JPH06233961A - レンズの塗布方法 - Google Patents

レンズの塗布方法

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JPH06233961A
JPH06233961A JP5045781A JP4578193A JPH06233961A JP H06233961 A JPH06233961 A JP H06233961A JP 5045781 A JP5045781 A JP 5045781A JP 4578193 A JP4578193 A JP 4578193A JP H06233961 A JPH06233961 A JP H06233961A
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JP
Japan
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lens
coating
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paint
tool
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Shuji Mukoyama
修二 向山
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1液性または2液性塗料の別なく、被レンズ
1の塗料面2に発生する塗料溜りや塗りムラを防止し、
精度良く安定した塗布面を得る。 【構成】 回転している被レンズ1の塗布面2に塗布具
3を当接した後に微動させて塗料4を塗布する。その
後、被レンズ1の回転中心軸と平行な方向に塗布具3を
移動させて被レンズ1の塗布面2近傍より離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ系におけるフレ
アーやゴースト等の発生を防止する目的で、レンズの側
面に黒色系の塗料を塗布するレンズの塗布方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズの側面(外周面)に黒色系
の塗料を自動塗布する方法として、例えば特開平3−2
96459号公報記載の発明がある。上記発明の自動レ
ンズ黒塗り機は、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方
向に塗布具を移動して塗布具を塗布面に接触させ、一定
量塗布した後、レンズの塗布面に対してほぼ垂直な方向
に塗布具を移動して塗布具を塗布面より離脱させるもの
である。
【0003】ここで、塗布具は、レンズの塗布面に対し
てある圧力が掛けられた状態で塗布面と接している。レ
ンズの塗布面に対する塗布具の圧力は、コイルばねによ
って適正圧力に保たれている。
【0004】この適正圧力とは、塗布具による塗布の
際、レンズに塗布具が当接することによって塗布した塗
料が再び掻き取られてしまわないように、レンズの側面
に適当な厚さで塗料を塗布することができる程度の圧力
をいう。そして、この圧力を増減することにより、塗布
する塗料の厚さが決まる。
【0005】つまり、塗料は、塗布面に対する塗布具の
圧力が大きいほど薄く、圧力が小さいほど厚く塗布され
る。従って、コイルばねの強さは、塗布する塗料の厚さ
が所定の厚さとなるように設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術においては、塗布具はコイルばねによってレンズへ当
接し続けるように押圧されているので、塗布した塗料を
塗布具が掻き取ってしまうことがある。また、塗布する
塗料の厚さがある所定の厚さとなるようにコイルばねの
強さを設定しても、レンズの大きさ,塗布する幅および
塗布する厚さより求められる塗料の量よりも多くの塗料
が塗布具に保持された場合、レンズに対する塗布が完了
しても塗布具に塗料が残留してしまう。
【0007】従って、このような場合、塗料が塗布具に
残留したまま塗布具を塗布面より離脱させることになる
のであるが、上記装置によると、塗布具の離脱する方向
はレンズの回転中心に対してほぼ垂直な方向(塗布面に
対してほぼ垂直な方向)であるため、レンズの塗布面上
の塗布具が離脱した位置に、塗布溜りや塗布ムラを生じ
てしまう欠点があった。
【0008】因って、本発明は前記従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、塗布具が塗布した塗料をかき
とることなく、また、塗布具をレンズより離脱させると
きに塗布溜や塗布ムラを生じないレンズの塗布方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズ側面に
塗布具を近接させてレンズを回転させることにより塗料
を塗布するレンズの塗布方法において、前記塗布具をレ
ンズ側面へ当接した後に所望の塗膜厚分だけ微動して塗
布を行い、その後、レンズの回転中心軸と平行な方向に
塗布具を移動させてレンズ側面近傍より離脱させる塗布
方法である。
【0010】
【作用】本発明では、塗布具をレンズ側面へ当接した後
に所望の塗膜厚分だけ微動して塗布することにより、塗
布終了後の塗布面の塗料を掻き取ることがなく、塗布ム
ラの発生を阻止できる。また、レンズへの塗布後、レン
ズの回転中心軸と平行な方向に塗布具を移動させてレン
ズ側面近傍より離脱させることにより、塗布具が塗布面
から垂直離脱することにより発生する塗り溜りを防止で
きる。
【0011】
【実施例1】図1〜図5は本実施例の塗布工程を示し、
図1〜図3は正面図、図4および図5は横断面図であ
る。1は回転自在に保持された被レンズで、この被レン
ズ1の回転中心軸は水平に保持されている。3は移動自
在に保持された塗布具で、この塗布具3の先端上部3a
には塗料4が保持されている。
【0012】本実施例では、心出しが終了した後、回転
している被レンズ1側面の塗布面2に対し、塗料4を保
持した塗布具3が当接する(図1参照)。塗料4は、被
レンズ1の回転方向および、塗布具3と被レンズ1との
当接(近接)関係により、塗布具3と被レンズ1の塗布
面2との間に挟まれて巻き込まれるかたちで被レンズ1
の塗布面2に塗布される。
【0013】この時、塗膜厚は前述塗布面2と塗布具3
との当接(近接)間隔により決定される。塗布の終了し
た塗料4が被レンズ1の回転により再度塗布面2と塗布
具3との間を通過する際、塗布面2と塗布具3との間隔
よりも厚い塗膜4aは塗布具3に掻き取られて塗布具3
の先端上部3aに塗料溜4bが発生する(図2参照)。
【0014】次に、塗布具3を被レンズ1の塗布面2に
対してほぼ垂直方向(鉛直方向)へ微動させる(図3
中、矢印にて示す水平方向)。その微動量は、塗布する
塗料の粘度によって異なるものであるが、通常の塗料で
あれば0.05〜0.5mm程度である。これにより、
被レンズ1の塗布面2と塗布具3との間に任意の間隔を
設ける。塗料4は被レンズ1の回転に従い、被レンズ1
の塗布面2と塗布具3との間隔から任意の塗膜厚が設定
される(図3および図4参照)。
【0015】次いで、塗布具3を被レンズ1の回転中心
軸と平行な方向、すなわち被レンズ1の塗布面2に対し
て平行に移動させて被レンズ1の塗布面2近傍より離脱
させる(図5参照)。
【0016】本実施例によれば、被レンズの塗布面に発
生する塗料溜りや塗りムラを防止できる。
【0017】
【実施例2】図6は本実施例を示す正面図である。本実
施例は、前記実施例1が被レンズ1の塗布面2に塗布具
3を当接した後、塗布面2に対して塗布具3をほぼ垂直
方向(水平方向)へ微動したのに対し、塗布具3を塗布
面2に対してほぼ水平方向(図6中、矢印にて示す鉛直
方向)に微動させる。これにより、被レンズ1の塗布面
2と塗布具3との間隔を調整し、塗りムラの防止および
塗膜厚の設定を行う。以下、前記実施例1と同様であ
り、その説明を省略する。
【0018】本実施例によれば、前記実施例1と同様な
効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るレンズ
の塗布方法によれば、1液性塗料または2液性塗料の別
なく、被レンズの塗布面に塗料溜や塗りムラが発生する
ことを防止でき、精度良く安定した塗布面を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す正面図である。
【図2】実施例1を示す正面図である。
【図3】実施例1を示す正面図である。
【図4】実施例1を示す横断面図である。
【図5】実施例1を示す横断面図である。
【図6】実施例2を示す正面図である。
【符号の説明】
1 被レンズ 2 塗布面 3 塗布具 4 塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ側面に塗布具を近接させてレンズ
    を回転させることにより塗料を塗布するレンズの塗布方
    法において、前記塗布具をレンズ側面へ当接した後に所
    望の塗膜厚分だけ微動して塗布を行い、その後、レンズ
    の回転中心軸と平行な方向に塗布具を移動させてレンズ
    側面近傍より離脱させることを特徴とするレンズの塗布
    方法。
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