JPH06236573A - コンパクトディスク再生装置のクリーニング機構 - Google Patents

コンパクトディスク再生装置のクリーニング機構

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JPH06236573A
JPH06236573A JP5022894A JP2289493A JPH06236573A JP H06236573 A JPH06236573 A JP H06236573A JP 5022894 A JP5022894 A JP 5022894A JP 2289493 A JP2289493 A JP 2289493A JP H06236573 A JPH06236573 A JP H06236573A
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JP
Japan
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eject
cartridge
pickup
plate
disc
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Pending
Application number
JP5022894A
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English (en)
Inventor
Koichi Tokoro
幸一 所
Yoshinori Masuzawa
良典 増沢
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Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06236573A publication Critical patent/JPH06236573A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジのイジェクトの際に、
ピックアップの対物レンズのみをクリーニングするクリ
ーニング機構を提供することを目的とする。 【構成】 ディスクカートリッジ11をイジェクトする
際にピックアップ64の対物レンズ64aのクリーニン
グをすべく、開口アーム36の下面にブラシ37を設
け、開口アーム36のイジェクト動作の際のブラシ47
の軌跡上にピックアップ64を移動させるとともに、こ
の移動位置でピックアップ64の対物レンズ64aを上
昇させてクリーニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
のイジェクト時にピックアップの対物レンズに付着する
ゴミ等を除去するコンパクトディスク再生装置のクリー
ニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク等が収納され
たディスクカートリッジをセットして再生するディスク
プレイヤーが知られている。このディスクプレイヤー
は、ディスクカートリッジがカートリッジシェル内に挿
入されると、このカートリッジシェルとともにディスク
カートリッジが降下して位置決めされ、ディスクカート
リッジ内のコンパクトディスクをスピンドルにより回転
させ、ピックアップにより読み取り再生するものであ
る。一方、カートリッジシェルには、ディスクカートリ
ッジのシャッターを開口する開口アームが設けられてい
る。この開口アームはスプリング力により付勢されてお
り、この付勢力に抗してディスクカートリッジを挿入す
ることによりシャッターが開口する。ディスクカートリ
ッジは、開口アームにより常に排出する方向に付勢され
た状態で、降下して位置決めされる。そして、イジェク
ト機構としては、ディスクカートリッジをイジェクトす
る際に、モータ等により駆動してカートリッジシェルを
押し出し位置まで上昇させ、この位置で開口アームの付
勢力によりディスクカートリッジを着脱口から押し出す
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述す
るディスクプレイヤーでは、ピックアップの対物レンズ
をクリーニングすることができなかった。そこで、本発
明は、ディスクカートリッジのイジェクトの際に、ピッ
クアップの対物レンズのみをクリーニングするディスク
再生装置のクリーニング機構を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、ディスクカ
ートリッジをセットする際に開口アームによりシャッタ
ーを開口し、ディスクカートリッジ内のコンパクトディ
スクをピックアップの対物レンズにより焦点位置を合わ
せて読み取り、イジェクトする際にはディスクカートリ
ッジを開口アームにより押し出すようにしたコンパクト
ディスク装置において、ディスクカートリッジをイジェ
クトする際に対物レンズのクリーニングをすべく、開口
アームの下面にブラシを設け、開口アームのイジェクト
動作の際のブラシの軌跡上にピックアップを移動させる
とともに、この移動位置でピックアップの対物レンズを
上昇させる対物レンズ制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。イジェクトボタ
ンを押して込むと、ディスクカートリッジをイジェクト
すると、ディスクカートリッジのシャッターを開口した
開口アームがディスクカートリッジが押し出される。そ
のとき、開口アームの下面に設けられたブラシによりピ
ックアップの対物レンズをクリーニングする。なお、ピ
ックアップの対物レンズは、ブラシでクリーニングでき
るように若干突出する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1および図2は本発明
に係るコンパクトディスク再生装置の分解斜視図であ
る。図14はコンパクトディスク再生装置の斜視図であ
る。図2に示すように、10はベース枠であり、このベ
ース枠10には、ダンパ10a・・・を介してメカシャ
ーシ12が装着される。このメカシャーシ12の上面に
沿って、イジェクト板14が前後にスライド可能に配置
されている。このイジェクト板14は、ディスクカート
リッジをセットした際には手前側に突出した位置にあ
り、イジェクト状態では後退位置に保持される。なお、
イジェクト板14は、イジェクト板14下面からメカシ
ャーシ12の孔12fを介して突出する突起14gとメ
カシャーシ12の前端部12gとの間に配置したスプリ
ング19により常に手前方向に付勢されている(図6参
照)。また、ベース枠10の上面および背面がカバー1
0Aにより覆われる一方、前面はフロントパネル10B
により覆われ、コンパクトディスク再生装置9のケーシ
ングを構成している(図14参照)。
【0007】イジェクト板14の幅方向に側板14A、
14Aが起立しており、対向する側板14A、14Aの
前後にはそれぞれ対向して突出するガイドピン15、1
5が設けられている。イジェクト板14の内側にはカー
トリッジシェル22が配置され、イジェクト板14が進
退することにより、ガイドピン15にガイドされている
カートリッジシェル22がディスクカートリッジととも
に昇降する。すなわち、カートリッジシェル22が上昇
した状態で、カートリッジシェル22の着脱口23から
ディスクカートリッジを挿入すると、カートリッジシェ
ル22がその位置で降下してセット状態(再生可能状
態)となる。
【0008】メカシャーシ12には、カートリッジシェ
ル22を上下に案内するための昇降ピン12a、12a
が2本設けられている。また、カートリッジシェル22
と共に降下したディスクカートリッジの底面に嵌合して
位置決めするめたの位置決めピン12b、12b、12
c、12cが前後に2本ずつ設けられている。また、昇
降ピン12a、12a、位置決めピン12b、12b、
12c、12cに邪魔されることなく、イジェクト板1
4がスライドできるように、イジェクト板14には、昇
降ピン12a、12aに対応した開口14a、14aが
開口し、位置決めピン12b、12bに対応する開口1
4b、14bが開口し、位置決めピン12c、12cに
対応する開口14c、14cが開口している。
【0009】カートリッジシェル22の両側面には、前
記ガイドピン15・・・が嵌合するガイド溝22a・・
・が形成されている。このガイド溝22a・・・は、前
側より後側が低くなるように傾斜している。このため、
前述するように、イジェクト板14が前進すると、これ
に伴って同一高さでガイドピン15が前進し、ガイド溝
22aに沿ってカートリッジシェル22が降下する(図
6参照、カートリッジシェル22のセット状態)。一
方、イジェクト板14が後退すると、ガイドピン15も
後退してカートリッジシェル22を上昇させる(図7参
照、カートリッジシェル22のイジェクト状態)。ま
た、カートリッジシェル22の側面にはスリット22b
(一方の側面のみ図示)が形成され、このスリット22
bに昇降ピン12aが挿入されており、カートリッジシ
ェル22が昇降ピン12a、12aにガイドされ昇降す
る。
【0010】カートリッジシェル22がイジェクト状態
では、イジェクト板14を後退位置でスプリング19の
付勢力に抗して保持する必要がある。ここでイジェクト
板14を後退位置で保持する保持機構について、さらに
図3〜図5を参照して説明する。前記イジェクト板14
の中央は大きく開口するとともに、後部の一端に内側に
突出する作動部14Dが形成されている。この作動部1
4Dには長孔14dが穿設され、この長孔14dにはメ
カシャーシ12から起立する軸13が貫通位置してい
る。このため、軸13が、イジェクト板14の進退の邪
魔になることがない。軸13上には、図3〜図5に示す
ように、ストッパ板26が軸着されるとともに、反時針
方向に回転するようにバネ27により付勢されている。
バネ27の一端はメカシャーシ12から起立する係合突
起12dに係合し、バネ27の他端はストッパ板26の
起立壁26cに当接している。ストッパ板26の後端に
は係止切欠き26bが形成され、ストッパ板26の前端
部には斜め前方に延びるアーム26cが形成され、この
アーム26cの先端に作動軸26dが起立している。前
記イジェクト板14の後退位置で、ストッパ板26の係
止切欠き26aに係合してイジェクト板14の前進を防
止する突起28がイジェクト板14上に起立している。
【0011】前記カートリッジシェル22の上板22A
の後端部下面には、伝達レバー30が軸31上に回転可
能に軸支されている。この伝達レバー30の一端は突起
28に当接しており、他端はカートリッジシェル22の
左奥角下面に設けられたロック片32の軸33に軸止め
されている。なお、伝達レバー30はスプリング34に
より時針方向に付勢されるとともに、スプリング35に
より後方に付勢されている。
【0012】前記カートリッジシェル22の上板22A
下面に、ディスクカートリッジ11のシャッターを開口
する開口アーム36が回動可能に軸支されている。この
開口アーム36は、図3上反時針方向に付勢されてい
る。また、開口アーム36の先端下面にブラシ37が植
設されている。そして、カートリッジシェル22にディ
スクカートリッジ11を挿入すると、ディスクカートリ
ッジ11のシャッター11aは開口アーム36が時針方
向に回動しつつ開けられる。また、開口アーム36がス
トッパ板26のアーム26c上の作動軸26dを押圧す
ることとなり、ストッパ板26が軸13を中心に時針方
向にバネ27の付勢力に抗して回転する。ストッパ板2
6の時針方向の回転により、イジェクト板14上に起立
している突起28とストッパ板26の係止切欠き26b
との係合関係が解除され、イジェクト板14が前進す
る。イジェクト板14の前進に伴って突起28に当接し
ている伝達レバー30が軸31を中心に時針方向に回転
し、ロック片32も後方に移動するとともにロック片3
2が軸33を中心に回動し、ロック片32の爪32aが
ディスクカートリッジ11の側面の凹部に係合する。な
お、軸33は、カートリッジシェル22の上板22Aの
透孔22cにガイドされて移動する。
【0013】前記メカシャーシ12の中央開口部の前側
には、ディスクカートリッジ11内のコンパクトディス
クを回転させるためのスピンドル62が設けられてい
る。このスピンドル62に対し、コンパクトディスクを
の情報を読み取るピックアップ64がガイドレール65
に沿って接離自在である。このピックアップ64はリニ
アモータ66により駆動する。ピックアップ64には、
コンパクトディスクの反射面が焦点位置となるように対
物レンズ64aが設けられている。この対物レンズ64
aは、従来公知のフォカスサーボ機構により焦点位置を
調節するためにディスク面に接離自在である。
【0014】前記ベース枠10の右前には、図2に示す
ように、ディスクカートリッジ11をイジェクトする
際、イジェクトボタン40が設けられている。このイジ
ェクトボタン40は、スプリング41により手前方向に
付勢されている。イジェクトボタン40の中途部にはフ
ランジ状の押圧体40aが形成さている。この押圧体4
0aにはイジェクトスイッチ42が設けられている(図
8および図9参照)。前記イジェクト板14の前端縁に
は、押圧部14Bが垂下している。このため、イジェク
トボタン40を押した際にイジェクトスイッチ42の接
点42a、42aが押圧部14Bに当たり両接点が接触
してオンされる(第1押し込み位置とする)。そして、
後述するイジェクト駆動機構50が駆動してイジェクト
板14を後方に移動させる。イジェクトボタン40か
ら、ベース枠10上に位置するガイド板40bが延出し
ている。一方、ベース枠10上に起立する突起10c
が、ガイド板40bに開口するガイド孔40cを貫通し
て突出している。そして、ガイド板40bの後端の起立
壁40dと、突起10cとの間にスプリング41が設け
られ、スイッチボタン40を常に突出方向(手前方向)
に付勢している。
【0015】一方、イジェクトスイッチ42あるいはイ
ジェクト駆動機構50等の故障により、ディスクカート
リッジ11の取り出しが不能状態となった場合には、イ
ジェクトボタン40をさらに奥側に押し込む(第2押し
込み位置)と、イジェクト板14の前端縁に垂下する押
圧部14Bを直接押すことができ、イジェクト板14を
イジェクト位置に移動することができる。すなわち、イ
ジェクトボタン40は、第1押し込み位置と、第2押し
込み位置との2段押し込み機構となっている。
【0016】続いて、イジェクト駆動機構50につい
て、前述する図面に加えて図10および図11も参照し
て説明する。前記メカシャーシ12の後端部の裏面に
は、イジェクト用のイジェクトモータ52が設けられて
いる。このイジェクトモータ52の駆動軸52aの先端
に設けられた歯車53が設けられ、歯車53からの駆動
力は歯車56a、56b、57a、57b、、58a、
58b、59により構成される歯車列54により伝達さ
れる。歯車59の上面にはイジェクト突起60が突出し
ている。このイジェクト突起60は、メカシャーシ12
の右側角に開口する孔12eに望んでいる。また、メカ
シャーシ12の孔12eと、イジェクト板14の作動部
14Dに穿設された孔14eとが重なる位置関係であ
る。なお、メカシャーシ12の孔12aの方がイジェク
ト板14の孔14eより大きく形成されている。また、
イジェクト板14の孔14eの一縁にイジェクト片14
fが垂下している。そして、イジェクト突起60がイジ
ェクト片14fにイジェクト時に作用するものである。
すなわち、ディスクカートリッジ11がセットされて、
イジェクト板14が前進した際(図5の状態)に、イジ
ェクト突起60がイジェクト片14fの直前に位置す
る。そして、前述するように、イジェクトボタン40を
押してイジェクトスイッチ42がオンされると、イジェ
クトモータ52が駆動して歯車列54が回転し、歯車5
9が図10上反時針方向に回転し、イジェクト突起60
が後方に移動することとなり、これによりイジェクト片
14fをスプリング19の付勢力に抗して後方に引くこ
ととなる。このイジェクト板14の後方への移動によ
り、ディスクカートリッジ11がイジェクトされる。
【0017】一方、歯車59の軸体59aにスイッチン
グ片68が固定されている。このスイッチング片68
は、歯車59が図10上反時針方向に回転した際に、イ
ジェクト完了スイッチ70の接点70a、70aを接触
させることとなる。そして、イジェクト完了スイッチ7
0の接点70a、70aが互いに接触すると,モータ5
2の駆動がオフとなる。
【0018】上述するように構成したコンパクトディス
ク再生装置の動作について、さらに詳しい構造とともに
説明する。ディスクカートリッジ11がセットされてい
ない状態(イジェクト状態)では、イジェクト板14が
後退位置でストッパ板26後端の係止切欠き26bに突
起28が係合し、イジェクト板14の前進が防止されて
いる(図4および図3参照)。また、イジェクト板14
が後退位置であるため、カートリッジシェル22も上昇
した状態である(図7参照)。
【0019】ディスクカートリッジ11をセットする動
作について述べる。カートリッジシェル22の着脱口2
3からディスクカートリッジ11を挿入すると、ディス
クカートリッジ11のシャッター11aに開口アーム3
6先端の開口ローラ36aが係合し、ディスクカートリ
ッジ11の挿入に伴って開口アーム36が時針方向に回
動しつつディスクカートリッジ11のシャッターが徐々
に開けられる。そして、ディスクカートリッジ11を挿
入すると、開口アーム36がストッパ板26の作動軸2
6dを押圧し、ストッパ板26が軸13を中心に時針方
向にバネ27の付勢力に抗して回転する。すると、イジ
ェクト板14上に起立している突起28とストッパ板2
6の係止切欠き26bとの係合関係が解除され、イジェ
クト板14がスプリング19の付勢力により前進する。
イジェクト板14の前進に伴って突起28に当接してい
る伝達レバー30が時針方向に回転し、ロック片32も
後方に移動するとともにロック片32が軸33を中心に
回動し、ロック片32の爪32aがディスクカートリッ
ジ11の側面の凹部に係合する。なお、軸33は、カー
トリッジシェル22の上板22Aの透孔22cにガイド
されて移動する。
【0020】イジェクト板14の前進に伴って、イジェ
クト板14の側板14A内側に突出するガイドピン15
も前進し、ガイド溝22a・・・が前側より後側が低く
傾斜しているため、ガイド溝22a・・・の作用により
昇降ピン12aに沿ってカートリッジシェル22が降下
する(図6参照)。カートリッジシェル22が降下する
と、ディスクカートリッジ11底面の位置決め用穴にそ
れぞれ位置決めピン12b、12b、12c、12cが
嵌合して位置決めされる。
【0021】図12を参照してクリーニング機構を説明
する。CPU61は、ディスクモータ63等の各種モー
タ等の動作を制御を行う。ディスクモータ63は、スピ
ンドル62を駆動してコンパクトディスクを回転駆動す
るものである。イジェクトスイッチ42は、イジェクト
ボタン40を押して際にオンして、CPU61に信号を
送る。リニアモータ66は、CPU61の信号により動
作してピックアップ64を移動させる。フォーカスサー
ボ64Aは、対物レンズ64aの焦点位置を調節するた
めのものであり、CPU61により制御される。イジェ
クトモータ52は、イジェクトスイッチ42がオンとな
り、CPU61の信号により駆動する。ピックアップ外
周検知スイッチ67は、ピックアップ64がコンパクト
ディスクの外周位置に移動したのを検知するスイッチで
ある。イジェクト完了スイッチ70は、イジェクトが完
了したことを検知するスイッチである。
【0022】続いて、ディスクカートリッジ11をイジ
ェクトする際の動作について、図13を参照しつつ説明
する。ディスクカートリッジをセットしてスタートする
ことにより、コンパクトディスク内の情報の再生等を行
う(ステップ101)。なお、ディスクカートリッジ1
1がセットされた状態ではイジェクト板14は前進位置
にある。そして、イジェクトボタン40を押すと、イジ
ェクトスイッチ42の接点がイジェクト板14の前端縁
の押圧部14Bに当たり両接点42a、42aが接触し
てオンされる(ステップ102)。すると、CPU61
の信号によりディスクモータ63の回転が停止する(ス
テップ103)。ピックアップ64をリニアモータ66
により駆動してコンパクトディスクの外周位置に移動さ
せる(ステップ104)。ピックアップ64がコンパク
トディスクの外周位置に移動したのをピックアップ外周
検知スイッチ67で検知し、ピックアップ64のコンパ
クトディスクの外周位置への移動が終了する(ステップ
105)。
【0023】そして、ピックアップ64の対物レンズ6
4aをフォーカスサーボ64Aにより上昇させるととも
に(ステップ106)、同時にイジェクトモータ52の
駆動をオンする(ステップ107)。このとき、イジェ
クトモータ52の駆動軸52a先端の歯車54を介して
歯車列を回転させ、歯車59上のイジェクト突起60が
イジェクト板14のイジェクト片14fに作用して、ス
プリング19の付勢力に抗してイジェクト片14fを後
方に引くこととなる。イジェクト板14が後方へ移動す
ると、ガイドピン15も後退し、ガイド溝22a・・・
が前側より後側が低く傾斜しているため、ガイド溝22
a・・・の作用により昇降ピン12aに沿ってカートリ
ッジシェル22が上昇する(図7参照)。一方、イジェ
クト板14が後退するのに伴って突起28も後退する
と、ストッパ板26がバネ27の付勢力により反時針方
向に回転し、ストッパ板26の係止切欠き26bに突起
28が係合し、スプリング19の付勢力によるイジェク
ト板14の前進が防止される。
【0024】また、突起28が後退するのに伴って、伝
達レバー30も反時針方向に回転し、ロック片32も軸
33を中心に回動し、ロック片32の爪32aとディス
クカートリッジ11の側面の凹部との係合関係が外れ
る。これと同時に、開口アーム36が反時針方向に回転
し、ディスクカートリッジ11を着脱口23から押し出
す(ステップ107)。そして、フロントパネル10B
に設けられたドア10Dを、ディスクカートリッジ11
が押し開くようにして飛び出す(図9参照)このとき、
イジェクト完了スイッチ70がイジェクト完了を検知し
(ステップ108)、フォーカスサーボ64Aを駆動し
てピックアップ64の対物レンズ64aを降下させると
ともに(ステップ109)、モータ52の駆動がオフと
なり停止する(ステップ110)。開口アーム36が反
時針方向に回転した際に、ディスクカートリッジ11を
着脱口23から押し出すとともに、開口アーム36のブ
ラシ37が対物レンズ64aのクリーニングを行うこと
となる。上記ピックアップ64をリニアモータ66によ
りコンパクトディスクの外周位置に移動させるととも
に、ピックアップ64の対物レンズ64aを上昇させる
制御を、対物レンズ制御手段とする。
【0025】上記実施例では、ピックアップ64がコン
パクトディスクの外周位置に移動したのをピックアップ
外周検知スイッチ67で検知したが、ピックアップ64
の現在位置をCPU61が認識しているので当該位置デ
ータをもとにピックアップ64をコンパクトディスクの
外周位置に移動制御可能としても良い。このようにする
と、ピックアップ外周検知スイッチ67が不要となる。
【0026】なお、イジェクトスイッチ42あるいはイ
ジェクト駆動機構50等の故障により、ディスクカート
リッジ11の取り出しが不能状態となった場合には、イ
ジェクトボタン40をさらに奥側に強く押すと、イジェ
クト板14の前端縁の押圧部14Bを直接押すことがで
き、イジェクト板14をイジェクト位置に移動すること
ができ前述するように、ディスクカートリッジ11をイ
ジェクトすることができる。また、ディスクカートリッ
ジを水平状態で挿入し、そのままセット状態となるよう
にしたコンパクトディスク再生装置についても、上記実
施例と同様のクリーニング機構を採用することができ
る。以上本発明の好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、ロッ
ク解除レバーに開口アームが係合可能であればよく、そ
の構造は特に限定されないなど、発明の精神を逸脱しな
い範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんであ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述するように構成されている
ため、ディスクカートリッジのイジェクト動作の際の開
口アームの動作により、ピックアップの対物レンズのク
リーニングを行うことができるなどの著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置を構成するメカシャ
ーシ、イジェクト板およびカートリッジシェルを分解
し、カートリッジシェルを反転させた状態の分解斜視図
である。
【図2】本発明に係るディスク装置を構成するベース枠
と、メカシャーシにイジェクト板とカートリッジシェル
を組付けたものとの分解斜視図である。
【図3】イジェクト板が後退したディスクカートリッジ
のセット可能状態(イジェクト状態)を示す平面図であ
る。
【図4】図3の状態においてカートリッジシェルを外し
た平面図である。
【図5】ディスクカートリッジをセットしてイジェクト
板が前進し、カートリッジシェルおよびディスクカート
リッジを外した状態を示す平面説明図である。
【図6】ディスクカートリッジのセット状態を示す側面
説明図である。
【図7】ディスクカートリッジのイジェクト状態を示す
側面説明図である。
【図8】イジェクトボタンの構造を示す平面説明図であ
る。
【図9】イジェクトボタンの構造を示す側面説明図であ
る。
【図10】イジェクト駆動機構を示す平面説明図であ
る。
【図11】イジェクト駆動機構の側面図である。
【図12】クリーニング機構の制御系を示すブロックダ
イヤグラムである。
【図13】クリーニング動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明に係るディスク装置の全体を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 ベース枠 11 ディスクカートリッジ 12 メカシャーシ 14 イジェクト板 15 ガイドピン 19 スプリング 22 カートリッジシェル 26 ストッパ板 36 開口アーム 37 ブラシ 52 イジェクトモータ 61 CPU 64 ピックアップ 66 リニアモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジをセットする際に
    開口アームによりシャッターを開口し、ディスクカート
    リッジ内のコンパクトディスクをピックアップの対物レ
    ンズにより焦点位置を合わせて読み取り、イジェクトす
    る際にはディスクカートリッジを開口アームにより押し
    出すようにしたコンパクトディスク装置において、 前記ディスクカートリッジをイジェクトする際に対物レ
    ンズのクリーニングをすべく、開口アームの下面にブラ
    シを設け、 前記開口アームがイジェクト動作する際のブラシの軌跡
    上にピックアップを移動させるとともに、この移動位置
    でピックアップの対物レンズを上昇させる対物レンズ制
    御手段を設けたことを特徴とするコンパクトディスク再
    生装置のクリーニング機構。
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