JPH06243242A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06243242A
JPH06243242A JP5052970A JP5297093A JPH06243242A JP H06243242 A JPH06243242 A JP H06243242A JP 5052970 A JP5052970 A JP 5052970A JP 5297093 A JP5297093 A JP 5297093A JP H06243242 A JPH06243242 A JP H06243242A
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JP
Japan
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image
memory
signal
image data
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Application number
JP5052970A
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English (en)
Inventor
Keiichi Umagami
恵一 馬上
Hidefumi Matsuura
英文 松浦
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、画像プロセッサの出力を、一旦
別の画像メモリに記憶することなしに画像演算部に入力
でき、処理速度の向上化が図れるとともに回路規模が大
型化しない画像処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 画像処理装置において、画像プロセッサ1、
画像データが2次元的に記憶される画像メモリ5、矩形
領域単位で画像データを処理する画像演算部8、および
画像演算部8が画像処理を施す矩形領域の1水平ライン
以上の画像データを記憶しうるラインメモリ6を備え、
画像プロセッサ1が画像メモリ5をランダムにアクセス
する第1モード、画像プロセッサ1が画像メモリ5内の
矩形領域アドレスを指定し、指定したアドレスの画像デ
ータをラインメモリ6に転送する第2モードおよび画像
プロセッサ1が出力する矩形領域データをラインメモリ
6に転送する第3モードが適時切り替えられて実行さ
れ、第2モードまたは第3モードによって、ラインメモ
リ6に転送された画像データが矩形領域の1水平走査期
間以上遅れて読み出されて画像演算部8に送られること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像メモリに取り込
まれた画像データに対して、ノイズ除去、特徴抽出等の
画像処理を行なう画像処理装置を提供することを目的と
する。
【0002】
【従来の技術】画像メモリ内の所定矩形領域の画像デー
タに対して各種の演算処理を行う方法は、従来より多く
の文献で紹介されている。また、画像メモリ内の所定矩
形領域の画像データを画像演算部に転送する方法は、特
許出願公開平成3年第2942号公報に開示されてい
る。つまり、画像メモリ内の所定矩形領域の画像データ
を画像演算部に矩形転送する方法は、既に開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、矩形領域単
位で画像処理を行う画像演算部に画像メモリ内の画像デ
ータを転送する前に、例えばアフィン変換等の処理を画
像プロセッサで行う場合がある。このような場合には、
アフィン変換後の変換画像データの全てを、一旦別の画
像メモリに書き込みんだ後、当該画像メモリに書き込ま
れたアフィン変換後の画像データを画像演算部に転送す
る必要がある。
【0004】したがって、このような場合には、アフィ
ン変換画像データの画像メモリへの書き込みおよび画像
メモリからの変換画像データの読み出しのための余分な
時間が発生し、高速な処理が妨げられる。また、全ての
処理を専用のハードウエアで実現し、パイプライン処理
を行うことは可能であるが、回路規模が大きくなり高価
な装置となる。
【0005】この発明は、画像プロセッサの出力を、一
旦別の画像メモリに記憶することなしに画像演算部に入
力でき、処理速度の向上化が図れるとともに回路規模が
大型化しない画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による画像処理
装置は、画像プロセッサ、画像データが2次元的に記憶
される画像メモリ、矩形領域単位で画像データを処理す
る画像演算部、および画像演算部が画像処理を施す矩形
領域の1水平ライン以上の画像データを記憶しうるライ
ンメモリを備え、画像プロセッサが画像メモリをランダ
ムにアクセスする第1モード、画像プロセッサが画像メ
モリ内の矩形領域アドレスを指定し、指定したアドレス
の画像データをラインメモリに転送する第2モードおよ
び画像プロセッサが出力する矩形領域データをラインメ
モリに転送する第3モードが適時切り替えられて実行さ
れ、第2モードまたは第3モードによって、ラインメモ
リに転送された画像データが矩形領域の1水平走査期間
以上遅れて読み出されて画像演算部に送られることを特
徴とする。
【0007】
【作用】画像プロセッサが画像メモリをランダムにアク
セスする第1モード、画像プロセッサが画像メモリ内の
矩形領域アドレスを指定し、指定したアドレスの画像デ
ータをラインメモリに転送する第2モードおよび画像プ
ロセッサが出力する矩形領域データをラインメモリに転
送する第3モードが適時切り替えられて実行される。そ
して、第2モードまたは第3モードによって、ラインメ
モリに転送された画像データが矩形領域の1水平走査期
間以上遅れて読み出されて画像演算部に送られる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0009】図2は、N行(ライン)3列の矩形領域の
画像データを矩形転送する場合の転送制御信号を示して
いる。転送中であることを示す矩形転送中信号*BUSY は
矩形領域内の画像データの転送期間中においてアクティ
ブレベル”L”となる。水平同期信号*HS は、矩形領域
内の各ラインの先頭でアクティブレベル”L”になる。
また、最終ライン転送中信号*LV は、矩形領域内の最終
ラインの画像データの転送期間中においてアクティブレ
ベル”L”となる。矩形転送中信号*BUSY がアクティブ
レベル”L”からインアクティブレベル”H”になるタ
イミングで、最終ライン転送中信号*LV はアクティブレ
ベル”L”からインアクティブレベル”H”になる。こ
れらの転送制御信号*BUSY 、*HS 、*LV および画像デー
タDATAは画像転送クロック(図示略)に同期している。
【0010】図1は、画像処理装置の主要部の構成を示
している。画像処理装置は、画像プロセッサ1、ビデオ
カメラ等の入力装置からの画像データを記憶する画像メ
モリ5および矩形領域単位でノイズ除去、特徴抽出等の
画像処理を行う画像演算部8を備えている。
【0011】画像プロセッサ1は、アドレスバス(ADRS
BUSS )、データバス(DATA BUSS)及び制御バス(CNT
L BUS)を駆動する。データバス(DATA BUSS )には、
画像プロセッサ1の他、画像メモリ5およびラインメモ
リ6が接続されている。ラインメモリ6としては、この
例では、矩形領域の1水平ライン以上の深さをもったF
IFO(First In First Out)メモリFIFOメモリが使
用されている。
【0012】制御バス(CNTL BUS)に送られる信号に
は、アドレスの確定期間を示すアドレスストローブ信号
*AS 、データの確定期間を示すデータストローブ信号*D
S 、アクセスのリード・ライトの識別を示すリードライ
ト信号*W/Rおよびアクセスしたデバイスからの応答信号
*XACK がある。
【0013】アドレスデコーダ2は、画像プロセッサ1
から出力されるアドレス信号に基づいて各デバイスの選
択信号を出力する。デバイス選択信号は、画像メモリ5
に対する画像プロセッサ1のアクセスを示す画像メモリ
選択信号*CSGMEM 、FIFOメモリ6に対する画像プロ
セッサ1のアクセスを示すFIFOメモリ選択信号*CSF
IFO 、I/O回路3に対する画像プロセッサ1のアクセ
スを示すI/O選択信号*CSIO およびレジスタ9への画
像プロセッサ1のアクセスを示すレジスタ選択信号*CSR
ES信号からなる。
【0014】I/O回路3は、画像プロセッサ1からの
設定により、画像プロセッサ1のアクセスモードを表す
モード信号MODEを出力する。画像プロセッサ1のアクセ
スモードには、次の3モードがある。 ランダムアクセスモード:画像メモリ5に対してラ
ンダムアクセスを行うモード ダイレクト転送モード:画像メモリ5の内容を直接
画像演算部8に転送するモード パイプライン転送モード:画像プロセッサ1の出力
を直接画像演算部8に転送するモード
【0015】また、I/O回路3は、矩形転送の開始を
示す矩形転送開始信号*STARTおよび矩形転送の最終行を
示す最終ライン転送中信号*LV を出力する。
【0016】画像メモリ5はダイナミックRAMで構成
されている。画像メモリ5は、画像メモリ制御部4によ
り制御される。画像メモリ制御部4は、I/O回路3か
ら出力されるモード信号MODEおよび転送開始信号*START
ならびに画像メモリ選択信号*CSGMEMがアクティブレベ
ル”L”のときに入力される画像プロセッサ1からのア
ドレス信号ADRSおよび制御信号*AS 、*DS 、*W/Rに基づ
いて、画像メモリ5のアドレス信号MADR、ローアドレス
・ストローブ信号*RAS、カラムアドレス・ストローブ信
号*CAS、およびリード・ライト信号*MW/MR信号を画像メ
モリ5に出力する。また、画像メモリ制御部4は、画像
プロセッサ1に対して、アクセスの応答信号*XACK を出
力する。
【0017】FIFOメモリ6に矩形転送される画像デ
ータは、FIFOメモリ6に入力する転送制御信号*LV
、*BUSY 、*HS とともにFIFOメモリ6に書き込ま
れる。FIFOメモリ6に書き込まれた画像データの読
み出しは、FIFOメモリ6への画像データの書き込み
に対して1水平走査期間遅れて行われる。FIFOメモ
リ6から読み出された画像データは、ラッチ回路7でラ
ッチされて画像演算部8に送られる。
【0018】FIFOメモリ6の各出力を、FIFOメ
モリ6に書き込まれる画像データDATA、*LV 、*BUSY 、
*HS に対して、FDATA 、*FLV、*FBUSY、*FHSで表す。ま
た、ラッチ回路7の各出力を、FIFOメモリ6に書き
込まれる画像データDATA、*LV 、*BUSY 、*HS に対し
て、LDATA 、*LLV、*LBUSY、*LHSで表す。
【0019】1水平ライン以上の深さをもったFIFO
メモリ6を用いることにより、入力される画像データが
1水平走査期間の間に不連続であっても、後述するよう
に、画像演算部8には1水平走査期間の間は画像データ
を連続して供給することが可能となる。
【0020】FIFOメモリ6はFIFOメモリ制御部
12で制御される。FIFOメモリ制御部12は、FI
FOメモリ選択信号*CSFIFO がアクティブレベル”L”
のときに入力される画像プロセッサ1からの制御信号*A
S 、*DS 、*W/RならびにI/O回路からのモード信号MO
DE、矩形転送制御部11からの転送制御信号*BUSY 、*H
S およびラッチ回路7からの信号*LLV、*LBUSYに基づい
て、FIFOメモリ6の書き込み信号*FW および読み出
し信号*FR を出力する。書き込み信号*FR は、ダイレク
ト転送モード時も、パイプライン転送モード時も同様な
タイミングで出力される。読み出し信号*FR は、ダイレ
クト転送モード時には画像メモリ5から読み出された画
像データに応じて出力される。パイプライン転送モード
時に出力される読み出し信号*FR のタイミングについて
は後述する。
【0021】矩形転送制御部11には、画像プロセッサ
1からの制御信号*AS 、*DS 、*W/RならびにI/O回路
3からのモード信号MODE、矩形転送開始信号*STARTおよ
び最終ライン転送中信号*LV が入力される。また、矩形
転送制御部11には、カウンタ10から1ライン分の画
像データの転送が終了したことを示す1ライン転送終了
信号*BORR が入力される。
【0022】矩形転送制御部11からは、矩形転送中で
あることを示す矩形転送中信号*BUSY および各ラインの
先頭を示す水平同期信号*HS がFIFOメモリ制御部1
2に出力される。また、矩形転送制御部11からは、ロ
ード信号*LOAD およびカウンタクロック信号CCLKがカウ
ンタ10に送られる。ロード信号*LOAD は、水平同期信
号*HS と同じタイミングで出力される。カウンタクロッ
ク信号CCLKは、画像データがラインメモリ6に書き込ま
れるごとに出力される。
【0023】レジスタ9には、矩形転送における水平方
向の転送画像データ数、すなわち、矩形領域の列数に応
じた数Nが設定される。矩形転送制御部11からカウン
タ10に送られてくるロード信号*LOAD により、レジス
タ9に設定された水平方向の転送画像データ数Nがカウ
ンタ10にロードされる。そして、画像データがライン
メモリ6に書き込まれるごとに発生するカウンタクロッ
ク信号CCLKにより、カウンタ10のカウント値が1だけ
デクリメント(−1)される。そして、カウンタ10の
カウント値が0になったときには、カウンタ10から矩
形転送制御部11に1ライン転送終了信号*BORR が出力
される。
【0024】次に、パイプライン転送モードの画像処理
装置の動作を説明するために、画像メモリ5内の画像デ
ータが画像プロセッサ1でアフィン変換され、アフィン
変換後の画像データが画像演算部8に送られる場合につ
いて図3のタイムチャートを参照して説明する。
【0025】画像プロセッサ1で行われるアフィン変換
は、回転角とディストネーション画像の座標から対応す
るソース画像の座標を求め、ディストネーション画像1
画素当り、4回のソース画像の読出を行い、1次補間に
よってディストネーション画像の濃度値を計算すること
により行われる。
【0026】図3において、サイクル(A)〜(D)
は、1回のアフィン変換により1つのディストネーショ
ン画像データが求められ、求められた画像データがFI
FOメモリ6に転送されるまでのアフィン変換サイクル
を表している。矩形転送開始信号*STARTが1 クロック期
間アクティブレベル”L”となると、その立ち上がりタ
イミングから、最初のアフィン変換サイクルが開始され
る。サイクル(A)では、画像プロセッサ1によって、
ソース画像の座標が求められる。サイクル(B)では、
サイクル(A)で求められた座標の近傍4画素の画像デ
ータが画像メモリ5から読み出される。サイクル(C)
では、画像プロセッサ1に読み込まれた4画素の画像デ
ータを用いて1次補間が実行され、ディストネーション
画像の濃度値が求められる。その結果が、サイクル
(D)でFIFOメモリ6に書き込まれる。
【0027】つまり、まず、転送開始信号*STARTが1 ク
ロック期間アクティブレベル”L”となると、これに基
づいて矩形転送制御部11から出力される矩形転送中信
号*BUSY および水平同期信号*HS がアクティブレベル”
L”になり、それによってFIFOメモリ6の書き込み
信号*FW が1クロック期間アクティブレベル”L”とな
る。これにより、FIFOメモリ6に入力している転送
中信号*BUSY (Lレベル)および水平同期信号*HS (L
レベル)が書き込まれる。
【0028】水平同期信号*HS は、画像プロセッサ1の
FIFOメモリ6への最初の書込みサイクル(D)が開
始されるときにインアクティブレベル”H”となる。F
IFOメモリ6より読み出された水平同期信号*FHSがア
クティブレベル”L”の時の画像データDATAは画像演算
部8では無効データとして扱われる。
【0029】サイクル(A)で画像プロセッサ1によっ
てソース画像の座標が求められると、サイクル(B)が
開始される。サイクル(B)においては、画像メモリ制
御部4に入力する画像プロセッサ1からのアドレス信号
ADRSに対応して、画像メモリ制御部4からアドレス信号
MADRが出力される。また、画像プロセッサ1からのリー
ド・ライト信号*W/Rに対応して、画像メモリ制御部4の
リード・ライト信号*MW/MRは、リード選択レベル”H”
を保持する。また、画像プロセッサ1からの制御信号*A
S 、*DS に対応して、画像メモリ制御部4の出力信号*R
AS、*CASが4回アクティブレベル”L”となり、各読み
出しサイクルにおいて、アドレス信号*MADR で指定され
る画像メモリ5の4つのアドレスから4つの画像データ
(サイクル(A)で求められた座標の近傍4画素の画像
データ)が読み出されて画像プロセッサ1に入力される
(DAin) 。
【0030】そして、サイクル(C)においては、サイ
クル(B)で画像プロセッサ1に読み込まれた4画素の
画像データを用いて1次補間が実行され、ディストネー
ション画像の濃度値が求められる。
【0031】サイクル(D)では、サイクル(C)で得
られたディストネーション画像データがFIFOメモリ
6に書き込まれる。つまり、サイクル(D)では、画像
プロセッサ1からのリード・ライト信号*W/Rがライト選
択レベル”L”となり、アフィン変換後の画像信号が画
像プロセッサ1から出力される(DAout)。また、モード
信号MODEがパイプライン転送モードとなる。また、FI
FO選択信号*CSFIFOがアクティブレベル”L”とな
る。そして、FIFOメモリ制御部12に入力される画
像プロセッサ1からのアドレスストローブ信号*AS およ
びデータストローブ信号*DS がアクティブレベルとな
る。
【0032】これらの信号MODE、*AS 、*DS に基づい
て、FIFO制御部12から出力されるライト信号*FW
がライト選択レベル”L”とされ、この間に画像プロセ
ッサ1から出力されるアフィン変換後の画像データDATA
が転送制御信号*BUSY 、*HS とともにFIFOメモリ6
に書き込まれる。そして、(A)〜(D)のサイクルが
ディストネーション画像の各画素に対して繰り返され
る。
【0033】図4は、画像プロセッサ1から出力される
アフィン変換後の3列N行の矩形領域の画像データを画
像プロセッサ1から画像演算部8に転送する場合(パイ
プライン転送モード)の、FIFOメモリ6への書き込
み読み出しの部分のみを詳細に示したものであり、図3
のサイクルサイクル(D)の部分だけをつなげたものと
なる。
【0034】転送開始信号*STARTが出力される前に、画
像プロセッサ1によってレジスタ9に水平方向転送画像
データ数N(この例では3)がセットされる。転送開始
信号*STARTが1クロック期間アクティブレベル”L”と
なると、これに基づいて矩形転送制御部11から出力さ
れる矩形転送中信号*BUSY および水平同期信号*HS がア
クティブレベル”L”になり、矩形転送中信号*BUSY お
よび水平同期信号*HSに基づいてFIFOメモリ6の書
き込み信号*FW が1クロック期間アクティブレベル”
L”となる。これにより、FIFOメモリ6に入力して
いる転送中信号*BUSY (Lレベル)および矩形領域の第
1ラインの先頭を示す水平同期信号*HS (Lレベル)が
書き込まれる。
【0035】また、同時にロード信号*LOAD が所定期間
アクティブレベル”L”となり、レジスタ9の内容Nが
カウンタ10にロードされる。カウンタ10の内容を図
4にCOUNT として示す。
【0036】画像プロセッサ1から出力されるリード・
ライト信号*W/Dがライト選択レベル”L”になると、画
像プロセッサ1から変換画像データが出力される。この
際、FIFOメモリ制御部12に入力される画像プロセ
ッサ1からのアドレスストローブ信号*AS およびデータ
ストローブ信号*DS がアクティブレベルとなるので、こ
れらの信号*AS 、*DS およびパイプライン転送モードを
示すモード信号MODEに基づいて、FIFO制御部12か
ら出力されるライト信号*FW がライト選択レベル”L”
となり、この間に画像プロセッサ1から出力されるアフ
ィン変換画像データDATAが転送制御信号*BUSY 、*HS と
ともにFIFOメモリ6に書き込まれる。水平同期信号
*HS は、ラインの最初のライトサイクルが始まるときに
インアクティブレベル”H”となる。
【0037】また、カウンタクロックCCLKが、矩形転送
制御部11に入力するアドレスストローブ信号*AS およ
びデータストローブ信号*DS に基づいて、各ライトサイ
クルが終了するごとに出力される。したがって、FIF
Oメモリ6に画像データが書き込まれるごとに、カウン
タ10のカウント値COUNT が1 ずつインクリメントされ
る。
【0038】各ラインの最後の画像データがFIFOメ
モリ6に書き込まれると、カウンタ10のカウント値CO
UNT が0になるので、1ライン転送終了信号*BORR が所
定期間Lレベルとなる。これにより、矩形転送制御部1
1は、1ラインの画像データのFIFOメモリ6への書
込みが終了したことを検出する。1ライン転送終了信号
*BORR がLレベルとなると、これに基づいて、ロード信
号*LOAD が所定期間Lレベルとされ、レジスタ9の内容
Nがカウンタ10にロードされる。また、1ライン転送
終了信号*BORR に基づいて、水平同期信号*HS がアクテ
ィブレベル”L”とされる。これにより、FIFOメモ
リ制御部12は、次のラインの先頭を検知する。
【0039】このような動作が繰り返されることによ
り、画像プロセッサ1から出力される変換画像データが
FIFOメモリ6に書き込まれていく。そして、矩形領
域の最終ラインの画像データの最初の画像データに対す
るライトサイクルが開始される直前に、I/O回路3か
らの最終ラインを示す最終ライン転送中信号*LV がLレ
ベルに反転される。最終ライン転送中信号*LV は、画像
プロセッサ1によって計数されている転送ライン数に基
づいて発生する。
【0040】このように、最終ラインの転送期間中は最
終ライン転送中信号*LV がアクティブレベル”L”とな
るので、最終ラインの最後の画像データが書き込まれた
とき1ライン転送終了信号*BORR がアクティブレベル”
L”となっても、ロード信号*LOAD および水平同期信号
*HS はアクティブレベル”L”にされない。一方、最終
ラインの転送期間が終了したときには、転送中信号*BUS
Y がインアクティブレベル”H”となり、最終ライン転
送中信号*LV がインアクティブレベル”H”となる。ま
た、書込み信号*FW が所定期間Lレベルとなり、インア
クティブレベル”H”の転送中信号*BUSY がFIFOメ
モリ6に書き込まれ、FIFOメモリ6への矩形領域の
画像データの転送が終了する。
【0041】次に、FIFOメモリ6に書き込まれた画
像データの読み出しについて説明する。まず、第1ライ
ンの転送期間の最初において、水平同期信号*HS がアク
ティブレベル”L”でかつFIFOメモリ6のエンプテ
ィフラグがリセットのときに、読み出し信号*FR がアク
ティブレベル”L”にされる。つまり、矩形領域の第1
ラインの先頭を示す水平同期信号*HS がアクティブレベ
ル”L”となり、上述したようにこのLレベルの水平同
期信号*HS がFIFOメモリ6に書き込まれて、FIF
Oメモリ6のエンプティフラグがリセットされると、読
み出し信号*FRがアクティブレベル”L”にされる。
【0042】この読み出し信号*FR によって、FIFO
メモリ6から第1ラインの先頭を示すLレベルの水平同
期信号*FHSが読み出される。読み出された水平同期信号
*FHSは、ラッチ回路7 に送られ、ラッチ回路7から信号
*LHSとして出力される。このLレベルの信号*LHSがFI
FO制御部12によって検出されることにより、読み出
し信号*FR がインアクティブレベル”H”に戻される。
これにより、FIFOメモリ6からの読み出しが中断さ
れる。ラッチ回路7からLレベルの水平同期信号信号*L
HSが出力されるタイミングで、ラッチ回路7からLレベ
ルの転送中信号*LBUSYも出力される。
【0043】第2ラインの先頭を示す水平同期信号*HS
がアクティブレベル”H”になると、転送クロックに同
期して読み出し信号*FR が間欠的にアクティブレベル”
L”となり、第1ラインの転送期間でFIFOメモリ6
に書き込まれた第1ラインの変換画像データDATAおよび
転送制御データ*BUSY 、*HS 、*LV が順次読み出され
て、FDATA および*FBUSY、*FHS、*FLVとして出力され
る。そして、ラッチ回路7にラッチされる。
【0044】ラッチ回路7の出力*LHSは、第1ラインの
最初の画像データに対する読み出しサイクルで、Hレベ
ルの水平同期信号*HS が読み出されることによりHレベ
ルとなり、第1ラインの最後の画像データに対する読み
出しサイクルの次の読み出しサイクルにおいて第2ライ
ンの先頭を示すLレベルの水平同期信号*HS が読み出さ
れることによりLレベルとなる。
【0045】第2ラインの先頭を示すLレベルの信号*L
HSがFIFOメモリ12によって検出されると、読み出
し信号*FR がHレベルに保持され、1ライン分の画像デ
ータの読み出しが終了する。第2ライン以降の画像デー
タの読み出しは、第1ラインの画像データの読み出しと
同様に行われる。
【0046】最終ラインの画像データの読み出しは、最
終ラインの転送期間の後に行われる。つまり、転送中信
号*BUSY に対応するラッチ回路7 の出力信号*LBUSYがア
クティブレベル”L”である場合において、転送中信号
*BUSY がインアクティブレベル”H”になると(最終ラ
インに対する転送期間が終了した時点)、転送クロック
に同期して読み出し信号*FR が間欠的にアクティブレベ
ル”L”にされ、最終ラインの転送期間でFIFOメモ
リ6に書き込まれた最終ラインの画像データDATAおよび
転送制御データ*BUSY 、*HS 、*LV がFIFOメモリ6
から読み出されて、FDATA および*FBUSY、*FHS、*FLVと
して出力される。そして、ラッチ回路7にラッチされ
る。
【0047】最終ラインの最後の画像データに対する読
み出しサイクルの次の読み出しサイクルにおいては、最
終ラインの転送期間の終了直後に書き込まれたHレベル
の転送中信号*BUSY が読み出されるので、ラッチ回路7
の出力転送中信号*LBUSYがインアクティブレベル”H”
になる。このHレベルの出力転送中信号*LBUSYがFIF
Oメモリ制御部6によって検出されると、読み出し信号
*FR はインアクティブレベル”H”に保持される。これ
により、矩形領域の画像データの画像演算部8への転送
が完了する。
【0048】上記実施例では、画像メモリ5内の画像デ
ータを画像プロセッサ1でアフィン変換し、その変換デ
ータを用いて画像演算部8で投影処理等の矩形領域処理
を行う場合に、アフィン変換後の画像データを別の画像
メモリに書き込むことなしに画像演算部8に入力でき
る。つまり、アフィン変換画像に画像演算部で投影処理
をするということがパイプラインで実行可能となり、高
速な処理が実現する。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、画像プロセッサの出
力を、一旦別の画像メモリに記憶することなしに画像演
算部に入力できる。したがって、処理速度の向上化が図
れるとともに回路規模が大型化しない画像処理装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、画像処理装置の構成を示す電気ブロッ
ク図である。
【図2】図2は、矩形転送時における転送制御信号を示
すタイムチャートである。
【図3】図3は、画像メモリ内の画像データをアフィン
変換するときの画像処理装置の各部の信号を示すタイム
チャートである。
【図4】図4は、画像プロセッサから出力される矩形領
域の画像データを画像演算部に転送するときの画像処理
装置の各部の信号を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 画像プロセッサ 2 アドレスデコーダ 3 I/O回路 4 画像メモリ制御部 5 画像メモリ 6 FIFOメモリ 7 ラッチ回路 8 画像演算部 9 レジスタ 10 カウンタ 11 矩形転送制御部 12 FIFO制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像プロセッサ、画像データが2次元的
    に記憶される画像メモリ、矩形領域単位で画像データを
    処理する画像演算部、および画像演算部が画像処理を施
    す矩形領域の1水平ライン以上の画像データを記憶しう
    るラインメモリを備え、画像プロセッサが画像メモリを
    ランダムにアクセスする第1モード、画像プロセッサが
    画像メモリ内の矩形領域アドレスを指定し、指定したア
    ドレスの画像データをラインメモリに転送する第2モー
    ドおよび画像プロセッサが出力する矩形領域データをラ
    インメモリに転送する第3モードが適時切り替えられて
    実行され、第2モードまたは第3モードによって、ライ
    ンメモリに転送された画像データが矩形領域の1水平走
    査期間以上遅れて読み出されて画像演算部に送られる画
    像処理装置。
JP5052970A 1993-02-17 1993-02-17 画像処理装置 Pending JPH06243242A (ja)

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JP5052970A JPH06243242A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 画像処理装置

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ID=12929750

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JP (1) JPH06243242A (ja)

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