JPH0431837Y2 - - Google Patents

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JPH0431837Y2
JPH0431837Y2 JP1990111630U JP11163090U JPH0431837Y2 JP H0431837 Y2 JPH0431837 Y2 JP H0431837Y2 JP 1990111630 U JP1990111630 U JP 1990111630U JP 11163090 U JP11163090 U JP 11163090U JP H0431837 Y2 JPH0431837 Y2 JP H0431837Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動機により駆動される作動部材、
例えば出力レバーを定位置に自動停止させるよう
に制御する電動機の自動定位置停止制御装置に関
し、特に、電動機の回転軸が慣性により停止すべ
き定位置をオーバーランしても定位置に正確に自
動復帰させる電動機の自動定位置停止制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
電動機に駆動される作動部材を定位置に停止す
る従来技術に関しては、実開昭57−170696号公報
記載の技術があるが、この技術は、電動機の停止
時に、僅かな慣性力によつて、所定の停止位置を
オーバーし、停止位置決め精度が低下する問題が
あつた。
又、停止すべき定位置を通過した場合に、電動
機に逆電流を印加し、早急に停止させる停止制御
方法もあるが(特開昭49−95127号公報参照)、定
位置に復帰させる手段がないと定められた停止位
置の位置決め精度を高めることはできない。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の底位置停止制御装置にあつては、電動機
に逆電流を流し、回転軸の回転を早急に停止させ
るだけのものであつた。
従つて、電動軸の回転軸が慣性により所定の停
止位置をオーバーランしても、所定の停止位置ま
で復帰させることが出来なかつたため、定位置停
止制御装置の位置決め精度の低下を招いていた。
本考案は、定位置停止制御装置の位置決め精度
の向上を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
直流電源により回転する電動機と同期して回転
する内側配電部材と、該内側配電部材の外周面に
〓間を介して配設され上記内側配電部材と一体と
なつて回転する外側配電部材とを同一面内に設
け、上記内側配電部材の外周面に凸部と該凸部に
対して回転中心の反対側に凹部を形成し、上記外
側配電部材の内周面に上記凸部に対して定位置停
止用の〓間を介して相対する凹部と上記内側配電
部材の凹部に対して定位置停止用の〓間を介して
相対する凸部とを形成し、上記外側配電部材に接
触する一対の外側接触ブラシと、上記内側配電部
材に接触する一対の内側接触ブラシとを配置し、
上記電動機の一方の端子に接続する第1の接触ブ
ラシの端部を上記外側配電部材に接触し、上記電
動機の他方の端子に接続する第2の接触ブラシの
端部を上記内側配電部材に接触し、上記直流電源
の正極を一方の上記外側接触ブラシに接続し、負
極を上記内側接触ブラシに接続する状態と、上記
正極を他方の上記外側接触ブラシに接続し、負極
を上記内側接触ブラシに接続する状態との2状態
に切り換えるスイツチとを設け、上記両配電部材
が半回転する毎に上記一方の外側接触ブラシが上
記内側配電部材の凸部に接触すると共に、上記内
側接触ブラシが上記外側配電部材の凸部に接触す
るように、上記外側接触ブラシと内側接触ブラシ
とを配置することを特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成された電動機の自動定位置停
止制御装置は、電源に接続する外側接触ブラシ及
び内側接触ブラシが定位置停止用の〓間に位置し
て停止状態にあり、電源に接続しない外側接触ブ
ラシ及び内側接触ブラシがそれぞれ外側配電部材
及び内側配電部材に接触している。
かかる状態で、スイツチを切り換えると、外側
配電部材に接触する外側接触ブラシが直流電源の
正極に接続され、内側配電部材に接触する内側接
触ブラシが直流電源の負極に接続され、電流は外
側配電部材から第1の接触ブラシを介して電動機
に流れ、電動機が一方向に回転し、それに伴つて
外側配電部材及び内側配電部材が反対方向に回転
する。
そして、外側配電部材に接触していた外側接触
ブラシが定位置停止用の〓間の位置に到達すると
共に、内側接触ブラシが定位置停止用の〓間の位
置に到達し、電動機への電流の供給が遮断され
る。
然し、外側配電部材及び内側配電部材には慣性
力があるのでただちに停止することなくオーバー
ランし、外側接触ブラシが定位置停止用の〓間を
通過して内側配電部材の凸部に接触すると同時
に、内側接触ブラシが定位置停止用の〓間を通過
して外側配電部材の凸部に接触する。
従つて、電流は内側配電部材から第2の接触ブ
ラシを介して電動機に流れるので、電動機は今ま
でとは反対方向に回転し、それに伴つて外側配電
部材及び内側配電部材が今までとは反対方向に回
転する。
そして、電動機が反対方向に回転を始めて未だ
低速度回転のときに、外側接触ブラシ及び内側接
触ブラシが再び定位置停止用の〓間に到達するの
で、再び電動機への電流の供給が遮断され内側配
電部材及び外側配電部材が停止する。
従つて、電動機は所定の停止位置に正確に停止
する。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図Aは停止状態にある自動定位置停止制御
装置の説明図であり、直流電源により回転する電
動機1の回転軸に歯車を介して軸5が連結され、
軸5に内側配電部材2bが設けられ、内側配電部
材2bの外周面の外側に〓間を介して外側配電部
材2aが設けられる。
外側配電部材2aは内側配電部材2bと一体と
なつて回転し、外側配電部材2a及び内側配電部
材2bは導電性材料で形成され、同一面内に配設
されている。
内側配電部材2bの外周面に凸部2fが形成さ
れ、内側配電部材2bの回転中心に対して凸部2
fの反対側に凹部2dが形成される。
そして、外側配電部材2aの内周面には、凸部
2fに対して定位置停止用の〓間2′cを介して
相対する凹部2cが形成され、凹部2dに対して
定位置停止用の〓間2′dを介して相対する凸部
2eが形成される。
従つて、外側配電部材2aの凹部2c、凸部2
eは、回転中心を挟んで対称の位置にある。
外側配電部材2aの回転中心を挟んで相対する
位置に、外側配電部材2aに接触する一対の接触
ブラシ3a,3dが配置され、内側配電部材2b
の回転中心を挟んで相対する位置に、内側配電部
材2bに接触する一対の接触ブラシ3b,3cが
配置される。
電動機1の一方の端子Mbに接続する第1の接
触ブラシ3eの端部を外側配電部材2aに接触
し、電動機1の他方の端子Maに接続する第2の
接触ブラシ3fの端部を内側配電部材2bに接触
する。
外側接触ブラシ3a,3dの端部を、択一的に
直流電源Eの正極に接続される切り換えスイツチ
の接点4a,4cに接続し、内側接触ブラシ3
b,3cの端部を、択一的に直流電流Eの負極に
接続される切り換えスイツチの接点4b,4dに
接続する。
切り換えスイツチは、直流電源Eの正極が接点
4aに接続されたときには、直流電源Eの負極が
接点4bに接続され、正極が接点4cに接続され
たときには、負極が接点4dに接続される。
次に以上のように構成された電動機の自動定位
置停止制御装置の作用を第1図A〜D及び第2図
A,Bに基づいて説明する。
第1図Aは停止状態を示し、直流電源Eの正極
に接続する外側接触ブラシ3dの端部が定位置停
止用の〓間2′cに位置しており、直流電源Eの
負極に接続する内側接触ブラシ3cの端部が定位
置停止用の〓間2′dに位置しているので、直流
電源Eの回路は開かれており、電動機1は回転し
ない。従つて、外側配電部材2a及び内側配電部
材2bは停止状態にある。
このような停止状態からスイツチを切り換える
と、第1図Bに示すように、外側配電部材2aに
接触する外側接触ブラシ3aが直流電源Eの正極
に接続し、内側配電部材2bに接触する内側接触
ブラシ3bが直流電源Eの負極に接続し、電流は
外側配電部材2aから第1の接触ブラシ3e、電
動機1、第2の接触ブラシ3f、内側配電部材2
bに流れ、電動機1が第1図Bにおいて時計方向
に回転し、外側配電部材2a及び内側配電部材2
bが矢印R方向に回転する。
そして、第1図Bの状態から半回転すると、外
側接触ブラシ3aの端部が定位置停止用の〓間
2′dに到達すると共に内側接触ブラシ3bの端
部が定位置停止用の〓間2′cに到達し、電動機
1に通電されなくなるが、外側配電部材2a及び
内側配電部材2bは慣性によりオーバーランし、
外側接触ブラシ3aの端部が凸部2fに当たると
共に、内側接触ブラシ3bの端部が凸部2eに当
たるので、電流は内側配電部材2bから第2の接
触ブラシ3f、電動機1、第1の接触ブラシ3
e、外側配電部材2aへと流れ、電動機1は第1
図Cにおいて反時計方向に回転し、外側配電部材
2a及び内側配電部材2bが矢印L方向に回転し
ようとする(第1図C参照)。
そして、矢印L方向に僅かに回転したところで
外側接触ブラシ3aの端部が定位置停止用の〓間
2′cに位置し、内側接触ブラシ3bの端部が定
位置停止用の〓間2′dに位置するので電動機1
に流れた逆電流が切れ、外側配電部材2a及び内
側配電部材2bが停止する(第1図D参照)。
従つて、電動機1は所定の停止位置に正確に停
止する。
この停止状態においてスイツチを切り換える
と、第2図Aに示すように、直流電源Eの正極に
接続する外側接触ブラシ3dの端部が外側配電部
材2aに接触し、直流電源Eの負極に接続する内
側接触ブラシ3cの端部が内側配電部材2bに接
触しているので、電動機1が回転し、外側配電部
材2a及び内側配電部材2bが矢印R方向に回転
する。
そして、第2図Aの状態から半回転したとき
に、外側接触ブラシ3d及び内側接触ブラシ3c
の端部が定位置停止用の〓間2′c及び2′dに到
達し、電動機1の通電が停止され、外側配電部材
2a及び内側配電部材2bがオーバーランし、外
側接触ブラシ3a及び内側接触ブラシ3cの端部
が凸部2f及び2eに当たるので、電動機1に逆
電流が流れ、外側配電部材2a及び内側配電部材
2bが矢印L方向に回転し、そして、矢印L方向
に僅かに回転したところで外側接触ブラシ3dの
端部が定位置停止用の〓間2′dに位置し、内側
接触ブラシ3cの端部が定位置停止用の〓間2′
cに位置するので電動機1に流れた逆電流が切
れ、外側配電部材2a及び内側配電部材2bが停
止する(第1図A参照)。
すなわち、電動機1の回転軸は所定の停止位置
に正確に位置決め停止される。
かくして、スイツチを切り換える度に外側配電
部材2a及び内側配電部材2bが半回転し、電動
機1の回転軸が定位置に正確に位置決め停止され
る。
〔考案の効果〕 本考案は、以上のように構成されているので、
電動機の回転軸が慣性力により所定の停止位置を
オーバーランしても、所定の停止位置に自動的に
復帰する力が働き、正確に位置決め停止するの
で、位置決め停止精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図A〜Dは停止状態からスイツチを操作したと
きの動作説明図、第2図A〜Bは半回転して停止
した状態からスイツチを切り換え操作したときの
動作説明図である。 1……電動機、2a……外側配電部材、2b…
…内側配電部材、2′c,2′d……定位置停止用
の〓間、3a,3d……外側接触ブラシ、3b,
3c……内側接触ブラシ、3e……第1の接触ブ
ラシ、3f……第2の接触ブラシ、4a,4b,
4c,4d……接点、5……軸、E……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源により回転する電動機と同期して回転
    する内側配電部材と、該内側配電部材の外周面に
    〓間を介して配設され上記内側配電部材と一体と
    なつて回転する外側配電部材とを同一面内に設
    け、 上記内側配電部材の外周面に凸部と該凸部に対
    して回転中心の反対側に凹部を形成し、 上記外側配電部材の内周面に上記凸部に対して
    定位置停止用の〓間を介して相対する凹部と上記
    内側配電部材の凹部に対して定位置停止用の〓間
    を介して相対する凸部とを形成し、 上記外側配電部材に接触する一対の外側接触ブ
    ラシと、上記内側配電部材に接触する一対の内側
    接触ブラシとを配置し、 上記電動機の一方の端子に接続する第1の接触
    ブラシの端部を上記外側配電部材に接触し、上記
    電動機の他方の端子に接続する第2の接触ブラシ
    の端部を上記内側配電部材に接触し、 上記直流電源の正極を一方の上記外側接触ブラ
    シに接続し、負極を上記内側接触ブラシに接続す
    る状態と、上記正極を他方の上記外側接触ブラシ
    に接続し、負極を上記内側接触ブラシに接続する
    状態との2状態に切り換えるスイツチとを設け、 上記両配電部材が半回転する毎に上記一方の外
    側接触ブラシが上記内側配電部材の凸部に接触す
    ると共に、上記内側接触ブラシが上記外側配電部
    材の凸部に接触するように上記外側接触ブラシと
    内側接触ブラシとを配置することを特徴とする電
    動機の自動定位置停止制御装置。
JP1990111630U 1990-10-26 1990-10-26 Expired JPH0431837Y2 (ja)

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JPH0374197U JPH0374197U (ja) 1991-07-25
JPH0431837Y2 true JPH0431837Y2 (ja) 1992-07-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725892Y2 (ja) * 1977-12-30 1982-06-04

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JPH0374197U (ja) 1991-07-25

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