JPH0624028U - 門型パネルの基礎構造 - Google Patents

門型パネルの基礎構造

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JPH0624028U JP6128992U JP6128992U JPH0624028U JP H0624028 U JPH0624028 U JP H0624028U JP 6128992 U JP6128992 U JP 6128992U JP 6128992 U JP6128992 U JP 6128992U JP H0624028 U JPH0624028 U JP H0624028U
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輝興 大島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多大な荷重がかかる門型パネルを建て込むに
あたって好適な基礎構造を提供する。 【構成】 門型パネル1A、1Bを建て込む独立基礎1
8を布基礎20と一体に構築し、独立基礎18にアンカ
ーボルト21を埋設しておく。門型パネル1A、1Bの
柱部3の下端部に形成したアンカーボルト通し孔にアン
カーボルト21を通して柱部3の開口22に突出させ、
ナット26をねじ付けて結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、集成木材により構成された門型パネルを基礎に建て込む構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
パネル工法における木造住宅において、家屋下のガレージの入口等、幅広の開 口が要求される場合に、門型パネルが適用される。この門型パネルは、水平方向 に延びる梁部の両端に、鉛直下方に延びる柱部が結合されてなるもので、梁部お よび柱部は、板材が複数積層されてなる集成木材から形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような門型パネルは、特に水平力に対する耐力が優れるが、地盤に構築し た基礎に対して建て込む場合、両側の柱部に多大な荷重がかかるので、これに対 応した好適な基礎構造の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、その手段としては、略水 平方向に延びる梁部と、この梁部の両端に結合されて略鉛直下方に延びる柱部と を有し、これら梁部および柱部は、板材が複数積層されてなる集成木材から形成 されている門型パネルを、地盤に構築した基礎に建て込む基礎構造であって、地 盤に前記柱部に応じた独立基礎を、布基礎と一体に構築し、独立基礎に埋設され て鉛直上方に突出するアンカーボルトを、柱部の下端部に貫通させて結合し柱部 を独立基礎に建て込むことを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案によれば、多大な荷重を受ける門型パネルを独立基礎で支持し、しかも この独立基礎は布基礎と一体化されているから、門型パネルを充分な耐力をもっ て支持する。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は、本実施例のラー メン構造の門型パネル1を一対として組み合わせてなる門型パネルユニットPを 示し、図2はこの門型パネルユニットPが適用された3階建住宅の一部を示して いる。
【0007】 門型パネル1は、水平な梁部2の両端に柱部3が結合されて構成されている。 これら梁部2および柱部3は、図3および図4に示すように、3枚の各合板(板 材)4の間に、梁部2の場合上下一対の、柱部3の場合左右一対の芯材5が挟ま れて積層され、接着および釘打ちの手段により接合された、いわゆる集成木材か ら構成されている。
【0008】 門型パネルユニットPは、2枚の門型パネル1(外側を1A、内側を1Bと符 す)を所定間隔をおいて互いに向かい合わせ、各柱部3の外側の側面に沿わせて 接合した防腐材6どうしを支持控え壁7で結合し、各柱部3の内側の縁部どうし を同じく支持控え壁7で結合し、上端縁を門型パネルに応じた専用床パネル8、 9で結合して構成される。 専用床パネル8は、図5に示すように、長方形枠材30の内側に、幅方向に延 びる複数の芯材31がわたされ、上板32が接合されてなるもので、専用床パネ ル9もこれと同様の構成となっている。
【0009】 図2に示す住宅は、壁パネル10、床パネル11、妻壁パネル12、屋根パネ ル13、小壁パネル14等を主として構成されている。
【0010】 妻部における3階の天井には、マグサ15がわたされ、また、2階と3階の間 には、3階の床パネル11に連続して、前記専用床パネル8、9が設けられてい る。さらに、妻部における2階および3階の左右の壁パネル10には、門型パネ ルユニットPと同様に防腐材6と支持控え壁7が接合されている。また、2階に おける上下の専用床パネル8、9の間と、3階における専用床パネル8、9とマ グサ15との間には、それぞれ左右一対の中間支持控え壁16が建て込まれてい る。
【0011】 本実施例の前記門型パネルユニットPは、開口P1を有し、その開口P1が、 家屋下のガレージ17の入口とされる。
【0012】 さて、上記門型パネルユニットPは、図6に示す独立基礎18に建て込まれて いる。
【0013】 この独立基礎18は、平面視正方形状で、四角錐状のベース部18aの中央に 突出部18bが設けられたもので、門型パネルユニットPにおける各門型パネル 1A、1Bの各柱部3に応じる位置の地盤に設けられている。
【0014】 図7に示すように、双方の独立基礎18の間には、前後一対の基礎梁19がわ たされ、各独立基礎18からは、布基礎20が延びている。基礎梁19は、門型 パネルユニットPの下方に位置し、各独立基礎18のベース部18aに一体に付 着している。また、布基礎20は壁パネル10が建て込まれるもので、フーチン グ部20aと立上り部20bとからなり、独立基礎18に対し、フーチング部1 9aがベース部18aに、立上り部20bが突出部18bにそれぞれ一体に付着 している。特に立上り部20bは、上面および両側面が突出部18bのそれに対 し面一で連続している。
【0015】 独立基礎18の突出部18bには、各門型パネル1A、1Bに応じた各一対の アンカーボルト21が、鉛直上方に突出する状態で埋設されている。
【0016】 門型パネルユニットPを独立基礎18に建て込むには、図8に示すように、予 め門型パネル1A、1Bの柱部3の下端部に横長の長方形状の開口22と、下端 面から開口22に通じるアンカーボルト通し孔22aを設けておき、独立基礎1 8の突出部18bに挟んだ座板24を介して、各門型パネル1A、1Bのアンカ ーボルト通し孔にアンカーボルト21を通して各柱部3を独立基礎18上に載せ る。次いで、開口22に突出するアンカーボルト21に、ワッシャ25を介して ナット26をねじ付ける。前記アンカーボルト通し孔22aは、図9に示すよう に、真ん中の合板4の下端部に下方に開放する切欠き4aを形成することにより 設けられる。
【0017】 このように、門型パネル1A、1Bの各柱部3の下端部にアンカーボルト21 を貫通させて各柱部3を独立基礎18の突出部18bに結合することにより、門 型パネル1A、1Bすなわち門型パネルユニットPが独立基礎18に建て込まれ る。
【0018】 上記のように独立基礎18に門型パネルユニットPを建て込む基礎構造によれ ば、多大な荷重を受ける各門型パネル1A、1Bを独立基礎18で支持し、しか もこれら独立基礎18は、布基礎20と一体化されているから、各門型パネル1 A、1Bを充分な耐力をもって支持し、門型パネルを支持する基礎構造としてき わめて有用である。
【0019】 また、門型パネルユニットPにおいては、外側と内側の各門型パネル1A、1 Bに対して荷重がほぼ均等にかかり、特に専用床パネル8、9を構成する複数の 芯材31により荷重の分散がなされ、長いスパンであっても耐力や剛性の向上が 図られるとともに、梁部2の高さである梁成を短くでき、その結果開口P1を高 くすることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の門型パネルの基礎構造によれば、略水平方向に 延びる梁部と、この梁部の両端に結合されて略鉛直下方に延びる柱部とを有し、 これら梁部および柱部は、板材が複数積層されてなる集成木材から形成されてい る門型パネルを、地盤に構築した基礎に建て込む基礎構造であって、地盤に前記 柱部に応じた独立基礎を、布基礎と一体に構築し、独立基礎に埋設されて鉛直上 方に突出するアンカーボルトを、柱部の下端部に貫通させて結合し柱部を独立基 礎に建て込むことを特徴とするから、多大な荷重を受ける門型パネルを独立基礎 で支持し、しかも独立基礎は布基礎と一体化されているから、門型パネルを充分 な耐力をもって支持し、門型パネルを支持する基礎構造としてきわめて有用であ るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の門型パネルによる門型パネ
ルユニットの斜視図である。
【図2】同ユニットを適用した3階建て住宅の一部斜視
図である。
【図3】門型パネルの梁部の高さ方向断面図である。
【図4】門型パネルの柱部の幅方向断面図である。
【図5】専用床パネルの構造を示す分解斜視図である。
【図6】独立基礎を説明するための斜視図である。
【図7】同独立基礎を含めた住宅の基礎の一部平面図で
ある。
【図8】独立基礎に対する門型パネルの結合構造を示す
斜視図である。
【図9】門型パネルの柱部の下端部の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B 門型パネル 2 梁部 3 柱部 4 合板(板材) 18 独立基礎 20 布基礎 21 アンカーボルト P 門型パネルユニット P1 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に延びる梁部と、この梁部の
    両端に結合されて略鉛直下方に延びる柱部とを有し、こ
    れら梁部および柱部は、板材が複数積層されてなる集成
    木材から形成されている門型パネルを、地盤に構築した
    基礎に建て込む基礎構造であって、 地盤に前記柱部に応じた独立基礎を、布基礎と一体に構
    築し、独立基礎に埋設されて鉛直上方に突出するアンカ
    ーボルトを、柱部の下端部に貫通させて結合し柱部を独
    立基礎に建て込むことを特徴とする門型パネルの基礎構
    造。
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