JPS6345724Y2 - - Google Patents

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JPS6345724Y2
JPS6345724Y2 JP1982136172U JP13617282U JPS6345724Y2 JP S6345724 Y2 JPS6345724 Y2 JP S6345724Y2 JP 1982136172 U JP1982136172 U JP 1982136172U JP 13617282 U JP13617282 U JP 13617282U JP S6345724 Y2 JPS6345724 Y2 JP S6345724Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモータ式タイマー装置の改良に関する
ものである。
従来から、被制御機器を所望の作動状態に設定
するための所望作動状態設定回路と被制御機器を
特定の作動状態に設定するための特定作動状態設
定回路とを切換えるスイツチ回路を有するモータ
式タイマー装置が知られている。この従来のモー
タ式タイマー装置の構成を第1図を参照しつつ概
略説明すると、1はタイマーケース、2はタイマ
ーカム、3は輪列であつて、輪列3は後述するタ
イマーカム駆動用モータの回転をタイマーカム2
に伝達するものである。4は第1の接片、5は第
2の接片、6は第3の接片、7はモータ端子であ
つて、各接片4,5,6は、スイツチ回路の一部
を構成するもので、第2図、第3図は従来のモー
タ式タイマー装置の回路図を示すものであり、8
は電源、9はメインスイツチ、10はタイマーカ
ム駆動用モータ、11は被制御機器としての扇風
機駆動用モータ、13はセレクトスイツチで、セ
レクトスイツチ13は、所望作動状態設定回路の
一部を構成し、スイツチ片13aとスイツチ端子
13b,13c,13dとから構成され、スイツ
チ端子13bは扇風機の風強、スイツチ端子13
cは扇風機の風中、スイツチ端子13dは扇風機
の風弱にそれぞれ対応するものである。第1の接
片4はスイツチ片13aに接続されると共に、モ
ータ端子7の端子片7aに接触可能とされ、第2
の接片5は第1の接片4と第3の接片6との間を
往復して第1の接片4と第3の接片6とに接触・
離反可能とされ、第3の接片6はスイツチ端子1
3dに接続されると共に、モータ端子7の端子片
7bに接触可能とされている。各接片4,5,6
の制御はタイマーカム2によつて行なわれるもの
で、このタイマーカム2を巻き上げることによ
り、被制御機器11を特定の作動状態か所望の作
動状態にセツトするものである。
この従来のモータ式タイマー装置は第1の接片
4と第2の接片5とが接触し、かつ、第1の接片
4と端子片7aとが接触しているという条件を満
すときが、所望作動状態設定回路がオン、第3の
接片6と第2の接片5とが接触し、かつ、第3の
接片6と端子片7bとが接触しているという条件
を満すときが、特定作動状態設定回路がオンとな
るものであり、所望作動状態設定回路と特定作動
状態設定回路とのうちいずれか一方から他方に切
り換わる途中において、第1の接片4と第3の接
片6とのうちいずれか一方がモータ端子7に接触
し、他方がモータ端子7から離反するものであ
る。
この従来のモータ式タイマー装置は、所望作動
状態設定回路と特定作動状態設定回路とのうちい
ずれか一方から他方に切り換わる途中において、
第1の接片4と第3の接片6とのうちいずれか一
方がモータ端子7に接触し、他方がモータ端子7
から離反する構成であるために、タイマーカム2
を巻き上げてセツトする場合であつて、かつ、弱
風以外に扇風機の風量をセツトしているときに
は、タイマーカム2との関係によつて、第2図に
示すように、第1の接片4と第2の接片5が接触
しているにもかかわらず、第3の接片6と端子片
7bとが接触する状態が実現され、電源8からの
電流がスイツチ端子13bから第3の接片6、タ
イマーカム駆動用モータ10を通つて環流し、被
制御機11に過大電流が流れて、被制御機器11
が傷損する他、タイマーカム駆動用モータ10に
加わる電圧が被制御機器11を通つて流れた分だ
け低下し、タイマーカム駆動用モータ10が回転
駆動されず、所望の作動状態にセツトしたにもか
かわらず、タイマーが働らかずに扇風機が回り続
けるという事態を生ずる。第3図に示すように、
第1の接片4と第3の接片6との双方が同時にモ
ータ端子7に接触する可能性もあり、この場合に
は、タイマーカム駆動用モータ10に電源電圧が
そのまま印加されるために、所望の作動状態にセ
ツトしたにもかかわらず、タイマーが働らかずに
扇風機が回り続けるという事態はさけられるが、
被制御機器11に過大電流が流れて傷損を受ける
という事態はまぬがれ得ない。さらに、第1の接
片4と第3の接片6との双方がモータ端子7に接
触していないという事態も生ずる可能性があり、
セレクトスイツチ13の位置にもかかわらず、タ
イマーカム駆動用モータ10に通電されず、扇風
機が回り続けるという事態を生じる。
本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑み
てなされたもので、本考案の目的は、タイマーカ
ムの巻き上げ時に、所望作動状態設定回路と特定
作動状態設定回路との切換えを確実に行なうこと
ができるようにしたモータ式タイマー装置を提供
することにあり、その特徴とするところは、所望
作動状態設定回路と特定作動状態設定回路との切
換時に、モータ端子に接片が常時接触するように
構成したところにある。さらに詳述すると、 被制御機器を所望の作動状態に設定するための
所望作動状態設定回路と前記被制御機器を特定の
作動状態に設定するための特定作動状態設定回路
とを切換えるスイツチ回路と32と、 スイツチ回路32をオンオフ制御するタイマー
カム16と、タイマーカム16を駆動するタイマ
ーカム駆動用モータ31と、タイマーカム駆動用
モータ31に接続され、かつ、スイツチ回路32
の一部を構成してタイマーカム駆動用モータ31
に給電を行なうモータ端子15′と、 前記所望作動状態設定回路に接続されてスイツ
チ回路32の一部を構成する第1の接片と26
と、前記特定作動状態設定回路に接続されてスイ
ツチ回路32の一部を構成する第2の接片27
と、 第1の接片26と第2の接片27との間を往復
し、かつ、第1の接片26と第2の接片27とに
接触離反すると共にモータ端子15′に接触離反
する第3の接片28と、を有するモータ式タイマ
ー装置であつて、 モータ端子15′と第3の接片28とは、前記
所望作動状態設定回路と前記特定作動状態設定回
路との切換え時に、常時接触する構成になつてい
ることを特徴とする。従つて、第3の接片28と
第1の接片26が接触しているときにモータ端子
15′が接触し、次に第1の接片26が離れてか
ら第2の接片27が第3の接片28に接触する。
また、第2の接片が第3の接片28から離れたあ
とからモータ端子15′が第3の接片28から離
れる。
以下、本考案に係るモータ式タイマー装置の実
施例を図面に基づいて説明する。
第4図ないし第8図は本考案に係るモータ式タ
イマー装置の第1の実施例を示すもので、モータ
式タイマー装置を扇風機に適用した例を示すもの
である。
第4図ないし第7図において、14はタイマー
ケース、15は主軸であつて、主軸15はタイマ
ーケース14に回転可能に支承されている。主軸
15には、カム16、カム17が設けられてお
り、カム16,17はそれぞれ切換え面16a,
17aをそれぞれ有している。カム17は主軸1
5と一体回転するもので、突起17bを有してお
り、カム16には突起17bと嵌合する嵌合孔1
6bが形成され、カム16は主軸15に対して相
対的に回転しうるようにされている。タイマーケ
ース14には、カムレバー18とカムレバー19
とが設けられ、カムレバー18,19は各々軸2
0,21を支点にして回動可能とされている。カ
ムレバー18,19は摺接突起22,23と制御
突起24,25を各々有している。摺接突起22
はカム17のカム面に摺接しており、摺接突起2
3はカム16のカム面にしている。主軸15は、
後述するタイマーカム駆動用モータによつて回転
されるもので、タイマーケース14には、モータ
端子15′が装着されると共に、第1ないし第3
の接片26,27,28が装着されており、カム
レバー18は第1の接片26と第2の接片27と
を制御する機能を有し、カムレバー19は第3の
接片28を制御する機能を有している。
第8図は、本考案に係るモータ式タイマー装置
の回路図を示すもので、29は電源、30はメイ
ンスイツチ、31はタイマーカム駆動用モータ、
32はセレクトスイツチ、33は被制御機器とし
ての扇風機駆動用モータであり、セレクトスイツ
チ32はスイツチ片32aと、スイツチ端子32
b,32c,32dを有しており、スイツチ端子
32bは強風、スイツチ端子32cは中風、スイ
ツチ端子32dは弱風にそれぞれ対応している。
ここでは、第3の接片28と第1の接片26とが
接触状態にあるときに、被制御機器を所望の作動
状態に設定するための所望作動状態設定回路がオ
ンとなるようにされ、第3の接片28と第2の接
片27とが接触状態にあるときに、被制御機器を
特定の作動状態に設定するための特定作動状態設
定回路がオンとなるようにされている。第1ない
し第3の接片26,27,28は、所望作動状態
設定回路と特定作動状態設定回路とを切り換える
スイツチ回路を構成するもので、第1の接片26
は所望作動状態設定回路に接続され、第2の接片
27は特定作動状態設定回路に接続され、第3の
接片28はメインスイツチ30を介して電源29
に接続され、モータ端子15′はタイマーカム駆
動用モータ31に接続されて給電回路を構成する
ものである。
第4図には、第1の接片26と第3の接片28
とが離反され、かつ、第3の接片28と第2の接
片27とも離反され、しかも、第3の接片28と
モータ端子15′とが離反状態にあり、被制御機
器33への通電とタイマーカム駆動用モータ31
への通電とが断たれ、モータ式タイマー装置がオ
フとなつている状態が示されており、第5図に
は、主軸15が反時計方向に約45度回動されて、
第3の接片28と第1の接片26とが接触され、
かつ、第3の接片28とモータ端子15′とが離
反状態となつていて、タイマーカム駆動用モータ
31への通電は行なわれず、被制御機器33への
連続通電が行なわれている状態が示されており、
第6図にはモータ式タイマー装置がオフとなつて
いるタイマーカム16,17の位置から主軸15
が時計方向に回転され、カムレバー19の作用に
よつて第2の接片27と第3の接片28とが接触
すると共に第3の接片28がモータ端子15′に
接触して、特定作動状態設定回路としての弱風回
路がオンされる状態が示されており、第7図に
は、特定作動状態設定回路を経由して主軸15が
さらに巻き上げられ、第1の接片26と第3の接
片28とがカムレバー18,19の作用によつて
接触されると共に、カムレバー19の作用によつ
て第3の接片28がモータ端子15′に接触され
て、所望作動状態設定回路がオンされる状態が示
されており、第3の接片28とモータ端子15′
とは、主軸15を巻き上げて特定作動状態から所
望作動状態への切換えに際して、常時接触する構
成となつており、タイマーカム16,17が反時
計方向に回りつつオフ位置に戻るに際しては、タ
イマーカム16とタイマーカム17との間に遊び
がもたせてあるために、所望作動状態から特定作
動状態への切換えが素早く行なうことができると
共にモータ式タイマー装置の速断も確保されるよ
うになつている。
第9図は本発明に係るモータ式タイマー装置の
第2の実施例を示すもので、タイマーカム16に
突起34を設けて、第2の接片27を第3の接片
28から離間させて、第3の接片28とモータ端
子15′とを接触させた後に第2の接片27と第
3の接片28とを接触させる構成としたものであ
り、この場合には、モータ端子15′と第3の接
片28とが特定作動状態から所望作動状態への切
換えに際して第3の接片28とモータ端子15′
とが第2の接片27と第3の接片28とが接触す
る前に必らず接触することとなるから、所望作動
状態設定回路がオンとなつている状態で被制御機
器としての扇風機が回り続けるという事態を排除
できる。
第10図は本考案に係るモータ式タイマー装置
の第3の実施例を示すもので、主軸15に3つの
カム35,36,37を設けて、タイマーセツト
時間のうちセツト時間から一定時間の差分をお休
みタイマー時間として利用できるようにしたもの
であり、カム35は主軸15と一体構成とされ、
カム37は主軸15に摩擦リングを介してフリク
シヨン結合され、カム36はカム35とカム37
との間に介在されて、カム36には挿通孔36a
が形成され、カム37には係合突起37aが形成
されて、カム36は係合突起37aを介して回転
するようにされ、カム37には回動規制ピン38
が係合して、カム35に対するカム36、カム3
7の相対位置が変えうるようにされて、お休み時
間が確保されるようになつている。
以上実施例について説明したが、本考案に係る
モータ式タイマー装置は、洗濯機の強中弱運転に
も適用できる。
以上説明したように、本考案に係るモータ式タ
イマー装置は、所望作動状態設定回路と特定作動
状態設定回路との切換え時にモータ端子と第3の
接片とを常時接触させる構成としたので、各第
1、第2の接片が第3の接片に対して接触、離間
する場合でも被制御機器の作動を確実に行なわせ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータ式タイマー装置の概略構
成を示す平面図、第2図、第3図は第1図に示し
たモータ式タイマー装置の回路図、第4図ないし
第7図は本考案に係るモータ式タイマー装置の第
1の実施例を示す要部平面図、第8図は本考案に
係るモータ式タイマー装置の回路図、第9図は本
考案に係るモータ式タイマー装置の第2の実施例
を示す要部平面図、第10図は本考案に係るモー
タ式タイマー装置の第3の実施例を示す要部平面
図、である。 15′……モータ端子、16,17……カム、
26……第1の接片、27……第2の接片、28
……第3の接片、31……タイマーカム駆動用モ
ータ、33……被制御機器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被制御機器を所望の作動状態に設定するための
    所望作動状態設定回路と前記被制御機器を特定の
    作動状態に設定するための特定作動状態設定回路
    とを切換えるスイツチ回路と、 該スイツチ回路をオンオフ制御するタイマーカ
    ムと、 該タイマーカムを駆動するタイマーカム駆動用
    モータと、 該タイマーカム駆動用モータに接続され、か
    つ、前記スイツチ回路の一部を構成して前記タイ
    マーカム駆動用モータに給電を行なうモータ端子
    と、 前記所望作動状態設定回路に接続されて前記ス
    イツチ回路の一部を構成する第1の接片と、 前記特定作動状態設定回路に接続されて前記ス
    イツチ回路の一部を構成する第2の接片と、 前記第1の接片と前記第2の接片との間を往復
    し、かつ、該第1の接片と該第2の接片とに接触
    離反すると共に前記モータ端子に接触離反する第
    3の接片と、を有するモータ式タイマー装置であ
    つて、 前記モータ端子と前記第3の接片とは、前記所
    望作動状態設定回路と前記特定作動状態設定回路
    との切換え時に、常時接触する構成になつている
    ことを特徴とするモータ式タイマー装置。
JP13617282U 1982-09-08 1982-09-08 モ−タ式タイマ−装置 Granted JPS5939851U (ja)

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JP13617282U JPS5939851U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 モ−タ式タイマ−装置

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JPS5939851U JPS5939851U (ja) 1984-03-14
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JP13617282U Granted JPS5939851U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 モ−タ式タイマ−装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216319A (ja) * 1982-06-08 1983-12-16 株式会社田村電機製作所 タイムスイツチ回路装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216319A (ja) * 1982-06-08 1983-12-16 株式会社田村電機製作所 タイムスイツチ回路装置

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JPS5939851U (ja) 1984-03-14

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