JPH06239600A - 釣合い装置 - Google Patents
釣合い装置Info
- Publication number
- JPH06239600A JPH06239600A JP2451193A JP2451193A JPH06239600A JP H06239600 A JPH06239600 A JP H06239600A JP 2451193 A JP2451193 A JP 2451193A JP 2451193 A JP2451193 A JP 2451193A JP H06239600 A JPH06239600 A JP H06239600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- balancing device
- cylinder
- hydraulic
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支柱の高さを調整し重心位置を移動させ、移
動時に転倒することのないコンパクトな釣合い装置を得
る。 【構成】 油圧シリンダー22には、回動自在にアーム
支持ボックス28が取付けられている。この支持ボック
ス28の上端には、第1アーム32が取付けられてい
る。従って、油圧シリンダー22を伸縮させることで、
第1アーム32の支点が上下方向に調整可能となり、ア
ームの必要動作範囲で最低の支柱の高さを選択すれば、
重心位置が下がりそれだけ釣合い装置10のバランスが
良くなり、また移動中では、支点の高さを低くすれば、
転倒を確実に防止でき、この結果、釣合い装置のコンパ
クト化が可能となる。
動時に転倒することのないコンパクトな釣合い装置を得
る。 【構成】 油圧シリンダー22には、回動自在にアーム
支持ボックス28が取付けられている。この支持ボック
ス28の上端には、第1アーム32が取付けられてい
る。従って、油圧シリンダー22を伸縮させることで、
第1アーム32の支点が上下方向に調整可能となり、ア
ームの必要動作範囲で最低の支柱の高さを選択すれば、
重心位置が下がりそれだけ釣合い装置10のバランスが
良くなり、また移動中では、支点の高さを低くすれば、
転倒を確実に防止でき、この結果、釣合い装置のコンパ
クト化が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の動作範囲内で3
次元空間内の位置に物品を移動することのできる無重力
操作の釣合い装置に関する。
次元空間内の位置に物品を移動することのできる無重力
操作の釣合い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な釣合い装置は、移動可能な台車
に立設された支柱と、この支柱の上端に連結され上下方
向へまたは軸回り方向へ回動可能な2つのアームとで構
成され、このアームの自由端に設けられたチャックで物
品を吊り上げ、3次元空間内の位置に物品を移動できる
ようになっている。
に立設された支柱と、この支柱の上端に連結され上下方
向へまたは軸回り方向へ回動可能な2つのアームとで構
成され、このアームの自由端に設けられたチャックで物
品を吊り上げ、3次元空間内の位置に物品を移動できる
ようになっている。
【0003】この釣合い装置のアームの機構としては、
支柱に対して第1のアームが支柱の軸回りを回動可能
で、第2のアームが第1のアームに対して回動可能とさ
れた水平アーム機構と、また、支柱に対して第1のアー
ムが上下方向へ回動可能で、第2のアームが第1のアー
ムに対して回動可能とされた平行四辺形リンク機構とが
提案されている(特開平2−199000号、特開平3
−267300号参照)。
支柱に対して第1のアームが支柱の軸回りを回動可能
で、第2のアームが第1のアームに対して回動可能とさ
れた水平アーム機構と、また、支柱に対して第1のアー
ムが上下方向へ回動可能で、第2のアームが第1のアー
ムに対して回動可能とされた平行四辺形リンク機構とが
提案されている(特開平2−199000号、特開平3
−267300号参照)。
【0004】水平アーム機構では、第2アームの先端に
配設されたチャックに連結されたワイヤを、釣合い装置
本体に設けられた巻取りドラムで、巻取り巻戻しするこ
とによって、チャックにつかまれた物品を吊り上げ吊り
下げするようになっている。また、平行四辺形リンク機
構では、2つのアームの屈伸運動によって、チャックに
つかまれた物品を吊り上げ吊り下げするようになってい
る。
配設されたチャックに連結されたワイヤを、釣合い装置
本体に設けられた巻取りドラムで、巻取り巻戻しするこ
とによって、チャックにつかまれた物品を吊り上げ吊り
下げするようになっている。また、平行四辺形リンク機
構では、2つのアームの屈伸運動によって、チャックに
つかまれた物品を吊り上げ吊り下げするようになってい
る。
【0005】しかしながら、いずれの機構においても、
支柱の上端に連結された第1のアームの支点は移動しな
いので、上下方向に大きな動作範囲を確保するために
は、予め支柱の高さを高くし、第1アームの支点を高く
する必要があった。このため、釣合い装置の重心位置が
高くなり、操作時のバランスの保持、また特に移動時の
バランスを保持して転倒を防止するために、機械を大型
化する必要があり、釣合い装置の小型化が要望されてい
る。
支柱の上端に連結された第1のアームの支点は移動しな
いので、上下方向に大きな動作範囲を確保するために
は、予め支柱の高さを高くし、第1アームの支点を高く
する必要があった。このため、釣合い装置の重心位置が
高くなり、操作時のバランスの保持、また特に移動時の
バランスを保持して転倒を防止するために、機械を大型
化する必要があり、釣合い装置の小型化が要望されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、支柱の高さ調整が可能で、コンパクトな釣合い
装置を提供することを目的とする。
慮して、支柱の高さ調整が可能で、コンパクトな釣合い
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る釣合い装置
は、移動可能な台車から立設する支柱と、この支柱に取
付けられ支柱の上下方向または軸回り方向へ回動するア
ームと、を有する釣合い装置において、前記支柱をその
軸方向へ伸縮させる伸縮手段を設けたことを特徴として
いる。
は、移動可能な台車から立設する支柱と、この支柱に取
付けられ支柱の上下方向または軸回り方向へ回動するア
ームと、を有する釣合い装置において、前記支柱をその
軸方向へ伸縮させる伸縮手段を設けたことを特徴として
いる。
【0008】
【作用】上記構成の本発明では、伸縮手段が支柱を伸縮
させて高さ調整を行なう。従って、支柱に取付けられた
アームの動作範囲が上下方向に調整可能となり、アーム
の必要動作範囲で最低の支柱の高さを選択すれば、重心
位置が下がりそれだけ釣合い装置のバランスが良くな
り、また移動中では、支柱の高さを低くすれば、転倒を
確実に防止でき、この結果、釣合い装置のコンパクト化
が可能となる。
させて高さ調整を行なう。従って、支柱に取付けられた
アームの動作範囲が上下方向に調整可能となり、アーム
の必要動作範囲で最低の支柱の高さを選択すれば、重心
位置が下がりそれだけ釣合い装置のバランスが良くな
り、また移動中では、支柱の高さを低くすれば、転倒を
確実に防止でき、この結果、釣合い装置のコンパクト化
が可能となる。
【0009】
(釣合い装置の構造)図1及び図2には、本実施例に係
る釣合い装置10が示されている。
る釣合い装置10が示されている。
【0010】釣合い装置10の本体ボックス12には、
先端部に前輪14を装着した一対のフォーク16が本体
ボックス12の前方に張り出し、荷台として機能すると
共に釣合い装置10の安定性を高めている。このフォー
ク16は、図示しない油圧パワーユニットによって昇降
可能となっている。
先端部に前輪14を装着した一対のフォーク16が本体
ボックス12の前方に張り出し、荷台として機能すると
共に釣合い装置10の安定性を高めている。このフォー
ク16は、図示しない油圧パワーユニットによって昇降
可能となっている。
【0011】また、本体ボックス12の後方には、ブレ
ーキ機能を備えた操舵兼用の駆動輪18が配置され、ハ
ンドル20を操作することによってその場で旋回でき、
また走行用の電動機で前進後進できるようになってい
る。
ーキ機能を備えた操舵兼用の駆動輪18が配置され、ハ
ンドル20を操作することによってその場で旋回でき、
また走行用の電動機で前進後進できるようになってい
る。
【0012】本体ボックス12の上面には、油圧シリン
ダー22が立設されている。この油圧シリンダー22の
ロッド24の先端には、受け板26が固定されている。
この受け板26には、図示しない軸受けによって旋回可
能にアーム支持ボックス28が取付けられている。これ
によって、後述する油圧シリンダー22の駆動により、
アーム支持ボックス28が上下動し、また、手動によっ
て油圧シリンダー22の軸回りをアーム支持ボックス2
8が旋回できるようになっている。なお、この軸受けの
外周部には、図示しない係止孔に挿入可能なロックピン
等の旋回防止機構が設けられており、物品移動時のアー
ムの不用意な旋回を規制できるようになっている。
ダー22が立設されている。この油圧シリンダー22の
ロッド24の先端には、受け板26が固定されている。
この受け板26には、図示しない軸受けによって旋回可
能にアーム支持ボックス28が取付けられている。これ
によって、後述する油圧シリンダー22の駆動により、
アーム支持ボックス28が上下動し、また、手動によっ
て油圧シリンダー22の軸回りをアーム支持ボックス2
8が旋回できるようになっている。なお、この軸受けの
外周部には、図示しない係止孔に挿入可能なロックピン
等の旋回防止機構が設けられており、物品移動時のアー
ムの不用意な旋回を規制できるようになっている。
【0013】アーム支持ボックス28には、一対のサイ
ドプレート30が横方向へ突設されている。このサイド
プレート30には、図示しない略三角状の関節板と第1
アーム32とがピン34で軸支され回動自在とされてい
る。また、ピン34で軸支された部位の反対側の関節板
には、平行アーム36が回動自在に取付けられている。
この平行アーム36の軸部と第1アーム32との軸部と
が三角線を構成する位置にある関節板の部位には、アー
ム支持ボックス28に後端が回動自在に連結されたシリ
ンダーのロッドが回動自在に取付けられている。このシ
リンダーを駆動することで、関節板がピン34を中心に
回転し、平行アーム36を矢印A方向に押引するように
なっている。また、第1アーム32の軸支部付近から
は、図示しない回動アームが第1アーム32に対して直
角方向へ延設され、この回動アームの先端には、アーム
支持ボックス28に後端が回動自在に連結されたシリン
ダーのロッドが回動自在に取付けられている。このシリ
ンダーを駆動することによって、回動アームに回転モー
メントが発生し、第1アーム32がピン34を中心とし
て上下方向へ回動するようになっている。
ドプレート30が横方向へ突設されている。このサイド
プレート30には、図示しない略三角状の関節板と第1
アーム32とがピン34で軸支され回動自在とされてい
る。また、ピン34で軸支された部位の反対側の関節板
には、平行アーム36が回動自在に取付けられている。
この平行アーム36の軸部と第1アーム32との軸部と
が三角線を構成する位置にある関節板の部位には、アー
ム支持ボックス28に後端が回動自在に連結されたシリ
ンダーのロッドが回動自在に取付けられている。このシ
リンダーを駆動することで、関節板がピン34を中心に
回転し、平行アーム36を矢印A方向に押引するように
なっている。また、第1アーム32の軸支部付近から
は、図示しない回動アームが第1アーム32に対して直
角方向へ延設され、この回動アームの先端には、アーム
支持ボックス28に後端が回動自在に連結されたシリン
ダーのロッドが回動自在に取付けられている。このシリ
ンダーを駆動することによって、回動アームに回転モー
メントが発生し、第1アーム32がピン34を中心とし
て上下方向へ回動するようになっている。
【0014】また、平行アーム36及び第1アーム32
の先端部は、第2アーム38の後端に所定の間隔を置い
てピン40、42で連結されている。これによって、平
行アーム36及び第1アーム32は、平行リンクを構成
し、シリンダーの駆動によって、平行アーム36を軸方
向へ移動させ、ピン42を中心として第2アーム38を
上下方向へ回動させるようになっている。
の先端部は、第2アーム38の後端に所定の間隔を置い
てピン40、42で連結されている。これによって、平
行アーム36及び第1アーム32は、平行リンクを構成
し、シリンダーの駆動によって、平行アーム36を軸方
向へ移動させ、ピン42を中心として第2アーム38を
上下方向へ回動させるようになっている。
【0015】このように、第1アーム32、平行アーム
36、及び第2アーム38で平行リンク機構を構成する
ことで、鉛直面内において広い動作範囲を確保できる。
36、及び第2アーム38で平行リンク機構を構成する
ことで、鉛直面内において広い動作範囲を確保できる。
【0016】また、第2アーム38の先端には、操作レ
バー46及びチャック44が取付けられており、作業員
は手元で第1アーム32、第2アーム38を操作して、
物品をつかめるようになっている。
バー46及びチャック44が取付けられており、作業員
は手元で第1アーム32、第2アーム38を操作して、
物品をつかめるようになっている。
【0017】(油圧シリンダーの伸縮機構)図3の油圧
回路図に示すように、ピストン50のヘッド側のシリン
ダー52には油圧管54が接続されている。また、ピス
トン50のロッド24側のシリンダー52には油圧管5
6が接続されている。これら油圧管54、56の中間部
には、パイロット操作弁58、60が設けられている。
このパイロット操作弁60は、油圧管54を流れる流体
のパイロット圧力によって、また、パイロット操作弁5
8は、油圧管56を流れる流体のパイロット圧力によっ
て阻止している方向の流れを許容し、流体を逆流させる
ようになっている。
回路図に示すように、ピストン50のヘッド側のシリン
ダー52には油圧管54が接続されている。また、ピス
トン50のロッド24側のシリンダー52には油圧管5
6が接続されている。これら油圧管54、56の中間部
には、パイロット操作弁58、60が設けられている。
このパイロット操作弁60は、油圧管54を流れる流体
のパイロット圧力によって、また、パイロット操作弁5
8は、油圧管56を流れる流体のパイロット圧力によっ
て阻止している方向の流れを許容し、流体を逆流させる
ようになっている。
【0018】また、油圧管54、56の端部には、電磁
切換弁62が接続されている。この電磁切換弁62は、
電磁力によって直接スプールを動かし、流れの方向を切
り換えるようになっている。すなわち、ソレノイド64
を励磁すると、圧力口P→シリンダー口A、シリンダー
口B→戻り口Tとなって、サクションフィルター66で
ろ過された油タンク68の流体が、モーター70によっ
て駆動される油圧ポンプ72により、逆止弁74が配設
された油圧管76を通じて、油圧管54からピストン5
0のヘッド側のシリンダー52に流入される。これによ
って、ピストン50が上昇して、ロッド24を伸張させ
る。この時、ピストン50のロッド24側のシリンダー
52からは、油圧管56を通じて流体がパイロット操作
弁60に流れる。ここで、油圧管54を流れる流体のパ
イット圧力でパイロット操作弁60は開いているので、
流体はシリンダー口B→戻り口Tへ流れ油タンク68へ
流入する。
切換弁62が接続されている。この電磁切換弁62は、
電磁力によって直接スプールを動かし、流れの方向を切
り換えるようになっている。すなわち、ソレノイド64
を励磁すると、圧力口P→シリンダー口A、シリンダー
口B→戻り口Tとなって、サクションフィルター66で
ろ過された油タンク68の流体が、モーター70によっ
て駆動される油圧ポンプ72により、逆止弁74が配設
された油圧管76を通じて、油圧管54からピストン5
0のヘッド側のシリンダー52に流入される。これによ
って、ピストン50が上昇して、ロッド24を伸張させ
る。この時、ピストン50のロッド24側のシリンダー
52からは、油圧管56を通じて流体がパイロット操作
弁60に流れる。ここで、油圧管54を流れる流体のパ
イット圧力でパイロット操作弁60は開いているので、
流体はシリンダー口B→戻り口Tへ流れ油タンク68へ
流入する。
【0019】一方、ソレノイド78を励磁すると、圧力
口P→シリンダー口B、シリンダー口A→戻り口Tとな
って、油圧管56からピストン50のロッド24側のシ
リンダー52に流入する。これによって、ピストン50
が下降して、ロッド24を縮める。この時、ピストン5
0のヘッド側のシリンダー52からは、油圧管54を通
じてれてパイロット操作弁58に流れる。ここで、油圧
管56を流れる流体のパイット圧力でパイロット操作弁
58は開いているので、流体はシリンダー口A→戻り口
Tへ流れ油タンク68へ流入する。
口P→シリンダー口B、シリンダー口A→戻り口Tとな
って、油圧管56からピストン50のロッド24側のシ
リンダー52に流入する。これによって、ピストン50
が下降して、ロッド24を縮める。この時、ピストン5
0のヘッド側のシリンダー52からは、油圧管54を通
じてれてパイロット操作弁58に流れる。ここで、油圧
管56を流れる流体のパイット圧力でパイロット操作弁
58は開いているので、流体はシリンダー口A→戻り口
Tへ流れ油タンク68へ流入する。
【0020】なお、油圧管76には、リリーフ弁80が
設けられており、油圧回路の圧力が一定値に達した場
合、弁を開いて作動流体の一部を逃がして回路の圧力を
一定に保持するようになっている。
設けられており、油圧回路の圧力が一定値に達した場
合、弁を開いて作動流体の一部を逃がして回路の圧力を
一定に保持するようになっている。
【0021】また、電磁切換弁62を中立にすると全て
の口が閉じて、パイロット操作弁58、60が作動し、
油圧シリンダー52のピストン50はその位置で保持さ
れるようになっている。
の口が閉じて、パイロット操作弁58、60が作動し、
油圧シリンダー52のピストン50はその位置で保持さ
れるようになっている。
【0022】次に、本実施例に係る釣合い装置の作用を
説明する。図2に示すように、作業位置が高い場合、電
磁切換弁62のソレノイド64を励磁して流体をピスト
ン50のヘッド側のシリンダー52に流入する。これに
よって、ピストン50が上昇して、ロッド24を伸張さ
せる。所定の位置まで上昇した際、電磁切換弁62を中
立としてロッド24の位置を固定する。これによって、
ロッド24の先端に取付けられたアーム支持ボックス2
8が上方へ移動し、第1アーム32の支点が高めに設定
される。この結果、低い位置から高い位置まで動作範囲
が自由に設定できる。
説明する。図2に示すように、作業位置が高い場合、電
磁切換弁62のソレノイド64を励磁して流体をピスト
ン50のヘッド側のシリンダー52に流入する。これに
よって、ピストン50が上昇して、ロッド24を伸張さ
せる。所定の位置まで上昇した際、電磁切換弁62を中
立としてロッド24の位置を固定する。これによって、
ロッド24の先端に取付けられたアーム支持ボックス2
8が上方へ移動し、第1アーム32の支点が高めに設定
される。この結果、低い位置から高い位置まで動作範囲
が自由に設定できる。
【0023】次に、釣合い装置10を移動する場合、電
磁切換弁62のソレノイド78を励磁して流体をピスト
ン50のロッド24側のシリンダー52に流入する。こ
れによって、ピストン50が下降して、ロッド24を縮
ませる。所定の位置まで下降した際、電磁切換弁62を
中立としてロッド24の位置を固定する。これによっ
て、ロッド24の先端に取付けられたアーム支持ボック
ス28が下方へ移動し、釣合い装置10の重心位置が低
く設定される(図1参照)。この結果、釣合い装置10
のバランスがよくなり、移動時の転倒の恐れがなくな
る。
磁切換弁62のソレノイド78を励磁して流体をピスト
ン50のロッド24側のシリンダー52に流入する。こ
れによって、ピストン50が下降して、ロッド24を縮
ませる。所定の位置まで下降した際、電磁切換弁62を
中立としてロッド24の位置を固定する。これによっ
て、ロッド24の先端に取付けられたアーム支持ボック
ス28が下方へ移動し、釣合い装置10の重心位置が低
く設定される(図1参照)。この結果、釣合い装置10
のバランスがよくなり、移動時の転倒の恐れがなくな
る。
【0024】なお、本実施例では、平行四辺形リンク機
構を用いた釣合い装置について説明したが、水平リンク
機能を用いた釣合い装置にも適用できる。また、支柱を
伸縮させる手段としては、油圧シリンダーに限定される
ものではなく、空圧シリンダーでもよい。
構を用いた釣合い装置について説明したが、水平リンク
機能を用いた釣合い装置にも適用できる。また、支柱を
伸縮させる手段としては、油圧シリンダーに限定される
ものではなく、空圧シリンダーでもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は支柱の高さ調整が可能となり、
釣合い装置の重心位置を上下方向に移動できるので、操
作時または搬送時の転倒の恐れがなくなり、コンパクト
な設計が可能となる。
釣合い装置の重心位置を上下方向に移動できるので、操
作時または搬送時の転倒の恐れがなくなり、コンパクト
な設計が可能となる。
【図1】本実施例に係る釣合い装置の支柱が伸張した状
態を示した側面図である。
態を示した側面図である。
【図2】本実施例に係る釣合い装置の支柱が縮んだ状態
を示した側面図である。
を示した側面図である。
【図3】本実施例に係る釣合い装置の支柱を伸縮させる
機構を示した油圧回路図である。
機構を示した油圧回路図である。
22 油圧シリンダー(伸縮手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 移動可能な台車から立設する支柱と、こ
の支柱に取付けられ支柱の上下方向または軸回り方向へ
回動するアームと、を有する釣合い装置において、前記
支柱をその軸方向へ伸縮させる伸縮手段を設けたことを
特徴とする釣合い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2451193A JPH06239600A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 釣合い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2451193A JPH06239600A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 釣合い装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239600A true JPH06239600A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12140202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2451193A Pending JPH06239600A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 釣合い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06239600A (ja) |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP2451193A patent/JPH06239600A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4687152B2 (ja) | 作業車両におけるリフトアーム装置、及びそれを備える作業車両 | |
EP2319995B1 (en) | Apparatus for moving a platform | |
CN204572025U (zh) | 用于采矿顶板的支撑系统和地下采矿的锚杆机 | |
JPH06239600A (ja) | 釣合い装置 | |
JP5160208B2 (ja) | 高所作業装置 | |
JP2022088775A (ja) | 高所作業車 | |
JP4993525B2 (ja) | フォークリフト | |
JP2012026245A (ja) | 建設機械 | |
JP3871558B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP2021155170A (ja) | ブーム式作業車 | |
JPH0742385U (ja) | 作業車両のダイナミックダンパーの切換装置 | |
JP5679214B2 (ja) | カウンタウエイト着脱用制御回路および作業機械 | |
JP3379777B2 (ja) | 昇降アーム型荷役装置のバランス駆動装置 | |
JP2004058805A (ja) | 荷受台昇降装置の配線保護構造 | |
JP4328476B2 (ja) | 高所作業車 | |
JPH10279293A (ja) | 荷捌き器具 | |
JP2005008421A (ja) | 高所作業装置 | |
JP2005075510A (ja) | 高所作業車のレベリング装置 | |
JP6778606B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JPH06113627A (ja) | 作業車の車輪支持構造 | |
JP2007038778A (ja) | 作業車のステアリング装置 | |
JP6575276B2 (ja) | 治具 | |
JPH0941376A (ja) | 杭打機 | |
JPH0644959Y2 (ja) | 高所作業車のレベリング装置 | |
JP4152392B2 (ja) | 荷役作業車 |