JPH10205963A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH10205963A
JPH10205963A JP1972097A JP1972097A JPH10205963A JP H10205963 A JPH10205963 A JP H10205963A JP 1972097 A JP1972097 A JP 1972097A JP 1972097 A JP1972097 A JP 1972097A JP H10205963 A JPH10205963 A JP H10205963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
damper
fan
refrigerating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1972097A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kimata
春雄 木全
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1972097A priority Critical patent/JPH10205963A/ja
Publication of JPH10205963A publication Critical patent/JPH10205963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍庫100 内を仕切壁70で仕切ることにより
冷凍室90と冷蔵室80を限界し、冷凍装置のコンデンシン
グユニット1に接続されたエバポレータユニット2を冷
凍室90内に設置するとともに冷蔵室80内に仕切壁70に設
けられた通風口60に対向するようにフアンユニット3を
設置する。そして、エバポレータユニット2から吹き出
された冷却風により冷凍室90内を冷却するとともに冷凍
室90内の冷気を通気口60を経てフアンユニット3により
冷蔵室80内に導入して冷却する冷凍装置において、フア
ンユニット3から冷蔵室80に吹き出される空気温度を所
定温度に維持する。 【解決手段】 フアンユニット3のフアン21の吸い込み
側に冷蔵室80の室内空気を吸い込む吸込口30を設け、こ
の空気吸込口30に温度制御用ダンパ31を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラックに搭載され
た冷凍庫等を冷却するのに好適な冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の冷凍装置の1例が図
5ないし図7に示されている。図5に示すように、トト
ラックに搭載された冷凍庫100 の内部は仕切壁70によっ
て冷凍室90と冷蔵室80とに仕切られている。冷凍室90内
上部前方にエバポレータユニット2が設置され、冷蔵室
80内上部前方には仕切壁70の上部に設けられた通風口60
に対向するようにフアンユニット3が設置されている。
【0003】冷凍庫100 の前壁の外面上部にはコンデン
シングユニット1が設置され、このコンデンシングユニ
ット1はエバポレータユニット2及びエンジンルーム4
内に設置された圧縮機5と冷媒配管を介して接続されて
いる。
【0004】この冷凍装置の冷媒系統が図6に示されて
いる。エンジンルーム4内の走行用エンジン6により電
動ベルト7を介して圧縮機5を駆動すると、この圧縮機
5から吐出されたガス冷媒は冷媒配管41を経てコンデン
シングユニット1に送られ、その内部に設置されたコン
デンサ11を流過する過程でコンデンサフアン12により送
風される外気に放熱することによって凝縮液化する。
【0005】この液冷媒はレシーバ13、ドライヤ14を通
り冷媒配管42を経てコンデンシングユニット1に送ら
れ、その膨張弁15を流過する過程で絞られることによっ
て断熱膨張する。この液冷媒はエバポレータ16を流過す
る過程でエバポレータフアン17により送風される冷凍室
内空気を冷却することによって蒸発気化した後、アキュ
ムレータ18、冷媒配管43を経て圧縮機5に吸い込まれ
る。
【0006】エバポレータ16を流過することによって冷
却された冷凍室内空気はケーシング44の後部に形成され
た吹出口47から冷凍室90内に吹き出されて、図5に矢印
で示すように、冷凍室90内を循環した後、ケーシング44
の下面45に形成された吸込口46からケーシング44内に吸
い込まれる。
【0007】フアンユニット3の詳細が図7に示されて
いる。冷凍室90内の冷気は仕切壁70の上部に設けられた
通風口60を通りフアンユニット3のケーシング25内にそ
の前面に形成された吸込口29を通って吸い込まれ、モー
タ20により駆動されるフアン21によって付勢された後、
ケーシング25の後部に形成された吹出口26から冷蔵室80
内に吹き出されて、図5に矢印で示すように、冷蔵室80
内を循環する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
おいては、冷凍室90内を循環する冷気がフアンユニット
3に吸い込まれ、フアン21により付勢されて吹出口26か
ら冷蔵室80内に吹き出されるので、吹出口26の近辺に収
納された積荷が過冷却されることによって凍結するおそ
れがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷凍庫内を仕切壁で仕切ることにより冷凍室と
冷蔵室を限界し、冷凍装置のコンデンシングユニットに
接続されたエバポレータユニットを上記冷凍室内に設置
するとともに上記冷蔵室内に上記仕切壁に設けられた通
風口に対向するようにフアンユニットを設置し、上記エ
バポレータユニットから吹き出された冷却風によって上
記冷凍室内を冷却するとともに上記冷凍室内の冷気を上
記通風口を経て上記フアンユニットにより上記冷蔵室内
に導入して冷却する冷凍装置において、上記フアンユニ
ットのフアンの吸い込み側に上記冷蔵室の室内空気を吸
い込む吸込口を設けるとともにこの吸込口に温度制御用
ダンパを設けたことを特徴とする冷凍装置にある。
【0010】他の特徴とするところは、上記通風口に上
記冷凍室から上記冷蔵室へ導入される冷気の量を制御す
る通風口ダンパを設けたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1及
び図2に示され、図1はフアンユニットの略示的縦断面
図、図2は冷凍装置の制御ブロック図である。
【0012】図1に示すように、フアンユニット3のケ
ーシング25の下面22の前方、即ち、フアン21の吸込側に
は冷蔵室80の室内空気を吸い込む吸込口30が設けられ、
この吸込口30には温度制御用ダンパ32が設けられてい
る。この温度制御用ダンパ32はダンパモータ31により駆
動されて支点33まわりに回動することによって吸込口30
を開閉する。そして、吸込口30に吸い込まれる室内空気
の温度を検出するための冷蔵室内温度センサ24が仕切壁
70に取り付けられている。
【0013】図2において、車両の運転席等に設置され
た操作パネルに配設された冷凍室温度設定器27及び冷蔵
室温度設定器28によって冷凍室90の設定温度Ts1 及び冷
蔵室80の設定温度Ts2 が個別に設定される。
【0014】設定温度Ts1 はコントローラ50の冷凍負荷
演算手段51に入力され、ここで冷凍室90内の温度を検出
する冷凍室内温度センサ23から入力された冷凍室内温度
Ta1と比較されることによって冷凍負荷が演算される。
【0015】演算された冷凍負荷が圧縮機オン・オフ決
定手段52に入力されると、ここで設定値と比較されるこ
とによって圧縮機のオン又はオフが決定され、この決定
に基づいて圧縮機オン・オフリレー53がオン・オフされ
ることによって圧縮機5が運転又は停止する。
【0016】また、演算された冷凍負荷がエバポレータ
フアンオン・オフ決定手段54に入力されると、ここで設
定値と比較されることによりエバポレータフアン21のオ
ン又はオフが決定され、この決定に基づいてモータリレ
ー54がオン・オフされることによってエバポレータフア
ン20が運転又は停止する。これによって冷凍室90内の温
度Ta1 は設定温度Ts1 例えば-18 ℃に維持される。
【0017】設定温度Ts2 はコントローラ50の偏差演算
手段56に入力され、ここで冷蔵室内温度センサ24から入
力された冷蔵室内温度Ta2 との偏差が演算される。この
偏差はフアン回転数決定手段57に入力され、ここで偏差
に基づいてフアン21のオン・オフ又は回転数が決定さ
れ、この決定がモータ20に出力されることによってフア
ン21が決定された回転数で回転し又は停止する。
【0018】また、演算された偏差は温度制御ダンパ開
度決定手段54に入力され、ここで偏差に基づいて温度制
御用ダンパ32の開度が決定され、この決定がダンパモー
タ31に出力され、このダンパモータ31により駆動される
ことによって温度制御用ダンパ32は所定の開度となる。
【0019】これによって吸込口30からフアンユニット
3のケーシング25内に吸い込まれる冷蔵室80の室内空気
の量と通気口60及び吸込口29を経て吸い込まれる冷気の
量との混合比が加減され、吹出口26から冷蔵室80内に吹
き出される空気温度及び空気量を制御することによって
冷蔵室80内の温度Ta2 は設定温度Ts2 例えば0℃〜15℃
に維持される。
【0020】本発明の第2の実施形態が図3及び図4に
示され、図3はフアンユニットの略示的縦断面図、図4
は冷凍装置の制御ブロック図である。この第2の実施形
態においては、通風口60に冷凍室90から冷蔵室80に導入
される空気量を制御する通風口ダンパ35が設けられ、こ
の通風口ダンパ35はダンパモータ34により駆動されるこ
とにより支点36まわりに回動して通風口60を開閉する。
【0021】そして、図4に示すように、偏差演算手段
56で演算された偏差は通風口ダンパ開度決定手段59にも
入力されてここで通気口ダンパ35の開度が決定される。
決定された開度はダンパモータ34に出力されこのダンパ
モータ34により駆動されることによって通風口ダンパ35
は決定された開度となる。他の構成、作用は図1及び図
2に示す第1の実施形態と同様であり、対応する部材に
は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0022】この第2の実施形態においては、フアン21
の回転数、温度制御用ダンパ32の開を制御するのみなら
ず通風口ダンパ35の開度を制御することによって通風口
60からフアンユニット3に導入される冷気の量を制御で
きるので、冷蔵室80内の温度を更にきめ細かく制御する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、フアンユニットの吸
込口に設けた温度制御用ダンパを開閉してフアンユニッ
トに吸い込まれる冷蔵室の室内空気の量を加減すること
によってフアンユニットから冷蔵室内に吹き出される空
気温度を所定の温度に維持できるので、フアンユニット
の吹出口の近辺に収納された冷蔵積荷の凍結を防止でき
るとともにフアンユニットのフアンを停止する必要がな
くなるので、冷蔵室内温度の変動巾を小さく抑制でき
る。
【0024】通風口ダンパによって冷凍室から冷蔵室に
導入される冷気の量を制御すれば、フアンユニットから
冷蔵室内に吹き出される空気温度を更にきめ細かく制御
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すフアンユニット
の略示的縦断面図である。
【図2】第1の実施形態の制御ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すフアンユニット
の略示的縦断面図である。
【図4】第2の実施形態の制御ブロック図である。
【図5】従来の冷凍装置の略示的全体構成図である。
【図6】従来の冷凍装置の冷媒系統図である。
【図7】従来の冷凍装置のフアンユニットの略示的縦断
面図である。
【符号の説明】
100 冷凍庫 70 仕切壁 90 冷凍室 80 冷蔵室 1 コンデンシングユニット 2 エバポレータユニット 60 通風口 3 フアンユニット 25 ケーシング 20 フアンモータ 21 フアン 26 吹出口 30 吸込口 32 温度制御用ダンパ 31 ダンパモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍庫内を仕切壁で仕切ることにより冷
    凍室と冷蔵室を限界し、冷凍装置のコンデンシングユニ
    ットに接続されたエバポレータユニットを上記冷凍室内
    に設置するとともに上記冷蔵室内に上記仕切壁に設けら
    れた通風口に対向するようにフアンユニットを設置し、
    上記エバポレータユニットから吹き出された冷却風によ
    って上記冷凍室内を冷却するとともに上記冷凍室内の冷
    気を上記通風口を経て上記フアンユニットにより上記冷
    蔵室内に導入して冷却する冷凍装置において、 上記フアンユニットのフアンの吸い込み側に上記冷蔵室
    の室内空気を吸い込む吸込口を設けるとともにこの吸込
    口に温度制御用ダンパを設けたことを特徴とする冷凍装
    置。
  2. 【請求項2】 上記通風口に上記冷凍室から上記冷蔵室
    へ導入される冷気の量を制御する通風口ダンパを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
JP1972097A 1997-01-17 1997-01-17 冷凍装置 Withdrawn JPH10205963A (ja)

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JP1972097A JPH10205963A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 冷凍装置

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JP1972097A JPH10205963A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 冷凍装置

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ID=12007146

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JP1972097A Withdrawn JPH10205963A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 冷凍装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9285152B2 (en) 2010-01-26 2016-03-15 Thermo King Corporation Method for freeze protection
KR20160128988A (ko) * 2013-11-27 2016-11-08 토키태 엘엘씨 냉장 장치 내에서의 사용을 위한 온도 제어형 컨테이너 시스템
CN109282560A (zh) * 2018-11-26 2019-01-29 珠海格力电器股份有限公司 制冷机组

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20040406