JPH06240672A - 油圧ユニット - Google Patents

油圧ユニット

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JPH06240672A
JPH06240672A JP6458893A JP6458893A JPH06240672A JP H06240672 A JPH06240672 A JP H06240672A JP 6458893 A JP6458893 A JP 6458893A JP 6458893 A JP6458893 A JP 6458893A JP H06240672 A JPH06240672 A JP H06240672A
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JP
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pile
hydraulic unit
steel pipe
press
hydraulic
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JP6458893A
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Morio Kitamura
北村  精男
Shingo Ino
真吾 猪野
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Giken Seisakusho Co Ltd
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Giken Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレーン等を準備することなく、杭圧入引抜
機に追従して杭の建込みあるいは取込み等の一連の作業
を安定して安全に且つ高能率で遂行する。 【構成】 杭圧入引抜機の油圧機構2の下部に固定フレ
ーム3を設け、この固定フレーム3に杭の吊込機構4を
搭載し、固定フレーム3内部に移動フレーム8を摺動自
在に取付ける。この移動フレーム8と前述の固定フレー
ム3の下部に既設杭の上端を挟持するクランプ12、1
3をそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭圧入引抜機に駆動用
の流体を供給しつつ、杭圧入引抜機のチャック内に新た
な杭を吊込むこともできる自力走行式の油圧ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】本来、油圧ユニットは、自力で既設杭列
上を走行していく杭圧入引抜機に駆動用の流体を供給す
る装置である。一般に、油圧ユニットは、杭圧入引抜機
とは別体に設けられ、作業中の杭圧入引抜機の後方に追
従させて使用する。
【0003】一方、杭圧入引抜機で杭を圧入又は引抜く
作業を継続して行うには、杭を吊上げ移動する装置も必
要である。そのため、従来より、トラッククレーン、ホ
イルクレーン及びクローラクレーン等を使用して杭圧入
引抜機への杭の建込みあるいは取込みを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、狭隘地、水上
等の作業箇所においては、杭圧入引抜機を設置しても上
述のようなクレーンを進入させることができず、杭を吊
上げて移動させることができないという不都合が生じて
いた。かかる不都合を是正すべく、本件出願人は、杭圧
入引抜機と同様に杭上で自力走行できる吊込装置を提案
している。ところがこの場合、図6に示すように、まず
杭圧入引抜機Kが最前列、次に油圧ユニット21、次に
吊込装置22という機械の配列となる。
【0005】この配列では、油圧ユニット21が杭圧入
引抜機Kと吊込装置22との間に位置するため、吊込装
置22のブーム23の長さを長くする必要があり作業半
径が大きくなって安定性は悪くなる。また、ブーム23
自体の起伏角度も小さくなるため、吊上げ能力が小さく
なり作業能力は悪くなるという新たな課題も発生してい
る。本発明では、このような課題等を解決するため、油
圧ユニット自体に自力走行の機能と杭の吊上げ機能を付
加し、杭圧入引抜機に駆動用の流体を供給しつつ、杭の
建込みあるい取込み等の一連の作業も可能とする自力走
行式の油圧ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の油圧ユニットは、杭圧入引抜機の油圧
機構に固定フレームを設け、該固定フレームに杭の吊込
機構を搭載すると共に杭の上端を移動する移動フレーム
を取り付け、該移動フレームと前記固定フレームの下部
に既設杭挟持用のクランプをそれぞれ設けたことを特徴
としている。
【0007】
【作用】本発明の油圧ユニットは、杭の建込みあるいは
取込み作業において次のように作動する。移動フレーム
と固定フレーム下部のクランプを開放して既設杭の上端
に載置する。油圧機構を作動させて既設杭を挟持し、油
圧ユニットを杭圧入引抜機の後方の既設杭上に固定す
る。杭圧入引抜機が杭を圧入していく時は、杭の吊込機
構で新たな杭をチャックに建込み、既設杭を引抜く時
は、杭の吊込機構で引抜いた既設杭をチャックから取込
む。
【0008】油圧ユニットを前進あるいは後退させる時
は、油圧機構を作動させて移動フレーム下部のクランプ
を開放し、移動フレームを前方あるいは後方に摺動移動
させる。移動後、移動フレーム下部のクランプで杭を挟
持し、固定フレーム下部のクランプを開放する。次に、
固定フレームを移動フレームに沿って移動させ、固定フ
レーム下部のクランプで杭を挟持し自力走行は完了す
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である油圧ユニット
の側面図、図2は同正面図、図3は既設の鋼管矢板の上
端を挟持する状態を示す側面図である。
【0010】この油圧ユニット1は、杭圧入引抜機の油
圧機構2の下部に固定フレーム3を設け、この固定フレ
ーム3の後端上部に、鋼管矢板Pの建込み又は取込みを
行う吊込機構4を搭載している。このうち、油圧機構2
はエンジンが付属している杭圧入引抜機用のものを使用
する。吊込機構4は、起伏シリンダ5により起伏自在で
且つ伸長退縮シリンダ(図示せず)により伸長退縮が自
在な吊込ブーム6を固定フレーム3に対して回転可能に
取付けたもので、その駆動は前述した油圧機構2によ
る。
【0011】また、固定フレーム3の内部に、伸縮シリ
ンダ7を介して移動フレーム8を前方に向けて杭の上端
を移動可能に取付け、移動フレーム8に補助輪9、9を
取付け、固定フレーム3に補助輪10、10を取付けて
いる。この補助輪9、10は円柱体形状をなし、2個が
並列に取付けられて一組となっている。前方の補助輪
9、9はレベリングシリンダ11によって移動フレーム
8から上下移動が可能となっている。
【0012】さらに、上述した固定フレーム3の後端下
部及び移動フレーム8の前端下部には、それぞれ既設の
鋼管矢板Pの上端を挟持するクランプ12、13を設け
る。この各クランプ12(13)は、互いに対峙する一
対の移動爪12a、12b(13a、13b)と、この
移動爪12a、12b(13a、13b)を図2中、矢
印A方向に移動させる一対の開閉シリンダ14、14
(15、15)とから構成する。各クランプ12(1
3)は軸16(17)を中心に図3中、矢印B方向に回
転可能であり、軸18(19)を中心に鋼管矢板Pの外
周面に対し図4中、矢印C方向に旋回可能である。また
開閉シリンダ14、14(15、15)の駆動も上述の
油圧機構2による。
【0013】次に図3乃至図5に基づいて、杭圧入作業
における本実施例の作動について説明する。まず、開閉
シリンダ14、14(15、15)を作動させることに
より開放状態のクランプ12、13の移動爪12a、1
2b(13a、13b)を鋼管矢板Pの側へ移動させて
挟持し、油圧ユニット1を所定の既設の鋼管矢板P上に
配置する。この状態で吊込ブーム6により新たな鋼管矢
板Pを吊上げ、前方の杭圧入引抜機(図示せず)のチャ
ックに順次建込む。
【0014】杭圧入引抜機が前進等して油圧ユニット1
も前進させる必要があるときは、移動フレーム8のクラ
ンプ13を開放し、図5に示すように、伸縮シリンダ7
を伸長させて移動フレーム8を前方に鋼管矢板P1本分
だけ摺動移動させる。その際クランプ13に加わってい
た荷重を移動フレーム8の補助輪9、9が肩代わりしつ
つ補助輪9、9は既設鋼管矢板Pの上端を走行する。そ
して、レベリングシリンダ11でクランプ13の高さを
調整した後、クランプ13で鋼管矢板Pを挟持する。
【0015】次に、クランプ12を開放し、伸縮シリン
ダ7を退縮させて固定フレーム3を移動フレーム8に沿
って前方に移動させるこにより、油圧ユニット1全体を
鋼管矢板P1本分だけ前進しクランプ12で鋼管矢板P
を挟持して、図3に示す初期状態に戻る。
【0016】以上の動作を反復して行うことにより、油
圧ユニット1は、既設の鋼管矢板P上を自力で前進しつ
つ、新たな鋼管矢板Pを吊上げて前方の杭圧入引抜機に
建込むことができる。また、杭圧入引抜機で既設の鋼管
矢板Pを取込み、これを油圧ユニット1で吊上げる作業
は上述の場合と逆の動作により行うことができ、この場
合も油圧ユニット1は自力で既設の鋼管矢板P上を後退
していくことができる。
【0017】特に本実施例では、クランプ12、13が
軸16、17を中心に回転可能であり、また軸18、1
9を中心に旋回可能であるため、一部の既設の鋼管矢板
Pに傾斜等が発生している場合でも確実にこれを挟持す
ることができる。また、補助輪9、10を設けたため、
既設の鋼管矢板P上を自力で走行する時の安定性もよ
く、レベリングシリンダ11でクランプ13の高さを微
調整することができため、油圧ユニット1の水平も一定
に保つことができる。
【0018】また、油圧ユニット1に吊込機構4を備
え、吊込機構4を杭圧入引抜機に近接できるため、吊込
ブーム6を短くして吊上げ能力を向上できると共に安全
性も向上できる。さらに、油圧ユニット1に設けた一の
油圧機構2によって、吊込ブーム6の起伏、伸退及び旋
回のほか、クランプ12、13の開閉、移動フレーム8
の伸退、さらには前方の杭圧入引抜機の油圧駆動等に至
る複数の油圧制御を行うため小型でありながら汎用性に
優れる。
【0019】なお、本実施例は、適用する杭を鋼管矢板
Pとしたが、他の杭、例えば鋼矢板やコンクリート矢板
等にもクランプ12、13の形状を変更することで適宜
対応することができる。特に鋼矢板の場合には、自力走
行にあたって、隣接する鋼矢板のフランジ間の幅以上に
そのクランプを大きく開放させることで適用することが
できる。また、本実施例では運転台を備えているがこれ
を省略して無人化し、種々の油圧操作をリモートコント
ロールにより行うようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、油圧ユニットに吊込機
構を備えるため、クレーン等を別途準備する必要がな
い。また、作業時の機械の配列が杭圧入引抜機とその後
方の油圧ユニットだけとなり、作業半径を小さくするこ
とができる。さらに、吊込ブームを長く伸長する必要が
なく、その起伏角度も大きくできるため、杭の吊上げ能
力も向上する。従って、一連の作業を安定して安全に且
つ高能率で遂行していくことができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図
【図2】本発明の一実施例の正面図
【図3】既設の鋼管矢板の上端を挟持する状態を示す側
面説明図
【図4】既設の鋼管矢板の上端を挟持する状態を示す平
面説明図
【図5】移動フレームを前方に伸長した状態を示す側面
説明図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
1 油圧ユニット 2 油圧機構 3 固定フレーム 4 吊込機構 8 移動フレーム 12、13 クランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭圧入引抜機の油圧機構に固定フレーム
    を設け、該固定フレームに杭の吊込機構を搭載すると共
    に杭の上端を移動する移動フレームを取り付け、該移動
    フレームと前記固定フレームの下部に既設杭挟持用のク
    ランプを設けた油圧ユニット。
JP6458893A 1993-02-12 1993-02-12 油圧ユニット Expired - Fee Related JPH086323B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6458893A JPH086323B2 (ja) 1993-02-12 1993-02-12 油圧ユニット
CA 2137127 CA2137127A1 (en) 1993-02-12 1994-12-01 Fastener for wire harness

Applications Claiming Priority (1)

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JP6458893A JPH086323B2 (ja) 1993-02-12 1993-02-12 油圧ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06240672A true JPH06240672A (ja) 1994-08-30
JPH086323B2 JPH086323B2 (ja) 1996-01-24

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CA (1) CA2137127A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133348A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Giken Seisakusho Co Ltd 護岸の連続構築方法および河川等の拡幅工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133348A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Giken Seisakusho Co Ltd 護岸の連続構築方法および河川等の拡幅工法

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Publication number Publication date
CA2137127A1 (en) 1995-06-03
JPH086323B2 (ja) 1996-01-24

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