JPH062391Y2 - 低音域増強型拡声装置 - Google Patents
低音域増強型拡声装置Info
- Publication number
- JPH062391Y2 JPH062391Y2 JP6530885U JP6530885U JPH062391Y2 JP H062391 Y2 JPH062391 Y2 JP H062391Y2 JP 6530885 U JP6530885 U JP 6530885U JP 6530885 U JP6530885 U JP 6530885U JP H062391 Y2 JPH062391 Y2 JP H062391Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power amplifier
- speaker
- low
- bass
- output
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的: [産業上の利用分野] この考案は低音域を拡張して増強する低音域増強型拡声
装置に関する。
装置に関する。
[従来技術] 第2図はオーディオの分野において用されている低音域
増強型拡声装置のブロック図を示す。この低音域増強型
拡声装置は、SEPP−OTL方式の回路を備えた増幅
器1とスピーカシステム3とを接続する拡声装置に、更
に、2組のSEPP−OTL回路2a,2bを逆相で駆
動し、それぞれの出力点間に低音用のスピーカシステム
4を接続する方式の所謂BTL回路方式の拡声装置を追
加して低音域の拡張を計ったものである。
増強型拡声装置のブロック図を示す。この低音域増強型
拡声装置は、SEPP−OTL方式の回路を備えた増幅
器1とスピーカシステム3とを接続する拡声装置に、更
に、2組のSEPP−OTL回路2a,2bを逆相で駆
動し、それぞれの出力点間に低音用のスピーカシステム
4を接続する方式の所謂BTL回路方式の拡声装置を追
加して低音域の拡張を計ったものである。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来の低音域増強型拡声装置は、低音域の拡
張を計り得るが、2台の増幅器1,2を必要とし、観点
を換れば、3台のSEPP−OTL回路方式の増幅器
1,2a,2bを必要とすることになり高価なものとな
る。延いては、一般大衆向けのものとなり難い欠点があ
った。
張を計り得るが、2台の増幅器1,2を必要とし、観点
を換れば、3台のSEPP−OTL回路方式の増幅器
1,2a,2bを必要とすることになり高価なものとな
る。延いては、一般大衆向けのものとなり難い欠点があ
った。
この考案は叙上の点に鑑みてなされたものであって、安
価に低音域を拡張でき、しかも低音域を増強できる低音
域増強型拡声装置を提供せんとしてなされたものであ
る。
価に低音域を拡張でき、しかも低音域を増強できる低音
域増強型拡声装置を提供せんとしてなされたものであ
る。
考案の構成: この考案は、第1図のブロック図で示すごとく、モノラ
ル信号又はステレオ信号のLチャンネル若しくはRチャ
ンネルの入力信号の低周波成分を増幅する低周波帯域増
幅器10と当該低周波帯域増幅器10の出力を電力増幅
する第1電力増幅器11と、前記低周波帯域増幅器10
の出力の位相を反転する位相反転器23と当該位相反転
器23出力を電力増幅する第2電力増幅器22と前記第
1電力増幅器21出力端に接続された第1出力端子21
aと前記第2電力増幅器22出力端に接続された第2出
力端子22aを有する増幅装置20と、低音用スピーカ
32と中高音用スピーカ31とを有するスピーカ装置3
0とローパスフィルタ40とを具備し、前記中高音用ス
ピーカ31の一方の入力端が前記第1出力端子21a
に、他方の入力端がアース21bにそれぞれ接続されて
おり、前記低音用スピーカ32の一方の入力端がローパ
スフィルタ40を介して前記第1出力端子21aに、他
方の入力端がローパスフィルタ40を介して前記第2出
力端子22aにそれぞれ接続されている低音域増強型拡
声装置である。
ル信号又はステレオ信号のLチャンネル若しくはRチャ
ンネルの入力信号の低周波成分を増幅する低周波帯域増
幅器10と当該低周波帯域増幅器10の出力を電力増幅
する第1電力増幅器11と、前記低周波帯域増幅器10
の出力の位相を反転する位相反転器23と当該位相反転
器23出力を電力増幅する第2電力増幅器22と前記第
1電力増幅器21出力端に接続された第1出力端子21
aと前記第2電力増幅器22出力端に接続された第2出
力端子22aを有する増幅装置20と、低音用スピーカ
32と中高音用スピーカ31とを有するスピーカ装置3
0とローパスフィルタ40とを具備し、前記中高音用ス
ピーカ31の一方の入力端が前記第1出力端子21a
に、他方の入力端がアース21bにそれぞれ接続されて
おり、前記低音用スピーカ32の一方の入力端がローパ
スフィルタ40を介して前記第1出力端子21aに、他
方の入力端がローパスフィルタ40を介して前記第2出
力端子22aにそれぞれ接続されている低音域増強型拡
声装置である。
[実施例] 第1図はこの考案の実施例の回路ブロック図を示す。第
1図において、低周波帯域増幅器10は演算増幅器Aの
帰還抵抗に固定抵抗R3と可変抵抗VR1を用いて、こ
の可変抵抗VR1の中点とアース間にコンデンサC1と
半導体インダクタンスL及び抵抗R4との直列接続から
なるインピーダンス素子を接続して低域の或る所定の帯
域の増幅度を可変できるようにしてある。スピーカ装置
30は中高音用スピーカ31と低音用スピーカ32から
なっている。ローパスフィルタ40は例えばコイルLと
コンデンサC3からなり、その遮断周波数は適宜に選定
することになる。第1電力増幅器21と第2電力増幅器
22とは入力間で正相、または逆相の電力増幅器であっ
て、第2電力増幅器22を通る入力信号は位相反転器2
3によって位相が180度反転することになる。尚、第
1電力増幅器21の入出力間が正相で、第2電力増幅器
22の入出力間が逆相の場合は、位相反転器23が第2
電力増幅器22に含まれたことになる。
1図において、低周波帯域増幅器10は演算増幅器Aの
帰還抵抗に固定抵抗R3と可変抵抗VR1を用いて、こ
の可変抵抗VR1の中点とアース間にコンデンサC1と
半導体インダクタンスL及び抵抗R4との直列接続から
なるインピーダンス素子を接続して低域の或る所定の帯
域の増幅度を可変できるようにしてある。スピーカ装置
30は中高音用スピーカ31と低音用スピーカ32から
なっている。ローパスフィルタ40は例えばコイルLと
コンデンサC3からなり、その遮断周波数は適宜に選定
することになる。第1電力増幅器21と第2電力増幅器
22とは入力間で正相、または逆相の電力増幅器であっ
て、第2電力増幅器22を通る入力信号は位相反転器2
3によって位相が180度反転することになる。尚、第
1電力増幅器21の入出力間が正相で、第2電力増幅器
22の入出力間が逆相の場合は、位相反転器23が第2
電力増幅器22に含まれたことになる。
そして、中高音用スピーカ31の一方の入力端(+)が
第1出力端子21a(ホット側端子)に他方の入力端
(−)が第1電力増幅器21のアース側端子21bにそ
れぞれ接続されており、低音用スピーカ32の一方の入
力端(+)がローパスフィルタ40を介して第1出力端
子21a(ホット側端子)に、他方の入力端(−)がロ
ーパスフィルタ40を介して第2出力端子22a(ホッ
ト側端子)にそれぞれ接続されている。このようなこの
考案の実施例の低音増強型拡声装置は、低周波帯域増幅
器10により低音域を増強でき、しかも第1電力増幅器
21の第1出力端子21aと第2電力増幅器22の第2
出力端子22a間の出力がローパスフィルタ40を介し
て低音用スピーカ32に供給されるので低音域を増強で
きる。
第1出力端子21a(ホット側端子)に他方の入力端
(−)が第1電力増幅器21のアース側端子21bにそ
れぞれ接続されており、低音用スピーカ32の一方の入
力端(+)がローパスフィルタ40を介して第1出力端
子21a(ホット側端子)に、他方の入力端(−)がロ
ーパスフィルタ40を介して第2出力端子22a(ホッ
ト側端子)にそれぞれ接続されている。このようなこの
考案の実施例の低音増強型拡声装置は、低周波帯域増幅
器10により低音域を増強でき、しかも第1電力増幅器
21の第1出力端子21aと第2電力増幅器22の第2
出力端子22a間の出力がローパスフィルタ40を介し
て低音用スピーカ32に供給されるので低音域を増強で
きる。
考案の効果: この考案の低音域増強型拡声装置は、低音域を拡張、及
び増強できると共に、中高音用スピーカ31、低音用ス
ピーカ32を駆動する増幅器としてSEPP−OTL回
路方式のものが2台で足りることになり、安価なものと
なる。
び増強できると共に、中高音用スピーカ31、低音用ス
ピーカ32を駆動する増幅器としてSEPP−OTL回
路方式のものが2台で足りることになり、安価なものと
なる。
第1図はこの考案を説明するブロック図、第2図は従来
例を説明するブロック図、である。 10…低周波帯域増幅器、21…第1電力増幅器、22
…第2電力増幅器、23…位相反転器、30…スピーカ
装置、31…中高音用スピーカ、32…低音用スピー
カ、40…ローパスフィルタ。
例を説明するブロック図、である。 10…低周波帯域増幅器、21…第1電力増幅器、22
…第2電力増幅器、23…位相反転器、30…スピーカ
装置、31…中高音用スピーカ、32…低音用スピー
カ、40…ローパスフィルタ。
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号が印加される入力端子と前記入力
端子に接続され前記入力信号の低周波信号成分を増幅す
る低周波帯域増幅器(10)と当該低周波帯域増幅器
(10)に接続された第1電力増幅器(21)と前記低
周波帯域増幅器(10)出力に接続された位相反転器
(23)と当該位相反転器(23)に接続された第2電
力増幅器(22)と前記第1電力増幅器(21)出力端
に接続された第1出力端子(21a)と前記第2電力増
幅器(22)出力端に接続された第2出力端子(22
a)とを有する電力増幅装置(20)と、低音用スピー
カ(32)と中高音用スピーカ(31)とを有するスピ
ーカ装置(30)とローパスフィルタ(40)とを具備
し、前記中高音用スピーカ(31)の一方の入力端が前
記第1出力端子(21a)に他方の入力端がアースにそ
れぞれ接続されており、前記低音用スピーカ(32)の
一方の入力端が前記ローパスフィルタ(40)を介して
前記第1出力端子(21a)に他方の入力端が前記ロー
パスフィルタ(40)を介して前記第2出力端子(22
a)にそれぞれ接続されていることを特徴とする低音域
増強型拡声装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6530885U JPH062391Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 低音域増強型拡声装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6530885U JPH062391Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 低音域増強型拡声装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182192U JPS61182192U (ja) | 1986-11-13 |
JPH062391Y2 true JPH062391Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30597192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6530885U Expired - Lifetime JPH062391Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 低音域増強型拡声装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062391Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP6530885U patent/JPH062391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61182192U (ja) | 1986-11-13 |
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