JPH06242842A - 安定化電源回路 - Google Patents

安定化電源回路

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JPH06242842A
JPH06242842A JP2580893A JP2580893A JPH06242842A JP H06242842 A JPH06242842 A JP H06242842A JP 2580893 A JP2580893 A JP 2580893A JP 2580893 A JP2580893 A JP 2580893A JP H06242842 A JPH06242842 A JP H06242842A
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JP
Japan
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voltage
output
power supply
power source
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2580893A
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English (en)
Inventor
多津彦 ▲まつ▼本
Tatsuhiko Matsumoto
Tomizo Terasawa
富三 寺澤
Hironori Kami
浩則 上
Kazunori Kidera
和憲 木寺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力電源電圧が大きく変動しても安定な電圧・
電流を供給できる安定化電源回路をIC化に適した回路
構成て実現する。 【構成】基準電圧Vcを発生させるための基準電源K
と、入力電源電圧Vinを定電圧化して基準電源Kに供
給する入力電源安定化回路と、入力電源安定化回路から
出力端子への出力電流を制御する出力電流制御用のトラ
ンジスタTr1と、出力端子に得られる出力電圧Vou
tを分圧する電圧分圧素子R2,R3と、基準電源Kか
ら出力される基準電圧Vcと電圧分圧素子R2,R3に
より得られる出力電圧Voutに比例する検出電圧Vr
とを比較して出力端子に得られる出力電圧Voutが安
定化するように前記トランジスタTr1を制御する増幅
器Aとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定化電源回路に関す
るものであり、特に、入力電圧が変動しても、基準電源
等に安定な電圧を供給し、かつ出力電圧を一定に保つ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電源回路の回路図である。
入力電圧Vinは抵抗R1を介してコンデンサC1に印
加されている。コンデンサC1の両端には、基準電源K
が接続されており、基準電圧Vcを発生させている。コ
ンデンサC1の負極は接地されており、正極はNPN型
トランジスタTr1のコレクタに接続されている。NP
N型トランジスタTr1のベースには、基準電圧Vcが
印加されており、エミッタには出力電圧Vout=Vc
−Vbeが得られる。ここで、VbeはNPN型トラン
ジスタTr1のベース・エミッタ間電圧である。入力電
圧変動は抵抗R1とコンデンサC1で吸収するようにな
っている。また、出力電圧変動を抑制するために、アイ
ドリング電流を流すための抵抗R0が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、入
力電圧変動を吸収するのに、抵抗R1とコンデンサC1
を用いているが、電圧変動を小さくするには、コンデン
サC1の大容量化が必要であり、IC化する場合には、
外付け部品として大きなコンデンサが必要になるという
問題があった。また、コンデンサC1の電圧変動によっ
て基準電源Kの入力電圧が変動するため、基準電源Kか
ら出力される基準電圧Vcも変動し、出力電圧Vout
が安定しないという問題があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、入力電源電圧が大
きく変動しても安定な電圧・電流を供給できる安定化電
源回路をIC化に適した回路構成にて実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の安定化電源回路
にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示す
ように、基準電圧Vcを発生させるための基準電源K
と、入力電源電圧Vinを定電圧化して基準電源Kに供
給する入力電源安定化回路と、入力電源安定化回路から
出力端子への出力電流を制御する出力電流制御用のトラ
ンジスタTr1と、出力端子に得られる出力電圧Vou
tを分圧する電圧分圧素子R2,R3と、基準電源Kか
ら出力される基準電圧Vcと電圧分圧素子R2,R3に
より得られる出力電圧Voutに比例する検出電圧Vr
とを比較して出力端子に得られる出力電圧Voutが安
定化するように前記トランジスタTr1を制御する増幅
器Aとを有することを特徴とするものである。
【0006】ここで、前記入力電源安定化回路は、図2
に示すように、入力電源電圧Vinを抵抗Rsを介して
定電圧素子に印加し、定電圧素子に発生する定電圧Vb
を基準として入力電源を安定化させる入力電流制御用の
トランジスタTr2を備えることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、出力電圧Voutが変動した
ときに、これを電圧分圧素子R2,R3で分圧すること
により得られた検出電圧Vrを基準電源Kから得られた
電圧Vcと比較して、出力電圧Voutが安定化するよ
うに、出力電流制御用のトランジスタTr1を制御して
いるので、入力電圧Vinの変動に関わらず出力電圧V
outの安定化を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図であり、図
3に示した従来例と比較すると、出力電圧Voutを印
加される抵抗R0を、抵抗R2,R3の直列回路で置き
換えて、その分圧点に得られる電圧VrをオペアンプA
の反転入力端子に印加し、基準電源Kから出力される基
準電圧VcをオペアンプAの非反転入力端子に印加し、
オペアンプAの出力端子に得られる電圧をNPN型トラ
ンジスタTr1のベースに印加した点が異なる。以上の
抵抗R2,R3及びオペアンプAにより出力電圧Vou
tの電圧補正回路を構成している。抵抗R2,R3の分
圧点に得られる電圧はVr=Vout・{R3/(R2
+R3)}となり、この電圧Vrと基準電圧Vcを比較
して、Vr≧VcであればオペアンプAの出力電圧が低
下してトランジスタTr1は高インピーダンス状態に移
行し、反対に、Vr<VcであればトランジスタTr1
は低インピーダンス状態に移行する。これにより、出力
電圧Voutの変動を抑制することができる。また、出
力端子にマイクロコンピュータ等が接続されている場合
には、その電流ドライブ時に電圧降下を起こすことがあ
るが、その電圧降下を抑制できるものである。
【0009】図2は本発明の他の実施例の回路図であ
る。以下、その回路構成について説明する。入力電圧V
inが印加された入力端子はNPN型トランジスタTr
2のコレクタに接続されると共に、抵抗Rsを介してト
ランジスタTr2のベース及びダイオードDiのアノー
ドに接続されている。ダイオードDiは複数個が直列に
接続されてダイオードアレイを構成しており、その順方
向電圧効果をVf、直列個数をN個とすると、N×Vf
の電圧降下を生じる。ダイオードアレイの他端には、ツ
ェナーダイオードZDiのカソードが接続されており、
ツェナーダイオードZDiのアノードは接地されてい
る。ツェナーダイオードZDiのツェナー電圧をVzと
すると、NPN型トランジスタTr2のベース電位はV
b=N×Vf+Vzとなる。また、トランジスタTr2
のベース・エミッタ間電圧をVbe2とすると、トラン
ジスタTr2のエミッタ電位はVe=Vb−Vbe2と
なる。この電圧Veが基準電源Kに印加されるので、基
準電源Kの入力電圧は安定している。したがって、基準
電源Kから出力される基準電圧Vcも安定している。
【0010】次に、NPN型トランジスタTr1のコレ
クタはトランジスタTr2のエミッタに接続されてお
り、コレクタは出力端子に接続されており、ベースはオ
ペアンプAの出力端子に接続されている。オペアンプA
の非反転入力端子には基準電源Kから出力される基準電
圧Vcが印加されており、反転入力端子には、出力端子
に得られる出力電圧Voutを抵抗R2,R3により電
圧した電圧Vrが印加されている。
【0011】この図2に示す回路は、入力電圧Vinの
変動をトランジスタTr2で吸収して安定化させること
により、出力電圧補正回路と基準電源Kに供給する電圧
Veの安定を図ったものであり、電圧変動量が大きかっ
たり、変動速度が速いときなどに使用すると、特に効果
的である。また、ダイオードDiの直列アレイとツェナ
ーダイオードZDiの温度特性は相殺し合う関係にある
ので、周囲温度の変動に対しても電圧Veは安定したも
のとなる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、出力電圧
を分圧して得られた検出電圧と、基準電源により発生さ
せた基準電圧とを比較して出力電圧が安定化するように
出力電流制御用のトランジスタを制御しているので、入
力電圧の変動に関係なく、出力電圧を安定化することが
できるという効果があり、また、容量の大きなコンデン
サを使用せずに、電圧変動の補償を行えることから、I
C化に適しているという利点がある。また、請求項2記
載の発明によれば、入力電圧を抵抗を介して定電圧素子
に印加し、この定電圧素子に得られる定電圧により基準
電源に供給される電圧を安定化させる入力電流制御用の
トランジスタを設けたので、入力電圧の変動が大きい場
合にも、基準電源が発生する基準電圧の変動を少なくす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】従来例の回路図である。
【符号の説明】
A オペアンプ(演算増幅器) Tr1 NPN型トランジスタ Tr2 NPN型トランジスタ Rs 抵抗 R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 C1 コンデンサ Di ダイオード ZDi ツェナダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木寺 和憲 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を発生させるための基準電源
    と、入力電源電圧を定電圧化して基準電源に供給する入
    力電源安定化回路と、入力電源安定化回路から出力端子
    への出力電流を制御する出力電流制御用のトランジスタ
    と、出力端子に得られる出力電圧を分圧する電圧分圧素
    子と、基準電源から出力される基準電圧と電圧分圧素子
    により得られる出力電圧に比例する検出電圧とを比較し
    て出力端子に得られる出力電圧が安定化するように前記
    トランジスタを制御する増幅器とを有して成る安定化電
    源回路。
  2. 【請求項2】 前記入力電源安定化回路は、入力電源
    電圧を抵抗を介して定電圧素子に印加し、定電圧素子に
    発生する定電圧を基準として入力電源を安定化させる入
    力電流制御用のトランジスタを備えることを特徴とする
    請求項1記載の安定化電源回路。
JP2580893A 1993-02-15 1993-02-15 安定化電源回路 Pending JPH06242842A (ja)

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JP2580893A JPH06242842A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 安定化電源回路

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JP2580893A JPH06242842A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 安定化電源回路

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JPH06242842A true JPH06242842A (ja) 1994-09-02

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