JPH06236635A - ディスク装置のガイド軸固定構造 - Google Patents

ディスク装置のガイド軸固定構造

Info

Publication number
JPH06236635A
JPH06236635A JP2035793A JP2035793A JPH06236635A JP H06236635 A JPH06236635 A JP H06236635A JP 2035793 A JP2035793 A JP 2035793A JP 2035793 A JP2035793 A JP 2035793A JP H06236635 A JPH06236635 A JP H06236635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide shaft
disk device
fixed
spring member
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2035793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Yokouchi
秀弥 横内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2035793A priority Critical patent/JPH06236635A/ja
Publication of JPH06236635A publication Critical patent/JPH06236635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ディスク装置のキャリッジのガイド
軸の固定方法に関し、外部からの衝撃を緩和すると共に
ガイド軸が軸方向に移動しないものである。 【構成】ガイド軸102に円周状の溝102aを切り溝
にねじりコイルバネ101をはめる事によりガイド軸1
02の軸方向の移動を規制する。また、ガイド軸101
の押さえを両端を取付部材である固定部103に引っか
け固定した前記のねじりコイルバネ101で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置の機構構造
に関するものであり、より詳しくはキャリッジのガイド
を行うガイド軸の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置のガイド軸固定構造
の代表的な例は特開昭62−60170号公報に示され
る如きの構造が知られており、より詳しくは図7及び図
8に示す。図7は従来のディスク装置のキャリッジ部分
の側面図である。ヘッド1を搭載したキャリッジ2は摺
動軸受けを内蔵した軸受け部2a,2bをガイドするガ
イド軸3によって図中左右方向に摺動自在にガイドされ
ている。キャリッジ2はその移動のためにステッピング
モーター(図示せず)によって駆動位置決めされてい
る。また、ガイド軸3はフレーム4に固定用の板バネ部
材5で押圧固定されている。このガイド軸3の固定部分
の断面図を図8に示す。ガイド軸3は薄板で作られた板
バネ部材5によってフレーム4の固定用の基準2面4
a,4bに押圧固定されている。さらに板バネ部材5は
取付ネジ6によってフレーム4に固定してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上前述した様に従来
の技術では、板バネ部材によってガイド軸が固定されて
いるため、外部から衝撃が加わった場合板バネ部材が変
形してしまい、ガイド軸の固定ができないという不具合
の発生が有った。また、このような不具合の発生を防止
するために、板バネ部材のバネ力を大きくする事が考え
られるが通常固定に必要な力に対して、衝撃時にはその
数十倍の力が必要であり、例えば100Gの衝撃加速度
に耐えるには自重の100倍の力が必要になる。この様
に通常必要とする力に対して、衝撃時の力が大きいた
め、通常時の押さえ力を大きくする必要があり、このま
までは押さえ力が大きすぎ、ガイド軸の曲がり、フレー
ムの受け部分の変形等の発生があり、キャリッジのガイ
ドの精度劣化の発生が有った。また、衝撃力がガイド軸
の軸方向に加わったり外部からの振動により板バネ部材
が共振した場合に、ガイド軸が軸方向に移動してしま
い、極端な場合はガイド軸が板バネ部材から外れ、抜け
落ちてしまう事もあった。そこで、本発明は上記の様な
課題を解決するもので、その目的とするところは、キャ
リッジガイド軸を通常では必要最低限の力で固定し、衝
撃が加わったときには外れ防止をできるだけの力で固定
する事で、ガイド軸に必要以上の力を加える事無くガイ
ド軸の変形を最小限に押さえて、高精度にガイド軸を固
定する事にある。また、簡単な構成の部品によりガイド
軸の軸方向の移動を阻止し、ガイド軸の位置決めを行う
事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、円盤状の記録媒体に同心円状もしくはスパイラル状
の記録トラックにヘッドを用いて信号の記録再生を行う
ディスク装置に於いて、ヘッドを搭載したキャリッジの
該記録媒体に対する半径方向の移動をガイドするガイド
軸の固定を、両端を固定部材に引っかけ固定したバネ部
材の中央付近で前記ガイド軸を固定部材の受け面に押圧
固定したことを特徴とする特徴とする。また、前記ガイ
ド軸に円周方向の溝を入れ、前記バネ部材の一部または
全部を該溝に入れ、ガイド軸のスラスト方向のストッパ
ーとした事をも特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の上記の構成によれば、通常はバネ部材
の変形により、ガイド軸が必要最低限の押さえ力で押さ
えており、外部から衝撃等でガイド軸に強い力が加わっ
た場合はバネ部材の腕部の引っ張り力で強くガイド軸を
押さえる物である。また、バネ部材をガイド軸に設けた
溝にはめ込む事によってガイド軸のスラスト方向の移動
を阻止する事もできるのである。
【0006】
【実施例】図1は本実施例のガイド軸の固定部分の斜視
図である。図2はガイド軸の固定部分の正面図である。
図1、図2に於いて、ねじりコイルバネ101にガイド
軸102が挿通してあり、ガイド軸102のフレームへ
の固定部103に設けた孔部103aにはねじりコイル
バネ101の腕部101aが引っかけてある。図2に於
いて、ねじりコイルバネ101の腕部101aを図中矢
印106方向に変形させながら固定部103の孔部10
3aに引っかける事によってガイド軸102には図中矢
印104方向の付勢力が働き、ガイド軸102を固定部
103の受け部103bに押しつける事ができる。これ
により、ガイド軸102はフレームに対して正確に位置
決めされる。
【0007】この状態に於いて、外部からの衝撃力がガ
イド軸102に加わるとガイド軸102は固定部103
の受け部103bから離れようとする。このとき、ねじ
りコイルバネ101の付勢力より強い力が加わるとガイ
ド軸102は受け部103bから若干離れる。しかし、
その後はねじりコイルバネ101の腕部101aが固定
部103に設けた孔部103aに係合しており、ガイド
軸103に加わった衝撃力はねじりコイルバネ101の
腕部101aを引っ張る方向に作用する。この腕部10
1aは引張力に対して強く、衝撃力に対してガイド軸1
02が離脱する事を防止することができる。
【0008】図3、図4はガイド軸の固定部分の断面図
である。図3、図4に於いて、ガイド軸102には円周
方向に溝102aが設けて有る。図3に於いては溝10
2aの幅が狭いため、図1,図2で示したねじりコイル
バネ101のコイルの一部が溝102aの中に落ち込ん
でいる。この様にコイルが溝102aに落ち込む事によ
り、コイルがE型止め輪と同様な働きをし、ガイド軸1
02が軸方向(図中矢印105方向)に移動しようとし
た場合に固定部103とねじりコイルバネ101が当接
しガイド軸102軸方向の移動を阻止できるのである。
また、図4は溝102aの幅が広く、ねじりコイルバネ
101がすべて溝102aに落ち込み、図3と同様な効
果が得られるものである。この時、溝102aの深さは
ねじりコイルバネ101の線径の半分より深くする事
で、ねじりコイルバネ101が溝102aに十分引っか
かり、ガイド軸102のスラスト方向の移動を強力に阻
止できるのである。
【0009】図5,図6は本発明に於ける別の実施例で
ある。図5はガイド軸の固定部分の斜視図である。図6
はガイド軸の固定部分の正面図である。図5に於いてガ
イド軸102の溝102aに薄板で作られた板バネ部材
110がセットしてあり、板バネ部材110の両端腕部
110aは固定部103に設けた孔部103aに引っか
けてある。図6に於いて板バネ部材110の両端腕部1
10aを図中矢印111方向に変形させて固定部103
に設けた孔部103aに引っかける事によってガイド軸
102には図中矢印104方向の付勢力が働き、ガイド
軸102を固定部103の受け部103bに押しつける
事ができる。これにより、ガイド軸102は固定部10
3に正確に位置決めされる。この状態に於いて、外部か
らの衝撃力がガイド軸102に加わるとガイド軸102
は固定部103の受け部103bから離れようとする。
このとき、板バネ部材110の付勢力より強い力が加わ
るとガイド軸102は受け部103bから若干離れる。
しかし、その後は板バネ部材110の腕部110aが固
定部103に設けた孔部103aに係合しており、ガイ
ド軸102に加わった衝撃力は板バネ部材110の腕部
110aを引っ張る方向に作用する。この腕部110a
は引張力に対して強く、衝撃力に対してガイド軸102
が離脱する事を防止することができる。また、板バネ部
材110は図3,図4と同様に溝102aに入っている
ため、前述の説明と同様にガイド軸102のスラスト方
向の移動を阻止できる。
【0010】さらに、これらのガイド軸の固定構造によ
り、外部から加わった衝撃力により初期にガイド軸が受
け部から若干離れる。その後元に復帰するわけであるが
このガイド軸の移動により、外部から加わった衝撃力が
直接キャリッジに伝わる事無く、バネによって緩和する
事ができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、ガイド
軸を固定するのに従来の様に板バネとネジを使用する事
無く、一部品で固定できると共に通常はガイド軸の固定
に必要な最低限の力で固定する事ができ、ガイド軸とガ
イド軸の受け面に変形を与える事なく、さらにバネによ
ってガイド軸を固定するため、外部からの衝撃力をバネ
によって緩和する事ができ、衝撃に強いディスク装置が
得られるものであり、本発明の実用的効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施例のガイド軸の固定部分の斜視
図である。
【図2】本発明のガイド軸の固定部分の正面図である。
【図3】本発明のディスク装置のガイド軸の固定部分の
断面図である。
【図4】本発明のディスク装置のガイド軸の固定部分の
断面図である。
【図5】本発明のディスク装置のガイド軸の固定部分の
斜視図である。
【図6】本発明のディスク装置のガイド軸の固定部の正
面図である。
【図7】従来のディスク装置のキャリッジ部分の側面図
である。
【図8】従来のディスク装置のガイド軸の固定部分の断
面図である。
【符号の説明】
101 ねじりコイルバネ 101a 腕部 102 ガイド軸 102a 溝 103 固定部 103a 孔部 110 板バネ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の記録媒体に同心円状もしくはスパ
    イラル状の記録トラックにヘッドを用いて信号の記録再
    生を行うディスク装置に於いて、ヘッドを搭載したキャ
    リッジの該記録媒体に対する半径方向の移動をガイドす
    るガイド軸の固定を、両端を固定部材に引っかけ固定し
    たバネ部材の中央付近で前記ガイド軸を固定部材の受け
    面に押圧固定したことを特徴とするディスク装置のガイ
    ド軸固定構造。
  2. 【請求項2】前記ガイド軸に円周方向の溝を入れ、前記
    バネ部材の一部または全部を該溝に入れ、ガイド軸のス
    ラスト方向のストッパーとした事を特徴とするディスク
    装置のガイド軸固定構造。
JP2035793A 1993-02-08 1993-02-08 ディスク装置のガイド軸固定構造 Pending JPH06236635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2035793A JPH06236635A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ディスク装置のガイド軸固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2035793A JPH06236635A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ディスク装置のガイド軸固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236635A true JPH06236635A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12024858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2035793A Pending JPH06236635A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ディスク装置のガイド軸固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06236635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010079571A1 (ja) 2009-01-07 2010-07-15 パナソニック株式会社 シャフト支持構造及びそれを備えた光ディスク装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010079571A1 (ja) 2009-01-07 2010-07-15 パナソニック株式会社 シャフト支持構造及びそれを備えた光ディスク装置
EP2355100A1 (en) * 2009-01-07 2011-08-10 Panasonic Corporation Shaft support structure and optical disk device comprising same
EP2355100A4 (en) * 2009-01-07 2011-08-10 Panasonic Corp Drive shaft support structure and optical plate device with it
US8316388B2 (en) 2009-01-07 2012-11-20 Panasonic Corporation Shaft supporting structure with coil spring for pressing shaft onto bearing, and optical disc apparatus including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6356621B2 (ja)
JPH09213025A (ja) 光ピックアップ移送機構
JP2006147132A (ja) チャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータ
US5303104A (en) Disk drive apparatus having carriage driving mechanism
JP2000023446A (ja) スクリュー付きモータ
JPH06236635A (ja) ディスク装置のガイド軸固定構造
JP2002119013A (ja) スピンドルモータ
US20030206377A1 (en) Integrated latch/voice-coil-motor magnet assembly
JP2517896B2 (ja) ヘッド送り装置
JP2565295B2 (ja) ディスク装置のスピンドルモータ
JP2588609B2 (ja) ディスクプレーヤのガイド軸支持装置
JP3031264B2 (ja) 光デッキ
JP3049877B2 (ja) ディスク再生装置のモータ側圧付加装置
JPS6228984A (ja) 磁気デイスク装置のアクセス機構
JP2002279739A (ja) 光ピックアップ送り機構およびそれを用いた光ディスク装置
US6922306B2 (en) Tape recording and reproduction apparatus capable of stable operation with reduced wear
JP2502799Y2 (ja) リ―ドスクリュ―機構
JP3477708B2 (ja) ディスク装置
JP2653362B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH069096B2 (ja) ディスク挿排機構
JPH07161152A (ja) ガイドシャフト固定方法
JP3976510B2 (ja) 光ディスク装置
JP2953336B2 (ja) カセットローディング装置
JPH082822Y2 (ja) ピンチローラ装置
JPS63158331A (ja) コイルバネの取付方法