JPH06239928A - 完全フツ素置換されている液体の懸濁液中でオレフインポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化する方法 - Google Patents
完全フツ素置換されている液体の懸濁液中でオレフインポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化する方法Info
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- JPH06239928A JPH06239928A JP5349189A JP34918993A JPH06239928A JP H06239928 A JPH06239928 A JP H06239928A JP 5349189 A JP5349189 A JP 5349189A JP 34918993 A JP34918993 A JP 34918993A JP H06239928 A JPH06239928 A JP H06239928A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 完全フッ素置換されている液体の懸濁液中で
オレフィンポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化
する方法。 【構成】 完全フッ素置換されているアルカン、完全フ
ッ素置換されているエーテル、または完全フッ素置換さ
れている第三アミンの懸濁液中でメルトインデックスが
1−500g/10分のオレフィンポリマー類を塩素化
もしくはクロロスルホン化する。
オレフィンポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化
する方法。 【構成】 完全フッ素置換されているアルカン、完全フ
ッ素置換されているエーテル、または完全フッ素置換さ
れている第三アミンの懸濁液中でメルトインデックスが
1−500g/10分のオレフィンポリマー類を塩素化
もしくはクロロスルホン化する。
Description
【0001】
【発明の背景】本発明は、オレフィンポリマー類の塩素
化もしくはクロロスルホン化に関する。詳細には、本発
明は、完全フッ素置換されているアルカン、完全フッ素
置換されているエーテル、または完全フッ素置換されて
いる第三アミンの媒体中で塩素化もしくはクロロスルホ
ン化されているオレフィンポリマー類を製造する方法に
関する。
化もしくはクロロスルホン化に関する。詳細には、本発
明は、完全フッ素置換されているアルカン、完全フッ素
置換されているエーテル、または完全フッ素置換されて
いる第三アミンの媒体中で塩素化もしくはクロロスルホ
ン化されているオレフィンポリマー類を製造する方法に
関する。
【0002】塩素化およびクロロスルホン化されている
オレフィンホモポリマー類およびコポリマー類は、エラ
ストマー類、コーティング物、接着剤およびインクとし
て有効なよく知られている組成物である。これらの塩素
化ポリマー類は、溶液中か或は水系懸濁液の中で塩素と
オレフィンポリマー類とを反応させることによって商業
的規模で製造されており、一方クロロスルホン化されて
いる類似物は、溶液中でオレフィンポリマー類と塩素お
よび塩化スルフリルまたは二酸化硫黄とを反応させるこ
とによって製造されている。反応性押し出しおよび無溶
媒方法もまた、例えば米国特許番号3,347,835および米
国特許番号4,554,326の中に記述されている。加うる
に、1−4個の炭素原子を有するフルオロカーボン類か
ら成る流体中で溶媒膨潤させたエチレンポリマー類を塩
素化およびクロロスルホン化することが英国特許1,325,
579の中に記述されている。
オレフィンホモポリマー類およびコポリマー類は、エラ
ストマー類、コーティング物、接着剤およびインクとし
て有効なよく知られている組成物である。これらの塩素
化ポリマー類は、溶液中か或は水系懸濁液の中で塩素と
オレフィンポリマー類とを反応させることによって商業
的規模で製造されており、一方クロロスルホン化されて
いる類似物は、溶液中でオレフィンポリマー類と塩素お
よび塩化スルフリルまたは二酸化硫黄とを反応させるこ
とによって製造されている。反応性押し出しおよび無溶
媒方法もまた、例えば米国特許番号3,347,835および米
国特許番号4,554,326の中に記述されている。加うる
に、1−4個の炭素原子を有するフルオロカーボン類か
ら成る流体中で溶媒膨潤させたエチレンポリマー類を塩
素化およびクロロスルホン化することが英国特許1,325,
579の中に記述されている。
【0003】これらの従来技術方法の各々は欠点を有し
ている。詳細には、溶液方法は有機溶媒、一般に四塩化
炭素の如き塩素化溶媒を多量に必要としており、これら
を回収して再利用する必要がある。例えば、ヒドロフル
オロカーボン溶媒は評価できる程の塩素化を受け、その
結果として、望ましくないクロロフルオロカーボン類が
生じる。加うるに、このようなハロゲン置換された材料
に関連した環境上の有害性から、排出に関する厳格な制
御が必要とされていると共に汚染制御装置に実質的な投
資を行うことが必要とされている。他方、水系懸濁液方
法は、クロロスルホン化されているオレフィンポリマー
類の製造には利用不可能である。更に、水系懸濁液によ
る塩素化方法では、凝集を防止する目的で界面活性剤を
用いる必要性がある。このような薬剤が存在している
と、そのポリマー状生成物の物性が悪影響を受け得る。
反応性押し出し方法は、例えば米国特許番号4,554,326
に記述されているように、塩素を低いレベルで含んでい
る組成物の製造に限定されているか、或は商業規模に関
して、それらは主要な修飾なしでは適用不可能である
(例えば米国特許番号3,347,835参照)ことから、あま
り魅力的ではない。無溶媒方法もまた商業的規模におけ
る利用には適応しない。最後に、フルオロカーボンで膨
潤させたエチレンポリマー類を塩素化もしくはクロロス
ルホン化する英国特許1,325,579に記述されている方法
は、有意な数の塩素化エチレンコポリマー樹脂型、特に
酢酸ビニルとメタアクリル酸のコポリマー類を製造する
には不適切である、何故ならば、これらのポリマー類が
示す表面粘着性が原因で塩素化中にひどい凝集が生じる
からである。加うるに、これらの材料はその塩素化され
た樹脂生成物の一部を溶解し、その結果として、粘性を
示す粒子表面が生じると共に追加的単離段階が必要とな
る。
ている。詳細には、溶液方法は有機溶媒、一般に四塩化
炭素の如き塩素化溶媒を多量に必要としており、これら
を回収して再利用する必要がある。例えば、ヒドロフル
オロカーボン溶媒は評価できる程の塩素化を受け、その
結果として、望ましくないクロロフルオロカーボン類が
生じる。加うるに、このようなハロゲン置換された材料
に関連した環境上の有害性から、排出に関する厳格な制
御が必要とされていると共に汚染制御装置に実質的な投
資を行うことが必要とされている。他方、水系懸濁液方
法は、クロロスルホン化されているオレフィンポリマー
類の製造には利用不可能である。更に、水系懸濁液によ
る塩素化方法では、凝集を防止する目的で界面活性剤を
用いる必要性がある。このような薬剤が存在している
と、そのポリマー状生成物の物性が悪影響を受け得る。
反応性押し出し方法は、例えば米国特許番号4,554,326
に記述されているように、塩素を低いレベルで含んでい
る組成物の製造に限定されているか、或は商業規模に関
して、それらは主要な修飾なしでは適用不可能である
(例えば米国特許番号3,347,835参照)ことから、あま
り魅力的ではない。無溶媒方法もまた商業的規模におけ
る利用には適応しない。最後に、フルオロカーボンで膨
潤させたエチレンポリマー類を塩素化もしくはクロロス
ルホン化する英国特許1,325,579に記述されている方法
は、有意な数の塩素化エチレンコポリマー樹脂型、特に
酢酸ビニルとメタアクリル酸のコポリマー類を製造する
には不適切である、何故ならば、これらのポリマー類が
示す表面粘着性が原因で塩素化中にひどい凝集が生じる
からである。加うるに、これらの材料はその塩素化され
た樹脂生成物の一部を溶解し、その結果として、粘性を
示す粒子表面が生じると共に追加的単離段階が必要とな
る。
【0004】このように、この技術分野では、幅広いス
ペクトルの塩素化およびクロロスルホン化されたオレフ
ィンポリマー類の製造を可能にする、商業的規模におい
て経済的であると共に塩素化溶媒を多量に用いる必要の
ない方法に対する必要性が存在している。
ペクトルの塩素化およびクロロスルホン化されたオレフ
ィンポリマー類の製造を可能にする、商業的規模におい
て経済的であると共に塩素化溶媒を多量に用いる必要の
ない方法に対する必要性が存在している。
【0005】
【発明の要約】本発明は、フッ素置換されている有機化
合物存在下の懸濁液中で幅広い範囲のアルファ−オレフ
ィンポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化する方
法を意図したものである。
合物存在下の懸濁液中で幅広い範囲のアルファ−オレフ
ィンポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化する方
法を意図したものである。
【0006】詳細には、本発明は、 a)25−250℃の沸点を有しており、オレフィンポ
リマーおよび塩素化オレフィンポリマーが本質的に不溶
であり、そしてi)完全フッ素置換されているC6−C
20脂肪族および環状脂肪族アルカン類、ii)完全フッ
素置換されているC3−C15脂肪族および環状脂肪族エ
ーテル類、およびiii)式
リマーおよび塩素化オレフィンポリマーが本質的に不溶
であり、そしてi)完全フッ素置換されているC6−C
20脂肪族および環状脂肪族アルカン類、ii)完全フッ
素置換されているC3−C15脂肪族および環状脂肪族エ
ーテル類、およびiii)式
【0007】
【化2】 [式中、R1、R2およびR3は、独立して、3−12個
の炭素原子を有する完全フッ素置換されているアルキル
基であり、そしてR1とR2は、一緒になって、環状脂肪
族環が有する0−3個のメチレン基がオキソ、スルホお
よびパーフルオロアルキルアミノから成る群から選択さ
れる部分で置換されている環状脂肪族環を形成していて
もよい]で表される脂肪族および環状脂肪族の完全フッ
素置換されている第三アルキルアミン類、から成る群か
ら選択される、本質的に塩素化に不活性な液状媒体の中
に、ASTM D1238に従って測定して1−500g/10分
のメルトインデックスを示す、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類から
成る群から選択されるオレフィンポリマーを懸濁させ、 b)この懸濁液にフリーラジカル触媒存在下で塩素化剤
を導入し、そして c)該オレフィンポリマーを塩素化することで、約20
−70重量%の塩素含有量を有する塩素化オレフィンポ
リマーを生じさせる、ことを含む、塩素化オレフィンポ
リマー類の製造方法を意図したものである。
の炭素原子を有する完全フッ素置換されているアルキル
基であり、そしてR1とR2は、一緒になって、環状脂肪
族環が有する0−3個のメチレン基がオキソ、スルホお
よびパーフルオロアルキルアミノから成る群から選択さ
れる部分で置換されている環状脂肪族環を形成していて
もよい]で表される脂肪族および環状脂肪族の完全フッ
素置換されている第三アルキルアミン類、から成る群か
ら選択される、本質的に塩素化に不活性な液状媒体の中
に、ASTM D1238に従って測定して1−500g/10分
のメルトインデックスを示す、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類から
成る群から選択されるオレフィンポリマーを懸濁させ、 b)この懸濁液にフリーラジカル触媒存在下で塩素化剤
を導入し、そして c)該オレフィンポリマーを塩素化することで、約20
−70重量%の塩素含有量を有する塩素化オレフィンポ
リマーを生じさせる、ことを含む、塩素化オレフィンポ
リマー類の製造方法を意図したものである。
【0008】本発明の方法の好適な具体例において、該
塩素化剤は、クロロスルホン化剤、例えば元素状塩素と
二酸化硫黄の混合物または塩化スルフリルであり、これ
は、このオレフィン樹脂の塩素化に付随してクロロスル
ホニル部分の導入をもたらす。
塩素化剤は、クロロスルホン化剤、例えば元素状塩素と
二酸化硫黄の混合物または塩化スルフリルであり、これ
は、このオレフィン樹脂の塩素化に付随してクロロスル
ホニル部分の導入をもたらす。
【0009】発明の詳細な記述 本発明の方法に従って、幅広い種類のオレフィンポリマ
ー類を塩素化もしくはクロロスルホン化することができ
る。オレフィンポリマー類は、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類(グ
ラフトコポリマー類を含む)を意味している。特に有効
な例には、C2−C3アルファモノオレフィン類のホモポ
リマー類、エチレンと一酸化炭素のコポリマー類、およ
びC3−C10アルファモノオレフィン類、不飽和C3−C
20モノカルボン酸類のC1−C12アルキルエステル類、
不飽和C3−C20モノ−もしくはジカルボン酸類、不飽
和C4−C8ジカルボン酸類の無水物、および飽和C2−
C18カルボン酸類のビニルエステル類から成る群から選
択される少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマーと
エチレンとのコポリマー類が含まれる。上記ポリマー類
の特定例には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ンと酢酸ビニルのコポリマー類、エチレンとアクリル酸
のコポリマー類、エチレンとメタアクリル酸のコポリマ
ー類、エチレンとアクリル酸メチルのコポリマー類、エ
チレンとメタアクリル酸メチルのコポリマー類、エチレ
ンとメタアクリル酸n−ブチルのコポリマー類、エチレ
ンとメタアクリル酸グリシジルのコポリマー類、エチレ
ンと無水マレイン酸のグラフトコポリマー類、プロピレ
ンと無水マレイン酸のグラフトコポリマー類、並びにプ
ロピレン、ブテン、3−メチル−1−ペンテンまたはオ
クテンとエチレンとのコポリマー類が含まれる。これら
のコポリマー類はジポリマー類、ターポリマー類、また
はより高級な(higher order)コポリマー類であっても
よい。好適なオレフィンポリマー類は、ポリエチレン、
エチレンと酢酸ビニルのコポリマー類、エチレンとアク
リル酸のコポリマー類、およびエチレンとメタアクリル
酸のコポリマー類である。これらのオレフィンポリマー
類が示すメルトインデックスは、ASTM D1238に従って測
定して一般に1−500g/10分の範囲である。この
メルトインデックスが約1g/10分未満である場合、
その得られる塩素化ポリマーは高い粘性を示すことで、
溶液コーティング物およびラテックス類の製造で用いる
には不適切である。加うるに、このような組成物は、押
し出しを必要としている用途で用いるには実際的でな
い。このオレフィンポリマーが示すメルトインデックス
が500g/10分より高い場合、その塩素化ポリオレ
フィン生成物はそれの塩素化工程中に凝集する傾向を示
す。2−150g/10分のメルトインデックスが好適
である。
ー類を塩素化もしくはクロロスルホン化することができ
る。オレフィンポリマー類は、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類(グ
ラフトコポリマー類を含む)を意味している。特に有効
な例には、C2−C3アルファモノオレフィン類のホモポ
リマー類、エチレンと一酸化炭素のコポリマー類、およ
びC3−C10アルファモノオレフィン類、不飽和C3−C
20モノカルボン酸類のC1−C12アルキルエステル類、
不飽和C3−C20モノ−もしくはジカルボン酸類、不飽
和C4−C8ジカルボン酸類の無水物、および飽和C2−
C18カルボン酸類のビニルエステル類から成る群から選
択される少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマーと
エチレンとのコポリマー類が含まれる。上記ポリマー類
の特定例には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ンと酢酸ビニルのコポリマー類、エチレンとアクリル酸
のコポリマー類、エチレンとメタアクリル酸のコポリマ
ー類、エチレンとアクリル酸メチルのコポリマー類、エ
チレンとメタアクリル酸メチルのコポリマー類、エチレ
ンとメタアクリル酸n−ブチルのコポリマー類、エチレ
ンとメタアクリル酸グリシジルのコポリマー類、エチレ
ンと無水マレイン酸のグラフトコポリマー類、プロピレ
ンと無水マレイン酸のグラフトコポリマー類、並びにプ
ロピレン、ブテン、3−メチル−1−ペンテンまたはオ
クテンとエチレンとのコポリマー類が含まれる。これら
のコポリマー類はジポリマー類、ターポリマー類、また
はより高級な(higher order)コポリマー類であっても
よい。好適なオレフィンポリマー類は、ポリエチレン、
エチレンと酢酸ビニルのコポリマー類、エチレンとアク
リル酸のコポリマー類、およびエチレンとメタアクリル
酸のコポリマー類である。これらのオレフィンポリマー
類が示すメルトインデックスは、ASTM D1238に従って測
定して一般に1−500g/10分の範囲である。この
メルトインデックスが約1g/10分未満である場合、
その得られる塩素化ポリマーは高い粘性を示すことで、
溶液コーティング物およびラテックス類の製造で用いる
には不適切である。加うるに、このような組成物は、押
し出しを必要としている用途で用いるには実際的でな
い。このオレフィンポリマーが示すメルトインデックス
が500g/10分より高い場合、その塩素化ポリオレ
フィン生成物はそれの塩素化工程中に凝集する傾向を示
す。2−150g/10分のメルトインデックスが好適
である。
【0010】本発明の重要な特徴は、その塩素化もしく
はクロロスルホン化を行う懸濁用媒体の選択にある。こ
の流体は、塩素化に対して本質的に不活性でなくてはな
らないと共に、約25℃から約250℃の沸点を有して
いなくてはならない。約25℃未満の沸点は望ましくな
い、と言うのは、高レベルの塩素化を達成する目的で反
応温度を上昇させる必要がある場合、その反応槽内の圧
力が高くなってしまうからである。250℃以上の沸点
を有する流体は溶液粘度が高くなると言った欠点を有し
ており、これによってポリマーの分散性が劣る可能性が
ある。加うるに、高い沸点を有する溶媒をそのポリマー
生成物から分離するのはより困難である。好適には、こ
の反応媒体はまた難燃性を示すと共に無毒であるべきで
ある。加うるに、最も望ましくは、その選択された流体
は、如何なる実質的度合でも、その生成物またはポリマ
ー状出発材料の溶解または膨潤を生じさせるものではな
い。溶解は、その溶解した生成物を回収するに必要とさ
れる反応媒体の処理であるが、もしこの生成物が本質的
に不溶であるとしたならば、濾過またはデカンテーショ
ンなどの如きより簡単な生成物回収方法を用いることで
充分である。更に、商業規模でその溶解している生成物
を回収するには、多量の溶媒を処理することに関する高
価な処理が必要であると共に高価な汚染制御システムが
必要とされる。この反応媒体は、そのオレフィンポリマ
ー出発材料または塩素化された生成物の膨潤を生じさせ
ないのが好適である、と言うのは、このような膨潤によ
り、その塩素化もしくはクロロスルホン化反応を行って
いる間にポリマーの凝集を促進する粘着性ポリマー粒子
表面が作り出されるからである。これは、その生成物が
示す塩素含有量に関して大きな不均一さをもたらす。
はクロロスルホン化を行う懸濁用媒体の選択にある。こ
の流体は、塩素化に対して本質的に不活性でなくてはな
らないと共に、約25℃から約250℃の沸点を有して
いなくてはならない。約25℃未満の沸点は望ましくな
い、と言うのは、高レベルの塩素化を達成する目的で反
応温度を上昇させる必要がある場合、その反応槽内の圧
力が高くなってしまうからである。250℃以上の沸点
を有する流体は溶液粘度が高くなると言った欠点を有し
ており、これによってポリマーの分散性が劣る可能性が
ある。加うるに、高い沸点を有する溶媒をそのポリマー
生成物から分離するのはより困難である。好適には、こ
の反応媒体はまた難燃性を示すと共に無毒であるべきで
ある。加うるに、最も望ましくは、その選択された流体
は、如何なる実質的度合でも、その生成物またはポリマ
ー状出発材料の溶解または膨潤を生じさせるものではな
い。溶解は、その溶解した生成物を回収するに必要とさ
れる反応媒体の処理であるが、もしこの生成物が本質的
に不溶であるとしたならば、濾過またはデカンテーショ
ンなどの如きより簡単な生成物回収方法を用いることで
充分である。更に、商業規模でその溶解している生成物
を回収するには、多量の溶媒を処理することに関する高
価な処理が必要であると共に高価な汚染制御システムが
必要とされる。この反応媒体は、そのオレフィンポリマ
ー出発材料または塩素化された生成物の膨潤を生じさせ
ないのが好適である、と言うのは、このような膨潤によ
り、その塩素化もしくはクロロスルホン化反応を行って
いる間にポリマーの凝集を促進する粘着性ポリマー粒子
表面が作り出されるからである。これは、その生成物が
示す塩素含有量に関して大きな不均一さをもたらす。
【0011】このような基準に合致する、本発明の方法
における反応媒体として用いるに適切な特別な完全フッ
素置換されている化合物は、3つの一般的種類に属して
いる。これらの1番目には、6−20個の炭素原子を有
する線状もしくは分枝脂肪族もしくは環状脂肪族の完全
フッ素置換されているアルカン類が含まれる。上記化合
物の特定例には、パーフルオロヘキサン、パーフルオロ
ヘプタン、パーフルオロオクタン、パーフルオロイソオ
クタン、パーフルオロデカンおよびパーフルオロドデカ
ンが含まれる。これらのアルカン類は、該オレフィンポ
リマー類の溶媒膨潤をなくす目的で、少なくとも6個の
炭素原子を含んでいる必要がある。低級アルカン類は、
オレフィンポリマー粒子表面の膨潤を生じさせ、過剰な
表面粘着性の進展がもたらされることで、得られる粒子
の凝集が生じる。この場合、主にそれらの表面上でのみ
塩素化が生じ、その結果として、不均質な生成物がもた
らされる。
における反応媒体として用いるに適切な特別な完全フッ
素置換されている化合物は、3つの一般的種類に属して
いる。これらの1番目には、6−20個の炭素原子を有
する線状もしくは分枝脂肪族もしくは環状脂肪族の完全
フッ素置換されているアルカン類が含まれる。上記化合
物の特定例には、パーフルオロヘキサン、パーフルオロ
ヘプタン、パーフルオロオクタン、パーフルオロイソオ
クタン、パーフルオロデカンおよびパーフルオロドデカ
ンが含まれる。これらのアルカン類は、該オレフィンポ
リマー類の溶媒膨潤をなくす目的で、少なくとも6個の
炭素原子を含んでいる必要がある。低級アルカン類は、
オレフィンポリマー粒子表面の膨潤を生じさせ、過剰な
表面粘着性の進展がもたらされることで、得られる粒子
の凝集が生じる。この場合、主にそれらの表面上でのみ
塩素化が生じ、その結果として、不均質な生成物がもた
らされる。
【0012】2番目の種類の完全フッ素置換されている
化合物には、3−15個の炭素原子を有する脂肪族もし
くは環状脂肪族の完全フッ素置換されているエーテル類
が含まれる。特定例には、完全フッ素置換されているジ
ブチルエーテル、完全フッ素置換されている2−ブチル
テトラヒドロフランおよびパーフルオロヘキシルイソブ
チルエーテルが含まれる。
化合物には、3−15個の炭素原子を有する脂肪族もし
くは環状脂肪族の完全フッ素置換されているエーテル類
が含まれる。特定例には、完全フッ素置換されているジ
ブチルエーテル、完全フッ素置換されている2−ブチル
テトラヒドロフランおよびパーフルオロヘキシルイソブ
チルエーテルが含まれる。
【0013】3番目の種類の完全フッ素置換されている
化合物に含まれるものは、3−12個の炭素原子を含ん
でいるアルキル基を有する完全フッ素置換されている脂
肪族もしくは環状脂肪族の第三アルキルアミン類であ
る。このアミノ基は、3つの線状もしくは分枝アルキル
基に結合していてもよい。加うるに、これらのアルキル
基の2つが一緒になって環状脂肪環を形成していてもよ
い。任意に、この環状脂肪族環が有するメチレン基の1
−3個がオキソ、スルホまたはパーフルオロアルキルア
ミノ基で置換されていてもよい。これらの完全フッ素置
換されているアミン類の特定例には、パーフルオロトリ
−n−プロピルアミン、パーフルオロトリイソプロピル
アミン、パーフルオロトリ−n−ブチルアミン、パーフ
ルオロトリアミルアミン、パーフルオロジブチルプロピ
ルアミン、パーフルオロ−N−メチルモルホリン、パー
フルオロ−N−エチルモルホリンおよびパーフルオロ−
N−メチルピロリジンが含まれる。
化合物に含まれるものは、3−12個の炭素原子を含ん
でいるアルキル基を有する完全フッ素置換されている脂
肪族もしくは環状脂肪族の第三アルキルアミン類であ
る。このアミノ基は、3つの線状もしくは分枝アルキル
基に結合していてもよい。加うるに、これらのアルキル
基の2つが一緒になって環状脂肪環を形成していてもよ
い。任意に、この環状脂肪族環が有するメチレン基の1
−3個がオキソ、スルホまたはパーフルオロアルキルア
ミノ基で置換されていてもよい。これらの完全フッ素置
換されているアミン類の特定例には、パーフルオロトリ
−n−プロピルアミン、パーフルオロトリイソプロピル
アミン、パーフルオロトリ−n−ブチルアミン、パーフ
ルオロトリアミルアミン、パーフルオロジブチルプロピ
ルアミン、パーフルオロ−N−メチルモルホリン、パー
フルオロ−N−エチルモルホリンおよびパーフルオロ−
N−メチルピロリジンが含まれる。
【0014】本発明の方法に従い、上述した完全フッ素
置換されているアルカン類、完全フッ素置換されている
エーテル類、または完全フッ素置換されているアルキル
アミン類の少なくとも1種の中にオレフィンポリマーが
入っている撹拌されている懸濁液に、フリーラジカルを
発生する薬剤の存在下、塩素もしくは塩素を発生する薬
剤を導入する。二酸化硫黄またはクロロスルホン化剤、
例えば二酸化硫黄と塩化スルフリルの混合物または塩化
スルフリル単独などを追加的に存在させると、そのポリ
マーバックボーンに沿った塩化スルホニル部分の組み込
みがもたらされる。その後、所望レベルの塩素および硫
黄が組み込まれるまで、塩素化もしくはクロロスルホン
化を進行させる。本発明の方法を用いることで、塩素を
何らかの所望レベル、即ち理論最大値に及ぶレベルで含
んでいる生成物が生じ得る。しかしながら、塩素を一緒
にして20−70重量%含んでいる塩素化ポリマー類
が、エラストマー類、コーティング物、接着剤およびイ
ンクとしての用途において最大の商業的興味が持たれて
いるものである。この生成物が非結晶性を示すことを保
証するには、20重量%以上の塩素含有量が望ましい。
塩素含有量が20−40重量%の組成物は、特にエラス
トマー類および接着剤組成物として有効であり、一方5
0−70重量%の塩素含有量を有するものは、コーティ
ング物およびインクの調合で最も有効である。このオレ
フィンポリマーをクロロスルホン化する場合、硫黄は約
6重量%のレベルで導入され得るが、好適には通常1−
3重量%の硫黄を導入する、と言うのは、これによって
最大度合の熱安定性が保証されるからである。
置換されているアルカン類、完全フッ素置換されている
エーテル類、または完全フッ素置換されているアルキル
アミン類の少なくとも1種の中にオレフィンポリマーが
入っている撹拌されている懸濁液に、フリーラジカルを
発生する薬剤の存在下、塩素もしくは塩素を発生する薬
剤を導入する。二酸化硫黄またはクロロスルホン化剤、
例えば二酸化硫黄と塩化スルフリルの混合物または塩化
スルフリル単独などを追加的に存在させると、そのポリ
マーバックボーンに沿った塩化スルホニル部分の組み込
みがもたらされる。その後、所望レベルの塩素および硫
黄が組み込まれるまで、塩素化もしくはクロロスルホン
化を進行させる。本発明の方法を用いることで、塩素を
何らかの所望レベル、即ち理論最大値に及ぶレベルで含
んでいる生成物が生じ得る。しかしながら、塩素を一緒
にして20−70重量%含んでいる塩素化ポリマー類
が、エラストマー類、コーティング物、接着剤およびイ
ンクとしての用途において最大の商業的興味が持たれて
いるものである。この生成物が非結晶性を示すことを保
証するには、20重量%以上の塩素含有量が望ましい。
塩素含有量が20−40重量%の組成物は、特にエラス
トマー類および接着剤組成物として有効であり、一方5
0−70重量%の塩素含有量を有するものは、コーティ
ング物およびインクの調合で最も有効である。このオレ
フィンポリマーをクロロスルホン化する場合、硫黄は約
6重量%のレベルで導入され得るが、好適には通常1−
3重量%の硫黄を導入する、と言うのは、これによって
最大度合の熱安定性が保証されるからである。
【0015】この塩素化もしくはクロロスルホン化反応
は、連続的もしくはバッチ式様式で、約50−220
℃、好適には100−120℃の温度そして大気圧下も
しくは0.01−0.50MPaの加圧下で実施され得
る。有機パーオキサイド類もしくはアゾ化合物の如き通
常のフリーラジカル開始剤、例えばジ第三ブチルパーオ
キサイド、2,2’−アゾビス[2−メチルプロパンニ
トリル]または匹敵するフリーラジカル活性を示す他の
化合物が一般に用いられる。光、特に紫外光を存在させ
てフリーラジカル開示剤として作用させることも可能で
ある。
は、連続的もしくはバッチ式様式で、約50−220
℃、好適には100−120℃の温度そして大気圧下も
しくは0.01−0.50MPaの加圧下で実施され得
る。有機パーオキサイド類もしくはアゾ化合物の如き通
常のフリーラジカル開始剤、例えばジ第三ブチルパーオ
キサイド、2,2’−アゾビス[2−メチルプロパンニ
トリル]または匹敵するフリーラジカル活性を示す他の
化合物が一般に用いられる。光、特に紫外光を存在させ
てフリーラジカル開示剤として作用させることも可能で
ある。
【0016】所望度合の塩素化もしくはクロロスルホン
化が生じた後、塩素化剤もしくはクロロスルホン化剤の
流れを停止することで、この反応を終結させる。安定
剤、一般にはエポキシ化フェノール、例えば2モルのエ
ピクロロヒドリンと1モルのプロパン−2,2−ビスフ
ェノールとの縮合生成物などを添加した後、例えば濾過
または押し出しなどでこの生成物を単離する。単離を濾
過で行う場合、その完全フッ素置換されている液体は可
溶であるがそのポリマーは本質的に不溶である溶媒で洗
浄することにより、そのポリマー生成物からその残存し
ている完全フッ素置換されている液体を除去することが
できる。この単離方法が押し出しである場合、脱揮発
(devolatilizing)押出し機の供給部分に導入するに先
立って、この反応混合物を濾過、デカンテーション、デ
ボラタイゼーション(devolatization)または蒸発で前
濃縮してもよい。
化が生じた後、塩素化剤もしくはクロロスルホン化剤の
流れを停止することで、この反応を終結させる。安定
剤、一般にはエポキシ化フェノール、例えば2モルのエ
ピクロロヒドリンと1モルのプロパン−2,2−ビスフ
ェノールとの縮合生成物などを添加した後、例えば濾過
または押し出しなどでこの生成物を単離する。単離を濾
過で行う場合、その完全フッ素置換されている液体は可
溶であるがそのポリマーは本質的に不溶である溶媒で洗
浄することにより、そのポリマー生成物からその残存し
ている完全フッ素置換されている液体を除去することが
できる。この単離方法が押し出しである場合、脱揮発
(devolatilizing)押出し機の供給部分に導入するに先
立って、この反応混合物を濾過、デカンテーション、デ
ボラタイゼーション(devolatization)または蒸発で前
濃縮してもよい。
【0017】以下に示す実施例は本発明のいくつかの好
適具体例を示すものであり、特に明記されていない限り
全てのパーセントは重量である。
適具体例を示すものであり、特に明記されていない限り
全てのパーセントは重量である。
【0018】
【実施例】実施例1 400mLの樹脂製容器に、100mLのFluorinertR
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、5gのポリエチレン
(密度0.95g/cc、メルトインデックス2g/1
0分)および0.030gのアゾビスイソブチロニトリ
ル開始剤を仕込んだ。この反応混合物を60℃に加熱し
た後、0.8g/分の速度で塩素ガスを導入した。この
期間中、追加的開始剤を0.001g/分の速度で添加
した。この温度を60℃で2時間維持した後、70℃に
上昇させた。70℃で60分間後、塩素と開始剤の添加
を止め、そしてこの反応混合物を室温にまで冷却した。
濾過で単離し、メタノールで2回洗浄しそして50℃で
真空下乾燥した後の生成物は、33.31%の塩素含有
量を有していた。
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、5gのポリエチレン
(密度0.95g/cc、メルトインデックス2g/1
0分)および0.030gのアゾビスイソブチロニトリ
ル開始剤を仕込んだ。この反応混合物を60℃に加熱し
た後、0.8g/分の速度で塩素ガスを導入した。この
期間中、追加的開始剤を0.001g/分の速度で添加
した。この温度を60℃で2時間維持した後、70℃に
上昇させた。70℃で60分間後、塩素と開始剤の添加
を止め、そしてこの反応混合物を室温にまで冷却した。
濾過で単離し、メタノールで2回洗浄しそして50℃で
真空下乾燥した後の生成物は、33.31%の塩素含有
量を有していた。
【0019】実施例2 400mLの溝付き樹脂製容器に、100mLのFluori
nertR FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の
沸点と1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換
されているC8アルカン類の混合物)、5gのポリエチ
レン粉末(密度0.95g/cc、メルトインデックス
2g/10分)、3mLの塩化スルフリルおよび0.0
30gのアゾビスイソブチロニトリル開始剤を仕込ん
だ。この反応混合物を60℃に加熱した後、0.46g
/分の速度で塩素ガスを導入した。追加的開始剤を0.
001g/分の速度で添加した。この温度を1℃/分の
速度で徐々に3時間かけて最終温度である90℃にまで
上昇させた。4時間後、塩素の添加を止め、そしてこの
反応混合物を室温にまで冷却した。この生成物を濾過で
単離し、メタノールで2回洗浄した後、50℃で真空下
乾燥した。このクロロスルホン化されたポリマーは塩素
を30.8%そして硫黄を0.62%含んでいた。
nertR FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の
沸点と1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換
されているC8アルカン類の混合物)、5gのポリエチ
レン粉末(密度0.95g/cc、メルトインデックス
2g/10分)、3mLの塩化スルフリルおよび0.0
30gのアゾビスイソブチロニトリル開始剤を仕込ん
だ。この反応混合物を60℃に加熱した後、0.46g
/分の速度で塩素ガスを導入した。追加的開始剤を0.
001g/分の速度で添加した。この温度を1℃/分の
速度で徐々に3時間かけて最終温度である90℃にまで
上昇させた。4時間後、塩素の添加を止め、そしてこの
反応混合物を室温にまで冷却した。この生成物を濾過で
単離し、メタノールで2回洗浄した後、50℃で真空下
乾燥した。このクロロスルホン化されたポリマーは塩素
を30.8%そして硫黄を0.62%含んでいた。
【0020】比較実施例1 400mLの樹脂製容器に、100mLのFluorinertR
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、10gのエチレンと酢
酸ビニルのコポリマー(14重量%の酢酸ビニル、メル
トインデックス2500g/10分)および0.030
gのアゾビスイソブチロニトリル開始剤を仕込んだ。こ
の反応混合物を60℃に加熱した後、0.46g/分の
速度で塩素ガスを導入した。この温度を60℃で2時間
維持した後、70℃に上昇させた。70℃で約20分間
後、このポリマー粒子は凝集し、そしてこの反応混合物
を室温にまで冷却した。この生成物を、Waringブレンダ
ーを用いメタノールで2回洗浄した後、濾過で単離し
た。この生成物を50℃で真空下乾燥した。この生成物
が含んでいる塩素は16.63%であり、そしてそのT
gは−15.58℃であった。この塩素含有量が低いこ
とは、凝集に先立ってそのポリマー粉末の外側表面のみ
が塩素化されたことを示している。この実施例は、高い
メルトインデックスを示すポリマー類は本発明の方法で
用いるには不適切であることを説明するものである。
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、10gのエチレンと酢
酸ビニルのコポリマー(14重量%の酢酸ビニル、メル
トインデックス2500g/10分)および0.030
gのアゾビスイソブチロニトリル開始剤を仕込んだ。こ
の反応混合物を60℃に加熱した後、0.46g/分の
速度で塩素ガスを導入した。この温度を60℃で2時間
維持した後、70℃に上昇させた。70℃で約20分間
後、このポリマー粒子は凝集し、そしてこの反応混合物
を室温にまで冷却した。この生成物を、Waringブレンダ
ーを用いメタノールで2回洗浄した後、濾過で単離し
た。この生成物を50℃で真空下乾燥した。この生成物
が含んでいる塩素は16.63%であり、そしてそのT
gは−15.58℃であった。この塩素含有量が低いこ
とは、凝集に先立ってそのポリマー粉末の外側表面のみ
が塩素化されたことを示している。この実施例は、高い
メルトインデックスを示すポリマー類は本発明の方法で
用いるには不適切であることを説明するものである。
【0021】比較実施例2 400mLの樹脂製容器に、100mLのFluorinertR
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、10gのポリエチレン
粉末(密度0.92g/cc、MW2500、B型粘度
300ポイズ@140℃)および0.030gのアゾビ
スイソブチロニトリル開始剤を仕込んだ。この反応混合
物を60℃に加熱した後、0.46g/分の速度で塩素
ガスを導入した。追加的開始剤を0.001g/分の速
度で添加した。この温度を1℃/分の速度で徐々に上昇
させた。15分後、このポリマーは完全に凝集した。こ
の塩素ガス流れを止め、そしてこの反応混合物を室温に
まで冷却した。このポリマーをメタノールと一緒にし、
Waringブレンダー内で粉砕した後、濾過で単離した。メ
タノールで2回洗浄した後、このポリマーを50℃で真
空下乾燥した。この生成物が含んでいる塩素は6.96
%のみであった。この実施例は、高いメルトインデック
スを示すポリマー類は本発明の方法で用いるには不適切
であることを説明するものである。
FC-77完全フッ素置換されている液体(97℃の沸点と
1.65g/ccの密度を有する完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物)、10gのポリエチレン
粉末(密度0.92g/cc、MW2500、B型粘度
300ポイズ@140℃)および0.030gのアゾビ
スイソブチロニトリル開始剤を仕込んだ。この反応混合
物を60℃に加熱した後、0.46g/分の速度で塩素
ガスを導入した。追加的開始剤を0.001g/分の速
度で添加した。この温度を1℃/分の速度で徐々に上昇
させた。15分後、このポリマーは完全に凝集した。こ
の塩素ガス流れを止め、そしてこの反応混合物を室温に
まで冷却した。このポリマーをメタノールと一緒にし、
Waringブレンダー内で粉砕した後、濾過で単離した。メ
タノールで2回洗浄した後、このポリマーを50℃で真
空下乾燥した。この生成物が含んでいる塩素は6.96
%のみであった。この実施例は、高いメルトインデック
スを示すポリマー類は本発明の方法で用いるには不適切
であることを説明するものである。
【0022】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
ある。
【0023】1. a)25−250℃の沸点を有して
おり、オレフィンポリマーおよび塩素化オレフィンポリ
マーが本質的に不溶であり、そしてi)完全フッ素置換
されているC6−C20脂肪族および環状脂肪族アルカン
類、ii)完全フッ素置換されているC3−C15脂肪族
および環状脂肪族エーテル類、およびiii)式
おり、オレフィンポリマーおよび塩素化オレフィンポリ
マーが本質的に不溶であり、そしてi)完全フッ素置換
されているC6−C20脂肪族および環状脂肪族アルカン
類、ii)完全フッ素置換されているC3−C15脂肪族
および環状脂肪族エーテル類、およびiii)式
【0024】
【化3】 [式中、R1、R2およびR3は、独立して、3−12個
の炭素原子を有する完全フッ素置換されているアルキル
基であり、そしてR1とR2は、一緒になって、環状脂肪
族環が有する0−3個のメチレン基がオキソ、スルホお
よびパーフルオロアルキルアミノから成る群から選択さ
れる部分で置換されている環状脂肪族環を形成していて
もよい]で表される脂肪族および環状脂肪族の完全フッ
素置換されている第三アルキルアミン類、から成る群か
ら選択される、本質的に塩素化に不活性な液状媒体の中
に、ASTM D1238に従って測定して1−500g/10分
のメルトインデックスを示す、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類から
成る群から選択されるオレフィンポリマーを懸濁させ、 b)この懸濁液にフリーラジカル触媒存在下で塩素化剤
を導入し、そして c)上記オレフィンポリマーを塩素化することで、約2
0−70重量%の塩素含有量を有する塩素化ポリマーを
生じさせる、ことを含む、塩素化オレフィンポリマー類
の製造方法。
の炭素原子を有する完全フッ素置換されているアルキル
基であり、そしてR1とR2は、一緒になって、環状脂肪
族環が有する0−3個のメチレン基がオキソ、スルホお
よびパーフルオロアルキルアミノから成る群から選択さ
れる部分で置換されている環状脂肪族環を形成していて
もよい]で表される脂肪族および環状脂肪族の完全フッ
素置換されている第三アルキルアミン類、から成る群か
ら選択される、本質的に塩素化に不活性な液状媒体の中
に、ASTM D1238に従って測定して1−500g/10分
のメルトインデックスを示す、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類から
成る群から選択されるオレフィンポリマーを懸濁させ、 b)この懸濁液にフリーラジカル触媒存在下で塩素化剤
を導入し、そして c)上記オレフィンポリマーを塩素化することで、約2
0−70重量%の塩素含有量を有する塩素化ポリマーを
生じさせる、ことを含む、塩素化オレフィンポリマー類
の製造方法。
【0025】2. 該液状媒体が完全フッ素置換されて
いるC6−C20脂肪族および環状脂肪族アルカンである
第1項の方法。
いるC6−C20脂肪族および環状脂肪族アルカンである
第1項の方法。
【0026】3. 該液状媒体が完全フッ素置換されて
いるC8アルカン類の混合物である第1項の方法。
いるC8アルカン類の混合物である第1項の方法。
【0027】4. 該液状媒体が完全フッ素置換されて
いるC3−C15脂肪族もしくは環状脂肪族エーテルであ
る第1項の方法。
いるC3−C15脂肪族もしくは環状脂肪族エーテルであ
る第1項の方法。
【0028】5. 該液状媒体が脂肪族もしくは環状脂
肪族の完全フッ素置換されている第三アルキルアミンで
ある第1項の方法。
肪族の完全フッ素置換されている第三アルキルアミンで
ある第1項の方法。
【0029】6. 該塩素化剤が塩素である第1項の方
法。
法。
【0030】7. 該塩素化剤がクロロスルホン化剤で
ある第1項の方法。
ある第1項の方法。
【0031】8. 該塩素化剤が塩化スルフリル、塩素
と二酸化硫黄の混合物、および塩素と塩化スルフリルの
混合物から成る群から選択される第7項の方法。
と二酸化硫黄の混合物、および塩素と塩化スルフリルの
混合物から成る群から選択される第7項の方法。
【0032】9. 該オレフィンポリマーがC2−C3ア
ルファモノオレフィン類のホモポリマー類、エチレンと
一酸化炭素のコポリマー類、およびC3−C10アルファ
モノオレフィン類、不飽和C3−C20モノカルボン酸類
のC1−C12アルキルエステル類、不飽和C3−C20モノ
−もしくはジカルボン酸類、不飽和C4−C8ジカルボン
酸類の無水物、および飽和C2−C18カルボン酸類のビ
ニルエステル類から成る群から選択される少なくとも1
種のエチレン系不飽和モノマーとエチレンとのコポリマ
ー類から成る群から選択される第1項の方法。
ルファモノオレフィン類のホモポリマー類、エチレンと
一酸化炭素のコポリマー類、およびC3−C10アルファ
モノオレフィン類、不飽和C3−C20モノカルボン酸類
のC1−C12アルキルエステル類、不飽和C3−C20モノ
−もしくはジカルボン酸類、不飽和C4−C8ジカルボン
酸類の無水物、および飽和C2−C18カルボン酸類のビ
ニルエステル類から成る群から選択される少なくとも1
種のエチレン系不飽和モノマーとエチレンとのコポリマ
ー類から成る群から選択される第1項の方法。
【0033】10. 該オレフィンポリマーのメルトイ
ンデックスが2−150g/10分である第1項の方
法。
ンデックスが2−150g/10分である第1項の方
法。
【0034】11. 該オレフィンポリマーがエチレン
と酢酸ビニルのコポリマーである第1項の方法。
と酢酸ビニルのコポリマーである第1項の方法。
【0035】12. 該オレフィンポリマーがポリエチ
レンである第1項の方法。
レンである第1項の方法。
【0036】13. 該オレフィンポリマーがエチレン
とアクリル酸のコポリマーである第1項の方法。
とアクリル酸のコポリマーである第1項の方法。
【0037】14. 該オレフィンポリマーがエチレン
とメタアクリル酸のコポリマーである第1項の方法。
とメタアクリル酸のコポリマーである第1項の方法。
【0038】15. 該塩素化樹脂が1−3重量%の硫
黄含有量を有する第1項の方法。
黄含有量を有する第1項の方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 a)25−250℃の沸点を有してお
り、オレフィンポリマーおよび塩素化オレフィンポリマ
ーが本質的に不溶であり、そしてi)完全フッ素置換さ
れているC6−C20脂肪族および環状脂肪族アルカン
類、ii)完全フッ素置換されているC3−C15脂肪族
および環状脂肪族エーテル類、およびiii)式 【化1】 [式中、R1、R2およびR3は、独立して、3−12個
の炭素原子を有する完全フッ素置換されているアルキル
基であり、そしてR1とR2は、一緒になって、環状脂肪
族環が有する0−3個のメチレン基がオキソ、スルホお
よびパーフルオロアルキルアミノから成る群から選択さ
れる部分で置換されている環状脂肪族環を形成していて
もよい]で表される脂肪族および環状脂肪族の完全フッ
素置換されている第三アルキルアミン類、から成る群か
ら選択される、本質的に塩素化に不活性な液状媒体の中
に、ASTM D1238に従って測定して1−500g/10分
のメルトインデックスを示す、C2−C8アルファ−モノ
オレフィン類のホモポリマー類およびコポリマー類から
成る群から選択されるオレフィンポリマーを懸濁させ、 b)この懸濁液にフリーラジカル触媒存在下で塩素化剤
を導入し、そして c)上記オレフィンポリマーを塩素化することで、約2
0−70重量%の塩素含有量を有する塩素化ポリマーを
生じさせる、ことを含む、塩素化オレフィンポリマー類
の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/010,966 US5242987A (en) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | Process for chlorination and chlorosulfonation of olefin polymers in suspensions of perfluorinated liquids |
US010966 | 1993-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239928A true JPH06239928A (ja) | 1994-08-30 |
JP2637912B2 JP2637912B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=21748269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5349189A Expired - Lifetime JP2637912B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-12-28 | 完全フツ素置換されている液体の懸濁液中でオレフインポリマー類を塩素化およびクロロスルホン化する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5242987A (ja) |
EP (1) | EP0608802B1 (ja) |
JP (1) | JP2637912B2 (ja) |
DE (1) | DE69400442T2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2272901B (en) * | 1992-11-25 | 1997-01-15 | Tosoh Corp | Process for the preparation of chlorinated polyolefin and chlorosulfonated polyolefin |
US5242987A (en) * | 1993-01-29 | 1993-09-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for chlorination and chlorosulfonation of olefin polymers in suspensions of perfluorinated liquids |
US6706815B2 (en) * | 2001-09-06 | 2004-03-16 | Dupont Dow Elastomers L.L.C. | Impact resistant rigid PVC compositions using hydrocarbon rubbers and chlorinated polyethylene as impact modifiers |
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