JPH06234825A - コーティング組成物用の水分散性イオン系および非イオン系ポリアミド変性ポリウレタン樹脂 - Google Patents

コーティング組成物用の水分散性イオン系および非イオン系ポリアミド変性ポリウレタン樹脂

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JPH06234825A
JPH06234825A JP5296140A JP29614093A JPH06234825A JP H06234825 A JPH06234825 A JP H06234825A JP 5296140 A JP5296140 A JP 5296140A JP 29614093 A JP29614093 A JP 29614093A JP H06234825 A JPH06234825 A JP H06234825A
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polyurethane resin
monomer
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グレゴリー、ジー、メノブシック
Jeffrey S Depue
ジェフリー、エス、デピュー
Turner Henon
ヘノン、ターナー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車用クリアコートおよびベー
スコート系に使用する、イオン系および非イオン系ポリ
アミド変性ポリウレタン樹脂の提供。 【構成】 本発明のポリアミド変性ポリウレタン樹脂
は、ポリアミドを、ジイソシアネート官能性モノマー、
少なくとも2個の反応性水素を有するプレポリマーおよ
び親水性官能性モノマーと反応させることにより製造さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、ポリウレタン樹脂の分野に関し、より詳しく
はコーティング組成物用のイオン系および非イオン系ポ
リアミド変性ポリウレタン樹脂に関する。
【0002】発明の背景 コーティング組成物におけるポリウレタン樹脂の使用は
良く知られている。これらの樹脂は一般的にジイソシア
ネートをジオールで処理して合成される。その様な樹脂
は米国特許第4,794,147号明細書に記載されて
いる。ポリウレタンはベースコートおよびクリアコート
コーティング組成物の両方に広く使用されている。しか
し、性能特性が改良された樹脂およびコーティングを開
発するために絶えず研究がなされている。性能の一分野
は、硬化したコーティングの耐ストーンチッピング性お
よび耐衝撃性である。
【0003】チッピングおよび衝撃により引き起こされ
る損傷は、自動車用コーティングの分野では特に問題で
ある。耐チッピング性および耐衝撃性が改良された樹脂
およびコーティングの開発は、この分野における重要な
進歩になる。ストーンチッピングおよび他の衝撃により
損傷を受けたコーティングの、経費のかかる補修が大幅
に減少し、コーティグ製品の寿命が長くなる。
【0004】ポリアミド変性ポリウレタン樹脂がコーテ
ィング組成物に効果的であることが分かったが、ポリア
ミド自体は粘性が高く、溶解度が低いので、これは予期
せぬことであった。また、ポリアミドの溶解度が低いた
めに、ポリアミド変性ポリウレタンが優れた水分散性を
有することも驚くべきことである。ポリアミド変性樹脂
を含むコーティングは高度の透明性を示し、高品質のク
リアコートを与える。さらに、これらのコーティングは
高湿度条件に対して良好な耐性を示す。
【0005】そこで、本発明は、自動車用ベースコート
/クリアコート系に使用するポリウレタンコーティング
の分野に関する。特に、本発明は、ポリアミド変性ポリ
ウレタン樹脂およびその樹脂から製造したコーティング
組成物がストーンチッピングならびに直接および逆衝撃
(reverse impact)の両方により引き起こされる損傷に対
して高度の耐性を示すという発見によるものである。こ
れらのコーティング組成物はこの分野で開示されている
組成物よりも優れたコーティング特性を示し、特に自動
車用クリアコートおよびベースコートとして有用であ
る。
【0006】発明の概要 本発明によるイオン系および非イオン系ポリアミド変性
ポリウレタン樹脂は、ポリアミドをジイソシアネート官
能性モノマー、少なくとも2個の反応性水素を有するプ
レポリマー、および親水性官能性モノマーと反応させる
ことにより形成される。
【0007】ポリアミドモノマーは、まず2個の反応性
水素を有する有機化合物、例えば芳香族、脂肪族または
環状脂肪族酸無水物または二酸ハロゲン化物、を、アミ
ン含有化合物、例えばジアミン、アミノアルコール、ア
ミノチオールまたはそれらの混合物、と反応させること
により形成される。得られるポリアミドモノマーは、分
子量が約200〜約2000の低分子量モノマーであ
る。ポリアミドモノマーは、総樹脂組成物重量の約1.
0〜約5.0%を占める。
【0008】続いてポリアミドを少なくとも2個の反応
性水素を有するプレポリマーと反応させる。このプレポ
リマーはポリオールあるいは芳香族または脂肪族ジオー
ルまたはトリオールでよい。プレポリマーは、総樹脂組
成物重量の約5.0〜約25%を占める。
【0009】ポリアミドおよびプレポリマーは、ジイソ
シアネートの存在下で反応し、分子鎖を延長させる。ジ
イソシアネートは、脂肪族ジイソシアネート化合物、例
えばイソホロンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネート、1,4−ブチレンジイソシアネ
ート、メチレンビス(4−シクロヘキシル)イソシアネ
ートおよび2,4トルエンジイソシアネートなど、であ
る。過剰のジイソシアネートを使用し、末端に遊離のイ
ソシアネート基を有する中間体ウレタン樹脂を得る。ポ
リウレタン重合体のNCO含有量は、重合体1グラムあ
たり約0.24〜約0.30 meqのイソシアネートであ
る。
【0010】上記の反応により得られるアミド変性ポリ
ウレタン樹脂は、親水性官能基を有するモノマーと反応
させることにより安定化させ、樹脂の水との混合性を改
良する。陰イオン系樹脂は、イオン化し得る官能基、例
えばカルボキシル基など、を有するモノマーと反応させ
ることにより安定化させる。モノマーは、樹脂の総重量
に対して約3.0〜約5.0重量%の量で存在する。陰
イオン系樹脂の分子量は約25,000〜約50,00
0、好ましくは35,000〜45,000、である。
【0011】非イオン系樹脂は、イオン化し得ない親水
性基を有するモノマーとの反応により安定化させる。こ
れらのモノマーには一官能性および二官能性ポリエーテ
ルおよびポリオキシドが含まれるが、一官能性ポリエー
テルおよびポリオキシドが特に好ましい。これらのモノ
マーは約5〜約30重量%の量で存在する。非イオン系
樹脂の分子量は、約350〜約5,000である。
【0012】イオン系ポリウレタン樹脂は、第一、第二
および第三アミンからなる群から選択されたアミンを加
えることにより、水分散性にする。非イオン系樹脂は、
分散助剤として、カップリング溶剤、例えばn−ブタノ
ールおよびブチルセロソルブなど、および共溶剤、例え
ばカルビトール、ブチルカルビトールおよび酢酸セロソ
ルブなど、を使用する。この工程に続いて、樹脂を脱イ
オン水中に分散させる。
【0013】本発明のアミド変性ポリウレタンは、水性
コーティング用のコーティング組成物に使用され、また
以下はその詳細な説明である。
【0014】発明の詳細な説明 本発明によるポリアミド変性ポリウレタン樹脂およびコ
ーティング組成物は、ストーンチッピングに対する耐性
および直接および逆衝撃の両方に対する耐性を改良する
ために配合する。
【0015】本発明による水分散性ポリアミド変性ポリ
ウレタン樹脂は、a)i)芳香族、脂肪族、および脂環族
無水物および二酸ハロゲン化物からなる群から選択され
た、2個の反応性水素を有する有機化合物を、ii) ジア
ミン、アミノアルコール、アミノチオールおよびそれら
の混合物からなる群から選択されたアミン含有化合物と
反応させることにより得られるポリアミドモノマー、
b)ポリオール、および芳香族および脂肪族ジオールお
よびトリオールを包含する、少なくとも2個の反応性水
素を有するプレポリマー、c)ジイソシアネート官能性
モノマー、およびd)親水性官能基を有するモノマー、
の反応生成物である。
【0016】ポリアミドモノマーは、(i) 2個の反応性
水素を有する化合物および(ii)アミン含有化合物の反応
生成物である。化合物(i) は好ましくは、脂環族無水
物、例えば1,2−シクロヘキサンジカルボン酸無水
物、無水フタル酸または無水コハク酸など、または二酸
ハロゲン化物、例えば塩化テレフタロイル、塩化スクシ
ニルまたは塩化アジポイルなど、である。アミン含有化
合物は、好ましくは(イ)アミノアルコール、例えばエ
タノールアミン、プロパノールアミンまたは2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールなど、(ロ)アミノチ
オール、例えば2−アミノエタンチオールなど、または
(ハ)ジアミン、例えば1,4−ジアミノシクロヘキサ
ン、1,6−ヘキサンジアミンまたはエチレンジアミン
など、である。
【0017】分子量が200〜2000の低分子量ポリ
アミドは下記の様に合成する。上記の様な環状無水物1
モルを、好適な低沸点芳香族溶剤、例えばトルエン、キ
シレンまたはベンゼンなど、に溶解させる。次いでこの
無水物を上記の様なアミノアルコール2モル当量と反応
させる。反応の発熱により室温から80℃に温度が上が
る。次いで混合物を約100℃〜約140℃に加熱し、
放出される水を集め、計量する。計算量の水が採集さ
れ、除去されたら、反応混合物を冷却し、末端にジオー
ルを有するポリアミド生成物を集める。得られたポリア
ミドモノマーは、一般的に分子量が約200〜約300
である。
【0018】末端にジチオールを有するポリアミドおよ
び末端にジアミンを有するポリアミドは、同じ方法によ
り、アミノアルコールの代わりにアミノチオールまたは
ジアミンをそれぞれ使用して製造する。
【0019】分子量が300〜2,000のより高分子
量のポリアミドは、低分子量ポリアミド用の方法と同様
の方法により、ただし、好適な溶剤中でジアミンを、1
モルではなく2モルの環状無水物で、必要であれば10
0℃〜130℃に加熱して、ジカルボン酸末端を有する
アミドと一致する酸価が得られるまで処理することによ
り製造される。次いでこの中間体を2モル当量のアミノ
アルコールで処理し、120℃〜140℃に加熱する。
計算量の水が採集され、除去されたら、反応混合物を室
温に冷却し、ジオール末端を有するポリアミドを得る。
【0020】ジアミン末端を有するポリアミドは、アミ
ノアルコールの代わりに2モル当量のジアミンで処理す
ることにより得られる。ジチオール末端を有するポリア
ミドは、アミノアルコールをチオールアミンに置き換え
ることにより得られる。
【0021】ジオールまたはアミン末端を有するポリア
ミドを製造するための別の方法では、二酸塩化物および
ジアミンまたはアミノアルコールを使用する。二酸塩化
物は好適な溶剤、例えば塩化メチレン、クロロホルムま
たは1,2−ジクロロエタンなど、に溶解させ、次いで
2モル当量のアミノアルコール、および反応中に生じた
塩酸を中和する2モル当量の第三アミン塩基で処理す
る。得られた混合物を反応させることにより、ジオール
またはアミン末端を有するポリアミドが得られる。次い
で粗製反応混合物を化学量論的な量の炭酸水素ナトリウ
ムで滴定する。得られる重合体の分子量は200〜40
0である。
【0022】分子量が400〜2000である、より高
分子量の、ジオールまたはアミン末端を有するポリアミ
ドは、最初にジアミンを、2モル当量の第三アミン塩基
の存在下で、2モル当量の二酸塩化物で処理することに
より製造される。二酸塩化物末端を有するポリアミドの
中間体が形成される。次いで、この中間体を、2モル当
量の第三アミンの存在下で、2モル当量のアミノアルコ
ールまたはジアミンで処理する。反応混合物を上記の様
に炭酸水素ナトリウムで処理して濾過する。
【0023】本発明のポリアミド変性ポリウレタンを製
造するには、上記の様にして製造したポリアミドモノマ
ー(a)を、過剰のジイソシアネート官能性モノマー
(c)の存在下で、プレポリマー(b)と混合する。プ
レポリマー(b)は、イソシアネート基と反応してポリ
ウレタン骨格を構築する水酸基含有化合物を含むので、
分子鎖延長剤として作用する。プレポリマー化合物に
は、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボネート、
ポリアミドおよびポリオール、例えばトリメチロールプ
ロパンなど、および芳香族および脂肪族ジオール、例え
ば1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメチロ
ール、1,4−ブタンジオール、ヘキサントリオール、
ペンタエリスリトールおよびそれらの混合物など、が包
含される。
【0024】プレポリマー、例えばポリエステルおよび
ポリオールなどは、少なくとも2個のカルボン酸官能性
を有する化合物を少なくとも2個のアルコール官能性と
反応させることにより形成される。ポリエステルのカル
ボン酸成分は、とりわけ長鎖ジカルボン酸、短鎖ジカル
ボン酸、それらの混合物または酸無水物、ラクトン、お
よびカルボン酸同等物、例えばポリカーボネートなど、
を含むことができる。長鎖モノカルボン酸も使用できる
が、これらの化合物は一般的にポリエステル樹脂の連鎖
を停止させるために使用する。
【0025】短鎖カルボン酸成分は、使用する場合、モ
ノ−、ジ−、または官能性がより高いカルボン酸、また
は18個以下の炭素原子からなる炭素鎖を有するカルボ
ン酸の混合物を含むことができる。モノカルボン酸は、
ポリエステル連鎖を停止させる機能を有し、その目的に
使用される。短鎖カルボン酸成分はジカルボン酸である
のが好ましい。その様な好ましいジカルボン酸化合物に
は、例えばアジピン酸、アゼライン酸、および他の脂肪
族ジカルボン酸が含まれる。芳香族ジカルボン酸も好ま
しい。特に好ましいのはイソフタル酸である。アルキレ
ンおよびアラルキレンカルボン酸も使用できる。
【0026】ポリエステルポリオールは、上記のカルボ
ン酸成分の1種以上および過剰のポリオール成分から合
成される。ポリエステル樹脂が好ましくは末端の水酸基
を含む様に、過剰のポリオールを使用する。ポリオール
化合物は好ましくは平均で少なくとも2個のヒドロキシ
官能基を有する。ポリエステルポリオールは、1個以上
のポリオール、好ましくはジオール、を含む。ポリオー
ル成分の25重量%までは、分子1個あたり3個または
それより多いの水酸基を有するポリオールでよい。3個
またはそれより多いの水酸基を有するポリオールを選択
すると、枝分れしたポリエステルが得られる。
【0027】分枝鎖ポリエステルが形成される傾向があ
るので、トリオールまたはより高級な多官能性アルコー
ルが存在するのは常に好ましいとはいえないが、特にポ
リエステルを分枝鎖ポリウレタン中に配合する場合に
は、ある程度の枝分れが望ましい場合がある。特に多量
の高官能性アルコールを使用する場合、ポリオール成分
中に少量のモノアルコールがあってもよい。これらのア
ルコールは連鎖停止剤として役立つ。
【0028】ポリエステルプレポリマーの製造に通常使
用されるジオールには、(イ)アルキレングリコール、
例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール、および
1,6−ヘキサンジオールなど、および(ロ)他のグリ
コール、例えば水素化ビスフェノールA、シクロヘキサ
ンジメタノール、カプロラクトンジオール(すなわちカ
プロラクトンとエチレングリコールの反応生成物)、ヒ
ドロキシル化ビスフェノールなど、がある。しかし、他
の様々な種類のジオール、および上記の官能性のより高
いポリオールも使用できる。その様な官能性のより高い
アルコールには、例えばトリメチロールプロパン、トリ
メチロールエタン、ペンタエリスリトール、等、ならび
に高分子量ポリオール、が含まれる。
【0029】本発明で好ましい低分子量ジオールは、ヒ
ドロキシル価が200以上であり、通常は約1500〜
2000の範囲内にある。その様な物質には脂肪族ジオ
ール、特に2〜18個の炭素原子を有するアルキレンポ
リオール、がある。その例としては、脂環族ジオール、
例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,2−シクロヘキサンジオールおよびシクロヘキサン
ジメタノールなど、がある。特に好ましいジオールは
1,6−ヘキサンジオールである。
【0030】ポリエステルプレポリマーは、例1〜3に
記載する様にして製造する。しかし、任意の適当な製造
方法が使用できる。一般的に、反応は約200℃〜23
0℃、好ましくは210℃〜220℃、の温度で行う。
反応時間は約15時間〜約30時間である。反応時間は
好ましくは18時間〜25時間である。ポリエステルプ
レポリマーは、固体含有量が70〜90%、好ましくは
75〜85%、である。
【0031】ポリカーボネートプレポリマーは、炭酸ジ
エチルおよび過剰のポリオール成分から製造する。過剰
のポリオールを使用して、ポリカーボネートが末端水酸
基を有する様にする。炭酸ジエチルは、20〜40重量
%の量で存在する。ポリオール成分は、ポリエステルプ
レポリマーに関して上に記載したとおりである。ポリオ
ールまたはそれらの混合物は、約50〜80重量%の量
で存在する。触媒、例えば有機チタン酸塩など、も使用
される。好ましい触媒はデュポンからTYZORの商品
名で市販されているチタン酸テトライソプロピルであ
る。
【0032】ポリカーボネートポリオールは、例4およ
び5に記載する様にして製造する。しかし、任意の適当
な製造方法が使用できる。一般的に、反応は約120℃
〜140℃、好ましくは120℃〜130℃、の温度で
行う。反応時間は約1時間〜約2時間である。好ましく
は反応時間は1時間〜1.5時間である。得られるポリ
カーボネートは、分子量が1100〜1900で、融点
が35〜70℃である。
【0033】特定のプレポリマーの配合は、詳細な説明
に続く例に記載する。
【0034】末端に遊離のイソシアネート基を有する中
間体ポリウレタン樹脂を製造するために、過剰のジイソ
シアネート官能性モノマーを配合する。ジイソシアネー
ト官能性モノマーは、脂肪族ジイソシアネート、例えば
イソホロンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネート、1,4−ブチレンジイソシアネー
ト、メチレンビス4−シクロヘキシルイソシアネート、
2,4−トルエンジイソシアネート、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4'
−ジイソシアネート、およびシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネートおよびそれらの混合物など、である。
【0035】ポリアミドモノマー(a)は、樹脂の総重
量に対して3〜20重量%、好ましくは5〜10重量
%、の量で使用される。プレポリマー(b)は、樹脂の
総重量に対して30〜70重量%、好ましくは45〜6
0重量%、の量で存在する。ジイソシアネート官能性モ
ノマー(c)は、樹脂の総重量に対して15〜30重量
%、好ましくは18〜23重量%、の量で使用される。
【0036】ポリアミド変性ポリウレタン重合体は、下
記の反応により製造される。ポリアミドモノマーをプレ
ポリマー、ジイソシアネート、および低分子量ケトン溶
剤、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、メチルアミルケトンおよびメチルプロピルケトンな
ど、と混合する。樹脂は、不揮発成分の含有量が約65
%〜約90%、好ましくは75%〜90%、である。反
応は約90℃〜160℃、好ましくは105℃〜120
℃、で行う。反応時間は約2時間〜約6時間である。好
ましくは、反応時間は1.5時間〜4時間である。
【0037】ポリウレタン重合体のNCO含有量は、重
合体1グラムあたり約0.18〜約0.30 meq、好ま
しくは0.22〜0.28 meq、のイソシアネートであ
る。
【0038】上記の反応により得られるアミド変性ポリ
ウレタン樹脂は、親水性官能基を有するモノマーと反応
させて安定化することにより、樹脂と水との混合性を改
良する。陰イオン系樹脂は、イオン化し得る官能基、例
えばカルボキシル基など、を有するモノマーと反応させ
ることにより安定化させる。モノマーは、樹脂の総重量
に対して約5〜約25重量%、好ましくは約8〜約20
重量%、の量で存在する。望ましい水との混合程度は、
酸価が約15〜55、好ましくは約18〜30、である
重合体樹脂により達成される。
【0039】非イオン系樹脂は、イオン化し得ない親水
性基を有するモノマーとの反応により安定化させる。こ
れらのモノマーには一官能性および二官能性ポリエーテ
ルおよびポリオキシドが含まれるが、ポリエーテルが特
に好ましい。一官能性ポリエーテルは、好ましくはエチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、およびそれらの混
合物のモノアルコールで開始する重合により製造する。
好適なポリエーテルおよびポリオキシドの例としては、
ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポ
リプロピレンオキシド、ポリオキシメチレン、ポリアジ
リジンおよびポリエチレンイミンがある。これらのモノ
マーは分子量が1200〜3000であり、最終的なポ
リウレタン樹脂の総重量に対して約5〜約30重量%、
好ましくは約8〜約20重量%、の量で存在する。
【0040】ポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物中
に残留する未反応イソシアネートは、三官能性モノマー
でキャッピングし、樹脂の分子量およびヒドロキシル密
度を増加させることができる。この目的に好適なモノマ
ーは、アミノ基は存在するイソシアネート基と優先的に
反応するので、アミノアルコール、例えばエタノールア
ミンおよびジエタノールアミンなど、を含む。多官能性
アルコール、例えばトリメチロールプロパンやエチレン
グリコールなど、も、この目的に使用できる。ヒドロキ
シル密度の増加は、フィルム形成工程の際にメラミンま
たはイソシアネート架橋剤との架橋に使用される。OH
/NCOのキャッピング比は、限られた枝分れが起こ
り、架橋に最適な量のヒドロキシル密度が存在する様
に、一般的に3:1であるが、OH/NCOの比は2:
1まで低くてもよい。
【0041】イオン系ポリウレタン樹脂は、第一、第二
および第三アミンからなる群から選択されたアミンを添
加することにより、水分散性を向上させる。
【0042】非イオン系樹脂は、分散助剤としてカップ
リング溶剤を使用し、水分散性を強化する。その様な溶
剤には、n−ブタノール、ブチルセロソルブ、カルビト
ール、ブチルカルビトールおよび酢酸セロソルブが含ま
れる。この工程に続いて、樹脂を脱イオン水中に分散さ
せる。
【0043】ポリアミド変性ポリウレタン樹脂は、好適
な架橋剤と混合することにより、ベースコートまたはク
リアコート組成物を製造する。架橋剤には、単量体また
は重合体のアミノプラスト樹脂またはポリイソシアネー
トがある。
【0044】アミノプラスト樹脂はメラミン、尿素およ
び類似の化合物のアルデヒド縮合生成物である。これに
は、ホルムアルデヒドとメラミン、尿素、またはベンゾ
グアナミンの反応生成物が最も好ましい。しかし、他の
アミンおよびアミドの縮合生成物、例えばトリアジン、
ジアジン、トリアゾール、グアニジン、グアナミン、お
よびその様な化合物のアルキルおよびアリール置換誘導
体、例えばアルキルおよびアリール置換尿素およびアル
キルおよびアリール置換メラミンのアルデヒド縮合物も
使用できる。その様な化合物の例としては、N,N' −
ジメチル尿素、ベンゾ尿素、ジシアンジアミド、ホルモ
グアナミン、アセトグアナミン、アメリン、2−クロロ
−4,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン、6−メ
チル−2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン、
3,5−ジアミノ−トリアゾール、トリアミノピリミジ
ン、2−メルカプト−4,6−ジアミノピリミジンおよ
び2,4,6−トリエチルトリアミノ−1,3,5−ト
リアジンがある。あるいは、ポリイソシアネート架橋剤
を使用することができる。
【0045】コーティング組成物の他の成分には、顔
料、1種以上のレオロジー調整剤、水および必要であれ
ば少量の有機溶剤が含まれる。各種の充填材、界面活性
剤、可塑剤、湿潤剤、消泡剤、接着促進剤、触媒、調整
剤、増粘剤、酸化防止剤、平滑剤、およびそれらの混合
物の様な他の添加剤を含むこともできる。
【0046】本発明によるベースコート組成物には練肉
(grind) 樹脂も使用できる。練肉樹脂は、化学的性質に
おいて基本または主要樹脂と同じであっても、異なって
いてもよい、多くのポリウレタン樹脂を含むことができ
る。練肉樹脂は、コーティング組成物中の総固体分の約
2〜約25重量%を占めることができ、好ましくはベー
スコート組成物の約5〜40重量%を構成する。
【0047】ベースコート組成物には顔料を配合し、望
ましい美観的特性を与えることができる。これは、顔料
を上記の練肉樹脂、および所望によりさらにアミノプラ
スト樹脂と混合し、顔料ペーストを形成することにより
行う。
【0048】最終的な顔料ペーストは、約3〜約65重
量%の顔料および約5〜約65重量%の粉砕樹脂、およ
び所望により50重量%までの架橋剤を含む。
【0049】この分野で公知のどのような標準的顔料で
も、樹脂の望ましい特性に影響せずに配合できれば、本
発明の樹脂と共に使用できる。染料または顔料の例とし
ては、無機または有機のもの、例えばグラファイト、カ
ーボンブラック、クロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウ
ム、クロム酸バリウム、クロム酸鉛、シアン化鉛、二酸
化チタン、酸化亜鉛、硫化カドミウム、酸化鉄、アルミ
ニウムフレーク、硫化亜鉛、フタロシアニン錯体、ナフ
トールレッド、キナクリドンおよびハロゲン化チオイン
ジゴ顔料がある。
【0050】アルミニウムフレークやシルバーの様なメ
タリックフレーク顔料は、単独で、または非メタリック
顔料との混合物で使用できる。
【0051】ベースコートまたはクリアコートの樹脂分
散液は、ブチルセロソルブ、キシレン、酢酸n−ブチ
ル、ブチルアルコール、カルビトール、および酢酸n−
プロピルの様な有機溶剤に分散させる。
【0052】本発明のベースコート組成物は、金属、プ
ラスチック、セラミック、木、紙、等の基材に1回また
はそれ以上塗布する。コーティングはスプレーによっ
て、あるいは静電気的に塗着させることによって基材上
に設けることができる。
【0053】塗装後、溶剤の一部を除去するには十分で
あるが、塗布したコーティングの硬化に十分な温度より
は低い温度、一般的に室温〜約145°F(63℃)の
温度で短時間乾燥させるとよい。最初のベースコートを
塗布した後、必要であれば、または所望により、フラッ
シュ乾燥させて、または乾燥させずに、その最初のベー
スコート層の上に、2回目のベースコートおよびそれに
続くベースコート層を塗布することができる。次いで、
最後のベースコート層の上に、クリアな透明トップコー
ト層を1回またはそれ以上塗布する。原則的に、公知の
どの様な無着色または着色透明のコーティングでもトッ
プコート材料として使用するのに適している。
【0054】ベースコートの上にクリアコートを塗布し
た後、多層コーティングを焼き付けて架橋させ、重合体
材料を硬化させ、少量の残留水および(または)溶剤を
コーティング層から除去する。この焼き付け工程では一
般的に塗布した基材を約150°F(66℃)〜300
°F(149℃)の温度で約10〜約60分間加熱す
る。焼き付け工程により多層コーティングが硬化し、硬
質で耐性のあるフィルムが得られる。
【0055】以下に、いくつかの例によって本発明をさ
らに説明する。これらの例は、本発明を説明するためで
あって、本発明の範囲を制限するものではない。例中の
部数および百分率は、他に指示がない限り、すべて重量
で表示する。
【0056】
【実施例】例1 線状ポリエステルジオール中間体 下記のモノマーを計量し、3つ口丸底フラスコに入れ
た。反応器は、湿分トラップを備えた充填カラムを通る
様に設定した。トラップには最初にキシレンを満たし
た。 原料 重量% ダイマー脂肪酸 53.73 イソフタル酸 15.45 1,6ヘキサンジオール 28.64 キシレン 2.18 合計 100.00
【0057】混合物を窒素雰囲気下に置き、反応温度を
徐々に215℃に上昇させた。酸価が4.00〜3.5
に達するまで反応をこの温度に維持した(18〜25時
間)。温度が215℃に達した後、キシレンを反応器に
戻すのを止めた。反応混合物の酸価が4.00〜3.5
0に達した時、反応混合物を150℃に冷却した。温度
が150℃に達した時、徐々に真空を印加して残留キシ
レンを除去した。26〜28インチの真空に達するまで
真空度をあげた。すべての溶剤が除去されるまでこの真
空度を維持した。次いで、真空を止め、反応混合物を1
20℃に冷却した。温度が120℃に達した時、固体を
82%メチルプロピルケトンで調節した。
【0058】例2 ダイマー脂肪酸を含むポリエステル中間体 下記のモノマーを計量し、3つ口丸底フラスコに入れ
た。反応器は、湿分トラップを備えた充填カラムを通る
様に設定した。トラップには最初にトルエンを満たし
た。 原料 重量% ダイマー体脂肪酸 30.294 アジピン酸 30.294 1,6ヘキサンジオール 37.203 トルエン 2.208 合計 100.00
【0059】混合物を窒素雰囲気下に置き、反応温度を
徐々に215℃に上昇させた。酸価が4.00〜3.5
に達するまで反応をこの温度に維持した。
【0060】この反応時間は18〜25時間であった。
温度が215℃に達した後、トルエンを反応器に戻すの
を止めた。反応混合物の酸価が4.00〜3.50に達
した時、反応混合物を150℃に冷却した。温度が15
0℃に達した時、徐々に真空を印加して残留トルエンを
除去した。26〜28インチの真空に達するまで真空度
をあげた。すべての溶剤が除去されるまでこの真空度を
維持した。次いで、真空を止め、反応混合物を120℃
に冷却した。温度が120℃に達した時、固体を82%
メチルプロピルケトンで調節した。
【0061】例3 非ダイマー脂肪酸ポリエステル 下記のモノマーを計量し、3つ口丸底フラスコに入れ
た。反応器は、湿分トラップを備えた充填カラムを通る
様に設定した。トラップには最初にキシレンを満たし
た。 原料 重量% ヘプタンジ酸 27.426 アジピン酸 25.365 1,6ヘキサンジオール 45.033 トルエン 2.160 合計 100.00
【0062】混合物を窒素雰囲気下に置き、反応温度を
徐々に215℃に上昇させた。酸価が4.00〜3.5
に達するまで反応をこの温度に18〜25時間維持し
た。温度が215℃に達した後、トルエンを反応器に戻
すのを止めた。反応混合物の酸価が4.00〜3.50
に達した時、反応混合物を150℃に冷却した。温度が
150℃に達した時、徐々に真空を印加して残留キシレ
ンを除去した。26〜28インチの真空に達するまで真
空度をあげた。すべての溶剤が除去されるまでこの真空
度を維持した。次いで、真空を止め、反応混合物を12
0℃に冷却した。温度が120℃に達した時、固体を8
2%メチルプロピルケトンで調節した。
【0063】例4 1,6ヘキサンジオールとネオペンチルグリコールのポ
リカーボネートジオール 下記のモノマーを計量し、3つ口丸底フラスコに入れ
た。 1,6ヘキサンジオール 2.57モル ネオペンチルグリコール 2.25モル 炭酸ジエチル 4.72モル
【0064】上記の原料を合体させるに当り、まずジオ
ールとグリコールの混合物を形成し、次いで炭酸ジエチ
ルを加えた。反応を促進するために、この混合物に触媒
(すなわちルイス酸)を加えた。ルイス酸としては、有
機チタン酸塩、例えばチタン酸テトライソプロピル(デ
ュポンから市販のTYZOR)、を使用した。使用した
ジオールおよび炭酸エステルの総重量に対して重量で約
600 ppmの量の触媒を使用した。反応混合物が2相系
にならないで、均質になる様に、2種類のジオールを溶
解させるために少量のキシレンを使用した。
【0065】反応混合物を窒素雰囲気中で、温度が13
0℃に達するまで徐々に加熱した。この時点でエチルア
ルコールおよびキシレンを反応混合物から蒸留分離し
た。反応が完了した後(エチルアルコールが留出しなく
なることから分かる)、反応混合物を真空ストリッピン
グに付して痕跡量のエチルアルコールを除去した。
【0066】得られたポリカーボネートジオールは、ワ
ックス状の固体で、分子量1100〜1900、融点3
6〜48℃であった。
【0067】例5 水素化ビスフェノールAと1,6ヘキサンジオールのポ
リカーボネートジオール 下記の原料を計量し、3つ口丸底フラスコに入れた。 水素化ビスフェノールA 2.083モル 1,6ヘキサンジオール 2.083モル 炭酸ジエチル 3.90モル
【0068】まずジオールの混合物を形成し、次いでこ
の混合物を炭酸ジエチルと混合した。反応を促進するた
めに、有機チタン酸塩、すなわちデュポンのチタン酸テ
トライソプロピル、を使用した。使用したジオールおよ
び炭酸エステルの総重量に対して重量で約600 ppmの
量の触媒を使用した。反応混合物が2相系にならないで
均質になる様に、2種類のジオールを溶解させるために
少量のキシレンを使用した。
【0069】反応混合物を窒素雰囲気中で、温度が13
0℃に達するまで徐々に加熱した。この時点でエチルア
ルコールおよびキシレンを反応混合物から留去した。反
応混合物が130℃に達した後、完了までの時間は60
〜90分間である。反応が完了した後(すなわちエチル
アルコールの留出の徴候がない)、減圧ストリッピング
蒸留により痕跡量のエチルアルコールを除去した。
【0070】得られたポリカーボネートジオールは、ワ
ックス状の固体で、分子量1200〜1800、融点4
8〜67℃であった。
【0071】例6 非イオン系アミド変性ポリカーボネートポリエステルポ
リウレタン 下記の原料を、以下に記載する様に反応させ、非イオン
系アミド変性ポリカーボネートポリエステルポリウレタ
ン樹脂を製造した。 原料 重量% 1.ポリエステルジオール 22.35 2.アミドジオール 1.33 3.ポリカーボネートジオール 3.52 4.ポリエチレンオキシドa 5.86 5.トリメチロールプロパン 0.53 6.イソホロンジイソシアネート 7.32 7.メチルプロピルケトン 1.01 8.ネオペンチルグリコール 0.46 9.トリメチロールプロパン 0.35 10.ブチルセロソルブ 10.63 11.脱イオン水 41.64 合計 100.00
【0072】最初の7種類の原料を指定の量で3つ口フ
ラスコに入れ、窒素雰囲気下で、109℃に加熱した。
この反応混合物をこの温度に3時間保持した。3時間
後、最初の滴定を行った。
【0073】滴定により、樹脂1グラムあたり0.24
meqのイソシアネートが残っていることが確認された
時、その残留イソシアネートをキャッピングした。キャ
ッピングのために、ネオペンチルグリコールおよびトリ
メチロールプロパンを指定の量で反応混合物に加え、1
09℃に2時間加熱した。滴定によりイソシアネートが
残留していないことが確認された後、反応混合物を92
℃に冷却し、ブチルセロソルブを入れた。反応混合物が
56℃になるまで冷却を続けた。次いで、得られたポリ
ウレタン樹脂に脱イオン水を加えた。a Carbowa
x、ユニオンカーバイドから市販の、分子量2000の
ポリエチレンオキシド
【0074】例7 非イオン系アミド変性ポリウレタン 下記の原料を、以下に記載する様に反応させ、非イオン
系アミド変性ポリウレタン樹脂を製造した。 原料 重量% 1.ポリエステルジオール 30.87 2.ポリエチレンオキシドa 5.86 3.アミドジオール 1.33 4.トリメチロールプロパン 0.53 5.イソホロンジイソシアネート 6.88 6.メチルプロピルケトン 1.01 7.ネオペンチルグリコール 0.46 8.トリメチロールプロパン 0.35 9.ブチルセロソルブ 10.63 10.脱イオン水 42.08 合計 100.00
【0075】最初の6種類の原料を指定の量で3つ口フ
ラスコに入れ、窒素雰囲気下で、109℃に加熱した。
この反応混合物をこの温度に3時間保持した。3時間
後、最初の滴定を行った。
【0076】滴定により、樹脂1グラムあたり0.24
meqのイソシアネートが残っていることが確認された
時、その残留イソシアネートをキャッピングした。キャ
ッピングのために、ネオペンチルグリコールおよびトリ
メチロールプロパンを指定の量で反応混合物に加え、1
09℃に2時間加熱した。
【0077】滴定によりイソシアネートが残留していな
いことが確認された後、反応混合物を92℃に冷却し、
ブチルセロソルブを入れた。反応混合物が56℃になる
まで冷却を続けた。次いで、得られたポリウレタン樹脂
に脱イオン水を加えた。a Carbowax、ユニオン
カーバイドから市販の、分子量2000のポリエチレン
オキシド
【0078】例8 陰イオン系アミド変性ポリウレタン樹脂 原料 重量% 1.ポリエステルジオール 15.75 2.アミドジオール 4.60 3.ジメチロールプロピオン酸 1.09 4.ネオペンチルグリコール 0.36 5.イソホロンジイソシアネート 6.95 6.メチルエチルケトン 2.45 7.トリメチロールプロパン 1.10 8.n−ブタノール 1.92 9.ジメチルエタノールアミン 0.72 10.n−ブタノール 0.30 11.脱イオン水 64.80 合計 100.00
【0079】最初の6種類の原料を指定の量で3つ口フ
ラスコに入れ、窒素雰囲気下、109℃に加熱した。こ
の反応混合物をこの温度に3時間保持した。3時間後、
最初の滴定を行った。
【0080】滴定により、樹脂1グラムあたり0.24
meqのイソシアネートが残っていることが確認された
時、その残留イソシアネートをキャッピングした。キャ
ッピングのために、トリメチロールプロパンを指定の量
で反応混合物に加え、109℃に2時間加熱した。滴定
によりイソシアネートが残留していないことが確認され
た後、反応混合物を92℃に冷却し、n−ブタノールお
よびジメチルエタノールアミンを入れた。反応混合物が
56℃になるまで冷却を続けた。次いで、得られたポリ
ウレタン樹脂に脱イオン水を加えた。
【0081】例9 陰イオン系アミド変性ポリエステルポリカーボネートポ
リウレタン樹脂 原料 重量% 1.ポリエステルジオール 14.28 2.アミドジオール 2.60 3.ポリカーボネートジオール 2.60 4.ジメチロールプロピオン酸 1.09 5.ネオペンチルグリコール 0.36 6.イソホロンジイソシアネート 6.95 7.メチルエチルケトン 2.45 8.n−ブタノール 1.19 9.ジメチルエタノールアミン 0.72 10.n−ブタノール 1.76 11.脱イオン水 64.79 合計 100.00
【0082】最初の7種類の原料を指定の量で3つ口フ
ラスコに入れ、窒素雰囲気下で、109℃に加熱した。
この反応混合物をこの温度に3時間保持した。3時間
後、最初の滴定を行った。
【0083】滴定により、樹脂1グラムあたり0.24
meqのイソシアネートが残っていることが確認された
時、その残留イソシアネートをキャッピングした。キャ
ッピングのために、トリメチロールプロパンを指定の量
で反応混合物に加え、109℃に2時間加熱した。滴定
によりイソシアネートが残留していないことが確認され
た後、反応混合物を92℃に冷却し、n−ブタノールお
よびジメチルエタノールアミンを入れた。反応混合物が
56℃になるまで冷却を続けた。次いで、得られたポリ
ウレタン樹脂に脱イオン水を加えた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘノン、ターナー アメリカ合衆国ミシガン州、デトロイト、 イー、ラーネッド、1355

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)i)芳香族、脂肪族、および脂環族無水
    物および二酸ハロゲン化物からなる群から選択された、
    2個の反応性水素を有する化合物を、 ii) ジアミン、アミノアルコール、アミノチオールおよ
    びそれらの混合物からなる群から選択されたアミン含有
    化合物と反応させることにより得られるポリアミドモノ
    マー、 b)少なくとも2個の反応性水素を有するプレポリマ
    ー、 c)ジイソシアネート官能性モノマー、および d)親水性官能基を有するモノマーの反応生成物を含ん
    でなることを特徴とする、水分散性ポリアミド変性ポリ
    ウレタン樹脂。
  2. 【請求項2】ポリアミドモノマーが、環状無水物および
    二酸塩化物からなる群から選択された化合物(i) を化合
    物(ii)と反応させることにより得られ、その場合に化合
    物(i) および(ii)がそれぞれ1:1〜1:2のモル比で
    存在し、またポリアミドの分子量が約200〜約200
    0である、請求項1に記載のポリアミド変性ポリウレタ
    ン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】ポリアミドモノマーの形成に使用されるア
    ミン含有化合物が、エタノールアミン、プロパノールア
    ミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2
    −アミノエタンチオール、1,4−ジアミノシクロヘキ
    サンおよびエチレンジアミンからなる群から選択され
    る、請求項1または2に記載のポリアミド変性ポリウレ
    タン樹脂組成物。
  4. 【請求項4】プレポリマー(b)が、ポリオール、およ
    び芳香族および脂肪族のジオールおよびトリオールから
    なる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  5. 【請求項5】プレポリマー(b)が、ポリエステルポリ
    オール、ポリカーボネートポリオール、トリメチロール
    プロパン、ヘキサントリオールおよびペンタエリスリト
    ールおよびそれらの混合物からなる群から選択される、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリアミド変性ポ
    リウレタン樹脂組成物。
  6. 【請求項6】ポリアミドモノマー(a) 対 プレポリ
    マー(b)のモル比が、それぞれ10:90である、請
    求項1〜5のいずれか1項に記載のポリアミド変性ポリ
    ウレタン樹脂組成物。
  7. 【請求項7】イソシアネート官能性モノマーが、脂肪族
    ジイソシアネート化合物である、請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成
    物。
  8. 【請求項8】イソシアネート官能性モノマーが、イソホ
    ロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
    ト、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ジフェ
    ニルメタン−4,4' −ジイソシアネート、トルエンジ
    イソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネ
    ート、およびシクロヘキシルメタンジイソシアネートか
    らなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項
    に記載のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  9. 【請求項9】親水性官能基がカルボキシル基である、請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】親水性官能基が、一官能性および二官能
    性のポリエーテルおよびポリオキシドである、請求項1
    〜9のいずれか1項に記載のポリアミド変性ポリウレタ
    ン樹脂組成物。
  11. 【請求項11】親水性官能基が、ポリエチレンオキシ
    ド、ポリプロピレンオキシドおよびポリビニルメチルエ
    ーテルからなる群から選択される、請求項1〜10のい
    ずれか1項に記載のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組
    成物。
  12. 【請求項12】樹脂中に残留する未反応イソシアネート
    官能基をキャッピングするために、三官能性モノマーお
    よびアミノアルコールからなる群から選択された化合物
    をさらに含んでなる、請求項1〜11のいずれか1項に
    記載のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  13. 【請求項13】残留イソシアネートをキャッピングする
    ための化合物が、エタノールアミン、ジエタノールアミ
    ン、トリメチロールプロパンおよびエチレングリコール
    からなる群から選択される、請求項12に記載のポリア
    ミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  14. 【請求項14】樹脂の酸を塩にするために、第一、第二
    および第三アミンからなる群から選択されたアミンをさ
    らに含んでなる、請求項1〜13のいずれか1項に記載
    のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  15. 【請求項15】共溶剤をさらに含んでなる、請求項1〜
    14のいずれか1項に記載のポリアミド変性ポリウレタ
    ン樹脂組成物。
  16. 【請求項16】a)ポリアミドモノマーが5〜15重量
    %の量で存在し、 b)プレポリマーが50〜70重量%の量で存在し、 c)ジイソシアネート官能性モノマーが15〜25重量
    %の量で存在し、 d)親水性官能基を有するモノマーが10〜15重量%
    の量で存在する、請求項1〜15のいずれか1項に記載
    のポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物。
  17. 【請求項17】請求項1〜16のいずれか1項に記載の
    ポリアミド変性ポリウレタン樹脂組成物、架橋剤および
    顔料を含んでなることを特徴とする水性コーティング組
    成物。
  18. 【請求項18】請求項17に記載のコーティングの少な
    くとも1層を有する基材からなり、耐ストーンチッピン
    グ性が改良され、耐衝撃性が改良されていることを特徴
    とする、コーティングされた物品。
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