JPH0624191A - プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム - Google Patents
プリペイドカードとその処理装置及びその処理システムInfo
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- JPH0624191A JPH0624191A JP4200612A JP20061292A JPH0624191A JP H0624191 A JPH0624191 A JP H0624191A JP 4200612 A JP4200612 A JP 4200612A JP 20061292 A JP20061292 A JP 20061292A JP H0624191 A JPH0624191 A JP H0624191A
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- Japan
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- card
- prepaid card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プリペイドカードと定期券の機能を一枚のカー
ドで兼ねるプリペイドカードを用いて加算発行、追加発
行などの発行処理を行うともに、そのプリペイドカード
により駐輪場などのゲートの開閉制御が行えるようにす
る。 【構成】少なくとも順次更新される設備利用期日に関す
る情報が記録される記録部と、上記設備利用期日に関す
る情報が記録手段により記録される設備利用期日表示部
とを設け、前記設備利用期日表示部には、設備利用年月
日に関する定期券情報が表示される。またこのプリペイ
ドカードをカードリーダライタに挿入することにより加
算発行、追加発行などの発行処理が迅速に行えるように
構成する。さらに、プリペイドカードをカードリーダラ
イタに挿入することにより駐輪場などのゲートの開閉制
御が確実に行えるように構成する。
ドで兼ねるプリペイドカードを用いて加算発行、追加発
行などの発行処理を行うともに、そのプリペイドカード
により駐輪場などのゲートの開閉制御が行えるようにす
る。 【構成】少なくとも順次更新される設備利用期日に関す
る情報が記録される記録部と、上記設備利用期日に関す
る情報が記録手段により記録される設備利用期日表示部
とを設け、前記設備利用期日表示部には、設備利用年月
日に関する定期券情報が表示される。またこのプリペイ
ドカードをカードリーダライタに挿入することにより加
算発行、追加発行などの発行処理が迅速に行えるように
構成する。さらに、プリペイドカードをカードリーダラ
イタに挿入することにより駐輪場などのゲートの開閉制
御が確実に行えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定期券付きのプリペイ
ドカードを発行し、そのカードを用いて、例えばレスト
ランの支払いと共に、駐輪場の月極め使用料の支払いを
一枚のカードで兼用させることができるとともに、その
発行されたカードで例えば、駐輪場に入場時にカードを
読み取り装置で読み取らせてゲートを開閉制御させるこ
とができるプリペイドカードとその処理装置及びその処
理システムに関する。
ドカードを発行し、そのカードを用いて、例えばレスト
ランの支払いと共に、駐輪場の月極め使用料の支払いを
一枚のカードで兼用させることができるとともに、その
発行されたカードで例えば、駐輪場に入場時にカードを
読み取り装置で読み取らせてゲートを開閉制御させるこ
とができるプリペイドカードとその処理装置及びその処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、貨幣を支払う代わりに、プリペイ
ドカードを提示すことによって、物品等の購入を可能に
したプリペイドカードを用いたシステムが開発されてい
る。かかるプリペイドカードシステムは、特定の商店街
や社員食堂、もしくは全国チェーン店などにおいて積極
的に利用され始めている。このシステムに用いるプリペ
イドカードは、紙やプラスチック製のカードに、磁気記
録部が全面的に塗布されたり、もしくはストライブ状の
磁気記録部が部分的に設けられた構成から成っており、
その磁気記録部に残額や取引回数に関する情報が所定の
フォーマットで磁気記録されている。例えば、1万円で
購入したプリペイドカードには、購入当初、残額として
1万円が磁気記録されており、このプリペイドカードを
提示して5千円の商品を購入したとき、店側では、EC
R(電子式キャッシュレジスタ)等に接続されたプリペ
イドカード端末装置に、客の提示したプリペイドカード
を挿入し、そのプリペイドカードに磁気記録されている
残額を5千円に書き換える。そして、プリペイドカード
の使用歴表示欄には、利用の度にプリペイド端末装置に
よって、利用金額を減額した後の残額などが順次印字さ
れるように成っている。これにより利用者は現在のプリ
ペイドカードの金銭的価値である残額を知ることができ
る。
ドカードを提示すことによって、物品等の購入を可能に
したプリペイドカードを用いたシステムが開発されてい
る。かかるプリペイドカードシステムは、特定の商店街
や社員食堂、もしくは全国チェーン店などにおいて積極
的に利用され始めている。このシステムに用いるプリペ
イドカードは、紙やプラスチック製のカードに、磁気記
録部が全面的に塗布されたり、もしくはストライブ状の
磁気記録部が部分的に設けられた構成から成っており、
その磁気記録部に残額や取引回数に関する情報が所定の
フォーマットで磁気記録されている。例えば、1万円で
購入したプリペイドカードには、購入当初、残額として
1万円が磁気記録されており、このプリペイドカードを
提示して5千円の商品を購入したとき、店側では、EC
R(電子式キャッシュレジスタ)等に接続されたプリペ
イドカード端末装置に、客の提示したプリペイドカード
を挿入し、そのプリペイドカードに磁気記録されている
残額を5千円に書き換える。そして、プリペイドカード
の使用歴表示欄には、利用の度にプリペイド端末装置に
よって、利用金額を減額した後の残額などが順次印字さ
れるように成っている。これにより利用者は現在のプリ
ペイドカードの金銭的価値である残額を知ることができ
る。
【0003】一方、これらのプリペイドカードの利用す
る分野も近年、レストラン、喫茶店、バーなどの飲食店
にまで広がってきた。しかし、以下に説明する駐輪場や
駐車場などにおいては、上記プリペイドカードシステム
がまだ採用されていなかった。例えば、駅の付近におか
れた自転車、自動二輪車などの駐輪場では、月極めで利
用者を募り、利用者には月単位の利用証を発行し、その
駐輪場使用代金を現金で前払いしたり、所定銀行口座か
ら自動振り落としにより支払うなどの方法によって駐輪
場を運営していた。また、ホテル、デパート、大型スー
パマーケットなどの駐車場では、入場するたびに駐車場
利用カードをとり、用事をすませて退場するとき、その
駐車場利用カードに記載された入場時間から退場時に管
理人が打ち込む計時機の退場時間までの利用時間に相当
する料金を現金で駐車場の管理人に支払うか、あるいは
金銭投入機に所定利用代金を現金で投入し所定料金であ
るとき、退出側ゲートが自動的に開くようにした自動シ
ステムを駐車場に備えることにより運営していた。さら
に、電車やバスの切符売場やプールの入場券売場では、
利用者の常時使用を便利にするため定期券を発行してい
るが、上記プリペイドカードと定期券を一枚のカードで
兼用できるものではなく、代金を現金で払いプリペイド
カードと定期券をそれぞれ発行するものであって、定期
券の代金と物品の購入代金をそのプリペイドカードの残
金から差し引くようにするものではなかった。
る分野も近年、レストラン、喫茶店、バーなどの飲食店
にまで広がってきた。しかし、以下に説明する駐輪場や
駐車場などにおいては、上記プリペイドカードシステム
がまだ採用されていなかった。例えば、駅の付近におか
れた自転車、自動二輪車などの駐輪場では、月極めで利
用者を募り、利用者には月単位の利用証を発行し、その
駐輪場使用代金を現金で前払いしたり、所定銀行口座か
ら自動振り落としにより支払うなどの方法によって駐輪
場を運営していた。また、ホテル、デパート、大型スー
パマーケットなどの駐車場では、入場するたびに駐車場
利用カードをとり、用事をすませて退場するとき、その
駐車場利用カードに記載された入場時間から退場時に管
理人が打ち込む計時機の退場時間までの利用時間に相当
する料金を現金で駐車場の管理人に支払うか、あるいは
金銭投入機に所定利用代金を現金で投入し所定料金であ
るとき、退出側ゲートが自動的に開くようにした自動シ
ステムを駐車場に備えることにより運営していた。さら
に、電車やバスの切符売場やプールの入場券売場では、
利用者の常時使用を便利にするため定期券を発行してい
るが、上記プリペイドカードと定期券を一枚のカードで
兼用できるものではなく、代金を現金で払いプリペイド
カードと定期券をそれぞれ発行するものであって、定期
券の代金と物品の購入代金をそのプリペイドカードの残
金から差し引くようにするものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リペイドカードは、一般に使用期限が無くいつでも使用
できるが、1万円のプリペイドカード1枚で物品を購入
する場合に、1万円までの物品しか購入できず、1万5
千円の物品を購入する場合には1万円のプリぺイドカー
ドが2枚あるいは1枚のプリぺイドカードと現金5千円
が必要になっていた。それは、このようなプリペイドカ
ードの発行システムでは、一のプリペイドカードの残金
を他のプリペイドカードに加算して発行することができ
なかったので、一のプリペイドカードの残金とは別に新
たにプリペイドカードを発行する必要があった。一方、
電車やバスの切符売場やプールの入場券売場では、利用
者の常時使用を便利にするため定期券を発行している
が、この定期券は使用回数に制約がないものの使用期限
に制限があり、使用期限が超えるまでに現金を添えて再
発行の手続きをしなければならなかったので、手続きが
面倒になっていた。また、これまでは、上記プリペイド
カードと上記定期券を同一のカードで兼用できるように
したものがなく、プリペイドカードの購入と定期券の発
行する手続きを別個にしなければならず、時間的制約が
ある人間にとっては面倒になるだけでなく、これらのカ
ード代金に現金を添えるか銀行振込、銀行の自動振り落
としを利用して手続きしなければならなかった。
リペイドカードは、一般に使用期限が無くいつでも使用
できるが、1万円のプリペイドカード1枚で物品を購入
する場合に、1万円までの物品しか購入できず、1万5
千円の物品を購入する場合には1万円のプリぺイドカー
ドが2枚あるいは1枚のプリぺイドカードと現金5千円
が必要になっていた。それは、このようなプリペイドカ
ードの発行システムでは、一のプリペイドカードの残金
を他のプリペイドカードに加算して発行することができ
なかったので、一のプリペイドカードの残金とは別に新
たにプリペイドカードを発行する必要があった。一方、
電車やバスの切符売場やプールの入場券売場では、利用
者の常時使用を便利にするため定期券を発行している
が、この定期券は使用回数に制約がないものの使用期限
に制限があり、使用期限が超えるまでに現金を添えて再
発行の手続きをしなければならなかったので、手続きが
面倒になっていた。また、これまでは、上記プリペイド
カードと上記定期券を同一のカードで兼用できるように
したものがなく、プリペイドカードの購入と定期券の発
行する手続きを別個にしなければならず、時間的制約が
ある人間にとっては面倒になるだけでなく、これらのカ
ード代金に現金を添えるか銀行振込、銀行の自動振り落
としを利用して手続きしなければならなかった。
【0005】本発明は、プリペイドカードとしての機能
と定期券としての機能を一枚のカードで兼用させること
ができるプリベードカードを用いて加算発行、追加発行
などの発行処理を行うともに、そのプリペイドカードに
より駐輪場などのゲートの開閉制御を行うことができる
プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム
を提供することを目的とするものである。
と定期券としての機能を一枚のカードで兼用させること
ができるプリベードカードを用いて加算発行、追加発行
などの発行処理を行うともに、そのプリペイドカードに
より駐輪場などのゲートの開閉制御を行うことができる
プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、少なくとも順次更新される設備
利用期日に関する情報が記録される記録部と、上記設備
利用期日に関する情報が記録手段により記録される設備
利用期日表示部とを設けた。好ましくは、前記設備利用
期日表示部には、設備利用年月日に関する定期券として
の情報が表示される。また上記発明は、少なくとも順次
更新される設備利用期日に関する情報が記録される記録
部と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録され
る記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上
記記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取る読
取手段と、該読取手段で読み取られた取引に応じて更新
された残額を含む使用歴情報と、施設利用情報を上記記
録部に書き込む第1の書込手段と、該第1の書込手段で
書き込まれた使用歴情報を新プリペイドカードの使用歴
表示欄に印字する印字手段と、前記第1の書込手段で書
き込まれた設備利用情報を上記新プリペイドカードの有
効期限表示部に記録手段を用いて書き込む第2の書込手
段とを設けた。好ましくは、前記有効期限表示部には、
設備利用の有効年月日に関する定期券としての情報が表
示される。さらに、本発明は、少なくとも順次更新され
る設備利用期日に関する情報が磁気記録される記録部
と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録される
記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上記
記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取り、設
備利用を許可するかを判断する判断手段と、該判断部か
らの設備利用許可指令に基づいてゲートを開け、施設へ
の入場あるいは退場の許可をするゲート開閉手段を設け
た。
の手段として本発明は、少なくとも順次更新される設備
利用期日に関する情報が記録される記録部と、上記設備
利用期日に関する情報が記録手段により記録される設備
利用期日表示部とを設けた。好ましくは、前記設備利用
期日表示部には、設備利用年月日に関する定期券として
の情報が表示される。また上記発明は、少なくとも順次
更新される設備利用期日に関する情報が記録される記録
部と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録され
る記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上
記記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取る読
取手段と、該読取手段で読み取られた取引に応じて更新
された残額を含む使用歴情報と、施設利用情報を上記記
録部に書き込む第1の書込手段と、該第1の書込手段で
書き込まれた使用歴情報を新プリペイドカードの使用歴
表示欄に印字する印字手段と、前記第1の書込手段で書
き込まれた設備利用情報を上記新プリペイドカードの有
効期限表示部に記録手段を用いて書き込む第2の書込手
段とを設けた。好ましくは、前記有効期限表示部には、
設備利用の有効年月日に関する定期券としての情報が表
示される。さらに、本発明は、少なくとも順次更新され
る設備利用期日に関する情報が磁気記録される記録部
と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録される
記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上記
記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取り、設
備利用を許可するかを判断する判断手段と、該判断部か
らの設備利用許可指令に基づいてゲートを開け、施設へ
の入場あるいは退場の許可をするゲート開閉手段を設け
た。
【0007】
【作用】プリペイドカードには記録部に少なくとも順次
更新される設備利用期日である設備利用年月日に関する
情報が表示され、その設備利用年月日に関する定期券と
しての情報が記録手段により設備利用期日表示部に記録
される。プリペイドカード処理装置では、少なくとも順
次更新される設備利用期日、すなわち設備利用有効年月
日にに関する情報が記録される記録部と、上記設備利用
期日情報が記録手段により記録される記録部とを設けた
プリペイドカードを読取装置に挿入することにより、そ
の該読取手段で読み取られた取引に応じて更新された残
額を含む使用歴情報と、施設利用情報を上記記録部に第
1の書込手段により書き込む。そして、第1の書込手段
で書き込まれた使用歴情報を新プリペイドカードの使用
歴表示欄にプリンタで印字し、また第1の書込手段で書
き込まれた設備利用情報を新プリペイドカードの有効期
限表示部に第2の書込手段を用いて書き込む。一方、プ
リペイドカード処理システムでは、少なくとも順次更新
される設備利用期日に関する情報が記録される記録部
と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録される
記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上記
記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取り、設
備利用を許可するか否かを判断する判断手段と、該判断
部からの設備利用許可指令に基づいてゲート開閉手段の
ゲートを開け、施設への入場あるいは退場の許可をす
る。なお、上記記録部には、磁気記録部や光学的記録部
が含まれ、また記録手段には、磁気記録手段や光学的記
録手段が含まれる。
更新される設備利用期日である設備利用年月日に関する
情報が表示され、その設備利用年月日に関する定期券と
しての情報が記録手段により設備利用期日表示部に記録
される。プリペイドカード処理装置では、少なくとも順
次更新される設備利用期日、すなわち設備利用有効年月
日にに関する情報が記録される記録部と、上記設備利用
期日情報が記録手段により記録される記録部とを設けた
プリペイドカードを読取装置に挿入することにより、そ
の該読取手段で読み取られた取引に応じて更新された残
額を含む使用歴情報と、施設利用情報を上記記録部に第
1の書込手段により書き込む。そして、第1の書込手段
で書き込まれた使用歴情報を新プリペイドカードの使用
歴表示欄にプリンタで印字し、また第1の書込手段で書
き込まれた設備利用情報を新プリペイドカードの有効期
限表示部に第2の書込手段を用いて書き込む。一方、プ
リペイドカード処理システムでは、少なくとも順次更新
される設備利用期日に関する情報が記録される記録部
と、上記設備利用期日情報が記録手段により記録される
記録部とを設けたプリペイドカードの挿入により、上記
記録部に記録されているそれぞれの情報を読み取り、設
備利用を許可するか否かを判断する判断手段と、該判断
部からの設備利用許可指令に基づいてゲート開閉手段の
ゲートを開け、施設への入場あるいは退場の許可をす
る。なお、上記記録部には、磁気記録部や光学的記録部
が含まれ、また記録手段には、磁気記録手段や光学的記
録手段が含まれる。
【0008】
【実施例】本発明のプリペイドカードとその処理装置及
び処理システムについて図に基いて説明する。図1は本
発明のプリペイドカードとその処理装置に適用するカー
ド処理装置を示す斜視図、図2は図1のカード処理装置
の斜視図、図3は図2のカード処理装置の回路構成を示
すブロック図、図4は全体のシステム構成を示す図、図
5及び図6はプリペイドカードの一例を示す正面図、図
7〜図10は図1のカード処理装置の処理内容を示すフ
ローチャートである。なお、本発明には、記録部として
磁気記録部や、バーコード、カルラコードなどの表示部
からなる光学的記録部が含まれるが、以下の実施例にお
いては、先ず磁気記録部の場合の例を、説明する。
び処理システムについて図に基いて説明する。図1は本
発明のプリペイドカードとその処理装置に適用するカー
ド処理装置を示す斜視図、図2は図1のカード処理装置
の斜視図、図3は図2のカード処理装置の回路構成を示
すブロック図、図4は全体のシステム構成を示す図、図
5及び図6はプリペイドカードの一例を示す正面図、図
7〜図10は図1のカード処理装置の処理内容を示すフ
ローチャートである。なお、本発明には、記録部として
磁気記録部や、バーコード、カルラコードなどの表示部
からなる光学的記録部が含まれるが、以下の実施例にお
いては、先ず磁気記録部の場合の例を、説明する。
【0009】図1、図2及び図4において、1はスーパ
ーのレジ、レストラン、喫茶店のレジなどに配設されて
いる会計処理機で、この会計処理機1は電子キャッシュ
レジスタ(以下、「ECR」という)2とカードリーダ
ライタ3から構成される。上記ECR2は、スーパーの
レジ、レストラン、喫茶店のレジ台に載置されて現金の
出納などの管理を行う。このECR2と接続されている
のはカードリーダライタ3、カードリーダライタ3A及
びカードリーダライタ3Bで、これらのカードリーダラ
イタ3,3A,3Bもレストランのレジカウンタ(図示
省略)に配置されている。これらのリーダライタ3,3
A,3Bには、プリペイドカード4の挿入排出口用のス
ロット5が設けられている。
ーのレジ、レストラン、喫茶店のレジなどに配設されて
いる会計処理機で、この会計処理機1は電子キャッシュ
レジスタ(以下、「ECR」という)2とカードリーダ
ライタ3から構成される。上記ECR2は、スーパーの
レジ、レストラン、喫茶店のレジ台に載置されて現金の
出納などの管理を行う。このECR2と接続されている
のはカードリーダライタ3、カードリーダライタ3A及
びカードリーダライタ3Bで、これらのカードリーダラ
イタ3,3A,3Bもレストランのレジカウンタ(図示
省略)に配置されている。これらのリーダライタ3,3
A,3Bには、プリペイドカード4の挿入排出口用のス
ロット5が設けられている。
【0010】上記リーダライタ3A,3Bには、取引金
額等を表示する液晶表示部7と、取引金額を入力するた
めのECR2のキーパット6が装着されている。さら
に、リーダライタ3、3A,3Bには、メモリカード8
を挿入するためのスロット9が装着されている。前記メ
モリカード8は、例えば各顧客毎の使用歴データを保存
ないし更新するための使用歴メモリカード、新プリペイ
ドカード4を発行するために用いる発行用メモリカー
ド、あるいは各商品あるいは顧客などに応じた商品の割
引き率などの情報が記憶されているパラメータ用のメモ
リカードとして用いる。
額等を表示する液晶表示部7と、取引金額を入力するた
めのECR2のキーパット6が装着されている。さら
に、リーダライタ3、3A,3Bには、メモリカード8
を挿入するためのスロット9が装着されている。前記メ
モリカード8は、例えば各顧客毎の使用歴データを保存
ないし更新するための使用歴メモリカード、新プリペイ
ドカード4を発行するために用いる発行用メモリカー
ド、あるいは各商品あるいは顧客などに応じた商品の割
引き率などの情報が記憶されているパラメータ用のメモ
リカードとして用いる。
【0011】上記メモリカード8は、例えば、図4に示
すようにレストランの管理室に配設されたホストコンピ
ュータ15のメモリカード用リードライタ30に所定時
間毎に差し込むことにより、そのリーダライタ30から
カード8の内容が読み取られるので、レストランの管理
室におかれているホストコンピュータ15においてレス
トランのレジカウンタのリーダライタ3,3A,3Bの
カード8内に記憶されている情報を集中管理することが
できる。
すようにレストランの管理室に配設されたホストコンピ
ュータ15のメモリカード用リードライタ30に所定時
間毎に差し込むことにより、そのリーダライタ30から
カード8の内容が読み取られるので、レストランの管理
室におかれているホストコンピュータ15においてレス
トランのレジカウンタのリーダライタ3,3A,3Bの
カード8内に記憶されている情報を集中管理することが
できる。
【0012】一方、リーダライタ3には、未だ金銭的な
価値を有しないオフバリューカードが数百枚収納される
収納部3aが設けられ、この収納部3aから図3のカー
ド搬送部22により図3の書込部20または印字部21
にカードが搬送され、オフバリューカードに所定の印字
を行い、各種磁気情報を書き込むことにより、図4に示
す有効年月日などの有効期限情報付きのプリペイドカー
ド4を発行することが可能になる。
価値を有しないオフバリューカードが数百枚収納される
収納部3aが設けられ、この収納部3aから図3のカー
ド搬送部22により図3の書込部20または印字部21
にカードが搬送され、オフバリューカードに所定の印字
を行い、各種磁気情報を書き込むことにより、図4に示
す有効年月日などの有効期限情報付きのプリペイドカー
ド4を発行することが可能になる。
【0013】次に、図3に示すブロック図の構成につい
て説明する。図3において、各種演算や各部の制御を行
うCPU26には、バスライン100を介してROM1
1、RAM12、メモリカード・インターフェース1
3、RS232Cインターフェース13、LCDドライ
バ16、キーパッド6、読取部19、書込部20、印字
部21及びカード搬送部22が接続されている。
て説明する。図3において、各種演算や各部の制御を行
うCPU26には、バスライン100を介してROM1
1、RAM12、メモリカード・インターフェース1
3、RS232Cインターフェース13、LCDドライ
バ16、キーパッド6、読取部19、書込部20、印字
部21及びカード搬送部22が接続されている。
【0014】図3において、メモリカード・インターフ
ェース13は、メモリカード8との間で顧客情報等の各
種データの授受を行うためのもので、図1及び図2のメ
モリカード用スロット9内に設けられる。上記読取部1
9は、プリペイドカード4の磁気記録部から読み取りヘ
ッド17を介して読み取られた情報をバスライン100
を経てCPU10へ送出し、CPU10からの指令に基
づいて一時RAM12及びメモリ・インターフェース1
3を経てメモリカード8の所定の記憶領域に記憶する。
また書込部20は、カードリーダライタ3のキーパッド
16、メモリカード・インターフェース13、またはR
S232Cインターフェース14等を通じて入力される
各種の顧客情報を、書き込みヘッド18を介して情報を
プリペイドカード4の磁気記録部に書き込む。
ェース13は、メモリカード8との間で顧客情報等の各
種データの授受を行うためのもので、図1及び図2のメ
モリカード用スロット9内に設けられる。上記読取部1
9は、プリペイドカード4の磁気記録部から読み取りヘ
ッド17を介して読み取られた情報をバスライン100
を経てCPU10へ送出し、CPU10からの指令に基
づいて一時RAM12及びメモリ・インターフェース1
3を経てメモリカード8の所定の記憶領域に記憶する。
また書込部20は、カードリーダライタ3のキーパッド
16、メモリカード・インターフェース13、またはR
S232Cインターフェース14等を通じて入力される
各種の顧客情報を、書き込みヘッド18を介して情報を
プリペイドカード4の磁気記録部に書き込む。
【0015】図3において、印字部21は、プリペイド
カード4に対して所定の情報を印字するためのもので、
読み取りヘッド17及び書き込みヘッド18と共に、図
1及び図2に示すプリペイドカード用スロット9内に装
着されている。上記印字部21としては、サーマルプリ
ンタ等が用いられる。上記カード搬送部22は、プリペ
イドカード4を図1及び図2に示すスロット5内の所定
位置にセットすると共に、所定の処理が行われたカード
4をスロット5から排出させる。また、このカード搬送
部22は、新プリペイドカードを発行する際に、カード
リーダライタ3内に内蔵してあるオフバリューカードを
スロット5内にセットさせる。
カード4に対して所定の情報を印字するためのもので、
読み取りヘッド17及び書き込みヘッド18と共に、図
1及び図2に示すプリペイドカード用スロット9内に装
着されている。上記印字部21としては、サーマルプリ
ンタ等が用いられる。上記カード搬送部22は、プリペ
イドカード4を図1及び図2に示すスロット5内の所定
位置にセットすると共に、所定の処理が行われたカード
4をスロット5から排出させる。また、このカード搬送
部22は、新プリペイドカードを発行する際に、カード
リーダライタ3内に内蔵してあるオフバリューカードを
スロット5内にセットさせる。
【0016】図3において、RS232Cインターフェ
ース14は、ホストコンピュータ15もしくは図1のE
CR2との間でオンラインにより各種データの授受が行
われるようにするインターフェースである。本実施例で
は、メモリカード・インターフェース13に挿入される
メモリカード8を介してオフラインでホストコンピュー
タ22、ECR2またはカードリーダライタ3と顧客情
報などの情報のやり取りをするので、RS232Cイン
ターフェース14は必ずしも必要ではなく、RS232
Cインターフェース14とメモリカードインターフェー
ス13のいずれかを選択してメモリカード8あるいはホ
ストコンピュータ15から顧客情報などの情報の授受を
してもよい。なお、マイコンインターフェースとして
は、RS232C以外のインターフェースであってもよ
い。
ース14は、ホストコンピュータ15もしくは図1のE
CR2との間でオンラインにより各種データの授受が行
われるようにするインターフェースである。本実施例で
は、メモリカード・インターフェース13に挿入される
メモリカード8を介してオフラインでホストコンピュー
タ22、ECR2またはカードリーダライタ3と顧客情
報などの情報のやり取りをするので、RS232Cイン
ターフェース14は必ずしも必要ではなく、RS232
Cインターフェース14とメモリカードインターフェー
ス13のいずれかを選択してメモリカード8あるいはホ
ストコンピュータ15から顧客情報などの情報の授受を
してもよい。なお、マイコンインターフェースとして
は、RS232C以外のインターフェースであってもよ
い。
【0017】図3において、LCDドライバ16はCP
U10の表示指令に応じて、LCD7を駆動する回路で
ある。このLED7には、キーパッド6から入力された
情報や、読取部19で読み取られたプリペイドカード4
の磁気記録部に記録してある情報などが表示される。ま
たカードリーダライタ3のキーパッド6からは、取引金
額、顧客情報、新プリペイドカード発行用の操作指令情
報等が入力される。なお、RTCはカードリーダライタ
3に内蔵されている時計機能部であって、この時計機能
部RTCではカードリーダライタ3における独自の時間
管理が行える。この時計機能部RTCは、バッテリ電源
BTにより作動する。このバッテリ電源BTとしては、
ボタン電池などを用いる。上記CPU10では、プリペ
イドカード発行処理とその他の信号処理を集中的に行え
るようにしたが、プリペイドカード発行処理用のCPU
とその他の信号処理用のCPUを2つ設け、それぞれの
信号処理を2つのCPUに分担させるようにしてもよ
い。
U10の表示指令に応じて、LCD7を駆動する回路で
ある。このLED7には、キーパッド6から入力された
情報や、読取部19で読み取られたプリペイドカード4
の磁気記録部に記録してある情報などが表示される。ま
たカードリーダライタ3のキーパッド6からは、取引金
額、顧客情報、新プリペイドカード発行用の操作指令情
報等が入力される。なお、RTCはカードリーダライタ
3に内蔵されている時計機能部であって、この時計機能
部RTCではカードリーダライタ3における独自の時間
管理が行える。この時計機能部RTCは、バッテリ電源
BTにより作動する。このバッテリ電源BTとしては、
ボタン電池などを用いる。上記CPU10では、プリペ
イドカード発行処理とその他の信号処理を集中的に行え
るようにしたが、プリペイドカード発行処理用のCPU
とその他の信号処理用のCPUを2つ設け、それぞれの
信号処理を2つのCPUに分担させるようにしてもよ
い。
【0018】以上に説明したカードリーダライタ3は、
図4に示すように店頭などに置かれ、ホストコンピュー
タ15、ECR2または他のカードリーダライタ3A,
3Bとオンラインあるいはメモリカード8を通じてオフ
ラインで情報の通信が可能になっており、情報の管理は
ホストコンピュータ15で一括して行われている。
図4に示すように店頭などに置かれ、ホストコンピュー
タ15、ECR2または他のカードリーダライタ3A,
3Bとオンラインあるいはメモリカード8を通じてオフ
ラインで情報の通信が可能になっており、情報の管理は
ホストコンピュータ15で一括して行われている。
【0019】図5は上記使用前のプリペイドカード4を
示すもので、図6は使用後のプリペイドカードの使用歴
表示欄の表示例を示すものである。このプリペイドカー
ド4は、紙もしくはプラスチックなどで構成され、カー
ドの全面または一部に磁気記録部が形成されている。こ
の磁気記録部には、少なくとも取引に応じて順次更新さ
れる残額及び利用回数に関する情報が磁気記録されてい
る。磁気記録部が形成されているカード4の裏面には、
図5及び図6に示すように識別情報表示欄4a、有効期
限表示欄4b、使用歴表示欄4c、サービススタンプ欄
4dが表示されている。
示すもので、図6は使用後のプリペイドカードの使用歴
表示欄の表示例を示すものである。このプリペイドカー
ド4は、紙もしくはプラスチックなどで構成され、カー
ドの全面または一部に磁気記録部が形成されている。こ
の磁気記録部には、少なくとも取引に応じて順次更新さ
れる残額及び利用回数に関する情報が磁気記録されてい
る。磁気記録部が形成されているカード4の裏面には、
図5及び図6に示すように識別情報表示欄4a、有効期
限表示欄4b、使用歴表示欄4c、サービススタンプ欄
4dが表示されている。
【0020】上記識別情報表示欄4aには、顧客の氏
名、発行金額、会員番号、カード番号、発行店名、発行
日などの情報が印刷により表示される。また、有効期限
表示欄4bには、識別情報表示欄4aと異なり磁性材料
で形成され、有効年月日の情報、例えば、駐輪場の使用
を月極めで契約する場合には、契約更新時にプリペイド
カード4の有効期限表示欄4bの内容である有効年月日
の情報が磁気記録手段(図示省略)によって更新可能に
記録される。上記使用歴表示欄4cには、カードの利用
店名、利用日付、利用可能残額などの使用歴に関する情
報が表示可能になっている。また、サービススタンプ欄
4dには、カードの利用頻度などに応じたサービス情報
が表示される。これらの情報は、磁気記録部にも記録で
きるようになっている。
名、発行金額、会員番号、カード番号、発行店名、発行
日などの情報が印刷により表示される。また、有効期限
表示欄4bには、識別情報表示欄4aと異なり磁性材料
で形成され、有効年月日の情報、例えば、駐輪場の使用
を月極めで契約する場合には、契約更新時にプリペイド
カード4の有効期限表示欄4bの内容である有効年月日
の情報が磁気記録手段(図示省略)によって更新可能に
記録される。上記使用歴表示欄4cには、カードの利用
店名、利用日付、利用可能残額などの使用歴に関する情
報が表示可能になっている。また、サービススタンプ欄
4dには、カードの利用頻度などに応じたサービス情報
が表示される。これらの情報は、磁気記録部にも記録で
きるようになっている。
【0021】また、記録部としては、磁気記録部の他に
バーコード、カルラコードなどの表示部(図示省略)を
プリペイドカード4あるいは定期券付プリペイドカード
4Aに印刷し、そのバーコード、カルラコードなどの表
示部(図示省略)を読み取る光学的文字読取手段を用い
て読み取ることも可能である。
バーコード、カルラコードなどの表示部(図示省略)を
プリペイドカード4あるいは定期券付プリペイドカード
4Aに印刷し、そのバーコード、カルラコードなどの表
示部(図示省略)を読み取る光学的文字読取手段を用い
て読み取ることも可能である。
【0022】次に、本発明の一実施例のプリペイドカー
ドの発行処理を図7〜図10に基いて説明する。この説
明においては、図1〜6を参照して説明する。図7は定
期券付プリペイドカード4Aの新規発行を行う処理手順
を示すものである。この定期券付プリペイドカード4A
とは、例えば、駐輪場の月極め契約の有効年月日を表示
する有効期限表示欄4bを識別情報表示欄4a、使用歴
表示欄4c、サービススタンプ欄4dの他に設けたカー
ドをいう。この定期券付プリペイドカード4Aでは、1
枚の有効なプリペイドカード4Aを持参すれば、例え
ば、レストランが駐輪場を経営している場合にレストラ
ンでの支払いと共に駐輪場の月極め使用料を現金をもた
なくてもプリペイドカード4Aから支払うことが可能に
なる。
ドの発行処理を図7〜図10に基いて説明する。この説
明においては、図1〜6を参照して説明する。図7は定
期券付プリペイドカード4Aの新規発行を行う処理手順
を示すものである。この定期券付プリペイドカード4A
とは、例えば、駐輪場の月極め契約の有効年月日を表示
する有効期限表示欄4bを識別情報表示欄4a、使用歴
表示欄4c、サービススタンプ欄4dの他に設けたカー
ドをいう。この定期券付プリペイドカード4Aでは、1
枚の有効なプリペイドカード4Aを持参すれば、例え
ば、レストランが駐輪場を経営している場合にレストラ
ンでの支払いと共に駐輪場の月極め使用料を現金をもた
なくてもプリペイドカード4Aから支払うことが可能に
なる。
【0023】先ず、図7において、定期券付プリペイド
カード4Aの新規発行を行う処理手順をスタートさせ
る。そして、発行金額データと駐輪場の使用有効年月日
の情報をECR2より発行金額データと個人データを入
力して作成する(ステップ1、以下、ST1という)。
ECR2で発行金額データと個人データを作成した後に
は、これらのデータをECR1からカードリーダライタ
3に転送し、カードリーダライタ3内のRAM12に一
時記憶する(ST2)。その後、カードリーダライタ3
の収納部3aに収納されているオフバリューカードを図
3のカード搬送部22により書込部20に搬送する。こ
の時には、書込部20には、ECR2のキーパッド16
より入力される発行金額データと個人データがを書き込
みヘッド18を介してプリペイドカード4Aの記録部に
書き込まれる。そして、RAM12に記憶された発行金
額、例えば「12,000円」、個人名などの情報を読
出し、その情報に基づいて印字部21のプリンタ(図示
省略)で図5に示すプリペイドカード4Aの識別情報表
示欄4aに発行金額12,000円を印字させると共
に、書込部20で書込手段(図示省略)で有効期限表示
欄4bに、例えば、駐輪場の月極め契約の有効年月日
「H4−7−31」が書き込まれる。
カード4Aの新規発行を行う処理手順をスタートさせ
る。そして、発行金額データと駐輪場の使用有効年月日
の情報をECR2より発行金額データと個人データを入
力して作成する(ステップ1、以下、ST1という)。
ECR2で発行金額データと個人データを作成した後に
は、これらのデータをECR1からカードリーダライタ
3に転送し、カードリーダライタ3内のRAM12に一
時記憶する(ST2)。その後、カードリーダライタ3
の収納部3aに収納されているオフバリューカードを図
3のカード搬送部22により書込部20に搬送する。こ
の時には、書込部20には、ECR2のキーパッド16
より入力される発行金額データと個人データがを書き込
みヘッド18を介してプリペイドカード4Aの記録部に
書き込まれる。そして、RAM12に記憶された発行金
額、例えば「12,000円」、個人名などの情報を読
出し、その情報に基づいて印字部21のプリンタ(図示
省略)で図5に示すプリペイドカード4Aの識別情報表
示欄4aに発行金額12,000円を印字させると共
に、書込部20で書込手段(図示省略)で有効期限表示
欄4bに、例えば、駐輪場の月極め契約の有効年月日
「H4−7−31」が書き込まれる。
【0024】以上にようにして書き込まれたプリペイド
カードがカードリーダライタ3のスロット5から排出さ
れて定期券付の新規なプリペイドカード4Aを発行する
ことができる(ST3)。以上の発行処理により定期券
付のプリペイドカード4Aが発行できるので、簡単に発
行手続きをすることができる。また、カード利用者がこ
の有効なプリペイドカード4Aを所持すれば、レストラ
ンの支払いとともに、駐輪場の月極め使用料も現金によ
らずに1枚のカード4Aで支払うことができる点で便利
になる。
カードがカードリーダライタ3のスロット5から排出さ
れて定期券付の新規なプリペイドカード4Aを発行する
ことができる(ST3)。以上の発行処理により定期券
付のプリペイドカード4Aが発行できるので、簡単に発
行手続きをすることができる。また、カード利用者がこ
の有効なプリペイドカード4Aを所持すれば、レストラ
ンの支払いとともに、駐輪場の月極め使用料も現金によ
らずに1枚のカード4Aで支払うことができる点で便利
になる。
【0025】図8は定期券付プリペイドカード4Aを現
金払いで追加発行する処理手順を示すものである。例え
ば、旧プリペイドカードが定期券付でない場合に、レジ
カウンタで現金を払うことにより、定期券付プリペイド
カード4Aを追加発行させることができる。先ず、定期
券付プリペイドカード4Aを現金払いで追加発行する処
理手順をスタートする。そして、所定の追加の料金を、
例えば、レストランのレジカウンタで支払う(ST
4)。これによりレストランのレジカウンタの店員が以
下の処理を行う。
金払いで追加発行する処理手順を示すものである。例え
ば、旧プリペイドカードが定期券付でない場合に、レジ
カウンタで現金を払うことにより、定期券付プリペイド
カード4Aを追加発行させることができる。先ず、定期
券付プリペイドカード4Aを現金払いで追加発行する処
理手順をスタートする。そして、所定の追加の料金を、
例えば、レストランのレジカウンタで支払う(ST
4)。これによりレストランのレジカウンタの店員が以
下の処理を行う。
【0026】先ず、店員は、レストランのレジカウンタ
で顧客から受け取った旧プリペイドカード4をカードリ
ーダライタ3に読み込ませる(ST5)。旧プリペイド
カード4をカードリーダライタ3に読み込ませた後に
は、カードリーダライタ3からプリペイドカード4のカ
ードデータを読み出す(ST6)。上記プリペイドカー
ド4のカードデータを読み出した後には、開始年月日、
有効年月日をカードリーダライタ3の図3に示すキーパ
ッド6より入力し、これらを加えた定期券発行データを
ECR2からカードリーダライタ3へ転送する(ST
7)。そして、開始年月日、有効年月日を加えた定期券
発行データをカードリーダライタ3に転送し、カードリ
ーダライタ3内のRAM12に一時記憶する。
で顧客から受け取った旧プリペイドカード4をカードリ
ーダライタ3に読み込ませる(ST5)。旧プリペイド
カード4をカードリーダライタ3に読み込ませた後に
は、カードリーダライタ3からプリペイドカード4のカ
ードデータを読み出す(ST6)。上記プリペイドカー
ド4のカードデータを読み出した後には、開始年月日、
有効年月日をカードリーダライタ3の図3に示すキーパ
ッド6より入力し、これらを加えた定期券発行データを
ECR2からカードリーダライタ3へ転送する(ST
7)。そして、開始年月日、有効年月日を加えた定期券
発行データをカードリーダライタ3に転送し、カードリ
ーダライタ3内のRAM12に一時記憶する。
【0027】上記RAM12に一時記憶された後には、
カードリーダライタ3の収納部3aに収納されているオ
フバリューカードを図3のカード搬送部22により書込
部20に搬送する。このカードリーダライタ3の書込部
20では、カードリーダライタ3のキーパッド16より
入力される有効期限データを書き込みヘッド18を介し
てプリペイドカード4Aの記録部に書き込まれる。ま
た、書込部20では、RAM12に記憶された開始年月
日、有効年月日を加えた定期券発行データ、例えば有効
年月日、「H4−7−31」などを読出し、図5に示す
プリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bに書込部2
0の記録手段により書き込まれる。この有効期限表示欄
4bの有効年月日は例えば、駐輪場の月極め契約の有効
年月日である。このようにして書き込まれたプリペイド
カード4Aがカードリーダライタ3のスロット5から排
出されて追加発行される(ST8)。以上の発行処理に
より定期券付のプリペイドカード4Aを迅速に追加発行
できる。
カードリーダライタ3の収納部3aに収納されているオ
フバリューカードを図3のカード搬送部22により書込
部20に搬送する。このカードリーダライタ3の書込部
20では、カードリーダライタ3のキーパッド16より
入力される有効期限データを書き込みヘッド18を介し
てプリペイドカード4Aの記録部に書き込まれる。ま
た、書込部20では、RAM12に記憶された開始年月
日、有効年月日を加えた定期券発行データ、例えば有効
年月日、「H4−7−31」などを読出し、図5に示す
プリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bに書込部2
0の記録手段により書き込まれる。この有効期限表示欄
4bの有効年月日は例えば、駐輪場の月極め契約の有効
年月日である。このようにして書き込まれたプリペイド
カード4Aがカードリーダライタ3のスロット5から排
出されて追加発行される(ST8)。以上の発行処理に
より定期券付のプリペイドカード4Aを迅速に追加発行
できる。
【0028】図9は定期券付プリペイドカード4Aを加
算発行する処理手順を示すものである。この処理はプリ
ペイドカード4Aの残金がなくなったり、プリペイドカ
ード4Aの残金が少なくなった時に、現金を加算するこ
とにより新しい発行金額、残額を記録した新カードを発
行する処理手順を示すものである。先ず、定期券付プリ
ペイドカード4Aの残金に現金を加算して新しいプリペ
イドカードを発行する処理手順をスタートする。例え
ば、レストランの店員が残額の少なくなったプリペイド
カード4Aをカードリーダライタ3に読み込ませ、顧客
が追い金の代金、例えば1万円を上記レストランのキャ
ッシユカウンタの店員に支払う(ST9)。そして、そ
の店員はECR2を操作して追加代金に応じた発行金額
を残額データ、例えば2千円に上乗せする処理をする
(ST10)。次に、ECR2はカードリーダライタ3
へ新しい発行金額1万円、残額2千円を示す情報を転送
する(ST11)。このカードリーダライタ3では、E
CR2から転送された新しい発行金額1万円、残額2千
円を示す情報に応じた信号を図3のRAM12、メモリ
カード8及びホストコンピユータ15に送出する。
算発行する処理手順を示すものである。この処理はプリ
ペイドカード4Aの残金がなくなったり、プリペイドカ
ード4Aの残金が少なくなった時に、現金を加算するこ
とにより新しい発行金額、残額を記録した新カードを発
行する処理手順を示すものである。先ず、定期券付プリ
ペイドカード4Aの残金に現金を加算して新しいプリペ
イドカードを発行する処理手順をスタートする。例え
ば、レストランの店員が残額の少なくなったプリペイド
カード4Aをカードリーダライタ3に読み込ませ、顧客
が追い金の代金、例えば1万円を上記レストランのキャ
ッシユカウンタの店員に支払う(ST9)。そして、そ
の店員はECR2を操作して追加代金に応じた発行金額
を残額データ、例えば2千円に上乗せする処理をする
(ST10)。次に、ECR2はカードリーダライタ3
へ新しい発行金額1万円、残額2千円を示す情報を転送
する(ST11)。このカードリーダライタ3では、E
CR2から転送された新しい発行金額1万円、残額2千
円を示す情報に応じた信号を図3のRAM12、メモリ
カード8及びホストコンピユータ15に送出する。
【0029】書込部20は、ECR2より入力される発
行金額データを書き込みヘッド18を介してプリペイド
カード4Aの記録部に書き込まれる。そして、上記RA
M12に記憶された発行金額、例えば加算金額12,0
00円を図5に示すプリペイドカード4Aの識別情報表
示欄4aに図3の印字部21のプリンタ(図示省略)で
印字する。以上のようにして、印字されたプリペイドカ
ードがカードリーダライタ3のスロット5から排出され
て新カードが発行される(ST12)。以上の発行処理
を行うことにより新しい発行金額、残額を記録した定期
券付プリペイドカード4Aが発行できるので、プリペイ
ドカードの旧残金に新しい発行金額を加算してプリペイ
ドカードを迅速に発行することができる。また、カード
利用者がこの定期券付プリペイドカード4Aを所持すれ
ば、レストランの支払いとともに、駐輪場の月極め使用
料を現金をもたずに1枚のプリペイドカード4Aで支払
うことができる点で便利になる。
行金額データを書き込みヘッド18を介してプリペイド
カード4Aの記録部に書き込まれる。そして、上記RA
M12に記憶された発行金額、例えば加算金額12,0
00円を図5に示すプリペイドカード4Aの識別情報表
示欄4aに図3の印字部21のプリンタ(図示省略)で
印字する。以上のようにして、印字されたプリペイドカ
ードがカードリーダライタ3のスロット5から排出され
て新カードが発行される(ST12)。以上の発行処理
を行うことにより新しい発行金額、残額を記録した定期
券付プリペイドカード4Aが発行できるので、プリペイ
ドカードの旧残金に新しい発行金額を加算してプリペイ
ドカードを迅速に発行することができる。また、カード
利用者がこの定期券付プリペイドカード4Aを所持すれ
ば、レストランの支払いとともに、駐輪場の月極め使用
料を現金をもたずに1枚のプリペイドカード4Aで支払
うことができる点で便利になる。
【0030】図10は定期券部をプリペイドカード4の
支払いで追加発行する処理手順を示すものである。先
ず、定期券部をプリペイドカード4の支払いで追加発行
する処理手順をスタートさせる。次に、発行済の旧プリ
ペイドカード4の残金情報をカードリーダライタ3へ読
み込ます(ST13)。このカードリーダライタ3で
は、図3の読み取りヘッド17を介して読取部19で読
み取られた残金情報がRAM12、メモリカード8及び
ホストコンピュータ15の記憶部(図示省略)に記憶さ
れる。そして、ECR2はカードリーダライタ3のRA
M12からカードデータを読み出す(ST14)。上記
ECR2では、カードリーダライタ3のRAM12から
読み出したカードデータ、例えばプリペイドカード4の
残金9千円から定期券部の代金、例えば3千円を減算
し、プリペイドカード4の残金が6千円であることを計
算する(ST15)。次に、ECR2では、開始年月
日、有効年月日を加えたデータを作成し、プリペイドカ
ード4の残金情報とともにカードリーダライタ3に転送
する(ST16)。このときカードリーダライタ3で
は、ECR2から転送された残金情報と定期券部の開始
年月日、有効年月日を加えたデータを図3のRAM1
2、メモリカード8及びホストコンピユータ15に送出
する。
支払いで追加発行する処理手順を示すものである。先
ず、定期券部をプリペイドカード4の支払いで追加発行
する処理手順をスタートさせる。次に、発行済の旧プリ
ペイドカード4の残金情報をカードリーダライタ3へ読
み込ます(ST13)。このカードリーダライタ3で
は、図3の読み取りヘッド17を介して読取部19で読
み取られた残金情報がRAM12、メモリカード8及び
ホストコンピュータ15の記憶部(図示省略)に記憶さ
れる。そして、ECR2はカードリーダライタ3のRA
M12からカードデータを読み出す(ST14)。上記
ECR2では、カードリーダライタ3のRAM12から
読み出したカードデータ、例えばプリペイドカード4の
残金9千円から定期券部の代金、例えば3千円を減算
し、プリペイドカード4の残金が6千円であることを計
算する(ST15)。次に、ECR2では、開始年月
日、有効年月日を加えたデータを作成し、プリペイドカ
ード4の残金情報とともにカードリーダライタ3に転送
する(ST16)。このときカードリーダライタ3で
は、ECR2から転送された残金情報と定期券部の開始
年月日、有効年月日を加えたデータを図3のRAM1
2、メモリカード8及びホストコンピユータ15に送出
する。
【0031】上記カードリーダライタ3の書込部20に
は、ECR2より入力される発行金額データを書き込み
ヘッド18を介してプリペイドカード4Aの記録部に書
き込まれる。その後、カードリーダライタ3の図3のカ
ード搬送部22によりプリペイドカード4が印字部21
のプリンタで使用歴表示欄4cに定期券部の代金3千円
が印字され、また書込部20で記録手段により有効期限
表示欄4bに駐輪場の月極め契約の有効年月日が書き込
まれる(ST17)。以上のようにして、印字または書
き込まれたプリペイドカードがカードリーダライタ3の
スロット5から排出されて新カードが発行される。以上
の発行処理を行うことにより、旧プリペイドカードから
定期券部を有する定期券付プリペイドカードを旧プリペ
イドカードの残金より減算して定期券付プリペイドカー
ド4Aを新規に発行することが可能になる。
は、ECR2より入力される発行金額データを書き込み
ヘッド18を介してプリペイドカード4Aの記録部に書
き込まれる。その後、カードリーダライタ3の図3のカ
ード搬送部22によりプリペイドカード4が印字部21
のプリンタで使用歴表示欄4cに定期券部の代金3千円
が印字され、また書込部20で記録手段により有効期限
表示欄4bに駐輪場の月極め契約の有効年月日が書き込
まれる(ST17)。以上のようにして、印字または書
き込まれたプリペイドカードがカードリーダライタ3の
スロット5から排出されて新カードが発行される。以上
の発行処理を行うことにより、旧プリペイドカードから
定期券部を有する定期券付プリペイドカードを旧プリペ
イドカードの残金より減算して定期券付プリペイドカー
ド4Aを新規に発行することが可能になる。
【0032】図11は本発明のプリペイドカード処理シ
ステムを駐輪場の入場許可装置に適用した例を示す概略
説明図、図12はカードリーダライタと開閉ゲートとの
間の制御系を示すブロック図、図13は駐輪場の入場許
可装置の動作を示すフローチャートである。図11にお
いて、入場許可装置41は、駅の近くの駐輪場の入口に
配設されているものである。自転車に乗ってきた人間が
入場許可装置41の前で自転車からおりて、上記定期券
付プリペイドカード4Aを取り出し、カード投入口42
にそのカード4Aを投入すると、カード搬送ローラ(図
示省略)によりプリペイドカード4Aが図12のカード
リーダライタ45に搬送される。
ステムを駐輪場の入場許可装置に適用した例を示す概略
説明図、図12はカードリーダライタと開閉ゲートとの
間の制御系を示すブロック図、図13は駐輪場の入場許
可装置の動作を示すフローチャートである。図11にお
いて、入場許可装置41は、駅の近くの駐輪場の入口に
配設されているものである。自転車に乗ってきた人間が
入場許可装置41の前で自転車からおりて、上記定期券
付プリペイドカード4Aを取り出し、カード投入口42
にそのカード4Aを投入すると、カード搬送ローラ(図
示省略)によりプリペイドカード4Aが図12のカード
リーダライタ45に搬送される。
【0033】このカードリーダライタ45では、上記図
2及び図3に示すカードリーダライタ3と同様の構成か
らなるので、図2及び図3の構成を参照して説明する。
前記カードリーダライタ45では、図3における読み取
りヘッド17を介して読取部19で読み取られた図5及
び図6に示すプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4
bの有効年月日、例えば、「H4−7−31」の情報が
RAM12、メモリカード8及びホストコンピュータ1
5の記憶部(図示省略)に記憶される。そして、RAM
12に一時記憶されたプリペイドカード4Aの有効期限
表示欄4bの有効年月日情報が読み出される。読み出さ
れたプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bの有効
年月日情報は、図3のCPU10の判断部(図示省略)
で有効期限内にあるか否かを判断し、プリペイドカード
4Aの有効期限表示欄4bの有効年月日情報が有効期限
内にあると判断するときには、ゲート制御装置46を駆
動させる信号をカードリーダライタ3より出力する。
2及び図3に示すカードリーダライタ3と同様の構成か
らなるので、図2及び図3の構成を参照して説明する。
前記カードリーダライタ45では、図3における読み取
りヘッド17を介して読取部19で読み取られた図5及
び図6に示すプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4
bの有効年月日、例えば、「H4−7−31」の情報が
RAM12、メモリカード8及びホストコンピュータ1
5の記憶部(図示省略)に記憶される。そして、RAM
12に一時記憶されたプリペイドカード4Aの有効期限
表示欄4bの有効年月日情報が読み出される。読み出さ
れたプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bの有効
年月日情報は、図3のCPU10の判断部(図示省略)
で有効期限内にあるか否かを判断し、プリペイドカード
4Aの有効期限表示欄4bの有効年月日情報が有効期限
内にあると判断するときには、ゲート制御装置46を駆
動させる信号をカードリーダライタ3より出力する。
【0034】このとき上記ゲート制御装置46では、モ
ータ駆動信号を出力してモータ47を駆動させることに
より、図11及び図12に示すゲート43を開いて駐輪
場へ月極め会員を入場させる。ゲート43を開いたとき
には、上記定期券付プリペイドカード4Aは、入場許可
装置41内の搬送路(図示省略)を経てカード取り出し
口44の付近まで搬送される。ゲート43を開き駐輪場
の月極め会員が駐輪場に入場したときには、前記カード
取り出し口44から定期券付プリペイドカード4Aが取
り出し可能な状態に置かれ、そのプリペイドカード4A
をカード取り出し口44から取り出すと、上記ゲート4
3は閉じ、会員以外の人間が入場できないようにする。
なお、上記記録部としては、磁気記録部の他にバーコー
ド、カルラコードなどの表示部(図示省略)をプリペイ
ドカード4あるいは定期券付プリペイドカード4Aに印
刷し、そのバーコード、カルラコードなどの表示部(図
示省略)を読み取る光学的文字読取手段を用いて読取る
ことも可能である。
ータ駆動信号を出力してモータ47を駆動させることに
より、図11及び図12に示すゲート43を開いて駐輪
場へ月極め会員を入場させる。ゲート43を開いたとき
には、上記定期券付プリペイドカード4Aは、入場許可
装置41内の搬送路(図示省略)を経てカード取り出し
口44の付近まで搬送される。ゲート43を開き駐輪場
の月極め会員が駐輪場に入場したときには、前記カード
取り出し口44から定期券付プリペイドカード4Aが取
り出し可能な状態に置かれ、そのプリペイドカード4A
をカード取り出し口44から取り出すと、上記ゲート4
3は閉じ、会員以外の人間が入場できないようにする。
なお、上記記録部としては、磁気記録部の他にバーコー
ド、カルラコードなどの表示部(図示省略)をプリペイ
ドカード4あるいは定期券付プリペイドカード4Aに印
刷し、そのバーコード、カルラコードなどの表示部(図
示省略)を読み取る光学的文字読取手段を用いて読取る
ことも可能である。
【0035】図13は図11及び図12に示す入場許可
装置41の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。この図13の説明においては、必要に応じて図3、
図11及び図12を参照して説明する。先ず、入場許可
装置41の動作の処理をスタートするため、定期券付プ
リペイドカード4Aを入場許可装置41のカード投入口
42に投入する(ST18)。このとき、入場許可装置
41内のカード投入口42側のカード搬送路(図示省
略)より図12に示すカードリーダライタ45の図3に
おける読取りヘッド17を介して、読取部19で図5及
び図6に示すプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4
bの有効年月日「H4−7−31」を読み取る(ST1
9)。
装置41の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。この図13の説明においては、必要に応じて図3、
図11及び図12を参照して説明する。先ず、入場許可
装置41の動作の処理をスタートするため、定期券付プ
リペイドカード4Aを入場許可装置41のカード投入口
42に投入する(ST18)。このとき、入場許可装置
41内のカード投入口42側のカード搬送路(図示省
略)より図12に示すカードリーダライタ45の図3に
おける読取りヘッド17を介して、読取部19で図5及
び図6に示すプリペイドカード4Aの有効期限表示欄4
bの有効年月日「H4−7−31」を読み取る(ST1
9)。
【0036】次に、その読み取られた有効年月日の情報
がまだ有効であるか否かを図3のCPU10の判断手段
(図示省略)で判断する(ST20)。そして、有効年
月日の情報が有効期限内にあると判断した時には、カー
ドリーダライタ45から確認信号がゲート制御装置46
に入力する。このときカードリーダライタ45内のカー
ド搬送路からカード取り出し口44に至る搬送路にプリ
ペイドカード4Aを搬送する(ST21)。上記ゲート
制御装置46の制御信号が出力される時には、モータ4
7を回転させてゲート43を開ける(ST23)。上記
ゲート43を開けて駐輪場へ月極め会員が入場すると同
時に、入場許可装置41内のカード取り出し口44より
定期券付プリペイドカード4Aが取り出し可能な状態に
置かれ、そのプリペイドカード4Aをカード取り出し口
44から取り出すと、上記ゲート43は閉じ、会員以外
の人間が入場できないようにする(ST23)。以上に
説明した駐輪場の入場許可装置41では、有効な定期券
付プリペイドカード4Aを携帯し、カード投入口42よ
りプリペイドカード4Aを投入することにより、迅速に
駐輪場に入場することが可能になるので、現金が不要に
なり便利になる。また、定期券部の月極め駐輪場の使用
代金をプリペイドカード4Aの残金から引き落とすこと
ができるので、現金で月極め駐輪場の使用代金を支払う
必要もなくなるだけでなく、銀行で月極め駐輪場の使用
代金を振り込むなどの手間をなくすことができる。
がまだ有効であるか否かを図3のCPU10の判断手段
(図示省略)で判断する(ST20)。そして、有効年
月日の情報が有効期限内にあると判断した時には、カー
ドリーダライタ45から確認信号がゲート制御装置46
に入力する。このときカードリーダライタ45内のカー
ド搬送路からカード取り出し口44に至る搬送路にプリ
ペイドカード4Aを搬送する(ST21)。上記ゲート
制御装置46の制御信号が出力される時には、モータ4
7を回転させてゲート43を開ける(ST23)。上記
ゲート43を開けて駐輪場へ月極め会員が入場すると同
時に、入場許可装置41内のカード取り出し口44より
定期券付プリペイドカード4Aが取り出し可能な状態に
置かれ、そのプリペイドカード4Aをカード取り出し口
44から取り出すと、上記ゲート43は閉じ、会員以外
の人間が入場できないようにする(ST23)。以上に
説明した駐輪場の入場許可装置41では、有効な定期券
付プリペイドカード4Aを携帯し、カード投入口42よ
りプリペイドカード4Aを投入することにより、迅速に
駐輪場に入場することが可能になるので、現金が不要に
なり便利になる。また、定期券部の月極め駐輪場の使用
代金をプリペイドカード4Aの残金から引き落とすこと
ができるので、現金で月極め駐輪場の使用代金を支払う
必要もなくなるだけでなく、銀行で月極め駐輪場の使用
代金を振り込むなどの手間をなくすことができる。
【0037】上記実施例では、プリペイドカード4の記
録部に少なくとも順次更新される設備利用期日である設
備利用年月日に関する定期券情報が表示され、その定期
券情報が記録手段によりプリペイドカード4Aの有効期
限表示欄4bに記録される。そのため、定期券付プリペ
イドカード4Aは、通常のプリペイドカードとともに定
期券としての機能を具備することができるので、プリペ
イドカードの使い勝手をさらに向上させることができ
る。また、上記プリペイドカード4Aをカードリーダラ
イタ3の読取部19に挿入し、カードリーダライタ3の
キーパッド6からの指示に基づいて識別情報表示欄4
a、有効期限表示欄4bの情報をそれぞれの書き込み欄
に印字用のプリンタで印字し、書込手段で書き込みをす
ることができる。従って、定期券付プリペイドカードの
新規発行、追加発行、加算発行、定期券部をプリペイド
カードの残金より差し引いて追加発行するなどの発行処
理も迅速かつ確実に行うことができる。
録部に少なくとも順次更新される設備利用期日である設
備利用年月日に関する定期券情報が表示され、その定期
券情報が記録手段によりプリペイドカード4Aの有効期
限表示欄4bに記録される。そのため、定期券付プリペ
イドカード4Aは、通常のプリペイドカードとともに定
期券としての機能を具備することができるので、プリペ
イドカードの使い勝手をさらに向上させることができ
る。また、上記プリペイドカード4Aをカードリーダラ
イタ3の読取部19に挿入し、カードリーダライタ3の
キーパッド6からの指示に基づいて識別情報表示欄4
a、有効期限表示欄4bの情報をそれぞれの書き込み欄
に印字用のプリンタで印字し、書込手段で書き込みをす
ることができる。従って、定期券付プリペイドカードの
新規発行、追加発行、加算発行、定期券部をプリペイド
カードの残金より差し引いて追加発行するなどの発行処
理も迅速かつ確実に行うことができる。
【0038】さらに、上記プリペイドカード4Aをカー
ドリーダライタ40の図3で説明する読取部19に挿入
し、プリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bの情報
を読み取り、図3のCPU10で設備利用を許可するか
否かを判断し、そのCPU10からの設備利用許可指令
に基づいてゲート43を開く制御をすることにより駐輪
場へ速やかに入場することが可能になる。なお、上記実
施例においては、レストランが駐輪場を経営している場
合について説明し、レストランの支払いとともに駐輪場
での月極め使用料をプリペイドカード4Aの残金から支
払うことができるようにしたが、これに限定されないこ
とは言うまでもない。
ドリーダライタ40の図3で説明する読取部19に挿入
し、プリペイドカード4Aの有効期限表示欄4bの情報
を読み取り、図3のCPU10で設備利用を許可するか
否かを判断し、そのCPU10からの設備利用許可指令
に基づいてゲート43を開く制御をすることにより駐輪
場へ速やかに入場することが可能になる。なお、上記実
施例においては、レストランが駐輪場を経営している場
合について説明し、レストランの支払いとともに駐輪場
での月極め使用料をプリペイドカード4Aの残金から支
払うことができるようにしたが、これに限定されないこ
とは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、プリペイ
ドカードとしての機能と定期券としての機能を一枚のカ
ードで兼用させることができるプリペイドカードを用い
て加算発行、追加発行などの発行処理を行うともに、そ
のプリペイドカードにより駐輪場などの施設のゲートの
開閉制御を行うことができる。
ドカードとしての機能と定期券としての機能を一枚のカ
ードで兼用させることができるプリペイドカードを用い
て加算発行、追加発行などの発行処理を行うともに、そ
のプリペイドカードにより駐輪場などの施設のゲートの
開閉制御を行うことができる。
【図1】本発明のプリペイドカードとその処理装置に適
用するカード処理装置を示す概略斜視図である。
用するカード処理装置を示す概略斜視図である。
【図2】図1のカード処理装置の斜視図である。
【図3】図2のカード処理装置の回路構成を示ブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の一実施例の全体システム構成図であ
る。
る。
【図5】本発明のプリペイドカードとその処理装置に適
用するプリペイドカードの使用前の状態を示す図であ
る。
用するプリペイドカードの使用前の状態を示す図であ
る。
【図6】本発明のプリペイドカードとその処理装置に適
用するプリペイドカードの使用後の状態を示す図であ
る。
用するプリペイドカードの使用後の状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例のカード処理装置の処理内容を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例のカード処理装置の処理内容を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例のカード処理装置の処理内容を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施例のカード処理装置の処理内容
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例を示す概要説明図であ
る。
る。
【図12】図11の制御系で用いる制御ブロック図を示
すものである。
すものである。
【図13】図11及び図12の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
1 会計処理機 2 ECR(電子式キャッシュレジスタ) 3 カードリーダライタ 4 プリペイドカード 4A 定期券付プリペイドカード 6 キーパッド 7 LCD 8 メモリカード 10 CPU 12 RAM 15 ホストコンピュータ 17 読取りヘッド 18 書込みヘッド 19 読取部 20 書込部 21 印字部 22 カード搬送部 41 入場許可装置 43 ゲート 45 カードリーダライタ 46 ゲート制御装置 47 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 G07F 7/08 9256−3E G07F 7/08 A
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも順次更新される設備利用期日に
関する情報が記録される記録部と、 上記設備利用期日に関する情報が記録手段により記録さ
れる設備利用期日表示部とを設けたプリペイドカード。 - 【請求項2】前記設備利用期日表示部には、設備利用年
月日に関する定期券としての情報が表示される請求項1
記載のプリペイドカード。 - 【請求項3】少なくとも順次更新される設備利用期日に
関する情報が記録される記録部と、上記設備利用期日情
報が記録手段により記録される記録部とを設けたプリペ
イドカードの挿入により、上記記録部に記録されている
それぞれの情報を読み取る読取手段と、 該読取手段で読み取られた取引に応じて更新された残額
を含む使用歴情報と、施設利用情報を上記記録部に書き
込む第1の書込手段と、 該第1の書込手段で書き込まれた使用歴情報を新プリペ
イドカードの使用歴表示欄に印字する印字手段と、 前記第1の書込手段で書き込まれた設備利用情報を上記
新プリペイドカードの有効期限表示部に記録手段を用い
て書き込む第2の書込手段とを設けたプリペイドカード
処理装置。 - 【請求項4】前記有効期限表示部には、設備利用の有効
年月日に関する定期券としての情報が表示される請求項
3記載のプリペイドカード処理装置。 - 【請求項5】少なくとも順次更新される設備利用期日に
関する情報が記録される記録部と、上記設備利用期日情
報が記録手段により記録される記録部とを設けたプリペ
イドカードの挿入により、上記記録部に記録されている
それぞれの情報を読み取り、設備利用を許可するかを判
断する判断手段と、 該判断部からの設備利用許可指令に基づいてゲートを開
け、施設への入場あるいは退場の許可をするゲート開閉
手段を設けたプリペイドカード処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200612A JPH0624191A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200612A JPH0624191A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624191A true JPH0624191A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16427269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200612A Pending JPH0624191A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プリペイドカードとその処理装置及びその処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624191A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8195708B2 (en) | 2007-10-23 | 2012-06-05 | Sony Corporation | Information retaining apparatus, information processing system, information processing method and program |
CN111242603A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-06-05 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 基于区块链的乘车结算方法及装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200612A patent/JPH0624191A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8195708B2 (en) | 2007-10-23 | 2012-06-05 | Sony Corporation | Information retaining apparatus, information processing system, information processing method and program |
CN111242603A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-06-05 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 基于区块链的乘车结算方法及装置 |
CN111242603B (zh) * | 2020-01-03 | 2024-06-11 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 基于区块链的乘车结算方法及装置 |
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