JPH0624486B2 - 化粧品用のケース - Google Patents

化粧品用のケース

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JPH0624486B2
JPH0624486B2 JP2326181A JP32618190A JPH0624486B2 JP H0624486 B2 JPH0624486 B2 JP H0624486B2 JP 2326181 A JP2326181 A JP 2326181A JP 32618190 A JP32618190 A JP 32618190A JP H0624486 B2 JPH0624486 B2 JP H0624486B2
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case
push button
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ジァン・ルイ、ゲレ
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LOreal SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/10Arrangement of fasteners
    • A45C13/1076Arrangement of fasteners with a snap action
    • A45C13/1084Arrangement of fasteners with a snap action of the latch-and-catch type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00Special receptacle or package
    • Y10S206/823Cosmetic, toilet, powder puff

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部から押しボタンにより操作できる閉鎖装
置を備えた、化粧品用のケースに関する。
〔発明の背景〕
アイ・メーキヤツプ又はパウダーのような化粧品を詰め
て提供するのに、香料及び化粧品の業界では、化粧品又
は押圧したパウダーの挿入品を含む多くの種類のケース
と、或は塗布ブラシのような付属品とを使う。これ等の
ケースは通常2個の部品すなわち基部及びふたを備えて
いる。これ等の部品は一般に、比較的剛性のプラスチツ
ク材から成形され相互に枢着してある。これ等のケース
は、基部及びふたの間に配置され通常弾性材料から作つ
た外殻から成る第3の部品を備えている。これ等のケー
スは、外部から操作できる閉鎖装置を備えている。仏国
特許FR−A−2,584,583号明細書には、ふた
に固定した開き具の一部をフツクにより構成した種類の
閉鎖装置について記載してある。
本発明は、化粧品用のケースの閉鎖装置に関する。この
閉鎖装置においては、この化粧品ケースのふたに固定の
閉鎖部品を、外部から操作できる押しボタンと一体の2
個のたわみ性案内の間に位置させた傾斜部と協働する棒
に固定した円形体とくに球体により構成してある。前記
押しボタンに加える押圧力を止めると、弾性体によりこ
の押しボタンを閉位置に戻す。
円形体を備えた閉鎖装置は、つねにわずかな張力を生じ
ふたと基部との間に存在する公差の吸収ができる利点が
ある。さらにたわみ性案内、傾斜部及び円形体の組合せ
により、大きいアンダカツトを持つがなお極めて開きや
すい結合が得られる。
従つて本発明は、押圧力を加えることにより変位する押
しボタンによつて外部から操作することのできる棒によ
り支えられた円形体から成る一方の部品を含む、2個の
部品により構成した閉鎖装置と、前記押しボタンに加え
る押圧力を止めるときに、この押しボタンを閉鎖位置に
戻す弾性装置と、基部を形成する一方の主要部品と、ふ
たを形成する他方の主要部品から成り、ヒンジにより相
互に連結された2個の主要部品とを備え、場合により、
外殻の形の第3の部品を備えた、化粧品用のケースにお
いて、前記円形体を支える部品以外のケース部品に連結
され、前記閉鎖装置を形成する他方の部品を、前記押し
ボタンと一体にし、前記他方の部品に、前記ケースの外
側から前記ケースの内側に向かつて傾斜する傾斜部と、
この傾斜部の各側部に1個ずつ配置した2個のたわみ性
案内とを設け、前記押しボタンを移動させたときに、前
記円形体を前記傾斜に沿つて上昇させるように、前記2
個の部品を相互に協働させ、前記たわみ性案内を越えて
前記円形体が放出されるまで、前記たわみ性案内が、前
記円形体に押圧力を加えるようにしたことを特徴とす
る、化粧品用のケースにある。
前記円形体は球体が好適である。円形体は又卵形又は円
板形でよい。
たわみ性案内は、傾斜部と同じ部品に帯状体又はその他
の若干の手段により固定され前記傾斜部と一体になるよ
うにした板又はレールから成つている。又たわみ性案内
は、なるべくはそれぞれ傾斜部の最上部分の近くに位置
させた縁部に、円形体を案内するようにした形状を持つ
厚くした部分を支えるくぼみなしのたわみ性帯状体によ
り構成してある。
たわみ性案内は傾斜部の上昇する方向で末広がりになる
のが有利である。
本発明において使用する閉鎖装置においては押しボタン
を押すときに、傾斜部及びたわみ性案内が円形体に対し
て移動する。この円形体は、この円形体に押圧力を加え
る2個のたわみ性案内の間に押込んである。この移動中
に円形体は傾斜部に沿つて上昇し、従つて、円形体は案
内を越えて押され、各たわみ性案内の間隔及び弾性によ
り円形体はこれ等のたわみ性案内によつて放出できるま
で各たわみ性案内の広がる方向に同時に移動する。円形
体はこの場合前記案内上に留まり、ケースを半ば開いた
状態に保持できるようにする。次いで使用者は、押しボ
タンに加える押圧力を止めたとえばこのケース中に入れ
た化粧品を取出すようにふた及び基部をヒンジのまわり
に相対的に枢動させることによりこのケースを完全に開
くことができる。使用者が押しボタンを押すことを止め
ると、弾性装置により押しボタンを従つて傾斜部及びた
わみ性案内を閉鎖位置に戻す。
使用者がケースをふたたび閉じようとするときは、ふた
及び基部は、これ等をヒンジのまわりに反対方向に枢動
させることにより相互に近づける。次いで基部又はふた
或はこれ等の両方を押し、円形体が傾斜部の基部の近く
で2個のたわみ性案内の間に入込むようにする。
本発明によれば円形体を構成する閉鎖装置の第1の部品
はその棒によりふたに固定するのがよい。閉鎖装置の第
2の部品は基部又は外殻に固定する。
押しボタンと傾斜部とたわみ性案内とを、とくに成形に
より得られる単一の部品に形成するのがよい。
本発明の第1の実施例によれば押しボタンは、これに押
圧力を加えると並進移動する。
この第1実施例によれば、押しボタンはプラスチツク材
たとえばポリプロピレンから成る外殻と一体である。こ
の外殻はとくに、基部を形成する部品へのフレーム取付
具から成つている。この外殻は、基部を形成する部品及
びふたを形成する部品と同じヒンジに枢動可能に連結す
るのが有利である。基部を形成する部品は、切欠きを備
え、フレームに固定の押しボタンがこのケースを閉じた
ときに、ケースから突出できるようにする。
フレームは、プラスチツク材から成つているので、使用
者が押しボタンを押すと変形してこの押しボタンが並進
移動できるようにする。傾斜部及び各たわみ性案内は押
しボタンと一体であるから、これ等も又並進移動してふ
たに固定の円形体を押し傾斜部に沿つて上昇させ、前記
したように各たわみ性案内を越えて放出されるまでこれ
等のたわみ性案内の間を前進する。使用者が押しボタン
を押すのを止めるときは、フレームは、その弾性により
ふたたびその初期の形状になり押しボタンを閉鎖位置に
戻す。
第1実施例の変型によれば押しボタンは、基部を形成す
るケース部品の側壁の内面に沿つて滑動する引出しの一
部を形成する。
ケースの基部は、この基部の側壁に固定の支持底部を重
ねるのがよい。引出しは基部及び底部の間に形成された
空間内に滑動する。
押しボタンの戻し用弾性装置は、引出しの一部を形成し
とくに底部に固定の出張りにより鎖錠した板ばねが好適
である。
本発明の第2の実施例によれば押しボタンは回動でき
る。この場合押しボタンは傾斜部及びたわみ性案内を持
つ単一体に形成するのがよい。この部品は又、ケースの
基部を形成する部品に回動可能に取付けた旋回ピンを備
えている。押しボタンの戻し用の弾性装置は、この部品
に固定され、基部を形成するケースの部品に配置した止
めに当たる板ばねにより構成するのがよい。
ボタンを押すときは、この部品は旋回ピンで回る。同時
に円形体を傾斜部に沿い上昇させ、これが放出されるま
でたわみ性案内の間で移動する。この場合ふたは半ば開
く。
〔実施例〕
第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図に例示した
ように本発明によるケース1は、基部2を形成する第1
の部品と、ふた3を形成する第2の部品とフレーム4を
構成する外殻を形成する第3の部品とから成つている。
これ等の3個の部品はプラスチツク材から成形され、基
部2及びふた3はポリスチレンのような比較的剛性のプ
ラスチツク材から成り、又フレーム4はたわみ性プラス
チツク材たとえばポリプロピレンから成つている。基部
2は、すきま7を形成するように底部の後縁の一部を除
かれ平らな又はわずかに皿形の底部6を囲むリム5を持
つ。リム5の前部には貫通穴8を形成してある。同様に
平らな又はわずかに皿形のふた3は、基部と同じ平面形
状を持ちたとえば第1図及び第2図に示すように実質的
に丸みをつけた長方形の形状を持ち、ケース1を閉じる
のに基部2のリム5の上面に押付けられる。ふた3は、
その後部部分に、その内面の下側に突出しピン10が各
側に延びる円筒形部分9を持つ。たわみ性フレーム4
は、弾性つかみ作用による係合によつて基部内に取付け
てある。フレーム4は、その後部部分に後部に向かい突
出する2つのボス12の間に形成されたすきま13を持
つ。各ボス12は、ふた3の2個のピン10の一方に対
するヒンジ軸受を形成する。各ボス12は、底部に向か
つて開き、ピン10を旋回できるように取付けたハウジ
ング13を形成するU字形の形状を実質的に持つ。従つ
てふた3は、ヒンジのボス12のハウジング13内のピ
ン10の弾性つかみ作用を伴う係合によりフレーム4に
枢動可能に取付けてある。これ等の部品は、フレーム4
を基部2の後部すきま7のくぼみ及び出張りから成るシ
ステム(図示してない)によつて基部2内に取付けたと
きに弾性つかみ作用により係合する。
閉鎖装置14は、棒16によりふた3の前縁(ヒンジの
反対側)に取付けた球体15から成る第1の部品と傾斜
部17及び2個の案内から成る第2の部品とを備えてい
る。各案内は、傾斜部の上昇方向に末広がりになるたわ
み性板18,18′から成つている。この第2の部品
は、これが押しボタン19及びフレーム4と一体に成形
してあるので押しボタン19と一体である。押しボタン
19の形状は、押しボタン19がフレーム4のリム5に
形成した貫通穴8内にはまり、本ケースを閉じたときに
ケースから突出する(第1図参照)ようにしてある。
使用者がケースを開こうとするときは、押しボタン19
を押さなければならない。フレーム4はその弾性によつ
て変形し、押しボタンはケースの内方に向かい並進移動
することができ、傾斜部17及びたわみ性板18,1
8′の並進移動が同時に生ずる。閉鎖位置(第4図参
照)では球体15は、傾斜部17の最下部部分に配置さ
れ、たわみ性板18,18′により、これ等のたわみ性
板が互いに最も近接した区域(第5図)に保持してあ
る。傾斜部17の変位によつて球体15はこの傾斜部に
沿い上昇し同時に、たわみ性板18,18′の間で、各
たわみ性板18,18′が互いに最も近接した区域(第
5図の実線により示した球体参照)からこれ等のたわみ
性板が最も離れた区域(第5図の破線により示した球体
参照)に向かつて移動し、各たわみ性板18,18′の
間隔及び弾性により球体15を放出させるまで各たわみ
性板18,18′に向かつて押す。この場合ケースは半
ば開かれ使用者はこのケースを基部2に対してふた3を
枢動させることにより十分に開くことができる。使用者
が押しボタン19を押すことを止めるとすぐに、押しボ
タンはフレーム4の弾性によつて閉鎖位置に戻る。次い
で球体15は、傾斜部の最下部部分とは反対側で各たわ
み性板18,18′が相互に最も近い区域にある。使用
者がケースをふたたび閉じようとするときは、ふた3を
押し、球体15が傾斜部の最下部部分に位置するまで、
球体15を各たわみ性板18,18′の間で押す。たわ
み性板18,18′はこの場合球体を押しこれを定位置
に保持する。
第6図、第7図及び第8図は本発明ケースの第1実施例
の変型を示す。この変型によるケース101は、基部1
02とふた103と基部102の外面に固定の底部10
4とを備えている。ケース101は、剛性のプラスチツ
ク材から作られ第6図に示した変型によれば長方形の形
状を持つている。
基部102は、2個の対称の側部穴106,106′と
中央穴107とを前部部分(ヒンジの反対側)に設けた
リム105を備えている。基部102の板を形成する部
分には前縁部の付近でこの縁部の中央に穴111を形成
してある。穴111は、本ケースの開閉時に球体が横切
るのに十分な寸法を持つ。図示の変型によれば、基部1
02のリムの下側に固定された底部104は、各穴10
6,106′の外縁部に整合できる2条の案内レール1
08,108′を備えている。底部104はその内面
に、各レール108,108′から内側に向かい或る距
離に2つの出張り110,110′を持つ。
閉鎖装置114は、棒116によりふた103に固定の
球体115から成る第1の部品と、引出し112を構成
する第2の部品とを備えている。引出し112は、傾斜
部117と、2つの互いに平行なたわみ性板118,1
18′と、ケース101の幅に類似の長さを持つ平行方
面体の形状の押しボタン119とから成つている。押し
ボタン119の2端部で引出し112には2個の滑動ア
ーム120,120′を設けてある。各滑動アーム12
0,120′は、穴106,106′を経て底部104
の各レール108,108′の内縁部に向かい、基部1
02及び底部104間に形成された空間内に滑動するよ
うに取付けてある。2個の板ばね121,121′はそ
れぞれ端部の一方を介して傾斜部117の側壁に固定し
てある。各板ばね121,121′の反対側端部は自由
にしてある。
閉鎖位置では押しボタン119はリム105の前壁の付
近で外側に配置され、押しボタン19を押し込むことが
できるようにしてある。傾斜部117及びたわみ性板1
18,118′により形成した組合せはその大部分が、
基部102及び底部104の間に形成された空間内に配
置され、この組合せがリム105の前壁の穴107を経
て滑動できるようにしてある。球体115は、たわみ性
板118,118′の間で傾斜部117の下部に配置し
てある。球体115を支える棒116は、基部102に
形成した穴111を貫通する(第7図参照)。各板ばね
121,121′は、底部104の出張り110,11
0′にたわみを生じないで押付けられる。
基部102に対する引出し112の不時の移動を防ぐよ
うに、各アーム120,120′及び底部104の間に
保持手段(図示してない)を設けてある。
使用者がケース101を開こうとするときは、押しボタ
ン119を押すことにより、各滑動アーム120,12
0′が内側に向かい滑動する。押しボタン119の移動
中に各出張り110,110′に押付けられた板ばね1
21,121′はその弾性によつてたわむ。押しボタン
119に一体の傾斜部117及びたわみ性板118,1
18′も又滑動して、球体115が穴111で板11
8,118′を越えて放出されるまで、球体115をた
わみ性板118,118′の間で傾斜部117に沿い上
昇させる。使用者は、押しボタンを押すのを止め、ふた
103をヒンジのまわりに枢動させることにより十分に
開くことができる。次いで基部102に形成した区画1
22,122′から所望の製品を取出すことができる。
使用者が押しボタン119を押すのを止めるとすぐに、
各板ばね121,121′はその弾性によつて押しボタ
ン119を閉鎖位置に戻す。使用者がケース101を閉
じようとするときは、球体115が傾斜部117の最下
部に乗るまで球体115を穴111を経て次いでたわみ
性板118,118′の間に押込むようにするのにふた
103を押圧するだけでよい。この場合たわみ性板11
8,118′は球体115を押圧する。
第9図、第10図、第11図、第12図、第13図及び
第14図はケース201を示す。ケース201は、ヒン
ジ(図示してない)により相対的に枢動できる基部20
2及びふた203を備えている。基部202は、上板2
06及び底部204から形成した中空の箱から成つてい
る。これ等の部品は互いに平行でリム205により互い
に連結してある。平行六面体の形状を持ち2つの側壁2
07a,207bを備えたすきま207は、前縁部(ヒ
ンジの反対側)に形成してある。キー穴の形状の2個の
穴208,208′は側壁207a,207bに形成し
てある。これ等のキー穴の広い方の部分は各側壁207
a,207bの外縁部に位置させてある。すきま207
の底部の壁は、外部の方に向いた2つの止め210a,
210bを設けてある。
ケース201の閉鎖位置は、棒216によりふた203
に固定した球体215から成る第1の部品と、傾斜部2
17、2個の末広がりのたわみ性板218,218′及
び押しボタン219により構成した第2の部品220と
から形成してある。押しボタン219は、傾斜部217
を固定した直交板221に縁部の一方を連結した板から
成つている。たわみ性板218,218′は、押しボタ
ン219にその自由リムの付近で又直交板221にそれ
ぞれ固定してある。
第10図に示した構造によれば各たわみ性板218,2
18′は、先ず押しボタン219の縁部から押しボタン
219に平行な面まで先細まりになり、傾斜部217の
下縁部を通過し、次いで傾斜部217の上昇方向に末広
がりになる。押しボタン219は、押しボタンに又直交
板221にそれぞれ直交する各平面間に位置する中央リ
ブ222を設けられ、又ピン224をはめ込みにより固
定したハウジング223を設けてある。ピン224は、
押しボタン219をその各側で越えて突出している。ピ
ン224により部品220は、すきま207の穴20
8,208′にはめ込みにより回動可能に取付けること
ができる。直交板221は、止め210a,210bに
当てがうことのできる2個の板ばね225,225′を
支える。
第12図に示すようにケース201の閉位置では球体
は、2個のたわみ性板218,218′の間にこれ等の
たわみ性板が互いに最も近接する区域に配置され、傾斜
部にその最下部でピン224の近くに乗る。ボタン21
9を押すことにより、使用者は部品220を第12図及
び第13図の反時計回りに回す。球体215は、球体2
15が放出される(第14図)まで末広がりになるたわ
み性板218,218′の間で傾斜部217に沿つて上
昇する。ケースは半ば開く。これと同時に板ばね22
5,225′は止め210a,210bに当たるように
なる(第13図及び第14図参照)。使用者がボタン2
19を押すのを止めると板ばねはその弾性により部品2
20をケース201の閉鎖位置に戻す。
ケース201が半ば開くと、使用者は、ヒンジのまわり
にふた203を基部202に対して回すことによりケー
スを完全に開くことができる。
使用者がケース201を閉じようとするときは、球体2
15が傾斜部の最下部部分に乗るまでたわみ性板21
8,218′の間に球体215を押込むようにふた20
3を押圧する。この場合たわみ性板218,218′は
球体215を押圧する。
第15図及び第16図は、傾斜部317の各側部の一方
に配置したくぼみなしのたわみ性帯状体318,31
8′により案内を構成した閉鎖位置を示す。各たわみ性
帯状体318,318′は傾斜部317の上部部分の付
近に位置する自由縁部に、厚くした部分318a,31
8a′を持つ。各部分318a,318a′は横断面が
球体315(第16図に鎖線で示してある)を案内する
ようにしたほぼ3角形の形状を持つ。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例によるケースを閉じた状
態で示す斜視図である。 第2図は第1図のケースの展開斜視図である。 第3図は第1図のIII−III線に沿う拡大断面図である。 第4図は第3図の閉鎖装置を示す拡大断面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿い矢印の向きに見た平面
図である。 第6図は本発明の1変型によるケースの展開斜視図であ
る。 第7図は第6図のケースの閉鎖装置の部分の拡大横断面
図である。 第8図は第7図のケースの傾斜部及びたわみ性板の拡大
斜視図である。 第9図は本発明の第2の実施例によるケースの展開斜視
図である。 第10図は第9図のケースを示す後述第12図のX−X
線に沿う断面図である。 第11図は第9図のケースの押しボタンの拡大斜視図で
ある。 第12図は第10図のXII−XII線に沿う断面図である。 第13図及び第14図は第12図をそれぞれ異なる操作
位相で示す第12図と同様な横断面図である。 第15図は本発明ケースの別の実施例を閉鎖状態で示す
部分斜視図である。 第16図は第15図のXVI−XVI線に沿う拡大断面図であ
る。 1,101,201……ケース、2,102,202…
…基部、3,103,203……ふた、15,115,
215……円形体(球体)、16,116,216……
棒、17,117,217,317……傾斜部、18,
18′,118,118′,218,218′,31
8,318′……たわみ性案内、19,119,219
……押しボタン、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押圧力を加えることにより変位する押しボ
    タン(19,119,219)によつて外部から操作することので
    きる棒(16,116,216)により支えられた円形体(15,11
    5,215)から成る一方の部品を含む2個の部品により構
    成された閉鎖装置と、 前記押しボタン(19,119,219)に加える押圧力を止める
    ときに、この押しボタン(19,119,219)を閉鎖位置に戻
    す弾性装置と、 基部(2,102,202)を形成する一方の主要部品と、ふた
    (3,103,203)を形成する他方の主要部品とから成り、
    ヒンジにより相互に連結された2個の主要部品と、 を備え、場合により、外殻の形の第3の部品(104)を備
    えた、化粧品用のケース(1,101,201)において、 前記円形体(15,115,215,315)を支える部品以外のケー
    ス部品に連結され、前記閉鎖装置を形成している他方の
    部品を、前記押しボタン(19,119,219)と一体にし、 前記他方の部品に、 前記ケースの外側から前記ケースの内側に向かって傾斜
    する傾斜部(17,117,217,317)と、 この傾斜部の各側部に1個ずつ配置した2個のたわみ性
    案内(18,18′,118′,118″,218,218′,318,318′)
    と、 を設け、 前記押しボタン(19,119,219)を移動させたときに、前
    記円形体(15,115,215)を前記傾斜部(17,117,217)に
    沿って上昇させるように、前記2個の部品を相互に協働
    させ、 前記たわみ性案内を越えて前記円形体(15,115,215,31
    5)が放出されるまで、前記たわみ性案内が、前記円形
    体に押圧力を加えるようにしたことを特徴とする、化粧
    品用のケース。
  2. 【請求項2】前記円形体が、球体(15,115,215)である
    ことを特徴とする請求項1記載の化粧品用のケース。
  3. 【請求項3】前記たわみ性案内を、たわみ性板(18,1
    8′,118,118′,218,218′)により構成したことを特徴と
    する請求項1記載の化粧品用のケース。
  4. 【請求項4】前記たわみ性案内を、くぼみなし帯状体
    (318,318′)により構成したことを特徴とする請求項
    1記載の化粧品用のケース。
  5. 【請求項5】前記2個のたわみ性案内(18,18′,218,21
    8′)が、前記傾斜部(17,217)の上昇方向に末広がり
    になるようにしたことを特徴とする請求項1記載の化粧
    品用のケース。
  6. 【請求項6】前記円形体(15,115,215)から成る、前記
    閉鎖装置の一方の部品を、その棒(16,116,216)により
    前記ふた(3,103,203)に固定し、前記閉鎖装置の他方
    の部品を前記基部又は外殻に連結したことを特徴とする
    請求項1記載の化粧品用のケース。
  7. 【請求項7】前記押しボタン(19,119,219)と、前記傾
    斜部(17,117,217)と、前記たわみ性案内(18,18′,11
    8,118′,218,218′)とが、成形により得られる単一部
    品を形成するようにしたことを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載の化粧品用のケース。
  8. 【請求項8】前記押しボタン(19,119)に押圧力を加え
    たときに、この押しボタンが並進移動するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の化
    粧品用のケース。
  9. 【請求項9】前記押しボタン(19)を、プラスチック材
    料から成る外殻(4) と一体にしたことを特徴とする請求
    項7記載の化粧品用のケース。
  10. 【請求項10】前記外殻を前記基部(2) を形成する部品
    に取付けたフレーム(4) により構成したことを特徴とす
    る請求項8記載の化粧品用のケース。
  11. 【請求項11】前記押しボタン(119) により、前記基部
    (102)を形成する部品内に滑動する引出し(112) の一部
    を形成したことを特徴とする請求項8記載の化粧品用の
    ケース。
  12. 【請求項12】前記基部(102) の各側壁(105) に固定し
    た支持底部(104) により前記基部を内張りし、前記引出
    し(112) が、前記の基部(102) と前記底部との間に形成
    された空間内に滑動するようにしたことを特徴とする請
    求項11記載の化粧品用のケース。
  13. 【請求項13】前記押しボタン(119) 用の前記弾性装置
    が、前記底部(104) に固定した出張り(110,110′)に当
    たる引出し(112) の一部を形成する板ばね(121,12
    1′)であることを特徴とする請求項11記載の化粧品
    用のケース。
  14. 【請求項14】前記押しボタン(219) を回動可能にした
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の
    化粧品用のケース。
  15. 【請求項15】前記押しボタン(219) を、前記傾斜部(2
    17) 及びたわみ性板(218,218′)と共に単一部品(220)
    に形成し、又この単一部品(220) に、前記ケース(201)
    の基部(202) を形成する部品に回動可能に取付けた回動
    ピン(224) を設けたことを特徴とする請求項14記載の
    化粧品用のケース。
  16. 【請求項16】前記押しボタン(219) 用の前記弾性装置
    を、前記単一部品(220) に固定され、前記基部(202) を
    形成する前記部品上に配置した止めに当たるようになる
    少なくとも1個の板ばね(225,225′)により構成したこ
    とを特徴とする請求項15記載の化粧品用のケース。
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