JPH0624393Y2 - スプレー容器ノズル体 - Google Patents

スプレー容器ノズル体

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JPH0624393Y2
JPH0624393Y2 JP12698488U JP12698488U JPH0624393Y2 JP H0624393 Y2 JPH0624393 Y2 JP H0624393Y2 JP 12698488 U JP12698488 U JP 12698488U JP 12698488 U JP12698488 U JP 12698488U JP H0624393 Y2 JPH0624393 Y2 JP H0624393Y2
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JP
Japan
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nozzle body
assembly
nozzle
container
assembled
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利一 小川
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,スプレー容器の容器本体上端部に組付くノズ
ル体に関するものである。
〔従来の技術〕
化粧料や薬品等を収納する容器としてスプレー容器が広
く使用されている。このスプレー容器は通常,化粧料等
を収納する部分である金属性の容器本体と,その容器本
体上端部から突出している内容物噴射筒に組付くノズル
本体と,容器本体の上端部に嵌合組付きしてノズル本体
の上下移動をガイドする組付体の三つの別部材から構成
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
こうした従来技術におけるスプレー容器は,容器本体,
ノズル本体,組付体の三つの別部材から構成しているた
めに,その取り扱いおよび組付けに問題がある。
取り扱いにおいては,ノズル本体と組付体を成形した
後,内容物を充填する生産者側に輸送するのであるが,
両部材をそれぞれ別々に取り扱う必要があるのでそれら
部材を成形する側はもとより,生産者側もその取り扱い
が面倒となる。
又,容器本体,ノズル本体,組付体の組付けは,まず容
器本体に組付体を嵌合組付けして,さらにノズル本体を
噴射筒に組付けるものとしている。すなわち,容器本体
に内容物を充填して密封した後に,さらに組付体とノズ
ル本体とをそれぞれ別々に組付けるという工程が必要と
なり,生産者側としてはそのための装置や,労力,時間
を多く必要とすることになる。
こうした装置,労力,時間を削減してさらに生産性を向
上させることが望まれるが,そうした場合,組付体とノ
ズル本体の容器本体への組付けを一度に行う方法が考え
られる。しかし,従来技術においては組付体とノズル本
体とが別部材であるために両者を同時に容器本体に組付
けることは困難である。
本考案は,こうした問題に鑑み創案されたもので,組付
体とノズル本体の容器本体に対する組付けをこれまでの
二工程から一工程に短縮し,生産者側の生産性をさらに
高める手段を提供することをその技術的課題とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
そのため,上端面から噴射筒5を突出したスプレー容器
本体6の噴射筒5に嵌合組付きするノズル本体1と,容
器本体6上端部に嵌合組付きする嵌合組付部7とノズル
本体1を上下摺動自在に保持する保持部8とから成る組
付体2とから構成し,ノズル本体1外面に凹凸部3を形
成すると共に保持部8に凹凸部3に係合してノズル本体
1を抜け出し不能とする係合部4を形成した。
〔作用〕
本考案は,上記構成としたので,ノズル本体1と組付部
を成形した後,凹凸部3と係合部4を係合させて両者を
組付けて両部材を単品とし,生産者側に提供することが
出来る。この場合,二つの部材を単品とすることが出来
るので輸送等,その取り扱いが極めて容易となる。特
に,生産者側においては便利である。
ノズル本体1と組付体2の容器本体6に対する組付け
は,単品とした両者を容器本体6上端部に上方から嵌合
する。これによって組付け体は容器本体6上端部に嵌合
組付きすると共に,ノズル本体1は噴射筒5に嵌合組付
きするものである。
内容物の注出は,従来技術同様,ノズル本体1を下方を
押圧することによって噴射筒5が下降変位し,それによ
って内容物が噴射筒5およびノズル本体1を通過して噴
射注出されるものである。
〔実施例〕
第1図および第2図に,本考案の一実施例を示す。これ
は金属製の有頂有底円筒形状の容器本体6に組付くノズ
ル体を示すものである。
ノズル本体1は合成樹脂製で立方体形状をしており,そ
の一側面から注出筒9を突出し,下面中央から噴射筒5
に嵌合する嵌合筒10を突出している。そして,相対向す
る二側面に凹凸部3を形成している。本実施例において
は,この凹凸部3を凸部としている。
組付体2も合成樹脂製で,容器本体6に組付く半球形状
の嵌合組付部7と,その嵌合組付き部7上端部に形成さ
れた保持部8とから構成されている。この保持部8は四
角筒形状を構成する外壁11の上端から内方下方に内壁12
を垂下設し,この内壁12でノズル本体1の上下移動を保
持する四角筒を形成している。すなわち,ノズル本体1
の側壁がこの内壁12に摺動してガイドされることによっ
て設定された上下移動を達成するのである。又,ノズル
本体1が,この内壁12に保持されることによって嵌合筒
10と噴射筒5の位置決めが達成されるものである。
内壁12には,ノズル本体1の凹凸部3が係合する係合部
4を形成している。この実施例における係合部4は,凸
部を形成する凹凸部3に対応して凹部(孔)としてい
る。凹部の縦方向の長さ,内容物注出の際,凸部が凹部
にあたってノズル本体1の上下動を妨げない程度に設定
されている。
又,保持部8を外壁11上端から内壁12を垂下設して形成
しているが,こうすることによってノズル本体1が直接
組付く部分である内壁12に弾性変形力を持たせることが
出来,よって凹凸部(凸部)3と係合部(凹部)4との
組付けを容易に達成することが出来るものである。
尚,凹凸部3と係合部4の形状は,本実施例の形状に限
定されるものではなく,例えば,ノズル本体1に凹部を
形成し,保持部8に凸部を形成しても良いし,又,段部
と段部とを係合させる等の係合手段を用いても良い。
〔考案の効果〕
このように本考案は,ノズル本体に凹凸部を形成すると
共に組付け体の保持部に係合部を設けたので,その凹凸
部と係合部とを係合組付きさせることによってノズル本
体と組付体とを組付けて単品とすることが出来るのでそ
の取り扱いが容易である。
又,容器本体への組付けも,単品としたノズル本体と組
付体との一体物を組付ける一工程のみで達成出来,従来
の二工程に比較してその組付けが簡略化され,装置,労
力,時間等の節約が図れて生産性が大きく向上する等,
多くの優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図,第2図はノズ
ル本体と組付体との係合組付きを示す部分断面図であ
る。 符号の説明 1:ノズル本体,2:組付体,3:凹凸部, 4:係合部,5:噴射筒,6:容器本体, 7:嵌合組付部,8:保持部,9:注出筒, 10:嵌合筒,11:外壁,12:内壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端面から噴射筒(5)を突出したスプレー
    容器本体(6)の該噴射筒(5)に嵌合組付きするノズル本体
    (1)と, 前記容器本体(6)上端部に嵌合組付きする嵌合組付部(7)
    と前記ノズル本体(1)を上下摺動自在に保持する保持部
    (8)とから成る組付体(2)とから構成し, 前記ノズル本体(1)外面に凹凸部(3)を形成すると共に前
    記保持部(8)に該凹凸部(3)に係合して前記ノズル本体
    (1)を抜け出し不能とする係合部(4)を形成して成るスプ
    レー容器ノズル体。
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