JPH06239278A - オートバイの燃料タンク装置 - Google Patents

オートバイの燃料タンク装置

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JPH06239278A
JPH06239278A JP2573493A JP2573493A JPH06239278A JP H06239278 A JPH06239278 A JP H06239278A JP 2573493 A JP2573493 A JP 2573493A JP 2573493 A JP2573493 A JP 2573493A JP H06239278 A JPH06239278 A JP H06239278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
motorcycle
recess
connecting member
tank device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2573493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Umeda
裕治 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2573493A priority Critical patent/JPH06239278A/ja
Publication of JPH06239278A publication Critical patent/JPH06239278A/ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクの左右両側部の長さが長いタイプ
の燃料タンクであっても左右両側部の車両幅方向への振
動を必要な剛性および強度を確保した状態でタンクの肉
厚を厚くせずに抑制できるようにするとともに、少ない
部品点数でしかも組付作業を簡単にできるオートバイの
燃料タンク装置を提供すること。 【構成】 下方に開口する深い凹部24を中央に有する
オートバイの鞍状燃料タンク4をその凹部24を介して
タンクレール8に載置する構造のオートバイの燃料タン
ク装置1であって、燃料タンク4は、凹部24を間に挟
んで左右に位置するあおり29lおよび29rをその後
方下方で連結部材32以外のものを介さずに固定連結す
る構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートバイの燃料タン
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオートバイの燃料タンク装置の一
例aおよび他の例a’をそれぞれ図6〜図8および図
9、図10を用いて説明する。従来のオートバイの燃料
タンク装置aにあっては、メインフレームcに、深い凹
みdを有する燃料タンクe1をその凹みdを介して鞍状
に載置し、タンクe1自体でメインフレームcに支持さ
れるようになっているとともに、図6に示すようにタン
クe1の前側をメインフレームcの左右両側面f1・f2
および上縁gにそれぞれ設けたラバーマウントh1・h2
およびh3を介することによって、また後側を螺合手段
iによるネジ止めをすることによってメインフレームc
に固定していた。
【0003】しかしながら、図8からよくわかるように
タンクe1に深いへこみdがあるので、タンクe1の必要
容積を確保しておくためには例えば、タンクe1の左右
両側部である、あおりe1’・e1’を下方へ延ばして上
記必要容積を確保する必要があり、この場合には、図8
に示すように、メインフレームcの上縁gに接触する箇
所g’からあおりe1’・e1’の下端n・nまでの長さ
が長く、メインフレームcのラバーマウントh1〜h3
り付け箇所よりもかなり下方にまで下端n・nが位置す
るようになる。そのため、車両幅方向にあおりe1’・
1’が振動しやすかった。そこで、当該タンクe1の必
要な剛性および強度を確保するために、タンクe1の肉
厚を厚くするという手段が採用された。しかし、今度は
重量が増加してしまうという問題があった。
【0004】上記問題点を解決する他の例a’が図9お
よび図10で示す特開平1−132484号公報で示さ
れている。この他の例a’は、タンクe2の左右両側部
2’・e2’をダウンフレームkに溶着された支持パイ
プlおよびその両端のダンパm・mを介して連結するこ
とで、車幅方向および車両高さ方向への左右両側部
2’・e2’の動きを拘束するようにしている。
【0005】しかしながら、上記公報記載のものにあっ
ては、まず支持パイプlをフレームkに溶着しなければ
ならないこと、および支持パイプlと左右両側部e2
・e2’との連結部分にダンパm・mを介さなければな
らないことから、部品点数が多いことおよび組付作業が
面倒であるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みてなされたものであって、その解決しよう
とする課題は、燃料タンクの左右両側部の鉛直方向にお
ける寸法の長いタイプの燃料タンクであっても、左右両
側部の車両幅方向への振動を必要な剛性および強度を確
保した状態でタンクの肉厚を厚くせずに抑制するととも
に、少ない部品点数でしかも組付作業の簡単なオートバ
イの燃料タンク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオートバイ
の燃料タンク装置は、以上のような課題を解決するもの
であって、次のようなものである。すなわち、本発明オ
ートバイの燃料タンク装置は、下方に開口する深い凹み
を中央に有するオートバイの鞍状燃料タンクをその凹み
を介してメインフレームに載置するオートバイの燃料タ
ンク装置である。そして、前記燃料タンクは、前記凹み
を間に挟んで左右に位置する左右両側部をその左右両側
部の下方で連結部材以外のものを介さずに固定連結する
構造にした。
【0008】
【作用】したがって、本発明オートバイの燃料タンク装
置によれば、燃料タンクは、前記凹みを間に挟んで左右
に位置する左右両側部をその下方で連結部材以外のもの
を介さずに固定連結する構造であるので、まず、左右両
側部の連結には、連結部材だけでよくなる。したがっ
て、左右両側部の連結にいくつもの部材を介さなければ
ならなかった従来技術に比してより直接的な連結にな
る。また、連結部材によって左右両側部は固定化する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明オートバイの
燃料タンク装置1を図示した実施例に従って詳細に説明
する。図1は本発明オートバイの燃料タンク装置の実施
例をオートバイフレームに組み込んだ状態を示す全体側
面図、図2は図1の分解斜視図、図3は矢印A方向から
見た図、図4は連結部材と右側部との連結状態を示す要
部拡大図、図5は図4の変形例を示す図である。
【0010】本発明オートバイの燃料タンク装置1は、
例えば荒れ地等の不整地を走行する図示しないオフロー
ド用バイクに適用される。オートバイの燃料タンク装置
1は、オフロード用バイクに多く採用されるバックボー
ンタイプの車体フレーム3に鞍状の燃料タンク4を載置
して保持する構造となっている。
【0011】車体フレーム3は、図示されないフロント
フォークを支持するヘッドパイプ6と、このヘッドパイ
プ6の下部中央から後斜め下方に延びるメインフレーム
としてのタンクレール8と、ヘッドパイプ6のうちタン
クレール8が形成されている箇所の近傍から後下方に延
びるダウンチューブ12と、図示されない、その他のフ
レームおよび剛性・強度を高めるためのリーンホースメ
ントとからなる。
【0012】燃料タンク4は、その底部23に下方に開
口された深い凹みとしての凹部24を有する。この凹部
24にタンクレール8をはめ込むことによって燃料タン
ク4が車体フレーム3に載置される。
【0013】この実施例にあっては、凹部24は、タン
クレール8の高さ寸法の倍かそれ以上の深さ寸法を有し
ており、タンクレール8よりも幾分幅広に形成されてい
る。また、燃料タンク4の前側4aを、タンクレール8
の左右両側面8l・8rおよび上縁26にそれぞれ設け
たラバーマウント281・282および283を介するこ
とによって、また後側を適宜の螺合手段27で螺着する
ことによって燃料タンク4は、タンクレール8に固定さ
れる。
【0014】そして、燃料タンク4は、凹部24を間に
挟んで左右に位置し鉛直方向における寸法の長い左右両
側部としてのあおり29lおよび29rが形成されてい
る。これらのあおり29lおよび29rの後方下方でか
つあおり29lおよび29rの間には、シームフランジ
30・30…に設けられた連結部材取り付け片31lお
よび31rを介して連結部材32が配置されている。こ
の連結部材32によって、あおり29lおよび29rが
離間した状態で一体的に固定連結される。また、あおり
29lおよび29rは、連結部材32以外の連結部材に
よっては連結されないようになっている。
【0015】連結部材32は、あおり29lおよび29
r間を結ぶ長さを有する連結ボルト34を有する螺合手
段からなり、ボルト34が連結部材取り付け片31lお
よび31rの間で橋渡しされる形態になっている。そし
て、連結部材32は、振動の元となるエンジン36やキ
ャブレター38等に接触されないようにその位置および
形状が連結部材取り付け片31lおよび31rとの関係
を含めて設定される。
【0016】なお、図5に示すようにラバーブッシュ4
0・40…等の弾性材で連結部材取り付け片31lおよ
び31rを挟んで取り付けるようにしてもよい。
【0017】しかして、このようなオートバイの燃料タ
ンク装置にあっては、燃料タンク4は、凹部24を間に
挟んで左右に位置するあおり29lおよび29rをその
あおり29lおよび29rの後方下方で連結部材32以
外のものを介さずに固定連結する構造であるので、ま
ず、あおり29lおよび29rの連結には、連結部材3
2だけでよくなる。したがって、燃料タンクの左右両側
部であるあおり29lおよび29rの連結にいくつもの
部材を介さなければならなかった従来技術(図9及び図
10で示したもの)に比してより直接的な連結になる。
【0018】また、部材32によって左右両側部は固定
化する。したがって、あおり29lおよび29rの長さ
が長いタイプの燃料タンクであっても、あおり29lお
よび29rの車両幅方向への振動を必要な剛性および強
度を確保した状態で、しかも燃料タンク4の肉厚を厚く
せずに抑制できる。同時に、少ない部品点数で組付作業
を簡単にできる。
【0019】さらに、剛性および強度の設定が同じであ
れば、タンク本体の肉厚を薄くできるので、連結部材3
2を追加してもトータル的にみれば軽量化につながる。
さらにまた、連結部材32は連結ボルト34を有する螺
合手段からなるので着脱が可能なため、整備性もよい。
そうして、タンクレール8におけるあおり29lおよび
29rの位置合わせが不要にできる。
【0020】なお、この実施例では、連結部材32があ
おり29lおよび29rの後方下方に設けられたが、図
1に二点鎖線で示したように連結部材32を燃料タンク
4の前方に設けてもまた、燃料タンク4の前後方に設け
てもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明オートバイの燃料タンク装置によ
れば、左右両側部の連結には、連結部材だけでよくなる
ので、左右両側部の連結にいくつもの部材を介さなけれ
ばならなかった従来技術に比してより直接的な連結にな
る。したがって、少ない部品点数でしかも組付作業を簡
単にすることができる。また、連結部材によって左右両
側部は固定化するので、燃料タンクの左右両側部の長さ
が長いタイプの燃料タンクであっても、左右両側部の車
両幅方向への振動を必要な剛性および強度を確保した状
態でタンクの肉厚を厚くせずに抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明オートバイの燃料タンク装置の実施例を
オートバイフレームに組み込んだ状態を示す全体側面図
である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1の矢印A方向から見た図である。
【図4】連結部材と右側部との連結状態を示す要部拡大
図である。
【図5】図4の変形例を示す図である。
【図6】従来のオートバイの燃料タンク装置の一例を示
す分解斜視図である。
【図7】図6を組み立てた状態の側面図である。
【図8】図7の矢印B方向から見た図である。
【図9】従来のオートバイの燃料タンク装置の他の例を
示す図である。
【図10】図9の矢印C方向から見た図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク装置 4 鞍状燃料タンク 8 タンクレール 24 凹み 29l 左側部 29r 右側部 32 連結部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に開口する深い凹みを中央に有する
    オートバイの鞍状燃料タンクをその凹みを介してメイン
    フレームに載置するオートバイの燃料タンク装置であっ
    て、前記燃料タンクは、前記凹みを間に挟んで左右に位
    置する左右両側部をその左右両側部の下方で連結部材以
    外のものを介さずに固定連結するオートバイの燃料タン
    ク装置。
JP2573493A 1993-02-15 1993-02-15 オートバイの燃料タンク装置 Pending JPH06239278A (ja)

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JP2573493A JPH06239278A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 オートバイの燃料タンク装置

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JP2573493A JPH06239278A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 オートバイの燃料タンク装置

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JPH06239278A true JPH06239278A (ja) 1994-08-30

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ID=12174051

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JP2573493A Pending JPH06239278A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 オートバイの燃料タンク装置

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JP (1) JPH06239278A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013631A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 スズキ株式会社 自動二輪車のタンククッション構造
EP3121100A4 (en) * 2014-03-17 2017-11-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank for motorcycle

Cited By (3)

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US10065699B2 (en) 2014-03-17 2018-09-04 Kawasaki Jukogyo Kabsuhiki Kaisha Fuel tank for motorcycle

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