JPH062361Y2 - 平衡形伝送装置 - Google Patents

平衡形伝送装置

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JPH062361Y2
JPH062361Y2 JP1987085896U JP8589687U JPH062361Y2 JP H062361 Y2 JPH062361 Y2 JP H062361Y2 JP 1987085896 U JP1987085896 U JP 1987085896U JP 8589687 U JP8589687 U JP 8589687U JP H062361 Y2 JPH062361 Y2 JP H062361Y2
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JP
Japan
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transmission
data
output
driver
bus
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文彦 森
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Meidensha Corp
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【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、平衡形伝送装置に係り、特にイネーブル信号
生成回路に関する。
B.考案の概要 本考案は、イネーブル信号を持たない伝送コントローラ
からのデータを平衡形ドライバで伝送するにおいて、 伝送データの先頭ビットから最終ビットまでの時間幅以
上の時限を持つタイマ回路で平衡形ドライバにイネーブ
ル信号を与えることにより、 確実、容易に平衡形伝送装置を構成できるようにしたも
のである。
C.従来の技術 ローカルエリアネットワークにおける信号伝送方法とし
ては、第3図に示すようにインテリジェント端末やプロ
セッサの複数の伝送コントローラ1〜1が夫々オー
プンコレクタのTTLドライバ2〜2を通して不平
衡バス3に送信し、TTLレシーバ4〜4で受信す
る不平衡形のものが知られている。この不平衡形伝送で
は、ドライバ2〜2の出力がオープンコレクタによ
る不平衡にあるため、コモンモードノイズに弱く長距離
伝送ができなくなる。
そこで、長距離伝送のために平衡形バス及びドライバを
使用した伝送方式、例えばRS−232C,RS−48
5が採用されることが多い。この方式は、第4図に示す
ように、伝送コントローラ5の送信データを平衡形ドラ
イバ6を通して平衡形バス7に送出し、平衡形レシーバ
8で受信する。この方式では、送信に際して伝送コント
ローラ5からドライバ6の出力コントロール端子にイネ
ーブル信号ENBを与え、該ドライバ6の出力インピー
ダンスをディスイネーブル(送信不可能状態)からイネ
ーブル状態(送信可能状態)に切換え、複数のドライバ
6が同時に低インピーダンスになる出力衝突を無くすよ
うにしている。
D.考案が解決しようとする問題点 従来の長距離伝送では、平衡形ドライバ、レシーバによ
る伝送装置になるため、伝送コントロールには伝送デー
タの送出タイミングに合わせたドライバの出力制御用イ
ネーブル信号発生手段を有するものを必要とし、既設の
不平衡伝送装置での長距離伝送化には伝送コントローラ
自体の交換も必要とする問題があるし、イネーブル信号
発生手段を有する伝送コントローラを新たに開発しなけ
ればならない問題があった。
E.問題点を解決するための手段と作用 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、平衡形バ
スとの接続に送信可能・不可能状態の出力コントロール
端子を持つバスドライバと、伝送データの出力にイネー
ブル信号を生成しない伝送コントローラと、この伝送コ
ントローラの出力データの先頭ビットから最終ビットま
での時間幅以上のパルスで前記バスドライバの出力を送
信可能状態にするタイマ回路と、前記伝送コントローラ
の出力データを前記バスドライバが出力可能状態になる
までの時間以上遅らせて該バスドライバに送信データと
して与える遅延回路とを備え、伝送コントローラの出力
データの先頭ビットのタイミングから最終ビットのタイ
ミングまで以上にバスドライバをイネーブル状態にし、
このイネーブル信号生成に必要な時間以上伝送コントロ
ーラからバスドライバに与えるデータを遅らせることに
より、任意タイミングの伝送データから必要な時間だけ
のイネーブル信号を生成して平衡伝送を可能にする。
F.実施例 第1図は本考案の一実施例を示す伝送回路図である。伝
送コントローラ11は不平衡伝送用のもので、イネーブ
ル信号発生手段を持たないもの、例えばCOM9026
である。ドライバ12は平衡形ドライバであり、出力コ
ントロール端子を持つもの、例えばRS−485用ドラ
イバである。このような伝送コントローラ11とドライ
バ12による平衡伝送を行うために、本実施例では、伝
送コントローラ11の出力データを遅延回路13によっ
て遅延させてドライバ12に与える構成、及び出力デー
タでトリガされて一定時間幅のパルスを得るタイマ回路
14と、このタイマ回路14の出力を有効・無効にする
バスカット回路15とによりドライバ12のイネーブル
信号を得る構成にしている。
こうした構成において、伝送コントローラ11からのデ
ータ送信に、その直前にドライバ12にイネーブル信号
を与え、この信号をデータ伝送終了まで保持する。即
ち、伝送コントローラ11の出力データの先頭ビット
(ロジック1)のタイミングでタイマ回路14がデータ
長以上の時間幅パルスを発生し、バスカット回路15が
そのスイッチSWで有効側にあるときにドライバ12を
送信可能状態にし、この送信可能状態にするに必要な遅
れ時間以上の遅延時間を遅延回路13によるデータ遅延
で該データの送信を行わせる。
上述の動作が具体的に説明する。伝送コントローラ11
がCOM9026のとき、そのデータフレームは、第2
図に示すように、アラートバーストと呼ばれるロジック
"1"の6つのマークで始まり、次いでデータパケットと
して先頭に2個のマークと1個のスペースを持ち1バイ
トのデータが続く合計11ビットのデータにされ、最後
にCRCと呼ばれる11ビット×2のチェック用データ
が与えられる。この構造のデータが伝送コントローラ1
1から出力されるが、COM9026は等時式のライン
プロトコル、即ち夫々のデータがスタート間隔で始めら
れストップ間隔で終了し、データを区分けする一定の時
間が確保される。そこで、タイマ回路14としては第2
図のデータフレーム期間のうちデータが変化しない最大
時間(データが全てスペース)t以上の時限を持つ再
トリガ型単安定マルチバイブレータとすれば、アラート
バーストの先頭ビットからチェック用データの最終ビッ
トまでのパルス幅を持つイネーブル信号を発生できる。
一方、タイマ回路14の時限の上限は、データ伝送に対
するアクノリッジの応答時間t以下になるよう設定す
ることでバス上での出力衝突を避ける。
次に、遅延回路13は、タイマ回路14がCOM902
6からデータを受けてイネーブル信号を出力し、ドライ
バ12がイネーブルになるまでの各回路要素の遅れ時間
分の合計時間以上に設定する。これにより、第2図のア
ラートバーストの先頭ビットが欠けることなく伝送する
ことができる。バスカット回路15は、COM9085
から伝送データが出力されるもスイッチSWの切換えで
ドライバ12を強制的にディスエーブルにすることを可
能にし、システムの稼動中にもそのバス全体の停止を行
うことなく当該伝送装置の保守、点検を可能にする。
G.考案の効果 以上のとおり、本考案によれば、伝送コントローラの出
力データからバスドライバのイネーブル信号を生成する
ようにしたため、伝送コントローラがイネーブル信号出
力手段を持たないものにあっても少しの回路増設によっ
て平衡形伝送を可能にし、しかも伝送コントローラの伝
送プロトコルに影響されることなく確実なイネーブル信
号生成になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す伝送回路図、第2図は
伝送コントローラの伝送データ構造を例示する図、第3
図は不平衡形伝送装置の構成図、第4図は従来の平衡形
伝送装置の構成図である。 11…伝送コントローラ、12…バスドライバ、13…
遅延回路、14…タイマ回路、15…バスカット回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平衡形バスとの接続に送信可能・不可能状
    態の出力コントロール端子を持つバスドライバと、伝送
    データの出力にイネーブル信号を生成しない伝送コント
    ローラと、この伝送コントローラの出力データの先頭ビ
    ットによって起動され該先頭ビットから最終ビットまで
    の時間幅以外のパルスを発生して該パルスで前記バスド
    ライバの出力を送信可能状態にするタイマ回路と、前記
    伝送コントローラの出力データを入力とし前記タイマ回
    路の出力によって前記バスバライバが出力可能状態にな
    るまでの時間以上遅らせて該入力を該バスドライバに送
    信データとして与える遅延回路とを備えたことを特徴と
    する平衡形伝送装置。
JP1987085896U 1987-06-02 1987-06-02 平衡形伝送装置 Expired - Lifetime JPH062361Y2 (ja)

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JPS63196136U JPS63196136U (ja) 1988-12-16
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CN113595581B (zh) * 2021-07-28 2023-01-06 深圳市永旭电气技术有限公司 半双工串口通讯电路的安全收发状态控制方法及其电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6257048A (ja) * 1985-09-06 1987-03-12 Nec Corp 分散型プロセツサシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59160335U (ja) * 1983-04-12 1984-10-27 カシオ計算機株式会社 入出力制御回路
JPS59187253U (ja) * 1983-05-28 1984-12-12 コアデジタル株式会社 デ−タ転送用アダプタ

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