JPH06243681A - ブートストラップアドレスデコーダ - Google Patents

ブートストラップアドレスデコーダ

Info

Publication number
JPH06243681A
JPH06243681A JP6019391A JP1939194A JPH06243681A JP H06243681 A JPH06243681 A JP H06243681A JP 6019391 A JP6019391 A JP 6019391A JP 1939194 A JP1939194 A JP 1939194A JP H06243681 A JPH06243681 A JP H06243681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
voltage
node
signal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6019391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kim C Hardee
シー・ハーディー キム
Kenneth J Mobley
ジェイ・モブレイ ケニス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UMC Japan Co Ltd
United Memories Inc
Original Assignee
Nippon Steel Semiconductor Corp
United Memories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Semiconductor Corp, United Memories Inc filed Critical Nippon Steel Semiconductor Corp
Publication of JPH06243681A publication Critical patent/JPH06243681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/408Address circuits
    • G11C11/4087Address decoders, e.g. bit - or word line decoders; Multiple line decoders
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/408Address circuits
    • G11C11/4085Word line control circuits, e.g. word line drivers, - boosters, - pull-up, - pull-down, - precharge
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/08Word line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, for word lines
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/10Decoders
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に短い期間にワードラインをブートスト
ラップさせる自己計時された信号を供給する。 【構成】 各クロック発生器20には、アドレスビット
A1およびA2から生成されたアドレス信号並びにクロ
ック信号φYおよびφZが入力される。また、各クロッ
ク発生器20には、ロウアドレスデコーダ22から出力
されるブートストラップイネーブル信号BEBARが入
力される。ロウアドレスデコーダ22には、各クロック
発生器20から出力される信号φ1〜φ4が入力され
る。また、ロウアドレスデコーダ22には、アドレスビ
ットA3〜A8から生成されたアドレス信号およびクロ
ック信号φXが入力される。ロウアドレスデコーダ22
は、ワードライン信号WL0〜WL255を選択的に出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブートストラップアド
レスデコーダに関し、特に、自己計時型ブートストラッ
プ機能を有し、DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)のロウアドレスをデコードするブート
ストラップアドレスデコーダに関する。
【0002】
【本発明の背景】通常のDRAMは、メモリセルをアク
セスするアクセスサイクルと、メモリセルから読み出さ
れたデータをリストアするリストアサイクルとを含んだ
駆動サイクルを有している。駆動サイクルに続いて、次
の駆動サイクルのためにメモリアレイのビットラインお
よびワードラインをプリチャージするために、通常、プ
リチャージサイクルが生じる。ロウアドレスデコーダ
は、一般的に、ワードラインをプリチャージするため、
並びに、ワードライン電圧を、アドレスが付けられたメ
モリセルにアクセスおよびリストアさせるための回路を
有している。
【0003】従来の典型的なメモリセルの構成が図6に
示されている。ビットライン10は、トランジスタ12
のドレイン電極に接続されている。トランジスタ12
は、実例として、Nチャンネル型のエンハンスメントモ
ード電界効果トランジスタである。トランジスタ12の
ゲート電極は、ワードライン14に接続、あるいはワー
ドライン14の一部によって形成されている。トランジ
スタ12のソース電極は、コンデンサ16の一端に接続
されている。コンデンサ16の他端は、定電圧源VCP
に接続されている。ビットライン10は、通常、図示せ
ぬセンス増幅回路に接続されている。ワードライン14
は、通常、図示せぬロウアドレスデコーダに接続されて
いる。一般的に、このようなセルのアレイが設けられて
いる。
【0004】コンデンサ16は、通常、論理”1”をス
トアするために電圧VCCにまでチャージされ、論理”
0”をストアするために0Vにまでチャージされる。コ
ンデンサ16からデータを読み出すために、ビットライ
ン10は、通常、(1/2)・VCCにプリチャージさ
れ、ワードライン14は、コンデンサ16にストアされ
た電圧、あるいはビットライン10のプリチャージ電圧
のどちらかよりもしきい値電圧だけ高い電圧が印加され
なければならない。コンデンサ16にストアされた電
圧、あるいはビットライン10のプリチャージ電圧のど
ちらかが低い。電圧VCPは、通常、(1/2)・VC
Cである。
【0005】5Vの電源VCCを有するDRAMを例に
とると、たとえば、論理”0”(0V)がコンデンサ1
6にストアされる場合、ワードライン14は、トランジ
スタ12をオンさせるために、少なくとも1つのしきい
値電圧(≒1V)が印加されなければならない。論理”
1”(5V)がコンデンサ16にストアされる場合、ワ
ードライン14は、ビットライン10のプリチャージ電
圧よりも少なくとも1つのしきい値電圧だけ高い電圧が
印加されなければならない。ビットライン10が2.5
V{(1/2)・VCC}にプリチャージされる場合、
ワードライン14は、通常、約3.5Vにチャージされ
なければならない。
【0006】メモリセルがアクセスされ、データが読み
出された後、データはメモリセルにリストアされる。こ
の場合、ワードライン14は、ストアされるべき完全な
電圧VCC(5V)をビットライン10からコンデンサ
16に供給するために、電圧VCC(5V)よりも少な
くとも1つのしきい値電圧だけ高い電圧が印加される。
チップ電源電圧よりも高い電圧は、通常、公知のいわゆ
る「ブートストラップ」技術によって供給される。
【0007】通常、電源電圧が5VのDRAMが駆動サ
イクルの時、ワードライン14には、メモリセルからデ
ータを読み出すために、可能な限り急速に電圧VCC
(5V)が印加される。メモリセルからデータが読み出
された後、ワードライン14は、リストアサイクルの
間、電圧VCC(5V)よりもしきい値電圧だけ高い電
圧にブートストラップされる。メモリセルの臨界アクセ
ス時間の間はワードライン14はブートストラップされ
ないので、ブートストラップのタイミングは、重要では
ない。ワードライン14に、電源電圧が5VのDRAM
の電圧VCCが印加されてから電圧VCCを越えた電圧
が印加される時を決定するタイミングは、通常、ロウア
ドレスデコーダの構成の部分でない従来のタイマによっ
て生成される。
【0008】技術の進歩は、素子の寸法および幾何学的
形状を小さくさせ、チップ密度を高くした。通常、小さ
い寸法の素子は、5Vのチップ電源電圧で動作しないで
あろう。というのは、5Vの電圧は素子に損傷を与える
からである。したがって、これらのより小さい素子に
は、3Vなどのより低い電源電圧が用いられる。図6に
示すような電源電圧が3VのDRAM用のメモリセル
は、1.5V{(1/2)・VCC}にプリチャージさ
れたビットライン10を有する。論理”1”をストアす
るためにコンデンサ16にチャージされる電圧は、3V
(電圧VCC)である。コンデンサ16から論理”1”
を読み出すために、ワードライン14は、プリチャージ
されたビットライン電圧よりもしきい値電圧だけ高い電
圧が印加されなければならない。メモリセルからのデー
タの確実な読み出しを保証するために、ワードライン1
4は、ほぼ完全な電圧VCC(3V)が印加されなけれ
ばならない。
【0009】電圧電圧が5VのDRAMが有してないア
クセス時間に関する問題が、電源電圧が3VのDRAM
用のこれらのより小さな素子のサイズに起因する。ワー
ドライン14の抵抗−コンデンサ(RC)特性は、メモ
リセルからデータを読み出すために3Vが印加されるワ
ードライン14内における遅延を引き起こす。この遅延
は7〜8ナノ秒であろう、これはアクセス時間とって重
大である。
【0010】この遅延の問題を解決するために、メモリ
からデータを読み出すために、ワードライン14が電圧
VCCよりも高い電圧(以下、この電圧を電圧VCCP
という)にブートストラップされる。ワードライン14
を電圧VCCPにブートストラップする1つの方法は、
ワードライン14に接続されたPチャンネル型およびN
チャンネル型のトランジスタを用いることである。電圧
VCCPは、チップ上に設けられたチャージポンプによ
って供給される。
【0011】Pチャンネル型トランジスタは、電圧VC
CPが印加されたソース電極と、ワードライン14に接
続されたドレイン電極と、図示せぬロウアドレスデコー
ダ内で生成された複数の内部信号がそれぞれ印加される
ゲート電極とを有している。Nチャンネル型トランジス
タは、ワードライン14に接続されたドレイン電極と、
接地されたソース電極と、図示せぬロウアドレスデコー
ダによって生成されたいくつかの信号が印加されるゲー
ト電極とを有している。
【0012】Pチャンネル型トランジスタは、メモリセ
ルからデータを読み出すために、ワードライン14の電
圧を電圧VCCPまでずっと引き上げるためにオンされ
るプルアップ素子として動作する。Pチャンネル型トラ
ンジスタは、メモリセルからデータが読み出された後、
オフされる。Nチャンネル型トランジスタは、リストア
サイクルの間、ワードライン14の電圧を接地電圧に引
き下げるためにオフされるプルダウン素子として動作す
る。このアプローチに伴う問題は、Pチャンネル型トラ
ンジスタがほぼ2つの要素によって(同じサイズの)N
チャンネル型トランジスタよりも電流駆動能力が小さい
ということである。サイズの非常に大きなPチャンネル
型トランジスタが、ワードライン14のキャパシタンス
を急速に駆動するために、用いられなければならない。
【0013】このアプローチの更なる欠点は、Pチャン
ネル型トランジスタが非常に制限された領域を有するダ
イナミックRAMのロウピッチの中にレイアウトされな
ければならないということである。上記ロウピッチの中
にこれらのPチャンネル型トランジスタをレイアウトす
ること、およびワードライン14を急速にプルアップす
るためにそれらを充分に大きくすることは非常に難し
い。これらのトランジスタは、チップ領域の広い部分を
占める。
【0014】図7にもう1つのブートストラップの概念
を実現した従来の回路の構成を示す。この回路は、発振
器17と、プリデコーダ18と、デコーダ19とからな
る。発振器17は、主入力クロック信号φXGが入力さ
れる。発振器17は、また、他の入力信号が入力される
とともに、マスタクロック信号φX+を出力する。マス
タクロック信号φX+は、結局はワードライン信号WL
(デコーダ19からの出力信号)を電圧VCCPにブー
ストするために、電圧VCCPにブーストされる。様々
な他の入力信号が、たとえば、マスタクロック信号φX
+を”L”レベルにリセットし、発振器17をプリチャ
ージし、発振器17内のノードを電圧VCCにブースト
し、ロウアドレスストローブ(RAS)の”H”レベル
のプリチャージ期間の最初に発振器17をプリチャージ
するために用いられる。
【0015】プリデコーダ18は、他の入力信号の中
の、プリデコーダ18内の回路を”H”レベル状態にプ
リチャージするためのクロック信号/φXDP、マスタ
クロック信号φX+、およびプリデコードされ、ブース
トされたクロック信号φX+iの出力をイネーブルため
に用いられるアドレスビットを入力する。変数iは、た
とえば、1と8との間の整数を表している。プリデコー
ドされ、ブーストされたクロック信号φX+iは、電圧
VCCPにブーストされ、結局は、変数iに対応するワ
ードライン信号WLに供給される。
【0016】デコーダ19は、プリデコードされ、ブー
ストされたクロック信号φX+i、デコーダ19内の回
路を”H”レベル状態にプリチャージするためのクロッ
ク信号/φXDP、およびワードライン信号WLの出力
をイネーブルために用いられるアドレスビットを入力す
る。ワードライン信号WLのレベルは、主入力クロック
信号φXGがアクティブの時、電圧VCCPにまで上昇
する。
【0017】図7に示す回路の欠点は、入力信号φXG
がアクティブになった後、ワードライン信号WLのレベ
ルが電圧VCCPにまで上昇することである。図7に示
すような回路においては、ワードライン信号WLのレベ
ルは極めてゆっくりと電圧VCCPにまで上昇する。こ
のことは、メモリセルへのデータのリストア、リフレッ
シュおよび/またはアクセスにおいて不必要な遅延をも
たらす。
【0018】メモリアレイのワードラインを電圧VCC
Pにブートストラップするもう1つの方法は、ブートス
トラップアドレスデコーダを内部、あるいは外部のタイ
ミング回路とともに用いることである。タイミング回路
は、遅延があらかじめ決定されて設計されている。上記
遅延は、通常、ブートストラップアドレスデコーダの実
験データから決定される。タイミング回路は、通常、イ
ンバータ、あるいはRC時定数遅延回路を用いて構成さ
れている。
【0019】この後者のアプローチは、多くの欠点を有
している。タイミングは、各デコーダに対して正確では
ない、すなわち、デコーダは、選択された時、電圧VC
CPを有するワードライン信号を出力するために準備し
ているかもしれないし、準備していないかもしれない。
実際、タイミングは、通常、信頼性の目的で必要以上に
長く遅延される。また、タイミング回路は、素子の温度
変化を補償しない。したがって、上述した問題を解決す
ることが本発明の主な目的である。本発明のもう1つの
目的は、ブートストラップアドレスデコーダの自己計時
を実現するために、簡単な設計を提供することである。
【0020】
【本発明の概要】本発明は、自己計時型ブートストラッ
プアドレスデコーダを提供する。この回路は、ブートス
トラップ駆動回路を有するロウアドレスデコーダを有す
る。自己計時された信号は、ロウアドレスデコーダによ
って発生される。自己計時された信号は、ロウアドレス
デコーダにブートストラップ電圧を適宜供給するため
に、クロック信号発生回路によって用いられる。そし
て、ロウアドレスデコーダは、メモリセルをアクセルす
るため、あるいはメモリセルにデータをリストアするた
めに、選択されたワードラインにブートストラップ電圧
を供給する。
【0021】本発明の新規で重要な点は、ブートストラ
ップ駆動回路が充分にチャージされた後、非常に短い期
間にワードラインをブートストラップさせる自己計時さ
れた信号を供給することである。本発明の有益な点は、
自己計時された信号があらゆるロウアドレスデコーダに
よって発生され得る1つの信号であるということであ
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例によるブートス
トラップアドレスデコーダの構成を表すブロック図であ
る。図1において、各クロック発生器20には、アドレ
スビットA1およびA2から生成されたアドレス信号並
びにクロック信号φYおよびφZが入力される。各クロ
ック発生器20には、また、ロウアドレスデコーダ22
から出力されるブートストラップイネーブル信号BEB
ARが入力される。
【0023】ロウアドレスデコーダ22には、各クロッ
ク発生器20から出力される信号φ1〜φ4が入力され
る。また、ロウアドレスデコーダ22には、アドレスビ
ットA3〜A8から生成されたアドレス信号およびクロ
ック信号φXが入力される。ロウアドレスデコーダ22
は、図示せぬメモリアレイに複数のワードライン信号W
L0〜WL255を選択的に供給する。
【0024】次に、図1に示す回路の動作の概要につい
て以下に説明する。プリチャージモードにおいては、ア
ドレスビットA3〜A8から生成されたアドレス信号
は、すべて”L”レベルにされる。そして、”L”レベ
ルのクロック信号φYは、クロック信号φ1〜φ4を”
L”レベルにするために、各クロック発生器20に供給
される。これにより、ワードライン信号WL0〜WL2
55が順に”L”レベルとなる。
【0025】次に、”L”レベルのクロック信号φXが
ロウアドレスデコーダ22をプリチャージするために供
給される。プリチャージされたロウアドレスデコーダ2
2は、ワードライン信号WL0〜WL255を”L”レ
ベルに保持し続ける。最終的に、”L”レベルのクロッ
ク信号φZがブートストラップイネーブル信号BEBA
Rを”H”レベルにするために供給される。
【0026】メモリアクセスモードにおいては、”H”
レベルのクロック信号φX、φYおよびφZが供給され
る。アドレスビットA1およびA2から生成された”
H”レベルのアドレス信号は、それぞれのクロック発生
器20を選択するために供給される。アドレスビットA
3〜A8から生成された”H”レベルのアドレス信号
は、ロウアドレスデコーダ22のそれぞれのロウアドレ
スデコーダを選択するために供給される。
【0027】ブートストラップイネーブル信号BEBA
Rは、”L”レベルにされ、このブートストラップイネ
ーブル信号BEBARは、選択されたクロック発生器2
0にそれぞれ”H”レベルのクロック信号φ1、φ2、
φ3、あるいはφ4を出力させる。”H”レベルのクロ
ック信号φ1、φ2、φ3、あるいはφ4は、ワードラ
イン信号WL0〜WL255に対応したワードライン
を”H”レベルにするために、ロウアドレスデコーダ2
2の1つ以上のロウアドレスデコーダに供給される。
【0028】図2は図1に示すロウアドレスデコーダ2
2の詳細な構成を表す回路図である。図2に示すロウア
ドレスデコーダ22には、クロック信号φX、アドレス
信号A3A4,A5A6およびA7A8、電圧VSS,
VCCおよびVCCP並びにクロック信号φ1〜φ4が
入力される。アドレス信号A3A4,A5A6およびA
7A8は、それぞれアドレスビットA3とA4,A5と
A6およびA7とA8の論理的積である。ロウアドレス
デコーダ22からは、信号WL1〜WL4およびブート
ストラップイネーブル信号BEBARが出力される。
【0029】図2において、トランジスタ50のソース
電極は、第1の電源に接続されている。第1の電源は、
電圧VCCP、たとえば、5Vを供給する。トランジス
タ50のドレイン電極は、ノード52に接続されてい
る。トランジスタ50のゲート電極には、クロック信号
φXが入力される。ノード52は、トランジスタ54の
ドレイン電極に接続されている。
【0030】トランジスタ54のソース電極は、ヒュー
ズ56並びに直列接続されたトランジスタ58,60お
よび61のソース・ドレイン経路を介して接地に接続さ
れている。より詳しく言えば、FET54のソース電極
は、ヒューズ56の第1の端子に接続されている。トラ
ンジスタ54のゲート電極は、第2の電源に接続されて
いる。第2の電源は、電圧VCC、たとえば、3Vを供
給する。
【0031】ヒューズ56の第2の端子は、トランジス
タ58のドレイン電極に接続されている。トランジスタ
58のソース電極は、トランジスタ60のドレイン電極
に接続されている。トランジスタ58のゲート電極に
は、アドレス信号A3A4が入力される。トランジスタ
60のソース電極は、トランジスタ61のドレイン電極
に接続されている。トランジスタ60のゲート電極に
は、アドレス信号A5A6が入力される。トランジスタ
61のソース電極は、第3の電源に接続されている。第
3の電源は、電圧VSS、たとえば、0Vを供給する。
トランジスタ61のゲート電極には、アドレス信号A7
A8が入力される。
【0032】トランジスタ62のソース電極は、第1の
電源に接続されている。トランジスタ62のドレイン電
極は、ノード52に接続されている。トランジスタ62
のゲート電極は、ノード64に接続されている。ノード
64は、トランジスタ66のドレイン電極に接続されて
いる。トランジスタ66のソース電極は、第1の電源
(VCCP)に接続されている。トランジスタ66のゲ
ート電極は、ノード52に接続されている。
【0033】ノード64は、トランジスタ70がオンし
た時、1対のトランジスタ68,70のソース・ドレイ
ン経路を介して接地に接続される。ノード64は、トラ
ンジスタ68のドレイン電極に接続されている。トラン
ジスタ68のゲート電極は、第2の電源(VCC)に接
続されている。トランジスタ68のソース電極は、トラ
ンジスタ70のドレイン電極に接続されている。トラン
ジスタ70のゲート電極は、ノード52に接続されてい
る。トランジスタ70のソース電極は、第3の電源(V
SS)に接続されている。
【0034】ノード64は、トランジスタ72のゲート
電極に接続されている。トランジスタ72のソース電極
は、第3の電源に接続されている。トランジスタ72の
ドレイン電極は、ノード74に接続されている。ノード
74は、トランジスタ76のソース電極に接続されてい
る。トランジスタ76のドレイン電極は、第2の電源に
接続されている。トランジスタ76のゲート電極は、ノ
ード52に接続されている。
【0035】ノード64は、トランジスタ78のゲート
電極に接続されている。トランジスタ78のソース電極
は、第3の電源に接続されている。トランジスタ78の
ドレイン電極からは、上述したブートストラップイネー
ブル信号BEBARが出力される。ノード64は、トラ
ンジスタ80,82,84および86のそれぞれのソー
ス・ドレイン経路の第1の端子に接続されている。
【0036】トランジスタ80のソース・ドレイン経路
の第2の端子は、トランジスタ88のゲート電極に接続
されている。トランジスタ88のドレイン電極には、信
号φ1が入力される。トランジスタ88のソース電極
は、ノード90に接続されている。信号WL1は、ノー
ド90から出力される。ノード90は、トランジスタ9
2のドレイン電極に接続されている。トランジスタ92
のソース電極は、第3の電源に接続されている。トラン
ジスタ92のゲート電極は、ノード74に接続されてい
る。信号φ2,φ3およびφ4がそれぞれ入力され、信
号WL2,WL3およびWL4をそれぞれ出力する他の
トランジスタもこの構成と同様である。
【0037】すなわち、トランジスタ82のソース・ド
レイン経路の第2の端子は、トランジスタ94のゲート
電極に接続されている。トランジスタ94のドレイン電
極には、信号φ2が入力される。トランジスタ94のソ
ース電極は、ノード96に接続されている。信号WL2
は、ノード96から出力される。ノード96は、トラン
ジスタ98のドレイン電極に接続されている。トランジ
スタ98のソース電極は、第3の電源に接続されてい
る。トランジスタ98のゲート電極は、ノード74に接
続されている。
【0038】トランジスタ84のソース・ドレイン経路
の第2の端子は、トランジスタ100のゲート電極に接
続されている。トランジスタ100のドレイン電極に
は、信号φ3が入力される。トランジスタ100のソー
ス電極は、ノード102に接続されている。信号WL3
は、ノード102から出力される。ノード102は、ト
ランジスタ104のドレイン電極に接続されている。ト
ランジスタ104のソース電極は、第3の電源に接続さ
れている。トランジスタ104のゲート電極は、ノード
74に接続されている。
【0039】トランジスタ86のソース・ドレイン経路
の第2の端子は、トランジスタ106のゲート電極に接
続されている。トランジスタ106のドレイン電極に
は、信号φ4が入力される。トランジスタ106のソー
ス電極は、ノード108に接続されている。信号WL4
は、ノード108から出力される。ノード108は、ト
ランジスタ110のドレイン電極に接続されている。ト
ランジスタ110のソース電極は、第3の電源に接続さ
れている。トランジスタ110のゲート電極は、ノード
74に接続されている。
【0040】図3は、図1に示すクロック発生器20の
詳細な構成を表す回路図である。図3に示すクロック発
生器20には、クロック信号φYおよびφZ、電圧VS
S,VCCおよびVCCP、アドレス信号A1A2並び
にブートストラップイネーブル信号BEBARが入力さ
れる。また、このクロック発生器20からは、クロック
信号φ1が出力される。クロック発生器20は、図1お
よび図2に示すクロック信号φ1を発生する。ノード1
20には、クロック信号φYが入力される。ノード12
0は、トランジスタ122のゲート電極に接続されてい
る。
【0041】トランジスタ122のソース電極は、第2
の電源(VCC)に接続されている。トランジスタ12
2のドレイン電極は、ノード124に接続されている。
ノード124は、トランジスタ126のドレイン電極に
接続されている。トランジスタ126のソース電極は、
第3の電源に接続されている。トランジスタ126のゲ
ート電極は、ノード120に接続されている。
【0042】ノード120は、トランジスタ128のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ128のソー
ス・ドレイン経路の第1の端子には、アドレス信号A1
A2が入力される。トランジスタ128のソース・ドレ
イン経路の第2の端子は、ノード130に接続されてい
る。ノード130は、トランジスタ132のドレイン電
極に接続されている。トランジスタ132のソース電極
は、第3の電源に接続されている。トランジスタ132
のゲート電極は、ノード124に接続されている。
【0043】ノード130は、トランジスタ134のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ134のソー
ス電極は、第3の電源に接続されている。トランジスタ
134のドレイン電極は、トランジスタ136のソース
電極に接続されている。トランジスタ136のゲート電
極は、第2の電源に接続されている。トランジスタ13
6のドレイン電極は、ノード138に接続されている。
【0044】ノード138は、トランジスタ140のド
レイン電極に接続されている。トランジスタ140のゲ
ート電極は、ノード120に接続されている。トランジ
スタ140のソース電極は、第1の電源に接続されてい
る。トランジスタ142のソース電極は、第1の電源
(VCCP)に接続されている。トランジスタ142の
ドレイン電極は、ノード138に接続されている。トラ
ンジスタ142のゲート電極は、ノード144に接続さ
れている。トランジスタ146のソース電極は、第1の
電源に接続されている。トランジスタ146のゲート電
極は、ノード138に接続されている。トランジスタ1
46のドレイン電極は、ノード144に接続されてい
る。トランジスタ140,142および146の基板
は、第1の電源に接続されている。
【0045】ノード144は、トランジスタ148のド
レイン電極に接続されている。トランジスタ148のゲ
ート電極は、第2の電源に接続されている。トランジス
タ148のソース電極は、トランジスタ150のドレイ
ン電極に接続されている。トランジスタ150のソース
電極は、第3の電源に接続されている。トランジスタ1
50のゲート電極は、ノード138に接続されている。
【0046】ノード138は、トランジスタ152のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ152のソー
ス電極は、第3の電源に接続されている。トランジスタ
152のドレイン電極は、ノード154に接続されてい
る。ノード154は、トランジスタ156のソース電極
に接続されている。トランジスタ156のゲート電極
は、ノード144に接続されている。トランジスタ15
6のドレイン電極は、第2の電源に接続されている。
【0047】ノード154は、トランジスタ158のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ158のソー
ス電極は、ノード160に接続されている。ノード16
0は、トランジスタ162のドレイン電極に接続されて
いる。トランジスタ162のゲート電極には、クロック
信号φZが入力される。トランジスタ162のソース電
極は、第2の電源に接続されている。ノード160に
は、図2のトランジスタ78から出力されたブートスト
ラップイネーブル信号BEBARが供給される。
【0048】トランジスタ158のドレイン電極は、ノ
ード164に接続されている。ノード164は、トラン
ジスタ166のドレイン電極に接続されている。トラン
ジスタ166のゲート電極は、ノード144に接続され
ている。トランジスタ166のソース電極は、第1の電
源に接続されている。トランジスタ166の基板は、第
1の電源に接続されている。
【0049】ノード144は、トランジスタ168のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ168のソー
ス電極は、第3の電源に接続されている。トランジスタ
168のドレイン電極は、ノード170に接続されてい
る。ノード170は、トランジスタ172のソース電極
に接続されている。トランジスタ172のゲート電極
は、ノード164に接続されている。トランジスタ17
2のドレイン電極は、第2の電源に接続されている。
【0050】ノード170は、トランジスタ174のゲ
ート電極に接続されている。トランジスタ174のソー
ス電極は、第3の電源に接続されている。トランジスタ
174のドレイン電極は、トランジスタ176のソース
電極に接続されている。トランジスタ176のゲート電
極は、第2の電源に接続されている。トランジスタ17
6のドレイン電極は、ノード178に接続されている。
【0051】クロック信号φ1は、ノード178から出
力される。ノード178は、トランジスタ180のドレ
イン電極に接続されている。トランジスタ180のソー
ス電極は、第1の電源に接続されている。トランジスタ
180のゲート電極は、ノード164に接続されてい
る。トランジスタ180の基板は、第1の電源に接続さ
れている。
【0052】次に、動作について説明する。まず、図2
および図4を参照して、図1に示す回路の動作について
説明する。ロウアドレスデコーダ22をプリチャージし
ている間、アドレス信号A3A4,A5A6およびA7
A8は、トランジスタ58,60および61をオフさせ
るために”L”レベルである(図4においては、アドレ
ス信号A5A6のみが時刻T1に示されているが、アド
レス信号A3A4およびA7A8も実質上アドレス信号
A5A6と同様である。)。(これら3つのトランジス
タは直列に接続されいるので、それらのうちの1つがオ
フされれば、ノード52から接地への経路は閉鎖され
る。)
【0053】その後、信号φXは、トランジスタ50を
オンさせるために、”L”レベルに降下する(図4の時
刻T2参照)。ノード52の電圧は、ほぼ電圧VCCP
に引き上げられる(図4の時刻T3参照)。ノード52
の電圧VCCPは、トランジスタ70をオンさせ、トラ
ンジスタ66をオフさせる。ノード64の電圧は、オン
したトランジスタ68および70を介して第3の電圧V
SSに引き下げられる(図4の時刻T4参照)。ノード
64の電圧VSSは、トランジスタ62をオンさせる。
導通状態のトランジスタ62は、ノード52の電圧を電
圧VCCPにクランプする。トランジスタ62は、他の
タイミングの間ノード52の電圧を電圧VCCPに保持
するために、ラッチトランジスタとして機能する。
【0054】図2において、トランジスタ50,62お
よび66の基板は、第1の電源(VCCP)に接続され
ている。このことは、トランジスタ50,62および6
6がノード52および64の電圧を高電圧VCCP(た
とえば、5V)に引き上げるので必要である。もしトラ
ンジスタ50,62および66の基板に電圧VCC(た
とえば、3V)が印加されている場合、ノード52およ
び64の電圧VCCPは、電源が投入されている間トラ
ンジスタ50,62および66のドレイン電極と、それ
らのトランジスタの基板との間に正の電圧降下を引き起
こす。これにより、トランジスタ50,62および66
のドレイン・基板接合は、順バイアスされる。そのよう
な順バイアスは、トランジスタをラッチアップさせる虞
がある基板電流を引き起こす。
【0055】トランジスタ54および68は、この実施
例においては、信頼性を高める目的で使用されている。
トランジスタ54および68のゲート電極は、トランジ
スタ54および68のオン状態を維持するために、第2
の電源に接続されている。トランジスタ54および68
のゲート電極の電圧が低電圧VCC(3V)であるの
で、トランジスタ54および68のソース電極の電圧
は、電圧(VCC−Vt)に制限されている。ここで、
電圧Vtはトランジスタのしきい値電圧である。トラン
ジスタ54および68がオフしてしまうので、それぞれ
のソース電極の電圧は、電圧(VCC−Vt)を越えて
上昇することができない。
【0056】トランジスタ58および70の両方の電圧
降下は、トランジスタ54および68のために電圧(V
CC−Vt)を越えない。このことは、本発明の装置が
小さい寸法を有するために欠くことができない。もしよ
り大きな電圧降下が許されると、トランジスタ58およ
び70は、ホットキャリア注入および基板電流のため
に、スイッチングの間信頼できなくなる。ノード64の
電圧VSSは、ノード74を接地から絶縁するためにト
ランジスタ72をオフさせる。ノード52に電圧VCC
Pが供給され、それがトランジスタ76をオンさせる。
トランジスタ76がオンした時、トランジスタ76はノ
ード74の電圧を電圧VCCにクランプする(図4の時
刻T4参照)。
【0057】ノード64の電圧VSSは、トランジスタ
80,82,84および86のソース・ドレイン経路の
第1の端子に供給される。トランジスタ80,82,8
4および86は、それらのそれぞれのゲート電極の電圧
が電圧VCCPであるので、オンされる。ノード64の
電圧VSSは、トランジスタ80,82,84および8
6のソース・ドレイン経路を介してそれぞれトランジス
タ88,94,100および106のゲート電極に印加
される。トランジスタ88,94,100および106
は、ノード90,96,102および108をそれぞれ
クロック信号φ1〜φ4から絶縁するためにオフされ
る。また、ノード64の電圧VSSのために、トランジ
スタ78は、ブートストラップイネーブル信号BEBA
Rがトランジスタ78を介して接地に引き下げられない
ようにするために、オフされる(図4の時刻T5参
照)。実際、図4に示す時刻T3より前に、ブートスト
ラップイネーブル信号BEBARは、上昇を開始する。
これは、上述したように、クロック信号φZが”L”レ
ベルに変化する(図3参照)からである。
【0058】ノード74に電圧VCCが供給され、それ
がトランジスタ92,98,104および110をオン
させる。トランジスタ92,98,104および110
がオンした時、トランジスタ92,98,104および
110は、ノード90,96,102および108を第
3の電源電圧(VSS)にそれぞれクランプする。信号
WL1〜WL4は”L”レベルとなり、メモリセルをア
クセスしないようにするために出力される(図4の時刻
T5参照)。信号WL1は、信号WL1がクロック信号
φ1に追随しているので、図4の時刻T2の前に”L”
レベルになり、それから低下していく。
【0059】メモリ素子がアクセスされるべき時、クロ
ック信号φXは、トランジスタ50をオフさせるため
に、電圧VCCPにされる(図4の時刻T6参照)。次
に、プリデコーダは、好ましくはオンチップで、アドレ
ス信号A3A4,A5A6およびA7A8をアクティブ
(”H”レベル)に発生させる(アドレス信号A5A6
は図4では時刻T7のところに示されている。アドレス
信号A5A6およびA7A8は、ほぼ同時に変化す
る。)。たとえば、アドレス信号A3A4,A5A6お
よびA7A8は、トランジスタ58,60および61を
オンさせるために、電圧VCCにされる。もしヒューズ
56が溶断されていないならば、ノード52の電圧は、
接地に引き下げられる(図4の時刻T8参照)。
【0060】しかしながら、タイミングの遅延のため
に、トランジスタ62は、それがまだオンされており、
ノード52の電圧を電圧VCCPに引き上げているの
で、トランジスタ54,58および60の動作と相反す
る。この相反は、直列接続されたトランジスタ54,5
8および60が、オンしたトランジスタ62よりも大き
な電流駆動能力を有するようにすることにより、排除さ
れる。トランジスタ62は、したがって、トランジスタ
54,58および60によってオーバードライブされ、
ノード52の電圧は、電圧VSSに引き下げられる。
【0061】ノード52の電圧VSSは、トランジスタ
70をオフさせ、トランジスタ66をオンさせる。オフ
されたトランジスタ70は、第3の電源からノード64
を絶縁する。オンされたトランジスタ66は、ノード6
4の電圧を電圧VCCPに引き上げる(図4の時刻T9
参照)。ノード52の電圧VSSは、ノード74を電源
VCCと絶縁するというさらなる目的でトランジスタ7
6をオフさせる。ノード64の電圧VCCPは、ノード
74の電圧を第3の電源電圧にクランプするために、ト
ランジスタ72をオンさせる。ノード74の電圧は、す
でに時刻T8より前に電圧VSSに向かって低下しつつ
あることを思い出してほしい。このようになるは、図4
の時刻T8より前に、ノード74を電源VCCから絶縁
するとともに、その電圧を電圧VCCから低下させるた
めに、トランジスタ76を急速にオフさせるノード52
の電圧が低下しつつあるからである。
【0062】同様に、ほぼ同じ時刻に、ノード74の電
圧を電圧VSSにクランプするためのトランジスタ72
を急速にオンさせるために、ノード64の電圧が増加し
つつある。ノード74の電圧VSSは、ノード90,9
6,102および108を第3の電源から絶縁するため
に、トランジスタ92,98,104および110をオ
フさせる。
【0063】ノード64の電圧VCCPは、トランジス
タ80,82,84および86のソース・ドレイン経路
の第1の端子に供給される。トランジスタ80,82,
84および86のそれぞれのゲート電極に高電圧VCC
Pが印加され、それぞれのソース・ドレイン経路の第2
の端子に約0Vの電圧が印加されているので、電流がト
ランジスタ80,82,84および86に流れる。その
電流は、トランジスタ88,94,100および106
のゲート電極とソース電極との間に存在する寄生容量8
9をチャージする。寄生容量89はそれぞれ、電圧(V
CCP−Vt)(図4のほぼ時刻T8で)までチャージ
され、その電圧がトランジスタ88,94,100およ
び106のゲート電極の電圧となる。
【0064】プリチャージ状態であるノード90,9
6,102および108の電圧は、0V(図4の時刻T
8より前に)である。トランジスタ88,94,100
および106のゲート電極とソース電極との間の電圧降
下は、電圧(VCCP−Vt)である。トランジスタ8
8,94,100および106は、ノード90,96,
102および108にクロック信号φ1〜φ4をそれぞ
れ供給するために、オンされる。
【0065】ノード64の電圧VCCPは、ブートスト
ラップイネーブル信号BEBARを供給する端子を第3
の電源に接続するために、トランジスタ78をオンさせ
る。これにより、ブートストラップイネーブル信号BE
BARは、電圧VSSに引き下げられ、アクティブとな
る(図4の時刻T10参照)。このアクティブなブート
ストラップイネーブル信号BEBARは、図1の各クロ
ック発生器20にクロック信号φ1〜φ4の少なくとも
1つを発生させる。
【0066】アクティブなアドレス信号A3A4,A5
A6およびA7A8が、ブートストラップイネーブル信
号BEBARをアクティブ(”L”レベル)にさせると
ともに(図4の時刻T8参照)、寄生容量89を完全に
チャージさせる(図4の時刻T8参照)ことが理解され
るであろう。これにより、寄生容量89がチャージされ
た後に、トランジスタ88,94,100、あるいは1
06のうちの1つに、クロック信号φ1〜φ4の1つが
アクティブ状態(”H”レベル)で順に供給される。
【0067】クロック信号φ1〜φ4のいずれもが完全
にアクティブ(”H”レベル)になる前に、寄生容量8
9がチャージアップされることが重要である(図4の時
刻T8参照)。もしクロック信号φ1〜φ4のいずれか
1つが、寄生容量89が完全にチャージアップされる前
に、”H”レベルにされた場合、ブートストラップは、
正しく働かないだろう。もしクロック信号φ1〜φ4の
いずれか1つが、可能な限り最も早い時間よりもおそ
く”H”レベルにされた場合、ブートストラップは、正
しく働かないだろうが、アクセス時間は増加するだろ
う。ワードラインWL1は、図4の時刻T8および時刻
T11に示すように、クロック信号φ1に追随する。
【0068】次に、図3および図5を参照して、クロッ
ク信号φ1の発生について説明する。なお、図4および
図5において、同一の時刻名は、両方の図において示さ
れた同一の時刻を表してはいない。プリチャージサイク
ルの間、アドレス信号A1A2並びにクロック信号φY
およびφZは、電圧VSSとして順次入力される。トラ
ンジスタ126は、ノード124を第3の電源から絶縁
するために、信号φYによってオフされる(図5の時刻
T1参照)。トランジスタ128は、アドレス信号A1
A2をノード130から絶縁するために、クロック信号
φYによってオフされる。
【0069】”L”レベルのクロック信号φYは、ノー
ド124の電圧を第2の電源電圧にクランプするため
に、トランジスタ122をオンさせる(図5の時刻T2
参照)。ノード124の電圧は、ノード130の電圧を
第3の電源電圧にクランプするために、トランジスタ1
32をオンさせる電圧VCCである。ノード130の電
圧は、トランジスタ134をオフさせる電圧VSSであ
る。オフされたトランジスタ134は、ノード138
を、オンされたトランジスタ136を介して第3の電源
から絶縁する。トランジスタ136および148は、ト
ランジスタ134および150のそれぞれの電圧降下を
制限するために機能する。
【0070】”L”レベルのクロック信号φYは、ノー
ド138の電圧を第1の電源電圧にクランプするため
に、トランジスタ140をオンさせる(図5の時刻T3
参照)。ノード138の電圧は電圧VCCPとなる。ノ
ード138の電圧が上昇すると、その電圧は、ノード1
44を第1の電源から絶縁するために、トランジスタ1
46をオフさせる。ノード138の電圧が上昇すると、
ノード144を、オンされたトランジスタ148を介し
て第3の電源に接続するために、トランジスタ150が
オンされる(図5の時刻T4参照)。ノード144の電
圧VSSは、ノード138の電圧を電圧VCCPにクラ
ンプするトランジスタ142をオンさせる(図5の時刻
T5参照)。トランジスタ142は、ノード138の電
圧を電圧VCCPに保持するために機能する。
【0071】時刻T8の前にノード138の電圧が電圧
VCCPに引き上がるとともに、時刻T8にノード14
4の電圧が電圧VSSに引き下がるために、トランジス
タ152がオンされ、トランジスタ156がオフされ
る。これにより、ノード154の電圧は、電圧VSSに
まで低下する(図5の時刻T4参照)。ノード154の
電圧VSSは、ノード160をノード164から絶縁す
るために、トランジスタ158をオフさせる。トランジ
スタ158がオフされると、ノード164の電圧は上昇
する。クロック信号φZの電圧VSSは、ノード160
を第2の電源に接続するために、トランジスタ162を
オンさせる。これにより、ブートストラップイネーブル
信号BEBARの電圧は、非アクティブ状態に向かって
上昇する。
【0072】ノード144の電圧VSSは、ノード16
4を第1の電源電圧に接続するために、トランジスタ1
66をオンさせる(図5の時刻T5参照)。時刻T5よ
り前に、ノード144および154のそれぞれの電圧が
電圧VSSに低下するので、トランジスタ166がノー
ド164の電圧を電圧VCCPに引き上げるためにオン
されるとともに、トランジスタ158がノード164を
ノード160から絶縁するために、オフされる。したが
って、ノード164の電圧は、ノード144および15
4の両方の電圧が電圧VSSに到達する前に、上昇す
る。
【0073】ノード144の電圧VSSは、ノード17
0を第3の電源電圧から絶縁するために、トランジスタ
168をオフさせる。ノード164の電圧VCCPは、
ノード170の電圧を第2の電源電圧にクランプするた
めに、トランジスタ172をオンさせる(図5の時刻T
6参照)。時刻T6より前に、トランジスタ168がオ
フされるとともに、トランジスタ172がオンされるの
で、ノード170の電圧は、上昇を開始する。また、ノ
ード164の電圧VCCPは、出力信号φ1が取り出さ
れるノード178を第1の電源から絶縁するために、ト
ランジスタ180をオフさせる。ノード170の電圧V
CCは、オンされたトランジスタ176を介して、ノー
ド178を第3の電源と接続するために、トランジスタ
174をオンさせる。クロック信号φ1は、電圧VSS
が印加されたノード178(非アクティブ状態)から取
り出される。
【0074】メモリアレイがアクセスされるべき時、ク
ロック信号φYは、電圧VCCPにされる。クロック信
号φYの電圧VCCPは、ノード124を第2の電源か
ら絶縁するために、トランジスタ122をオフさせる。
クロック信号φYの電圧VCCPは、ノード124を第
3の電源電圧にクランプするために、トランジスタ12
6をオンさせる(図5の時刻T7参照)。ノード124
の電圧VSSは、ノード130を第3の電源電圧からの
クランプを解除するするために、トランジスタ132を
オフさせる。
【0075】クロック信号φYの電圧VCCPは、アド
レス信号A1A2をノード130に通過させるために、
トランジスタ128をオンさせる。アドレス信号A1A
2は、図示せぬプリデコーダによって発生され、図5の
時刻T8に電圧VCCを有するトランジスタ128のソ
ース・ドレイン経路に供給される。ノード130の電圧
は、電圧VCCにまで上昇する(図5の時刻T9参
照)。
【0076】クロック信号φYの電圧VCCPは、ノー
ド138を第1の電源から絶縁するために、トランジス
タ140をオフさせる。ノード130の電圧VCCは、
ノード138の電圧を、オンされたトランジスタ136
を介して、第3の電源電圧にクランプするために、トラ
ンジスタ134をオンさせる(図5の時刻T10参
照)。ノード130の電圧およびノード138の電圧
は、図5の時刻T7および時刻T10の間に示されたよ
うに、ほぼ同時にそれぞれ上昇および低下する。
【0077】ノード138の電圧VSSは、オンされた
トランジスタ148を介して導通するノード144を第
3の電源から絶縁するために、トランジスタ150をオ
フさせる。ノード138の電圧VSSは、ノード154
を第3の電源から絶縁するために、トランジスタ152
をオフさせる。ノード138の電圧VSSは、ノード1
44を第1の電源と接続するために、トランジスタ14
6をオンさせる。
【0078】ノード144の電圧は、トランジスタ14
2をオフさせるために、電圧VCCPにまで上昇する。
トランジスタ142を駆動している間、トランジスタ1
34および136があるために、ノード144の電圧が
電圧VCCPにクランプされる前に(図5の時刻T11
参照)、ノード138の電圧は、電圧VSSにクランプ
される(図7の時刻T10参照)。
【0079】ノード144の電圧VCCPは、ノード1
54を第2の電源に接続するために、トランジスタ15
6をオンさせる(図5の時刻T12参照)。ノード13
8の電圧は電圧VSSである。したがって、トランジス
タ152はオフされている。ノード144の電圧VCC
Pは、ノード164を第1の電源から絶縁するために、
トランジスタ166をオフさせる。
【0080】ノード164の電圧は、そのノードにおけ
るキャパシタンスのために、まだ電圧VCCPに維持さ
れている。ノード154の電圧VCCは、トランジスタ
158のゲート電極に印加される。しかしながら、トラ
ンジスタ158は、それが少なくとも電圧Vtn分ノード
160の電圧を越えないので、オンしない。すなわち、
ブートストラップイネーブル信号BEBARがまだ”
L”レベルにされて(引き下げられて)いない(図2の
FET78によって)ので、ノード160には、電圧V
CCが印加されている。ノード164の電圧VCCP
は、ノード170を第2の電源に接続するために、トラ
ンジスタ172をオン状態に保持する。しかしながら、
ノード144の電圧VCCPは、また、ノード170を
第3の電源に接続するために、トランジスタ168をオ
ンさせる(図5の時刻T13参照)。
【0081】ノード170の電圧を電圧VCCと電圧V
SSとの両方に導き得るという問題は、トランジスタ1
72よりもトランジスタ168を大きく作製することに
より克服される。より大きなトランジスタ168は、ノ
ード170の電圧を電圧VSSに引き下げるために、ト
ランジスタ172をオーバードライブする。ノード16
4の電圧VCCPは、また、ノード178を第1の電源
から絶縁し続けるために、トランジスタ180をオフし
続ける。ノード170の電圧VSSは、ノード178を
第3の電源から絶縁するために、トランジスタ174を
オフさせる。これにより、信号φ1は、第1および第3
の電源のいずれにも接続されない。
【0082】次に、図2および図3を参照して、ブート
ストラップについて説明する。図2において、トランジ
スタ88,94,100および106の寄生容量89が
チャージされている間、トランジスタ78はオンしてい
ることが好ましい。チャージの間、ブートストラップイ
ネーブル信号BEBARは、電圧VSSに引き下げられ
る(図4の時刻T7〜時刻T12参照)。
【0083】図3を見ると、ブートストラップイネーブ
ル信号BEBARは、”L”レベルに引き下げられた時
(図4の時刻T10参照)、トランジスタ158のソー
ス電極の電圧は、電圧VSSとなる。トランジスタ15
8のゲート電極の電圧が電圧VCCであるから、トラン
ジスタ158はオンされる。そして、ノード164の電
圧は、図2のトランジスタ78のソース・ドレイン経路
を介して、電圧VSSにクランプされる(トランジスタ
166がオフされている)。
【0084】ノード164の電圧VSSは、ノード17
0を第2の電源から絶縁するために、トランジスタ17
2をオフさせる。これにより、ノード170における電
圧VCCと電圧VSSとの両方に導き得るという問題が
取り去られる。ノード164の電圧VSSは、ノード1
78を第1の電源に接続するために、トランジスタ18
0をオンさせる。トランジスタ180のサイズのため
に、ノード178の電圧は、急速に電圧VCCPに引き
上げられる。クロック信号φ1は、電圧VCCPが印加
されたノード178(図4の時刻T11参照)から、た
とえば、図2のトランジスタ88に供給される。
【0085】図2のトランジスタ92のゲート電極の電
圧が(上述したように)電圧VSSであるので、トラン
ジスタ92はオフされる。ノード90は、第3の電源か
ら絶縁される。トランジスタ88のゲート電極の電圧
は、電圧(VCCP−Vt)である(図4の時刻T8参
照)。トランジスタ88は、ノード90に電圧VCCP
を有するクロック信号φ1によって電流を流すために、
オンされる(図4の信号WL1および時刻T8参照)。
【0086】ノード90の電圧(φ1)が図4の時刻T
8と時刻T11との間で上昇を開始するので、寄生容量
89は、ノード90をトランジスタ88のゲート電極に
容量性結合させるとともに、図4の時刻T8と時刻T1
1との間に示すように、そのゲート電極の電圧を上昇さ
せる。トランジスタ88のゲート電極の電圧が上昇する
と、トランジスタ80はオフされる。これは、トランジ
スタ80のゲート電極の電圧が、トランジスタ88のゲ
ート電極の上昇電圧よりもしきい値電圧Vt以上高くな
いからである。
【0087】トランジスタ88のゲート電極の上昇電圧
は、(クロック信号φ1によって供給されることによ
り)ノード90の電圧を完全な電圧VCCPにさせるた
めに、電圧(VCCP+Vtn)よりも高い電圧にまで上
昇するだろう。そして、この高電圧は、メモリセルにお
いて完全な論理”1”のレベルをリストア、あるいはリ
フレッシュするために、図示せぬメモリセル・トランジ
スタをオンさせるために用いられるだろう。
【0088】上述したタイミングシーケンスは、好適な
実施例の動作を説明するためのものである。タイミング
シーケンスの変形は、本発明の範囲を逸脱しないであろ
う。しかしながら、寄生容量89が完全にチャージされ
た後、最小限の時間を供給すべきクロック信号φ1〜φ
4の少なくとも1つを生成するために、ブートストラッ
プイネーブル信号BEBARが供給されることが好まし
い。
【0089】本発明の重要点は、どんなロウアドレスデ
コーダが選択された時でも、選択されたワードラインの
適切なブートストラップを最小限の浪費時間で提供する
ために、それぞれの”H”レベル(電圧VCCP)のク
ロック信号を出力するための対応する選択されたクロッ
ク発生器を同期させるように、アクティブ(”L”レベ
ル)のブートストラップイネーブル信号BEBARを発
生することを含んでいることが理解されるであろう。
【0090】さらに、ブートストラップイネーブル信号
BEBARは、対応する1つまたは複数のクロック発生
器と協同して選択された1つまたは複数のロウアドレス
デコーダによって発生されることが好ましい。選択され
たロウアドレスデコーダおよび対応するクロック発生器
が信号BEBARを発生するため、そのロウアドレスデ
コーダおよびクロック発生器特有の温度、素子変化等が
ブートストラップイネーブル信号BEBARを発生する
ことに影響するので、より正確なタイミングが対応する
ワードライン信号WLXを発生するために達成される。
したがって、ロウアドレスデコーダおよびクロック発生
器の多様性が正確にブートストラップを計時する点につ
いて考慮される。
【0091】さらに、ブートストラップイネーブル信号
BEBARを発生することが複雑な回路を利用すること
ではないので、各ロウアドレスデコーダにトランジスタ
78を付加することおよび各クロック発生器にトランジ
スタ162を付加することは、本発明の好適な実施例を
容易に実行させる。これにより、信頼性およびチップ領
域は、ワードラインのブートストラップの正確なタイミ
ングを可能にするために厳しく相殺されない。以上、本
発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明
に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるブートストラップアド
レスデコーダの構成を表すブロック図である。
【図2】図1に示すロウアドレスデコーダ22の詳細な
構成を表す回路図である。
【図3】図1に示すクロック発生器20の詳細な構成を
表す回路図である。
【図4】図1に示すブートストラップアドレスデコーダ
のタイミングの一例を示す図である。
【図5】図3に示すクロック発生器20のタイミングの
一例を示す図である。
【図6】従来のメモリセルの構成例を表す回路図であ
る。
【図7】従来のアドレスデコーダおよびクロック発生器
の構成例を表すブロック図である。
【符号の説明】
20 クロック発生器 22 ロウアドレスデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム シー・ハーディー アメリカ合衆国・コロラド州・80906・コ ロラド・スプリングス・キット・カーソ ン・レーン・9760 (72)発明者 ケニス ジェイ・モブレイ アメリカ合衆国・コロラド州・80908・コ ロラド・スプリングス・レミングトン・ロ ード・17070

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ともに少なくとも1つのアドレス入力信
    号に応じた、ブートストラップイネーブル信号および少
    なくとも1つのワードライン信号を出力する少なくとも
    1つのロウアドレスデコーダと、 前記ブートストラップイネーブル信号に応じたクロック
    信号を、前記少なくとも1つのロウアドレスデコーダに
    供給する少なくとも1つのクロック発生回路とを具備
    し、 前記少なくとも1つのロウアドレスデコーダは、前記ク
    ロック信号にさらに応じたワードライン信号を出力する
    ことを特徴とするブートストラップアドレスデコーダ。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つのロウアドレスデコ
    ーダは、前記少なくとも1つのアドレス入力信号に応じ
    たブートストラップイネーブル信号を発生するブートス
    トラップイネーブル信号発生回路を有することを特徴と
    する請求項1記載のブートストラップアドレスデコー
    ダ。
JP6019391A 1993-02-17 1994-02-16 ブートストラップアドレスデコーダ Pending JPH06243681A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/018,802 US5327026A (en) 1993-02-17 1993-02-17 Self-timed bootstrap decoder
US018,802 1993-02-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06243681A true JPH06243681A (ja) 1994-09-02

Family

ID=21789854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6019391A Pending JPH06243681A (ja) 1993-02-17 1994-02-16 ブートストラップアドレスデコーダ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5327026A (ja)
EP (1) EP0612075B1 (ja)
JP (1) JPH06243681A (ja)
KR (1) KR100280624B1 (ja)
DE (1) DE69325155T2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3755911B2 (ja) * 1994-11-15 2006-03-15 富士通株式会社 半導体回路
US5694061A (en) * 1995-03-27 1997-12-02 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device having same conductive type MIS transistors, a simple circuit design, and a high productivity
US6020763A (en) * 1996-04-23 2000-02-01 International Business Machines Corporation High speed decoder without race condition
US5793383A (en) * 1996-05-31 1998-08-11 Townsend And Townsend And Crew Llp Shared bootstrap circuit
KR100237624B1 (ko) * 1996-10-30 2000-01-15 김영환 반도체 메모리장치의 로우 디코더
JP3422921B2 (ja) * 1997-12-25 2003-07-07 シャープ株式会社 半導体集積回路
US6278297B1 (en) * 1999-09-14 2001-08-21 Texas Instruments Incorporated Row decoder with switched power supply
US6275442B1 (en) * 2000-05-16 2001-08-14 Hewlett-Packard Company Address decoder and method for ITS accelerated stress testing
KR100407564B1 (ko) * 2000-10-30 2003-12-01 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치의 서브-워드 라인 구동 회로
US6690148B2 (en) * 2001-11-28 2004-02-10 Micron Technology, Inc. Method and circuit for limiting a pumped voltage
TWI340981B (en) * 2008-11-12 2011-04-21 Ind Tech Res Inst Memory with improved write current

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4570244A (en) * 1980-07-28 1986-02-11 Inmos Corporation Bootstrap driver for a static RAM
US4673829A (en) * 1982-02-08 1987-06-16 Seeq Technology, Inc. Charge pump for providing programming voltage to the word lines in a semiconductor memory array
US4692638A (en) * 1984-07-02 1987-09-08 Texas Instruments Incorporated CMOS/NMOS decoder and high-level driver circuit
US4678941A (en) * 1985-04-25 1987-07-07 International Business Machines Corporation Boost word-line clock and decoder-driver circuits in semiconductor memories
US5051959A (en) * 1985-08-14 1991-09-24 Fujitsu Limited Complementary semiconductor memory device including cell access transistor and word line driving transistor having channels of different conductivity type
EP0444602B1 (en) * 1990-02-26 1996-05-15 Nec Corporation Decoder circuit
US5103113A (en) * 1990-06-13 1992-04-07 Texas Instruments Incorporated Driving circuit for providing a voltage boasted over the power supply voltage source as a driving signal
US5166554A (en) * 1990-10-02 1992-11-24 Reddy Chitranjan N Boot-strapped decoder circuit

Also Published As

Publication number Publication date
EP0612075A2 (en) 1994-08-24
KR940020425A (ko) 1994-09-16
EP0612075A3 (en) 1995-02-15
DE69325155D1 (de) 1999-07-08
KR100280624B1 (ko) 2001-02-01
EP0612075B1 (en) 1999-06-02
DE69325155T2 (de) 2000-02-03
US5327026A (en) 1994-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5764572A (en) Integrated circuit memory device
US6753720B2 (en) Internal high voltage generation circuit capable of stably generating internal high voltage and circuit element therefor
US6804158B2 (en) Semiconductor circuit device with improved special mode
JPH10228773A (ja) ダイナミック型ram
KR950014242B1 (ko) 승압회로를 갖는 반도체 메모리 장치
US5751643A (en) Dynamic memory word line driver
US6985399B2 (en) Main word line driver circuit receiving negative voltage in semiconductor memory device
EP0223784B1 (en) Dynamic memory with increased date retention time
JP3222684B2 (ja) 半導体記憶装置
US6556482B2 (en) Semiconductor memory device
KR100280624B1 (ko) 부트스트랩 디코더회로 및 그의 동작방법
US5576641A (en) Output buffer
US4985864A (en) Static random access memory having column decoded bit line bias
US4734889A (en) Semiconductor memory
US6233188B1 (en) Precharge control signal generating circuit
JP3112685B2 (ja) 半導体メモリ装置
US5376837A (en) Semiconductor integrated circuit device having built-in voltage drop circuit
KR100294450B1 (ko) 반도체메모리장치의어레이내부전원전압발생회로
US5353257A (en) Word line driving circuit and semiconductor memory device using the same
US5777934A (en) Semiconductor memory device with variable plate voltage generator
JPH08297972A (ja) ダイナミック形半導体記憶装置
KR20080040207A (ko) 반도체 메모리 장치
JPS61190794A (ja) ダイナミツク型ram
US5768200A (en) Charging a sense amplifier
JP3135681B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011113