JPH06240053A - 臭気の改良されたポリオレフィン樹脂組成物 - Google Patents
臭気の改良されたポリオレフィン樹脂組成物Info
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- JPH06240053A JPH06240053A JP4864093A JP4864093A JPH06240053A JP H06240053 A JPH06240053 A JP H06240053A JP 4864093 A JP4864093 A JP 4864093A JP 4864093 A JP4864093 A JP 4864093A JP H06240053 A JPH06240053 A JP H06240053A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 臭気が少なく耐熱安定性に優れたポリオレフ
ィン樹脂組成物を提供する。 【構成】 結晶性ポリオレフィン100重量部に対し
て、(a) 下記一般式: 【化1】 (式中、R1 は炭素数2〜4のアルケニル基又はフェニ
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるフェノール系化合物
0.015 〜0.50重量部と、(b) イオウ系酸化防止剤0.015
〜0.50重量部とを含有し、前記(a) と前記(b) との合計
量が0.04重量部以上であり、かつ前記(a) と前記(b) と
の重量比が0.5 以上である組成物。
ィン樹脂組成物を提供する。 【構成】 結晶性ポリオレフィン100重量部に対し
て、(a) 下記一般式: 【化1】 (式中、R1 は炭素数2〜4のアルケニル基又はフェニ
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるフェノール系化合物
0.015 〜0.50重量部と、(b) イオウ系酸化防止剤0.015
〜0.50重量部とを含有し、前記(a) と前記(b) との合計
量が0.04重量部以上であり、かつ前記(a) と前記(b) と
の重量比が0.5 以上である組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリオレフィン樹脂組成
物に関し、特に臭気が少なく耐熱安定性に優れたポリオ
レフィン樹脂組成物に関する。
物に関し、特に臭気が少なく耐熱安定性に優れたポリオ
レフィン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリオ
レフィン樹脂は、軽量であり、かつ機械的強度等に優れ
ているので、各種の分野に広く利用されている。このポ
リオレフィン樹脂は、最近、従来よりも高温時での使用
に耐えうるだけの耐熱性が要求されている。このため、
ポリオレフィン樹脂の耐熱安定性の向上を目的として、
イオウ系酸化防止剤を添加することが広く行われてい
る。しかしながら、イオウ系酸化防止剤を添加すると、
成形加工時など高い温度に保持した場合、悪臭が発生
し、作業環境の悪化や製品の残存臭気等の問題が生じ
る。
レフィン樹脂は、軽量であり、かつ機械的強度等に優れ
ているので、各種の分野に広く利用されている。このポ
リオレフィン樹脂は、最近、従来よりも高温時での使用
に耐えうるだけの耐熱性が要求されている。このため、
ポリオレフィン樹脂の耐熱安定性の向上を目的として、
イオウ系酸化防止剤を添加することが広く行われてい
る。しかしながら、イオウ系酸化防止剤を添加すると、
成形加工時など高い温度に保持した場合、悪臭が発生
し、作業環境の悪化や製品の残存臭気等の問題が生じ
る。
【0003】また、臭気が特に敬遠される製品分野で
は、上記イオウ系酸化防止剤は添加しないのが普通であ
り、このため、十分な耐熱安定性を有する製品を得るの
が困難であるという問題がある。
は、上記イオウ系酸化防止剤は添加しないのが普通であ
り、このため、十分な耐熱安定性を有する製品を得るの
が困難であるという問題がある。
【0004】したがって、本発明の目的は、臭気が少な
く耐熱安定性に優れたポリオレフィン樹脂組成物を提供
することである。
く耐熱安定性に優れたポリオレフィン樹脂組成物を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、結晶性ポリオレフィンに、イオ
ウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェノー
ル系化合物を含有させれば、臭気が少なく、耐熱安定性
に優れたポリオレフィン樹脂組成物を得ることができる
ことを見出し、本発明に想到した。
の結果、本発明者らは、結晶性ポリオレフィンに、イオ
ウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェノー
ル系化合物を含有させれば、臭気が少なく、耐熱安定性
に優れたポリオレフィン樹脂組成物を得ることができる
ことを見出し、本発明に想到した。
【0006】すなわち、本発明のポリオレフィン樹脂組
成物は、結晶性ポリオレフィン100重量部に対して、
(a) 下記一般式:
成物は、結晶性ポリオレフィン100重量部に対して、
(a) 下記一般式:
【化2】 (式中、R1 は炭素数2〜4のアルケニル基又はフェニ
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるフェノール系化合物
0.015 〜0.50重量部と、(b) イオウ系酸化防止剤0.015
〜0.50重量部とを含有するものであって、前記(a) と前
記(b) との合計量が0.04重量部以上であり、かつ前記
(a) と前記(b) との重量比が0.5 以上であることを特徴
とする。
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるフェノール系化合物
0.015 〜0.50重量部と、(b) イオウ系酸化防止剤0.015
〜0.50重量部とを含有するものであって、前記(a) と前
記(b) との合計量が0.04重量部以上であり、かつ前記
(a) と前記(b) との重量比が0.5 以上であることを特徴
とする。
【0007】本発明を以下詳細に説明する。[1] 樹脂成分 結晶性ポリオレフィン 本発明において結晶性ポリオレフィンとしては、エチレ
ン、プロピレン、ブテン-1、ペンテン-1、ヘキセン-1、
4-メチルペンテン-1等のα−オレフィンの単独重合体、
エチレンとプロピレン又は他のα−オレフィンとの共重
合体、もしくはこれらのα−オレフィンの2種以上の共
重合体等が挙げられる。これらの中では、ポリエチレン
及びポリプロピレンが好ましい。ポリプロピレンはホモ
ポリマーに限られず、プロピレン成分を50モル%以上、
好ましくは80モル%以上含む他のα−オレフィンとのラ
ンダムまたはブロック共重合体も使用することができ
る。プロピレンに共重合するコモノマーとしてはエチレ
ンその他のα−オレフィンがあり、エチレンが好まし
い。このようなポリプロピレンとしては、特にプロピレ
ン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
ン、プロピレン、ブテン-1、ペンテン-1、ヘキセン-1、
4-メチルペンテン-1等のα−オレフィンの単独重合体、
エチレンとプロピレン又は他のα−オレフィンとの共重
合体、もしくはこれらのα−オレフィンの2種以上の共
重合体等が挙げられる。これらの中では、ポリエチレン
及びポリプロピレンが好ましい。ポリプロピレンはホモ
ポリマーに限られず、プロピレン成分を50モル%以上、
好ましくは80モル%以上含む他のα−オレフィンとのラ
ンダムまたはブロック共重合体も使用することができ
る。プロピレンに共重合するコモノマーとしてはエチレ
ンその他のα−オレフィンがあり、エチレンが好まし
い。このようなポリプロピレンとしては、特にプロピレ
ン−エチレンブロック共重合体が好ましい。
【0008】[2] 添加剤 (a) フェノール系化合物 本発明において使用するフェノール系化合物は、下記一
般式:
般式:
【化3】 (式中、R1 は炭素数2〜4のアルケニル基又はフェニ
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるものである。
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるものである。
【0009】上記フェノール系化合物としては、例えば
2−〔1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチ
ルフェニル)エチル〕−4,6−ジ−t−ペンチルフェ
ニルアクリレート、2−〔1−(2−ヒドロキシ−3,
5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル〕−4,6−ジ
−t−ペンチルフェニルメタクリレート、2−(2−ヒ
ドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルベンジル)−4,
6−ジ−t−ペンチルフェニルアクリレート、2,4−
ジ−t−ブチル−6−〔1−(3,5−ジ−t−ブチル
−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フェニルアクリレ
ート、2,4−ジ−t−ブチル−6−(3,5−ジ−t
−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)フェニルアクリレ
ート、2,4−ジ−t−ブチル−6−〔1−(3,5−
ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フ
ェニルメタクリレート、2−t−ブチル−6−(3−t
−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4
−メチルフェニルアクリレート、2−t−ブチル−6−
〔1−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)エチル〕−4−メチルフェニルアクリレー
ト、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒド
ロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルメ
タクリレート、2−t−ブチル−6−〔1−(3−t−
ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
ル〕−4−メチルフェニルアクリレート、2−t−ブチ
ル−6−(3−t−ブチル−5−エチル−2−ヒドロキ
シベンジル)−4−エチルフェニルアクリレート、2−
t−ブチル−6−〔1−(3−t−ブチル−2−ヒドロ
キシ−5−プロピルフェニル)エチル〕−4−プロピル
フェニルアクリレート、2−t−ブチル−6−〔1−
(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−イソプロピル
フェニル)エチル〕−4−イソプロピルフェニルアクリ
レートなどが挙げられる。これらのうちでは、2−〔1
−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルフェニ
ル)エチル〕−4,6−ジ−t−ペンチルフェニルアク
リレート及び2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−
2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
ェニルアクリレート等が好ましい。
2−〔1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチ
ルフェニル)エチル〕−4,6−ジ−t−ペンチルフェ
ニルアクリレート、2−〔1−(2−ヒドロキシ−3,
5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル〕−4,6−ジ
−t−ペンチルフェニルメタクリレート、2−(2−ヒ
ドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルベンジル)−4,
6−ジ−t−ペンチルフェニルアクリレート、2,4−
ジ−t−ブチル−6−〔1−(3,5−ジ−t−ブチル
−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フェニルアクリレ
ート、2,4−ジ−t−ブチル−6−(3,5−ジ−t
−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)フェニルアクリレ
ート、2,4−ジ−t−ブチル−6−〔1−(3,5−
ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フ
ェニルメタクリレート、2−t−ブチル−6−(3−t
−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4
−メチルフェニルアクリレート、2−t−ブチル−6−
〔1−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)エチル〕−4−メチルフェニルアクリレー
ト、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒド
ロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルメ
タクリレート、2−t−ブチル−6−〔1−(3−t−
ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
ル〕−4−メチルフェニルアクリレート、2−t−ブチ
ル−6−(3−t−ブチル−5−エチル−2−ヒドロキ
シベンジル)−4−エチルフェニルアクリレート、2−
t−ブチル−6−〔1−(3−t−ブチル−2−ヒドロ
キシ−5−プロピルフェニル)エチル〕−4−プロピル
フェニルアクリレート、2−t−ブチル−6−〔1−
(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−イソプロピル
フェニル)エチル〕−4−イソプロピルフェニルアクリ
レートなどが挙げられる。これらのうちでは、2−〔1
−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルフェニ
ル)エチル〕−4,6−ジ−t−ペンチルフェニルアク
リレート及び2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−
2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
ェニルアクリレート等が好ましい。
【0010】(b) イオウ系酸化防止剤 イオウ系酸化防止剤としては、ジラウリル−3,3′−
チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3′−チオ
ジプロピオネート、ジミリスチル−3,3′−チオジプ
ロピオネート、ジトリデシル−3,3′−チオジプロピ
オネート、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−
ラウリル−チオプロピオネート)、チオジプロピオン酸
ジラウリル等が挙げられる。これらのうちでは、ジラウ
リル−3,3′−チオジプロピオネート、ジステアリル
−3,3′−チオジプロピオネート、ジミリスチル−
3,3′−チオジプロピオネート等が好ましい。
チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3′−チオ
ジプロピオネート、ジミリスチル−3,3′−チオジプ
ロピオネート、ジトリデシル−3,3′−チオジプロピ
オネート、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−
ラウリル−チオプロピオネート)、チオジプロピオン酸
ジラウリル等が挙げられる。これらのうちでは、ジラウ
リル−3,3′−チオジプロピオネート、ジステアリル
−3,3′−チオジプロピオネート、ジミリスチル−
3,3′−チオジプロピオネート等が好ましい。
【0011】[3] 配合割合 本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、上記各添加剤を
下記配合割合で含有する。 (a) 特定の構造を有するフェノール系化合物:0.015 〜
0.50重量部 (b) イオウ系酸化防止剤:0.015 〜0.50重量部
下記配合割合で含有する。 (a) 特定の構造を有するフェノール系化合物:0.015 〜
0.50重量部 (b) イオウ系酸化防止剤:0.015 〜0.50重量部
【0012】フェノール系化合物の配合量が、0.015 重
量部未満では、臭気の低減の効果が十分でなく、一方0.
50重量部を超えて加えてもそれ以上の臭気の低減の向上
効果が得られない。好ましいフェノール系化合物の配合
量は、0.05〜0.3 重量部、特に0.1 〜0.2 重量部であ
る。
量部未満では、臭気の低減の効果が十分でなく、一方0.
50重量部を超えて加えてもそれ以上の臭気の低減の向上
効果が得られない。好ましいフェノール系化合物の配合
量は、0.05〜0.3 重量部、特に0.1 〜0.2 重量部であ
る。
【0013】イオウ系酸化防止剤の配合量が、0.015 重
量部未満では、耐熱安定性の向上効果が十分でなく、一
方0.50重量部を超えると、それ以上の効果の向上が得ら
れないばかりか、フェノール系化合物を配合しても、臭
気を低減させるのが困難となる。好ましいイオウ系酸化
防止剤の配合量は、0.03〜0.3 重量部、特に0.05〜0.2
重量部である。
量部未満では、耐熱安定性の向上効果が十分でなく、一
方0.50重量部を超えると、それ以上の効果の向上が得ら
れないばかりか、フェノール系化合物を配合しても、臭
気を低減させるのが困難となる。好ましいイオウ系酸化
防止剤の配合量は、0.03〜0.3 重量部、特に0.05〜0.2
重量部である。
【0014】ただし、(a) フェノール系化合物と、(b)
イオウ系酸化防止剤との配合比 ((a) :(b)) は0.5 以
上、好ましくは1〜5の範囲内である。配合比が0.5 未
満では、十分な臭気の低減の効果が得られない。
イオウ系酸化防止剤との配合比 ((a) :(b)) は0.5 以
上、好ましくは1〜5の範囲内である。配合比が0.5 未
満では、十分な臭気の低減の効果が得られない。
【0015】また、(a) フェノール系化合物と前記(b)
イオウ系酸化防止剤との配合量の合計は、0.04重量部以
上、好ましくは0.1 〜0.3 重量部である。前記(a) と前
記(b) との配合量の合計が0.04重量部未満では、十分な
耐熱安定性及び/又は臭気の低減の効果が得られない。
イオウ系酸化防止剤との配合量の合計は、0.04重量部以
上、好ましくは0.1 〜0.3 重量部である。前記(a) と前
記(b) との配合量の合計が0.04重量部未満では、十分な
耐熱安定性及び/又は臭気の低減の効果が得られない。
【0016】[4] その他の成分 本発明のポリオレフィン樹脂組成物には、イオウ系酸化
防止剤以外の酸化防止剤及び中和剤を添加することがで
きる。
防止剤以外の酸化防止剤及び中和剤を添加することがで
きる。
【0017】その他の酸化防止剤 その他の酸化防止剤としては、ヒンダード・フェノール
系酸化防止剤、リン系酸化防止剤等を用いることができ
る。これらのうちでは、ヒンダード・フェノール系酸化
防止剤が好ましい。ヒンダード・フェノール系酸化防止
剤としては、テトラキス−〔メチレン−3−(3′,
5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート〕メタン、2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール、オクタデシル−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(6−
t−ブチル−6−t−ブチルフェノール)、3,9−ビ
ス〔1,1−ジメチル−2−{β−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオ
キシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ〔5,5〕ウンデカン等が挙げられる。
系酸化防止剤、リン系酸化防止剤等を用いることができ
る。これらのうちでは、ヒンダード・フェノール系酸化
防止剤が好ましい。ヒンダード・フェノール系酸化防止
剤としては、テトラキス−〔メチレン−3−(3′,
5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート〕メタン、2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール、オクタデシル−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(6−
t−ブチル−6−t−ブチルフェノール)、3,9−ビ
ス〔1,1−ジメチル−2−{β−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオ
キシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ〔5,5〕ウンデカン等が挙げられる。
【0018】上記酸化防止剤の配合量は、結晶性ポリオ
レフィン100 重量部に対して0.015〜0.3 重量部、特に
0.03〜0.1 重量部であるのが好ましい。
レフィン100 重量部に対して0.015〜0.3 重量部、特に
0.03〜0.1 重量部であるのが好ましい。
【0019】中和剤 中和剤としては、金属石けん、ハイドロタルサイト類、
ケイ酸アルミニウムカルシウム、周期律表第II族の金属
の酸化物及び水酸化物等を用いることができる。これら
のうちでは、金属石けんが好ましい。上記金属石鹸とし
ては、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン
酸マグネシウム、12−ヒドロキシステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸バリウ
ム、12−ヒドロキシステアリン酸バリウム、ステアリン
酸亜鉛、12−ヒドロキシステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸鉛、12−ヒドロキシステアリン酸鉛、ラウリン酸カル
シウム、ラウリン酸バリウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリ
ン酸カドミウム、リシノール酸バリウム、2−エチルヘ
キソイン酸亜鉛等が挙げられる。これらのうちでは、ス
テアリン酸カルシウムが好ましい。
ケイ酸アルミニウムカルシウム、周期律表第II族の金属
の酸化物及び水酸化物等を用いることができる。これら
のうちでは、金属石けんが好ましい。上記金属石鹸とし
ては、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン
酸マグネシウム、12−ヒドロキシステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸バリウ
ム、12−ヒドロキシステアリン酸バリウム、ステアリン
酸亜鉛、12−ヒドロキシステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸鉛、12−ヒドロキシステアリン酸鉛、ラウリン酸カル
シウム、ラウリン酸バリウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリ
ン酸カドミウム、リシノール酸バリウム、2−エチルヘ
キソイン酸亜鉛等が挙げられる。これらのうちでは、ス
テアリン酸カルシウムが好ましい。
【0020】上記中和剤の配合量は、結晶性ポリオレフ
ィン100 重量部に対して0.01〜0.3重量部、特に0.03〜
0.15重量部であるのが好ましい。
ィン100 重量部に対して0.01〜0.3重量部、特に0.03〜
0.15重量部であるのが好ましい。
【0021】本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、そ
の他にその改質を目的として、他の添加剤、例えば難燃
剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、発泡剤等を添加する
ことができる。
の他にその改質を目的として、他の添加剤、例えば難燃
剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、発泡剤等を添加する
ことができる。
【0022】このような本発明のポリオレフィン樹脂組
成物は、上述した各成分を一軸押出機、二軸押出機等の
押出機を用いて、ポリオレフィン樹脂組成物のビカット
軟化点(JIS K7206)より20〜100 ℃、好ましくは40〜70
℃高い温度で溶融混練することによって得ることができ
る。なお、各種添加剤の添加は、例えば、ポリオレフィ
ン樹脂にこれらの添加剤を配合し、予備混合をした後、
押出機で混練することにより行うのが適当である。
成物は、上述した各成分を一軸押出機、二軸押出機等の
押出機を用いて、ポリオレフィン樹脂組成物のビカット
軟化点(JIS K7206)より20〜100 ℃、好ましくは40〜70
℃高い温度で溶融混練することによって得ることができ
る。なお、各種添加剤の添加は、例えば、ポリオレフィ
ン樹脂にこれらの添加剤を配合し、予備混合をした後、
押出機で混練することにより行うのが適当である。
【0023】
【作用】本発明においては、結晶性ポリオレフィンに、
イオウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェ
ノール系化合物を含有させているので、得られる組成物
は、高温で成形加工しても臭気が少なく、耐熱安定性に
優れている。
イオウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェ
ノール系化合物を含有させているので、得られる組成物
は、高温で成形加工しても臭気が少なく、耐熱安定性に
優れている。
【0024】このような効果が得られる理由について
は、必ずしも明らかではないが、特定の構造を有するフ
ェノール系化合物を使用することにより、成形加工時等
の高温時におけるイオウ系酸化防止剤の熱分解が抑制さ
れ、前記熱分解に起因する臭気が大幅に低減されるため
であると考えられる。
は、必ずしも明らかではないが、特定の構造を有するフ
ェノール系化合物を使用することにより、成形加工時等
の高温時におけるイオウ系酸化防止剤の熱分解が抑制さ
れ、前記熱分解に起因する臭気が大幅に低減されるため
であると考えられる。
【0025】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明する。なお、原料となる樹脂及び各種添加剤としては
以下のものを使用した。 [1] 結晶性ポリオレフィン ・プロピレンホモポリマー HPP:〔メルトフローレート(230 ℃、2.16kg荷重)
10g/10分〕 ・プロピレン−エチレンブロック共重合体 BPP:〔メルトフローレート(230 ℃、2.16kg荷重)
10g/10分、エチレン含有量7.5 重量%〕 ・高密度ポリエチレン HDPE:〔メルトインデックス(190 ℃、2.16kg荷
重) 10g/10分、密度0.96g/cm3 〕 [2] フェノール系化合物 Ph:下記化学式
明する。なお、原料となる樹脂及び各種添加剤としては
以下のものを使用した。 [1] 結晶性ポリオレフィン ・プロピレンホモポリマー HPP:〔メルトフローレート(230 ℃、2.16kg荷重)
10g/10分〕 ・プロピレン−エチレンブロック共重合体 BPP:〔メルトフローレート(230 ℃、2.16kg荷重)
10g/10分、エチレン含有量7.5 重量%〕 ・高密度ポリエチレン HDPE:〔メルトインデックス(190 ℃、2.16kg荷
重) 10g/10分、密度0.96g/cm3 〕 [2] フェノール系化合物 Ph:下記化学式
【化4】 で表される化合物(2−〔1−(2−ヒドロキシ−3,
5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル〕−4,6−ジ
−t−ペンチルフェニルアクリレート:スミライザーG
S、住友化学工業(株)製) [3] イオウ系酸化防止剤 DSTDP:ジステアリル−3,3′−チオジプロピオ
ネート [4] ヒンダードフェノール系酸化防止剤 HP:テトラキス−〔メチレン−3−(3′,5′−ジ
−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕メタン(Irganox 1010、チバ・ガイギー社製) [5] 中和剤 Ca−St:ステアリン酸カルシウム
5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル〕−4,6−ジ
−t−ペンチルフェニルアクリレート:スミライザーG
S、住友化学工業(株)製) [3] イオウ系酸化防止剤 DSTDP:ジステアリル−3,3′−チオジプロピオ
ネート [4] ヒンダードフェノール系酸化防止剤 HP:テトラキス−〔メチレン−3−(3′,5′−ジ
−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕メタン(Irganox 1010、チバ・ガイギー社製) [5] 中和剤 Ca−St:ステアリン酸カルシウム
【0026】実施例1〜7及び比較例1〜5 結晶性ポリオレフィン(HPP、BPP又はHDPE)
100 重量部に対して第1表に示す配合割合の各種添加剤
を配合し、スーパーミキサーでドライブレンドし、その
後二軸押出機(50mmφ、L/D =28) に投入し、200 ℃及
びスクリュー回転数80 rpmで混練し、組成物のペレット
を得た。
100 重量部に対して第1表に示す配合割合の各種添加剤
を配合し、スーパーミキサーでドライブレンドし、その
後二軸押出機(50mmφ、L/D =28) に投入し、200 ℃及
びスクリュー回転数80 rpmで混練し、組成物のペレット
を得た。
【0027】次に得られたペレットを用いて、射出成形
機により、射出温度250 ℃で80mm×80mm×2mmのシート
を成形した。このシートを5mm×5mmの大きさに細断
し、この細断片20gを100mlのガラス容器に入
れ、80℃のオーブン中に1時間放置した後、臭気の度
合いを判定した。また、上記シートを用いて熱老化試験
を行った。結果を第1表にあわせて示す。
機により、射出温度250 ℃で80mm×80mm×2mmのシート
を成形した。このシートを5mm×5mmの大きさに細断
し、この細断片20gを100mlのガラス容器に入
れ、80℃のオーブン中に1時間放置した後、臭気の度
合いを判定した。また、上記シートを用いて熱老化試験
を行った。結果を第1表にあわせて示す。
【0028】 第 1 表 樹脂成分 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 種類 HPP HPP HPP HPP 添加剤 (Phr) * フェノール系化合物 Ph 0.03 0.05 0.10 0.03 イオウ系酸化防止剤 DSTDP 0.06 0.02 0.06 0.06 ヒンダードフェノール系酸化防止剤 HP − − − 0.05 中和剤 St−Ca 0.05 0.05 0.05 0.05 臭気の評価(1) ○ ○ ○ ○ 熱老化性(2) △ △ ○ ○
【0029】 第 1 表 (続 き)樹脂成分 実施例5 実施例6 実施例7 種類 BPP HDPE HDPE 添加剤 (Phr) * フェノール系化合物 Ph 0.05 0.02 0.03 イオウ系酸化防止剤 DSTDP 0.02 0.02 0.06 中和剤 St−Ca 0.05 0.05 0.05 臭気の評価(1) ○ ○ ○ 熱老化性(2) △ ○ ○
【0030】 第 1 表 (続 き)樹脂成分 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 種類 HPP HDPE HPP HPP HPP 添加剤 (Phr) * フェノール系化合物 Ph − − 0.01 0.01 0.5 イオウ系酸化防止剤 DSTDP 0.06 0.02 0.02 0.06 0.6 ヒンダードフェノール系酸化防止剤 HP 0.05 0.02 0.05 0.05 0.05 中和剤 St−Ca 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 臭気の評価(1) × × △ × × 熱老化性(2) ○ ○ △ ○ ○ 注)*:結晶性ポリオレフィン100 重量部に対する添加重量部。
【0031】(1) 臭気の評価:各実施例及び比較例の組
成物から射出成形により80mm×80mm×2mmのシートをそ
れぞれ成形し、このシートを5mm×5mmの大きさに細断
し、この細断片20gを100mlのガラス容器に入
れ、80℃のオーブン中に1時間放置し、比較サンプル
とした。また、ポリプロピレン100重量部に対して中
和剤(Ca-St)0.05重量部と、ヒンダードフェノール系酸
化防止剤 (HP)0.05重量部とを添加した組成物を用い
て、同様のシートを成形し、このシートに対して、同様
の操作を行い、標準サンプルを得た。これらの各実施例
及び比較例の組成物の比較サンプル1個と、標準サンプ
ル2個とを用いて、3点比較パネルテスト(パネラー
数、15人)により、以下の基準で臭気をそれぞれ評価
した。 ○:パネラー15人中、12人以上が比較サンプルと標
準サンプルとの間に臭気の差がほとんどなく、かつその
臭気の差が僅かであるか、あるいは無臭であると判定し
たもの。 △:パネラー15人中、標準サンプルと比較サンプルと
の間の臭気の差がほとんどないと判定した人が12人未
満で、かつ標準サンプルよりも比較サンプルの方が臭気
が強いと判定した人が12人未満のもの。 ×:パネラー15人中、12人以上が標準サンプルより
も比較サンプルの方が臭気が強いと判定したもの。 (2) 熱老化性:JIS K7212 に準拠し、樹脂成分としてH
PP及びBPPを使用した場合には150 ℃、HDPEを
使用した場合には110 ℃のオーブン中に上述したシート
を保持した際に、シートに粉化、割れ、ひび及び変形な
どの熱老化現象が生じるまでの日数を測定し、以下の基
準により評価した。 ○:熱老化現象が生じるまでの日数が40日以上。 △:熱老化現象が生じるまでの日数が15日以上、40
日未満。 ×:熱老化現象が生じるまでの日数が15日未満。
成物から射出成形により80mm×80mm×2mmのシートをそ
れぞれ成形し、このシートを5mm×5mmの大きさに細断
し、この細断片20gを100mlのガラス容器に入
れ、80℃のオーブン中に1時間放置し、比較サンプル
とした。また、ポリプロピレン100重量部に対して中
和剤(Ca-St)0.05重量部と、ヒンダードフェノール系酸
化防止剤 (HP)0.05重量部とを添加した組成物を用い
て、同様のシートを成形し、このシートに対して、同様
の操作を行い、標準サンプルを得た。これらの各実施例
及び比較例の組成物の比較サンプル1個と、標準サンプ
ル2個とを用いて、3点比較パネルテスト(パネラー
数、15人)により、以下の基準で臭気をそれぞれ評価
した。 ○:パネラー15人中、12人以上が比較サンプルと標
準サンプルとの間に臭気の差がほとんどなく、かつその
臭気の差が僅かであるか、あるいは無臭であると判定し
たもの。 △:パネラー15人中、標準サンプルと比較サンプルと
の間の臭気の差がほとんどないと判定した人が12人未
満で、かつ標準サンプルよりも比較サンプルの方が臭気
が強いと判定した人が12人未満のもの。 ×:パネラー15人中、12人以上が標準サンプルより
も比較サンプルの方が臭気が強いと判定したもの。 (2) 熱老化性:JIS K7212 に準拠し、樹脂成分としてH
PP及びBPPを使用した場合には150 ℃、HDPEを
使用した場合には110 ℃のオーブン中に上述したシート
を保持した際に、シートに粉化、割れ、ひび及び変形な
どの熱老化現象が生じるまでの日数を測定し、以下の基
準により評価した。 ○:熱老化現象が生じるまでの日数が40日以上。 △:熱老化現象が生じるまでの日数が15日以上、40
日未満。 ×:熱老化現象が生じるまでの日数が15日未満。
【0032】第1表から明らかな通り、本発明のポリオ
レフィン樹脂組成物は、耐熱安定性に優れているととも
に、80℃の高温に保持した際の臭気が、イオウ系酸化
防止剤を添加していない標準サンプルと比べて遜色ない
ものであった。
レフィン樹脂組成物は、耐熱安定性に優れているととも
に、80℃の高温に保持した際の臭気が、イオウ系酸化
防止剤を添加していない標準サンプルと比べて遜色ない
ものであった。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明のポリオ
レフィン樹脂組成物は、結晶性ポリオレフィンに、イオ
ウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェノー
ル系化合物を含有させてなるので、残存臭気が少なく、
耐熱安定性に優れている。
レフィン樹脂組成物は、結晶性ポリオレフィンに、イオ
ウ系酸化防止剤とともに、特定の構造を有するフェノー
ル系化合物を含有させてなるので、残存臭気が少なく、
耐熱安定性に優れている。
【0034】このような本発明の組成物は各種用途に適
用可能であるが、特に包装材料、衣装ケース材、食品容
器用、各種家庭用品用、冷蔵庫材等に好適である。
用可能であるが、特に包装材料、衣装ケース材、食品容
器用、各種家庭用品用、冷蔵庫材等に好適である。
Claims (1)
- 【請求項1】 結晶性ポリオレフィン100重量部に対
して、(a) 下記一般式: 【化1】 (式中、R1 は炭素数2〜4のアルケニル基又はフェニ
ル基を示し、R2 、R2′及びR3 、R3 ′は炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R4 は水素又は炭素数1〜3
のアルキル基を示す。)で表されるフェノール系化合物
0.015 〜0.50重量部と、(b) イオウ系酸化防止剤0.015
〜0.50重量部とを含有するポリオレフィン樹脂組成物で
あって、前記(a) と前記(b) との合計量が0.04重量部以
上であり、かつ前記(a) と前記(b) との重量比が0.5 以
上であることを特徴とするポリオレフィン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4864093A JPH06240053A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 臭気の改良されたポリオレフィン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4864093A JPH06240053A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 臭気の改良されたポリオレフィン樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240053A true JPH06240053A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12808977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4864093A Pending JPH06240053A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 臭気の改良されたポリオレフィン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06240053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017521514A (ja) * | 2014-06-27 | 2017-08-03 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 安定化された水分硬化性ポリマー組成物 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP4864093A patent/JPH06240053A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017521514A (ja) * | 2014-06-27 | 2017-08-03 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 安定化された水分硬化性ポリマー組成物 |
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