JPH0623424U - 組立式植栽枠 - Google Patents

組立式植栽枠

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JPH0623424U
JPH0623424U JP058430U JP5843092U JPH0623424U JP H0623424 U JPH0623424 U JP H0623424U JP 058430 U JP058430 U JP 058430U JP 5843092 U JP5843092 U JP 5843092U JP H0623424 U JPH0623424 U JP H0623424U
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Japan
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frp
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plate
corner
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直通 新矢
昭 鎌田
真 横枕
俊哉 吉岡
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株式会社東新樹脂
芝茂造園建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 共に側板および底板を一体的に備えた複数の
FRP製コーナー部材とFRP製サイド部材とを、各底
板が排水底部を形成するように、連結してなる組立式植
栽枠である。この組立式植栽枠には、FRP製コーナー
部材およびFRP製サイド部材の各底板の外側の一部
に、順次高さの異なる凸形の足を設けて、側板に近い部
分から遠い部分に向かって低くなるように底板に傾斜が
形成されると共に底板の他の部分に排水用間隙が形成さ
れるように構成した。。 【効果】 耐候性、強度等の耐久性に優れており、しか
も軽量かつ組立て容易で、所望の大きさ、形状に組立て
ることのできる植栽枠を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、緑化のために屋上等に設置する組立式植栽枠に関する。
【従来の技術】
従来、屋上等の緑化のための大型の植栽構築物としては、屋上等に、ブロック や煉瓦を積んで所定の土囲いを構築したもの、あるいはコンクリート製のパネル で土囲いを構築したもの等が知られている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の植栽構築物の材料は重く、大きいため、屋上等へのその運 搬は容易でない。しかもその設置後は、客土等を入れた植栽構築物の重みが建物 構造への多大の負担となり、屋上等の緑化の推進に大きな障害となっている。 本考案は、耐候性、強度等の耐久性に優れており、しかも軽量かつ組立て容易 で、所望の大きさ、形状に組立てることのできる植栽枠を提供することを目的と する。
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の組立式植栽枠は、共に側板および底板を一 体的に備えた複数のFRP製コーナー部材とFRP製サイド部材とを、各底板が 排水底部を形成するように、連結してなる組立式植栽枠であって、FRP製コー ナー部材およびFRP製サイド部材の各底板の外側の一部に、順次高さの異なる 凸形の足を設けて、側板に近い部分から遠い部分に向かって低くなるように底板 に傾斜が形成されると共に底板の他の部分に排水用間隙が形成されるように構成 したことを特徴とする。 前記FRP製コーナー部材およびFRP製サイド部材の各側板には、その上端 縁を内側に折り曲げた鍔縁を設けるのが好ましい。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基ずいて説明する。実施例1 図1は、本考案の一実施例の組立式植栽枠の斜視図である。図2は、本考案の 一実施例の組立式植栽枠の組立てに使用するためのコーナー部材の斜視図である 。図3は、本考案の一実施例の組立式植栽枠の組立てに使用するためのコーナー 部材の側面図である。図4は、本考案の一実施例の組立式植栽枠の組立てに使用 するためのサイド部材の斜視図である。図5は、本考案の一実施例の組立式植栽 枠の組立てに使用するためのサイド部材の側面図である。 本考案の組立式植栽枠1は、FRP製コーナー部材2とFRP製サイド部材3 とから組立てられている。 図2及び図3に示すFRP製コーナー部材2は、底板4と二面の側板5、5′ とを一体的に備えている。側板5、5′同士は互いにほぼ直角をなすように構成 されており、側板5あるいは5′と底板4とは互いに直角よりやや大きな角度を 持つように構成されている。すなわち、このコーナー部材2は、側板の内側(す なわち二面の側板に囲まれる角度が小さい側)に底板を備えたコーナー部材(以 下内側コーナー部材ということがある。)である。 コーナー部材2の側板5、5′の上端縁には、その所定部分を内側に折り曲げ た上端鍔縁6を設ける。コーナー部材2の側板5、5′の両側端縁には、その所 定部分を内側に折り曲げて連結用の側端鍔縁7、7′を設け、この側端鍔縁7、 7′には他のコーナー部材あるいはサイド部材と連結するためのボルト貫通用の 穴8を1以上設ける。 コーナー部材2の底板4の一部に、底板の外側に向かって連続的に順次高さの 異なる凸形の足9を設ける。底板4の最内側端部においても凸形の足9が底板4 から所定の高さとなるようにすることにより、植栽枠を組立てた場合に、底板4 は側板5に近い部分から遠い部分に向かって低くなるように傾斜すると同時に、 底板4の他の部分が排水用間隙10を有する構造となる。足9の角端部には、正 方形の切り欠き部を設けるのが好ましい。 図4及び図5に示すFRP製サイド部材3は、底板4と側板5とを一体的に備 えている。底板4と側板5とは互いに、直角よりやや大きな角度を持つように構 成されている。 サイド部材3の側板5の上端縁には、その所定部分を内側に折り曲げた上端鍔 縁6を設ける。サイド部材3の側板5の両側端縁には、その所定部分を内側に折 り曲げて連結用の側端鍔縁7、7′を設け、この側端鍔縁7、7′には他のサイ ド部材あるいはコーナー部材と連結するためのボルト貫通用の穴8を1以上設け る。 サイド部材3の底板4の一部に、底板の外側に向かって連続的に順次高さの異 なる凸形の足9を設ける。底板4の最内側端部においても凸形の足9が底板4か ら所定の高さとなるようにすることにより、植栽枠を組立てた場合に、底板4は 側板5に近い部分から遠い部分に向かって低くなるように傾斜すると同時に、底 板4の他の部分が排水用間隙10を有する構造となる。 図1に示す本考案の一実施例の植栽枠1は、4つの内側コーナー部材2と8つ のサイド部材3とから、内側コーナー部材2、サイド部材3、サイド部材3の組 み合わせを順次繰り返して、これら互いのボルト貫通用の各穴8をボルト及びナ ットにより連結することにより、正方形に組立てられている。組立てられた植栽 枠1の底板4に囲まれた底部には、排水底部11が形成される。 コーナー部材とサイド部材あるいはサイド部材同士の最内側接触端縁同士は、 H形の連結子により連結保持するのが好ましい。 FRP製コーナー部材、FRP製サイド部材の内面には、マイクロバルーンを 内包したポリエステル短繊維不織布等の補強材をポリエステル樹脂によりはり付 けて、前記各部材を補強するのが好ましい。さらに、FRP製コーナー部材、F RP製サイド部材の外面には、水系エポキシ樹脂、アクリル樹脂等を適宜凹凸状 に吹きつけ、その表面にウレタン塗膜、アクリル塗膜等の樹脂塗膜を設けて、表 面強度、耐侯性の改善つまり耐久性の向上を図るのが好ましい。FRP本体、各 塗膜は所望により着色することもできる。実施例2 図6は、本考案の一実施例の組立式植栽枠を使用したプランターの斜視図であ る。 このプランター12は、実施例1の組立式植栽枠1と、その底板4および排水 底部11を覆うように配置される底面マット13とから構成される。底面マット 13は、排水と客土等の保持を適切に行うために配置するものであり、通水性か つ通気性のフェルト状のものが好ましい。実施例3 図7は、本考案の一実施例のコの字形の組立式植栽枠を使用したプランターの 平面図である。 この組立式プランター12は、コの字形の組立式植栽枠1と、その底板4およ び排水底部11を覆うように配置される底面マット13とから構成される。 本実施例の組立式植栽枠1は、6つのFRP製内側コーナー部材2と6つのF RP製サイド部材3と2つのFRP製外側コーナー部材2′とから、図7に示す 組み合わせ順序で、内側コーナー部材2、外側コーナー部材2′、サイド部材3 のボルト貫通用の各穴8をボルト及びナットにより連結することにより、コの字 形に組立てられる。 本実施例におけるFRP製内側コーナー部材2、FRP製サイド部材3および 底面マット13は、実施例1及び2におけるそれらと同じものである。 本実施例におけるFRP製外側コーナー部材2′は、底板4と二面の側板5、 5′とを一体的に備えている。側板5、5′同士は互いにほぼ直角をなすように 構成されており、側板5あるいは5′と底板4とは互いに直角よりやや大きな角 度を持つように構成されている。すなわち、このコーナー部材2′は、側板の外 側(すなわち、二面の側板に囲まれる角度が大きい側)に底板を有するコーナー 部材(以下外側コーナー部材ということがある。)である。 外側コーナー部材2′の側板5、5′の上端縁には、その所定部分を内側に折 り曲げた上端鍔縁6を設ける。外側コーナー部材2′の側板5、5′の両側端縁 には、その所定部分を内側に折り曲げて連結用の側端鍔縁7、7′を設け、この 側端鍔縁7、7′には他のコーナー部材あるいはサイド部材と連結するためのボ ルト貫通用の穴8を1以上設ける。 外側コーナー部材2′の底板4の一部に、底板の外側に向かって連続的に順次 高さの異なる凸形の足9を設ける。底板4の最外側端部においても凸形の足9が 底板4から所定の高さとなるようにすることにより、植栽枠を組立てた場合に、 底板4は側板5に近い部分から遠い部分に向かって低くなるように傾斜すると同 時に、底板4の他の部分が排水用間隙10を有する構造となる。
【考案の作用および効果】
本考案の組立式植栽枠はFRP製であり、またコーナー部材とサイド部材との 連結も強固に行える構造であるため、従来のブロックや煉瓦あるいはGRC(ガ ラス繊維強化セメント)等の土囲いに比べて、軽量で建物に負担をかけず、強度 、耐侯性共に優れており、半永久的に使用することができるほど耐久性が高い。 特に、コーナー部材、サイド部材に、例えば、補強材をはり付けたり樹脂塗膜を 設けて補強すれば、さらに耐久性が向上する。 また、本考案の植栽枠の底板には凸形の足を設けて、底板に傾斜を設けかつ排 水用間隙を形成するように構成したので、排水がスムースに行われ、特別の排水 溝を設ける必要がない。そのため、本考案の植栽枠は、その設置場所に制限がな く、既存のコンクリートの屋上等にも防根シートを敷いて、その上に組み立て設 置することができる。 さらに、本考案の植栽枠は簡易な組立式であるため、そのコーナー部材および サイド部材はコンパクトな大きさで、その梱包や運搬が容易であり、その組立、 設置も容易で、花壇等の構築工事をわずかの手間で短期間に行うことができ経済 的である。 しかも、本考案により、種々のコーナー部材、サイド部材を適当に組み合わせ ることによって、様々な形状、大きさの植栽枠およびプランターを提供できるの で、特に現在、大きな問題となっている都会のヒートアイランド化を、効率的か つ簡易な方法による緑化によって、緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の組立式植栽枠の斜視図で
ある。
【図2】 本考案の一実施例の組立式植栽枠に使用する
コーナー部材の斜視図である。
【図3】 本考案の一実施例の組立式植栽枠に使用する
コーナー部材の側面図である。
【図4】 本考案の一実施例の組立式植栽枠に使用する
サイド部材の斜視図である。
【図5】 本考案の一実施例の組立式植栽枠に使用する
サイド部材の側面図である。
【図6】 本考案の一実施例の組立式植栽枠を使用した
プランターの斜視図である。
【図7】 本考案の一実施例の組立式植栽枠を使用した
プランターの平面図である。
【符号の説明】
1 組立式植栽枠 2 FRP製コーナー部材 3 FRP製サイド部材 4 底板 5 側板 9 足 12 組立式プランター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横枕 真 東京都世田谷区祖師谷1丁目11番12号 芝 茂造園建設株式会社内 (72)考案者 吉岡 俊哉 東京都世田谷区祖師谷1丁目11番12号 芝 茂造園建設株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共に側板および底板を一体的に備えた複
    数のFRP製コーナー部材とFRP製サイド部材とを、
    各底板が排水底部を形成するように、連結してなる組立
    式植栽枠であって、 前記FRP製コーナー部材およびFRP製サイド部材の
    各底板の外側の一部に、順次高さの異なる凸形の足を設
    けて、側板に近い部分から遠い部分に向かって低くなる
    ように底板に傾斜が形成されると共に底板の他の部分に
    排水用間隙が形成されるように構成したこと、を特徴と
    する前記組立式植栽枠。
  2. 【請求項2】 前記FRP製コーナー部材およびFRP
    製サイド部材の各側板に、その上端縁を内側に折り曲げ
    た鍔縁をさらに設けてなる請求項1に記載の組立式植栽
    枠。
JP1992058430U 1992-07-29 1992-07-29 組立式植栽枠 Expired - Lifetime JPH0728832Y2 (ja)

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