JPH06236080A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06236080A JPH06236080A JP5022489A JP2248993A JPH06236080A JP H06236080 A JPH06236080 A JP H06236080A JP 5022489 A JP5022489 A JP 5022489A JP 2248993 A JP2248993 A JP 2248993A JP H06236080 A JPH06236080 A JP H06236080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- drum
- drum cover
- image forming
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドラムカバーを上方へ移動してケースの開口
部を開放した状態において、このドラムカバーが転写部
より定着部に至る用紙通路の邪魔になることがないよう
にする。 【構成】 感光体ドラム２等の像担持体をケース５の開
口部６より露出し、この露出部にサイドカバー３に支持
された転写ローラ４を接離可能に転接し、上記開口部６
に、転写ローラ４の離間時にこの開口部６をカバーする
ドラムカバーを退壁不能に設けてなる画像形成装置にお
いて、ドラムカバー１０を離間する軸１１，１２間に可
撓性を有するカバーシート１３を張設した構成となって
いる。
部を開放した状態において、このドラムカバーが転写部
より定着部に至る用紙通路の邪魔になることがないよう
にする。 【構成】 感光体ドラム２等の像担持体をケース５の開
口部６より露出し、この露出部にサイドカバー３に支持
された転写ローラ４を接離可能に転接し、上記開口部６
に、転写ローラ４の離間時にこの開口部６をカバーする
ドラムカバーを退壁不能に設けてなる画像形成装置にお
いて、ドラムカバー１０を離間する軸１１，１２間に可
撓性を有するカバーシート１３を張設した構成となって
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等に用
いられる画像形成装置に関するものである。
いられる画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は本発明を適用しようとするプロセ
スカートリッジタイプの画像形成装置１を用いた電子写
真複写機の一例の要部を示すもので、この画像形成装置
１の感光体ドラム２の一部はサイドカバー３に支持され
た転写ローラ４に対向するためにケース５から露出され
ている。このような画像形成装置１にあっては、機枠に
対する交換あるいはシート送り不良時のジャム処理、そ
の他の保守点検を行なう際に、サイドカバー３を回動
し、あるいはこの状態で画像形成装置１を機枠より引き
出したりするときに、上記感光体ドラム２の一部がケー
ス５から露出したままでは、この部分に手や工具等が接
触して感光体ドラム２の表面を傷付けてしまう。かかる
問題を解決するために従来の技術では、特開昭５８−１
８１０６２号公報に示されているものがあり、これの構
成は図１に示すように、画像形成装置１のケース５の開
口部６の上側縁にドラムカバー７を、この開口部６をカ
バーする姿勢から上動する範囲にわたって回動可能に設
けられており、サイドカバー３の開放時、及び画像形成
装置１を引き出したとき等の状態で上記ドラムカバー７
を開口部６側へ回動してこの部分をカバーするようにし
ている。
スカートリッジタイプの画像形成装置１を用いた電子写
真複写機の一例の要部を示すもので、この画像形成装置
１の感光体ドラム２の一部はサイドカバー３に支持され
た転写ローラ４に対向するためにケース５から露出され
ている。このような画像形成装置１にあっては、機枠に
対する交換あるいはシート送り不良時のジャム処理、そ
の他の保守点検を行なう際に、サイドカバー３を回動
し、あるいはこの状態で画像形成装置１を機枠より引き
出したりするときに、上記感光体ドラム２の一部がケー
ス５から露出したままでは、この部分に手や工具等が接
触して感光体ドラム２の表面を傷付けてしまう。かかる
問題を解決するために従来の技術では、特開昭５８−１
８１０６２号公報に示されているものがあり、これの構
成は図１に示すように、画像形成装置１のケース５の開
口部６の上側縁にドラムカバー７を、この開口部６をカ
バーする姿勢から上動する範囲にわたって回動可能に設
けられており、サイドカバー３の開放時、及び画像形成
装置１を引き出したとき等の状態で上記ドラムカバー７
を開口部６側へ回動してこの部分をカバーするようにし
ている。
【０００４】また上記従来の他の構成として図２に示す
ように、ドラムカバー７を２本の平行リンク８ａ，８ｂ
にて支持し、これを上下に平行移動するようにしたもの
もある。
ように、ドラムカバー７を２本の平行リンク８ａ，８ｂ
にて支持し、これを上下に平行移動するようにしたもの
もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記いずれの従来技術
においても、ドラムカバー７は剛性を有する板材にて構
成され、かつその形状はケース５の開口部に露出する感
光体ドラム２の形状に沿って円弧状に形成されていたた
め、このドラムカバー７を開動して上側に移動した状態
で、図１，図２に示すように、感光体ドラム１の転写部
より下流側の定着装置９に至る用紙通路にこのドラムカ
バー７が突出してこれが邪魔になってしまうことがあ
る。
においても、ドラムカバー７は剛性を有する板材にて構
成され、かつその形状はケース５の開口部に露出する感
光体ドラム２の形状に沿って円弧状に形成されていたた
め、このドラムカバー７を開動して上側に移動した状態
で、図１，図２に示すように、感光体ドラム１の転写部
より下流側の定着装置９に至る用紙通路にこのドラムカ
バー７が突出してこれが邪魔になってしまうことがあ
る。
【０００６】本発明は上記のことかんがみなされたもの
で、ドラムカバーを上方へ移動してケースの開口部を開
放した状態において、このドラムカバーが転写部より定
着装置に至る用紙通路の邪魔になることがないようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
で、ドラムカバーを上方へ移動してケースの開口部を開
放した状態において、このドラムカバーが転写部より定
着装置に至る用紙通路の邪魔になることがないようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラム２等の
像担持体をケース５の開口部６より露出し、この露出部
にサイドカバー３に支持された転写ローラ４を接離可能
に転接し、上記開口部６に、転写ローラ４の離間時にこ
の開口部６をカバーするドラムカバーを退壁可能に設け
てなる画像形成装置において、ドラムカバー１０を、離
間する軸１１，１２間に可撓性を有するカバーシート１
３を張設した構成となっている。
に、本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラム２等の
像担持体をケース５の開口部６より露出し、この露出部
にサイドカバー３に支持された転写ローラ４を接離可能
に転接し、上記開口部６に、転写ローラ４の離間時にこ
の開口部６をカバーするドラムカバーを退壁可能に設け
てなる画像形成装置において、ドラムカバー１０を、離
間する軸１１，１２間に可撓性を有するカバーシート１
３を張設した構成となっている。
【０００８】
【作 用】ドラムカバー１０のカバーシート１３は可
撓性を有していること、及び両軸１１，１２間に直線状
に張されていることにより、このドラムカバー１０が上
動したときに、これをケース５の外面に沿わせることが
でき、このドラムカバー１０は転写部より定着装置９に
至る用紙通路の邪魔になることがない。
撓性を有していること、及び両軸１１，１２間に直線状
に張されていることにより、このドラムカバー１０が上
動したときに、これをケース５の外面に沿わせることが
でき、このドラムカバー１０は転写部より定着装置９に
至る用紙通路の邪魔になることがない。
【０００９】
【実 施 例】本発明の実施例を図３以下に基づいて説
明する。なお、図１，図２で示した従来例のものと同一
構成部材は同一符号を付して説明を省略する。図中１０
はケース５の開口部６を退壁可能にカバーするドラムカ
バーであり、このドラムカバー１０は図４から図６に示
すようになっていて、ケース５の開口部６の上側縁に枢
支される支軸１１と、この支軸１１に対して開口部６を
またぐ間隔にして平行に設けた枠軸１２とからなる枠体
の両軸１１，１２間に可撓シートからなるカバーシート
１３を直線状に張設した構成となっている。そして上記
支軸１１にはねじりばね１４が設けてあり、これの一端
がケース５側に係止されてドラムカバー１０が下方へ回
動するようにばね付勢されている。また支軸１１の一側
部には歯車１５が固着されている。
明する。なお、図１，図２で示した従来例のものと同一
構成部材は同一符号を付して説明を省略する。図中１０
はケース５の開口部６を退壁可能にカバーするドラムカ
バーであり、このドラムカバー１０は図４から図６に示
すようになっていて、ケース５の開口部６の上側縁に枢
支される支軸１１と、この支軸１１に対して開口部６を
またぐ間隔にして平行に設けた枠軸１２とからなる枠体
の両軸１１，１２間に可撓シートからなるカバーシート
１３を直線状に張設した構成となっている。そして上記
支軸１１にはねじりばね１４が設けてあり、これの一端
がケース５側に係止されてドラムカバー１０が下方へ回
動するようにばね付勢されている。また支軸１１の一側
部には歯車１５が固着されている。
【００１０】ケース５に対して回動可能にしたサイドカ
バー３の上部に、このサイドカバー３を閉じ方向に回動
したときに上記ドラムカバー１０の歯車１５の上側に噛
合するラック歯車１６が設けてある。
バー３の上部に、このサイドカバー３を閉じ方向に回動
したときに上記ドラムカバー１０の歯車１５の上側に噛
合するラック歯車１６が設けてある。
【００１１】上記構成において、図３に示すように、サ
イドカバー３を開動作すると、これに設けたラック歯車
１６がドラムカバー１０の歯車１５から外れてドラムカ
バー１０はフリー状態となるから、このドラムカバー１
０はねじりばね１４の付勢力にて下側へ回動し、ケース
５の開口部６が閉じられる。このとき、ドラムカバー１
０のカバーシート１３は可撓性を有することにより感光
体ドラム２に一部接触してこれに沿ってカバーされる。
イドカバー３を開動作すると、これに設けたラック歯車
１６がドラムカバー１０の歯車１５から外れてドラムカ
バー１０はフリー状態となるから、このドラムカバー１
０はねじりばね１４の付勢力にて下側へ回動し、ケース
５の開口部６が閉じられる。このとき、ドラムカバー１
０のカバーシート１３は可撓性を有することにより感光
体ドラム２に一部接触してこれに沿ってカバーされる。
【００１２】サイドカバー３を閉動することにより、こ
れのラック歯車１６がドラムカバー１０の上側に歯車１
５に噛合してこれを回転し、ドラムカバー１０は上方へ
回動してケース５の開口部６が開放される。このとき、
歯車１５とラック歯車１６の噛合関係はサイドカバー１
０が閉じ切る前に両歯車１５，１６が噛合を開始し、閉
じ切った状態でドラムカバー１０が回動を終了するよう
になっている。
れのラック歯車１６がドラムカバー１０の上側に歯車１
５に噛合してこれを回転し、ドラムカバー１０は上方へ
回動してケース５の開口部６が開放される。このとき、
歯車１５とラック歯車１６の噛合関係はサイドカバー１
０が閉じ切る前に両歯車１５，１６が噛合を開始し、閉
じ切った状態でドラムカバー１０が回動を終了するよう
になっている。
【００１３】ドラムカバー１０のカバーシート１３は可
撓性を有していること、及び両軸１１，１２間に直線状
に張設されていることにより、このドラムカバー１０が
上動したときに、これをケース５の外面に沿わせること
ができ、このドラムカバー１０は転写部より定着装置９
に至る用紙通路の邪魔になることがない。
撓性を有していること、及び両軸１１，１２間に直線状
に張設されていることにより、このドラムカバー１０が
上動したときに、これをケース５の外面に沿わせること
ができ、このドラムカバー１０は転写部より定着装置９
に至る用紙通路の邪魔になることがない。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、ドラムカバー１０を上
方へ移動してケース５の開口部６を開放した状態におい
て、このドラムカバー１０が転写部より定着部に至る用
紙通路の邪魔になることがない。
方へ移動してケース５の開口部６を開放した状態におい
て、このドラムカバー１０が転写部より定着部に至る用
紙通路の邪魔になることがない。
【図１】 従来例を示す構成説明図である。
【図２】 他の従来例を示す構成説明図である。
【図３】 本発明を示す構成説明図である。
【図４】 ドラムカバーを示す正面図である。
【図５】 ドラムカバーを示す側面図である。
【図６】 図４のＡ−Ａ線に沿う断面矢視図である。
１…画像形成装置、２…感光体ドラム、３…サイドカバ
ー、４…転写ローラ、５…ケース、６…開口部、１０…
ドラムカバー、１１，１２…軸、１３…カバーシート、
１４…ねじりばね、１５…歯車、１６…ラック歯車。
ー、４…転写ローラ、５…ケース、６…開口部、１０…
ドラムカバー、１１，１２…軸、１３…カバーシート、
１４…ねじりばね、１５…歯車、１６…ラック歯車。
Claims (1)
- 【請求項１】 感光体ドラム２等の像担持体をケース５
の開口部６より露出し、この露出部にサイドカバー３に
支持された転写ローラ４を接離可能に転接し、上記開口
部６に、転写ローラ４の離間時にこの開口部６をカバー
するドラムカバーを退壁可能に設けてなる画像形成装置
において、ドラムカバー１０を、離間する軸１１，１２
間に可撓性を有するカバーシート１３を張設した構成と
したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022489A JPH06236080A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022489A JPH06236080A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06236080A true JPH06236080A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12084148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022489A Pending JPH06236080A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06236080A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7831173B2 (en) | 2007-03-23 | 2010-11-09 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus and image bearing member cover |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP5022489A patent/JPH06236080A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7831173B2 (en) | 2007-03-23 | 2010-11-09 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus and image bearing member cover |
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