JPH06240067A - 接着性組成物 - Google Patents
接着性組成物Info
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- JPH06240067A JPH06240067A JP5028843A JP2884393A JPH06240067A JP H06240067 A JPH06240067 A JP H06240067A JP 5028843 A JP5028843 A JP 5028843A JP 2884393 A JP2884393 A JP 2884393A JP H06240067 A JPH06240067 A JP H06240067A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】(A)酢酸ビニル含有量が8〜42重量%であ
り、かつメルトフローレートが0.1〜70g/10分
であるエチレン酢酸ビニル共重合体、(B)酢酸ビニル
含有量70重量%以下のエチレン酢酸ビニル共重合体を
ケン化した共重合体ケン化物でケン化度5〜100%で
あるエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物ならびに
(C)粘着付与剤からなる組成物であり、該組成物に占
めるエチレン酢酸ビニル共重合体(A)が30〜90重
量%であり、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
(B)が5〜40重量%であり、粘着付与剤(C)が5
〜30重量%をである接着樹脂組成物。 【効果】エチレンビニルアルコール共重合体との接着性
に優れ、更に共押出成形に適している。
り、かつメルトフローレートが0.1〜70g/10分
であるエチレン酢酸ビニル共重合体、(B)酢酸ビニル
含有量70重量%以下のエチレン酢酸ビニル共重合体を
ケン化した共重合体ケン化物でケン化度5〜100%で
あるエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物ならびに
(C)粘着付与剤からなる組成物であり、該組成物に占
めるエチレン酢酸ビニル共重合体(A)が30〜90重
量%であり、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
(B)が5〜40重量%であり、粘着付与剤(C)が5
〜30重量%をである接着樹脂組成物。 【効果】エチレンビニルアルコール共重合体との接着性
に優れ、更に共押出成形に適している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエチレンビニルアルコー
ル共重合体との接着性または共押出し加工性に優れたエ
チレン酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン酢酸ビニル共
重合体ケン化物及び粘着付与剤からなる接着性樹脂組成
物に関する。
ル共重合体との接着性または共押出し加工性に優れたエ
チレン酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン酢酸ビニル共
重合体ケン化物及び粘着付与剤からなる接着性樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレンビニルアルコール共重合体はガ
スバリヤー性、耐油性、透明性、耐候性に優れている。
更に押出加工性にも優れている事から食品、化粧品、医
療・薬品用等の分野に多く使用されているが、この共重
合体は吸湿性が有り吸湿量と共にガスバリヤー性が低下
するため単一での使用は出来ないと言う問題が有る。
スバリヤー性、耐油性、透明性、耐候性に優れている。
更に押出加工性にも優れている事から食品、化粧品、医
療・薬品用等の分野に多く使用されているが、この共重
合体は吸湿性が有り吸湿量と共にガスバリヤー性が低下
するため単一での使用は出来ないと言う問題が有る。
【0003】そこでポリオレフィン系樹脂またはポリス
チレン樹脂のような水蒸気透過性の小さい層を積層する
事により問題を解決できる。しかし、これら樹脂は極性
基をもたないためエチレンビニルアルコール共重合体と
の接着力が非常に低いと言う問題がある。
チレン樹脂のような水蒸気透過性の小さい層を積層する
事により問題を解決できる。しかし、これら樹脂は極性
基をもたないためエチレンビニルアルコール共重合体と
の接着力が非常に低いと言う問題がある。
【0004】そこで接着性を高める方法としてポリオレ
フィンに不飽和カルボン酸類で変性されたポリオレフィ
ンを添加してこれをエチレンビニルアルコール共重合体
に積層したり、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂と粘着
付与剤からなる接着性組成物を接着層として介在させて
積層体を得る事などが挙げられるがいずれもエチレンビ
ニルアルコール共重合体との接着性が十分でない。
フィンに不飽和カルボン酸類で変性されたポリオレフィ
ンを添加してこれをエチレンビニルアルコール共重合体
に積層したり、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂と粘着
付与剤からなる接着性組成物を接着層として介在させて
積層体を得る事などが挙げられるがいずれもエチレンビ
ニルアルコール共重合体との接着性が十分でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着性、押出成形性に
優れた接着性組成物を提供することにある。
ンビニルアルコール共重合体との接着性、押出成形性に
優れた接着性組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解明するために鋭意検討を行なった結果、特定のエチレ
ン酢酸ビニル共重合体、特定のエチレン酢酸ビニル共重
合体ケン化物及び粘着付与剤を配合した組成物がエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着性に優れているこ
とを見出し本発明に至った。
解明するために鋭意検討を行なった結果、特定のエチレ
ン酢酸ビニル共重合体、特定のエチレン酢酸ビニル共重
合体ケン化物及び粘着付与剤を配合した組成物がエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着性に優れているこ
とを見出し本発明に至った。
【0007】すなわち本発明は、(A)酢酸ビニル含有
量が8〜42重量%であり、かつメルトフローレートが
0.1〜70g/10分であるエチレン酢酸ビニル共重
合体を30〜90重量%、(B)酢酸ビニル含有量70
重量%以下のエチレン酢酸ビニル共重合体をケン化した
共重合体ケン化物でケン化度5〜100%であるエチレ
ン酢酸ビニル共重合体ケン化物を5〜40重量%ならび
に(C)粘着付与剤を5〜30重量%配合してなる接着
性樹脂組成物である。
量が8〜42重量%であり、かつメルトフローレートが
0.1〜70g/10分であるエチレン酢酸ビニル共重
合体を30〜90重量%、(B)酢酸ビニル含有量70
重量%以下のエチレン酢酸ビニル共重合体をケン化した
共重合体ケン化物でケン化度5〜100%であるエチレ
ン酢酸ビニル共重合体ケン化物を5〜40重量%ならび
に(C)粘着付与剤を5〜30重量%配合してなる接着
性樹脂組成物である。
【0008】本発明の接着性組成物に用いる(A)エチ
レン酢酸ビニル共重合体とは、酢酸ビニル含有量が8〜
42重量%好ましくは、10〜20重量%、メルトフロ
ーレートが0.1〜70g/10分好ましくは0.8〜
20g/10分であるエチレン酢酸ビニル共重合体であ
る。
レン酢酸ビニル共重合体とは、酢酸ビニル含有量が8〜
42重量%好ましくは、10〜20重量%、メルトフロ
ーレートが0.1〜70g/10分好ましくは0.8〜
20g/10分であるエチレン酢酸ビニル共重合体であ
る。
【0009】この(A)の酢酸ビニル含有量が低いと接
着強度が劣り、またメルトフローレートが0.1g/1
0分未満または70g/10分を越えると得られる樹脂
組成物の成形性、接着性が劣る。
着強度が劣り、またメルトフローレートが0.1g/1
0分未満または70g/10分を越えると得られる樹脂
組成物の成形性、接着性が劣る。
【0010】また、本発明品の接着性組成物に用いる
(B)エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物とは酢酸ビ
ニル含有量70重量%以下好ましくは15〜50重量%
のエチレン酢酸ビニル共重合体をケン化した該共重合体
ケン化物で、ケン化度5〜100%、好ましくは30〜
60%のケン化度であるエチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物である。このケン化度が5%未満では得られる樹
脂組成物はエチレンビニルアルコール共重合体との接着
性に劣るものとなる。
(B)エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物とは酢酸ビ
ニル含有量70重量%以下好ましくは15〜50重量%
のエチレン酢酸ビニル共重合体をケン化した該共重合体
ケン化物で、ケン化度5〜100%、好ましくは30〜
60%のケン化度であるエチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物である。このケン化度が5%未満では得られる樹
脂組成物はエチレンビニルアルコール共重合体との接着
性に劣るものとなる。
【0011】更に本発明の接着性組成物に用いる(C)
粘着付与剤は特に限定されないが、天然樹脂系粘着付与
剤であるロジン系樹脂の変性ロジン系、メチルエステル
系、グリセリンエステル系、ペンタエリストールエステ
ル系、トリエチレングリコールエステル系、α−、β−
ピネンを原料とするテルペン樹脂系、合成樹脂系粘着付
与剤である石油樹脂系、クマロン樹脂系、スチレン系等
があげられる。これら粘着付与剤のうち特に合成樹脂系
粘着付与剤である石油樹脂系の脂環族系及び芳香族系が
エチレン酢酸ビニル共重合体との相溶性がよい。又好ま
しくは水素添加されたものが良い。
粘着付与剤は特に限定されないが、天然樹脂系粘着付与
剤であるロジン系樹脂の変性ロジン系、メチルエステル
系、グリセリンエステル系、ペンタエリストールエステ
ル系、トリエチレングリコールエステル系、α−、β−
ピネンを原料とするテルペン樹脂系、合成樹脂系粘着付
与剤である石油樹脂系、クマロン樹脂系、スチレン系等
があげられる。これら粘着付与剤のうち特に合成樹脂系
粘着付与剤である石油樹脂系の脂環族系及び芳香族系が
エチレン酢酸ビニル共重合体との相溶性がよい。又好ま
しくは水素添加されたものが良い。
【0012】本発明の接着性組成物に用いる(A)エチ
レン酢酸ビニル共重合体の配合割合は30〜90重量%
が好ましく、この配合割合が30重量%未満では接着性
が低下する。また(B)エチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物の配合割合は5〜40重量%が好ましく、40重
量%を越える配合割合では、エチレンビニルアルコール
共重合体との接着性が低下し、5重量%未満ではエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着性が低下する。更
に(C)粘着付与剤の配合割合は5〜30重量%が好ま
しく、5重量%未満ではエチレンビニルアルコール共重
合体との接着性が低下する。また、30重量%を越える
配合割合では、組成物の溶融粘度が低くなり成形性が低
下する。
レン酢酸ビニル共重合体の配合割合は30〜90重量%
が好ましく、この配合割合が30重量%未満では接着性
が低下する。また(B)エチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物の配合割合は5〜40重量%が好ましく、40重
量%を越える配合割合では、エチレンビニルアルコール
共重合体との接着性が低下し、5重量%未満ではエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着性が低下する。更
に(C)粘着付与剤の配合割合は5〜30重量%が好ま
しく、5重量%未満ではエチレンビニルアルコール共重
合体との接着性が低下する。また、30重量%を越える
配合割合では、組成物の溶融粘度が低くなり成形性が低
下する。
【0013】本発明の接着性組成物はにエチレン酢酸ビ
ニル共重合体樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化
物及び粘着付与剤を上記配合割合で均一に混練すること
により得ることができる。
ニル共重合体樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化
物及び粘着付与剤を上記配合割合で均一に混練すること
により得ることができる。
【0014】混練方法としては例えばヘンシェルミキサ
ー、コニカルブレンダー、Vブレンダー等を用いたドラ
イブレンド等の方法などが採用される。また、より均一
に混練するために単軸または多軸押出機、ニーダー、バ
ンバリーミキサー、ロール混練機等で混練する方法が好
ましい。
ー、コニカルブレンダー、Vブレンダー等を用いたドラ
イブレンド等の方法などが採用される。また、より均一
に混練するために単軸または多軸押出機、ニーダー、バ
ンバリーミキサー、ロール混練機等で混練する方法が好
ましい。
【0015】本発明の接着性組成物に加え耐熱安定剤、
耐候安定剤、可塑剤、充填剤、帯電防止剤、顔料、染
料、等を本発明品の特性を失わない範囲で配合してもよ
い。
耐候安定剤、可塑剤、充填剤、帯電防止剤、顔料、染
料、等を本発明品の特性を失わない範囲で配合してもよ
い。
【0016】
実施例1〜3、比較例1、2 エチレン酢酸ビニル共重合体(商品名ウルトラセン62
7(酢酸ビニル含有量20重量%、MFR0.8g/1
0分、密度0.940g/cm2)東ソー(株)製)と
エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物(ケン化度40
%、MFR16g/10分、密度0.95g/cm2)
と脂環族系水添石油樹脂(商品名アルコンP125、軟
化点125、臭素価2、荒川化学(株)製)を表1の割
合でVブレンダーで混合し40mm単軸押出機(フルフ
ライトスクリュー)、設定温度180℃でスクリュー冷
却しながら混練造粒し接着性組成物を得た。
7(酢酸ビニル含有量20重量%、MFR0.8g/1
0分、密度0.940g/cm2)東ソー(株)製)と
エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物(ケン化度40
%、MFR16g/10分、密度0.95g/cm2)
と脂環族系水添石油樹脂(商品名アルコンP125、軟
化点125、臭素価2、荒川化学(株)製)を表1の割
合でVブレンダーで混合し40mm単軸押出機(フルフ
ライトスクリュー)、設定温度180℃でスクリュー冷
却しながら混練造粒し接着性組成物を得た。
【0017】次にエチレンビニルアルコール共重合体
(MFR5.5g/10分、密度1.14g/cm2、
エチレン含有量44mol%、商品名クラレ・エバール
EP−E(株)クラレ製)と接着性組成物を用い二層キ
ャスト成形で以下の条件で成形した。
(MFR5.5g/10分、密度1.14g/cm2、
エチレン含有量44mol%、商品名クラレ・エバール
EP−E(株)クラレ製)と接着性組成物を用い二層キ
ャスト成形で以下の条件で成形した。
【0018】フィルム構成:接着性組成物(外層)/エ
チレンビニルアルコール共重合体(内層)=20/50
(μm) 押出機:外層 20mmφ押出機 押出機先端設定温
度 210℃ 内層 25mmφ押出機 押出機先端設定温度 20
0℃ Tダイス設定温度:210℃ ライン速度:8m/min 以上得られた二層構成フィルムの接着成組成物とエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着成組成物の界面剥
離強度を測定した。 剥離速度:300mm/min 剥離状態:90゜剥離。
チレンビニルアルコール共重合体(内層)=20/50
(μm) 押出機:外層 20mmφ押出機 押出機先端設定温
度 210℃ 内層 25mmφ押出機 押出機先端設定温度 20
0℃ Tダイス設定温度:210℃ ライン速度:8m/min 以上得られた二層構成フィルムの接着成組成物とエチレ
ンビニルアルコール共重合体との接着成組成物の界面剥
離強度を測定した。 剥離速度:300mm/min 剥離状態:90゜剥離。
【0019】実施例4 実施例1で用いたエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
のかわりにケン化度20%、MFR15g/10分のエ
チレン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1
と同様にフィルムを得、評価した。
のかわりにケン化度20%、MFR15g/10分のエ
チレン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1
と同様にフィルムを得、評価した。
【0020】実施例5 実施例1で用いたエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
のかわりにケン化度80%、MFR16g/10分のエ
チレン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1
と同様にフィルムを得、評価した。
のかわりにケン化度80%、MFR16g/10分のエ
チレン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1
と同様にフィルムを得、評価した。
【0021】実施例6 実施例1で用いたエチレン酢酸ビニル共重合体のかわり
に酢酸ビニル含有量26重量%、MFR2.4g/10
分のエチレン酢酸ビニル共重合体を用た他は実施例1と
同様にフィルムを得、評価した。
に酢酸ビニル含有量26重量%、MFR2.4g/10
分のエチレン酢酸ビニル共重合体を用た他は実施例1と
同様にフィルムを得、評価した。
【0022】比較例3 実施例1で用いたエチレン酢酸ビニル共重合体のかわり
に酢酸ビニル含有量6重量%、MFR2.5g/10
分、密度0.927g/cm2のエチレン酢酸ビニル共
重合体を用た他は実施例1と同様にフィルムを得、評価
した。
に酢酸ビニル含有量6重量%、MFR2.5g/10
分、密度0.927g/cm2のエチレン酢酸ビニル共
重合体を用た他は実施例1と同様にフィルムを得、評価
した。
【0023】比較例4 実施例1で用いたエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
のかわりにケン化度0%、MFR18g/10分のエチ
レン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1と
同様にフィルムを得、評価した。
のかわりにケン化度0%、MFR18g/10分のエチ
レン酢酸ビニル共重合体ケン化物を用た他は実施例1と
同様にフィルムを得、評価した。
【0024】比較例5 接着成組成物のかわりにケン化度40%、MFR16g
/10分、密度0.95g/cm2のエチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物を用た他は実施例1と同様にフィル
ムを得、評価した。
/10分、密度0.95g/cm2のエチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物を用た他は実施例1と同様にフィル
ムを得、評価した。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の接着性組成物は、エチレン酢酸
ビニル共重合体樹脂と粘着付与剤からなる接着性組成物
に比べてエチレンビニルアルコール共重合体との接着性
に優れ更に共押出成形性に適している、またガスバリヤ
ー性、耐透湿性に優れている事から食品、化粧品、医療
用等のシート、フィルム包装材や圧空成形トレー、ブロ
ー成形分野に広く使用出来る。
ビニル共重合体樹脂と粘着付与剤からなる接着性組成物
に比べてエチレンビニルアルコール共重合体との接着性
に優れ更に共押出成形性に適している、またガスバリヤ
ー性、耐透湿性に優れている事から食品、化粧品、医療
用等のシート、フィルム包装材や圧空成形トレー、ブロ
ー成形分野に広く使用出来る。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)酢酸ビニル含有量が8〜42重量%
であり、かつメルトフローレートが0.1〜70g/1
0分であるエチレン酢酸ビニル共重合体、(B)酢酸ビ
ニル含有量70重量%以下のエチレン酢酸ビニル共重合
体をケン化した共重合体ケン化物でケン化度5〜100
%であるエチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物ならびに
(C)粘着付与剤からなる組成物であり、該組成物に占
めるエチレン酢酸ビニル共重合体(A)が30〜90重
量%であり、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
(B)が5〜40重量%であり、粘着付与剤(C)が5
〜30重量%をである接着性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02884393A JP3306761B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 接着性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02884393A JP3306761B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 接着性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240067A true JPH06240067A (ja) | 1994-08-30 |
JP3306761B2 JP3306761B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12259654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02884393A Expired - Fee Related JP3306761B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 接着性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306761B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094121A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-05-12 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物並びにこれを用いた多層構造体 |
CN103725212A (zh) * | 2013-12-14 | 2014-04-16 | 宁波华丰包装有限公司 | 一种高透光率eva封装胶膜及其制备方法 |
CN105451545A (zh) * | 2013-08-22 | 2016-03-30 | 三井—杜邦聚合化学株式会社 | 农业用膜 |
JP2020117617A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびその樹脂組成物を用いた積層体 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP02884393A patent/JP3306761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094121A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-05-12 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物並びにこれを用いた多層構造体 |
CN105451545A (zh) * | 2013-08-22 | 2016-03-30 | 三井—杜邦聚合化学株式会社 | 农业用膜 |
CN103725212A (zh) * | 2013-12-14 | 2014-04-16 | 宁波华丰包装有限公司 | 一种高透光率eva封装胶膜及其制备方法 |
JP2020117617A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびその樹脂組成物を用いた積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3306761B2 (ja) | 2002-07-24 |
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