JP3091520B2 - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JP3091520B2 JP03145483A JP14548391A JP3091520B2 JP 3091520 B2 JP3091520 B2 JP 3091520B2 JP 03145483 A JP03145483 A JP 03145483A JP 14548391 A JP14548391 A JP 14548391A JP 3091520 B2 JP3091520 B2 JP 3091520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バンドギャップ回路
を用いた定電圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電子回路に対して基準電圧を
付与する手段としてバンドギャップ回路を利用した定電
圧回路が用いられている。例えば、図3は、この種の定
電圧回路を示す。即ち、この定電圧回路は、基準電圧を
発生させるバンドギャップ回路2、バンドギャップ回路
2が出力する定電圧のエラー電圧を検出するエラー検出
回路4及び出力回路6を備えている。
【0003】バンドギャップ回路2には、抵抗21、ト
ランジスタ22、ダイオード23、24及び抵抗25か
らなる直列回路とともに、抵抗26、ダイオード27、
28、29の直列回路が並設され、トランジスタ22の
ベースにはダイオード27、28、29によって形成さ
れたバイアス電圧が加えられている。そして、このバン
ドギャップ回路2には出力回路6の抵抗61を通して電
源が接続され、電源端子10には電源電圧Vccが加え
られている。抵抗21の値はトランジスタ22のベース
・コレクタが同電位になるように設定する。このバンド
ギャップ回路2において、トランジスタ22を通してダ
イオード23、24及び抵抗25側に流れる電流を
1 、ダイオード27、28、29側に流れる電流をI
2 、抵抗21、25の抵抗値をR1 、R2 、ダイオード
27、28、29をトランジスタで構成するものとし、
そのベース・エミッタ間電圧を
【外1】 とするとき、バンドギャップ回路2から出力される定電
圧Vregは、
【0004】
【数1】
【0005】となる。ただし、電流I1 、I2 の大小関
係はI2 >I1 に設定され、kはボルツマン定数、qは
電子の電荷量、Tは温度であり、kT/qは定数であ
る。このバンドギャップ回路2では、抵抗21、25、
26の値を適当に選ぶことで、出力される定電圧Vre
gが持つ温度係数を零にすることができる。
【0006】エラー検出回路4には、エミッタを共通に
接続した一対のトランジスタ41、42からなる差動回
路が設置されており、この差動対を成す各トランジスタ
41、42のエミッタ側には差動対に動作電流を流すト
ランジスタ43が直列に接続され、このトランジスタ4
3のベース・エミッタ間にはバンドギャップ回路2のダ
イオード29が接続されている。ダイオード29及びト
ランジスタ43は、カレントミラー回路を構成してお
り、電流I2 がトランジスタ43に流れ、これが差動回
路の動作電流となっている。そして、トランジスタ41
のベースには、抵抗21の電流I1 による電圧降下、即
ち、トランジスタ22のコレクタ電圧が加えられ、ま
た、トランジスタ42のベースにはトランジスタ22の
ベース電圧が加えられて差動回路によって比較され、ト
ランジスタ22のベース電圧とコレクタ電圧との間のエ
ラー電圧が検出される。即ち、差動回路のトランジスタ
41、42にはエラー電圧の増減に応じた電流が流れ
る。この場合、トランジスタ22のコレクタ電圧がその
ベース電圧より高い場合には、トランジスタ41側にエ
ラー電圧に応じた電流が流れる。トランジスタ41、4
2のコレクタと電源ライン18との間には能動負荷とし
てカレントミラー回路を構成するトランジスタ44、4
5が接続されており、エラー電圧に応じた電流がトラン
ジスタ41、45のコレクタ側から取り出される。
【0007】そして、出力回路6には抵抗61とともに
トランジスタ62、63が設置され、各トランジスタ6
2、63はダーリントン接続され、トランジスタ62の
ベースはトランジスタ41、45のコレクタに接続され
ている。そこで、トランジスタ41にエラー電圧を表す
電流が流れる場合、その電流はトランジスタ62のベー
ス側から引かれ、トランジスタ62にはエラー電圧に応
じたベース電流が流れる。このトランジスタ41に流れ
る電流は、トランジスタ62、63の電流増幅率倍され
て抵抗61を通して電源側から接地側に放流される。こ
のとき、抵抗61にはトランジスタ63に流れる電流に
応じた電圧降下が生じ、その分だけ定電圧Vregが低
下する。また、トランジスタ41が遮断状態にあるとき
は、トランジスタ62が非導通となり、トランジスタ6
3も非導通となるので、抵抗61にはバンドギャップ回
路2側を通して電流が流れることになる。このようなエ
ラー電圧によって抵抗61に流れる電流を制御すること
により、出力端子12から取り出される定電圧Vreg
の安定化が図られるのである。
【0008】次に、図4は、バンドギャップ回路を用い
た従来の他の定電圧回路を示す。この定電圧回路では、
出力回路6にトランジスタ62、63に加え、抵抗64
及びトランジスタ66を図3の抵抗61に代えて設置し
たものであり、トランジスタ62のエミッタを電源ライ
ンに直結した構成が取られている。このような定電圧回
路においても、出力端子12から取り出すべき定電圧V
regの安定化が同様に図られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
た定電圧回路では、抵抗61に負荷電流が流れ、その電
力が大きいため、抵抗61は集積回路の外付けとなるこ
と、安定化のためにトランジスタ63に流れる電流が無
効電流となること、しかも、この無効電流が大きいため
トランジスタ63に大容量のものが必要となること等の
不都合がある。また、図4に示した定電圧回路では、出
力回路6に設置されているトランジスタ63、66がN
PN型トランジスタで構成されるため、得るべき定電圧
Vregが電源電圧Vcc−ベース・エミッタ間電圧V
f以上にならないこと、図3に示した定電圧回路と同様
にトランジスタ63に大きな無効電流が流れること等の
不都合がある。また、何れの定電圧回路も定電圧Vre
gの立ち上がりに電源電圧Vccが高いことが必要であ
る。そして、各定電圧回路では、図5に示すように、V
reg−Vcc特性において、温度をT1(=50
℃)、T2 (=75℃)、T3 (=25℃)、T4 (=
−5℃)、T5 (=−25℃)の温度下においてはその
温度によって特性が大幅に変化する欠点がある。
【0010】そこで、この発明は、電源電圧に対する定
電圧出力の安定化とともに温度特性を改善した定電圧回
路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の定電圧回路
は、バンドギャップ回路(2)を用いて定電圧(定電圧
Vreg)出力を発生する定電圧回路であって、前記バ
ンドギャップ回路が発生した定電圧と設定値との間のエ
ラー電圧を検出するエラー検出回路(4)と、このエラ
ー検出回路からエラー電圧を表す電流を受け、この電流
に応じた電流を発生して前記バンドギャップ回路に帰還
する出力回路(6)と、電源電圧(Vcc)を受けて複
数のダイオード(803〜807)によって一定のバイ
アス電圧を発生するバイアス回路とともに、このバイア
ス回路によって起動時に導通する第1のトランジスタ
(801)が設置され、この第1のトランジスタの導通
電流又は前記出力回路で得られた電流を受けて前記エラ
ー検出回路に動作電流を流す第2のトランジスタ(80
9)を備えた起動回路(8)とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】バンドギャップ回路は、電源の立上り時、起動
回路からの起動電流の流れ込みによって起動され、起動
回路を通して加えられる電源電圧Vccによって駆動さ
れる。このバンドギャップ回路によって得られる定電圧
Vregは、数1で示した通りである。このバンドギャ
ップ回路における定電圧と設定値との間の誤差であるエ
ラー電圧はエラー検出回路における差動回路を通じて検
出され、差動回路にはエラー電圧を表す電流が流れる。
この電流はエラー検出回路から出力回路に流れ、出力回
路を通して定電圧を安定化させる電流としてバンドギャ
ップ回路側に帰還される。
【0013】電源電圧の立上り時、電源電圧(Vcc)
を受けてバイアス電圧が加えられるため、第1のトラン
ジスタ(801)が導通する。この第1のトランジスタ
の導通電流を受け、第2のトランジスタ(809)を通
してエラー検出回路(4)には動作電流が供給される。
この結果、エラー検出回路が動作し、定電圧出力が立ち
上がる。この定電圧出力が立ち上がると、電源電圧を受
けて複数のダイオード(803〜807)からなるバイ
アス回路を通して一定のバイアス電圧が加えられている
第1のトランジスタ(801)は遮断状態となる。した
がって、定電圧出力には第1のトランジスタが影響を及
ぼすことはない。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の定電圧回路の一実施例を
示す。この定電圧回路には、基準電圧を形成するバンド
ギャップ回路2、エラー検出回路4、出力回路6及び起
動回路8が設置されている。バンドギャップ回路2に
は、定電圧出力ライン14と基準電位点を成す接地ライ
ン16との間に抵抗21、トランジスタ22、ダイオー
ド23、24及び抵抗25からなる直列回路が設置され
ているとともに抵抗26及びダイオード27、28、2
9からなる直列回路が設置されている。抵抗26及びダ
イオード27、28、29からなる直列回路はトランジ
スタ22に対するバイアス回路を構成しており、抵抗2
6とダイオード27の接続点に発生する電圧がトランジ
スタ22のベースに加えられている。トランジスタ22
を通してダイオード23、24側に流れる電流をI1
ダイオード27、28、29側に流れる電流をI2 とす
れば、トランジスタ22のベース電圧は、ダイオード2
7、28、29のダイオード電圧
【外2】 、即ち、トランジスタ22のベース・エミッタ間電圧を
【外1】とすると、3
【外1】(=3
【外2】)で与えられる。また、トランジスタ22のコ
レクタ電圧は、抵抗21の抵抗値をR1 とするとき、抵
抗21の電圧降下R1 ・I1 で与えられる。したがっ
て、このバンドギャップ回路2では、定電圧Vregを
得るため、トランジスタ22のベース電圧とコレクタ電
圧とを等しく設定する。
【0015】エラー検出回路4は、バンドギャップ回路
2におけるエラー電圧、即ち、トランジスタ22のベー
ス電圧とコレクタ電圧との差電圧を求めるために設置さ
れたものである。このエラー検出回路4には、エミッタ
を共通に接続した一対のトランジスタ401、402か
らなる差動回路400が設置されており、トランジスタ
401のベースにはトランジスタ22のベースが接続さ
れてそのベース電圧、トランジスタ402のベースには
トランジスタ22のコレクタが接続されてそのコレクタ
電圧が加えられている。トランジスタ401、402の
エミッタと接地ライン16との間には差動回路400に
動作電流を流す手段としてトランジスタ403及び抵抗
404の直列回路が接続されており、トランジスタ40
3には起動回路8側からベース電流が与えられている。
そして、トランジスタ402のコレクタには、電源ライ
ン14が直結されて電源電圧Vccが加えられ、また、
トランジスタ401のコレクタと電源ライン14との間
には抵抗405、ダイオード406及びトランジスタ4
07が直列に接続され、トランジスタ407はベース・
コレクタが共通化、即ち、ダイオード接続されている。
この抵抗405、ダイオード406及びトランジスタ4
07は、差動回路400の能動負荷を構成しており、ト
ランジスタ401に流れる電流、即ち、エラー電圧に応
じた電流を取り出す電流取出手段を構成している。
【0016】そして、起動回路8は、バンドギャップ回
路2を起動するとともに、エラー検出回路4に動作電流
を流す。この起動回路8には、電源ライン14と定電圧
出力ライン16との間に第1のトランジスタ801が設
置されており、このトランジスタ801のベースには、
電源ライン14と接地ライン16との間に直列に接続さ
れた抵抗802及びダイオード803、804、80
5、806、807からなるバイアス回路を通して一定
のバイアス電圧が加えられている。この場合、バイアス
電圧は複数のダイオード803、804、805、80
6、807の順方向降下電圧によって形成されている。
そして、定電圧出力ライン14と接地ライン16との間
には、抵抗808、第2のトランジスタ809及び抵抗
810の直列回路が接続されており、トランジスタ80
9はベース・コレクタ間が共通に接続され、そのベース
・コレクタにトランジスタ403のベースが接続されて
いる。即ち、トランジスタ403、809はカレントミ
ラー回路を構成するとともに、抵抗808、トランジス
タ809及び抵抗810の直列回路は、トランジスタ4
03に対するバイアス回路を構成しており、定電圧Vr
egを受けて一定のバイアス電圧を発生する。
【0017】また、出力回路6は、エラー検出回路4の
出力を受けて取り出すべき定電圧Vregの安定化を図
る手段である。この出力回路6は、ベースがトランジス
タ407のベース・コレクタと共通化されたトランジス
タ601とともに、定電圧出力ライン14と電源ライン
18との間に接続されたトランジスタ602を備えてい
る。トランジスタ601のエミッタはトランジスタ60
2のベースに接続され、トランジスタ602のベース電
流はトランジスタ601によって与えられる。トランジ
スタ601はトランジスタ407とカレントミラー回路
を構成しており、エラー電圧に応じた電流、即ち、トラ
ンジスタ407を通して得られる電流がトランジスタ6
01に供給される結果、トランジスタ602にはエラー
電圧の増減に対応し、その増減を抑制する電流が流れ
る。
【0018】以上の構成に基づいて、動作を説明する。
図示しない電源スイッチを投入し、電源電圧Vccを立
ち上げると、起動回路8の抵抗802及びダイオード8
03〜807からなるバイアス回路が一定のバイアス電
圧を発生し、このバイアス電圧によってトランジスタ8
01が導通する。このトランジスタ801を通して抵抗
808、トランジスタ809及び抵抗810に電流が流
れ、この電流に応じた動作電流がトランジスタ403を
通じて差動回路400に供給される。同時に、トランジ
スタ801を通してバンドギャップ回路2にも動作電流
が流れ、バンドギャップ回路2が起動し、定電圧Vre
gが出力端子12に現れる。そして、トランジスタ80
1のベース電圧は、ダイオード803〜807の順方向
降下電圧5
【外2】にクランプされ、この電圧5
【外2】は定電圧Vregより低い値であるため、トラ
ンジスタ801は、起動開始後、遮断状態となる。
【0019】ここで、定電圧Vregは、数1で与えら
れ、この数1において、定電圧Vregが設定値のと
き、I2 /I1 =Sとすると、定電圧Vregが設定値
より高くなると、I2 /I1 >Sとなり、トランジスタ
402のベース電圧が高くなる。また、定電圧Vreg
が設定値より低くなると、I2 /I1 <Sとなり、トラ
ンジスタ402のベース電圧が低くなる。
【0020】このような定電圧Vregと設定値との間
に発生するエラー電圧がエラー検出回路4によって検出
される。即ち、トランジスタ402のベース電圧が高く
なるときトランジスタ402が導通し、また、トランジ
スタ401のベース電圧が高くなるときトランジスタ4
01が導通し、トランジスタ401に流れる電流がトラ
ンジスタ407に流れる。トランジスタ407に流れる
電流はカレントミラー効果によってトランジスタ601
に流れ、このトランジスタ601を通してトランジスタ
602のベース電流が与えられる。トランジスタ601
に流れる電流はトランジスタ602の電流増幅率倍され
てトランジスタ602に流れ、この電流が起動回路18
の抵抗808、トランジスタ809及び抵抗810に流
れる結果、トランジスタ809、403によるカレント
ミラー効果を通して差動回路400の動作電流となる。
また、トランジスタ602に流れる電流はバンドギャッ
プ回路2にも定電圧出力ライン14側から供給される。
この結果、定電圧Vregの安定化が図られ、設定値の
定電圧Vregを得ることができるのである。
【0021】このような動作が得られる定電圧回路の特
徴を列挙すれば次の通りである。 a.電源電圧Vccに対する定電圧Vregの安定化範
囲の拡大を図ることができる。即ち、起動回路8におけ
るバイアス回路は、抵抗802及びダイオード803〜
807で構成され、トランジスタ801のベース電圧が
ダイオード803〜807の積み上げによる順方向降下
電圧5
【外2】で決定されており、電源電圧Vccの影響を受
けないため、定電圧Vregの安定化範囲が拡大され
る。 b.低い電源電圧Vccで定電圧Vregを立ち上げる
ことができる。定電圧Vregを立ち上げるには、トラ
ンジスタ403が動作状態になることが不可欠である
が、トランジスタ403が動作する電圧はVcc=2
【外2】+αであり、αは抵抗808、810の電圧降
下分であって、極めて低い電源電圧Vccで定電圧Vr
egを発生させることができる。 c.定電圧Vregが立ち上がる電源電圧Vccの温度
特性による変化が小さくなる。定電圧Vregが立ち上
がる電圧条件がVcc=2
【外2】+αとなり、順方向降下電圧(トランジスタの
ベース・エミッタ間電圧)の影響が少なくなったため、
温度特性が改善される。図2は、定電圧Vregの減過
電圧特性を示し、各特性は、T1 (=50℃)、T
2 (=75℃)、T3 (=25℃)、T4 (=−5
℃)、T5 (=−25℃)の各温度下を示す。この特性
から明らかなように、温度変化に無関係に安定した定電
圧Vregが得られる。 d.この定電圧回路は、従来回路のような無効電流が少
なく、電力損失の少ない高効率化を図ることができる。 e.この定電圧回路は、単一の半導体集積回路で構成す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電源電圧に対する定電圧出力の安定化範囲が広くな
るとともに、低い電源電圧によって定電圧を立上げるこ
とができ、定電圧の温度係数を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の定電圧回路の実施例を示す回路図で
ある。
【図2】図1に示した定電圧回路の動作特性を示す図で
ある。
【図3】従来の定電圧回路を示す回路図である。
【図4】従来の定電圧回路を示す回路図である。
【図5】従来の定電圧回路の動作特性を示す図である。
【符号の説明】
2 バンドギャップ回路 4 エラー検出回路 6 出力回路 8 起動回路 801 第1のトランジスタ 803、804、805、806、807 ダイオード 809 第2のトランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドギャップ回路を用いて定電圧出力
    を発生する定電圧回路であって、前記バンドギャップ回
    路が発生した定電圧と設定値との間のエラー電圧を検出
    するエラー検出回路と、このエラー検出回路からエラー
    電圧を表す電流を受け、この電流に応じた電流を発生し
    て前記バンドギャップ回路に帰還する出力回路と、電源
    電圧を受けて複数のダイオードによって一定のバイアス
    電圧を発生するバイアス回路とともに、このバイアス回
    路によって起動時に導通する第1のトランジスタが設置
    され、この第1のトランジスタの導通電流又は前記出力
    回路で得られた電流を受けて前記エラー検出回路に動作
    電流を流す第2のトランジスタを備えた起動回路と、を
    備えたことを特徴とする定電圧回路。
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