JPH062447B2 - 冷凍車用冷凍冷房装置 - Google Patents

冷凍車用冷凍冷房装置

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JPH062447B2
JPH062447B2 JP60092595A JP9259585A JPH062447B2 JP H062447 B2 JPH062447 B2 JP H062447B2 JP 60092595 A JP60092595 A JP 60092595A JP 9259585 A JP9259585 A JP 9259585A JP H062447 B2 JPH062447 B2 JP H062447B2
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freezing
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/323Cooling devices using compression characterised by comprising auxiliary or multiple systems, e.g. plurality of evaporators, or by involving auxiliary cooling devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は運転室冷房用および冷凍用の2個のコンプレッ
サを有する2コンプレッサ方式の冷凍サイクルにて構成
される冷凍車用冷凍冷房装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の冷凍冷房装置としては、例えば実公昭46
−22731号公報に記載されているものがあり、この
従来装置は第7図に示すごとき構成であって、車両のエ
ンジン1によって2つのコンプレッサ2,3を駆動し、
その一方のコンプレッサ2はコンデンサ4,レシーバ
5,ドライヤ6,サイトグラス7,膨張弁8,冷凍用エ
バポレータとともに冷凍用のサイクルを構成し、他方の
コンプレッサ3はコンデンサ10,レシーバ11,ドラ
イヤ12,サイトグラス13,三方電磁弁14,15,
膨張弁16,運転室冷房用エバポレータ17とともに運
転室冷房用サイクルを構成している。そして、冷凍用冷
却ユニット18には、前記エバポレータ9の他に、三方
電磁弁14,15から分岐した補助エバポレータ19を
送風機20の送風路に並置し、冷凍庫の予冷運転時のご
とく冷凍側の熱負荷が大きい時には、三方電磁弁14,
15を切換えて、運転室冷房用サイクルの冷媒が冷凍用
冷却ユニット18の補助エバポレータ19を循環するよ
うにして、冷凍能力の増大を図っている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来装置では、冷凍冷房同時運転時に、
冷凍用エバポレータ9と冷房用エバポレータ17に冷媒
が循環しても、冷凍用冷却ユニット18の補助エバポレ
ータ19には冷媒が循環せず、補助エバポレータ19は
庫内の冷却作用を行わない。従って、送風機20の送風
空気の半分は冷却作用を行わない補助エバポレータ19
に送風されることになり、冷凍用エバポレータ9におけ
る冷却能力が低下するという問題がある。
更に、冷凍用冷却ユニット18に2つのエバポレータ
9,19を設置しているので、冷却ユニット18の全体
形状がどうしても大きくなり、庫内での取付スペースを
多く必要とし、また重量が大となり、さらに製造コスト
も高くなるという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、2コンプレッサ方式の冷凍車用
冷凍冷房装置において、冷凍用冷却ユニットに1つのエ
バポレータを設けるだけで、冷凍庫の予冷運転時等にお
ける冷凍能力を増大できるようにすることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、冷凍用および
冷房用の2つのコンプレッサを有する冷凍車用冷凍冷房
装置において、 冷凍庫内に設けられた冷凍用減圧装置および冷凍用エバ
ポレータを包含する冷凍回路と、 この冷凍回路に並列に接続され、運転室内に設けられた
冷房用減圧装置および冷房用エバポレータを包含する冷
房回路と、 この冷房回路に設けられ、該冷房回路を開閉する制御弁
と、 前記冷凍庫内に設けられ、該冷凍庫内の温度を検出する
温度検出器と、 冷凍運転用の冷凍スイッチおよび冷房運転用の冷房スイ
ッチと、 この冷凍スイッチおよび冷房スイッチの投入と前記温度
検出器の検出温度によって前記冷凍用および冷房用のコ
ンプレツサの作動と前記制御弁の開閉を制御する制御手
段とを備え、 前記制御手段は、前記両スイッチが投入される冷凍冷房
同時運転時は前記冷凍用および冷房用のコンプレッサを
作動させると共に前記温度検出器の検出温度が設定温度
以下になった場合に前記制御弁を開き、前記冷凍スイッ
チのみが投入される冷凍単独運転時は前記冷凍用および
冷房用のコンプレッサを作動させると共に前記制御弁を
閉じ、前記冷房スイッチのみが投入される冷房単独運転
時は前記冷房用のコンプレッサのみを作動させると共に
前記制御弁を開くように構成した技術的手段を採用す
る。
(作用) 上記の技術的手段によれば、冷凍スイッチおよび冷房ス
イッチの同時又は単独投入と冷凍庫内に設けられた温度
検出器の検出温度によって、制御手段が冷凍用および冷
房用コンプレッサの作動と制御弁の開閉を制御するの
で、冷凍回路および冷房回路と、2つのコンプレッサと
の冷媒流通関係を、冷凍冷房同時運転、冷凍あるいは冷
房単独運転に適合するらうに変更できる。従って、冷凍
単独運転時には2つのコンプレッサからの冷媒を冷凍用
エバポレータに流通させ、冷凍能力の増大を図ることが
できる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
において、冷凍用コンプレッサ21および運転室冷房用
コンプレッサ22は各々電磁クラッチ21a,22aを
介して車両走行用エンジン23にて駆動される。ここ
で、コンプレッサ駆動源としては、車両走行用エンジン
でなく、冷凍冷房専用の補助エンジンを用いてもよい。
冷凍用コンプレッサ21,コンデンサ24,レシーバ2
5,冷凍用減圧装置をなす膨張弁26,冷凍用エバポレ
ータ27にて冷凍側サイクルが構成さている。また、冷
房用コンプレッサ22,冷凍側サイクルと共通使用した
コンデンサ24およびレシーバ25,冷房用減圧装置を
なす膨張弁28,冷房用エバポレータ29,電磁弁30
にて冷房側の冷凍サイクルが構成されている。そして、
冷凍側サイクルと冷房側サイクルを結合するため、両コ
ンプレッサ21,22の吐出側をa点で合流させ、また
レシーバ25の出口点bから冷凍回路Aと冷房回路Bと
に分流させ、冷凍回路Aの電磁弁30の出口側の点cと
冷凍用エバポレータ27の出口側の点dとを逆止弁31
を有する結合流路31aによって結合している。電磁弁
30は常閉型のものであり、また逆止弁31は点dから
点cへの一方向のみに冷媒を流すものである。32,3
3はコンデンサ24の冷却用ファンモータ,34は冷房
用エバポレータ29の送風用ファンモータ,35,36
は冷凍用エバポレータ27への送風用ファンモータであ
る。37は冷房用サーモスタットで、エバポレータ29
の吹出空気温度を検出してスイッチを開閉する。このサ
ーモスタット37は冷房用エバポレータ29に着霜を生
じさせないために吹出空気温度の下限を例えば0℃に設
定する。38,39は冷凍側のサーモスタットで、冷凍
用エバポレータ27の吸込空気温度(換言すれば庫内温
度)を検出してスイッチを開閉する。この両サーモスタ
ット38,39の設定は−25℃〜+20℃まで可変に
なっており、本例ではサーモスタット38の設定温度は
−10℃で、サーモスタット39の設定温度は−25℃
である。
40は上記各機器26,27,35,36,38,39
等を有する冷凍用冷却ユニットで、第2図に示すように
冷凍庫41内の前方側上部に設置され、庫内空気を吸入
してエバポレータ27で冷却した後庫内に吹出するもの
である。
42は上記各機器28,29,30,34,37等を有
する運転室冷房用冷却ユニットで、第2図に示すように
運転室43内の前方側の計器盤下部に設置され、室内ま
たは室外空気を吸入してエバポレータ29で冷却した
後、図示しない暖房用ヒータユニットを経由して室内へ
吹出すものでああ。
44はコンデンサ24およびファンモータ32,33を
有するコンデンシングユニットで、第2図に示すよう冷
凍庫41の前方側の外面上部に設置されている。45は
運転室43の計器盤部に設置されている冷凍冷房用制御
バネルである。
冷凍用コンプレッサ21および冷房用コンプレッサ22
は、第2図に示すように運転室43の床下部に設置さ
れ、そして第3図に示すように車両走行用エンジン23
のクランクプーリ46からベルトを介して、更に電磁ク
ラッチ21a,22aを介して駆動される。本例では、
冷凍用コンプレッサ21の容量を250cc/revとし、
冷房用コンプレッサ22の容量を150cc/revとして
いる。
次に、電気回路を第4図により説明すると、車載バッテ
リ47に対して冷房スイッチ48と冷凍スイッチ49が
並列に接続されており、そして冷房スイッチ48に冷房
用エバポレータ29のファンモータ34と冷房用サーモ
スタット37が接続されている。
このサーモスタット37にはリレー接点51aを介して
電磁弁30が接続されており、またダイオード50を介
して、コンデンサファンモータ32,33と冷房用コン
プレッサクラッチ22aが並列に接続されている。一方
冷凍スイッチ49には冷凍用サーモスタット39を介し
て冷凍用コンプレッサクラッチ21aと冷凍用エバポレ
ータファンモータ35,36が並列接続されている。ま
た、冷凍用サーモスタット39はダイオード52を介し
てコンデンサファンモータ32,33と冷房用コンプレ
ッサクラッチ22aに接続されている。更に、冷凍用サ
ーモスタット(−25℃設定)39は別の冷凍用サーモ
スタット(−10℃設定)38を介してリレーコイル5
1に接続されている。
上記した冷房スイッチ48,冷凍スイッチ49,リレー
コイル51,リレー接点51a等は運転室43内の制御
パネル45(前述の第2図参照)に設置されている。
次に、上記構成において本実施例の作動を説明する。ま
ず、冷凍冷房同時運転時には第4図の冷凍スイッチ48
および冷凍スイッチ49がいずれも投入されるが、運転
開始時には冷凍庫41内の温度が冷凍用サーモスタット
38,39の設定温度より高いため、この両サーモスタ
ット38,39はいずれも第4図に示す閉成状態にあ
り、そのため、リレーコイル51に通電され、その接点
51aが開放されるので、電磁弁30が通電されず、閉
弁する。
一方、冷房用サーモスタット37も閉成状態にある。従
って、上記と同時に、第4図に示す各機器(21a,2
2a,32,33,34,35,36,51)が作動状
態となり、2つのコンプレッサ21,22によって第1
図の冷凍サイクルに冷媒が循環する。
しかし、前記電磁弁30の閉弁によって、第1図の冷凍
サイクルのうち冷房回路Bには冷媒が流れず、2つのコ
ンプレッサ21,22から吐出された冷媒は冷凍回路A
のみに流れ、冷凍用エバポレータ27で蒸発した冷媒は
冷凍用コンプレッサ21に吸込まれると同時に、点dか
ら逆止弁31を介して点cへと流れ、冷房用コンプレッ
サ22へも吸込まれる。従って、冷凍用エバポレータ2
7による冷凍能力が増大し、庫内を急速冷凍できる。そ
して、庫内温度が一方の冷凍用サーモスタット38の設
定温度(−10℃)まで低下すると、このサーモスタッ
ト38が接点38aから接点38b側に切替わり、開状
態となる。これにより、リレーコイル51への通電が遮
断されるので、リレー接点51aが閉状態に復帰する。
この時、冷房用サーモスタット37は閉成しているの
で、電磁弁30に通電され、電磁弁30が開弁する。
これにより、冷媒は冷凍回路Aと冷房回路Bの両方に流
れ、冷房用エバポレータ29内では着霜がおきない蒸発
圧力例えば冷媒R−12なら2kg/cm2G(蒸発温度0
℃)の蒸発圧力で蒸発して冷房用コンプレッサ22に吸
い込まれる。一方、冷凍用エバポレータ27内では低温
用として必要な例えば0kg/cm2G(蒸発温度−30
℃)の蒸発圧力で蒸発して冷凍用コンプレッサ21に吸
い込まれる。この時、低圧側のジョイント点c〜d間は
逆止弁31で閉鎖される。
次に、冷凍単独運転時について述べると、この時は冷凍
スイッチ49のみが投入され、冷凍用コンプレッサ21
と同時に冷房用コンプレッサ22が作動するとともに、
電磁弁30が非通電となり、閉弁状態に復帰する。その
ため、冷媒は冷凍回路Aにのみ流れ、冷凍用エバポレー
タ27で蒸発した冷媒は冷凍コンプレッサ21に吸い込
まれると同時に、点dから逆止弁31を通って点cへと
流れ、冷房用コンプレッサ22へも吸い込まれる。
次に、冷房単独運転時について述べると、この時は冷房
スイッチ48のみが投入されコンプレッサは冷房用コン
プレッサ22のみが作動し、また電磁弁30は通電さ
れ、開弁する。そのため、冷房回路Bに冷媒が流れ、冷
房用コンプレッサ22に冷媒が吸い込まれる。この時、
冷凍回路Aにも冷媒は流れるが、この時は冷凍用エバポ
レータ27のファンモータ35,36が停止しているの
で、冷凍用膨張弁26が閉塞し、冷凍回路Aへの冷媒流
量は微量にとどまるので、冷凍庫41内が冷却されるこ
とはない。
上記各作動モードにおいて、庫内温度は冷凍用サーモス
タット39の開閉によってその設定温度(例えば−25
℃)に維持される。また、冷房側においては冷房用サー
モスタット37の開閉によって冷房用エバポレータ29
への冷媒流れを断続してそのフロストを防ぐ。
輸送あるいは配送前の予冷運転では冷房運転が不要で、
冷凍単独運転になる。この時は前述の如く、両コンプレ
ッサ21,22を作動させて庫内の予冷を行なうことに
より冷凍能力が増大するので、庫内の急速冷凍が可能に
なる。例えば、庫内容量が2〜6トン車クラスの小型あ
るいは中型低温用冷凍車では冷凍用コンプレッサ21の
容量は250cc/rev前後、そして冷房用コンプレッサ
22の容量は150cc/rev前後となっているが、両コ
ンプレッサ21,22を同時に作動させ、冷凍単独運転
を行なうことにより、250+150=400cc/rev
となり、大型車並みのコンプレッサ容量を得ることがで
きる。
また、この効果は予冷運転時だけでなく、冷凍庫41の
ドア41aを開いて積荷の出し入れを行ない、その後ド
ア41aを閉じたあとの庫内温度の回復時にも発揮する
ことができる。庫内サーモスタット38を追加し、その
設定温度を例えば−10℃とすれば、庫内が−10℃に
達するまで、サーモスタット38が閉状態にあり、電磁
弁30が閉じるので、冷房運転が停止して両コンプレッ
サ21,22による冷凍単独運転が行なわれ、急速冷凍
を行うことができる。
なお、上述の実施例は本発明の好ましい実施態様を例示
するものであるが、本発明はこれに限定されることな
く、種々変形可能である。
例えば、第1図の冷凍サイクルでは、冷凍回路A,冷房
回路Bに対する冷媒流れを制御する制御弁として、電磁
弁30と逆止弁31を併用したが、この両弁30,31
の代りに制御弁として1個の三方電磁弁を用い、この三
方電磁弁を第1図の点cに設置し、この三方電磁弁によ
って、点c,d間の結合流路31aの開閉と冷房回路B
側の流路の開閉を行なうようにしてもよい。
また、第1図の例では電磁弁30を冷房用エバポレータ
29の出口側に設置したが、電磁弁30を冷房用膨張弁
28の入口側に設置してもよい。また、コンデンサ24
とレシーバ25を必要に応じて冷凍、冷房用にそれぞれ
分離独立して設けてもよいことはもちろんである。
第5図は更に別の実施例を示すもので、冷凍単独運転に
おいて、両コンプレッサ21,22による急速冷凍を行
ない、庫内温度が冷凍サーモスタット38の設定温度例
えば−10℃まで低下すると、サーモスタット38が接
点38b側に切替り、リレーコイル53に通電するの
で、そのリレー接点53aが開き、電磁クラッチ22a
への通電を断つ。これにより、冷房用コンプレッサ22
が停止して冷凍用コンプレッサ21だけで運転するよう
にしたものであり、このようにすればエンジン23の省
動力を図ることができる。第5図において、リレーコイ
ル54およびそのリレー接点54aは冷房時に冷房用コ
ンプレッサクラッチ22aに通電するためのものであ
る。
第6図は更に他の実施例を示すもので、冷凍単独運転に
おいて、春秋冬の冷凍負荷の小さな時期は容量の小さな
冷房用コンプレッサ22を作動させ、冷凍用コンプレッ
サ21を停止させるようにして、より一層省動力を図っ
たものである。すなわち、第6図では、手動操作の切替
スイッチ55およびリレーコイル56,リレー接点56
aを追加し、夏期にはこのスイッチ55を図示のごとく
接点55a側に投入して、リレーコイル53に通電し、
リレー接点53aを開き、一方リレーコイル56への通
電を遮断して接点56aを閉じることにより冷凍用コン
プレッサ21を作動させるが、夏期以外の春、秋、冬に
は切替スイッチ55を接点55b側に投入することによ
りリレーコイル53への通電を断ち、リレーコイル56
へ通電することにより冷凍用コンプレッサ21を停止
し、冷房用コンプレッサ22を作動させるものである。
なお、上記切替スイッチ55は手動操作タイプのものに
限らず、外気温に応じて自動的に開閉作動を行なう温度
スイッチ等を用いてもよい。
(発明の効果) 上述したように本発明によれば、冷凍単独運転時には、
冷凍用および運転室冷房用の2つのコンプレッサ21、
22からの冷媒を冷凍用エバポレータ27に流通させ
て、冷凍能力を増大できるので、従来装置のごとく冷凍
用冷却ユニット40に2つのエバポレータを設ける必要
がなく、そのため冷凍用冷却ユニット40の小型、軽量
化を図ることができるとともに、コスト低減を図ること
ができる。
また、冷凍冷房同時運転時に、従来のごとく冷媒の流れ
ないエバポレータにも送風するということがなくなるか
ら、従来装置に比して冷凍能力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は冷凍サイクル図、第2図は冷凍車の概略側面図、第3
図はコンプレッサのエンジンへの架装状態を示す正面
図、第4図,第5図,第6図はそれぞれ電気回路図であ
る。第7図は従来装置の冷凍サイクル図である。 A…冷凍回路,B…冷房回路,13…冷凍スイッチ,1
4…冷房スイッチ,21…冷凍用コンプレッサ,22…
冷房用コンプレッサ,26…冷凍用膨張弁(冷凍用減圧
装置),27…冷凍用エバポレータ,28…冷房用膨張
弁(冷房用減圧装置),29…冷房用エバポレータ,3
0…電磁弁(制御弁),38・39…サーモスイッチ
(温度検出器),41…冷凍庫,43…運転室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍用および冷房用の2つのコンプレッサ
    を有する冷凍車用冷凍冷房装置において、 冷凍庫内に設けられた冷凍用減圧装置および冷凍用エバ
    ポレータを包含する冷凍回路と、 この冷凍回路に並列に接続され、運転室内に設けられた
    冷房用減圧装置および冷房用エバポレータを包含する冷
    房回路と、 この冷房回路に設けられ、該冷房回路を開閉する制御弁
    と、 前記冷凍庫内に設けられ、該冷凍庫内の温度を検出する
    温度検出器と、 冷凍運転用の冷凍スイッチおよび冷房運転用の冷房スイ
    ッチと、 この冷凍スイッチおよび冷房スイッチの投入と前記温度
    検出器の検出温度によって前記冷凍用および冷房用のコ
    ンプレッサの作動と前記制御弁の開閉を制御する制御手
    段とを備え、 前記制御手段は、前記両スイッチが投入される冷凍冷房
    同時運転時は前記冷凍用および冷房用のコンプレッサを
    作動させると共に前記温度検出器の検出温度が設定温度
    以下になった場合に前記制御弁を開き、前記冷凍スイッ
    チのみが投入される冷凍単独運転時は前記冷凍用および
    冷房用のコンプレッサを作動させると共に前記制御弁を
    閉じ、前記冷房スイッチのみが投入される冷房単独運転
    時は前記冷房用のコンプレッサのみを作動させると共に
    前記制御弁を開くように構成されていることを特徴とす
    る冷凍車用冷凍冷房装置。
JP60092595A 1985-04-29 1985-04-29 冷凍車用冷凍冷房装置 Expired - Lifetime JPH062447B2 (ja)

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