JPH0624307Y2 - リヤサスペンシヨンメンバ取付構造 - Google Patents
リヤサスペンシヨンメンバ取付構造Info
- Publication number
- JPH0624307Y2 JPH0624307Y2 JP14625288U JP14625288U JPH0624307Y2 JP H0624307 Y2 JPH0624307 Y2 JP H0624307Y2 JP 14625288 U JP14625288 U JP 14625288U JP 14625288 U JP14625288 U JP 14625288U JP H0624307 Y2 JPH0624307 Y2 JP H0624307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear floor
- rear suspension
- flange portion
- vehicle
- suspension member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のリヤサスペンシヨンメンバ取付構造に
関する。
関する。
一般的に自動車のリヤサスペンシヨンメンバはリヤフロ
アサイドメンバ下部にボルトによって取付けられてお
り、車輪からの振動等の外力を車体強度部材としてのリ
ヤフロアサイドメンバへ伝達できるようになっている。
アサイドメンバ下部にボルトによって取付けられてお
り、車輪からの振動等の外力を車体強度部材としてのリ
ヤフロアサイドメンバへ伝達できるようになっている。
ところで、リヤサスペンシヨンメンバの振動や騒音を低
減させるためには、リヤサスペンシヨンメンバとリヤフ
ロアサイドメンバとの連結部の剛性は高いことが望まし
い。このため、リヤフロアクロスメンバを、エクステン
シヨンメンバを介してリヤフロアサイドメンバと連結
し、リヤフロアサイドメンバ下方のエクステンシヨンメ
ンバの下部にリヤサスペンシヨンメンバを取付ける構成
のリヤサスペンシヨンメンバの取付構造を開示したもの
に実願昭63−129767号がある。
減させるためには、リヤサスペンシヨンメンバとリヤフ
ロアサイドメンバとの連結部の剛性は高いことが望まし
い。このため、リヤフロアクロスメンバを、エクステン
シヨンメンバを介してリヤフロアサイドメンバと連結
し、リヤフロアサイドメンバ下方のエクステンシヨンメ
ンバの下部にリヤサスペンシヨンメンバを取付ける構成
のリヤサスペンシヨンメンバの取付構造を開示したもの
に実願昭63−129767号がある。
この取付構造では、リヤサスペンシヨンメンバへ加えら
れた車輪からの振動等の外力がエクステンシヨンメンバ
を介してリヤフロアサイドメンバへ伝達されるととも
に、エクステンシヨンメンバを介してリヤフロアクロス
メンバへも伝達されるため、振動や騒音の低減において
有利となる利点がある。
れた車輪からの振動等の外力がエクステンシヨンメンバ
を介してリヤフロアサイドメンバへ伝達されるととも
に、エクステンシヨンメンバを介してリヤフロアクロス
メンバへも伝達されるため、振動や騒音の低減において
有利となる利点がある。
しかしながらこの取付構造において、リヤサスペンシヨ
ンメンバとエクステンシヨンメンバとを連結するマウン
ト部は、リヤフロアサイドメンバ下方に配置されたリア
サスペンシヨンアーム等の部材とエクステンシヨンメン
バとの間に配置されるため、マウント部のスペースが小
さくなる。従って、マウント部に内蔵されリヤサスペン
シヨンメンバの振動を吸収するためのゴムブツシユの厚
さ及び高さが薄くなって、振動低減の効果が下がるとと
もにゴムブツシユの耐久性、すなわち、マウント部の耐
久性が充分でなくなる。
ンメンバとエクステンシヨンメンバとを連結するマウン
ト部は、リヤフロアサイドメンバ下方に配置されたリア
サスペンシヨンアーム等の部材とエクステンシヨンメン
バとの間に配置されるため、マウント部のスペースが小
さくなる。従って、マウント部に内蔵されリヤサスペン
シヨンメンバの振動を吸収するためのゴムブツシユの厚
さ及び高さが薄くなって、振動低減の効果が下がるとと
もにゴムブツシユの耐久性、すなわち、マウント部の耐
久性が充分でなくなる。
本考案は上記事実を考慮し、連結部の剛性を高めること
ができるとともにマウント部を大きくでき、これによっ
て振動や騒音の発生を低減するとともにマウント部の耐
久性を向上させることができるリヤサスペンシヨンメン
バの取付構造を得ることが目的である。
ができるとともにマウント部を大きくでき、これによっ
て振動や騒音の発生を低減するとともにマウント部の耐
久性を向上させることができるリヤサスペンシヨンメン
バの取付構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために本考案は車両前後方向にフラ
ンジ部が形成され車両幅方向へ延びるリヤフロアクロス
メンバを、閉断面を形成して車両前後方向へ延びるリヤ
フロアサイドメンバの車両幅方向内側に対向状態で結合
するとともに、前記リヤフロアサイドメンバの下部に板
材を接合してこの板材を前記リヤフロアクロスメンバの
フランジ部の下方へ延長し、該延長部とリヤフロアクロ
スメンバの前記フランジ部とに上下両端部が支持される
マウントでリヤサスペンシヨンメンバを支持したことを
特徴としている。
ンジ部が形成され車両幅方向へ延びるリヤフロアクロス
メンバを、閉断面を形成して車両前後方向へ延びるリヤ
フロアサイドメンバの車両幅方向内側に対向状態で結合
するとともに、前記リヤフロアサイドメンバの下部に板
材を接合してこの板材を前記リヤフロアクロスメンバの
フランジ部の下方へ延長し、該延長部とリヤフロアクロ
スメンバの前記フランジ部とに上下両端部が支持される
マウントでリヤサスペンシヨンメンバを支持したことを
特徴としている。
上記構成の本考案では、リヤフロアクロスメンバのフラ
ンジ部とリヤフロアサイドメンバの下部に接合された板
材とに上下両端部が支持されるマウントでリヤサスペン
シヨンメンバを支持している。従って、リヤサスペンシ
ヨンメンバはリヤフロアクロスメンバ及びリヤフロアサ
イドメンバの2つの車体強度部材に連結されることにな
り、取付け剛性が向上する。また、マウントはリヤフロ
アサイドメンバ内側に配置されるため、取付スペースを
大きくとれマウントを大きくできる。
ンジ部とリヤフロアサイドメンバの下部に接合された板
材とに上下両端部が支持されるマウントでリヤサスペン
シヨンメンバを支持している。従って、リヤサスペンシ
ヨンメンバはリヤフロアクロスメンバ及びリヤフロアサ
イドメンバの2つの車体強度部材に連結されることにな
り、取付け剛性が向上する。また、マウントはリヤフロ
アサイドメンバ内側に配置されるため、取付スペースを
大きくとれマウントを大きくできる。
このため、振動や騒音の発生を低減するとともに、マウ
ントの耐久性を向上させることができる。
ントの耐久性を向上させることができる。
本考案の実施例を第1図〜第5図に従って説明する。
リヤフロアサイドメンバ10は、基部10Aと脚部10
Bとフランジ部10Cとが形成された横向きハツト形断
面とされ、長手方向を車両前後方向に沿わせて一対が車
両幅方向両端部に開口部を車両外側へ向けて互いに対向
して配置されている。(各図には一方のリヤフロアサイ
ドメンバ10のみが示されている。)このリヤフロアサ
イドメンバ10は、フランジ部10Cがリヤサイドパネ
ル12に溶着されてリヤサイドパネル12とで閉断面を
構成している。
Bとフランジ部10Cとが形成された横向きハツト形断
面とされ、長手方向を車両前後方向に沿わせて一対が車
両幅方向両端部に開口部を車両外側へ向けて互いに対向
して配置されている。(各図には一方のリヤフロアサイ
ドメンバ10のみが示されている。)このリヤフロアサ
イドメンバ10は、フランジ部10Cがリヤサイドパネ
ル12に溶着されてリヤサイドパネル12とで閉断面を
構成している。
リヤフロアサイドメンバ10の車両下方に位置する脚部
10Bには、車両前後方向に所定距離を隔てて複数個の
円穴11が穿設されており、この脚部10Bの内側には
円穴11と同軸的にナツト13が車両上方から溶着され
ている。
10Bには、車両前後方向に所定距離を隔てて複数個の
円穴11が穿設されており、この脚部10Bの内側には
円穴11と同軸的にナツト13が車両上方から溶着され
ている。
リヤフロアクロスメンバ14はリヤフロアサイドメンバ
10と同様に、基部14Aと脚部14Bとフランジ部1
4Cとが形成され開口が上方に向いた逆ハツト形断面と
され、長手方向を車両幅方向に沿わせて、前記一対のリ
ヤフロアサイドメンバ10の対向間に配置されている。
10と同様に、基部14Aと脚部14Bとフランジ部1
4Cとが形成され開口が上方に向いた逆ハツト形断面と
され、長手方向を車両幅方向に沿わせて、前記一対のリ
ヤフロアサイドメンバ10の対向間に配置されている。
このリヤフロアクロスメンバ14は、フランジ部14C
がリヤフロアパン16の底面に溶着されてリヤフロアパ
ン16とで閉断面を構成するとともに、リヤフロアサイ
ドメンバ10の車両幅方向内側に対向状態で配置されて
いる。またフランジ部14Cの長手方向端部に直角に下
方へ屈曲形成されたフランジ部14D及びこのフランジ
部14Dの下端から直角に屈曲されて車両幅方向へ延長
されかつ基部14Aの延長部をも兼ねるフランジ部14
Eがリヤフロアサイドメンバ10の基部10A及び車両
下方の脚部10Bにそれぞれ溶着されている。
がリヤフロアパン16の底面に溶着されてリヤフロアパ
ン16とで閉断面を構成するとともに、リヤフロアサイ
ドメンバ10の車両幅方向内側に対向状態で配置されて
いる。またフランジ部14Cの長手方向端部に直角に下
方へ屈曲形成されたフランジ部14D及びこのフランジ
部14Dの下端から直角に屈曲されて車両幅方向へ延長
されかつ基部14Aの延長部をも兼ねるフランジ部14
Eがリヤフロアサイドメンバ10の基部10A及び車両
下方の脚部10Bにそれぞれ溶着されている。
フランジ部14Eには車両前後方向に所定距離を隔てて
複数個の円穴15が穿設されており、リヤフロアサイド
メンバ10の車両下方に位置する脚部10Bに穿設され
た円穴11と対応するようになっている。フランジ部1
4Eの下側にはプレート18がリヤフロアクロスメンバ
14のフランジ部14Cと平行に配置されている。
複数個の円穴15が穿設されており、リヤフロアサイド
メンバ10の車両下方に位置する脚部10Bに穿設され
た円穴11と対応するようになっている。フランジ部1
4Eの下側にはプレート18がリヤフロアクロスメンバ
14のフランジ部14Cと平行に配置されている。
プレート18の車両外側端部には円穴20がフランジ部
14Eの円穴15と対応するように穿設されており、円
穴20に車両下方からボルト22が挿入されている。ボ
ルト22の脚部22Aは円穴15、11を貫通してナツ
ト13に螺合されており、これによってプレート18が
フランジ部14Eをリヤフロアサイドメンバ10に共締
めしている。
14Eの円穴15と対応するように穿設されており、円
穴20に車両下方からボルト22が挿入されている。ボ
ルト22の脚部22Aは円穴15、11を貫通してナツ
ト13に螺合されており、これによってプレート18が
フランジ部14Eをリヤフロアサイドメンバ10に共締
めしている。
また、車両上方の脚部10Bには、リヤフロアパン16
の車両幅方向端部が溶着されている。
の車両幅方向端部が溶着されている。
リヤフロアクロスメンバ14のフランジ部14Cの端部
は幅広になっており、その略中央に一対の円穴24が穿
設されている。この円穴24と同軸にリヤフロアパン1
6にも一対の円穴26が穿設されている。
は幅広になっており、その略中央に一対の円穴24が穿
設されている。この円穴24と同軸にリヤフロアパン1
6にも一対の円穴26が穿設されている。
前記一対のリヤフロアサイドメンバ10の対向間には、
リヤサスペンシヨンメンバ28が車体幅方向に沿って配
置されており、このリヤサスペンシヨンメンバ28は閉
断面構造となっている。
リヤサスペンシヨンメンバ28が車体幅方向に沿って配
置されており、このリヤサスペンシヨンメンバ28は閉
断面構造となっている。
リヤサスペンシヨンメンバ28の車両幅方向両端部は車
両前後方向に隔てて2股状とされ、この2股状先端部に
はマウント部としての一対のボデーマウントクツシヨン
30が軸心を垂直として支持されている。このボデーマ
ウントクツシヨン30を介してリヤサスペンシヨンメン
バ28がリヤフロアクロスメンバ14のフランジ部14
C及びプレート18に取付けられている。
両前後方向に隔てて2股状とされ、この2股状先端部に
はマウント部としての一対のボデーマウントクツシヨン
30が軸心を垂直として支持されている。このボデーマ
ウントクツシヨン30を介してリヤサスペンシヨンメン
バ28がリヤフロアクロスメンバ14のフランジ部14
C及びプレート18に取付けられている。
第5図に示される如く、リヤサスペンシヨンメンバ28
の中央部28Aには、長手方向が車両幅方向に沿って配
置された第1のリヤサスペンシヨンアーム46及び第2
のリヤサスペンシヨンアーム48の車両幅内側方向の端
部がそれぞれ軸方向が車両前後方向へ向けて配置された
ボルト52により軸支されている。また、第1のリヤサ
スペンシヨンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨン
アーム48の先端部には、車輪からの外力が加わるよう
になっており、この先端部はチヤツプマンストラツト5
4を介して車体に支持されている。従って、第1のリヤ
サスペンシヨンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨ
ンアーム48はボルト52を中心として上下方向に摺動
可能となっている。
の中央部28Aには、長手方向が車両幅方向に沿って配
置された第1のリヤサスペンシヨンアーム46及び第2
のリヤサスペンシヨンアーム48の車両幅内側方向の端
部がそれぞれ軸方向が車両前後方向へ向けて配置された
ボルト52により軸支されている。また、第1のリヤサ
スペンシヨンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨン
アーム48の先端部には、車輪からの外力が加わるよう
になっており、この先端部はチヤツプマンストラツト5
4を介して車体に支持されている。従って、第1のリヤ
サスペンシヨンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨ
ンアーム48はボルト52を中心として上下方向に摺動
可能となっている。
ボデーマウントクツシヨン30は、互いに同軸的な内筒
32及び外筒34と、内筒32及び外筒34の双方に固
着されて両者の間に介在された円筒状のクツシヨンゴム
36と、を備え、外筒34がリヤサスペンシヨンメンバ
28に溶着されている。
32及び外筒34と、内筒32及び外筒34の双方に固
着されて両者の間に介在された円筒状のクツシヨンゴム
36と、を備え、外筒34がリヤサスペンシヨンメンバ
28に溶着されている。
内筒32には、車両上方からリヤフロアパン16の円穴
26及びリヤフロアクロスメンバ14の円穴24を介し
て軸部材としてのボルト27の脚部27Aが挿入されて
いる。さらにボルト27の脚部27Aは、プレート18
に円穴24、26に対応して穿設された円穴38から車
両下方に突出しており、車両下方からナツト39が螺合
されている。すなわち内筒32の上下端部がボルト27
の締結によりリヤフロアクロスメンバ14のフランジ部
14Cとプレート18により挟持されることにより、ボ
デーマウントクツシヨン30がクロスメンバ14のフラ
ンジ部14Cとプレート18間に支持されている。
26及びリヤフロアクロスメンバ14の円穴24を介し
て軸部材としてのボルト27の脚部27Aが挿入されて
いる。さらにボルト27の脚部27Aは、プレート18
に円穴24、26に対応して穿設された円穴38から車
両下方に突出しており、車両下方からナツト39が螺合
されている。すなわち内筒32の上下端部がボルト27
の締結によりリヤフロアクロスメンバ14のフランジ部
14Cとプレート18により挟持されることにより、ボ
デーマウントクツシヨン30がクロスメンバ14のフラ
ンジ部14Cとプレート18間に支持されている。
リヤフロアクロスメンバ14のフランジ部14Cと内筒
32との間には、ボルト27の脚部27Aへ挿入された
アツパストツパ40が嵌挿されている。
32との間には、ボルト27の脚部27Aへ挿入された
アツパストツパ40が嵌挿されている。
アツパストツパ40は円板部40Aの上面がフランジ部
14Cに当接され、円板部40Aの下面周縁に接合され
た環状のクツシヨンゴム42が外筒34の上端部の半径
方向内側に向けて設けられたフランジ部34Aと僅かな
間隙を隔てて対向している。
14Cに当接され、円板部40Aの下面周縁に接合され
た環状のクツシヨンゴム42が外筒34の上端部の半径
方向内側に向けて設けられたフランジ部34Aと僅かな
間隙を隔てて対向している。
外筒34の下端部には半径方向外側に向けてフランジ部
34Bが設けられており、フランジ部34Bとプレート
18の上面との間にはクツシヨンゴム36の下端部に形
成された大径部36Aが介在している。
34Bが設けられており、フランジ部34Bとプレート
18の上面との間にはクツシヨンゴム36の下端部に形
成された大径部36Aが介在している。
従って、ボデーマウントクツシヨン30の外筒34はリ
ヤサスペンシヨンメンバ28とともにクツシヨンゴム3
6及びクツシヨンゴム42の弾性力に抗して若干量上下
動可能となっている。
ヤサスペンシヨンメンバ28とともにクツシヨンゴム3
6及びクツシヨンゴム42の弾性力に抗して若干量上下
動可能となっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
リヤサスペンシヨンメンバ28がボデーマウントクツシ
ヨン30及びボルト27によって、リヤフロアサイドメ
ンバ10の下部に固着されたプレート18とリヤフロア
クロスメンバ14のフランジ部14Cとに連結される。
すなわち、リヤサスペンシヨンメンバ28は、リヤフロ
アサイドメンバ10及びリヤフロアクロスメンバ14の
2つの車体強度部材に連結されることになり、連結部の
剛性が高くなる。
ヨン30及びボルト27によって、リヤフロアサイドメ
ンバ10の下部に固着されたプレート18とリヤフロア
クロスメンバ14のフランジ部14Cとに連結される。
すなわち、リヤサスペンシヨンメンバ28は、リヤフロ
アサイドメンバ10及びリヤフロアクロスメンバ14の
2つの車体強度部材に連結されることになり、連結部の
剛性が高くなる。
従って、連結部の剛性を高めることができ、これによっ
て振動や騒音の発生を低減することができる。
て振動や騒音の発生を低減することができる。
またこの場合、ボデーマウントクツシヨン30はリヤフ
ロアサイドメンバ10の車両幅方向内に配置されるた
め、従来のリヤフロアサイドメンバ10の下方に配置さ
れる場合と比較して取付けスペースが広くクツシヨンゴ
ム36及びクツシヨンゴム42を厚くすることができる
とともに高くすることができる。従って、ボデーマウン
トクツシヨン30でのリヤサスペンシヨンメンバ28の
振動吸収力が向上し、振動や騒音の発生を低減すること
ができるとともに、クツシヨンゴム36及びクツシヨン
ゴム42の耐久性が向上しボデーマウントクツション3
0の耐久性を向上させることができる。
ロアサイドメンバ10の車両幅方向内に配置されるた
め、従来のリヤフロアサイドメンバ10の下方に配置さ
れる場合と比較して取付けスペースが広くクツシヨンゴ
ム36及びクツシヨンゴム42を厚くすることができる
とともに高くすることができる。従って、ボデーマウン
トクツシヨン30でのリヤサスペンシヨンメンバ28の
振動吸収力が向上し、振動や騒音の発生を低減すること
ができるとともに、クツシヨンゴム36及びクツシヨン
ゴム42の耐久性が向上しボデーマウントクツション3
0の耐久性を向上させることができる。
さらに、上記構成においては、第1のリヤサスペンシヨ
ンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨンアーム48
に加わる力はリヤサスペンシヨンメンバ28を介して伝
達されるが、第1のリヤサスペンシヨンアーム46及び
第2のリヤサスペンシヨンアーム48は上下に揺動可能
であるため、リヤサスペンシヨンメンバ28は前後左右
方向の力のみを支持すればよい。この前後左右方向の力
は内筒32を介してリヤフロアクロスメンバ14のフラ
ンジ部14Cとプレート18に加わり、前後左右方向の
力によって生ずる曲げ力は極めて小さく、主として剪断
力として作用するのでボルト22、27の締付け部は板
合わせ構造となっていても充分な強度を確保できる。
ンアーム46及び第2のリヤサスペンシヨンアーム48
に加わる力はリヤサスペンシヨンメンバ28を介して伝
達されるが、第1のリヤサスペンシヨンアーム46及び
第2のリヤサスペンシヨンアーム48は上下に揺動可能
であるため、リヤサスペンシヨンメンバ28は前後左右
方向の力のみを支持すればよい。この前後左右方向の力
は内筒32を介してリヤフロアクロスメンバ14のフラ
ンジ部14Cとプレート18に加わり、前後左右方向の
力によって生ずる曲げ力は極めて小さく、主として剪断
力として作用するのでボルト22、27の締付け部は板
合わせ構造となっていても充分な強度を確保できる。
本考案は上記構成としたため、連結部の剛性を高めるこ
とができるともにマウント部を大きくでき、これによっ
て振動や騒音の発生を低減するとともにマウント部の耐
久性を向上させることができる優れた効果を有する。
とができるともにマウント部を大きくでき、これによっ
て振動や騒音の発生を低減するとともにマウント部の耐
久性を向上させることができる優れた効果を有する。
第1図は本考案の実施例に係るリヤサスペンシヨンメン
バ取付構造の概略斜視図、第2図はこの取付構造の平面
図、第3図は第2図III−III線断面図、第4図はこの取
付構造の一部破断した分解斜視図、第5図はリヤサスペ
ンシヨンの概略斜視図である。 10……リヤフロアサイドメンバ、 12……リヤサイドパネル、 14……リヤフロアクロスメンバ、 16……リヤフロアパン、 18……プレート、 27……ボルト、 28……リヤサスペンシヨンメンバ、 30……ボデーマウントクツシヨン。
バ取付構造の概略斜視図、第2図はこの取付構造の平面
図、第3図は第2図III−III線断面図、第4図はこの取
付構造の一部破断した分解斜視図、第5図はリヤサスペ
ンシヨンの概略斜視図である。 10……リヤフロアサイドメンバ、 12……リヤサイドパネル、 14……リヤフロアクロスメンバ、 16……リヤフロアパン、 18……プレート、 27……ボルト、 28……リヤサスペンシヨンメンバ、 30……ボデーマウントクツシヨン。
Claims (1)
- 【請求項1】車両前後方向にフランジ部が形成され車両
幅方向へ延びるリヤフロアクロスメンバを、閉断面を形
成して車両前後方向へ延びるリヤフロアサイドメンバの
車両幅方向内側に対向状態で結合するとともに、前記リ
ヤフロアサイドメンバの下部に板材を接合してこの板材
を前記リヤフロアクロスメンバのフランジ部の下方へ延
長し、該延長部とリヤフロアクロスメンバの前記フラン
ジ部とに上下両端部が支持されるマウントでリヤサスペ
ンシヨンメンバを支持したことを特徴とするリヤサスペ
ンシヨンメンバ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14625288U JPH0624307Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | リヤサスペンシヨンメンバ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14625288U JPH0624307Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | リヤサスペンシヨンメンバ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265680U JPH0265680U (ja) | 1990-05-17 |
JPH0624307Y2 true JPH0624307Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31415567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14625288U Expired - Lifetime JPH0624307Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | リヤサスペンシヨンメンバ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624307Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH061268A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | Toyota Motor Corp | リヤアンダボデー構造 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP14625288U patent/JPH0624307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0265680U (ja) | 1990-05-17 |
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