施例の平面図を示す。同図中、1はモータであ
り、このモータ1はフレーム2に固定されている。モー
タ1の回転軸3には歯車4が固定されており、この歯車
4にはセクタギア5のギア部5aが噛合している。セク
タギア5は軸6を中心として回動可能な状態でフレーム
2に取り付けられている。このセクタギア5の略鉛直線
上の一点にはレバー7の一端が軸8を中心として回動可
能な状態で取り付けられている。また、フレーム2に固
定されたストッパ9,10はセクタギア5の回動を規制
するものである。モータ1の駆動電源はスイッチ回路1
1より供給される。スイッチ回路11の可動接点a
は夫々正の電源端子12、負の電源端子13に接続
されている。可動接点a,aは互いに連動し、可動
接点aが固定接点b(又はc)と接続するとき可
動接点aは固定接点b(又はc)と接続する。固
定接点bとc,bとcは互いに接続され、固定
接点c,cは夫々モータ1のブラシに接続されてい
る。
第2図は第1図示のモータ1のフレーム2を取り去った
平面図を示す。第2図中、20は有底円筒状のケースで
あり、ケース20の円筒内部には永久磁石21,22が
異なる磁極を対向させて固定され回転子23に所定の磁
界を印加している。また回転軸3はケース20の底部と
第1図示のフレーム2とによって回転自在に軸支されて
いる。回転軸3にはコア23a,23b,23cよりな
る回転子23が固定され、コア23a〜23c夫々には
コイル24a〜24cが巻回されている。また回転軸3
には底流子片25a〜25cが固定されており、第1の
整流子片25aにはコイル24aの巻終りとコイル24
cの巻始めとが接続され、第2の整流子片25bにはダ
イオードDのアノードが接続されこのダイオードD
のカソードにはコイル24aの巻始めとコイル24bの
巻終りと接続される。タイオードDはアノード側から
カソード側に電流が流れ、アノード側からカソード側に
電流を遮断する。このため。ダイオードDのアノード
を第2の整流子片25bに接続し、カソードをコイル2
4a,24cに接続することにより第2の整流子片25
b側からコイル24a,24c側には電流は流れるもの
の、コイル24a,24c側から第2の整流子片25b
側には電流が遮断されることになる。また第3の整流子
片25cにはコイル24bの巻始めとコイル24cの巻
終りとが接続されている。これらの整流子片25a〜2
5cを挟んで第1のブラシ26と第2のブラシ27が配
置され、ブラシ26,27夫々は整流子片25a〜25
cのいずれかに当接するよう付勢されており、ブラシ2
6,27は夫々第1図示の固定端子c,cに接続さ
れている。
ここで、スイッチ回路11の操作により可動接点a
夫々が固定接点c,cに接続されると、モータ
1のブラシ26,27を介してコイル24a〜24cの
いずれかに直流の電流が流れ回転軸3は矢印A方向に
回転する。これによってセクタギア5は矢印B方向に
回動してレバー7が下降し錠が施錠される。セクタギア
5が回動して第1のストッパ10に当接するとセクタギ
ア5の回動及び回転軸3の回転は停止されるが、このと
き回転軸3及び整流子片25a〜25cとブラシ26,
27とは第2図に示す如き位置関係にある。このため、
スイッチ回路11の固定端子cよりブラシ27、整流
子片25a,25cを通して供給される直流の電流はダ
イオードDに対して逆方向電流となるため、ダイオー
ドDによって遮断され、コイル24a〜24cに電流
は流れなくなる。
次に、第2図示の状態において、スイッチ回路11の可
動接点a,a夫々が固定接点b,bに接続され
るとブラシ26より供給される電流はダイオードD
対して順方向電流になるため整流子片25b、ダイオー
ドDを通してコイル24a,24bを流れ、その後整
流子片25a,25c及びブラシ27を介してスイッチ
回路11へと流れる。このため、回転子23及び回転軸
3は第1図に矢印Aで示す如く反時計方向に回転を始
め、セクタギア5が矢印B方向に回動してレバー7は
上昇し錠が解錠される。回転軸3が略180度回転した
時点でセクタギア5は第2のストッパ9に当接し、回転
軸3の回転は停止される。このとき整流子片25a〜2
5cとブラシ26,27との関係は第3図に示す如き位
置関係にある。このためブラシ26より供給される直流
の電流はダイオードDに対して逆方向電流となるた
め、ダイオードDで阻止され、コイル24a〜24c
に供給される電流が遮断される。
このようにして錠の施錠又は解錠が終了するとつまり、
ストッパ9,10によりセクタギア5が停止されると自
動的にコイル24a〜24cに流れる電流が遮断される
ため、コイル24a〜24cが過電流のため焼き切れた
り電源を無駄に消費したりすることはない。またマイク
ロスイッチを必要としないので、価格が安価となる。
なお、本実施例では、セクタギア5がストッパ10に当
接した第1図に破線で示す状態からセクタギア5がスト
ッパ9に当接した第1図に実線で示す状態まで回動する
と、モータ1は第2図に示す状態から第3図に示す状態
となり、回転軸3は矢印A,A方向に180度回動
する構成とされているが、これに限ることはなく、歯車
4とセクタギア5とのギア比を変えたり、セクタギア5
の扉の開度及びストッパ9,10の位置を変えることに
より回転軸3が略(360+180)度回転した位置
で、セクタギア5とストッパ9,10とが当接する構成
としてもよく、モータ1は停止状態では第2図に示す状
態又は第3図に示す状態となり、回転軸3を180度回
動して停止状態となる場合と同様な作用効果を得ること
ができる。
また、モータ1は第2図に示す状態及び第3図に示す状
態で回転が停止されればよく、したがって、回転軸3が
略(360×n+180)度回転してセクタギア5がス
トッパ9,10に当接するように、歯車4をセクタギア
5のギア比を設定したり、セクタギア5の扉の開度及び
ストッパ9,10の位置を設定することにより、回転軸
3を180度回動して停止状態となる場合と同様な作用
効果を得ることができる。
なお、回転軸3を略(360×n+180)度回転させ
る場合には途中、第2図及び第3図に示す状態を通過す
るが、回転の途中であるため慣性により第2図,第3図
に示す状態を通過して、回転が停止してしまうことはな
い。
考案の効果 上述の如く、本校案によれば、モータの回転により駆動
され、ストッパにより規制された所定の範囲で移動する
アクチュエータにおいて、 前記モータを回転軸を中心に等角度で固定された3つの
コア夫々に巻回された第1〜第3のコイルと、 該回転軸の該第1のコイルと該第2のコイルとの間に固
定され、該第1のコイルの巻終りと第3のコイルの巻初
めとが接続された第1の整流子片と、 該第1のコイルの巻初めと第2のコイルの巻終りとが接
続されたダイオードと、 該回転軸の該第1のコイルと該第2のコイルとの間に固
定され、該ダイオードのアノードが接続された第2の整
流子片と、 該回転軸の該第2のコイルと該第3のコイルとの間に固
定され、該第2のコイルの巻始めと第3のコイルの巻終
りとが接続された第3の整流子片とよりなる回転子と、 該回転子に所定の磁界を印加する固定子と、 該回転軸を中心に互いに対向し、かつ第1〜第3の整流
子片を挟み当接するよう付勢されて配置され該回転子に
電流を供給する第1,第2のブラシとより構成し、 該第1、第2のブラシに供給する正負の電源の極性を切
換え該モータの回転方向を切換えるスイッチ回路を有
し、 前記ストッパを該スイッチ回路より正負の電源を供給し
回転軸を時計方向に回転させているとき上記第2の整流
子片が第1のブラシに接触し、かつ第1及び第3の整流
子片が第2のブラシに接触する回転位置で上記回転軸の
回転を規制して停止させる第1のストッパと、 該スイッチ回路より正負の電源を供給して回転軸を反時
計方向に回転させているとき、上記第1及び第3の整流
子片が第1のブラシに接触し、かつ第2の整流子片が第
2のブラシに接触する回転位置で上記回転軸の回転を規
制して停止させる第2のストッパとより構成することに
より、第1又は第2のストッパによりモータの回転子の
回転が停止された位置では停止されたストッパ方向に回
転させるための電流はダイオードの逆方向電流となるた
め、遮断され、したがって、回転軸の回転がストッパに
より停止された後コイルを流れる電流はダイオードで遮
断されたコイルが焼き切れることはなく、電源の無駄な
消費が防止され、また、回転軸が停止位置となったとき
閉成して、コイルの電流を遮断するためのマイクロスイ
ッチを必要とせず価格が安価になる等の特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案モータを適用したアクチュエータの一実
施例の平面図、第2図,第3図は夫々本考案モータの一
部を除去した平面図である。 1…モータ、3…回転軸、4…歯車、5…セクタギア、
7…レバー、9,10…ストッパ、24a〜24c…コ
イル、25a〜25c…整流子片、26,27…ブラ
シ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転により駆動され、ストッパに
    より規制された所定の範囲で移動するアクチュエータに
    おいて、 前記モータを回転軸を中心に等角度で固定された3つの
    コア夫々に巻回された第1〜第3のコイルと、 該回転軸の該第1のコイルと該第2のコイルとの間に固
    定され、該第1のコイルの巻終りと第3のコイルの巻初
    めとが接続された第1の整流子片と、 該第1のコイルの巻初めと第2のコイルの巻終りとが接
    続されたダイオードと、 該回転軸の該第1のコイルと該第2のコイルとの間に固
    定され、該ダイオードのアノードが接続された第2の整
    流子片と、 該回転軸の該第2のコイルと該第3のコイルとの間に固
    定され、該第2のコイルの巻始めと第3のコイルの巻終
    りとが接続された第3の整流子片とよりなる回転子と、 該回転子に所定の磁界を印加する固定子と、 該回転軸を中心に互いに対向し、かつ該第1〜第3の整
    流子片を挟み当接するよう付勢されて配置され該回転子
    に電流を供給する第1,第2のブラシとより構成し、 該第1、第2のブラシに供給する正負の電源の極性を切
    換え該モータの回転方向を切換えるスイッチ回路を有す
    ると共に 該ストッパを該スイッチ回路より正負の電源を供給して
    回転軸を時計方向に回転させているとき上記第2の整流
    子片が第1のブラシに接触し、かつ第1及び第3の整流
    子片が第2のブラシに接触する回転位置で上記回転軸の
    回転を規制して停止させる第1のストッパと、 該スイッチ回路より正負の電源を供給して回転軸を反時
    計方向に回転させているとき、上記第1及び第3の整流
    子片が第1のブラシに接触し、かつ第2の整流子片が第
    2のブラシに接触する回転位置で上記回転軸の回転を規
    制して停止させる第2のストッパとより構成してなるア
    クチュエータ。
JP4874183U 1983-04-01 1983-04-01 アクチュエータ Expired - Lifetime JPH062449Y2 (ja)

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JPS59155867U JPS59155867U (ja) 1984-10-19
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