JPH0624256A - トラクションと差動制限トルクとの総合制御装置 - Google Patents

トラクションと差動制限トルクとの総合制御装置

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JPH0624256A
JPH0624256A JP4178178A JP17817892A JPH0624256A JP H0624256 A JPH0624256 A JP H0624256A JP 4178178 A JP4178178 A JP 4178178A JP 17817892 A JP17817892 A JP 17817892A JP H0624256 A JPH0624256 A JP H0624256A
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limiting torque
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博樹 佐々木
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくともスロットルバルブの開閉制御によ
るトラクション制御システムと差動制限トルク制御シス
テムが共に搭載された車両に適用されるトラクションと
差動制限トルクとの総合制御装置において、車両安定性
を損なうことなく、トラクション制御終了域での加速性
の確保を図ること。 【構成】 第1の構成は、差動制限トルク制御システム
c側で付与されている差動制限トルクが大きいほどトラ
クション制御システムb側のスロットル制御に入りにく
くする第1総合制御手段dを設けた。第2の構成は、差
動制限トルク制御システムc側で付与されている差動制
限トルクが大きいほどトラクション制御システムb側で
のスロットル制御手段aによるトラクション制御分担を
低くし別の第2のトラクション制御手段eによるトラク
ション制御分担を高くする第2総合制御手段fを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともスロットル
バルブの開閉制御によるトラクション制御システムと差
動制限トルク制御システムが共に搭載された車両に適用
されるトラクションと差動制限トルクとの総合制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクションと差動制限トルクと
の総合制御装置としては、例えば、特開平2−8504
9号公報に記載されている装置が知られている。
【0003】この従来出典には、加速スリップ発生時に
左右の駆動輪に制動力を付与するトラクション制御シス
テムと、差動制限トルク制御システムとが共に搭載され
た車両において、差動制限トルク制御システム側での差
動制限トルクの増加にしたがってトラクション制御シス
テム側での制動速度を減少することで、スプリットμ路
走行時や旋回走行時に加速スリップが発生した場合、差
動制限効果が重複して過大になるのを防止し、左右駆動
力のバランスを保って車両の走行安定性を向上させる技
術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトラクションと差動制限トルクとの総合制御
装置にあっては、トラクション制御システムとしてブレ
ーキ制御が適用されていて、ブレーキ制御と差動制限ト
ルク制御とが同時に行なわれる場合の特有の問題に対す
る解決となっている。
【0005】そこで、トラクション制御システム側での
ブレーキ制御に代えてスロットル制御にすると、差動制
限トルク制御システム側での差動制限トルクの増加にし
たがってトラクション制御システム側でのスロットル開
閉速度を減少させることに相当する。
【0006】この場合、アクセル踏み込み等のよる加速
操作で差動制限トルクが増加すると共に、加速スリップ
が発生に基づきトラクション制御が開始されると、スロ
ットル閉速度が減少することで、トラクション制御開始
域での加速性は確保される。
【0007】しかし、加速スリップの収束により制御ス
ロットルバルブを開くリカバー制御時にもスロットル開
速度が減少することで、アクセル踏み込み操作に連動す
るメカスロットルバルブを開いたとしても、リカバー中
の制御スロットルバルブによりエンジン出力が絞られた
状態が長く継続し、トラクション制御終了域での加速性
が劣ってしまう。なお、一般に、スロットル制御は、ト
ルクダウン量が大きいが、応答性が悪く、リカバーに時
間を要する。このため、スロットル制御と差動制限トル
ク制御とが併用されている場合、スロットル開速度を遅
くしなくてもトラクション制御終了域で加速性が劣るこ
とに変わりはない。
【0008】本発明は、上述のような問題と差動制限ト
ルクが大きい時にはエンジンブレーキが効き易い点に着
目してなされたもので、少なくともスロットルバルブの
開閉制御によるトラクション制御システムと差動制限ト
ルク制御システムが共に搭載された車両に適用されるト
ラクションと差動制限トルクとの総合制御装置におい
て、車両安定性を損なうことなく、トラクション制御終
了域での加速性の確保を図ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載のトラクションと差動制限トルクとの総合
制御装置では、差動制限トルク制御システム側で付与さ
れている差動制限トルクが大きいほどトラクション制御
システム側のスロットル制御に入りにくくする第1総合
制御手段を設けた。
【0010】即ち、図1(a) のクレーム対応図に示すよ
うに、加速スリップ発生時にアクセル操作とは無関係に
開閉可能なスロットルバルブを開閉制御するスロットル
制御手段aを有するトラクション制御システムbと、所
定の入力情報に基づき左右駆動輪への差動制限トルクを
増減可能な差動制限トルク付与手段を制御する差動制限
トルク制御システムcと、前記差動制限トルク制御シス
テムc側で付与されている差動制限トルクが大きいほど
トラクション制御システムb側のスロットル制御に入り
にくくする第1総合制御手段dとを備えている。
【0011】上記課題を解決するため請求項2記載のト
ラクションと差動制限トルクとの総合制御装置では、差
動制限トルク制御システム側で付与されている差動制限
トルクが大きいほどトラクション制御システム側でのス
ロットル制御手段によるトラクション制御分担を低くし
別の第2のトラクション制御手段によるトラクション制
御分担を高くする第2総合制御手段を設けた。
【0012】即ち、図1(b) のクレーム対応図に示すよ
うに、加速スリップ発生時にアクセル操作とは無関係に
開閉可能なスロットルバルブを開閉制御するスロットル
制御手段aと、このスロットル制御手段a以外に第2の
トラクション制御手段eを有するトラクション制御シス
テムbと、所定の入力情報に基づき左右駆動輪への差動
制限トルクを増減可能な差動制限トルク付与手段を制御
する差動制限トルク制御システムcと、前記差動制限ト
ルク制御システムc側で付与されている差動制限トルク
が大きいほどトラクション制御システムb側でのスロッ
トル制御手段aによるトラクション制御分担を低くし第
2のトラクション制御手段eによるトラクション制御分
担を高くする第2総合制御手段fとを備えている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0014】車両走行時であって、加速スリップ発生時
には、トラクション制御システムbにおいて、アクセル
操作とは無関係に開閉可能なスロットルバルブを開閉制
御することで加速スリップを抑制するスロットル制御が
行なわれる。一方、左右駆動輪速度差の発生時やアクセ
ル操作時等には、差動制限トルク制御システムcにおい
て、所定の入力情報に基づき左右駆動輪への差動制限ト
ルクを増減可能な差動制限トルク付与手段を制御するこ
とで、左右駆動輪速度差の抑制やアクセルコントロール
性を向上させる差動制限トルク制御が行なわれる。
【0015】そして、高摩擦係数路での直進加速走行時
や旋回加速走行時等であって、差動制限トルク制御シス
テムc側で差動制限トルクが付与されている時は、第1
総合制御手段dにおいて、差動制限トルクが大きいほど
トラクション制御システムb側のスロットル制御に入り
にくくする制御が行なわれる。
【0016】したがって、差動制限トルクが大きい場
合、トラクション制御システムb側のスロットル制御が
入りにくくされることで、スロットル制御の非制御領域
が拡大され、この非制御時にはアクセル踏み込み操作に
応じたエンジン出力の上昇により加速性が確保される
し、また、スロットル制御が行なわれたとしても加速ス
リップを大きく許容することでスロットル制御の終了時
期が早まり、トラクション制御終了域での加速性が確保
される。
【0017】ただし、この総合制御は加速性を重視して
いることで、スロットル制御不足により車両安定性の確
保が損なわれることになるが、差動制限トルクが大きい
場合、駆動輪に伝達される制駆動トルクが増大し、アク
セル踏み込み操作によるシフトダウンでエンジンブレー
キが効き易くなり、このエンジンブレーキの効きが加速
スリップを抑制するトラクション制御の一部を担い、車
両安定性を大きく損なうことが防止される。
【0018】請求項2記載の発明の作用を説明する。
【0019】高摩擦係数路での直進加速走行時や旋回加
速走行時等であって、差動制限トルク制御システムc側
で差動制限トルクが付与されている時は、第2総合制御
手段fにおいて、差動制限トルクが大きいほどトラクシ
ョン制御システムb側でのスロットル制御手段aによる
トラクション制御分担を低くし第2のトラクション制御
手段eによるトラクション制御分担を高くする制御が行
なわれる。
【0020】したがって、差動制限トルクが大きい場
合、例えば、トラクション制御システムb側のスロット
ル制御が禁止され、ブレーキ制御,点火制御,燃料制御
等の第2のトラクション制御手段eによるトラクション
制御が行なわれることになり、アクセル踏み込み操作に
応じたエンジン出力の上昇が確保されるし、かつ、トラ
クション制御が行なわれたとしてもスロットル制御に比
べ第2のトラクション制御手段eによるトラクション制
御は、トルクダウン及びトルクリカバーの応答が高いた
め、スロットル制御の終了直後からアクセル踏み込み操
作に応じた加速性が確保される。
【0021】ただし、この総合制御は加速性を重視して
いることで、例えば、点火制御のみによりトラクション
制御を行なった場合等には、トラクション制御不足で車
両安定性の確保が損なわれることになるが、差動制限ト
ルクが大きい場合、駆動輪に伝達される制駆動トルクが
増大し、アクセル踏み込み操作によるシフトダウンでエ
ンジンブレーキが効き易くなり、このエンジンブレーキ
の効きが加速スリップを抑制するトラクション制御の一
部を担い、車両安定性を大きく損なうことが防止され
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
2は請求項1記載の本発明に対応する第1実施例のトラ
クションと差動制限トルクとの総合制御装置が適用され
た後輪駆動車の制御システム全体図である。トラクショ
ン制御システムとして、後輪スリップ率が最適許容範囲
内になる様にモータスロットル開度制御を行なうTCS
スロットル制御と、点火時期制御を行なうTCS点火制
御と、フェールカットを行なうTCS燃料制御との併用
システムが搭載されている。
【0024】また、差動制限トルク制御システムとし
て、差動制限クラッチ油圧を制御することで差動制限ト
ルクを増減制御するシステムが搭載されている。
【0025】前記TCSスロットル制御は、アクセルペ
ダルと連動して作動する第1スロットルバルブ1と直列
に設けられる第2スロットルバルブ2(スロットルバル
ブに相当)を開閉駆動させるスロットルモータ3に対
し、LSD/TCS/ABSコントローラ4から制御指
令に基づきスロットル制御コントローラ5からモータ駆
動電流を印加することで行なわれる。
【0026】前記TCS点火制御及びTCS燃料制御
は、エンジンに設けられている点火プラグ28及びフェ
ールインジェクタ29に対し、スロットル制御コントロ
ーラ5からのバルブ閉指令に基づきエンジン集中電子制
御ユニットECCSから駆動指令を出力することで行なわれ
る。
【0027】前記差動制限トルク制御は、ディファレン
シャル10に内蔵された差動制限クラッチ11(差動制
限トルク付与手段に相当)へのクラッチ制御油圧を作り
出すLSD油圧ユニット12に対し、LSD/TCS/
ABSコントローラ4から制御指令を出力することで行
なわれる。
【0028】前記LSD/TCS/ABSコントローラ
4には、前輪右センサ13からの右前輪速VANRと、前輪
左センサ14からの左前輪速VANLと、後輪右センサ15
からの右後輪速VNARと、後輪左センサ16からの左後輪
速VNALと、横加速度センサ17からの横加速度YGと、前
後加速度センサ18からの前後加速度XGと、TCS ON/OFF
スイッチ19からのスイッチ信号と、ブレーキランプス
イッチ20からのスイッチ信号と、スロットル制御コン
トローラ5からの第1スロットル開度θ1 及び第2スロ
ットル開度θ2 等が入力される。
【0029】そして、LSD/TCS/ABSコントロ
ーラ4からは、上記出力以外に、ABSアクチュエータ
21に対しABS制御指令が出力されるし、TCS 作動時
にはTCS インジケータ22に点灯指令が出力され、TCS
フェイル時にはTCS ワーニングランプ23に点灯指令が
出力され、ABS フェイル時にはABS ワーニングランプ2
4に点灯指令が出力され、LSD フェイル時にはLSD ワー
ニングランプ25に点灯指令が出力される。
【0030】前記スロットル制御コントローラ5は、ス
ロットルモータ駆動回路を中心とする制御回路で、第1
スロットルセンサ26からの第1スロットル開度θ1
と、第2スロットルセンサ27からの第2スロットル開
度θ2 が入力される。
【0031】尚、この制御システムには周辺システムと
して、図示のように、エンジン集中電子制御ユニットEC
CSを有するエンジン集中電子制御システムや、A/T コン
トローラを有するオートマチックトランスミッション制
御システムと、ASCDアクチュエータやASCDコントローラ
を有する定速走行制御システムが設けられている。
【0032】次に、作用を説明する。
【0033】(イ)差動制限トルク制御作動 図3はLSD/TCS/ABSコントローラ4の差動制
限トルク制御部で行なわれる差動制限トルク制御作動の
流れを示すフローチャートである。
【0034】ステップ50では、アクセル踏み込み量に
対応した第1スロットル開度θ1 とTCSスロットル制
御により開度が増減制御される第2スロットル開度θ2
と横加速度YGが読み込まれる。
【0035】ステップ51では、第1スロットル開度θ
1 と第2スロットル開度θ2 とのセレクトローによりL
SD制御用スロットル開度θaが設定される。
【0036】ステップ52では、横加速度YGに応じてス
ロットル開度感応ゲインKaが算出される。このスロッ
トル開度感応ゲインKaは、横加速度YGが所定値以下の
低横加速度域では一定値で与えられ、所定値を超えると
次第に高くなる値として与えられる。
【0037】ステップ53では、LSD制御用スロット
ル開度θaとスロットル開度感応ゲインKaとに応じて
スロットル開度感応トルクTaが算出される。このスロ
ットル開度感応トルクTaは、LSD制御用スロットル
開度θaが所定値まではゼロであり、所定値を超えると
スロットル開度感応ゲインKaに応じた増大比率で次第
に高くなる値として与えられる。
【0038】ステップ54では、スロットル開度感応ト
ルクTaに応じて後述するTCSスロットル制御でのス
リップ量しきい値SON,SOFF を算出するのに用いられ
る比例定数aが設定される。この比例定数aは、スロッ
トル開度感応トルクTaが所定値まではa=1であり、
所定値を超えるとスロットル開度感応トルクTaが大き
くなるほど次第に大きくなる値として与えられる。
【0039】ステップ55では、ステップ54で得られ
た比例定数aがトラクション制御部に出力される。
【0040】ステップ56では、ステップ53で算出さ
れたスロットル開度感応トルクTaがそのトルク値に対
応する電流iに変換される。
【0041】ステップ57では、ステップ56で得られ
た電流iがLSD油圧ユニット12へ出力される。
【0042】(ハ)トラクション制御作動 図4はLSD/TCS/ABSコントローラ4のトラク
ション制御部で行なわれるトラクション制御作動の流れ
を示すフローチャートである。
【0043】ステップ70では、各車輪速センサ1,
2,3,4から右前輪速VANR,左前輪速VANL,右後輪速
VNAR,左後輪速VNALが読み込まれる。
【0044】ステップ71では、右前輪速VANRと左前輪
速VANLの平均値により車体速VMNAが演算される。
【0045】ステップ72では、右後輪速VNARと左後輪
速VNALの平均値により駆動輪平均速VM ANが演算される。
【0046】ステップ73では、駆動輪平均速VMANと車
体速VMNAとの差により前後輪平均速差ΔVAが演算され
る。
【0047】ステップ74では、駆動輪平均速VMANと車
体速VMNAとによりスロットル制御スリップ率SSが演算さ
れる。
【0048】ステップ75では、演算により求められた
車体速VMNA,前後輪平均速差ΔVA,スロットル制御スリ
ップ率SSと、ステップ76に示すスロットル制御しきい
値マップとの対比が行なわれる。
【0049】ステップ76では、スロットル制御ONし
きい値SONとスロットル制御OFFしきい値SOFF とが
下記の式により算出され、図3のステップ54で設定さ
れた比例定数aに応じてマップが決められる。
【0050】SON =0.06a・VMNA+m SOFF =0.04a・VMNA+n ただし、m,nは定数である。
【0051】ステップ77では、ステップ75での対比
結果がスロットル開かスロットル保持かスロットル閉か
の判断が行なわれる。
【0052】そして、スロットル開という判断結果の場
合には、ステップ78へ進み、TCS点火制御及びTC
S燃料制御のOFF指令が出力され、さらに、ステップ
79へ進み、ステップ79では第2スロットルバルブ2
1を開く指令が出力される。
【0053】スロットル保持という判断結果の場合に
は、ステップ80へ進み、第2スロットルバルブ21の
バルブ開度を保持する指令が出力される。
【0054】スロットル閉という判断結果の場合には、
ステップ81へ進み、TCS点火制御及びTCS燃料制
御のON指令が出力され、さらに、ステップ82では第
2スロットルバルブ21を閉じる指令が出力される。
【0055】ここで、図3のステップ54,ステップ5
5及び図4のステップ76は、第1総合制御手段に相当
する。
【0056】(ハ)低差動制限トルク時 低速直進走行時等でアクセル踏み込み量が小さい時に
は、図3に示す差動制限トルク制御のフローチャートに
おいて、スロットル開度感応トルクTaがゼロもしくは
小さい値に設定され、比例定数aもa=1に設定され
る。
【0057】したがって、差動制限トルク制御側では、
差動制限クラッチ11がほぼ解放状態とされ、コンベン
ショナルディファレンシャル状態での走行となり、例え
ば、旋回初期のアンダーステアが防止される。
【0058】一方、TCSスロットル制御側では、比例
定数a=1であることで、図4のステップ76に示すス
ロットルマップで、スロットル制御ONしきい値SON
スロットル制御OFFしきい値SOFF が最も小さい値、
つまり、スロットル制御に入りやすいしきい値に設定さ
れることで、アクセル操作が小さくても駆動輪の加速ス
リップが発生するような極低μ路等での走行時には、加
速スリップの発生に応じて十分なトルクダウン量で加速
スリップの発生に対し高い収束性が図られ、車両の安定
性が確保される。
【0059】(ニ)高差動制限トルク時 高摩擦係数路での旋回加速時等であって、アクセル踏み
込み量が大きく、かつ、横加速度センサ17により検出
される横加速度YGが大きい時には、図3に示す差動制限
トルク制御のフローチャートにおいて、スロットル開度
感応トルクTaが大きな値に設定され、比例定数aもa
>1に設定される。
【0060】したがって、差動制限トルク制御側では、
差動制限クラッチ11により与えられる差動制限トルク
がアクセル踏み込み操作の応じて増大させられ、旋回加
速性とアクセルコントロール性の両立が図られる。
【0061】一方、TCSスロットル制御側では、比例
定数a>1であることで、図4のステップ76に示すス
ロットルマップで、スロットル制御ONしきい値SON
スロットル制御OFFしきい値SOFF が比例定数aの大
きさに応じて大きな値、つまり、比例定数aが大きいほ
どスロットル制御に入りにくいしきい値に設定されるこ
とで、スロットル制御の非制御領域が拡大され、この非
制御時にはアクセル踏み込み操作に応じたエンジン出力
の上昇により加速性が確保されるし、また、TCSスロ
ットル制御が行なわれたとしても加速スリップを大きく
許容することでTCSスロットル制御の終了時期が早ま
り、トラクション制御終了域での加速性が確保される。
【0062】ただし、このスロットル開度感応トルクT
aが大きいほどTCSスロットル制御に入りにくくする
という上記総合制御は加速性を重視していることで、ト
ラクション低減制御不足により車両安定性の確保が損な
われることになる。しかし、差動制限トルクが大きい場
合、駆動輪に伝達される制駆動トルクが増大し、アクセ
ル踏み込み操作によるシフトダウンでエンジンブレーキ
が効き易くなり、このエンジンブレーキの効きが加速ス
リップを抑制するトラクション制御の一部を担い、車両
安定性を大きく損なうことが防止される。
【0063】さらに、TCSスロットル制御に入りにく
くすることに伴うトラクション制御不足は、図4のステ
ップ81において、TCSスロットル制御と共に、TC
S点火制御及びTCS燃料制御を併用することで十分に
補なわれ、車両安定性が確保されるし、また、これらT
CS点火制御及びTCS燃料制御は、トルクダウン応答
及びトルクリカバー応答が高いことで、所期の目的であ
る加速性を阻害することもない。
【0064】このように、TCSスロットルと差動制限
トルクとの2つの制御システムが同時に制御作動する場
合、一方の差動制限トルク側はドライバーの加速意思に
応じて差動制限トルクを増大させるようにしているのに
対し、他方のTCSスロットル側での低いトルクダウン
応答及びトルクリカバー応答により加速意思が反映され
ないという制御干渉を起こす。この制御干渉に対し、差
動制限トルク制御側はそのまま残し、TCSスロットル
制御の制御頻度を減少させ、この減少に伴うトラクショ
ン低減量不足分を基本的に差動制限トルクによるエンジ
ンブレーキの効きで補うことで、両制御システムの調整
を図っている。
【0065】次に、効果を説明する。
【0066】(1)第2スロットルバルブ2の開閉制御
によるTCSスロットル制御によるトラクション制御シ
ステムと差動制限トルク制御システムが搭載された車両
の総合制御装置において、差動制限トルク制御側で付与
されているスロットル開度感応トルクTaが大きな値で
あるほど、TCSスロットル制御側のスロットル制御O
Nしきい値SONとスロットル制御OFFしきい値SOFF
を決める比例定数aを大きくし、TCSスロットル制御
に入りにくくする総合制御を行なう装置とした為、車両
安定性を損なうことなく、トラクション制御終了域での
加速性の確保を図ることができる。
【0067】(2)TCSスロットル制御実行中は、同
時にTCS点火制御及びTCS燃料制御を併用する装置
とした為、TCSスロットル制御に入りにくくすること
に伴うトラクション制御不足がTCS点火制御及びTC
S燃料制御により十分に補なわれ、より車両安定性が確
保される (第2実施例)まず、構成を説明する。図5は請求項2
記載の本発明に対応する第2実施例のトラクションと差
動制限トルクとの総合制御装置が適用された後輪駆動車
の制御システム全体図である。トラクション制御システ
ムとして、後輪スリップ率が最適許容範囲内になる様に
モータスロットル開度制御を行なうTCSスロットル制
御と、後輪のブレーキ圧制御を行なうTCSブレーキ制
御との併用システムが搭載されている。
【0068】前記TCSブレーキ制御は、左右のホイー
ルシリンダ6,7に外部油圧源8からの油圧に基づく制
御油圧を作り出すTCSブレーキアクチュエータ9に対
し、LSD/TCS/ABSコントローラ4から制御指
令を出力することで行なわれる。
【0069】なお、他の構成は図2に示す第1実施例装
置と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して
説明を省略する。
【0070】次に、作用を説明する。
【0071】(イ)トラクション制御作動 図6はLSD/TCS/ABSコントローラ4のトラク
ション制御部で行なわれるトラクション制御作動の流れ
を示すフローチャートである(第2総合制御手段に相
当)。
【0072】ステップ60では、LSD/TCS/AB
Sコントローラ4の差動制限トルク制御部から出力され
ている差動制限トルク指令TLSD が読み込まれる。
【0073】ステップ61では、トラクション開始条件
を満足してからトラクション終了条件を満足するまでの
トラクション制御中かどうかが判断される。
【0074】ステップ62では、トラクション開始条件
を満足してから最初の1サイクル目かどうかが判断され
る。
【0075】ステップ63では、トラクション制御開始
時の差動制限トルク指令TLSD がTCS制御分担を決め
る差動制限トルクTS として設定される。
【0076】ステップ64では、差動制限トルクTS
応じてTCSスロットル制御とTCSブレーキ制御との
制御分担度合が決定される。この制御分担度合は、ステ
ップ64のマップに示すように、0<TS ≦TS1ではT
CSスロットル制御とTCSブレーキ制御とが50%:
50%であり、TS1<TS <TS2ではTCSスロットル
制御の分担が低減しその分TCSブレーキ制御が増す5
0〜0%:50〜100%であり、TS ≧TS2とTCS
スロットル制御が禁止されTCSブレーキ制御のみとな
る0%:100%である。
【0077】ステップ65では、TCS制御分担に応じ
てTCSスロットル制御が実行または禁止される。
【0078】ステップ66では、TCS制御分担に応じ
てTCSブレーキ制御が実行される。 (ロ)低差動制限トルク時 低速直進走行時等で差動制限トルク指令TLSD が小さい
時には、トラクション制御開始時に、図6に示すフロー
チャートのステップ64において、TCSスロットル制
御とTCSブレーキ制御との制御分担度合が50%:5
0%に設定される。
【0079】したがって、TCSスロットル制御では、
トルクダウン量の大きなTCSスロットル制御の制御分
担度合が大きいことで、アクセル操作が小さくても駆動
輪の加速スリップが発生するような極低μ路等での走行
時には、加速スリップの発生に応じて十分なトルクダウ
ン量で加速スリップの発生に対し高い収束性が図られ、
車両の安定性が確保される。
【0080】(ハ)高差動制限トルク時 高摩擦係数路での旋回加速時等であって、差動制限トル
ク指令TLSD が大きい時には、トラクション制御開始時
に、図6に示すフローチャートのステップ64におい
て、TCSスロットル制御とTCSブレーキ制御との制
御分担度合が0%:100%に設定される。
【0081】したがって、トラクション制御側では、ト
ルクダウン応答及びトルクリカバー応答の低いTCSス
ロットル制御が禁止され、トルクダウン応答及びトルク
リカバー応答の高いTCSブレーキ制御のみでトラクシ
ョン制御が行なわれる。
【0082】このTCSスロットル制御禁止により、ア
クセル踏み込み操作に応じたエンジン出力の上昇が確保
されるし、かつ、TCSブレーキ制御は、トルクダウン
及びトルクリカバーの応答が高いため、スロットル制御
の終了直後からアクセル踏み込み操作に応じた加速性が
確保される。
【0083】なお、差動制限トルクTS が、TS1<TS
<TS2の領域ではTCSスロットル制御の分担が低減
し、その分TCSブレーキ制御が増すように制御分担度
合を50〜0%:50〜100%に徐々に移行させてい
ることで、トラクション低減量が差動制限トルクTS
ある値を境に急に変化する場合のような違和感が解消さ
れ、エンジンブレーキが効き易くなるにしたがって加速
性が確保される。
【0084】ただし、この差動制限トルクTS が大きい
領域では、TCSスロットル制御を禁止するという上記
総合制御は加速性を重視していることで、トラクション
低減量の不足により車両安定性の確保が損なわれること
になる。しかし、差動制限トルクが大きい場合、駆動輪
に伝達される制駆動トルクが増大し、アクセル踏み込み
操作によるシフトダウンでエンジンブレーキが効き易く
なり、このエンジンブレーキの効きが加速スリップを抑
制するトラクション制御の一部を担い、車両安定性を大
きく損なうことが防止される。
【0085】このように、TCSスロットルと差動制限
トルクとの2つの制御システムが同時に制御作動する場
合、一方の差動制限トルク側はドライバーの加速意思に
応じて差動制限トルクを増大させるようにしているのに
対し、他方のTCSスロットル側での低いトルクダウン
応答及びトルクリカバー応答により加速意思が反映され
ないという制御干渉を起こす。この制御干渉に対し、差
動制限トルク制御側はそのまま残し、トラクション制御
側はTCSスロットル制御以外にTCSブレーキ制御を
搭載していることで、差動制限トルクの増大に応じてT
CSスロットル制御分担を減少させつつTCSブレーキ
制御側に制御分担を移し、TCSスロットル制御分担の
減少に伴うトラクション低減量不足分を差動制限トルク
によるエンジンブレーキの効きで補うことで、両制御シ
ステムの調整を図っている。
【0086】次に、効果を説明する。
【0087】(1)第2スロットルバルブ2の開閉制御
によるTCSスロットル制御とブレーキ液圧付与による
TCSブレーキ制御によるトラクション制御システムと
差動制限トルク制御システムが搭載された車両の総合制
御装置において、差動制限トルク制御システム側で付与
されている差動制限トルクTS が大きいほどトラクショ
ン制御システム側でのTCSスロットル制御によるトラ
クション制御分担を低くし別のTCSブレーキ制御によ
るトラクション制御分担を高くする総合制御を行なう装
置とした為、車両安定性を損なうことなく、トラクショ
ン制御終了域での加速性の確保を図ることができる。
【0088】(2)差動制限トルクTS の増大に応じて
TCSスロットル制御の分担を50〜0%と低減し、T
CSブレーキ制御の分担を50%〜100%というよう
に、制御分担を徐々に移行させている為、例えば、差動
制限トルクTS のある値までTCSスロットル制御分担
とし、ある値を超えたらTCSブレーキ制御分担とする
ように、トラクション低減量がある値を境に急に変化す
る場合のような違和感が解消され、エンジンブレーキが
効き易くなるにしたがって加速性の確保を図ることがで
きる。
【0089】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0090】例えば、実施例ではスロットル制御をタン
デムスロットルの第2スロットルバルブにより行なう例
を示したが、アクセルパダルの連動すると共にアクチュ
エータにより開閉制御可能な1つのスロットルバルブを
用いたスロットル制御システムであっても適用できる。
【0091】第1実施例で、スロットル制御に入りにく
くするために、差動制限トルクの増大に応じて実加速ス
リップ量を低くするように補正し、しきい値マップは固
定のままにする制御としても良い。
【0092】第2実施例で、第2のトラクション制御手
段としてブレーキ制御の例を示したが、ブレーキ制御に
代えて点火制御や燃料制御等を適用しても良い。また、
総合制御速としても、差動制限トルクがある値までTC
Sスロットル制御のみによる分担とし、ある値を超えた
らTCSスロットル制御を禁止し、第2のトラクション
制御のみによる分担とする内容としても良い。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の本発明にあっては、スロ
ットルバルブの開閉制御によるトラクション制御システ
ムと差動制限トルク制御システムが共に搭載された車両
に適用されるトラクションと差動制限トルクとの総合制
御装置において、差動制限トルク制御システム側で付与
されている差動制限トルクが大きいほどトラクション制
御システム側のスロットル制御に入りにくくする第1総
合制御手段を設けた為、車両安定性を損なうことなく、
トラクション制御終了域での加速性の確保を図ることが
出来るという効果が得られる。
【0094】請求項2記載の本発明にあっては、スロッ
トルバルブの開閉制御と別のトラクション制御手段とに
よるトラクション制御システムと差動制限トルク制御シ
ステムが共に搭載された車両に適用されるトラクション
と差動制限トルクとの総合制御装置において、差動制限
トルク制御システム側で付与されている差動制限トルク
が大きいほどトラクション制御システム側でのスロット
ル制御手段によるトラクション制御分担を低くし別の第
2のトラクション制御手段によるトラクション制御分担
を高くする第2総合制御手段を設けた為、車両安定性を
損なうことなく、トラクション制御終了域での加速性の
確保を図ることが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラクションと差動制限トルクとの総
合制御装置を示すクレーム対応図である。
【図2】第1実施例のトラクションと差動制限トルクと
の総合制御装置が適用された後輪駆動車の制御システム
全体図である。
【図3】第1実施例装置のLSD/TCS/ABSコン
トローラの差動制限トルク制御部で行なわれる差動制限
トルク制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図4】第1実施例装置のLSD/TCS/ABSコン
トローラのトラクション制御部で行なわれるトラクショ
ン制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図5】第2実施例のトラクションと差動制限トルクと
の総合制御装置が適用された後輪駆動車の制御システム
全体図である。
【図6】第2実施例装置のLSD/TCS/ABSコン
トローラのトラクション制御部で行なわれるトラクショ
ン制御作動の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
a スロットル制御手段 b トラクション制御システム c 差動制限トルク制御システム d 第1総合制御手段 e 第2のトラクション制御手段 f 第2総合制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 9/02 341 F 351 E 11/10 K 7541−3G 29/02 311 A 9248−3G 41/22 310 E 8011−3G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速スリップ発生時にアクセル操作とは
    無関係に開閉可能なスロットルバルブを開閉制御するス
    ロットル制御手段を有するトラクション制御システム
    と、 所定の入力情報に基づき左右駆動輪への差動制限トルク
    を増減可能な差動制限トルク付与手段を制御する差動制
    限トルク制御システムと、 前記差動制限トルク制御システム側で付与されている差
    動制限トルクが大きいほどトラクション制御システム側
    のスロットル制御に入りにくくする第1総合制御手段
    と、 を備えていることを特徴とするトラクションと差動制限
    トルクとの総合制御装置。
  2. 【請求項2】 加速スリップ発生時にアクセル操作とは
    無関係に開閉可能なスロットルバルブを開閉制御するス
    ロットル制御手段と、このスロットル制御手段以外に第
    2のトラクション制御手段を有するトラクション制御シ
    ステムと、所定の入力情報に基づき左右駆動輪への差動
    制限トルクを増減可能な差動制限トルク付与手段を制御
    する差動制限トルク制御システムと、 前記差動制限トルク制御システム側で付与されている差
    動制限トルクが大きいほどトラクション制御システム側
    でのスロットル制御手段によるトラクション制御分担を
    低くし第2のトラクション制御手段によるトラクション
    制御分担を高くする第2総合制御手段と、 を備えていることを特徴とするトラクションと差動制限
    トルクとの総合制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7979189B2 (en) 2006-11-21 2011-07-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle behavior control system and method

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JP4615321B2 (ja) * 2005-01-26 2011-01-19 富士重工業株式会社 4輪駆動車の制御装置
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