JPS6029345Y2 - ステツプモ−タ - Google Patents
ステツプモ−タInfo
- Publication number
- JPS6029345Y2 JPS6029345Y2 JP1976165398U JP16539876U JPS6029345Y2 JP S6029345 Y2 JPS6029345 Y2 JP S6029345Y2 JP 1976165398 U JP1976165398 U JP 1976165398U JP 16539876 U JP16539876 U JP 16539876U JP S6029345 Y2 JPS6029345 Y2 JP S6029345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- coil
- stator
- magnetic poles
- step motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子時計の指針駆動用ステップモータの改良に
関するものである。
関するものである。
本考案の目的はロータの回転方向を決定するためのステ
ータの調整が不要でしかもロータの回転角のバラツキが
極めて小さくかつ簡易な構成でトルクが大である小型の
ステップモータを提供するにある。
ータの調整が不要でしかもロータの回転角のバラツキが
極めて小さくかつ簡易な構成でトルクが大である小型の
ステップモータを提供するにある。
以下本考案に係るステップモータの好適な実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
１はロータであり、均等に６分割された磁極を有するリ
ング状の永久磁石で構成している。
ング状の永久磁石で構成している。
上記ロータ１において２はシャフトである。
３・４はステータであり、左右そ−れぞれ各一枚の磁性
材料で構成され、それぞれの一方はロータ１を囲み、そ
れぞれの他方はコイル５を巻回しているボビン６に挿装
している。
材料で構成され、それぞれの一方はロータ１を囲み、そ
れぞれの他方はコイル５を巻回しているボビン６に挿装
している。
゛すなわち該ステータ３・４はあらかじめコイル５を巻
回しているボビン６へ挿装されるのである。
回しているボビン６へ挿装されるのである。
上記コイル５は電子回路（図示せず）よりパルス電流を
通電された際に磁力を発生するもので、ステータ３・４
はコイル５が発生した磁力をロータ１へ導くためのもの
である。
通電された際に磁力を発生するもので、ステータ３・４
はコイル５が発生した磁力をロータ１へ導くためのもの
である。
而して該ロータ１を囲む左右で１組のステータ３・４の
それぞれの一方は１２０°の切欠部７・８並びにその両
端に成形した２０°および４０°の突出した磁極７ａ、
７ｂ、８ａ、８ｂを具備しており、かつ左右非対称とし
ている。
それぞれの一方は１２０°の切欠部７・８並びにその両
端に成形した２０°および４０°の突出した磁極７ａ、
７ｂ、８ａ、８ｂを具備しており、かつ左右非対称とし
ている。
本考案に係るステップモータは上記した構成テあるので
下記する如く作動する。
下記する如く作動する。
まづコイル５が通電されていないときはコイル５は磁力
を発生しない。
を発生しない。
従ってロータ１は第３図又は第５図で示される位置で停
止している。
止している。
ここで、ロータ１を均等に６分割したことにより構成さ
れた。
れた。
磁界の分岐点である各磁極間の境界はステータ３・４の
接近部位９・１０に停止しない。
接近部位９・１０に停止しない。
なぜならば、各磁極は１極当り６０°の角度で構成し、
それに対し、ステータ３・４に突出した磁極７ａと８ｂ
の組み合せ、及び突出した磁極７ｂと８ａの組み合せに
よる突出した磁極の形成角も各々６０’で構成している
。
それに対し、ステータ３・４に突出した磁極７ａと８ｂ
の組み合せ、及び突出した磁極７ｂと８ａの組み合せに
よる突出した磁極の形成角も各々６０’で構成している
。
従って、ロータ１における各磁極のうち、ステータ３・
４に形威しり切欠部７・８の両端位置と対向する磁極は
そのもつとも強磁力である中央位置が、該切欠部７・８
の両端位置へ接近し、安定状態を維持する。
４に形威しり切欠部７・８の両端位置と対向する磁極は
そのもつとも強磁力である中央位置が、該切欠部７・８
の両端位置へ接近し、安定状態を維持する。
即ち、ロータ１の磁極間の境界はステータ３・４の接近
部位９・１０から該ステータ３・４から突出した磁極７
ａ・８ａ側に約１０°偏向した位置で停止することにな
る。
部位９・１０から該ステータ３・４から突出した磁極７
ａ・８ａ側に約１０°偏向した位置で停止することにな
る。
これによりロータ１の回転方向が決定される。
今ロータ１が第３図に示す状態で停止していると腰ここ
でステータ３がＳ極・ステータ４がＮ極となるようコイ
ル５が通電されたとするとステータ３・４の磁極とは相
反するロータ１の磁極が吸引される。
でステータ３がＳ極・ステータ４がＮ極となるようコイ
ル５が通電されたとするとステータ３・４の磁極とは相
反するロータ１の磁極が吸引される。
而してこの場合ステータ３・４の突出した磁極に最も接
近しているロータ１の磁極が吸引されるのでロータ１は
第４図に示す如く反時計方向に回転し、約５０°回転し
たところで安定状態となり停止する。
近しているロータ１の磁極が吸引されるのでロータ１は
第４図に示す如く反時計方向に回転し、約５０°回転し
たところで安定状態となり停止する。
次にこの状態で該コイル５への通電が断たれればステー
タ３・４の磁力は消失するのでロータ１は該ステータ３
・４に及ぼす吸引力が最大になるようさらに１０°第５
図に示す如く反時計方向へ回転し、安定位置にて停止す
る。
タ３・４の磁力は消失するのでロータ１は該ステータ３
・４に及ぼす吸引力が最大になるようさらに１０°第５
図に示す如く反時計方向へ回転し、安定位置にて停止す
る。
すなわちコイル５への通電しゃ断でロータ１は反時計方
向へ６０°回転するものである。
向へ６０°回転するものである。
次に第５図に示す状態から今ステータ３側がＮ極ステー
タ４側がＳ極となるようコイル５が通電されたとすると
、ステータ３・４の磁極とは相反するロータ１の磁極が
吸引される。
タ４側がＳ極となるようコイル５が通電されたとすると
、ステータ３・４の磁極とは相反するロータ１の磁極が
吸引される。
而してこの場合ステータ３・４の突出した磁極に最も接
近しているロータ１の磁極が吸引されるのでロータ１は
第６図に示すように反時計方向に回転し、約５０゜回転
したところで安定状態となり停止する。
近しているロータ１の磁極が吸引されるのでロータ１は
第６図に示すように反時計方向に回転し、約５０゜回転
したところで安定状態となり停止する。
次にこの状態で該コイル５への通電が断たれればステー
タ３・４の磁力は消失するのでロータ１は該ステータ３
・４に及ぼす吸引力が最大になるようさらに１０°第３
図に示す如く反時計方向へ回転し、安定位置にて停止す
る。
タ３・４の磁力は消失するのでロータ１は該ステータ３
・４に及ぼす吸引力が最大になるようさらに１０°第３
図に示す如く反時計方向へ回転し、安定位置にて停止す
る。
上記した如くロータ１はコイル５への順方向への通電し
ゃ断および逆方向への通電しゃ断によってそれぞれ６０
°反時計方向へ回転する。
ゃ断および逆方向への通電しゃ断によってそれぞれ６０
°反時計方向へ回転する。
而してコイル５へ通電されるパルス電流が１秒に１個で
あるとロータ１は６秒で１回転することになる。
あるとロータ１は６秒で１回転することになる。
本考案に係るステップモータは上記した如くであるので
下記する効果を奏する。
下記する効果を奏する。
ロータへ均等に６分割された磁極を有するリング状の永
久磁石で構成するとともに、該ロータを囲む左右１組の
ステータの磁極をそれぞれ１２００の切欠部並びにその
両端に成型した２０°および４００の突出した磁極を左
右非対称に具備する構成としているので第１にステータ
の形状が極めて単純であり、従ってステータ成型が簡易
である。
久磁石で構成するとともに、該ロータを囲む左右１組の
ステータの磁極をそれぞれ１２００の切欠部並びにその
両端に成型した２０°および４００の突出した磁極を左
右非対称に具備する構成としているので第１にステータ
の形状が極めて単純であり、従ってステータ成型が簡易
である。
また第２に上記した特殊形状のステータを用いるのでロ
ータは常に一定方向に回転する従ってロータの回転方向
を決定するためのステータの調整が不要である。
ータは常に一定方向に回転する従ってロータの回転方向
を決定するためのステータの調整が不要である。
さらに第３にステータは切欠部と突出した磁極とを具備
するのでロータの回転角度乃至ロータの停止位置のバラ
ツキが極めて小さい。
するのでロータの回転角度乃至ロータの停止位置のバラ
ツキが極めて小さい。
また第４にステータは左右で１組としかつ接近部位を有
してロータを囲むのでコイルが発生する磁力は左右１組
のステータを介してほとんどロータへ到達する。
してロータを囲むのでコイルが発生する磁力は左右１組
のステータを介してほとんどロータへ到達する。
従ってコイルが発生する磁力を有効に利用でき、低消費
電力でもって高出力のステップモータを得ることができ
る。
電力でもって高出力のステップモータを得ることができ
る。
第５にロータは単純なリング状であるので製作が容易で
あり安価に提供できる。
あり安価に提供できる。
第１図は本考案に係るステップモータの平面図であり、
第２図は本考案に係るステップモータの主要部の拡大図
である。 第３図乃至第６図は本考案に係るステップモータの作動
説明図。 １・・・・・・ロータ、３・４・・・・・・ステータ、
５・・・・・・コイル、７・訃・・・・・切欠部、７ａ
・７ｂ・８ａ・８ｂ・・・・・・突出した磁極。
第２図は本考案に係るステップモータの主要部の拡大図
である。 第３図乃至第６図は本考案に係るステップモータの作動
説明図。 １・・・・・・ロータ、３・４・・・・・・ステータ、
５・・・・・・コイル、７・訃・・・・・切欠部、７ａ
・７ｂ・８ａ・８ｂ・・・・・・突出した磁極。
Claims (1)
- 電子回路よりパルス電流を受は磁力を発生するコイルと
、当該コイルが発生する磁力を導くステータと、前記磁
力と作用し運動を行うロータとを具備するステップモー
タにおいて、該ロータを均等に６分割された磁極を有す
るリング状の永久磁石で構成するとともに上記ロータを
囲む左右１組のステータの磁極をそれぞれ１２０°の切
欠部並びにその両端に成型した２０°および４０°の突
出した磁極を左右非対称に具備する構成としたことを特
徴とするステップモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976165398U JPS6029345Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | ステツプモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976165398U JPS6029345Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | ステツプモ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5381816U JPS5381816U (ja) | 1978-07-07 |
| JPS6029345Y2 true JPS6029345Y2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=28773140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976165398U Expired JPS6029345Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | ステツプモ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029345Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136957B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1976-10-13 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136957U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-03-18 |
-
1976
- 1976-12-10 JP JP1976165398U patent/JPS6029345Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136957B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1976-10-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5381816U (ja) | 1978-07-07 |
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