JP6575276B2 - 治具 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダを作業機械の下部走行体の装着位置に誘導する治具に関する。
作業機械の中には、排土板と当該排土板を昇降させるドーザシリンダとを備えるものが存在する。かかる作業機械では、ドーザシリンダの一端が下部走行体のロワフレームに接続され、他端が排土板に接続される。例えば、特許文献1では、排土板昇降シリンダ(55)の一端が機体フレーム(54)の支持ブラケット(54b)に接続され、他端が排土板(3)のブラケット板(44)に接続されている。
また、従来、ドーザシリンダの取り付け作業においては、クレーンを利用してドーザシリンダを下部走行体の装着位置に移動させていた。
特開2005−214008号公報
しかし、下部走行体の上側には上部旋回体が搭載されているため、シリンダをクレーンで吊った状態で、上部旋回体の下側に入り込んだ下部走行体の装着位置にシリンダを位置合わせすることは困難であった。
そこで本発明は、シリンダと下部走行体の装着位置との位置合わせを容易に行うことが可能な治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、構造物に回動可能に接続された第1端部と前記第1端部とは反対側の第2端部とを備えるシリンダのうち、作業機械の下部走行体の装着位置に前記第2端部を誘導するための治具であって、ダンパーと、前記ダンパーの伸縮に応じて前記ダンパーの伸縮方向に移動可能な移動部材と、前記移動部材と隙間を隔てて配置される第1滑車と、一端側が前記移動部材に接続されると共に他端側が前記第1滑車に巻回されている前記第1ワイヤと、前記第1滑車よりも大きな径を備え、前記第1滑車と同軸に設けられ前記第1滑車と共に回転する第2滑車と、一端側が前記第2滑車に巻回されると共に他端側がシリンダに接続される第2ワイヤと、を備え、前記第1ワイヤは前記第1滑車に第1方向に巻回され、前記第2ワイヤは前記第2滑車に前記第1方向とは逆向きの第2方向に巻回されており、前記ダンパーが収縮すると、前記第1ワイヤが前記第1滑車に更に巻回される一方、前記第2滑車に巻回されていた前記第2ワイヤが引き出されることを特徴とする治具を提供している。
また、前記ダンパーの収縮動作の許容と停止とを切り替える切替手段を更に備えるのが好ましい。
また、前記移動部材を移動させて前記ダンパーを伸長させる力を伝達する伸長伝達手段を更に備えるのが好ましい。
また、前記治具は前記構造物を載置する台座を有し、前記台座には、載置される前記構造物の高さを調整する調整機構が設けられているのが好ましい。
また、前記台座には、前記治具を移動させるための移動手段と、前記移動手段による移動を停止させる停止手段とが設けられているのが好ましい。
また、前記第2ワイヤによる第2滑車と前記シリンダとの接続が予期せずに解除された場合に、前記シリンダの回動を停止させる安全ベルトを更に備えるのが好ましい。
また、前記ダンパーが所定の長さよりも収縮した場合に、前記ダンパーを伸長させる方向に付勢する付勢手段を更に備えるのが好ましい。
本発明によれば、シリンダと下部走行体の装着位置との位置合わせを容易に行うことが可能である。
ドーザ装置を備える油圧ショベルを示す側面図。 ドーザ装置及び下部走行体のロワフレームを示す平面図。 ドーザ装置が載置されている治具を示す側面図。 治具の台座に設けられる高さ調整機構を示す斜視図。 図3のV矢視図。 ダンパーの収縮動作の許容及び停止を切り替える切替機構を示す、斜め前方から見た斜視図。 ダンパーと第1滑車と第2滑車との機構を説明するための図。 ダンパー収縮後の様子を示す図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による治具について図1乃至図8に基づき説明する。以下では、本発明に係る治具の一例として、ドーザシリンダを作業機械の下部走行体に誘導する治具1を例にとって説明する。また、作業機械の一例としては、油圧ショベル10を例示する。なお、各図面では、必要に応じて前後方向及び左右方向を定義している。
図1に示すように、油圧ショベル10は、クローラ式の下部走行体2と上部旋回体3とを備えている。上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、下部走行体2に対して鉛直軸まわりに旋回することが可能である。下部走行体2は、ドーザ作業に用いるドーザ装置4を備えている。
図2に示すように、ドーザ装置4は、ドーザブレード(排土板)41と、一対のアーム43と、ドーザシリンダ45とを備えている。
一対のアーム43は、下部走行体2のロワフレーム21とドーザブレード41とを接続する部材である。アーム43の一端側(ロワフレーム21側)には、ピン穴43h(図3参照)が形成された装着部43Eが設けられている。
装着部43Eは、ドーザ装置4の装着時において、ロワフレーム21の回動支持部23に対して連結ピンにより回動可能に連結される。なお、アーム43のうち装着部43Eとは反対側の端部はドーザブレード41の背面に溶接されて固定されている。
ドーザシリンダ45は、一対のアーム43を昇降させるためのシリンダである。ドーザシリンダ45のうち、シリンダチューブの基端45Bは、ドーザブレード41に対して上下方向に回動可能に接続されている。
また、ロッドの先端(ボス部)45Aは、ドーザ装置4の装着時において、ロワフレーム21の装着位置25に連結される。このとき、ドーザシリンダ45のボス部45Aは、以下に詳述する治具1を用いて装着位置25に誘導される。
図3〜図8を参照しながら、ドーザシリンダ45と装着位置25との位置合わせを行う治具1について詳細に説明する。以下では、まず、治具1に載置されるドーザ装置4の高さ調整機構及び治具1の移動手段について説明し、その後、ドーザシリンダ45の位置合わせ機構について説明する。
図3に示すように、治具1は、台座13と、台座13の後部に立設するフレーム11とを備え、側面視L字形状を有している。
台座13は、装着前のドーザ装置4を載置するための台である。台座13には、本発明に係る移動手段の一例である車輪131が設けられている。これにより、作業者は、台座13に載置されているドーザ装置4をロワフレーム21の近傍に移動させることが可能である。
また、台座13には、本発明に係る停止手段の一例であるストッパ135及び操作レバー137が設けられている。ストッパ135は台座13の下面に設けられ、操作レバー137は台座13の側面に設けられている。
ストッパ135は、不図示のワイヤを介して操作レバー137に接続されている。作業者が操作レバー137を引き上げると、ストッパ135は地面に密着して台座13の移動を禁止する。
一方、作業者が操作レバー137を引き下げると、ストッパ135は地面から離れて台座の移動を許容する。
また、台座13の上面には、本発明に係る調整機構の一例である円筒支持部22及びジャッキ部24が設けられている。
円筒支持部22は、作業機械の機種に応じて、台座13に載置されているドーザ装置4の高さを大まかに調整するための機構である。
図4に示すように、円筒支持部22は、円筒部221と、円筒部221の上部に設けられている第1スペーサ223と、ヒンジ(蝶番)225を介して円筒部221に接続されている第2スペーサ227とを備えて構成される。
第2スペーサ227は、ヒンジ225を介して第1スペーサ223に重畳する位置に移動し、円筒支持部22の全体の高さを高くすることが可能である。
これにより、例えば、ドーザ装置4を比較的低い位置で支持したい車両では、第2スペーサ227を第1スペーサ223に重畳させず(図4に示す状態)、ドーザ装置4を第1スペーサ223で支持することができる。一方、ドーザ装置4を比較的高い位置で支持したい車両では、第2スペーサ227を第1スペーサ223に重畳させ、ドーザ装置4を第2スペーサ227で支持することができる。
ジャッキ部24は、台座13に載置されているドーザ装置4の高さを微調整するための機構である。
図4に示すように、ジャッキ部24には、回転によって上下方向に移動する回転部241が設けられている。ドーザ装置4のアーム43は、回転部241の頭部242で支持され、回転部241の回転に応じて上下方向に移動する。これにより、ドーザ装置4の高さが微調整される。なお、ジャッキ部24は、軸部材27を介して左右方向に移動する台部材26に載置されており、ドーザ装置4の位置に合わせて左右方向に移動させることが可能である。
図3及び図5に示すように、フレーム11には、台座13を移動させる際の持ち手として機能するハンドル117A,117Bが設けられている。ハンドル117A,117Bは、バー117Cに連結され、左右一体で動作する。
ハンドル117Aは、不図示のワイヤを介して上述のストッパ135(図3)に接続されている。そして、ハンドル117Aを上側に回動させると、ストッパ135は地面に密着して台座13の移動を禁止する。すなわち、ハンドル117Aは、上述した操作レバー137と同様の機能を備えている。
続いて、ドーザシリンダ45の位置合わせ機構について説明する。図5に示すように、フレーム11は、上フレーム11Uと左フレーム11Lと右フレーム11Rとから構成されている。また、上フレーム11Uの上面には、サブフレーム113が設けられている。このサブフレーム113には、ワイヤ311及びフック313を備える吊り具31が設けられている。さらに、フレーム11には、左右フレーム11L,11Rに跨る中央フレーム119も設けられている。
図5に示すように、フレーム11には、3本のダンパー5と、ダンパー5の下側に配置される移動部材51と、ダンパー5の上側に配置される移動部材52と、移動部材51の下側に配置される第1滑車61及び第2滑車62とが配置されている。
ダンパー5の上端は移動部材52に接続されており、ダンパー5の下端は中央フレーム119に接続されている。
また、図6に示すように、ダンパー5には、ダンパー5の収縮動作の許容と停止とを切り替える切替機構55が設けられている。切替機構55は、第1部材55Aと、第1部材55Aに対して回動可能に接続される第2部材55Bとを備えて構成される。第1部材55Aのうち一端側はダンパー5の基端部に接続されており、その接続部分には不図示のダイヤルが設けられている。そして、後に詳述するように、切替機構55を上側に持ち上げると、ダイヤルが切り替えられて、ダンパー5の収縮動作が許容される。一方、持ち上げられた切替機構55を下側に降ろすと、ダイヤルが元に戻り、ダンパー5の収縮動作が停止する。また、切替機構55が第1部材55Aと第2部材55Aとの2ピースで構成されているため、例えば、ドーザブレード41とダンパー5とが近接しているような狭小空間においても、切替機構55を上側に持ち上げるための作動範囲が確保される。
図5に示すように、移動部材51と移動部材52とは、ダンパー5を挟んで対向するように配置され、2本のワイヤ53を介して接続されている。そして、移動部材52は、吊り具31のフック313に掛けられている。ダンパー5が収縮すると、移動部材52と移動部材51とが一体となって下側に移動する。
破線で示す第1滑車61は、移動部材51の下側に隙間を隔てて配置されている。第1滑車61と移動部材51とはワイヤ610を介して接続されている。ワイヤ610のうち、一端側は移動部材51に接続され、他端側は第1滑車61に対して方向D1に巻回されている。
実線で示す第2滑車62は、第1滑車61と同軸一体に設けられ、第1滑車61と共に回転する。ワイヤ620のうち、一端側は第2滑車62に対して向きD2(向きD1と逆向き)に巻回され、他端側は上フレーム11Uに設けられた滑車32を介してドーザシリンダ45に接続されている。
第2滑車62は、第1滑車61よりも大きな径を備えている。ここでは、第1滑車61の径と第2滑車62の径との比が1:3で構成されている。これにより、ワイヤ610の一部が第1滑車61に巻回されると、その巻回された長さの3倍の長さのワイヤ620が第2滑車62から引き出される。このため、この例ではダンパーストローク(例えば150mm)に対して、ドーザシリンダ45(より具体的にはボス部45A)はその3倍の長さ(例えば450mm)回動することができる。つまり、ドーザシリンダ45の回動量をより大きく確保することができる。
また、フレーム11には、左右フレーム11L,11Rに跨るバー部材115が設けられている。バー部材115と左右フレーム11L,11Rとの接続部115L,115Rは上下方向に摺動可能に構成されている。また、移動部材52は、このバー部材115に固定されている。かかる構成により、ダンパー5が伸縮した場合、移動部材51と移動部材52とバー部材115との3つが一体となって伸縮方向に移動する。なお、移動部材51と移動部材52とバー部材115とは、本発明に係る移動部材の一例である。
続いて、治具1によるドーザシリンダ45の位置合わせ動作について説明する。図7に示す状態では、ドーザシリンダ45の重量によりワイヤ620が引っ張られ、ワイヤ620を第2滑車62から引き出そうとする力がかかっている。これは即ちワイヤ610を第1滑車61に巻回しようとする力である。ワイヤ610は移動部材51を介して移動部材52に接続されているため、移動部材52を下向きに引っ張る力、即ちダンパー5を収縮させようとする力がかかっている。
しかし、切替機構55がダンパー5の収縮を許容しない位置にあるため、ダンパー5はドーザシリンダ45の荷重に耐えてその状態を保持している。この状態から、切替機構55を図7に示す位置から上側に持ち上げると、ダンパー5の収縮動作が許容され、ドーザシリンダの荷重によってダンパー5は徐々に収縮し始める。
そして、図8に示すように、切替機構55の操作に応じてダンパー5が収縮するとき、移動部材52が下側に移動すると同時に移動部材52とワイヤ53(図5)を介して接続された移動部材51も下側に移動する。このとき、第1滑車61が回転してワイヤ610の一部が第1滑車61に巻回される。また、第1滑車61と共に第2滑車62も回転してワイヤ620の一部が第2滑車62から引き出される。その結果、ドーザシリンダ45は、図7に示す位置よりも方向D3側に倒れていく。一方、切替機構55を下側に降ろすと、ダンパー5の収縮動作が停止し、ドーザシリンダ45の移動も停止する。
ところで、ダンパー5の収縮動作の許容又は停止は切替機構55によって切り替えるが、ダンパー5を伸長動作は別の構成が用いられる。
すなわち、図5に示すように、本実施形態では、ダンパー5を伸長させるための機構としてラック71及びピニオン72がフレーム11に設けられている。
具体的には、ラック71がバー部材115に接続され、ピニオン72が上フレーム11Uに接続されている。ここで、作業者がピニオン72を所定方向に回動させると、ラック71が上側に移動する。ラック71が上側に移動すると、ラック71に接続されたバー部材115、ひいては、移動部材52が上側に移動する。移動部材52が移動すると、ダンパー5が伸長する。このように、ラック71及びピニオン72は、移動部材52を上側に移動させてダンパー5を伸長させる力を伝達する伸長伝達手段として機能する。
また、図5に示すように、左右フレーム11L,11Rには、上側に付勢するバネ81L,81Rが設けられている。各バネ81L,81Rの下端はフレームの所定位置に固定されており、上端に接続部115L,115Rが当接することにより圧縮されるように構成されている。バネ81L,81Rは、ダンパー5が所定の長さよりも収縮した場合に、接続部115L,115Rに当接して上側に付勢力を付与する。なお、バネ81L,81Rは、本発明に係る付勢手段の一例である。
また、図3に示すように、治具1には、ワイヤ620による第2滑車62(図5)とドーザシリンダ45との接続が予期せずに解除された場合に、ドーザシリンダ45の回動を停止させる安全ベルト9が設けられている。
最後に、本実施形態による治具1を用いてドーザ装置4を油圧ショベル10の下部走行体2に装着する手順について簡単に説明する。
1.ドーザシリンダ45が取り付けられたドーザ装置4を本治具1に載置して、下部走行体2に対する装着位置25まで移動する。高さ調整機構により、ドーザ装置4のアーム43に形成されたピン穴43hの位置(高さ)を調整する。ドーザシリンダ45は装着位置25よりも高めの位置で保持しておく。
2.アーム43を回動支持部23に差込み、ピンを装着する。
3.本治具1を操作してドーザシリンダ45を徐々に降ろしていき、適切な位置で止める。
4.ドーザシリンダ45を装着位置25に差し込んで固定する。
以上のように、本実施形態では、ダンパー5が収縮すると、ワイヤ610が第1滑車61に更に巻回され、第2滑車62に巻回されていたワイヤ620が引き出される。そのため、ドーザシリンダ45と下部走行体2の装着位置との位置合わせを容易に行うことが可能である。
また、本実施形態では、第2滑車62は第1滑車61よりも大きな径(詳細には3倍の径)を有している。このため、ダンパー5の収縮に伴って第2滑車62から引き出されるワイヤ620の引き出し量は、ワイヤ610の第1滑車61への巻回量よりも大きくすることが可能である。その結果、ダンパー5を含む治具1の高さを低減することが可能である。
また、本実施形態では、ダンパー5に切替機構55が設けられ、ダンパー5の収縮動作の停止又は許容を切り替えられるように構成されている。そのため、ドーザシリンダ45を適切な位置に調整することが可能である。
また、本実施形態では、バネ81L,81Rが左右フレーム11L,11Rに設けられている。これにより、ダンパー5の伸長方向への動き出しをスムーズにすることが可能である。
また、本実施形態では、ストッパ135を機能させる操作部が2箇所(図3に示す操作レバー137及びハンドル117A)に設けられている。そのため、一方の操作部にアクセスし難いに場合であっても、他方の操作部を用いてストッパ135を機能させることが可能である。
また、本実施形態では、高さ調整機構として円筒支持部22及びジャッキ部24が設けられているため、狭いスペース(上部旋回体の下側に入り込んだ空間)においてもアーム43のピン穴43hの高さを調整(位置合わせ)することが可能である。
<2.変形例>
本発明による治具は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
上記実施形態では、本発明に係る治具をドーザ装置4のドーザシリンダ45の装着に用いる場合を例示したが、これに限定されない。例えば、自動車解体機の車体抑え装置(クランプ装置)を構成する車体抑え用アームを上下方向に移動させるシリンダの装着に上述の治具を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、治具1が3本のダンパー5を備える場合を例示したが、これに限定されず、より多数のダンパーを備えるようにしてもよく、あるいは、より少数のダンパーを備えるようにしてもよい。
以上のように本発明にかかる構成は、例えば、ドーザ装置のドーザシリンダを下部走行体に装着するのに適している。
1 治具、2 下部走行体、3 上部旋回体、4 ドーザ装置、5 ダンパー、
9 安全ベルト、10 油圧ショベル、11 フレーム、13 台座、
21 ロワフレーム、22 円筒支持部、23 回動支持部、24 ジャッキ部、
25 装着位置、26 台部材、27 軸部材、31 吊り具、32 滑車、
41 ドーザブレード、43 アーム、43E 装着部、45 ドーザシリンダ、
45A ボス部、51 第1移動部材、52 第2移動部材、53 ワイヤ、
55 切替機構、61 第1滑車、62 第2滑車、71 ラック、72 ピニオン、
81L,81R バネ、113 サブフレーム、115 バー部材、
115L,115R 接続部、117A,117B ハンドル、117C バー、
119 中央フレーム、131 車輪、135 ストッパ、137 操作レバー、
221 円筒部、223 第1スペーサ、225 ヒンジ、227 第2スペーサ、
241 回転部、242 頭部、311 ワイヤ、313 フック、
610,620 ワイヤ

Claims (7)

  1. 構造物に回動可能に接続された第1端部と前記第1端部とは反対側の第2端部とを備えるシリンダのうち、作業機械の下部走行体の装着位置に前記第2端部を誘導するための治具であって、
    ダンパーと、
    前記ダンパーの伸縮に応じて前記ダンパーの伸縮方向に移動可能な移動部材と、
    前記移動部材と隙間を隔てて配置される第1滑車と、
    一端側が前記移動部材に接続されると共に他端側が前記第1滑車に巻回されている第1ワイヤと、
    前記第1滑車よりも大きな径を備え、前記第1滑車と同軸に設けられ前記第1滑車と共に回転する第2滑車と、
    一端側が前記第2滑車に巻回されると共に他端側がシリンダに接続される第2ワイヤと、
    を備え、
    前記第1ワイヤは前記第1滑車に第1方向に巻回され、前記第2ワイヤは前記第2滑車に前記第1方向とは逆向きの第2方向に巻回されており、
    前記ダンパーが収縮すると、前記第1ワイヤが前記第1滑車に更に巻回される一方、前記第2滑車に巻回されていた前記第2ワイヤが引き出されることを特徴とする治具。
  2. 前記ダンパーの収縮動作の許容と停止とを切り替える切替手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の治具。
  3. 前記移動部材を移動させて前記ダンパーを伸長させる力を伝達する伸長伝達手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の治具。
  4. 前記治具は前記構造物を載置する台座を有し、
    前記台座には、載置される前記構造物の高さを調整する調整機構が設けられていることを特徴とする請求項1から3のうち何れかに記載の治具。
  5. 前記台座には、前記治具を移動させるための移動手段と、前記移動手段による移動を停止させる停止手段とが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の治具。
  6. 前記第2ワイヤによる第2滑車と前記シリンダとの接続が予期せずに解除された場合に、前記シリンダの回動を停止させる安全ベルトを更に備えることを特徴とする請求項1から5のうち何れかに記載の治具。
  7. 前記ダンパーが所定の長さよりも収縮した場合に、前記ダンパーを伸長させる方向に付勢する付勢手段を更に備えることを特徴とする請求項1から6のうち何れかに記載の治具。
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