JPH06242585A - 流体用容器 - Google Patents

流体用容器

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JPH06242585A
JPH06242585A JP3066093A JP3066093A JPH06242585A JP H06242585 A JPH06242585 A JP H06242585A JP 3066093 A JP3066093 A JP 3066093A JP 3066093 A JP3066093 A JP 3066093A JP H06242585 A JPH06242585 A JP H06242585A
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昌孝 永田
Satoru Hori
堀  哲
Takahiko Funabashi
孝彦 船橋
Yasuhisa Enomoto
泰久 榎本
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    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D23/104Handles formed separately
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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で運搬及び注液作業が容易で、使用後の
容器の減容化を図ることができる流体用容器を得る。 【構成】 キャップ22が螺合される口部12から、流
体が貯留される柔軟な薄肉の容器体10の底部18に渡
って厚肉の複数のリブ16が膜体28と一体成形されて
いる。薄肉の膜体28は、この硬質のリブ16によって
支えられ、流体の貯留空間を保持した状態で自立するこ
とができ、リブ16に把手30を取付けることで運搬及
び注液作業が容易になる。注液作業が完了し容器体14
が空の状態において、リブ16を重ね合わせるように押
し潰せば、膜体28が重なって密着するので、減容化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性を有する流体用
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】液体や粘性材等の流体を入れる容器に
は、容器自体の軽量化と空の状態での減容化を図るた
め、ポリエチレン等を素材とした薄肉の柔軟性のあるも
のが開発されている(実開昭63−123411号公報
参照)。
【0003】この容器は、柔軟性を有する容器本体と、
容器本体に比べて厚肉で硬質の口部とがブロー成形で一
体成形され、使用後、容器本体を折り畳むことができる
ようになっている。
【0004】しかしながら、容器本体が柔軟であると、
運搬時に流体の揺れによって容器本体の形状が変化して
持ち運びが容易でない。また、容器本体が薄肉であるの
で、把手を取付けることができない。このため、容器か
ら流体を注ぎ出す際、容器全体を抱えるようにして注液
作業を行なう必要があり、使用勝手が非常に悪い。さら
に、容器本体に流体を充填しても自立性がないため、ダ
ンボール箱等に詰めて収納する必要も生じてくる。
【0005】また、自動現像機の処理液等のような劇薬
物が充填される容器では、un規制(低温落下強度の規
制)及び劇毒物規制をクリアする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、軽量で運搬及び注液作業が容易で、使用後の容器
の減容化を図ることができる流体用容器を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の流体用
容器は、キャップが螺合される厚肉の口部と、前記口部
と一体成形され口部から注がれた流体が貯留される柔軟
な薄肉の容器体と、で構成される流体用容器において、
前記口部から前記容器体の底部に向かって延びる厚肉の
複数のリブが前記容器体に一体成形されたことを特徴と
している。
【0008】請求項2に記載の流体用容器は、前記複数
のリブの少なくとも一つへ、リブとの間に指を差し込む
ことができる把持空間を成形する硬質の把手を一体成形
したことを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の流体用容器は、前記容器
体の底部に前記口部の方向へ突出する凹部を成形したこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の流体用容器は、対面する
前記リブ及び前記容器体の底部に折れ筋を成形したこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成の流体用容器では、キャップが螺合さ
れる口部から、流体が貯留される柔軟な薄肉の容器体の
底部に渡って厚肉の複数のリブが容器体と一体成形され
ている。薄肉の容器体は、この硬質のリブによって支え
られ、流体の貯留空間を保持した状態で自立することが
できるので、収納が容易となる。また、この自立性は、
容器体の底部に口部の方向へ突出する凹部を成形するこ
とで、安定度が増す。さらに、いずれかのリブへ硬質の
把手を一体成形することで、持ち運び及び注液作業が容
易となる。
【0012】ここで、注液作業が完了し流体用容器が空
の状態において、リブを重ね合わせるように押し潰せ
ば、容器体の薄肉部分が折れ重なって密着し、減容化を
図ることができる。また、対面するリブ及び容器体の底
部に折れ筋を成形することで押し潰し作業が容易とな
る。
【0013】
【実施例】図1には、本実施例に係る流体用容器10が
示されている。この流体用容器10は、ブロー成形によ
って、口部12及び容器体14が一体成形されている。
このブロー成形は、加熱により軟化した低密度ポリエチ
レン(LDPE)のパリソンまたはシートを空気圧で膨
らませて金型内に密着させ、同時に冷却することによっ
て中空の流体用容器10を製造するものである。なお、
この金型には、口部12及びこの口部12から容器体1
4の角部に沿って配設されるリブ16が厚肉となるよう
な凹部が形成され、容器体14の底部18及び折れ筋2
0を形成する凸部とスリット等が形成されている。
【0014】このように、流体用容器10を低密度ポリ
エチレン(LDPE)等を素材として製造することによ
り、軽量化が図られる。このLDPEの密度は、好まし
くは0.940g/cc以上0.900g/cc以下
で、さらに好ましくは0.925g/cc以上0.90
5g/cc以下とするのがよい。また、流体用容器10
には、数100ミリリッターから数リッターの範囲の内
容積の流体を充填できる。例えば、2リッターから5リ
ッターの容器として使用される。
【0015】流体が注入される口部12は厚肉の円筒体
で硬質とされ、その上部の外周面にはキャップ22が螺
合する雄ねじ部24が形成されている。この口部12の
中間部には、外方に拡径する長円状のフランジ26が形
成され、キャップ22を締め付けあるいは開ける時、フ
ランジ26を支えて作業できるようになっている。
【0016】また、キャップ22としては、図1に示す
ような外蓋タイプで口部12の開口部を密閉してもよい
し、また、密閉性を向上させるために口部12の内側に
挿入される中栓が付いた中栓付キャップでもよい。な
お、外蓋タイプの材質としては、ポリエチレンや、高密
度ポリエチレン(HDPE)等を使用し、HDPEの密
度は、好ましくは0.940g/cc以上0.980g
/cc以下で、さらに好ましくは0.945g/cc以
上0.970g/cc以下とするのがよい。
【0017】また、中栓付キャップとした場合、容器体
14と同質の材料(LDPE)できるので、製造効率が
向上し、また、流体用容器10の回収、再利用において
便利である。
【0018】なお、口部12及びその近傍、さらにフラ
ンジ26の平均肉厚としては、好ましくは1〜4mm、
より好ましくは1〜3mm、特に好ましくは、1.2〜
2.5mmとするとよい。また、容器体14の平均肉厚
としては、0.1〜1.5mm、より好ましくは0.2
〜1.0mm、特に好ましくは、0.3〜0.7mmと
するとよい。さらに、口部12及びその近傍、さらにフ
ランジ26と容器体14の平均肉厚との差は、好ましく
は0.2mm以上、より好ましくは、0.5mm以上と
するとよい。
【0019】口部12の下端部からは、容器体14を構
成する膜体28を補強する4本のリブ16が、下斜め方
向へ延びさらに容器体14の底部18に向かって略垂直
に延設されている。このリブ16は、図2及び図3に示
すように、膜体28より厚肉で硬質に構成され、流体用
容器10を自立させるに十分な強度を有している。ま
た、図4に示すように、対面する一対のリブ16の外面
には、流体用容器10の高さ方向へ折れ筋21が形成さ
れている。なお、収納スペースを取らないように、容器
体14は断面が矩形状とされている。
【0020】また、図2に示される右側のリブ16の上
端付近は、容器体14の容積を減少させる方向へ屈曲さ
れている。この屈曲されたリブ16の上下の角部16
A、16Bには、厚肉で一端が湾曲した断面I状の把手
30が取付けられている(図4参照)。これによって、
リブ16の外面と把手30の間に指が差し込める把持空
間32が形成され、流体用容器10を容易に持ち運べる
ようになっている。また、この把手30は、流体用容器
10の外形より突出しない大きさとされ、収納時に邪魔
にならないようになっている。さらに、図4に示すよう
に、把手30が取付けられたリブ16は幅広とされ、大
きな強度を有している。
【0021】一方、膜体28は、口部12とリブ16が
構成する内部空間を包むように配設され、流体の貯留空
間を形成している。容器体14の底部18を構成する膜
体28には、口部12の方向へ突出する凹部23が形成
されている。この凹部23の中央部には、口部12の方
向へ凹む折れ筋20が、折れ筋21が形成された対面す
るリブ16を結ぶ線と直交するように形成されている。
ここで、この折れ筋20を詳しく説明すると、図5に示
すように、折れ筋20の凹部先端はV状にカットされ、
その両側の肩部は、平均的な凹部23の肉厚より厚肉と
されている。このため、故意に力を加えない限り、流体
用容器10は折れ筋20から折れ潰れることがない。
【0022】次に、本実施例に係る流体用容器10の機
能を説明する。図1〜図3に示されるように、流体用容
器10は、空の状態でも硬質のリブ16の働きによって
自立できるので、流体用容器10を支えることなく口部
12から注液が簡単にできる。流体が容器体14内に満
たされると、口部12にキャップ22が螺合されて密閉
される。このキャップ22の締め付け作業は、フランジ
26を支えて行なうので、容器体14が捩じれたりする
ことがない。
【0023】また、流体が注液された流体用容器10
は、把手30によって持ち運ぶことができるので、運搬
が容易となる。さらに、流体が注液された流体用容器1
0は、硬質のリブ16の働きで自立できるのであるが、
この自立性は、容器体14の底部に形成された凹部23
によって一層の安定度を増す。なお、把手30は流体用
容器10より張り出していないので、収納の邪魔になる
ことがない。
【0024】さらに、注液時には、流体用容器10を把
手30で持ち上げることができるので、従来のように容
器全体を抱える必要がなくなり、作業がスムーズに行な
える。
【0025】また、流体用容器10が空になり、別の場
所へ運搬する時は、図4に示す矢印A方向へ圧力を加
え、図6及び図7に示すように、膜体28を重ね合わせ
るように押し潰せば、容器体14の膜体28が重なって
密着するので、減容化を図ることができる。また、この
押し潰し作業は、底部18の折れ筋20及びリブ16の
折れ筋21に沿ってできるので、さらに容易となる。
【0026】なお、本実施例に係る流体用容器10で現
像処置に用いる現像液を収納する場合のように、、ガス
バリア性が必要な場合、LDPE/EVOH/LDPE
や、LDPE/NYのような多層構成とし、O2 透過量
を20ml/m2 ・day・atm(20℃ 65%)
以下とし、好ましくは10ml/m2 ・day・atm
(20℃ 65%)とするのがよい。
【0027】また、定着液のようにガスバリア性を必要
としない場合は、密度が0.940g/cc以下、好ま
しくは0.925g/ccの低密度ポリエチレン単体、
エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂、あるいは直鎮状低密
度ポリエチレン樹脂(LLDPE)を用いるのが最適で
ある。
【0028】なお、流体用容器10の製造方法は、ブロ
ー成形に限られるものではなく、射出ブロー成形等でも
可能である。
【0029】また、流体用容器10の形状は、上記説明
した断面矩形状のものに限定されるのではなく、容器体
14を自立させるリブあるいは硬質材が設けられたもの
であれば、円筒状等のようなものでもよい。さらに、フ
ランジ26を設けなくても、図8に示されるように、口
部12自体を長くして、口部12の下部12Aを指で支
えるようにすれば、キャップ22の取付作業に不都合は
生じない。また、流体用容器10の自立性を保持するリ
ブ16は、本実施例のように膜体28から突設させも、
内側へ凹設させてもよい。さらに、図9に示すように、
膜体18に折れ筋としての細いリブ40を形成すること
で、底部18を折り畳まなくても、流体用容器10を押
し潰すことができる。
【0030】なお、本発明に係る流体用容器に充填され
る(以下、単に「本発明が適用される」と略述する)写
真用処理剤としては、公知のものを用いることができ
る。例えば、発色現像液,黒白現像液,漂白液,定着
液,漂白定着液,調整液,安定液などを挙げることがで
きる。
【0031】本発明が適用される発色現像液は、好まし
くは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分とする
アルカリ性水溶液である。この発色現像主薬としては、
アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フェニ
レンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代表例
としては3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ
−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−メトキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩,塩酸塩
若しくはp−トルエンスルホン酸塩が挙げられる。これ
らの化合物は目的に応じ2種以上併用することもでき
る。
【0032】発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩,ホ
ウ酸塩若しくはリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物
塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾー
ル類若しくはメルカプト化合物のような現像抑制剤また
はカブリ防止剤などを含むのが一般的である。また、必
要に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシ
ルアミン、亜硫酸塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバ
ジド類、トリエタノールアミン、カテコールスルホン酸
類、トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン)類の如き各種保恒剤、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコールのような有機溶
剤、四級アンモニウム塩、アミン類のような現像促進
剤、色素形成カプラー、競争カプラー、ナトリウムボロ
ンハイドライドのようなカブラセ剤、1−フェニル−3
−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付与剤、ア
ミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、アルキル
ホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表されるような各
種キレート剤、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニト
リロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキ
サンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、
1−ヒドロキシエチリデン−1、1−ジホスホン酸、ニ
トリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチレ
ンジアミン−N,N,N’,N’−テトラメチレンホス
ホン酸、エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニ
ル酢酸)及びそれらの塩を用いることができる。
【0033】また、反転処理に用いられる黒白現像液に
は、ハイドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン類、1
−フェニル−3−ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン
類またはN−メチル−p−アミノフェノ−ルなどのアミ
ノフェノ−ル類など公知の黒白現像主薬を単独であるい
は組み合わせて用いることができる。
【0034】漂白剤としては、例えば鉄(III)などの多
価金属の化合物、過酸類、等が用いられる。代表的漂白
剤としては鉄(III)の有機錯塩、例えばエチレンジアミ
ン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサ
ンジアミン四酢酸、メチルイミノ二酢酸、1,3ージア
ミノプロパン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢
酸、などのアミノポリカルボン酸類の錯塩,過硫酸塩な
どを用いることができる。さらにアミノポリカルボン酸
鉄(III)錯塩は、漂白液においても、漂白定着液におい
ても特に有用である。
【0035】定着剤としては、チオ硫酸塩、チオシアン
酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化
物塩等を挙げることができるが、チオ硫酸塩の使用が一
般的であり、特にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使
用できる。漂白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩,重
亜硫酸塩,スルフィン酸類あるいはカルボニル重亜硫酸
付加物が好ましい。
【0036】本発明が適用される発色現像液、漂白定着
液などの処理液の代表的な例は、「写真工業別冊、最新
写真処方便覧」笹井 明著(写真工業出版社、昭和58
年7月20日発行)に記載されている。
【0037】本発明が適用される代表的な具体的な処理
剤としては、次のものを挙げることができる。
【0038】カラーネガフィルム用発色現像液、漂白
液、定着液、安定液としては、特開平4−359,24
9号公報に記載されたもの、特に実施例1に記載された
発色現像補充液、漂白補充液、定着補充液、安定液No.
18を各々用いることができる。これらは、そのまま容
器に収納してもよいし、濃縮して収納してもよい。例え
ば、上記安定液No. 18は100倍に濃縮してもよい。
【0039】カラーペーパー用発色現像液、漂白定着液
としては、特開平4−195,037号公報に記載され
たもの、特に実施例、中でも実施例2に記載されたカラ
ー現像補充液、漂白定着補充液を各々用いることができ
る。
【0040】直接ポジカラー感光材料用発色現像液、漂
白定着液、水洗水としては、特開平1−93,739号
公報に記載された発色現像補充液(実施例のもの、特に
実施例2に記載の発色現像補充液)、特開平2−50,
157号公報に記載された発色現像補充液(実施例のも
の、特に実施例4の発色現像補充液、中でもCD−2
0)、特開平2−91,642号公報に記載された発色
現像補充液(実施例のもの、特に実施例1の発色現像補
充液、中でもNo. 6)、特開平3−13,941号公報
に記載された漂白定着液(実施例のもの、特に実施例1
の漂白定着液)、特開平3−13,941号公報に記載
された水洗水、特に実施例1に記載のもの、を各々用い
ることができる。これらの処理液は、そのまま容器に収
納してもよいし、濃縮して収納してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、軽量で運
搬及び注液作業が容易で、使用後の容器の減容化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る流体用容器の全体斜視図であ
る。
【図2】本実施例に係る流体用容器の立面図である。
【図3】本実施例に係る流体用容器の立断面図である。
【図4】本実施例に係る流体用容器を水平面で切断した
断面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】本実施例に係る流体用容器が減容化された状態
を示した斜視図である。
【図7】本実施例に係る流体用容器が減容化された状態
を底部側から見た底面図である。
【図8】本実施例に係る流体用容器の変形例を示した立
面図である。
【図9】本実施例に係る流体用容器の他の変形例を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
12 口部 14 容器体 16 リブ 18 底部 20 折れ筋 21 折れ筋 23 凹部 30 把手
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】このように、流体用容器10を低密度ポリ
エチレン(LDPE)等を素材として製造することによ
り、軽量化が図られる。このLDPEの密度は、好まし
くは0.940g/cc以下0.900g/cc以上
で、さらに好ましくは0.925g/cc以下0.90
5g/cc以上とするのがよい。また、流体用容器10
には、数100ミリリッターから数リッターの範囲の内
容積の流体を充填できる。例えば、2リッターから5リ
ッターの容器として使用される。
フロントページの続き (72)発明者 船橋 孝彦 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 東 罐興業株式会社内 (72)発明者 榎本 泰久 茨城県猿島郡五霞町江川沖ノ内2829番地 東罐興業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップが螺合される厚肉の口部と、前
    記口部と一体成形され口部から注がれた流体が貯留され
    る柔軟な薄肉の容器体と、で構成される流体用容器にお
    いて、前記口部から前記容器体の底部に向かって延びる
    厚肉の複数のリブが前記容器体に一体成形されたことを
    特徴とする流体用容器。
  2. 【請求項2】 前記複数のリブの少なくとも一つへ、リ
    ブとの間に指を差し込むことができる把持空間を成形す
    る硬質の把手を一体成形したことを特徴とする請求項1
    に記載の流体用容器。
  3. 【請求項3】 前記容器体の底部に前記口部の方向へ突
    出する凹部を成形したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の流体用容器。
  4. 【請求項4】 対面する前記リブ及び前記容器体の底部
    に折れ筋を成形したことを特徴とする請求項1から請求
    項3の何れかに記載の流体用容器。
JP3066093A 1993-02-19 1993-02-19 流体用容器 Expired - Fee Related JP3283944B2 (ja)

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JP2011136750A (ja) * 2009-12-31 2011-07-14 Kyoraku Co Ltd 取手付きプラスチック容器およびその製造方法

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